キッツ川右俣右沢

- 金ヶ崎駒ケ岳 -

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キッツ川右俣 1

朝、村崎野の吉野家にて朝牛セット(398円)を食べパワーを付けて集合場所の金ヶ崎駒ケ岳登山口を目指します。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 2

私の車を登山口にデポし、Sさんの車(新車)で入渓地点の八郎橋を目指します。橋の手前のちょっとした広場に車を停めて遡行準備をします。5~6台駐車可。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 3

橋には立派な案内板までありました。林道はとてもフラットで、FF車でも問題なく走れます。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 4

この八郎橋より沢へ降りて遡行します。このキッツ川、2年前より目を付けていた沢ですが、先に北上山岳会さんに入られてしまったようです。お陰で遡行記録を参考にさせて頂きました。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 5

八郎橋を渡って直ぐ右手に踏み跡があり、それを利用して下ると楽に沢床へ降りられました。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 6

沢床へ降り立ち、いよいよ遡行開始です!

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 7

昨夜の雨で多少濁っていて増水気味でしたが、遡行上特に問題なさそうです。パートナーのSさんです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 8

おぉ~!いきなり絵になる光景です。ここは深い淵にないっていて左岸をへつります。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 9

その淵をへつるSさんです。ここは容易にへつれます。心配していたお天気も、まずまずでラッキーでした。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 10

その淵の出口にてSさんです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 11

その淵が終わると直ぐに核心部のゴルジュ帯に突入です。ここは右岸をへつって突破しました。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 12

ザイルを出してリードしながら後方確保者のSさんを撮影。ここ(右岸)をへつるのですが、結構微妙なバランスが要求されます。日頃クライミングに励まれている方であれば、難なくクリアできると思います。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 13

無事確保地点(下の写真の場所)に到着しました。今度はSさんの番ですが、ちょっと苦労している感じ(1回ドボン後、無事到着!)。ここが、この沢で一番楽しませれてくれる所です。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 14

ここが1ピッチ目の確保(ビレー)地点です。っていうか、足場が安定した場所は、ここしかありませんでした。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 15

2ピッチ目も安全を期してザイルを出しました。ここは左岸沿いにロープを伸ばしました(結果、ロープは不要だった感じ)。しかし、増水時は、大変かもしれませんので気を緩めないように!

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 16

赤丸のSさんのいる場所は、上の写真14です。そこで確保してもらい2ピッチ目もリードする私。ここも難なくクリア。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 17

2ピッチ目、どんどんロープを伸ばしながら進みます(容易)。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 18

今度はSさんの番です。Sさんも難なくクリア!下の写真19の場所が、2ピッチ目の確保(ビレー)地点です。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 19

2ピッチ目も無事突破し、くつろぐSさんです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 20

しかし、まだゴルジュ帯は続きます。このゴルジュ帯、なかなか美しい渓相でした。絵になる光景です。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 21

ここがゴルジュ帯の終出口です。あぁ~楽しかった~♪

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 22

ゴルジュ帯の出口にて。核心部のゴルジュ帯の長さは約200m、突破するのに40分要しました。この沢で、一番楽しませてくれるところです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 23

ゴルジュ帯が終わると、穏やかなゴーロになります。まさに「動と静」って感じです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 24

ゴルジュ帯が終わると直ぐに二俣(570m)になり、左俣は経塚山へ、右俣を進むと金ヶ崎駒ケ岳へと突き上げます。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 25

我々は、右俣へ進みますが水量が半減し沢の規模も小さくなります。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 26

今回、唯一高巻いた8m滝。ここは、ちょっと戻って左岸より高巻きました(容易)。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 27

高巻きながら、その8m滝を望みます。滝の直ぐ右側の泥壁を登るより、ちょっと遠回りになすが、こちらの方が楽だと思います。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 28

コケが綺麗♪奥多摩チックな渓相です。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 29

ゴルジュ帯が終わって直ぐの570m二俣から標高700mの二俣までは単調で退屈なゴーロ歩きが続きます。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 30

標高700mの二俣にて。どちらも美しいナメ小滝が掛かっています。左俣を進むと駒ケ岳の山頂へ、右俣を進むと下賽の河原付近に突き上げます。我々は、右俣へと進みます。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 31

その右の沢に入ると沢は一変!ナメと小滝が連続し、それなにり楽しませてくれます(全て容易に直登可能)。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 32

ナメを歩くSさんです。まさに「癒し」です。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 33

ちょっと美しい小滝も出てきます。どれもこれも快適に登れる滝ばかりです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 34

ナメ滝にてSさんです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 35

小滝を登るSさんです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 36

標高780m付近にある三段の滝です。ホールド豊富で容易に登れます。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 37

その三段の滝を登るSさんです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 38

三段の滝の終了点にて。ここ(標高785m)を右の沢へ入りツメていきます。試しに左沢へちょっとだけ進んでみましたが、倒木が凄かったです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 39

785mより右の沢へ入っても、まだ小規模なナメが続き気持ち良いです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 40

水が枯れた後でも歩きやすく、沢形が稜線(登山道)近くまで続いていました。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 41

最後、パヤパヤのヤブを漕ぐこと5分強で登山道へポンと出ました。ゴルジュ帯以外は、容易な(ちょっともの足りない感じの)沢で、そのギャップが大きいのが特徴です。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 42

快適な登山道を下ります。この沢の魅力は?この沢の魅力は…①ゴルジュ帯突破の面白さ ②ヤブ漕ぎ5分強 ③下山が楽(1時間) ④行程が短く寝坊した時や交流会用にいいかも。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 43

見事なブナです。下山中にSさんとこの沢のグレードについて協議しました。二人の結論は「2級下」ということになりました。ゴルジュ以外は、1級(甘く見て1級上)レベルです。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 44

は~い!無事下山しました!その後、車の回収をして温泉へGo!来年はぜひ、標高700mの二俣を左に入り駒ケ岳の山頂までツメてみたいと思っています。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 45

下山後は、一番近くにある温泉「金ヶ崎温泉 駒子の湯(500円)」にて汗を流し、お昼もここで食べました(週替わりランチ 700円)。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 46

お昼は、この「週替わり定食」を食べました。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 47

ボリューム満点で美味しかったです♪食後にアイスコーヒーも付いて700円とはコスパ良いです♪初めて入る沢は、ほんとワクワクして楽しかったです!

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 48

Sさんより後日頂戴した写真です。僭越ながら私です。核心部のゴルジュ帯にて。手に持っている愛用のカメラは、オリンパスのTOUGH TG-5です。

2020年9月11日撮影

キッツ川右俣 49

これもSさんより後日頂戴した写真です。核心部のゴルジュ帯にて私。もう直ぐ出口です。

2020年9月11日撮影

GPSの軌跡

<2020年9月11日(金)>
行動時間 4時間(休憩時間含む)
登り:3時間 / 下り:1時間

八郎橋(8時40分)~570m二俣(9時20分)~700m二俣(10時10分)~785m二俣(10時45分)~~登山道(11時40分)~駒ケ岳登山口(12時40分)
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