キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 15度目のキッツ川の遡行。去年の9月7日に北上山岳会のtbfさんらにより開拓されたキッツ川右俣右沢(ダイレクトルート)を単独で遡行して参りました。これでほぼ全てのキッツ川を遡行(本流の左俣左沢を除く)。八郎橋手前に車をデポするも何と工事中!たまたま本日の工事はお休みのようでした。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 2今回は、久し振りに下部ゴルジュ帯を巻かずに遡行することにします。八郎橋を渡り切った右岸の斜面より川へ降ります。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 3キッツ川へ降りる斜面に何と工事関係者用に立派なロープが設置されていました。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 4ゴルジュ帯の入り口です。絵になる光景です。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 5【キッツ川開拓の歴史】①右俣右沢(北上山岳会ルート)2020年8月17日北上山岳会の3名により初遡行される。②右俣左沢(酔いどれルート)2023年8月11日 私と秋田のSさんの2名により初遡行。③左俣右沢(天国の回廊ルート)2023年8月23日 北上山岳会と私、6名により初遡行。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 6④右俣右沢(ダイレクトルート)2023年9月7日 北上山岳会の2名により初遡行(本記録)。⑤左俣(640m支流)2024年6月29日 私と秋田のSさんWさんの3名により初遡行。お勧めは…②と③と⑤でしょうか。特に③は三ツ星ルートですが、林道が洗堀された今は、経塚山の登山口から夏油温泉まで林道歩きを強いられてしまいます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 7それを回避したいのであれば、⑤を標高980mまで遡行し尾根を乗越し③を下降する周回コースがお勧め!足の揃ったメンバーであれば、十分可能だと思われます。写真は、下部ゴルジュ帯の核心部、右岸をヘツル。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 8上記写真の微妙なヘツリを突破した先の光景です。まだゴルジュ帯が続きます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 9ここは、左岸側壁から突破しますが、容易です。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 10その側壁を登りながら撮影。落ちたくないところです。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 11なかなか美し~い♪2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 12この大岩でゴルジュ帯が終わります。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 13今突破したゴルジュ帯を振り返ります。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 14標高570mの二俣を右へ進みます。ちなみに左俣の方が水量豊富で美渓、そして面白いです。個人的には、右俣より左俣の方が好きです。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 155~6mの小滝ですが、シャワーを嫌って左岸より高巻きます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 16しばらく単調なゴーロ歩きが続きます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 17ちょっとした小滝が出てきますが、どれも容易です。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 18標高700mの二俣です。左沢(酔いどれルート)は去年2023年8月11日に遡行していますが、面白かったです(右俣の沢の中では一番のお勧め!)。今回は右沢へと進みます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 19ナメ滝が美し~い♪2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 20ラバーの感触を確認しながら小滝を登っていきます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 21小滝も出てきて飽きさせません。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 22標高775mの二俣です。右は北上山岳会ルート、左がダイレクトルートになります。今回は左のダイレクトへと進みます。このダイレクトルートは去年北上山岳会のtbfさんらによって初遡行されています。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 23ダイレクトの左沢へ入ると直ぐに8m滝が…。容易に見えましたがヌメリがひどくって、ラバーの沢靴で登るのはちょっと怖いかなぁ?怪我から復帰したばかりですし、安全を期して左岸尾根より小さく高巻きました。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 2412~13mほどの懸垂下降を強いられましたが、滝頭にドンピシャリ降り立つことが出来ました。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 25この滝も超ヌメヌメでした。フェルトだと問題なく登れただろうに、ラバーだと滑って全くダメでした。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 26ラバーの沢靴にまだ慣れておらず、違和感を覚えながら遡行を続けます。秋特有のヌメリが出始めており、転ばないように慎重に歩いたせいか?時間が掛かってしまいました。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 27確かにヌメリの岩にはラバーは滑って難儀しますが、滝の高巻きやツメのヤブ漕ぎ、下山時の登山道歩きには威力を発揮します。トータルで考えてフェルトとラバーのどちらを選択するか?なのだと思います。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 28標高860mにある大滝10m滝です。登れそうになく右岸より高巻きました。ラバーの沢靴だと高巻きも超楽ちんです。フェルトだと微妙なな所もガンガン進めます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 29その大滝の上は多段の滝が続いていました。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 30沢の規模はショボイですが、ナメが断続的に続きます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 31私のラバーの沢靴(モンベルのサワークライマー)まだ慣れないなぁ~!滑る岩と滑らない岩を見極めながら遡行するので、時間が掛かってしまいます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 32標高960mで右沢(枯沢)へと進路を変えます。注意していないと見落としてしまうほど小さな沢です(見落としてしまった)。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 33沢形は標高1090mで完全に消失してしまいました。山頂まで標高差40mなのですが、ヤブ漕ぎを強いられます。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 34濃いところと薄いところがあります。登山道に近づくにつれて薄くなってきました。もう直ぐ登山道です。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 35ヤブを漕ぐこと15分で山頂手前の登山道に出ました!ここより30秒で山頂でした。まさに山頂への「ダイレクトルート」です。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 36八郎橋から3時間50分で金ヶ崎駒ケ岳の山頂に到着♪2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 37山頂からの展望です。左から牛形山(1,339.4m)~白っ子森(1,229m)、右に鷲ヶ森山(1,207.1m)。紅葉が始まっていました。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 38キッツ川、単独の場合、入渓場所と下山場所が離れているため、車の回収が問題となります。で、登山道の標高800mより枝沢を利用して下降「林道歩きのショートカット」ルートを考えました。思いの外、ヤブが薄くて助かりました。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 39直ぐに沢に合流することが出来ました。この沢は滝がなくゴーロ沢ゆえ下降に適した沢で大幅な時間短縮が出来たと思います。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 40沢の下降中に見かけた立派な大木!この大木が見えたら林道は直ぐそこです。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 41沢を下ること30分、ふぅ~!林道に出ました!ここより10分ほどで八郎橋の車デポ地に到着しました。山頂から車デポ地の八郎橋まで実質1時間15分で下山出来ましたので、うがい清水登山口まで一般登山道を下るのとそれほど変わりない時間で下山できた感じです。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 42下山後は、いつもの金ヶ崎温泉・駒子の湯(600円)にて汗を流しました。これでひとまずキッツ川は、卒業です。2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 43。帰路、北上に今年の6月14日オープンした「かつや」にてランチタイム、ソースカツ丼(616円)を食べました♪2024年9月28日撮影 |
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キッツ川右俣右沢(ダイレクトルート) 44左手首を骨折して2ヶ月と一週間、やっとまともに遡行できるようになりました。でも、ブランクが大きく体力不足でしょうか?結構疲れてしまいました。でも、とても楽しかったです。2024年9月28日撮影 |
GPSの軌跡 |
<2024年9月28日(土)> 行動時間5時間20分(休憩時間含む) 登り:3時間50分 / 下り:1時間30分 八郎橋(6時50分)~540m二俣(7時10分)~700m二俣(8時)~775m二俣(8時35分)~960m枯沢(9時30分)~金ヶ崎駒ケ岳(10時40分)~800m下降点(11時30分)~林道(12時)~八郎橋(12時10分) |