昨日28日(土)は、5度目の金ヶ崎駒ケ岳・キッツ川の遡行!去年の9月7日に北上山岳会のtbfさんらにより開拓されたキッツ川右俣右沢(ダイレクトルート)を単独で遡行して参りました。これでほぼ全てのキッツ川を遡行したことになります。
厳密言うと経塚山に突き上げる本流(左俣左沢)は未遡行ですが、最近の情報によると夏油温泉~経塚山登山口に至る林道が大雨の影響で洗堀され車でのアプローチが困難になったとのことです。去年、2023年8月時点では問題なく走行出来たのに。トラス橋が完成したのが2022年11月ですから、わずか1年ちょっとで走行困難になってしまったことが残念です。
キッツ川開拓の歴史を紐解くと、つい最近なんです。ここ岩手にはまだまだ世に知られていない名渓が眠っているようで、開拓の醍醐味を味わうことが出来る魅力は計り知れません。岩手山の焼切沢や五葉山の桧山川しかり。実は…遡行はされているが、世に公表されていない沢も多々あるように思われますが…。
【キッツ川開拓の歴史】①右俣右沢(北上山岳会ルート)2020年8月17日北上山岳会の3名により初遡行される。②右俣左沢(酔いどれルート)2023年8月11日 私と秋田のSさんの2名により初遡行。③左俣右沢(天国の回廊ルート)2023年8月23日 北上山岳会と私、6名により初遡行。④右俣右沢(ダイレクトルート)2023年9月7日 北上山岳会の2名により初遡行。⑤左俣(640m支流)2024年6月29日 私と秋田のSさんWさんの3名により初遡行。
お勧めは…②と③と⑤でしょうか。特に③は三ツ星ルートですが、林道が洗堀された今は、経塚山の登山口から夏油温泉まで林道歩きを強いられてしまいます。それを回避したいのであれば、⑤を標高980mまで遡行し尾根を乗越し③を下降する周回コースが魅力的(一番面白くて充実する)だと思います。足の揃ったメンバーであれば、十分可能だと思われます。
さて、今回の遡行記録を簡単にご紹介いたします。現在、八郎橋は工事中でした(11月14日まで)。幸い休日で工事が行われていなかったようで、いつも通り八郎橋手前に車を停めることが出来ました。ラバー沢靴でのゴルジュ帯突破を試したくて、今回は橋下から入渓!3度目のゴルジュ帯なので問題なく通過出来ました。
ラバーの沢靴にまだ慣れておらず、違和感を覚えながら遡行!秋特有のヌメリが出始めており、転ばないように慎重に歩いたせいか?時間が掛かってしまいました。確かにヌメリの岩にはラバーは滑って難儀しますが、滝の高巻きやツメのヤブ漕ぎ、下山時の登山道歩きには威力を発揮します。トータルで考えてフェルトとラバーのどちらを選択するか?なのだと思います。
標高775mの二俣を左へ入るとダイレクトルートになります。山頂にダイレクトに突き上げることから「ダイレクト」という名が付いたようです。ここから先は未経験でしたが、tbfさんのヤマレコの記録が参考になりました。一気に水量が減りショボイ感じの沢になりますが、小滝やナメが断続的に続き、それなりに楽しめました。
山頂にダイレクトに突き上げるためには、標高960mの枝沢(気を付けていないと見落としてしまう小さな枯沢)を右へ進みます。沢形は標高1090mで完全消失しヤブに突入!ヤブを漕ぐこと15分で登山道に出て、そこから30秒も掛からず山頂に到着しました。キッツ川、単独の場合、入渓場所と下山場所が離れているため、車の回収が問題となります。
で、登山道の標高800mより枝沢を利用して下降「林道歩きのショートカット」ルートを考えました。思いの外、ヤブが薄くて助かりましたし、直ぐに沢に合流することが出来ました。この沢は滝がなくゴーロ沢ゆえ下降に適した沢で大幅な時間短縮が出来たと思います。
沢下降30分、降り立った林道から車デポ地の八郎橋まで10分、合計40分でした。山頂から車デポ地の八郎橋まで実質1時間15分で下山出来ましたので、うがい清水登山口まで一般登山道を下るのとそれほど変わりない時間で下山できた感じです。
下山後は、いつもの金ヶ崎温泉・駒子の湯(600円)にて汗を流しました。帰路、北上に今年の6月14日オープンした「かつや」にてランチタイム、ソースカツ丼(616円)を食べました♪登り3時間50分、下り1時間30分。合計5時間20分の山行でした。これでひとまずキッツ川は卒業です。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。真ん中の写真はダイレクトの大滝10m、右岸より高巻きました。ご興味のある方はご覧下さいね!
秋分の日の三連休は、連日の大雨(警報が出るほどの土砂降り)でしたので、沢へ行けず結局三日間ひたすら仕事に没頭!てなわけで、本日24日(火)は自分へのご褒美として代休を取り沢へ行くことに!昨日までの大雨続きで一体どこの沢へ行ったらよいのやら…。思案した結果、増水していても楽しめる沢で、エスケープが容易な岩手山の焼切沢へ行くことに決定!
「増水していても楽しめる沢」というのは?実は私…この焼切沢は過去10回遡行していて(今回で11回目)全てのルート(直登や高巻き等)を熟知しており、増水時も楽しめて、さらにラバー沢靴の検証をしたい!という目的でこの沢を選びました。沢登りを始めて33年、私の足裏感覚はすっかりフェルト仕様になっていますので、フェルトとラバーの違いを体で感じたい!
今回の大雨の影響で、どれほど増水しているのかな?とワクワクしながら入渓したのですが、思いの外 増水しておらず拍子抜けしました(過去、もっと増水時に遡行経験あり)。岩盤の沢ですので、増水が早いですが、減水も早いようです。焼切沢では、驚くほどラバーの沢靴がバチ効き!なにこれ?って感じでした。まったく滑らないのですよ~!斜度のある岩もへっちゃらでした。ラバーとフェルト、沢によっては、これほどの違いがあるのか!とビックリです。
フェルトでは困難な傾斜のある岩にも足を置けてガンガン登れちゃいます。まるでクライミングシューズのようで、自分が上手くなったのかな?と勘違いしてしまいそうでした。焼切沢の岩質は、まさにラバー向け!ラバー沢靴の威力をいかんなく発揮したように思います。
でも、やっぱり慣れていないせいか?ラバーの怖さがあります。「この岩、大丈夫かな?滑らないかな?」と確認しながら慎重に遡行しました。左手首を骨折した早池峰山の大作沢では、いきなり滑って落ちてしまったので、ラバーに対する恐怖心がまだ残っているようです。
今回の遡行、水の冷たさにビックリ!足が痺れてしまうほど冷たかったです。こんな冷水の中にドボンしたら大変です。絶対に落ちたくない!出来るだけ濡れたくない!と思いながら遡行を続け、全行程4時間弱で山行終了!お天気はメチャクチャ良くって、岩手山もバッチリ見え最高に楽しかったです。下山後は、ユートランド姫神にてランチ&入浴♪「岩手山定食:杜仲茶ポーク生姜焼き定食(1,050円)」を食べて温泉に入ってゆっくり過ごしました。
お昼過ぎには帰宅!夕方 突然の仕事が入り現実に戻されましたが、充実した一日を過ごすことが出来ました。今回の遡行、骨折した左手首に痛みが出なくて安堵!大丈夫そうです。上の写真は焼切沢で一番美しい幅広滝にて。ラバーの沢靴だと、この程度の斜度の滝でも好きな所を楽に登れちゃいます。下の写真は第3ゴルジュ帯の出口に掛かる滝にて。平水時であれば右(左岸)から直登できますが、冷水シャワーを嫌って高巻きました。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね!
本当はこの三連休、福島へ沢遠征に行く予定で楽しみにしていましたが、無情の雨…。しかも、大雨ですよ…。この雨量では沢登りは絶望的で諦めがつきます。やっと怪我も治り沢に復帰できた!と思ったのにね。福島遠征は10月のお楽しみかなぁ~?
てなことで、連休中は、山へも行けず仕事三昧(授業とパソコンの勉強)です。嬉しいことに、当校の新講座「モダンエクセル講座」の「Power BI Desktop(パワーBI)を学びたい!」と生徒さんからリクエストをいただき「シッカリ教えられるように!」と、その勉強にも励んでいます。触っていないと忘れてしまいますものね。
そうそう、昨日アマゾンを見ていたら…パソコン用のスピーカーが目に入り、思わず買っちゃいました~!人気ナンバーワンの商品で、さらにタイムセールでお安くなっていたのです。何と1,490円ですって。FUNLOGY(ファンロジー) Speakerで、現在人気急上昇の商品!日本ブランドといことも嬉しいです。
で、実際に使ってみた感想は?性能は総合で14Wのステレオスピーカー、USB給電型の3.5㎜ピンジャック接続。音がクリアなことに驚きました。低音がシッカリ聞こえるのもこのスピーカーの特徴のようです。このクオリティで1,500円以下で買えるのですからコスパ最高!驚きです。ご興味ある方は「安すぎ。信じられないコスパのPCスピーカー出たぞ!(YouTube)」をご覧下さいませ~♪細かい音の設定(自分好みの音)は、Equalizer APO(無料アプリ)を使って調整出来ますよ。
PS.今朝の盛岡の気温は12度しかなく、あまりの寒さに今シーズン初の暖房(ストーブ)を入れました。数日前まで30度の夏日が続いたと思ったら…この気温差のギャップに驚いています。体調管理に気を付けなくっちゃね!
7月21日に大作沢(早池峰山)の遡行中に右手首を骨折し約2ヶ月(57日)が経ちました。復帰第一弾の沢に選んだのが、大作沢右俣の偵察山行です。大作沢、正直言ってとっても面白い!滝の連続でほぼ全て直登可能!しかし…ツメのヤブ漕ぎ(ハイマツ)と下山が長いのがネックです。ヤブ漕ぎ2時間10分、登山道に出てからの下山が、3時間30分。沢を離脱し下山まで合計5時間40分も掛かってしまうのですよ。
で、何か良い方法(効率的に遡行できる方法)はないものか?と2万5千分の一地形図とにらめっこし、あれこれ思案した結果、大作沢右俣を下降するのが一番良いのでは(効率的では)ないか?と思い付いたのです。しかし、右俣は、まったく遡行記録がなく未知の沢なので、本番前にリスク回避したくてこの度 偵察山行を組んでみました。
【遡行前の疑問】①右俣のメインとなる沢形はどこへ突き上げるのか?②水はどこで枯れるのか?沢形はどこまで続き、どこからヤブ漕ぎを強いられるのか?またヤブの濃さは?③本流同様、右俣は滝が連続するのか?④下降に適した沢なのか?難所の有無と下降に要する時間は?これらの疑問を解明したくて遡行してみることにしました。
どんな沢なのか?まったく分からないので、三つ道具を含めたフル装備で挑みました。2ヶ月振りの沢登りでワクワク・ドキドキ状態の私…。秋特有のヌメリが出始めており、ラバー沢靴での遡行に神経を使いました(特に沢下降時)。ラバーの場合、いきなり滑るので気が抜けないです。怪我した右手から転ぶのだけは、絶対に避けなければ…。今回は、行けるところまで遡行し、同沢下降としました。
【偵察後の回答】①標高1200mより徐々に右へズレていき、結果1500m尾根上に突き上げる模様(想定していたのと違っていた)②沢形はどこまで続くか?トラバースのため離脱した1360mでも沢形は顕著であったことから推測すると1500mの尾根直下まで続いていると思われる。
沢では、概ねヤブ漕ぎなし。但し、1360mから沢を離脱し1400m尾根上までのトラバース間でヤブ漕ぎあり(薄いところを上手くつなぎ合わせていく)。③滝はほとんどなく、ゴーロ主体の沢だった。④難所はなく下降向きの沢だと言える(ロープ不要)。下降に要する時間は2時間~2時間30分。
【結論】大作沢本流遡行時の「1,390m沢離脱地点」より標高差20mほど登り、尾根を目指してトラバース(70m)、その後、右斜め45度の角度で約200mトラバースすると1,360mの沢形に合流する。大作沢右俣の沢下降は、約2時間~2時間30分。大作沢遡行(青ライン)~1,390m沢離脱地点~右俣下降(白ラインと赤ライン))の周回ルートに要する遡行時間は、5~6時間だと推測される(早池峰山経由で下山するより4時間の短縮)。
下山後は、矢巾温泉へ移動しランチ&温泉&読書♪マッタリ過ごしました。久し振りの沢登りだったせいか?とても疲れました。今朝起きたら、筋肉痛がひどくて…。2ヶ月のブランクで体力低下は否めません。でも、久し振りに沢登りが出来て、とっても嬉しかったです。沢自体はゴーロ主体の沢で魅力に欠けましたが、様々な謎が解けて満足しました。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね!
登山や雪山、沢登りでは、山のお天気がとても重要です。厄介なことは、下界のお天気と山のお天気では異なる場合がある!ということ…。特に沢登りや雪山では天気の読みを間違えると痛い目に遭います。これまで様々な有料・無料のお天気アプリやお天気サイトを試してみた結果、精度が高く使いやすい私の一番のお気に入りアプリをご紹介致します。皆様のご参考になれば嬉しく思います。
ご存じの方も多いと思いますが「Windy(ウィンディー)」という天気予報サイト(アプリ)です。スマホ用のアプリ版とパソコンのウェブ版があり、どちらも無料で使えます。かなり多角的に天気を分析できますし、精度が高い!との評判です。ただ…多機能ゆえ、使いこなすにはちょっと時間がかかるかも?です。
気象観測データを元に多種多様な気象情報を見ることができます。気象レーダーによる降雨の状況、風の向き、雨量、気温、雨雲の様子、海の波の高さなどがわかります。最大の特徴は、それらの情報を地図上に色や図形のアニメーションで表現し容易に把握できること。特に風の強さ(標高設定が可能、さらに最大瞬間風速もわかる)や雲(下層・中層・上層の標高別)の状態まで分かります。
全部で5つの天気予報モデル(ECMWF=イギリス、GFS=アメリカ、ICON=ドイツ、MBLUE=オーストリア、MSM=日本)で比較・検討できるのも嬉しいです(気象庁の予測モデル「MSM(メソモデル:局地モデル)」にも対応)。一番信頼度が高いのは、ECMWF(欧州)の予報モデルのようです。
私はプレミアム版(有料 2,190円/1年)を使っています。無料版とプレミアム版との違いは…①3時間予報→1時間予報。②1日2回更新(標準)→1日4回更新(高精度)③予報期間5日間→10日間、などなど。Windyを登山前に用いることで(もしくは、登山中でも)天候悪化を事前に予測し、安全で楽しい山行に貢献できる優れたお天気アプリだと思い、ご紹介させていただきました。
本日は、56日振りにみたけの運動公園 ボルダリング場にて仲間(8名)とクライミングを楽しんで参りました。右手首骨折以来ですので、無理せず手首に負担が掛からない易しいルートでウォーミングアップ的に登って来ました。ルートも一新されており、また2ヶ月振りということもあり、楽しいのなんのってぇ~!
久し振りにクライミング仲間達に会えて嬉しかったですし、会話も弾みとても楽しかったです。まだ完全復帰とまではいきませんが、ここまで長かったなぁ…。怪我した当初は、左手はまったく使い物にならず、車の運転は出来ないし、パンツすら履くことが出来ませんでした。怪我するものではないですね。ほんとに…。
怪我してからの日課…一日も早く治したい一心で毎朝5時30分に起きて、岩山まで1時間10分の散歩することを日課にしています。かれこれ2ヶ月間、毎日欠かさず実行しています。牛乳やヨーグルトなど、骨に良いとされているものを積極的に食べるようになりました。今週末からボチボチ沢へも復帰したい!と考えています。
まだ痛みがあり無理は出来ない状態ですが、クライミングも沢も、まずは易しいところから挑戦し徐々に慣らしていきたいと思っています。何はともあれ、クライミングが出来るだけでも、本日は嬉しく思ったほどです。あぁ~早く沢へも行きたいなぁ~!本日のクライミング時に仲間達から「酔いどれさん、沢へ連れて行ってください、ご一緒させてください!」と懇願されましたしね。完全復活の日が、とても待ち遠しいです。
9月7(土)~8日(日)で秋田県は三種町の石倉山公園キャンプ場のバンガローに泊まって参りました。バンガローに泊まるのは何年振りでしょうか?今回は、Fちゃんの「私もキャンプしてみた~い♪」とのリクエストにお応えしました。10時、道の駅あきた港に待ち合わせ!我が家より3時間掛かりました。
このキャンプ場、バンガロー(5人用)が一棟2,850円とは激安です!ちなみにテント泊の場合は、無料というから驚きです。当初はテント泊の予定でしたが(そのためにテントも購入)予約当時は雨の予報でしたし、Fちゃんのキャンプ初体験で雨では「嫌いになっちゃうかも?」と思い、快適さを求めてバンガローにしました。
今回のキャンプにあたり装備等の見直し&購入をしました。まずはテント…山岳用のテントに二人ではあまりにも狭すぎます。よって、クイックキャンプ(国産メーカー)のワンタッチテント3人用 QC-OT210n(8,982円)を購入!さらにFちゃん用にメルカリから寝袋の下に敷くマットも購入!「パイネ クラウドマット165」を6,500円(未使用)、新品で買うと11,300円です。
2~3人用のクーラーボックスも購入(キャプテンスタッグ 25L / アマゾンで3,780円)、ヨドバシドットコムよりキャンプ用の折り畳みフライパン(キャプテンスタッグ UH-4111 1,430円。)も買っちゃいました。さらに、ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パック Lサイズ2パックで3,034円も買っちゃいましたよ。
この石倉山公園キャンプ場、バンガロー泊の場合(2,850円)と、テント泊の場合(無料)扱いが異なるようです。まずは、炊事棟の場所がバンガロー泊用とテント泊用と別々でした。バンガロー泊用の場合は、まさにVIP待遇で中は広々していて何でも揃っていました。洗剤、タワシ、まな板、包丁、カセットコンロ、鍋、などなど。
さらにバンガロー泊専用のシャワー室までありました。脱衣所まであり、かなり立派なシャワー室で石鹸もありました。そうそう、焚き火用の薪まで貰うことが出来ました(無料)。まさにVIP待遇でこれで2,850円とは激安です。バンガローにして大正解でした。ちなみに、この日の宿泊者は我々だけだったようで、一番良い場所のバンガローに泊まらせていただきました。
7日(土)は、Fちゃんと合流後、能代エナジアムパーク→大潟村干拓博物館→マックスバリュ琴丘店(食料買い出し)→石倉山公園キャンプへ。8日(日)寒風山→男鹿水族館GAO→入道崎→八望台→道の駅おが(なまはげの里オガーレ)→道の駅あきた港。Fちゃん、すっかりキャンプが気に入ってくれて良かったです。「またキャンプしようね!」って。何とも嬉しい限りです。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね!
再来週あたりからボチボチ沢登りとクライミングの復帰に向けてウォーミングアップを始めようと思っています。医者から骨折して2ヶ月後の9月21日以降であれば沢もクライミングもOK!との承諾を得ています。21日からの三連休は、ちょっとした沢遠征に出掛けようと思い、本日は「沢計画」を練っておりました。
骨折した左手首、日常生活を送る分には不自由ありませんが、まだ違和感や痛みが残っていて、沢登り本番で果たしてどれだけ支障なく遡行できるか?まったく未知数なんです。それに…2ヶ月近くも沢へ行っていませんので、体力的にも不安があります。21日からの沢遠征本番前に近場の沢で左手首の状態を検証しなければ…と思っています。
いずれにせよ、先生曰く「21日以降、沢へ行っても良いけど、最低でも今年一杯は痛みが残ると思った方が良いよ!骨がくっついてからも、しばらくはあまり手首に負担を掛けないように!」と注意されました。よって、今年残り僅かな沢シーズン「沢泊の沢、長い沢、登攀的な沢は無理だろうなぁ~!」と諦めています。そんな状況の中で、遠征でどの沢を遡行するか?セレクトするのに大分悩み考えました。
条件としては…①遡行する山域は、安達太良、吾妻連峰、蔵王からセレクト ②短めの沢(日帰り可能な沢を2本)③単独(私の実力)でも遡行できそうな沢 ④登攀系よりも癒し系の沢 ⑤近くにベースに出来そうなキャンプ場と温泉があること。まだラバーの沢靴に慣れていないし、秋特有のヌメリにも注意しなくっちゃね。
毎年秋の連休には安達太良、吾妻、蔵王方面へ沢遠征するのが恒例!有名どころはほぼ全て入渓済みで、今回は怪我のこともあり沢選びに苦慮しました。出来れば、まだ遡行していない沢へ行きたくって…簡単過ぎず、難し過ぎずの沢にね。この遠征では①骨折後の左手首の状態を検証 ②ラバー沢靴のヌメリ対応の検証 ③体力の検証なども含まれています。
その遠征(遡行)結果いかんで10月の沢計画を考えよう!と思っています。とはいっても、毎年10月中旬頃には沢納めにしていますので、せいぜい2~3本しか入れそうにありませんが…。8月31日~9月1日で仲間と計画していた飯豊の沢へ行けなかったことだけが心残りです。来年は、仲間を誘って 吾妻三大名渓の一つ松川(次々現れる迫力ある滝とミルキーブルーの釜が魅力)そして、ポムチムさんとmooreeさん絶賛の蔵王・丸山沢へも行ってみたいなぁ~♪っていうか、絶対に行きますよ~!沢遠征、とてもとても楽しみです♪
左手首を骨折して6週間が経ちました。経過は良好で沢復帰に備えて本日は姫神山の周回コースをリハビリ兼ねて歩いて参りました。姫神山、思えば雪のある時期(冬)にしか登ったことがありませんでした。過去数えきれないほど登っている山なのに…雪のない時は、どんな感じなんだろう?と興味を抱き、姫神山に決定した次第です。
お手軽なハイキングコースですが、短時間(約3時間)で標高1,124mの姫神山の山頂経由で周回できるのが魅力ですし、お天気が良ければ岩手山含め絶景を望むことができる人気のルートでもあります。半日コースですので、午後の時間を有効に使えるのも魅力でもあります。
午前は姫神山を登って体力トレーニング、午後は矢巾温泉で骨折の湯治と休憩室での読書三昧!まったりした時間を過ごしました。先週は、歴史研究家のホームページ作成で日夜かなり頑張りましたので、自分へのご褒美として週に一度くらいは息抜きをしたいものです。読書三昧と言えば、最近は登山家の本ばかり読んでいます。
①『What's Next? 終わりなき未踏への挑戦』平出 和也著 ②『太陽のかけら アルパインクライマー 谷口けいの軌跡』大石 明弘著 ③『さよなら、野口健』小林 元喜著。で、今回読んでいる本が…④『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』河野 啓著です。登山家の本を読むことで、沢へ行けない不甲斐ない自分の山(沢)に対するモチベーションを高めている!って感じでしょうか。
それも、もう少しの辛抱!手首骨折、大した怪我ではありませんが、それでも「失ってはじめて気付く幸せってあるんだなぁ~!」って、つくづく思います。健康第一!この当たり前のことが身に染みています。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~!