酔いどれ日記 2019年4月

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4月24日(水)
お花見デート in 角館

昨日、23日(火)は平日ですが、Fちゃんの仕事の休みの日にあわせて特別休暇を取り、角館へお花見デートへ行って参りました。午前中は角館・武家屋敷と桧木内川堤の桜を見た後、お昼は料亭でランチを堪能!午後は西木町へ移動し、群生・密度とも日本一の規模を誇る八津・鎌足 の「かたくり群生の郷」を見学するという豪華なデートプランです。

デート日を23日に決めたもう一つの理由あります。それは、一ヶ月前の「角館の桜の満開予想」が4月23日だったのです。毎年のように角館の桜を見に行っている私達ですが、いつも早過ぎたり、逆に遅過ぎたり…ちょうど満開の時期に当たったことが一度もありません。「一度でいいから満開の桜を見てみたいね!」と、Fちゃんと言い合っていました。

ところが4月に入り寒い日が続き、満開予想がずれてしまい「今年もダメか…」と諦め掛けていました。でも、せっかく休暇を取ったのですから「まずは行って見ましょう!」てなことに。9時30分、角館で待ち合わせ!平日という事もあり、通勤ラッシュの時間帯にぶつかり盛岡市内を出るまで渋滞に巻き込まれ時間が掛かってしまいました。角館に近づくにつれ、いつもより交通量が多いのが一目瞭然でした。もちろん、皆さんのお目当ては「角館の桜まつり」です。

平日にもかかわらず、物凄い人の多さにビックリです。外人さんもたくさんいました。一番陽当たりの良い樺細工伝承館前の桜は、満開に近い状態で、その美しさにウットリ♪武家屋敷の枝垂れ桜や桧木内川堤の桜は、まだ早くちょっとしか咲いていませんでした。お昼は、行き当たりバッタリで決めよう!と思っていましたが、出来ればゆっくりと食事がしたいなぁ~!大正時代から続く角館の老舗料亭・東海林(しょうじ)へこれからでも予約可能かどうか?ダメもとで訪ねに行きました。秋田の郷土料理がいただける料亭なんです。

10時30分に訪問したのですが、申し訳そうに言われました。「今日は予約で既に一杯でして…」と。やはりダメだよなぁ~!と諦め掛けた時…女将さんが「隣のお店、実は私の妹が経営していまして、そちらで予約が可能かどうか?聞いてみますね!」とのこと。

突然の訪問にも掛からず、快く対応してくれて感謝です。料金も2,500円でリーゾナブル「じゃ、予約をお願いいたします!」と即決。ランチの時間まで1時間ありますので、再び桜見物を楽しみました。朝来た時よりも明らかに咲いています。今日の日中は23度まで上がり、歩いていて汗ばむほどでした。

ランチの時間がやってきて、上記のお店「家庭料理 巴里屋」に入りました。パリ屋という店名からしてフランス料理なのかな?と思いきや、地元秋田の旬の野菜を使った和洋折衷の創作料理のお店です。お任せコースで全7品、2,500円(税込み)です。料理内容は…①黒ゴマ豆腐(バッケ味噌)②椎茸のマリネ(人参ソース)③長芋のゼリー寄せ(梅、桜の花)④パリ屋オリジナル・茶碗蒸し ⑤トウモロコシのスープ ⑥豚の角煮(ジャガイモ添え)⑦デザート、さらに、ライスと味噌汁が付きます。

どれもこれも、本当に美味しかったです。特にソースにこだわりがあって、今まで食べたことのない味ばかり!ほんと絶品でした。一品一品 お料理が出来てお料理の解説もしてくれて、店内は洋風ですが、まるで料亭のような感じでお料理と会話を楽しみながら、ゆったり過ごせて大満足でした。このお店、穴場かもしれません。また、ぜひ行ってみたいです。

食後は、西木町へ移動し「かたくり群生の郷」へ行きました。ここのカタクリの群生は、一面が薄紫の絨毯のように咲き誇り、まさに圧巻!迫力があります。これほどまでに素晴らしい群生地は、他に類を見ないです。その広さは約 20ha、日本最大規模のかたくり群生地で東京ドーム4個分にも及びます。

今回は、Fちゃんと「白いカタクリを見つけようね!」と言い合っていました。その白い花は、同じく仙北市にある田沢湖の伝説の辰子姫が恋人との別れを惜しんでこぼした一粒の涙が白い花になったという伝説があるそうです。

その突然変異で生まれた白いかたくりの花を見つけると「恋愛が成就」するとか「幸運が訪れる」とか言われているようで…。しかし、その白いカタクリの花は、数万本に1本くらいの割合でしか現れない希少種らしく、果たして見つけることが出来るだろうか?

意識しながら(探しながら)広大な群生地を見て廻ったのですが、どこにも見当たりません。もうダメか…と諦め掛けた時、Fちゃんが「あっ!私、ここにあると思うよ!なんか見えたような気がするの!」と出口付近の駐車場の、しかも車の中で言い出したのです。そんなバカな…。Fちゃんは、きっと仕事で疲れているのだろう!昨日は、夜中の2時に緊急電話で呼び出され、職場(病院)に戻り急患の対応をしたと言う。昨夜は2時間しか寝ていないとか…。きっと幻を見たのだろう!と。ところが、実際に行って見ると、本当に白いカタクリがあったのですから、超ビックリしました。まさに奇跡です!その白いカタクリを見て、なんか「幸せ」な気持ちに浸ってしまった私達…。

いよいよ、お別れの時間がやってきました。ほんとあっという間の一日でしたが、楽しく充実した時間を過ごす事が出来ました。月に一度の貴重なデート(遠距離恋愛で、しかもお互いの休みが合わない)、お天気にも恵まれ、桜とカタクリと食事を楽しめて思い出に残る素敵な一日となりました。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!

●『画像掲示板』お花見デート in 角館


4月22日(月)
絶景!和賀山塊 小滝山(1,098.6m)

和賀山塊の小滝山?どこにあるの?って思う方も多いと思います。白岩岳や白岩薬師から1.7キロ南下した所に位置する山です。2万5千図では小滝山の山頂付近まで登山道が伸びていますが、現在は廃道状態で積雪期限定のバリエーションルートになります。しかしながら、実際に行って見ると「東山ふれあいの森」の散策路が尾根上750m付近まで(全行程の半分弱)伸びていて、これを利用して登ってみることにしました。

アプローチは、白岩岳の登山口である入角林道入口を過ぎ900mほど直進、下に溜池が見える所から下ります。本日はロングコース!標高差900mも登らなければなりません。よって、早出勝負します。5時前には自宅を出発!準備を整え6時40分に車デポ地より歩き始めました。そうそう、4年前の2015年4月29日、ヤマレコのmountrexの山行記録によると、林道終点まで車で入れているようです。

今回行ってみたところ、溜池のところで巨大な倒木が林道を塞いでいて通れませんでした。小さな車であれば倒木の隙間を通り抜けることが出来ると思います。仮にその倒木を通過できたとしても、溜池から850m進んだ右に90度曲がる部分で林道が決壊していて通行不可能となります。林道歩きの距離も短いですし(1.6キロ、約20分)、溜池に車をデポして歩いた方が安心出来そうです。

先週は、西和賀町の四枚平山を登ったのですが、この一週間、晴天&暖かい日が続き、あちこちで一斉に桜が開花しました。山では雪解けが一気に加速し、さらに新緑が芽生え緑が眼に眩しく感じられるほどでした。一週間前は林道上にはまだまだ豊富な残雪、新緑は皆無状態で冬の感じが否めませんでしたが、この一週間で「春が来た!」って感じです。短期間でのこの劇的変化に驚嘆しました。

車デポ地から登山口までの林道上には、雪のかけらすらありませんでした。案内板の脇から薄っすらとした踏み跡をたどって登っていきます。標高300m地点の尾根の取り付きから杉林の急登が続きますが、どこが道なんだか…。

植林の跡があり適当に(登りやすそうな所を)標高差100mほど急登にあえぎながら登り続け尾根に出ると突如立派な道が出てきてホッとしました。「東山ふれあいの森」の散策路として、その昔に整備された登山道、部分的にに不明瞭なところもありましたが概ね良好でした。

しかし、登れど登れど雪が出てこず、不安になりました。この散策路、一体どこまで続くのだろう?(830mまでという記録がある一方、711mという記録もある)雪が少ないと、この先ヤブ漕ぎが待ち受けています。「いくらなんでも標高700m過ぎれば残雪は豊富に残っておりヤブ漕ぎをすることはないだろう!」と楽観視していた私…。ところが、標高600mを過ぎてもまったく雪が出てこないのですよ。マジですか…!650m過ぎてやっと少し雪が出てきてホッとしました。711m地点では豊富な残雪に安堵したのも束の間、730mで雪が消失しついにヤブ漕ぎを強いられるハメに(と言っても大したヤブではないが…)。私の見立てによると、標高730m付近で道が消失している感じです。

標高800mまで登ると再び豊富な残雪が出現し、この先以降はヤブ漕ぎを強いられるところは皆無となりました。ほんとヤレヤレ、これで登頂間違いなし!と確信しました。朝早いこともあり、雪が締まっていてワカンを履かなくてもサクサク快適に登れました(長靴で)。立派なブナだなぁ~!歩いていて楽しくなります。

標高845mまで登ると木々の隙間から森吉山(1,454.2 m)が望めました。本日は快晴無風!まさに春山エンジョイ♪です。878m地点を過ぎると白岩岳や白岩薬師の雄姿が目の前に迫ってきます。気温が上がり雪が緩み始め長靴では潜るようになった9時50分、標高1,050mの小ピークにてワカンを装着しました。

その1,050mの小ピークから山頂までがこの山の真骨頂!360度の大展望を満喫しながら縦走できるのですから、そりゃもう最高です。左から森吉山の山々、白岩岳、岩手山、羽後朝日岳、和賀岳、薬師岳、真昼山塊の山々(その奥には夏油や焼石連峰の山々)、右には鳥海山の雄姿がクッキリと聳えています。そして、眼下には仙北平野が広がっています。なんという絶景!そりゃもう、小躍りしたくなるほどです。これまで数々の山頂を踏んできた私ですが(お天気に恵まれたこともありますが)、この絶景は(展望の素晴らしさは)別格です。

登り始めること約4時間、山頂(三角点)に到着!下りは2時間20分、合計6時間20分でした。そうそう、下山時に事件勃発!ワカンをザックの雨蓋に挟んでおいたのですが、気付けば無くなってる…。どこで落としのだろう?37年間も愛用しているワカンです。何度も自分で修理して使い続けています。

「下ってきた道を登り返し探すのも面倒だなぁ~!もういっかぁ~!」という気持ちと、「とても気に入っているワカンなので何とかして探し出したい!」という気持ちが交差しました。1時間前に休憩した時は、確かにあったのです。で、出した結論は、30分登り返しながら捜索して見つからなかったら諦めよう!と。10分ちょい登り返した地点で道端に落ちているのを発見し、ヤレヤレでした。

帰りは、いつもの幸楽苑にてちょっと遅い昼食となりました。今回は、新メニューの塩野菜たんめん(640円)を食べましたが、美味しかったですよ♪本日は、久し振りに感動的で素敵な登山が満喫できて嬉しく、帰宅後 プチ祝杯を上げました。ゴールデンウィークに備えてよいトレーニングが出来たと思っています。心配なのは、この雪解けの早さです。ゲートが開いてからでないと登れない積雪期限定の山に関しては「もかして、間に合わないかもしれないなぁ~!(ヤブ漕ぎ必須)」と思った次第です。掲載の写真、一番上は白岩薬師と岩手山(右奥)、2枚目は羽後朝日岳、3枚目は鳥海山、一番下は和賀岳。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいねぇ~!

●『画像掲示板』和賀山塊・絶景!小滝山


4月18日(木)
ダイエット、はじめました!

先月3月中旬のこと、山仲間のSさんから仕事の依頼を頂きました。パソコン購入のアドバイスからはじまって…セットアップ、旧パソコンからのデータ移管やその他諸々の作業等を全て一任してくれました。Sさんは、会社社長で会社で使っているパソコン(Windows7)をWindows10に買い替え、今までと同様に使えるよう設定してもらいたい!とのご要望でした。

以前は、沢登りなどご一緒させていただいたSさんです。今回 数年振りの再会となりました。彼の事務所にお邪魔するなり第一声が「酔いどれさん、いや~太ったね~!」でした。言ってくれるじゃないの!これには正直ショックを受けました。彼にはよほど太って見えたのかもしれません。言い訳になりますが、この日は大雪の日で寒くて着膨れしていたこともあります。

実はそうなんです。毎年ちょっとずつ確実に太っている私…。頻繁に会っている人であれば、分からないかもしれませんが、Sさんのように数年振りに会うと、その太り具合がリアルにわかるのでしょう。お昼休みにSさんと近くの食堂でランチしました。Sさん曰く「実は、俺も太った時期があってね。今、お昼は食べないことにしてるんだよ!」と。元々100キロマラソンの大会に出るほどのランナーのSさん、膝を痛めて走れなくなってしまい、それから太りだしたと言います。

この日、Sさんとお会いした時は、数年前にお会いした時と変わらぬスラッとしたカッコイイ体型になっていました。「へぇ~!そんなことがあったんだね!」と私。彼に刺激を受け、私もダイエットする決意を固めました。Sさんのように昼食を抜くのはさすがに辛いなぁ~!てなことで、晩飯を抜くことにしたのです。

晩飯といってもまったく食べないとシンドイですので、おかずだけちょっと食べてお米は食べないことにしたのです。それだけではありません。夜6時30分以降は、どんなに腹が減っても一切食べないことにしました(日本酒も)。但し例外がありまして、カロリーの低い焼酎だけは軽く飲むようにしています。

まずは5キロ!体重を落とすことを目標にしています。私のベスト体重は58キロです。意識して食べないように気を付けているのですが、なかなか体重が落ちてくれません。「継続は力なり!」今後もスリムな体型を目指してダイエットを続けていきたいです。そうそう、母も私同様に晩御飯は豆腐とちょっとのおかずのみです。親子そろってダイエットに励んでいます。沢登りシーズンに備えて少しでも体を軽くしておきたいものです。

来週からゴールデンウィークがはじまります。ちまたは夢の10連休!サラリーマンの方は大喜びかもしれませんが、自営業者にとっては休んだ分だけ収益が途絶えますから大変です。さすがに10日も休んでいられません。山(春山登山)と仕事三昧のゴールデンウィークになりそうです。今週末は、和賀山塊のマニアックな山へ。GWは近場(岩手・秋田)の桑原(栃ヶ森)山塊の山々を集中的に登りたいな!と計画しています。ここ岩手にもやっと桜のシーズンがやって参りました。昨日と今日は20度越え!まるで初夏のような陽気です。我が家の庭のスイセンも咲きました。長い冬が終わり、やっと春の訪れを肌で感じるこの頃です。


4月15日(月)
西和賀・四枚平山 春山エンジョイ

四枚平山と書いて「しまいびらやま」と読むそうです。この山は、北上市に位置する山ですが、アプローチ(入山)は西和賀町の観光の名所「弁天島」付近からになります。阿部陽子さん著の『岩手の山150』にも紹介されている山で、標高は823.4mです。国土地理院の2万5千分の一地形図では、登山道があることになっていますが、現在は廃道のようです。

ネットで過去の山行記録を調べると、登頂した記録は2件しかヒットしませんでした。①「やっちゃん日記」今から11年前の2008年11月11日の山行記録。②「あかりんの岩手低山奇行」今から5年前の2014年10月14日の山行記録。どちらの山行記録も標高600~700m付近で道が消失し、ヤブ漕ぎを強いられ登頂されているようです。

残念ながら残雪期の山行記録は、一件もヒットしませんでした。上記2件の山行記録によると、無雪期であれば七内川林道を尾根の取り付き近く(北ノ又沢と高鼻沢の分岐まで)車で入れるようです。今回どこまで車で入ることが出来るのだろうか?実際に現地へ行ってみなければ分かりません。私の読みでは、2万5千図の舗装道路の終点までかな?と推測していました。もし、そこまで車で入ることが出来たとしても、尾根の取り付きまで片道3.5キロ(往復7キロ 約2時間30分)の林道歩きを強いられます。

林道歩きで往復2時間30分のロスは痛いですが、積雪期ならではの醍醐味でもあります。そんな訳で、今回は早朝出発をしました。雪が締まっているうちに高度を稼ぎたい!という思いがあるからです。4時45分起床、5時には自宅を出発!上堂のすき家にて朝から牛丼(並)を食べてパワーを付ける私!現地へ行ってみると、予想通り舗装道路の終点まで除雪されていました。準備を整え6時45分に歩き始めましたが、朝早く気温が低かったこともあり、林道に積もった雪はカチカチで歩きやすかったです。

しかも、最近入山されたのか?スキーの真新しいトレースがありラッキー♪そうそう、今回はプラブーツ+スノーシューで登るか?長靴+ワカンで登るか?両方用意してきました。現地の積雪状況を鑑み決定しようと考えていたのです。悩んだ結果、今回は長靴+ワカンで登ることにしました。尾根の取り付き手前で川を徒渉しなければならないからです。今日は、朝から快晴無風!絶好の登山日和になりました。林道歩きすら楽しく感じられたほどです。久し振りですよ、こんな晴天の中、登山するの。

車デポ地から歩くこと1時間15分、ふぅ~!やっと尾根の取り付きに到着!そうそう、先に述べたスキーのトレース、不思議なことに尾根の取り付き手前で消失していました。どうしたのだろう?何はともあれ、このスキーのトレースのお陰で多少楽させて頂きました。尾根に取り付くといきなり急登の洗礼を受けます。暖冬の影響か?既にヤブが出始めていて残雪を繋ぎながら登っていきます。今回、ワカンで正解!この急登では、私のロングスノーシューは厳しいです。最初は雪が締まっていて登りやすかったのですが、時間の経過と共に気温が上がり、さらに先週の積雪で新雪が積もっていてズボズボ潜り始め重労働に…。

今朝、牛丼を食べたせいか?体が軽く感じられ絶好調の私!ズボズボ潜りながらもグイグイと登っていきました。和賀の山って、ほんとブナが素晴らしく立派で綺麗!歩いていてウットリです♪樹林の隙間から和賀岳をはじめ和賀山塊の山々、秋田駒ケ岳に岩手山、駒頭山、松倉山、毒ヶ森の山並みが望めました。

超マニアックの山なのに、所々に目印のピンクテープがあってビックリです。絶好調だったこともあり、尾根の取り付きから山頂まで1時間40分でした。山頂は、樹林に覆われ展望はありませんでしたが、以前より登りたかった山でしたので、久し振りに感動しました。そうそう、熊の真新しい足跡もありましたよ。

下山は、尾根の取り付きまでちょうど1時間、その後林道歩きが1時間20分。トータルでは登り3時間、下り2時間20分、合計5時間20分の山行となりました。もっと時間が掛かると予想していただけに意外とサクッと登れてビックリしています。ゴールデンウィークの山行に備えて良いトレーニングが出来ました。登りたい山、たっくさんありまして…。本日はお天気に恵まれ、ほんと楽しい山行となりました。帰路、上堂の幸楽苑で濃厚魚介つけめん1.5(540円)を食べ、帰宅後、部屋掃除をしたり洗濯をしたり、銭湯へ行ったり…。充実した一日を過ごす事が出来ました。PS.上の写真は和賀岳、真ん中は美しいブナの森、下は山頂にて。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね。

●『画像掲示板』西和賀 四枚平山


4月11日(木)
平成で一番売れた実用書は…?

先日来られた生徒さんが…『先生、平成の31年間の歴史の中で一番売れた実用書って知ってますか?』と聞かれ「世界的な超大ベストセラー書 スティーブンRコヴィー著の" 7つの習慣 "かなぁ~?」と答えたのですが、違うようでした。4月6日の日テレの人気番組「世界一受けたい授業」の番組のテーマが「平成に売れた実用書 ベストランキング!」を観た生徒さんからのご質問でした。

それによると、平成で売れた実用書 第一位が養老 孟司 著の「バカの壁」で443万部の売上、第二位が春山茂雄著の「脳内革命」で410万部、第三位がスペンサー・ジョンソン著の「チーズはどこへ消えた?」で400万部。第四位が坂東眞理子著の「女性の品格」で314万部、第五位が「体脂肪計タニタの社員食堂」で308万部。

ちなみに「7つの習慣」は、第12位で220万部だったようです。番組では30位まで発表されたようですので、ご興味のある方は、オーサムスタイルさんのページをご覧下さいませ。約30年続いた平成の平成のベストセラー実用書30について紹介されています。私は、読書が大好きで仕事以外の時間は、以下の三つをして過ごしていることが多いです。①パソコンの勉強をしている。②山行計画を練っている。③読書をしている。

このベスト30のリストを拝見し「俺も、それなりに読んでいるなぁ~!」と思いつつ、まだ読んでいない本もありました。その中で興味を抱いた本が第14位で200万部売れた池上彰著の「伝える力」です。話す・書く・聞くの三つの能力を磨けば伝える力をアップさせることが出来るというもので、本日 岩手県立図書館に行って借りてきました。読むのがとっても楽しみです♪

第三位の「チーズはどこへ消えた?」の続編が、19年振りに今年2月末に発売されたことを生徒さんが教えてくれました。本のタイトルが『迷路の外には何がある?』で著者であるスペンサー・ジョンソン氏の遺作の本になったようです。近々購入して読むのが楽しみです。2009年に発刊された『頂きはどこにある?』も読みたくなって、本日これまた県立図書館で借りてきました。

その他、平成のベスト30には入っていないのですが、ヤフーアカデミアの学長である伊藤 羊一著の『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術 』を都南書館で貸し出しの予約を入れました。彼の考えは「1分で話せないような話は、どんなに長くても伝わらない」というもの。そこで本書では、伝わる伝え方の「型」の部分だけでなく、「結論の決め方」「言い切れない」というメンタルの部分の話から、1分で記憶に残す方法など、誰でもできる方法を紹介。現在、アマゾンで売れ筋ランキング第一位のようで、これもまた読むのが楽しみです。

田中 拓也著の『たった1秒の最強スキル パソコン仕事が10倍速くなる80の方法』を本日アマゾンで購入しました!これは手元に置きたい本かな?と思い購入した次第です。アマゾンのベストセラー・パソコン部門第1位の本のようです。既に知っていることが多いと思いますが、知らないこともあるかな?と思い、買って勉強してみることにしました。パソコン教室を経営する上で、少しでも役に立つ内容であれば、貪欲に吸収したいと思っています。それをスクールの運営や生徒さんに反映し、これまで以上に喜ばれるスクールを目指したい!と切に願っています。


4月7日(日)
リハビリ山行 宮古のサンボトジ頭

前回の日記から一週間も経ってしまったのですね。あっという間の一週間でした。暇を見つけてはワードプレスの研究に没頭しています。優れたデザインのホームページを見つけては、「これ、ワードプレスだったらどのように作るのだろうか?」と試行錯誤の繰り返し。寝食を忘れ没頭する始末…。

解決できず、疲れ果てて寝てしまうこと度々ですが、不思議なことに朝起きる前にふと答えが閃くことがあるんです。昨夜はあんなに考えても分からなかったのに…。夢なのか?現実なのか?わからない朝のまどろみの時間帯に「あっ!そうか、わかったぞっ!」と思う瞬間があるのです。

そんなことが、過去何度もありました。疑問を抱いて寝ると、熟睡している間も脳が考えているのかな?それとも神の啓示かな?(そんなことないか!)。答えが分かった瞬間、直ぐに布団から飛び起きパソコンに向かい試してみるのです。やったぁ~!ビンゴ~♪そりゃもう、嬉しくって嬉しくって~!山もパソコンも、謎解きが大好きな私です。

話し変わって…本日は三週間振りに山登りをして参りました。この2週間、週末に大雪が降ってしまい山行を断念していたのです。ほんと久し振りの登山で、山に登れる喜びを噛み締めていました。天気予報によると、岩手県内陸の予報は雨マークが…。晴れマークの沿岸の山を登ることにしました。宮古の茂市に聳えるサンボトジ頭(687.2m)という超マニアックな里山です。

この山、2万5千図には登山道が記載されていませんが、ヤマレコの記録によると道があるという。いくつかルートがあるようですが、湯ったり館から登ってみることにしました。湯ったり館から伸びる林道を3.3キロほど歩く覚悟でいたのですが、思いの外 立派な林道で私の愛車アクアでも問題なく走行できました。森林伐採用の林道の為か、整備された走りやすい林道です(標高280mまで。その先は荒れていて通行不可)。

もちろん、正規の登山道はありませんので道標は皆無。林道や伐採用の作業道、昔の登山道もどきを利用して登ります。そんな冒険チックな山登りが大好きなんです。だから、沢登りにもハマってしまったのでしょう。先のワードプレスの「閃き」ではありませんが、難題に挑戦するのが好きなのかもしれませんね。森林伐採用の林道や作業道があちこち交差していて気をつけて登らないと迷子になりそうでした。

伐採された山の見晴らしは素晴らしく、久し振りの登山に心が躍りました。しかし、いきなりの急登の連続でシンドイです。標高580mの小ピークまではひたすら急登が続きます。そこから先は、傾斜も緩み歩きやすくなります。道は意外とハッキリしておりヤブ漕ぎを強いられる所もなく安堵しました。沿岸の山らしく開放的で明るい雰囲気の山で、縦走していて気分爽快!やっぱり山登りは楽しいなぁ~♪

もう直ぐ山頂!と思って登っていた所、な・な・なんと人に遭遇!しかも4人も。こんな超マニアックな山で人に会うなんて~!向こうも超ビックリしたみたいです。「ここで何してるの?」って聞かれたほどですから。もちろん「登山ですよ!」と答えましたが。その4名 どうやら、鹿狩りに来られていて猟銃を持っていました。私は、熊除け鈴をジャランジャラン鳴らしながら登っていましたので、鹿は逃げてしまったと思います。彼らはとてもガッカリしている様子でした。

山頂付近は15センチほどの積雪がありました。時間的余裕があり、かつ雪がなければ宇根島山まで足を伸ばそうと思っていましたが、この積雪では時間的に無理だと判断し、断念しました。全行程3時間、リハビリ山行にはちょうど良い感じです。下山後は、湯ったり館にて入浴&ランチをしました。鹿肉のたたき(ライスと味噌汁を付けて千円)を食べました。

山行中、鹿打ちの方と会ったせいか?無性に鹿肉を食べたくなったのです。鹿肉を食べたの、何年振りだろうか?おろしポン酢で食べたのですが、臭味がなくとっても美味しかったですよ。久し振りの山行で、良い気分転換が出来て楽しい一日となりました♪また、明日からお仕事、頑張れそうです!PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね。

●『画像掲示板』宮古 サンボトジ頭

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