2008年 10月  酔いどれトップに戻る

10月27日(月) 岩手県の山岳会合同 山岳レスキュー訓練

来月11月15日(土)〜16日(日)に北上の展勝地にて「第2回 岩手県合同・山岳レスキュー訓練」を行うことになりました。15日(土)は夕方より親睦を兼ねた宴会で、実施訓練は16日(日)の早朝から行う予定です。大雨時は中止。

実は、この岩手県内合同山岳レスキュー訓練、第一回目は2000年の10月21日に行ったのでした。県内の主な山岳会6団体と山岳会に所属していない個人の参加、岩手大学、岩手県立大学、岩手医大山岳部等も参加し大盛況でした。またこの集まりで一気に仲間の輪も広がりましたし〜♪

この時の講習内容は、@ザイルやザックを使っての事故者の搬出方法 Aザイルフィックスや確保の方法 B岩場で人を背負っての救出法 Cザイルピッチでの交替方法 Dオーバーハングからの脱出方法、などをやりました。講師は岩手の大御所、北上のS先生、S友会の重鎮STさん、そして僭越ながら私こと酔いどれの三名でした。

参加者の皆さんより、「毎年継続的にやって欲し〜い!」とのリクエストが多かったものの、S先生、STさん、私の都合が合わず、なかなか果たせませんでした。しかし…今年の夏、南アルプスは赤石沢を遡行した際(まさにこのメンバーだったのです)、「今年こそはレスキュー訓練やりましょうよ!」って話が出たのです。「おぉ〜!やるべ、やるべっ!」と皆さん即断即決♪少しでも岩手県内の山屋さんのお役にたてれば…と思っています。

今回も講師はS先生、STさん、私の三名のようですが、岩場での搬出方法はS先生とSTさんにお任せすることにしました。主な内容は、@岩場での事故者の搬送 A専用ザックによる事故者の搬送 Bストレッチャーの使い方、のようです。これらの技術は岩場だけでなく、沢での緊急時にも活用できます。私は主に沢でのロープワーク(主に徒渉技術)やトップが流された時の救出方法をメインに担当させていただくことになりました。「岩手県内の沢屋さんにとって苦手なロープワークは、激流徒渉や泳ぎの時かな?(県内にはそのような沢が少ないため)」と思い、それをメインにご説明させていただく予定です。私の講義内容は、以下の通りです。

@沢登りの計画の立て方 A徒渉技術のノウハウとザイルワーク B沢でのレスキュー方法の例 C沢でのあれこれ危機一髪?爆笑?体験談、などを予定しています。体や感覚的には熟知しているのですが、人様にお伝えするとなると話は別でして〜!現在、せっせと講習用の資料を作っていま〜す!25日(土)のから作成し始め、昨日26日(日)は朝から晩まで丸一日その資料作り…本日27日(月)も仕事の合間を見ては資料作り…。沢のロープ技術って、参考書通りいかないことも多く、現場の状況に応じケースバイ・ケースなんです。それらをわかりやすくまとめるって、至難の業でして〜!やっと完成のメドが立ってきました。多少なりも岩手の沢屋さんのお役にたてれば…と思って頑張っています。

PS.大渓谷では徒渉のロープ技術は必須!上の写真は、北アルプスは黒部・上ノ廊下にて(1993年遡行)激流徒渉する私…。この沢ほど徒渉技術や徒渉のロープワークの重要性痛感した沢はありません。水圧が凄くって、重いのなんのってぇ〜!またこれほどまでに水が美しかった沢も知りません。さすが「日本三大美渓」だと思いました。この時は、仲の良い東京の三つの山岳会合同で遡行しました。


10月25日(土) FinePix F100fdの試し撮り♪

今週はめちゃくちゃ仕事が忙しくって、せっかく新しいデジカメが届いたのにジックリ試し撮りする時間がありませんでした。本日、やっと時間が取れたので、近所のお散歩コース、岩山へ登って参りました。その時に撮影した写真を13枚ほど「酔いどれ画像掲示板」に掲載しましたので、ご興味のある方はご覧下さいねぇ〜♪

正直、こげんに綺麗に撮れるとは思っていませんでしたよ〜♪細部まで見た目に近い状態で撮れていたのにはビックリです!時代の進歩、特にデジタルの進化には驚愕いたします。今の時代、三年経ったら骨董品扱いですものね〜!本日、先の日記にで紹介した汎用防水ケース、「ディカパック」も届きました。まだ封を切っていませんが、後日レポートしますね♪

さて、昨夜のこと…突然ある雑誌社から「山に関する原稿を書いてもらえませんか?」との依頼がありました。聞くところによると、その編集者のお方、私のHPのファンだとか…。そんな御縁もあり、本日打ち合わせにいらして引き受けることにしました。「内容はお任せします。1200字程度で…」とのこと。「えっ?1,200字もですか…?」と私(目が点)。

1,200字って、どの程度なのか?ピンとこなかったのです。ちなみに昨日の酔いどれ日記の文字数を知らべてみたところ、なんと1,900字なんですよね〜!「な〜んだ、日々の日記の調子で書けばいいのかぁ〜!」って、思った次第です。今月一杯に仕上げて提出して欲しいとのこと。先延ばしにすると、仕事が追い詰められてしまうので、早めに書いてしまわないと〜!

「はて?何を書こうか…?」と迷いました。主に市内の金融機関に置かれる冊子のようで、シニア向けの雑誌のようです。そう言えば、私の兄は金融機関に勤めています。あまり下手な文章は書けないしなぁ〜!「う〜ん、どうしよう?」と悩むこと数時間…。その時、私の脳裏に浮かんだのが、映画「壬生義士伝」の中で主人公、吉村貫一郎(中井貴一)がお国自慢するセリフです。私の大好きなこのフレーズ♪

『南に遠く早池峰山。西に南昌山に東根山。北のお山は岩手山、姫神山。
ぐるりと高い山々に囲まれて、城下を流れる中津川は桜馬場の下で北上川と合流いたしやす。
こんたな絵に描いたような美しい土地は、この日本にふたつとなござんす!

「よし!原稿の書き出しはコレだ!」それが決まった後は、次から次へと文章が浮かんできました。「こんたな絵に描いたような美しい土地、それこそが岩手の魅力ではないでしょうか。岩手の大自然の美しさ、山々の魅力は、一言では語り尽くせないほどです。」てな具合に…。途中まで順調な滑り出しで書いたものの…次どうしよう?う〜ん、悩むぅ〜!こういう時は、「酔いどれ絶好調にならないと〜♪」お酒の力を借りたら、名文が?浮かんできました。あとは一気に書いちゃいました。

ところで、1,200字になっただろうか?と思い、カウントしてみたところ超オーバー!文章を削って削って…それでも1,700字になってしまいました。う〜ん、これ以上削れないよ〜!提出期限は、今月一杯ですので、じっくり考えることにしま〜す!上の写真は、ココちゃんで〜す♪久しぶりの登場です!PS.来月11月15〜16日に岩手県の各山岳会合同の「山岳レスキュー訓練」を行う予定です。岩登りや沢登りをされる方で、レスキュー(ザイルワークや救助方法)にご興味のある方は、酔いどれまで〜!あっ!私は講師の一人でした。沢登りのザイルワーク担当でした…まだテキスト、作ってないよ〜!(^^ゞ

『酔いどれ画像掲示板』 FinePix F100fd試し撮り♪ 今すぐ見たい方はクリック!


10月24日(金) 何でも屋 むげん

ここ最近、当校パソコンスクールむげんの生徒さん達からのご要望が、すっごく多岐にわたっているのを実感するこの頃…。マニアック路線まっしぐら〜!って感じですよ〜!「こんなわがまま(特殊な要望)を聞いてくれるスクールは、全国でもむげんさんくらいでしょ!ホント助かります♪」って、よく言われます。生徒さんのお役にたつのであれば、私の出来る範囲のことは精一杯努力させていただいています。

「いや〜お陰で助かりましたぁ〜!本当にありがとうございました♪」って言って貰えるのがとっても嬉っくて、ついつい頑張っちゃう私…。これも時代の流れ(変化)でしょうか?授業としてではなく、「調査代行」みたいな依頼も増えているんですよ〜!学ぶ暇もない(または学ぶ気がない)、手っ取り早く必要な情報を入手したい!って、お方も増えているようです。

最近の例をいくつかご紹介します。全て実際に受け賜った依頼です。@アメリカにマッカーサー記念館があると聞いて、そこへぜひ行ってみたい!どんな記念館でそこへ行くにはどうしたらいいのか?交通機関含め調べて欲しい A明治時代に○○という人が造った下水道があるという。そこはどんな名称の場所でどこにあるのか?現在でも見に行くことが出来るのか?またそこへ行くための方法は?

B東京、神奈川、埼玉、千葉にある全ての歴史博物館を調べて欲しい。またそこへ行く方法も。Cある○○の隠れた名称に行きたいのだがどうすればいいのか…D全国の県別人口の推移と男女比率の統計を調べて欲しい、などなど。ネットであれこれ調べて情報を整理して印刷して…って感じの作業になるわけです。時には結構時間がかかることもありますが、私自身良い勉強になりますし、コレがまた結構楽しい作業なんですよ〜♪(*^_^*)

その他、最近要望が多いのが、「買い物代行」みたいな仕事でしてぇ〜!つまり生徒さん(お客様)が望む商品を探し出し、お買物のお手伝いをさせて頂く!というお仕事!「○○しかじかの用途で使いたいのだが、○○の機能があって予算は○○円の範囲内の商品を探し出して欲し〜い!」というご依頼。ごく最近の例を二つほどご紹介致します。@岩手の真冬でも車の中で熟睡できるほどの寝袋が欲し〜い!予算は○○円以内、というもの。山と違って車であれば、大きさや重量は気にしなくても良いわけです。「キャンプ用の寝袋(安価)で事足りるかなぁ〜!」って、思って調べてみるとキャンプ用の寝袋って、真冬にキャンプすることを想定されていないようでして、適応温度が+5度以上のモノが大半なんです。

いくら車中とはいえ、ここ岩手の真冬は氷点下10度くらいになりますもの〜!そんな条件下でも熟睡出来るものでなければ不安があります。となれば山岳仕様(高価)しかありません。そこで予算内でご希望の商品を購入すべく、ネットで中古市場やオークション等を調べたり、県内の主なお店の価格調査をしたり…。「おっ、あった!コレだ!これなら氷点下22度まで使用できるし、予算の範囲内だぞ!」と。

AB5サイズ(モバイル)のノートパソコンを買いたいのだが…重量は1.2K以内でOSはXPでワード・エクセルが使えること、予算は5万円以内。というリクエストがありました。「う〜ん、条件的に結構厳しいですねぇ〜!何とか探してみます」と私。中古PCのネット市場を隈なく調べましたよ〜!中古パソコンの場合、当たり外れが大きいので、その点をご了解していただいた上で購入に踏み切りました。

最も多いご要望が、「今度パソコンを買いたいのですが、何を買っていいのかわかりません。アドバイスお願いします!」とか、パソコンに限らず、プリンタやデジカメなど多数。ここ数年、このようなリクエストが年々急増しています。生徒さんのご要望にピッタリ合った商品の選定やアドバイス等、マンツーマン指導をウリにしている当スクールのメリットだと自負しております。生徒さんにとっても、時間とお金の節約につながり結構喜ばれているようです♪私の会社「パソコンスクールむげん」のプチ宣伝させていただきました(^^ゞ。

PS.先週行った秋田県は太平山の篭滝沢(不帰の沢)の写真を8枚ほど「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしました。この撮影をもって、2年間愛用してたデジカメがお亡くなりなりました。私の不注意で遭難死させました。全責任は私にあります。御冥福をお祈りいたします。黙祷!PS.上の写真は、たっくんで〜す!久しぶりの登場です。ポーズを取っちゃって〜!モデルさんみた〜い♪(*^_^*)

『酔いどれ画像掲示板』 秋田・太平山、篭滝沢本流 今すぐ見たい方はクリック!


10月23日(木) デジカメ FinePix F100fd

この度は、たくさんのお見舞いメール、ありがとうございました。お陰様で怪我の方も大分良くなり日常生活にはまったく支障がないほどに回復しました。今でもあの落石が目の前に迫ってくるシーンが脳裏に焼き付いていまして…。理由はどうあれ、私の判断ミスであったことは否めません。今まで以上に慎重に山に取り組まなければと反省しております。

さて、早速デジカメを買わねばの〜!仕事でも使いますしね。以前使っていた(今回壊れた)デジカメは富士のFinePix F30(630万画素)でした。コレ、私の大のお気に入りだったんですよ〜!画質はとても綺麗ですし、バッテリーは大容量でなんと1回の充電で580枚も撮影できたのも魅力でした。当時、「世界初!フル画素でISO3200の超高感度を実現」した暗さに強いカメラでもありました。私の「酔いどれ日記」によると「2006年7月11日に購入」とありましたので、2年と3ヶ月の短い命でした。私の不注意で命を落としてしまって…ゴメンなさい…。大好きだったカメラなのに…。

まず最初に取り組んだことは、「修理に出すと一体いくらかかるのかな?できればまたこのデジカメを使いたい…」でした。ネットであれこれ調べたところ約1万5千円はかかる模様。次に取り組んだことは「同じモノを中古で安く買えないだろうか?1万円以内であれば買おう!」でした。Yahooや楽天のオークションの落札価格の実績を見て驚いたぁぁぁ〜!なんと相場が1万5千円ほど。このデジカメ、中古市場ではかなり人気が高いようでして〜!さすが名機です。

色々と考えた挙句、出した結論が「新しいデジカメを買おう!」でした。「はて?何を買おうか?」ネットでさんざん調べた結果、最終候補に挙がったのが二つ。一つは、オリンパス μ(ミュー)1030SW 。このカメラの魅力は、@水中10m防水 A2.0m耐衝撃 B100kgfの耐荷重構造 Cさらに耐温度-10℃、といったまさにアウトドアに特化した仕様なのです。これなら防水対策に神経を使うことなく、安心して沢に持って行けるぞ〜!

二つ目は、富士フィルムのFinePix F100fdです。このカメラの特徴は何といっても画質の美しさ!一眼レフに匹敵するほど綺麗に撮れるとか…。FinePixの10周年記念モデルで、「最高峰のF、史上最強の最高画質コンパクト」をうたっているだけあります。主な特徴は、@従来比400%の「ワイドダイナミックレンジ」の実現。A光学5倍ズームの広角28mmワイドレンズを搭載。B「顔キレイナビ」機能の充実。C手ブレ補正機能(CCDシフト式)X超高感度ISO12800の「ダブル効果」でブレを防ぐ。D有効画素数1200万画素、などなど。

山で安心して使えるアウトドア仕様を優先するか、画質の美しさを優先するか…う〜ん、悩むぅぅ〜!で、出した結論が、画質の美しさが際立つ富士フィルムの「FinePix F100fdを買うぞ〜!」でした。問題は沢登りで使用するための「防水対策」をどうするか?メーカー純正の防水ケースはあまりにも高い(2万5千円)しなぁ〜!で、ディカパック アルファ【汎用のデジカメ防水ケース】を買うことにしました。これなら水深10MまでOKとのこと!さっそく昨夜ネットで注文しました(約4千円)。

今回購入したFinePix F100fd、先日届きました♪1200万画素ですよ〜!以前使っていたカメラは600万画素でしたので、この2年で画素数が倍に増えてるぅぅぅ〜!説明書を読破し、さっそく試し撮り〜♪うわぁっ!とっても綺麗だなぁ〜!大事に使わなくっちゃねぇ〜!このカメラで4台目なんです。バッテリーフル充電で230枚しか撮影できないのが難点かな?カメラ自体は安いのですが、新たに予備のバッテリーを買ったりXDカードを購入したり、防水ケースを購入したりで結構お金、使っちゃいました。一生懸命働くぞぉ〜!

『FinePix F100fd』 富士フィルムHP 今すぐ見たい方はクリック!
『ディカパック』 デジカメ防止ケース 今すぐ見たい方はクリック!


10月21日(火) 不帰(かえらず)の沢、ボロボロ山行 2

昨日の日記の続きで〜す!「うわぁぁぁ〜落石が直ぐ目の前まで迫ってるぅぅぅ〜!」このままだと直撃してしまう〜!考えている暇はない…。とっさに(反射的に)左手に持っていたデジカメを放り投げ…座った状態でしたので足のバネを活かして思いっきり横飛び!そのままくるくると急斜面を転げ落ちました。飛んだその瞬間、ナイフのような鋭角な落石が私の腕をかすめ、衣服と肌を切り裂くのがわかりました。

ボコボコの岩だらけの斜面を数M転げ落ち、岩床に叩きつけられ、やっと止まりました。「ふぅぅ〜!助かったぁ〜!危機一髪だったなぁ〜!」 まず私の目に飛び込んで来たのが、引き裂かれたウェアでした。「あ〜あ、またボロボロになっちゃったよ…以前、えるさんにプレゼントしてもらった大切なウェア(インナー)なのに…。ごめんなさい…血も結構出てるし〜」

気を取り直して起き上がろうとしたところ、「うぅぅぅ…痛たたぁぁぁぁ〜!」体中に激痛が走る…どうやら転げ落ちた時、体のあちこちを岩にぶつけたようです。恐る恐る手足を動かす私。「どうやら骨には異常はないようだ!いがったぁぁぁ〜(よかった)!」しかし、体中アザだらけになっちゃったよ〜!そこからが結構大変でした。足を強打したようで、ビッコ引き引きの遡行を強いられました(^^ゞ。

なぜ、あのような落石が起こりそうもない場所で発生したのか?原因を究明したくて、その斜面一帯をくまなく調査しました。いくら上部を見ても岩らしきものは見当たらない…。はて?時々獣(猿や熊など)が人間目かけて石を落とすことはあるので、原因はそれしか考えられないなぁ〜!広大な草付の斜面で、いかにも私を狙ったように岩が落ちてきましたし…。これは立派な殺人未遂事件かも〜?「あっ!デジカメ…」回収したものの、反応なし。岩に叩きつけられ死亡。せっかく蘇ったと思ったのになぁ…(涙)。

くぅぅ〜!体が痛いなぁ〜!足や腕に力が入らないので、騙し騙しそろりそろりと遡行を続けました。一気にペースダウンですよ〜!足に力が入らないと、踏ん張りがきかないし、微妙な立ちこみではバランスを崩してしまいます。よって、無理せずより容易なルートを模索しながら遡行しました。歩いているうちに、体も温まり痛みも緩和されてきました。今回遡行した本流は、三十三滝沢と比べ、ゴーロとゴーロの間に小滝が出てくる程度で遡行価値は薄いと感じました。

ただ…最後、稜線に出る手前のツメが凄かったぁ〜!急斜面のルンぜをグイグイと一気に高度を稼いでいました。そりゃもう高度感満点で、一歩コケたらどこまで落ちるのやら…。まるで「ここは一ノ倉の岸壁(谷川連峰)ですか…?」って感じでした。傾斜が最大になるところで、安全を見て枝尾根に逃げ、ヤブを漕ぎ太平山山頂直下の登山道に出ました。ふぅぅ〜!ここまで来れば、もう大丈夫!(*^_^*) 山頂からは360度の展望を楽しめました。あとは山頂から登山口の駐車場まで6.7Kの登山道を下るだけ。

これが結構長〜く感じられました(^^ゞ。ビッコを引きながら歩いていたせいで、膝を痛めてしまったのです。さらに登山道には枯れ葉がイッパイで滑るのなんのってぇ〜!ビッコ、膝の痛み、枯れ葉で滑る、の三重苦には参りました。バランスを崩し何度転んだことか…。その度に、腰やお尻を強打。トホホでごじゃる(^^ゞ。満身創痍でやっと駐車場に到着!もうクタクタでした。度重なるハプニングで入山から下山までなんと9時間弱もかかってしまいました。帰りに温泉に入りたかったものの、この傷だらけの体じゃ沁みて入れないだろうなぁ…。そもまま家に直行しました。何はともあれ今回の山行は、いろいろと反省させられました。あっ!新しいデジカメ、買わないとなぁ〜!だって私の商売道具?ですもの〜!


10月20日(月) 不帰(かえらず)の沢、ボロボロ山行 1

どこへ行こうか?あれこれ考えた挙句、秋田県は太平山に突き上げる篭滝沢(別名・不帰の沢)へ単独で行って参りました。実は、この沢、過去2度遡行していましてぇ〜!最初は1999年9月に日本百名谷の一つ、篭滝沢の支流、三十三滝沢を遡行したのです。この時は、北上のS先生、埼玉のSさんという最強メンバーで遡行したせいか、超楽勝でした。「えっ?どこが悪渓名だたる不帰の沢なの?」って感じでした。特に三十三滝沢に入ってからは、滝の連続で楽しかったのを覚えています。

そして2度目は、2年前の2006年7月31日、愛弟子のえるさんと遡行しました。彼女に「日本百名谷ってどんな感じなのか?」感じてもらいたかったのです。7月の末なのに巨大な雪渓が随所に残っていてビックリしました。この時は、ココちゃんも一緒でしたよ♪で、今回は三度目の遡行なのですが、支流の三十三滝沢ではなく「本流を遡行してみた〜い!」と思い、単独で行って来たのです。登山体系には本流の方が紹介されていましたし〜!

支流の三十三滝沢に比べれば今回遡行した本流の方が難易度も低く、紅葉&遡行を楽しむ「お気楽コース」として行って来たのですが、とんでもないハプニングが…。まさに不帰の沢(篭滝沢のこと)で帰らぬ人になる寸前で危機一髪でした…。現在私の体中、あちこそ傷とアザだらけでボコボコ状態で〜す!歩く度に激痛が…でも、仕事には全く支障はありませんので、ご安心くださいね♪

昨日10月19日、朝3時50分起床4時に自宅を出る予定が、3時には目が覚めてしまい、早めの出発となりました。朝目が覚めた時点で「変な予感」めいたものを感じていたものの、「お天気もいいし、この機会を逃す手はな〜い!」と思い、いざ出発!三十三滝沢の出合までは過去2度も遡行していますので、ハイキング気分♪前回高巻いた滝を直登してみたり、右から巻いた滝を今度は左から巻いてみたり、余裕の遡行でした。前回えるさんと遡行した時は、ここで休憩したっけなぁ〜!ココちゃん、ここでオレンジジュース飲んだっけなぁ〜!なんて懐かしい思い出が…。

お天気も最高で、紅葉がとても綺麗だなぁ〜♪太平山は標高も低く、中流部までは充分紅葉が楽しめました♪写真を一杯撮りました。まず最初の事件は…三十三滝沢を過ぎて、いよいよここから先は私にとって未知の領域!期待でワクワクしながらの遡行が続きます。深い釜を持った2段の小滝が出てきました。「ここは左岸をヘツって楽勝で突破出来そうだ!」と判断。秋の時期って、岩にコケが生えてとっても滑りやすく、神経を使うんです。慎重にトラバースしていたその時、左足が思いっきり滑り、深い釜の中にドボ〜ン!首までもぐっちゃいましたよ…。まさかこんなところで落ちるとは〜!(^^ゞ。

落ちた我が身よりカメラの方が余程心配でした。通常は「落ちるかも〜!」ってところでは、カメラを防水パックに包んでから行動するのですが、このような易しい所でまさか落ちるとは予想だにしていなかったのです。結果、私と一緒にデジカメも水没してしまったのス!でも、デジカメをケースに包んでいたので、あまり水は入っていないようで、直ぐにタオルで水を拭き取り電源を入れてみたところ…「よっしゃ〜!電源が入った!ちゃんと作動するぞ〜!」ホッと一安心♪8月に行った南アルプスの赤石沢でも一度水没させているのに、このカメラ(富士のFinePIX F30)はホント強くて頼もしいカメラだなぁ〜!

ところが…次に出てきた美しいナメ滝を撮影しようと思い、カメラの電源を入れてみてもウンともスンとも反応しない…。「あれ?どうしちゃったのかな?」カメラと格闘すること30分、当初は「カメラをお日様にあてて乾燥させれば動いてくれるかも〜!」って淡い期待を抱いていました。休憩の度に、デジカメを日光浴させて、作動チェックする私…。このデジカメ、まだ2歳(買ってから2年)ですよ〜!亡くなるにはまだ若過ぎる…。私とたくさんの山行を共にした相棒なんです。そして苦楽も共にしてきました。まさに家族の一員なんです。「頼むから蘇ってくれ〜!」祈るような気持ちで、休憩の度にデジカメをどうにか直そうと格闘しました。私の祈りが天に通じたのか?何度目かのトライで電源ランプが点滅(点灯ではない)したのですよ〜!もしかして、蘇ってくれるかも〜♪でも、ウルトラマンのカラータイマーのごとく、点滅状態でして〜!あと3分の命かも〜!その後、一進一退が続き…

遡行も後半戦!本流の上部で休憩を取りました。休憩をとる時は、必ず周りを観察し落石の危険性がないかどうか、休憩場所として適切かどうか?必ずチェックする私…。「ここなら周り一帯は草付の斜面だし落石の心配もまったくない!ここで休憩しよう〜♪」さっそくまたデジカメを取り出し、格闘する私…。「おぉぉぉ〜!電源が入った!しかもシャッターも押せる状態だ♪蘇ったぞぉ〜!」そりゃもう大感動でした♪我が子の命が救われたような気持ちで一杯でした。しかし、撮影できる状態まで回復したものの、液晶は真っ暗…。あと液晶さえ復活してくれれば…。

そんな喜びも束の間、その矢先に大事件が…。私は座ってヘルメットを脱いだ状態で(休憩の時はいつも)デジカメと格闘していました。「おぉ〜電源が入った〜!」って喜んでいたまさにその時です。上から落石らしきモノ凄い音が…。直ぐさま後ろを振り返ると…そりゃもう巨大な落石が私の頭めがけて直撃しそうな感じ…。しかも物凄い勢いでして〜!直ぐ目の前に迫ってるぅぅぅ!逃げる余裕すらない…。何でこんな所で落石が…「あぁぁぁぁぶつかる〜!」 座った状態でしたし立って落石をよける時間的余裕すら全くない…。

例え頭をどうにかかわせたとしても、体には直撃すること必須!こんな巨大な落石が頭に直撃したら即死、頭でなくても体に当たったとしても、運が良くて内臓破裂か骨の数本は折れ、重症だろう。沢での重症は死を意味します。「あぁぁぁぁぶつかるぅぅぅ〜!」まさに危機一髪!その時私が採ったとっさの判断と行動とは…?まさに一か八かの捨て身の行動でした。明日の日記に続く…。これまで25年間、山で様々な危機を経験し、乗り越えてきましたが正直、今度ばかりは「もはやこれまでかな…?」と一瞬思いました。なぜあの落石が起こりそうもない場所で発生したのか?事故後、現場検証したほどです。PS.上の写真は、今回撮影したものです。このカメラで撮影することは二度とないかと思うと、とても残念です。たくさんの思い出と写真をありがとう♪


10月17日(金) う〜悩むぅぅぅ〜!

今週は忙しい毎日でした。明日土曜日もハードスケジュールで〜す!そんなさなか、本日パソコンの授業が一件、予定変更になり空き時間が出来ましたので、みたけの運動公園へ毎週恒例のクライミングの練習へ行って参りましたぁ〜!本日も貸し切りで一人黙々クライミングのトレーニングに励んできました。これまで何度トライしても登れなかったルートが登れて、プチ嬉し〜い♪

本当は週に二回は通いたいところですが、仕事の関係上、週に一度のトレーニングが精一杯なんです。週に一回ではレベル維持がせいぜいですが、やらないよりいいかなぁ〜!なんて思っているんです。今週末日曜日は、お天気も良さそうですし、「どこの山(沢)へ行こうかなぁ〜?」って、仕事の合間を見ては、ず〜っと考えていました。

日帰りで行ける範囲(岩手県内及び秋田県)の沢はことごとく入渓していますし、出来ればまだ遡行していない未知なる沢へ行ってみた〜い!「日本登山体系」をジックリ読むものの、どの沢も過去行ったことのある沢ばかり…。山中1泊以上の遠方の沢でしたら、行ってみたい沢はたっくさんあるんですけど〜!悩むこと3時間、「この沢だったら行ってもいいかなぁ〜?上部に80M滝と100M滝があるようだし、なんか面白そうな感じかも〜?」って。しかも、我が家から近いし〜!

私にとって、沢登りの魅力とは、まだ入渓していない沢(グレード問わず)をワクワクドキドキしながら遡行するところに魅力を感じるんです。なんか、冒険心がくすぶってしまうんですよね♪未知なる世界を垣間見たい…そんな感じでしょうか?本当は、1泊以上できれば、遠方の手ごたえのある沢へ行きたいところなんですけど…。休みも取れないし、経済的にも厳しいし…。単独ですと、ガソリン代や高速料金等、結構負担も大きいのですよ。

早速、来年の沢計画を考えていま〜す!今シーズン行こうと思っていた沢を優先にして〜!。まずは和賀山塊の辰巳又沢〜マンダノ沢〜朝日沢(2泊3日)は絶対に行くぞぉ〜!特に辰巳又沢は、和賀山塊の沢で唯一遡行していない沢ですし〜!8月のメインの沢は、出来ればまた岩手チームで行きたいなぁ〜!朝日連峰は三面川・岩井俣沢を考えています。もしくは北アルプスの金木戸川・小倉谷かのどちらか。個人的には、岩井俣沢へ行きたいのですが〜!9月には朝日連峰の荒川・中俣沢へぜひ行きたいと思っています。この沢、過去三度も計画を立てたにもかかわらず、雨の為中止もしくは敗退していますので〜!因縁の沢なんです。

そのトレーニング山行として、神室連峰の根ノ先沢やスガサイ沢を考えています。神室連峰を代表する沢と言えば、大横川ですが、岩手に戻ってきた10年前に、北上のS先生と雨の中、遡行したのですが(前夜初日帰り)、結構面白かったですよ〜!滝が90個以上も出てきて〜!登攀が大好きなS先生も私も、後半戦は、「また滝だよ〜!」って感じでした(^^ゞ。来年はトレーニングの場に、神室連峰の沢にターゲットを絞ろうと考えています。そんなことを考えている時間がとても楽しいです♪やはり週に一度は、自然の中にどっぷりと浸かっていたいものです。

PS.上の写真は、たっくんで〜す!先日、なんと家族揃って沖縄旅行してきたようですよ〜!たっくん、海デビューの写真で〜す!すっかり大きくなりましたねぇ〜♪弟がビデオを送ってくれたのですが、なんか意味不明の?言葉もしゃべるようになったようで…。正月に会える日が楽しみで〜す♪(*^_^*)


10月16日(木) アンデスを語る 2008 講演会

毎年秋に行われる『アンデスを語る2008』講演会が、来週の10月25日(土)18時より岩手県公会堂にて行われます。(開場18時、開演18時30分、終了予定20時45分) 去年は仕事の都合で行けませんでしたが、それ以外は毎年楽しみに参加させていただきました。とっても興味深いお話を写真と共に面白おかしく語ってくれる楽しい講演内容でした。

講演者の一人は写真家の野村哲也氏。今回の講演テーマは『世界で一番美しい自然〜パタゴニアの森に住んで〜』について語ってくれるようです。彼の情感溢れるパワフルな語りと素晴らしい写真の数々は、見る者、聞く者を魅了してくれます。

もう一人は、阪根博氏。ペルーは「天野博物館」事務局長で在中30年以上。特にインカ論、アンデス論には造詣が深く、かつ天文学、考古学、神学、文学などにもお詳しい方で、日本を代表するペルー研究者です。その他、マスコミ取材等のアテンドも行い、日本に年1〜2 ヶ月滞在し講演活動を行っているようです。

その阪根氏の今回の講演テーマは、『古代インカ人のくらし』だとか。とても興味津々ですね。彼は、本来なら難しいであろう学術的な話を面白おかしく、かつ分かりやすく話してくれるのですよ〜!まさに抱腹絶倒!学者ならぬ?ユニークなお方で観客を引き込む素晴らしい魅力と語りだと思いました。今回はどのようなことをどんな風に話してくれるのか?今からとても楽しみです。

この講演の主催者、実は、私の山仲間たち(SUN部)なんです。年を追うごとに大盛況でとても嬉しく思います。よって、私の会社もチラシの「協力」の欄に記載されているんですよ。尚、チケットの購入は、岩手県公会堂、石井スポーツ盛岡店等などでお求めになれます。2千円です(中学生以下は無料)。詳細は、以下をクリックするとチラシをご覧になれますよ♪山仲間だから言うわけではありませんが、この講演は、ほんと素晴らしく感動しますよ〜♪このような素晴らしい講演を企画してくれたSUN部の方々に感謝です。

『アンデスを語る 2008』 チラシ(PDF) 今すぐ見たい方はクリック!


10月15日(水) 森吉・九階ノ滝 再訪 その2

さて、昨日の日記の続きで〜す!朝7時、野生鳥獣センターでHさんと合流し沢支度をして7時30分出発!それにしても、素晴らしいお天気だなぁ〜!過去何度も足を運んでいる森吉山域、いつも晴れてくれるんです。森吉って、他の山域にはない一種独特の雰囲気があって好きなんですよねぇ〜♪

Hさんはフルマラソン(100K)の選手でもあり体力抜群!100Kも走るなんて信じられな〜い!自転車で100K走るのだって大変なのに…。まずは桃洞沢と赤水沢の分岐まで行き、赤水沢の遡行をします。赤水沢、側壁がすり鉢状で、そこに朝陽があたって紅葉がとても綺麗♪「キラキラ輝いているぅ〜!わぁ〜綺麗だねぇ〜!」って歓声が上がる。何度も見ているけど、何度見ても感動します。

標高660Mの沢が大きく右に曲がるところで右岸枝沢に入ります。最初に出てくる10数Mの滝下に到着すると…「あれ?残置ロープがな〜い!」2年前に来た時は、ちゃんとあったのですが…。「しょうがない、ロープを出してリードで登るかぁ〜!」と私。秋特有のコケが生えていて、所々滑るなぁ〜!落ちると痛そうなので、慎重を期して途中プロテクション(支点)を三か所取りながら登る。

その滝を登りきったところ、なんと以前まで張ってあったロープがとぐろを巻いて残置されていました。切れたのか?切れそうなため撤去したのか?この沢に入ってもらいたくないため撤去されたのか?理由はわかりませんが…。「そう言えば、来週けんぼーさんたちが来るようなこと言ってたなぁ…大丈夫だろうか?」とちょっと心配。沢屋さんやクライマーがいれば、特に難しい滝ではありませんが…。

その滝を超え、750Mの尾根上のコル付近、九階ノ滝の展望台(単なる見晴らしの良い場所)までは踏み跡がある。ここまで入る人は結構いるのかもしれない。展望台でゆっくりと九階ノ滝の全容を堪能し、「Hさん、あの滝下まで下るんですよぉ〜!」と私。滝下まで行く人は、かなり少ないのだろう。踏み跡は全くなく、ヤブを漕がなければならず、急傾斜。しかも、滝が出てくるのでロープやそれなりの装備が必要。ここから先は沢屋の世界といえる。

いよいよコルからのヤブの中の急下降で〜す!過去三度も行ってるのに、登り返しでこのコルにドンピシャリ出たことがない私…。微妙にズレてしまうようです。下降は下に下に下っていけばいいのですが、登り返しは結構間違いやすいところがあるわけでして〜!念のためにマーカーを着けながら下る(帰りに回収)。途中2ヶ所ほど滝が出てくるのでロープでルート工作(帰りのことを考えて)をしながら懸垂下降。「ふぅ〜様ノ沢に出ましたよぉ〜!あとちょいで九階ノ滝の下に到着ですよぉ〜♪」

野生鳥獣センターから歩くこと約3時間半(休憩含む)、九階ノ滝下に到着で〜す!Hさんは、そりゃもう超大感動♪まさかこんなにも感動して下さるとは思っていませんでしたので、私まで嬉しくなりましたよ〜♪「念願かなって良かったですねぇ〜!」と私。この九階ノ滝、私は4度目のご対面ですが、何度見てもお見事!の一言に尽きます。神々しいまでの迫力♪Hさんは「この滝に気のようなものを感じる…」っておっしゃっていましたが、私も毎回来る度に感じていました。もしかして、パワースポットなのかも〜!一枚岩でこれほどまでに均整のとれた神々しい滝を私は知らない…。

ゆっくり滝を堪能した後、来た道を戻りました。登り返し用にロープをフィックスしていたので(回収)、とても楽チンです。そしてコルにドンピシャリツメ上げることが出来ました。行きも帰りも同じくらい時間がかかります(来た道を戻るわけですので、当然ですが)。行動中はHさんと楽しく山のお話をしながら歩いていましたので、あっという間に感じました。Hさんは話題も豊富で楽しいひと時を過ごさせていただき、ありがとうございました♪またどこかの山でご一緒させていただくこと、楽しみにしております。PS.上の写真は、滝を楽しく懸垂下降するHさん。


10月14日(火) 森吉・九階ノ滝 再訪 その1

昨日、山仲間のHさん(テレマークスキーのプロであり山岳ガイドであり、マラソンランナーであり、音楽家であらせられる超スーパーウーマン)を森吉山域は様ノ沢の上流にある「九階ノ滝」へご案内させていただきました。この滝は「神の滝」とも呼ばれているらしく、滝屋さんにとっては憧れの滝のようです。秋田の大人気HP(150万アクセス突破)、「山釣り紀行」では以下のように紹介されています。

『秘境・九階の滝。粒様沢上流様ノ沢源流は、屹立する一枚岩の壁が連続し、マタギでさえも「神様の沢」として畏怖し、昔から近寄れなかったと伝えられる秘境であった。獣道しかない険しい山容で、これまで「九階の滝」まで到達した人は、地元でさえ数えるほどしかいない秘境の滝である。』私にとっては、過去三度も行っている場所ですので、勝っても十分熟知しており気楽にご案内させて頂くことができました。

この九階ノ滝の存在を知ったのが、2004年8月のことでした。山仲間のえるさんより「師匠、様ノ沢の九階ノ滝まで行ってみたいのですが…」と相談を受けたのがきっかけでした。愛弟子の頼みですし、どうにか夢を叶えさせてあげたい…当時、私はこの沢や滝に関する情報がまったくありませんでした。お酒を飲みながら地形図の2万5千図とにらめっこする私。「どうしたら短時間(日帰りで)でこの滝下まで行けるか?」を模索しました。未知なる領域に足を踏み入れることは、とても興味深く楽しいものです。

入渓方法をどうするか?が最大の核心でした。下から遡行するんじゃ、あまりにも長いし…。全国の沢、400本以上遡行している私にとって、三つ道具(ロープ、ハーケン、ハンマー)さえあれば、行けない沢はないかも〜?って思っています。赤水沢を遡行し、660Mの右岸枝沢をツメ、稜線上750Mのコルを乗越し、反対側の枝沢を下降し様ノ沢へ降り立ち、九階ノ滝下まで行くプランを立てました。「これなら日帰りで行けるぞ!」と。「我ながら素晴らしいアプローチルートを考えたものだなぁ〜!」って感心したほどです。で、実際に行ってみたら、な〜んとビックリですよ〜!そのコルまでは顕著な踏み跡があり、しかも危険箇所には残置ロープまであるじゃありませんか〜!「考えることは皆一緒なんだなぁ〜!」って思ったものでした。

しかし、コル(尾根の鞍部)から先(様ノ沢へ降り立つまで)は、それなりの技術を要する沢屋の領域でした。懸垂下降やルートファインディングなど、最初に行った時はとても神経を使ったものです。2度目は、翌年の2005年10月、酔いどれ隊の面々を案内しました。で、3回目はさらに翌年の2006年10月、えるさんのネット仲間である関東の滝屋さん含め総勢8名の大部隊で遡行しました。過去3年連続、この九階ノ滝へ行っている私…。下山後、遡行記録をネットで公開したところ、全国の滝屋さんから「来年行く時は、ぜひ私も連れてって下さ〜い!」とのメールをたくさん頂戴しました。

「ご、ご、ゴメンなさ〜い!過去三年連続行っていますので、当分行かないと思います…」と私。よって、せっかくのお誘いを全てお断りさせていただきました。沢屋にとって「沢登りの醍醐味」とは、「計画をどう立て、難所をどうやって突破するか?」にあるわけでして〜!その答が分かってしまうと、興味が薄れるんです。特に私の場合は…。さらに2度も3度も行くとなれば、別な目的がある場合なんです。そして、あれから2年、4度目の九階ノ滝…まさか自分自身、このような展開になるとは予想だにしませんでした。

数週間前、そのHさんより「ぜひ九階ノ滝を案内していただけませんか?」とのメールを頂戴しました。最初は渋っていた私でしたが、以前より公私共に大変お世話になっているHご夫妻とはぜひ山をご一緒させていただきたいと願っていましたし、Hさんの熱意には頭が下がる思いでした。Hさんは過去4度もこの九階ノ滝へ挑戦し、様々なハプニングがあり、未だに滝下まで行けていないとのこと…(なんと滝上までは行っているようです)。その根性と執念に心打たれ共感した次第です。懸命に努力している人って、応援したくなるんですよね〜!微力ながら力になりたい…って、本気で思わせてくれたのでした。

そのHご夫妻は、当校のパソコンスクールの生徒さんでもありますし、共通の山仲間がたくさんいますが、沢をご一緒するのは初めてでした。ほんとマルチ人間で、魅力溢れる素晴らしいお方です。ご案内させていただけたこと、光栄に思います。何よりも山に関する考え方が一緒で、意気投合しました。素晴らしく楽しいひと時を過ごさせていただき、ありがとうございました。これからも末長くお付き合いさせていただけたら…と願っております。当初は、Hさん以外にその旦那さんやお友達のKさん、カメラマンの方も同行する予定だったのですが、都合により参加できなくなり、結局Hさんと二人で遡行することになりました。その遡行結果は明日の日記にてご紹介させていただきま〜す!2年前に遡行した時と、変わっていましたので〜。今後入渓される方のご参考になれば…。PS.今回撮影した写真を「酔いどれ画像掲示板」に掲載しました。ご興味のある方は、御覧下さいねぇ〜♪

『酔いどれ画像掲示板』 森吉山域、様ノ沢・九階ノ滝 今すぐ見たい方はクリック!


10月12日(日) タイマグラばあちゃん

昨日、NHKの特別番組「いわてアーカイブス」を見ました。NHKスペシャル「マサヨばあちゃんの天地」と、いわてスペシャル「美しき里山に生きる」の2本立て。限界集落といわれる山奥に暮らす生活に密着取材した番組で、どのようにして「山と共に生きてきたか」に、とても興味深く見入ってしまいました。

山での暮らし、下界生活している我々には信じられない「過酷で不便な生活」であることも伝わってきますが、その反面、山の恵み、自然や大地と共に生きる「喜びと感動」も伝わってきました。私は、沢登りへ行くと、ご飯を炊くために、暖をとるために流木を集め、のこぎりでほど良い長さに切り、焚き火をします。確かに面倒な作業ではありますが、とっても楽しいのです。

昔の人は、そうやって自分で出来ることは何でもやって、暮らしていたんだと思います。ちなみにマサヨばあちゃんの月々の生活費は、年金の2万数千円のみ。自分の畑で採れた大豆で味噌も豆腐も作り、自給自足に近い生活を送っているのでした。

昨夜ネットでこのマサヨばあちゃんのことを調べていたら、なんと映画化されていたようで…。アメリカで行われた第8回 リバーラン国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞の受賞、フランス・パリで行われた「第25回 民族学映画祭」において特別賞を受賞、2004年度第78回キネマ旬報文化映画ベスト・テン」第5位。以下、その映画のあらすじを『タイマグラばあちゃん公式HP』より抜粋させていただきます。

『岩手県のほぼ真ん中にある早池峰山の麓に「タイマグラ」と呼ばれる小さな開拓地がある。戦後10軒あまりの農家が入植したが、東京オリンピックの頃にはほとんどの家が山を去り、向田久米蔵・マサヨさんの二人だけとなった。それから20年あまり後の昭和63年、畑仕事にいそしむ向田さん夫婦の静かな暮らしに二つの事件があった。ひとつは夏に久しぶりのお隣さんができたこと。大阪出身の若者(奥畑さん)が開拓農家の残した空き家を借りて住み始めたのである。

もうひとつは、年の瀬になってタイマグラに電気がひかれたこと。昭和の最後に灯った明かりであった。自分が畑で育てた大豆を使っての豆腐作り、「お農神さま」への信仰、春一番の味噌作り 土に生きる素朴な暮らしぶりにかわりはないが、マサヨばあちゃんの歳月にはさまざまな出来事が起きてゆく。長年つれそった久米蔵さんの死、大雨にたたられた不作、奥畑さんの結婚、そしてばあちゃんが産婆をすることになった長男の誕生… 。2000年の春、ばあちゃんは心臓の発作で山をおり、一昨年の暮れに亡くなった。しかし、ばあちゃんの生きた証は消えない。タイマグラに住み続ける奥畑さんは家族とともにばあちゃんが教えてくれた味噌作りを受け継いでいこうとしている。』

次に、この映画監督の澄川嘉彦さんからのメッセージ「かわらないもの」をご紹介いたします。『ばあちゃんと出会ってから、もう15年になります。向田マサヨさん81歳。岩手県のほぼ真ん中、早池峰山の麓にある「タイマグラ」と呼ばれる開拓地でひとり暮らしてきました。最初は取材者として、そしていつのまにか私もタイマグラに移り住み、隣人としておつきあいさせてもらいました。この映画は私がばあちゃんと出会ってから15年間の記録です。

自分のことを「タイマグラ婆」と言うばあちゃんは、いつも満ち足りた笑顔をたやしません。「極楽だあ…」と笑いながらお茶を飲んでいます。まわりから見れば不便なだけの山奥なのに、何がそんなに幸せなのでしょうか。水道はないので、湧き水や沢の水を使っています。電気は昭和の最後になってようやくひかれ、ずっとランプの灯りが頼りでした。近くの人里からは遠く離れており、長らく一軒きりでした。私たちが当たり前と思っているものがほとんどない暮らしなのです。

しかし、ばあちゃんの日々は、木々や風が発する自然の声に満ちあふれています。春、早池峰山の雪がとけて山の斜面に「種まき爺こ」の形があらわれたら畑に出ます。コブシの花の咲き具合が豊作か凶作かを知らせてくれます。カッコウの鳴き声を合図に種まきを始め、お農神さまへのお祈りを欠かしません。秋には収穫をお供えして実りを感謝し、冬の寒さが来たら畑で育てた豆から豆腐や味噌をこしらえます。

ばあちゃんの暮らしには便利な「モノ」はなくても、さまざまな生命たちと一緒に生きているという安心と喜びがありました。変わることなく春夏秋冬をきざむ大自然がばあちゃんの笑顔を生み、暮らしを豊かに彩っているのです。ばあちゃんの四季のいとなみは毎年かわることがありません。15年たった今、そのかわらない暮らしの中に、とても懐かしく大切なものがあったような気がしています。

どんなに科学が進歩してもかわらないもの。どんなに暮らしが便利になっても人間にとって他にかわることのできないもの… 。身体を動かして働く喜び、自然に抱かれる喜び、季節を感じる喜び。ばあちゃんが守ってきたのは「人としてかわってはいけないもの」であったように思われるのです。ばあちゃんは81歳で生涯を終えました。しかし、映面の中で生き続けて、私たちに大事な何かを語りかけてくれることでしょう。』

とても感動的なドキュメンタリーでした。物が溢れ生活が便利になった現代、その反面、うつ病者の急増や心の荒廃など…。人間も自然の一部、であれば自然と共に生きるのが人間本来の生き方なのかな?「何が本当の幸せなのかな?」を考えさせられる素晴らしい番組でした。ビデオを撮っていたので、何度か繰り返し見たいと思っています。


10月11日(土) 森林浴の効果

山に行くとストレスが発散され気分がよくなったり健康になったりするのは、単に気分的な問題なのかなぁ〜?って思っていました。しかし、最近の研究では、森林浴の癒しの効果が科学的、医学的に証明されつつあるようです。

樹木の葉や幹から発散される芳香性物質であるフィトンチッドがその成分の一つらしいです。アロマテラピーに使われる精油でもあるとか・・・。森の中は、この揮発性のフィトンチッドで満ちているんですって。

以前の朝日新聞(ネット版)には次のようなことが書かれていました。『森林浴をすると抗がん能力が上がるとの研究成果を農林水産省系の独立行政法人・森林総合研究所がまとめた。森林浴の新たな一面として、注目を浴びそうだ。』と。以下、その記事の一部を抜粋いたします。

『12人は、9月2日から3日間、長野県飯山市内の森林に滞在。1日目は雑木林で午後から2時間、2日目はブナ林とスギ林に囲まれた遊歩道を2時間ずつ散策した。2日目と3日目に血液検査をし、ふだんの状態と比べたところ、がん細胞を破壊するナチュラル・キラー(NK)細胞の元気度を示す「NK活性」が、2日目で平均26.5%、3日目で同52.6%上がった。血中のNK細胞の数や、NK細胞が出す抗がんたんぱく質も増えていた。NK細胞の機能が高まれば、抗がん能力は高まると考えられている。』

いやぁ〜やっぱり山や自然って体にいいんですね♪山から帰ってくると確かに肉体的な疲労は感じますが、精神的なストレスは解放され、その後数日間とっても体調がいいんです。それだけでなく、精神的にも集中力が高まるし、とてもプラス思考で物事を考えられるようになるんですよ。特に山の中で一泊すると効果覿面なんです♪(^^)

私はよくアイディアとか近所の山を登りながら考えることが多いんです。家の中であれほど悩んで考えても名案が浮かばないのに、緑に囲まれた山を登っているとフッとアイディアが閃いたりするんです。山はストレス発散、癒し効果、体力増強、いいことイッパイあります。特に単独で新緑や紅葉の頃、山へ行くと、自分が自然の一部のような、いや自然と一体化しているような錯覚に陥ることがあります。山はホントいいですねぇ〜♪(^o^)

明後日は、仲間達と沢へ行くことが確定していますが、明日はどこへ行こうかなぁ〜?まだ考えていないんです。山行計画を考えている時も、これまた楽し〜い♪天気も良さそうですし、紅葉が楽しみです。久しぶりの連休ですもの、思いっきり楽しんできま〜す♪その分、今日はお仕事、頑張らなくっちゃ〜!


10月9日(木) 酔いどれパソコン講座

先日行った南八甲田の黄瀬川の写真を整理し、先ほど「沢の扉」に紹介しアップ致しましたぁ〜♪今回は写真を55枚掲載しています。ご興味のある方は、御覧下さいねぇ〜♪遡行した時のことを思い出しながら写真の整理をしたり、HPに掲載する写真をセレクトしたり、解説文を考えたり、結構楽しい作業なんですよ〜!さらにお酒が加われば、気分はまるで遡行しているかのようです♪

先日、生徒のOさんより「先生〜!デジカメで撮影した写真、間違ってSDカードより削除してしまったのですが…。この写真、仕事で使う大切な写真でして〜!どうにか復元できないものでしょうか?」って御相談がありました。「そう言えば、以前の私の日記に削除してしまったファイルを復元できる無料ソフトを紹介したことがあるなぁ〜!」って思い出した私。

え〜っと、ソフト名が…そうだ!思い出したぞ! 『DataRecovery』と『ゼロ・アサンプション・リカバリー』だぁ〜!このソフトの存在は知っていたのですが、実際に復元を試したことがなかったのです。生徒さんが来られる前に、私のXDカードやUSBメモリで実験してみよう♪そしたら、ちゃんと復元できました♪結構時間がかかりましたけど…。でも、写真は結構復元できましたが、エクセルなどは復元したものを開いている見ると文字化け状態になっているのもありました。

で、その夜、生徒さんが来られて〜!間違ってSDカードより削除してしまった写真を『DataRecovery』のソフトで見事復元することが出来ました♪これには生徒さんもビックリされたようで感激されていました。「助かりましたぁ〜!ありがとうございましたぁ〜!」って、とても感謝して下さいました。生徒さんの「ありがとう!」の言葉を聞きたくって、頑張っている私!この時は、ほんの数分で復元できましたし〜!

この 『DataRecovery』と『ゼロ・アサンプション・リカバリー』、一長一短あるようです。『DataRecovery』は、写真だけでなくエクセルやワードといったファイルも復元できます。しかし、プレビュー機能がないため、特に写真の場合、撮影した日付(いや、削除日だったかな?)やファイル名が分かっていないと…。一方、『ゼロ・アサンプション・リカバリー』は、プレビュー機能はあるものの、写真だけしか復元できません。デジカメのメモリに保存されている写真などを誤って削除してしまった場合などは、こちらのソフトの方に軍配が上がるかもしれませんね。

なお、どちらのソフトも削除時と同じドライブ上に復元すると、ディスク上のデータが上書きされてしまいファイルを正しく復元できないことがあるため注意が必要です。また全ての写真やファイルを復元できるわけではないので〜!でも、どちらも無料のソフトですし、万が一削除してしまった場合など、試してみる価値はあると思います。どちらのソフトもVistaに対応しています。

『沢の扉』 南八甲田・黄瀬川 今すぐ見たい方はクリック!

『DataRecovery』 削除してしまったファイルを復元できる無料ソフト 今すぐ見たい方はクリック!
『ゼロ・アサンプション・リカバリー』 削除してしまった写真を復元できる無料ソフト 今すぐ見たい方はクリック!


10月7日(火) 八甲田・黄瀬川 遡行編

昨日の日記の続きで〜す!まず歩き始めは、長〜い黄瀬の林道歩きから始まります。日本100名滝で有名な「松見ノ滝」の川が、今回遡行した黄瀬川なんです。この林道、入口にゲートがあり車は入れませんので、歩くしかないのですが通常は3時間ほどかかるようです。今回は2泊3日の沢をどうしたら1泊2日で遡行できるか?と考えた際に、「行動時間は長くなりそうだし、荷物は出来るだけ軽くしよう!」ということに。

よって酒類も、大好きな日本酒やビールは持たず、ウィスキーのみ。装備も補助ロープ20Mと登攀具類は必要最小限に軽量化。黄瀬林道は2時間で松見ノ滝の入口へ到着。松見ノ滝は去年見たからもういいや〜!ってことでパスし、松見ノ滝の上に降り立ち、黄瀬川の遡行開始です。去年、途中まで遡行しているので、勝手も熟知しておりハイペースで進むことができました。

そうそう、林道から松見ノ滝へ至る道を途中まで降りた時のこと…枝沢を下降し始めるとビックリしたことに後続の登山者が私の後ろを着いて来たのです。どう見ても沢屋には見えないのだが…。「あの〜すみません。どちらへ行かれるのですか?この道は松見ノ滝の上に至るルートで松見ノ滝の下には出られませんよ!」と私。

この黄瀬川、小滝とナメが連続し水量も豊富で楽しいのなんのってぇ〜♪それに今日は快晴!気分も最高♪しかも、遡行者は私だけで貸し切り状態!なんという贅沢なひと時なんでしょう♪標高590M右岸枝沢から先は未知の領域(去年は台風の為、ここで敗退)!未知の領域に足を踏み入れる時って、ワクワクするんですよ〜♪何が出て来るか?楽しみ、楽しみ〜!この沢、滝やゴルジュなど一見突破不可能に見えても、取りついてみれば、どれもこれも適度なスリルで突破できるものばかりで超楽し〜い♪(*^_^*)

長根沢出合付近は白いナメで美しく、その上部(標高800M付近)は赤いナメでこれまた超美し〜い♪大きな滝はないものの、豊富な水量と深い釜と滝の連続は遡行者を魅了します。ただし、上部になると滝やナメの数も減ってきてゴーロ歩きが長くなりました。でも、紅葉の中のゴーロ歩きも楽しかったですよ♪最後のツメは、1,060M黄瀬沼に至る左岸枝沢をツメました。上部は単調なゴーロでしたので…。

ところが…黄瀬沼から地獄峠に至る登山道のヤブのひどいこと〜!だから「地獄峠」という名が付いたのかな?って思ったほどです。沢ではヤブ漕ぎはなかったのですが、まさか登山道でヤブ漕ぎを強いられるとは…。酔いどれ隊のK嬢より南八甲田の登山道のひどさは聞いてたのですが、これほどまでにひどいとは予想だにしませんでした。これじゃ〜あと何年かすれば、廃道になりかねませんよ〜!地獄峠からは旧道を通り猿倉温泉へ下山しました。この道は昔の軍用道路で、アップダウンがほとんどなく足に優しい道でした。

この沢、2万5千図を見るとゲジゲジマーク(ゴルジュ)ばかりですが、実際に遡行してみると明るいゴルジュで圧迫感はほとんど感じませんでした。但し、高巻きは不可能に近いところが多いように感じられました。今回は、トマの風さんの遡行記録を参考にしたので、不安や緊張感はほとんどなく楽しみながら遡行できた次第です。先人たちの勇気と行動に頭が下がる思いです。何はともあれ、良い気分転換が出来て楽しかったです♪(*^_^*) 「酔いどれ画像掲示板」に写真を17枚掲載いたしました。ご興味のある方はご覧下さいねぇ〜♪

『酔いどれ画像掲示板』 南八甲田・黄瀬川 今すぐ見たい方はクリック!


10月6日(月) 癒しの渓、八甲田・黄瀬川 単独日帰り遡行!

皆さん、しばらく振りで〜す♪仕事や山の準備等でバタバタしておりました(^^ゞ。青森県は南八甲田山域の長大な沢(というより川)、黄瀬川を遡行して参りましたぁ〜♪この沢、去年の夏にけんぼーさんと遡行したのですが、台風の為、止むなく途中で断念した因縁の沢なのですよ〜!今回は単独で行って来ました。

いやぁ〜いがったぁ〜!水量豊富な沢で美渓、秀渓!とても満足のいく沢でした♪滝、ナメ、ゴルジュ、淵等が連続し、しかもほぼ全て直登可能(1か所だけ高巻いた)!また紅葉も素晴らしく綺麗!飽きさせない楽しい沢でした(上部のゴーロ歩きが長いけど)♪これと行った難所もなく、一人のんびりと癒されながら遡行するにはいい沢ですねぇ〜!

この黄瀬川、とにかく長いんですよ〜!2万5千図で3枚分もありますし〜!この沢の存在を知ったのが、社会人山岳会「グループ沢胡桃」さんのHPでした。それによると「滝が出てくるたびに、ほどよいスリルを楽しめ、これはニヤニヤがとまりませんねぇ!」とのことで、かなり面白そう♪山中2泊3日している。沢の長さを考えると、やはり3日は必要なのだろう。去年我々が行った時も2泊3日で計画を立てましたし〜。

ところが今回、3日も休みが取れないよ〜!「どうにかして1泊2日で遡行できないものか?」と、あれこれ考えました。出した結論が「とにかく朝早く出発するしかあるまい…5時に出発して夕方5時まで歩けば12時間は行動できるぞ!初日に1,060M黄瀬沼に至る左岸枝沢までたどり着けるかどうかが成否の分かれ目だな!」と。で、結果は…朝5時10分に黄瀬林道を歩き始め、上記に述べた1,060Mの二俣に到着したのが12時50分でした。我ながらビックリ!そんなに急いだつもりはないのだけど…。

時間はまだ早いし、単独ですと話し相手がいないので早めにテントを張ってしまうとヒマなんですよねぇ〜!歩いていた方が余程楽しいのです。「登山道の幕営地まで頑張ってみるか!」と思い黙々と歩きました。登山道に出てから幕営予定だった場所(エアリアマップにはテントマーク記載)に到着してみると「あれ?なんじゃこりゃ〜!こんなところにどうやってテントを張れというのかぁ〜!」まったく設営できないような場所でした。「よし、こうなったら降りちゃえ〜!最終バス(車の回収の為)には間に合いそうにないけど、温泉とビールが待ってるぞぉ〜!」と思ったら元気100倍ですよ♪

16時40分、猿倉温泉に下山!本日は11時間30分の行動でした。1泊2日分の食料・装備を背負ったのに、結局日帰り山行になっちゃいましたよ…。最終バスが16時54分だ!ふぅ〜間に合ったぁ〜♪JRバスにて紫明渓下車、そこよりヘッドランプを着けて歩き黄瀬の車デポ地に到着したのが18時。このまま家に帰るのはちょっとシンドイな〜!明日の朝、帰ることにしよう!で、車回収後、こんな遅い時間でも日帰り入浴できる温泉を探しに十和田湖温泉郷へレッツゴー♪あった、ありましたよ〜!夜9時までOKな公共の温泉が(十和田市、市民の家)♪入浴料も300円でした。その後、酒屋さんを探しにレッツゴー!そこでビールとおつまみを調達しました♪で、今度はテントが張れそうな場所を探さなくっちゃ〜!これまたレッツゴーだ!

ふぅ〜やっとテントの設営も終わり、これでゆっくり飲めるぞぉ〜!一人プチ宴会だぁぁぁ〜♪240円で買った赤貝の缶詰がビールのおつまみにピッタリで、メチャ旨でした。翌朝は4時半に起きて5時半に出発!家に着いたのが朝8時半でした。幸運が重なり予定より早く下山できましたが、充実した山行になりました♪あっ!そうだ、沢の詳細、書いていなかった…。明日の日記にでもご紹介いたしま〜す!(*^_^*) PS.上の写真は、その黄瀬川にて。一見直登不可能なように見えても、いざ取りついてみると登れる滝ばかりで面白かったです。この滝は、左岸をヘツリ直登。


10月2日(木) 酔いどれパソコン講座

数週間前のこと、私のこのHPのアクセスカウンタが表示されなくなりました。以前にも時々そのような症状が出ましたが、ちょっとすると直っていたので、あまり気にしていなかったです。ところが、今回は数日経っても表示されなくって「どうしたんだろう?」って疑問に思い調べたところ、なんと私が利用してたアクセスカウンタ(有料)A社のサービスが突然打ち切られてしまっていたのです。

時同じくして、B社からアクセス解析(これも有料)の年間更新料の支払いメールが届き、「アクセスカウンタ、アクセス解析、無料で使えるモノで何かいいものないかなぁ〜?」ってネットで調べ始める私…。通常、無料ですと宣伝広告が入ったり機能制限があったりでして…「出来れば宣伝広告は入れたくないなぁ〜!」

お悩み解決!いいモノ見つけましたよぉ〜♪「FC2」です。FC2といえば豊富なカスタマイズ出来るプログでかなり有名ですが、プログ以外にもたっくさんの無料サービスを提供しているようで…。これはありがたいっス♪

まずは急を要するアクセスカウンタについて…。カウンタ画像が三千種類以上もあり、しかも広告なし!さらに1ヶ月分のアクセス統計グラフ機能も付いている。これでタダというのですから利用しない手はな〜い!よって、現在私のこのHPのアクセスカウンタは、FC2を利用しているんですよん♪

詳細なアクセス解析もした〜い!以前はB社の有料サービスを利用していましたが、同じような解析がFC2で無料で出来ることを知り、鞍替えしました。かなり小さな広告(業界最小)が8秒間だけ表示されますが、ほとんどわかないと思います。私のHPのトップページが表示された際、画面右上に「FC2」と表示されますが、ソレがそうなんです。時間別/日別/月別にアクセス解析が出来るのはもちろんのこと、検索エンジン/検索キーワード、リンク元/リンク先も解析できます。さらに、訪問者の追跡ではプロバイダ/ホスト名/OS/ブラウザ/同時発色数/解像度/言語/国/都道府県/リピータ数なども解析できますよ〜!

そうそう、買物カゴ(ショッピングカート)も無料で利用できるのにはビックリ♪実際にちょっといじって遊んでみたのですが、タダとは思えないほど充実機能でシッカリしたものでした。CGIの知識がない方でもショッピングカートサイトを作れるようですし、もちろんSSL(暗号化通信)にも対応しています。さらにホームページ無料サービスも行っているようで、ファイル容量はなんと1G、しかも広告なし、商用利用も可能なようです。恐るべし「FC2」のサービス!ご興味のある方は、以下をクリックしてみてね〜♪

『FC2 各種サービス』 アクセスカウンタ、アクセス解析、他 今すぐ見たい方はクリック!


10月1日(水) 小柳沢を「沢の扉」に公開!

仕事の合間を見ては、せっせと写真の整理をして、どうにか本日「小柳沢」の遡行記録を「沢の扉」に公開することができましたぁ〜♪写真を39枚アップ致しましたので、ご興味のある方は、御覧下さいね〜♪記憶が薄れないうちにアップしないと「あれ?この写真、何だっけ?」ってことになってしまうので〜!(^^ゞ それに、早めに整理しないとどんどん溜まっちゃいますし〜!

この小柳沢の核心部は、強いて言うなれば地形図の「読図」だと思います。頻繁に枝沢が出てきますので、正確に読図が出来ないとヤブ漕ぎなしで登山道に出るのは難しいと思いました。今回は、S山岳会の重鎮、STさんのアドバイスを頂き、とても助かりました。そのアドバイスがなければ、最後は、苦しいヤブ漕ぎ強いられ熊見平にツメ上げたかも知れません。

この沢、ネットでいくら検索しても遡行記録は皆無に等しく、唯一の記録と遡行図は「登山体系」のみ。今回、この小柳沢の全貌をネットで公開するのは、きっと私が初めてだと思います。地元岩手では、知る人ぞ知る名渓なのですが…。それ以外は、おそらく沢の存在すらも知られていないと思います。かくいう私も200年の6月に単独遡行したのですが、下流部のゴーロ歩きが長く、嫌になって途中下山したことがありました。

今回、完全遡行してみて、ゴーロあり、滝あり、ナメあり、巨岩帯あり、お花畑ありで、単独遡行するには結構楽しめる沢だと思いました。これと行った難所もなく、まさに癒し系の渓でした。もっと遡行されてよい沢だと思った次第です。ただし、唯一の核心部は?読図だと感じました。読図がシッカリ出来ないと、強烈なヤブ漕ぎを強いられる可能性が大きいです。

S山岳会では、毎年のようにこの小柳沢を遡行しているようです。初級者に沢の魅力を知ってもらうには、まさにピッタリの沢ですね♪沢慣れた方でも、「癒しの渓」として楽しめる沢だと思いました。遡行後も、秋田駒ケ岳の稜線漫歩を堪能できる素晴らしいコースですね♪さすがSTさん、目の付け所が違いますなぁ〜!但し、結構長い沢ですし、下山にもそれなりの時間がかかりますので、夏の日の長い時期に遡行された方が楽しめるかもしれませんね。その方が、猛暑の中、滝をシャワーを被りながらガンガン直登出来ますしね♪遡行グレードは2級位だと思います。沢好きな方々の参考になれば幸いです。

『沢の扉』 秋田駒ケ岳・小柳沢 今すぐ見たい方はクリック!


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