酔いどれ日記 2018年05月

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5月30日(水)
白神山地・藤里駒ヶ岳&デート その2

明けて27日(日)の朝、雨の音で目を覚ましました。えっ?雨の予報などまったく無かったのでビックリ!「雨の中、登山してもしょうがないかな?今日の登山は中止にしてゆっくり寝てようかな?」と思ったほどです。タブレットで天気予報をチェックすると、この後 お天気が回復するとのこと。となれば、行かねばなるまい。結局、5時に起きて朝食を食べずに5時30分には南の池公園キャンプ場を後にし、登山すべく筑紫森に向かいました。

筑紫森の登山口は、岩見ダムの近くで昨夜宿泊したキャンプ場から70キロ、1時間30分ほど掛かりました。朝のうちは雲に覆われ、どんよりしていたお天気でしたが、徐々に青空が広がってきて期待に心が躍りました。準備を整え8時30分には登り始めました。ヤマレコなどの記録によれば往復90分程度のお手軽ハイクの山のようです。

一応、この山「秋田県の山60」に選定されています。標高は392mしかありませんが「天狗伝説や柱状節理の岩脈と三十三観音に触れる山」と紹介されています。昭和13年に国の指定を受けた天然記念物のようです。角材を積み上げたように見える千本垂木の姿は、秋田県内でも数少ない奇観のひとつで、隣の岩谷山とともに県立自然公園に指定されています。厳しい山でもないし、本当は、Fちゃんと一緒に登りたかったけど…。

山頂からは太平山が間近に見え360度の大展望に感動しました。山頂直下は岩稜帯でアルペンチックな山で、短いながらも楽しめました。登り40分、下り20分の合計1時間で下山できました。当初の予定では、1時間30分みていたので時間的な余裕が出来ました。下山後、岩見ダムを見に行ってからFちゃんと待ち合わせのイオンモール秋田(御所野)へ向かいました。9時30分待ち合わせだったのですが、1時間も早い8時30分に着いちゃいました。時間潰しに御所野を散策していた所、たまたま国指定の地蔵田遺跡・弥生っこ村にたどり着きました。予想外の展開に得した気分♪遺跡、大好きなんですよね~!

9時30分、イオンモール秋田に戻り、無事Fちゃんと合流を果たしました。Fちゃんの車に乗せてもらい、まずは秋田市の千秋公園(佐竹藩20万石の久保田城跡)のつづじ祭りを見に行きました。本日が最終日ということもあり、ほとんど散っていました。秋田駅周辺は、「これが秋田だ!食と芸能大祭典2018」のお祭りで、凄い人でごった返していました。何たって世界に誇る秋田の様々なお祭りが一堂に集結する大イベントなのですから。とても活気に溢れていて「祭りだなぁ~♪」って感じでワクワクしました。

お昼は、秋田ビューホテルでFちゃんが予約してくれたコース料理を堪能しました。やはり、コース料理はゆっくりと会話を楽しみながら食を堪能できるのが最大の魅力です。次ぎ、どんな料理が来るのだろう?と思うだけでワクワク・ドキドキでした。1時間掛けてたくさんの料理を堪能できて楽しかったです。食後は、さらに「これが秋田だ!食と芸能大祭典2018」を隈なく堪能しました。ロシアのフィギュアー選手の先のオリンピックの金メダリスト、ザギトワ選手が秋田犬を欲したことから、すっかり有名になった秋田犬のブース(ステーション)は、凄い人だかりでした。

秋田のたくさんのお祭りや伝統芸能を一同に堪能でき、スポーツ選手にも会えて、とても楽しい時間を過ごすことができました。この二日間、たっぷり楽しむことができて気分スッキリ♪良い気分転換が出来ました。山自体は、大したことなく楽勝だったのですが、車の長時間移動(2日間で500キロ走行)と時間に追われるスケジュールに精神的に疲れたのか?帰宅したら結構グッタリ状態でした。でも、とっても充実した二日間を過ごす事が出来て満足です。やはり、日帰りとは違う開放感を味わえたのが良かったです。PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

『酔いどれ画像掲示板』筑紫森とデート


5月28日(月)
白神山地・藤里駒ヶ岳&デート その1

5月26日(土)~27日(日)にかけて1泊2日で以下のような計画を練りました。26日(土)白神山地・藤里駒ヶ岳 登山~岳岱(だけだい)自然観察林の散策~大潟村南の池公園キャンプ場にて宿泊▲ 27日(日)筑紫森 登山(国の天然記念物・筑紫森岩脈)~岩見ダム公園散策~Fちゃんとイオンモール秋田(御所野)に9時30分待ち合わせ~千秋公園つつじ祭り~秋田ビューホテルにてランチ~これが秋田だ!食と芸能大祭典2018(秋田の伝統芸能とグルメが楽しめる大イベント)を堪能。

いわゆる登山とデートを二日間にわたり堪能しよう!という、まさに一石二鳥の企画です。幸い両日とも、お天気に恵まれ楽しい二日間を過ごすことができました。2日間の走行距離は何と500キロ!まずは、藤里駒ヶ岳編のご紹介します。藤里駒ヶ岳は、以前より登ってみたかった山の一つ!過去幾度か山行計画を立てたものの、アプローチの黒石林道が不通で断念すること数知れず…。

本来ならゴールデンウィークに登る予定でしたが通行止めで実現できず、結局この日(山開き)まで延び延びになってしまいました。白神山地・藤里駒ヶ岳の登山口まで結構遠いです。我が家から200キロ、3時間30分も掛かりました。自宅から安代ICまで下道を走り、安代ICから高速に乗り~小坂JCT~あきた北空港下車で1,100円なり。この日は、朝5時前に自宅を出発!運転に集中するあまり朝食や昼食の買出しをすっかり忘れてしまい、気付けば白神山地世界遺産センター藤里館に着いちゃっていました。ここまで来れば、お店はなく買出しは不可能!最初の核心部は、食事をどうしよう?ってことでした。

車は岳岱(だけだい)自然観察教育林のちょっと先まで入れましたが、その先は雪のため進入は不可能状態!今年は残雪が多い感じだなぁ~!そこに車をデポし朝食に非常用にと車に積んでいたカップヌードルを食べ8時半出発!登山口まで約2キロ30分の林道歩き。田苗代湿原にはたくさんの水芭蕉が咲いていて心が癒されます。登山道が残雪に覆われ、探しながら登りました。新緑が眩しいほどに美し~い♪標高840mのコルから先の尾根には雪がなく、登山道に沿って登っていきます。標高1,050m付近にて二ツ森と白神岳、向白神岳が見えて感動しました。登りながら途中登山者と会ったのは、一人だけ。山開きで大勢が登ってくる前に出発したのが正解でした。

登ること1時間50分で藤里駒ヶ岳(1,1158.1m)の山頂に到着!山頂からは岩木山、八甲田の山々、二ツ森、白神岳、向白神岳が見渡せ360度の大展望に感動しました。日本海もかすかに見えます。下りは北東尾根を下りましたが、こちらの方は残雪がたっぷりあって驚きました。雪山気分を楽しめて良かった♪

急斜面を雪を利用して下っていきましたが、ブナの新緑が見事でウットリでした。下りは1時間20分でしたので、合計3時間10分の行動でした(休憩時間含む)。体力的にはちょっと物足りませんでしたが、この後、岳岱(だけだい)自然観察教育林を散策しました。「森の巨人たち100選」に選ばれた白神のシンボル「400年ブナ」が、ほんとお見事!まさに御神木って感じでした。

その後、藤里町の峨瓏の滝(がろうの滝・高さ12m)にて滝を見ながらランチタイム♪昼食を済ませた後は、本日の宿泊場所である日本最大の干拓・八郎潟で有名な大潟村に移動です。大潟村のJAスーパー「あぐりプラザ」にて食料(お酒のおつまみ)の買出し、その後、ポルダー潟の湯(400円)にて汗を流しました。八郎潟の干拓工事の完工を記念して造られたという大潟村の「南の池公園キャンプ場」に到着したのは夕方4時頃でした。このキャンプ場、無料ですが届出が必要です。とても素敵なキャンプ場で、私以外に5~6組の宿泊者がいました。側に大きな池があって公園内のキャンプ場ということもあり緑も豊富で素敵なところでした。しかし、この日は風が強く、テントの中での宴会を強いられました。今日は、以前から登ってみたいと思っていた藤里駒ヶ岳が登れて嬉しい一日となりました。技術的には容易な山ですが、アプローチに難のある山です。初めて登る山って、ほんとワクワクしますね♪

明日27日(日)は、4時30分起床、5時30分出発!朝一で「秋田県の山60」の一つ、筑紫森岩脈で有名な(国の天然記念物)筑紫森を登り、何としてもFちゃんとのデートの待ち合わせ場所、イオンモール秋田(御所野)に9時30分までに到着しなければなりません。今宵は早めに寝ることにしよう!てなことで、9時頃には寝ました。筑紫森とデート編は、後日の日記に続きます。PS.上の写真は、藤里駒ヶ岳にて。ブナの新緑がホント美しかったです。下の写真は、南の池公園キャンプ場にて。27日(土)に撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!

『酔いどれ画像掲示板』 白神山地・藤里駒ケ岳


5月25日(金)
子供向けプログラミング・スクラッチ

今年の正月のある日のこと、里帰りした7つ下の弟からアドバイスを受けました。ちなみに、弟は東京のIT企業でシステムエンジニアをしています。「兄ちゃん、2年後の2020年にはプログラミング科目が小学校で義務化されるぞ!中学校では2021年、高等学校では2022年から義務化されるらしい。

東京では、既に取り組んでいる学校もあるらしい。今のうちから勉強して、今後兄ちゃんのスクールで対応出来るようにしておいた方がいいぞ。各学校から講師としての仕事の依頼も期待できるぞ!Scratch(スクラッチ)は、無料で使えるし勉強しておいた方が良く、大きな需要になると思うぞ!」と。

その時は、「ふ~ん、そうなのかぁ~!」って感じでしたが、ネットで調べてみると、あるはあるは…子供を対象としたプログラミング教室が。これはチャンスかもしれない!これまで、ホームページ制作に夢中ですっかり弟からのアドバイスを忘れていました。仕事も一段落したし、いっちょプログラミング(スクラッチ)でも勉強してみるか~!

文科省は、2020年より小学校のプログラミング教育の必修化を決定しました。これを受けて大学によっては受験科目に採用するところも出てくると予想されています。今回のプログラミング義務教育化は、政府の成長戦略の一環で国が本腰を入れて取り組む大プロジェクトとのこと。

義務教育にプログラミングが導入された理由のひとつは、身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながるIoTや人工知能(AI)の活用が広がったことで、人間独自の強みである「創造的に問題を解決する力」がこれからの世代にとってますます重要だと考えられているからのようです。初心者向けのプログラミングアプリは、文科省が開発した『プログラミン』とマサチューセッツ工科大学が開発した『Scratch(スクラッチ)』があります。特にこの『スクラッチ』は、初心者向けプログラミング言語で世界一と言われているようです。

いま世界で広くプログラミングの教育学習に使われているツール「Scratch(スクラッチ)」、ネットで検索すると東京などの大都市では先を見越して「子供向けプログラミング教室」なるものが、たくさんあるのに驚きました(ここ盛岡では数件のみ)。今、子どもに習わせたい習い事として、プログラミング教室が人気を集めているようです。ここ岩手では、まだまだ認知度が低い感じですが…。

さっそく本を買って、プログラミング(スクラッチ)の勉強をしていますが、これが中々面白い♪スクラッチ「Scratch」は、面倒な利用登録やインストールしなくても、パソコンさえあれば初心者でも簡単にプログラミングを始めることができます。英語の難しいコードを書く必要がまったくなく、子どもが簡単に使いこなせる仕組みになっています。ブロックをジグソーパズルのようにつなぎ合わせるだけで、ゲームやアニメーション、インタラクティブな物語作品を作ることが可能なんです。必要な操作はドラッグ&ドロップなどの簡単なマウス操作のみ!子供に限らず、大人も結構楽しめます。無料で使えるのでぜひ試してみてくださいね!今後、当スクールの講座に取り入れる予定ですので、お楽しみに~♪

PS.本日、私の「楽天」に不正ログインがあった旨のメールが届きました。ログインアラート設定をしていたので、知らせが届いたのです。IPアドレスから調べてみると、何とシンガポールからの不正ログインだったことが判明しました。即刻、IDとパスワードを変更!買い物履歴や閲覧履歴を調べましたが、被害はなかったようで安心しました。先月、楽天のクレジットカード登録を削除しておいて良かった!と思いました。

GoogleやAmazonは「二段階認証」を採用していてセキュリティーは強固なのですが、楽天の場合、二段階認証を採用しておらずログインアラートで「知らせてくれるだけ」なのです。皆さんも、被害に遭われる前にセキュリティーの見直しをされた方が良いのでは?当スクールでは、???の方にセキュリティーに関することも授業で教えていますので、ご興味のある方は、パソコンスクールむげんまで。対象は、Google(グーグル)、Amazon(アマゾン)、Yahoo(ヤフー)、楽天、LINE(ライン)、そんなところかな。

PS.そうそう、自己紹介のページの中の「岩手で再スタート(仕事編・起業)」を修正、加筆しました。起業時の「思い」や「取り組み」を追加してみました。ご興味のある方は、ぜひお読みいただければ嬉しく思います。


5月21日(月)
安比高原ブナ二次林

当初の予定では26日(土)、Fちゃんと久し振り(約一ヶ月振り)のデートの予定日だったのですが、記録的な大豪雨により中止を余儀なくされました。本来なら、一緒に国指定の天然記念物である筑紫森(筑紫森岩脈)へハイキングに行く予定だったのですが、ハンパない大雨で登山どころではなくなってしまいました。よって、その日は仕事を授業を入れて仕事に励むことにしました。

翌 日曜日は、お天気が回復するとのことで、貴重な休日、どこへ行こうか?と思案する私。昨日の大雨で山へのアプローチの林道が決壊しているかもしれないなぁ…無難な所で近場にしよう!てなことで、安比高原のブナ二次林を見に行くことにしました。以前より行ってみたいと思っていましたし、ブナの新緑を愛でるには、ちょうど良い時期だと思ったのです。

それだけだと物足りませんので、八幡平の安比岳もついでに登る計画を立てました。車でのアプローチでの途上、滝沢市巣子付近で岩手山の雄姿が綺麗に見えました。今日は朝から快晴です。なんと岩手山が雪で真っ白!5月末だというのにね、これには驚きました。昨日の雨が、標高の高い山では雪だったようです。あまりの季節外れの純白の岩手山に感動する反面、安比岳もきっと積もってるだろうなぁ~!と心配になりました。

起点となる「ブナの駅」に着いてさらにビックリ!全面真っ白、白銀の世界!こんな標高の低い所(麓)でも雪が降ったんだなぁ~!途中入れる所まで車で林道を進み、安比岳の登山口まで歩いて行ってみることにしました。林道はさらに真っ白!数センチ積もっていました。今朝の岩手日報によると、平庭高原で10センチの積雪を記録したのだとか。こんな時に限って、ワカンを持ってきてないし…。さらに登山口から赤川の徒渉が、昨日の豪雨で増水しており、長靴でもキャッパリすること間違いなし!無理することないし…それに本日のメインは、ブナの二次林を見ることにあるのです。安比岳登山、や~めたっと!

ブナの駅まで戻って、「安比高原ブナ二次林」を散策することにしました。ハイキングコースが整備されており、とても歩きやすく、また道標もたくさんあって安心して散策できるのが魅力です。「森林浴の森日本100選」にも選ばれているようですよ。そうそう、「二次林」とは、本来その土地にあった森林が、台風や噴火などの自然災害や伐採などによって裸地となり、その後、自然に再生した森林のことを言うそうです。

安比高原の場合、今から80年ほど前の昭和初期、地元の人達の木炭や漆器等の資材にするため皆伐されました。その際、1ヘクタール当たり1本ほどの母樹が、そして当時は手鋸を使っていたため、伐採できないような大きな木が残されたといいます。それらが親木となり、種子が落下し、一斉に発芽し、成育したようです。

今回、私がたどったコースは、①ぶなの駅→②白いブナ林→③岩畑山→④奥のまきば→⑤黒滝→⑥中のまきば→⑦ぶなの駅、です。ブナの森と巨木がとっても美しく、まさに「癒しのシャワー」で感動しました。一番感動したのが、奥のまきばの湖沼群です。沼と新雪と新緑のコントラストが素晴らしく、今度は、Fちゃんと一緒に歩いてみたいな♪って思ったほどです。ほんとデートコースには最高ですよ!中のまきばに行く途中のブナの巨木にも感動しました。ちょっとヤブを漕いで岩畑山(937.8m)にも登頂しました。黒滝も良かったです。まさに至れり尽くせりの散策路、安比岳には登れなかったけど、来て良かった!って思いました。

全行程3時間くらい掛かると思っていたのですが、2時間で戻って来れました。これじゃ、体力的にちょっと物足りないなぁ~!と思い、安比高原スキー場から前森山を途中まで登りました。たまには、今回のような「のんびりハイク」も悪くないなぁ~♪ 何はともあれ、癒された一日となりました。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

『酔いどれ画像掲示板』安比高原ブナ二次林


5月16日(水)
聞く力とホームページ修正

思えば去年の暮れに仕事で南部点刻さんのホームページ制作、その後、パソコンスクールむげんのホームページリニューアル作業、さらにその後、この「扉のページへようこそ!」の700ページに及ぶリニューアル作業…。この半年間、絶え間なく仕事に集中し、あまり休む暇がなかったと思います。

それが、全ての作業と仕事が一段落し、やっと読書したり、人生の棚卸しをしてみたり、HPの見直しをしたりと 時間的な余裕が生まれました。最近読んだ本、これから読む予定の本は、左の写真の通りです。累計170万部突破!驚異の大ベストセラー、阿川佐和子さんの『聞く力』をやっと読むことができて嬉しいです。

読んでみて、まさに側に阿川さんがいて私に語っているかのような文体で、とても読みやすく面白い本だと思いました。これじゃ~売れるワケですよね。「聞く」って、とっても大事!でも、難しいんだなぁ~!って、つくづく思い知らされました。私も仕事がら生徒さんから「聞く」ことは多いのですが、本当にきちんと聞けていたのだろうか?と反省させられた次第です。

人の話を聞くときは、「なるほど、すごいですね」と、「それってどういうことですか?」の二つだけを使えばよいという言葉があります。オウム返し質問は、例えば相手が「実は怖がりなものでして…」と言えばこちらは「怖がり?」と同じ言葉を繰り返します。それはつまり、「それって具体的にどういうこと?」という質問をすることになるんです。そうすれば相手は別の言葉を使って、より分かりやすく伝えてくれるでしょう。話を聞く。親身になって話を聞く。それは、自分の意見を伝えようとか、自分がどうにかしてあげようとか、そういう欲を捨てて、ただひたすら「聞く」ことなのです。何よりも小手先のテクニックではなく、「楽しく聞く」ことが一番大事だと分かりました。

石原慎太郎の『天才』、これでも80万部も売れた大ベストセラー!以前、読んだことがありましたが、先日テレビで「田中角栄 生誕100年」の特別番組、「昭和偉人伝」を見て、今一度読みたくなり図書館から借りてきました。最後に『リストラ起業家物語 - クビ、失業から這い上がった8人 - 』。これは、私が購読しているメルマガで紹介されていて「面白そうな本だなぁ~!」と思い、アマゾンから購入。読むのが楽しみです。

読書と並行して、ホームページの見直しも行いました。本業の「パソコンスクールむげん」のトップページの一部を変更しました。「人気の講座」にあった「GPS・カシミール3D講座」を「暮らしのお役立ち講座」に入れ替えたのです。また、「完全マンツーマンのこだわり」の中に「理想のスクールを目指して」を追加しました。「講座一覧」のページも修正しました。新たに「6.GPS・カシミール3D講座」を追加、さらに「テキストと受講時間について」の項目も増やしました。

この「扉のページへようこそ!」のページも見直しました。特に「自己紹介」のページの最後「そして現在」の締め所の文章。なんか中途半端だなぁ~!と気になっていた部分を修正、文章と写真を追加しました。「これを言いたかったのだ!」と。その他、細かい所も見直して修正済みです。読書とホームページの見直し作業、仕事が多忙な時には、そんな余裕がありませんでした。たまには、ゆったりした時間を過ごすのも悪くないものです。今日の盛岡は、28度まで気温が上がるんですって。まだ5月だというに…夏日ですね!それでは、皆さん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい。


5月13日(日)
蟻巣山(三界山、敗退!)

今週末は、三界山か桑原岳を登るか?迷っていました。雪解け具合を考えると(登山道はなく、残雪を利用してのバリエーションルート)、どちらも今シーズン最後のチャンスだなぁ~!と思っていました。悩んだ結果、桑原岳は来春に登ることにして、今回は三界山を登ることにしました。

当初は、大森山トンネルから三界山を登ろうと考えていたのですが、国道397が未だに通行止め状態で大森山トンネルまで行けないのです。通常であれば、5月の第二週頃にはゲートが開くのですが、電話して確認した所、今年は遅れているようです。となれば、蟻巣山からアプローチするしかないな!蟻巣山は、去年の同時期に登っています。まさに焼石連峰の展望台!とても眺望に優れた山です。

問題は、残雪状態!登山道がないルートゆえ、ある程度の残雪がないとヤブ漕ぎを強いられ、日帰りでは厳しくなります。今年は雪解けが早いと言われているし…。こればかりは、行ってみないと分かりません。いずれにしろ、今年最後のチャンであることは間違いない!12日(土)朝3時50分に起きて4時に自宅を出発!西和賀経由で湯田IC~十文字ICを利用し、蟻巣山の登山口に到着し歩き始めたのが6時50分でした。

お天気は、今一つでどんよりした曇り空。蟻巣山は、一年前の5月7日に登っています。今回は、去年より5日遅いですが、雪の少なさにビックリしました。アプローチの林道歩きで、去年は雪がビッシリ状態だったのですが、今回は道路が半分以上も露出していたのです。「これは厳しいかもしれない…」と直感しましたが、三界山まで足を伸ばすかどうか?の判断は、蟻巣山を登頂してから判断しよう!

コルから蟻巣山の標高1,100までみっちりヤブ漕ぎを強いられましたが、車デポ地から登ること1時間30分で蟻巣山の山頂に立つことが出来ました。出発時、どんよりした曇り空だったのですが、登頂時には一面晴れわたり絶景を満喫することが出来て嬉しかったです。

左から鷲ヶ森、白っ子森、牛形山、経塚山、南本内岳、三界山、焼石岳、西焼石岳、柴沢山、大森山、大森山の背後には、薄っすらと栗駒山が見えました。まさに360度の大パノラマに感動!

問題は、三界山までの残雪具合…。進むべき尾根(ルート)を確認すると、結構残雪が切れている。特に三界山の山頂付近には雪がないのが分かりました。様子を見にちょっと下ってみると早くもヤブが…。こりゃ無理だ!と三界山までの縦走は断念することにしました。

先週登った栃ヶ森山の時のように「ヤブを漕いででも何が何でも登頂するぞ!」という強い気持ちにはなれなかったのです。何となく体がだるく、先週の山疲れが残っていたのかもしれません。物足りない山行になりましたが、この絶景が見れただけでも良しとしよう!

先人の記録だと蟻巣山から三界山まで片道2時間10分掛かっています。これに今回ヤブ漕ぎが加算されると、時間的かつ体力的にも厳しいかな?とのというのも断念した理由です。9時30分頃には下山してしまい、帰りは下道をのんびり帰ってきました。お昼には帰宅し、午後から仕事に励むことにしました。消化不良の山行になってしまいましたが、無理は禁物!今後も、マイペースで楽しみたいと思っています。PS.上の写真は、蟻巣山の山頂からの展望。下の写真は、蟻巣山を望む。今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいねぇ~♪

『酔いどれ画像掲示板』蟻巣山(1,162m)


5月11日(金)
自己紹介のページを公開!

「自己紹介」は、パソコンスクールむげんのHPに記載している自己紹介の項目へジャンプさせていたのですが(すみません、横着して)、この度、新規に自己紹介ページを作成してみました。つい先ほど、公開したばかりです。ご興味のある方は、ご覧いただければ幸いです。かなりの長文になってしまいました。なんなって、学生時代から現在に至るまでの40年間の概要を紹介しているのですから…。

NHKのBSで毎週木曜日の8時から放送されている『英雄達の選択』という番組が好きで、毎週楽しみに観ています。苦境に陥ったとき、その時の選択次第で人生が、そして歴史が大きく変わるんだなぁ~!と興味深く観ています。英雄でなくても、誰の人生にも「ターニングポイント」があります。私の人生のターニングポイントは、35歳の時に決断した岩手へのUターンだったように思います。私にとって、人生を掛けた大きな決断でした。

その時の経緯も書きました。また、山や沢、岩登りにのめりこんだ経緯についても書きました。本当は、こんなにたくさん書く予定は、まったくなかったのです。手が自然と動いて…と言いますか、無意識に頭に浮かんだことを心のままに書いてみたら、こうなってしまったのです。改めて自分の人生を振り返り、「繋がってるなぁ~!人生に無駄はないんだなぁ~!」って思ってしまいます。

先月まであんなに忙しい毎日だったのに、今月に入り急に落ち着きました。ほんと急にピタリと…。ゴールデンウィークの影響もあるでしょう。今は、のんびりした時間を過ごしています。その時間を利用し、読書をしたりパソコンの勉強をしたり、自分の人生を振り返ったり…。そんな時、ふと思い付いたのが「自己紹介のページを作ろう!人生の棚卸し(整理)をしてみよう!」でした。仕事に忙殺されいれば、思いつかない発想でした。

50代は人生の折り返し地点だと言われています。いったん立ち止まってこれまでの人生の棚卸しをし、残りの人生をどう生きるか?目標を定め、その準備を始める大事な時期だと言えるのかも知れません。この三日間、これまで歩んできた道を振り返り、自分は何を成し遂げてきたのか、どんな人たちと出会ってきたのか?などを整理してみる良い機会になったのでは?と思っています。

『自己紹介』のページへジャンプ!


5月7日(月)
念願の栃ヶ森山(1,070m)登頂

ゴールデンウィーク最終日 6日(日)、ついに念願の栃ヶ森山塊・栃ヶ森山(1,070m)の山頂に立つことが出来ました。一日経った本日、心地よい疲労感と筋肉痛に包まれています。まずは、栃ヶ森山の名前すら聞いたことのない人が多いのでは?この山名を知っている人は、かなりマニアックな方かも知れません。胆沢川を隔てて北に焼石連峰、南に位置するのが栃ヶ森山塊です。胆沢ダムから南西方向に10キロほど行った先に鎮座する山です。

登山道は無く、登頂するには沢から登るか、もしくは積雪期に登るか?のどちらかになります。どこから登るにしても「困難で遠い山」であることは間違いないと思います。登頂者の数は、ひょっとしたらエベレストの登頂者より少ないかも(地元の方は、結構登っているかも)。南八幡平の倉沢山にはかないませんが…。倉沢山には、過去4度トライしていますが、未だ登頂果たせず(全て沢から)。

栃ヶ森山への考えられる積雪期のルートは、①上東山経由 ②桑原岳経由 ③大胡桃山経由の三つが考えられます。沢であれば、桑木沢をツメるのが一番容易だと思います。今回私は、一番距離が短く頑張れば日帰り可能な③の大胡桃山経由で登ってみることにしました(大胡桃山までは登山道 有り)。それに、大胡桃山は2年前の同時期に登っていますので、勝手知っている安心感も決め手になりました。

この大胡桃山経由のルートの注意点は、高低差は少ないですが、地形が複雑でルートファンディングが難しいと言うこと。今回登頂できたのは、天気に恵まれ視界が効いたことと、一重にGPSのお陰です。一番の不安要素は、残雪状況(ヤブの状況)でした。今年は雪解けが早いと言われていましたので、もしかしたら、結構なヤブ漕ぎを強いられるかも知れない!と覚悟していました。そんな不安から、前日の5日(土)につぶ沼園地キャンプ場(無料)にテントを張って泊まり、山行当日の6日(日)は4時に起きて、5時20分より歩き始めました。時間的余裕は、心の余裕をもたらします。結果、この判断は 大正解でした。

アプローチですが、栗駒焼石ほっとラインから大寒沢林道に入り1キロ先に車をデポ。RV車であれば、小胡桃沢橋まで入れると思います。そこから先は、残雪が林道覆い進入不可能です。準備を整え5時20分出発!50分林道を歩き登山口に到着!その後、登山口から40分で大胡桃山の山頂に立つことが出来ました。よって、車デポ地から歩くこと何と1時間30分で大胡桃山に達したことになります。2年前には2時間掛かったことを考えれば、かなり快調なペースです。大胡桃山の山頂から南に延びる尾根を標高850m付近まで南下するのですが、タップリな残雪に新緑、そして胆沢ダムが望めて、とても気持ちの良い尾根でした。

これなら楽勝♪お昼前には下山できるかも~!と喜んだのも束の間…。その850m付近より西へ90度方向転換するのですが、その尾根には雪がなくヤブに覆われていました。しばらく下り雪が出てきてホッとしました。また雪が途切れるのではないか(ヤブ漕ぎを強いられるのではないか)?という不安の中、雪のある所を探しながら(概ね尾根上には雪がなかった)、時にはヤブを漕ぎなら前進しました。

ヤブを漕いでる時、なんか獣の気配を感じました。前を見ても後を見て、横を見ても獣はいませんでした。もしかして…と思い真上を見たら何と木の上に熊がいました。熊の表情を観察すると、襲ってくる気配は感じられませんでしたので、刺激を与えないよう そっとその場を離れました(帰りは、また鉢合わせになったら嫌だなぁ~!と思い大きく迂回)。

山頂付近の標高900~950m(地図上、標高850m左上に沼のある50m上の部分)の尾根に上がる雪壁登りとズタズタの雪庇のルートファンディング、そして、尾根に出た後のヤブ漕ぎの三連発(三重苦)が 今回のルートの中で一番の難所だったと思います。山頂までもう少し!ここまで来たら突進あるのみです。9時56分、歩き始めて4時間30分、栃ヶ森山の山頂を踏むことが出来ました。山頂からは焼石連峰の山々が一望でき、後ろを向けば栗駒山の雄姿が見えます。360度の大展望に感動しました。長年の夢が叶って、嬉しさがこみ上げてきました。帰りは案外スムーズに下れたと思っていたのですが、帰宅後、GPSの軌跡で確認した所、登りと変わらないくらい時間が掛かっていてビックリしました(帰りは4時間20分)。

下山したのが14時10分ですから、トータル8時間50分も掛かりました(休憩含む)。朝早く出発して(5時20分に)良かったなぁ~!帰路、焼石クアパークひめかゆにて温泉に入り汗を流しました。晩飯は都南の幸楽苑で塩ラーメンとチャーハンを食べ、暗くなる前に帰宅できて良かったです。ゴールデンウィーク前半は、念願の白子森を三度目の正直で登頂でき、ゴールデンウィーク後半の最終日には、これまた念願の栃ヶ森山に登頂できて、自分にとって一生の思い出に残る最高のゴールデンウィークになりました。PS.上の写真は、栃ヶ森山の山頂より焼石連峰を望む。下の写真は、山頂から栗駒山を望む。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいねぇ~!

『酔いどれ画像掲示板』栃ヶ森山(1,070m)


5月5日(土)
tenki.jp 登山天気

登山をする上で天気って大事なポイントの一つです。山の楽しさも天気次第と言っても過言ではありありません。特に沢登りや雪山では、簡単な山でも天気の急変によって難易度が高まり「悪魔の山行」になってしまうこともあります。沢では降雨による増水、雪山では吹雪によるホワイトアウトなど。

よって、山行前は「天気の読み」をとても真剣に行います。山行を予定通り決行するのか?はたまた中止にするのか?天気図とにらめっこしながら、どうするか?判断に迷う時もあります。そんな時に役に立つのが「山専門のお天気アプリ」の「tenki.jp 登山天気」です。日本気象協会公式アプリですので信頼性は高いのでは?と思っています。

この天気アプリの良い所は、麓だけでなく山頂のお天気も分かることです(その他、気温や雷情報、紫外線情報なども)。しかも、日本三百名山すべての山頂から登山口、ふもとの天気を掲載してるのです。登山指数なるものが「A~Eの判定」で評価されており初心者の方でも一目でわかります。その他、雨雲の動き、雷危険度や台風情報など山に欠かせない大事な情報も逃しません。そうそう、高層天気図も掲載されています。

ただこのスマホ(タブレット)アプリは、有料で毎月240円課金されますので、定期的に登山をする人にしか勧められません。しかし、山屋にとっては、登山に特化した様々なお天気情報が得られることは 大きなメリットです。さすが有料だけあって、天候に合った登山服まで教えてくれるなどの独自のコンテンツが充実しています。最初の1か月間は無料ですので試しに使ってみるのも良いかもしれませんね。そうそう、解約方法がちょっと変わっていますので要注意です(ホーム画面からアプリを削除しただけでは解約は完了しません)。「定期購入」から解約できるようです。かくいう私は、つい最近 使い始めたばかりで結構重宝し感動しました。そのことから、この度ご紹介させて頂くことにした次第です。それでは皆さん、素敵なゴールデンウィークをお過ごし下さいませ♪


5月2日(水)
ついに 寝袋(シュラフ)購入!

この度、28年間の長きにわたり愛用した寝袋(シュラフ)に別れを告げ、4月27日(金)つ、つ、ついに新調しました~!理由と致しましては、先の4月29日の日記にも記載しましたが ①保温力の低下 ②かさばる ③重い(1.7キロ)、の三点(三重苦)です。致命的だったのが、春の下界でさえ寒さに震え目を覚ましてしまうほどですから、今後は とても山には持っていけないです。

夏(沢)用の寝袋に関しては、9年前の2009年9月にモンベルの寝袋 ULスパイラルダウンハガー(品番 #1121800 、2万4千円)を購入し、とても重宝しています。驚くほど超コンパクトで、しかも超軽い(私のゴアの雨具より軽い)!しかしながら、沢のオフシーズンである積雪期の春・秋・冬に関しては、前述した28年前に購入した重くてかさばる寝袋を使っていました。

「ゴールデンウィークの後半、久し振りに山に泊まりたいなぁ~!」と思ったのと、先日(4日前)の白子森山行の際、前泊したテントで寒さのあまり目が覚めてしまったこと、この二点がきっかけで購入する決意をしました。で、何を買おうかな?とネットで情報収集に励みました。どうやらモンベルが良いみたい!モンベルの場合、種類がたくさんあり過ぎて自分の場合、何を買ってよいのやら…。積雪期に適した保温力(快適温度)を有し、軽くてコンパクトな寝袋が欲し~い!そして、お値段も手頃であれば尚よろしい。

思案した結果、モンベル盛岡南店(南イオンに入っている)でダウンハガー800 #2を34,560円(税込み)で購入しました。この寝袋は、快適温度が0度、限界温度が氷点下6度のようですので、春秋は問題なく使用できそうです。厳冬期の場合でもダウンを着込めば何とか使えるかもです。これまで私が使っていた積雪期用の寝袋との比較…。大きさに関しては、約半分のサイズです。重さに関しては、735gですから2.3倍も軽くなりました。これほどの違いがあるのですから、進化の程が伺えます。早くこの寝袋で寝てみたいものです。ゴールデンウィーク後半のお天気は、今一つのようです。どこの山へ行こうかな?と考えるのも また楽しいひと時です。

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