酔いどれ日記 2024年3月

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3月31日(日)
姫神山(1,124m)

本日は、本当は仙人トンネルの高清水山へ2週間前のリベンジ山行を果たす予定でした。朝4時45分に起きた時、外は土砂降り状態…。遠路はるばる釜石まで行って、またもや敗退ではあまりにも悔し~い!せめて体力トレーニングにでも…と思い予定を変更し、近場の姫神山を登ることにしました。

7時45分に姫神山の一本杉園地駐車場に到着し登り始めましたが、朝の降雨の影響か?登山者は私だけでした(下山時に多数すれ違いましたが)。登山道はテカテカに凍結していてアイゼン、もしくはチェーンスパイク必須!って感じ。それにしても、今日は風が強いなぁ~!高清水山へ行かなくてほんと良かった。

登ること1時間40分で山頂に到着しました。強風のため、写真撮影して直ぐに下山開始!凍結していて滑るので、下山時の方が神経を使います。下山中にたくさんの登山者にお会いしました。皆さん、スタートが遅いようで…。下りは50分、合計2時間30分の登山で、ちょっと物足りませんでしたが、良い気分転換が出来ました。本日は高校野球(春の選抜)の決勝戦!余裕で間に合いそうです。

下山後は、津志田の「松のや」にて味噌ロースかつ定食を食べました。スマホアプリのクーポンを利用し690円のところ何と500円でした。とんかつ定食が500円で食べられるなんて驚きです。サクサクでとても美味しかったです♪先週は授業の予約がたくさん入りハードスケジュールで忙しい日々でしたので、本日はゆっくり過ごして英気を養い、明日からの仕事に備えたいと思います。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~!

●『画像掲示板』姫神山(1,124 m)


3月30日(土)
転職の魔王様

関西テレビの連続ドラマ『転職の魔王様』をU-NEXT(定額制動画配信サービス)で観るのが、ここ最近の楽しみになっていましたが、昨夜で全11話を全て観終わってしまいました。私は、企業モノのドラマが好きなんです。主人公が仕事をどう捉え、どのように取り組んでいるのか?に興味あります。

転職希望者、1000万人とも言われるこの時代。『この会社で、この仕事で、本当にいいのだろうか?』転職とは…自分の人生の“優先順位”を考え直す機会でもあります。自分の価値は自分で決める!「仕事」に向き合い「人生」に向き合う素敵なドラマでした。

『あなたの人生、このままでいいんですか?』『仕事に、人生に何が本当に必要なのか?どうなっていきたいのか?他の誰でもない、自分の本音にとことん向き合ってほしい』『どんなに滑稽でも、どんなにくだらなくても、あなたが本当に望むならそれが正解です。』転職エージェント会社のキャリアアドバイザー来栖嵐(くるすあらし)の名言が印象的でした。これらの言葉は、本当の自分を目覚めさせてくれる、すごく心に刺さる言葉です。人生の1/3は、仕事なのですから…。

3~4月、私のパソコン教室にも転職希望者がたくさん習いにいらっしゃいます。転職理由は人様々ですが、転職される気持ちは良~くわかります。過去、私も何度か転職していますので…。サラリーマン時代の私は「生活のために、山へ行くために仕事を頑張っていた」ように思います。会社選びの基準も「やりがい」よりも「休みの多い会社」でした。

しかし、今は違います。起業(独立)してからは仕事が楽しくて楽しくてしょうがありません。生徒さんに少しでパソコンの楽しさを伝えたい!力になりたい!その思いに溢れ、その為の努力は惜しみません。「お陰様で再就職が決まりました!先生のお陰です!」と言って貰えることが何より嬉しいです。「仕事って、すごく大事なんだなぁ!」とつくづく思います。

来月よりNHKの名番組「新プロジェクトX - 挑戦者たち -」が装いも新たにスタートするようです。新シリーズではバブル崩壊以降の「失われた時代」が主戦場です。どんな時代にも挑戦者は必ずいる。人に讃えられなくても、光が当たらなくても、ひたむきな仕事がある。情熱と勇気をまっすぐに届ける群像ドキュメンタリーです。とても楽しみです。


3月26日(火)
ストック事件の謎?

昨日の日記の「ストック紛失事件」について。私のストック、一体どこに消えてしまったのでしょうか?いつも車のトランクに置いていたストックがなくなっていてビックリです。田沢湖スキー場の駐車場で「そんなバカな…」と何度も思い探しまくりましたが見つけることは出来ませんでした。ストックがなくても山は登れますが、あれば安心できます。

思えば6年前にも同様の事件がありました。30年間愛用したストックを近所の里山・石ヶ森で失くし、気付いた一週間後に探しに行ったのですが、時既に遅く見つけることは出来ませんでした。その時の反省を踏まえ、下山後の駐車場では「車への山装備の積み忘れ」がないように指差し確認を習慣づけるようにしたのです。

今回も先週登った仙人トンネルの高清水山(釜石)の下山後の駐車場で確認したはずなのに…。考えられることは…駐車場近くの車道に降りた立った時にスノーシューを脱ぎ、そのまま駐車場に向かった時…おそらくその車道にストックを置き忘れた可能性が高いです。高価ものではありませんので購入すれば良い話ですが、自分の不注意で無駄にしてしまったことが悔しいのです。

来月初旬にでもストックの捜索を兼ねて高清水山へリベンジ山行へ行く予定です。果たして見つかるでしょうか?おそらく見つからない可能背が高く、アマゾンより1,990円で購入しました(アマゾン人気ランキング22位)。軽量(250g)で折り畳むと収納サイズが30cmになるらしく、そのコンパクト性に驚きです。何よりザック本体の中に収納できる点が気に入っています。些細なことかもしれませんが、自分的にはショッキングな事件でしたので、記録(日記)に書き残すことにした次第です。


3月25日(月)
秋田駒ケ岳(男岳)直登ルート

昨日24日(日)は、田沢湖スキー場より秋田駒ケ岳・男岳(1,623m)を直登ルートから登って参りました。このルート、2009年1月8日と同年4月8日に登っていますので、今回で実に15年振り3度目となります。出発早々事件勃発!いつも車のトランクに入れっぱなしのはずのストックがな~い!なぜ?もしかして…先週登った高清水山に忘れてきたかも?この一週間、全く気付かなかった私…。

さらに事件は続きます。カメラキャプチャーも忘れてきたことに現地到着後、初めて気付きました。今回、アイゼン(12本歯)やピッケル等、装備が増えたため従来使用のザック入り切れず、急遽去年9月に新調したザックに替えたことで、カメラキャプチャーの装着をすっかり忘れてしまったようです。

カメラキャプチャーがあるとカメラの取り出しが凄く楽なんです。シャッターチャンスを逃さない為にもね。結局、この日は終始カメラを首にぶら下げながら登るハメに…。そうそう、今回デビューのザックは、マジックマウンテンの「K2ソロアルファ PCT006A(26L)山野井泰史氏のK2単独登頂に使われたアタックザックで、通称「山野井モデル」。去年ヨドバシドットコムより9,900円で購入しました。

今回初めて使ってみて「これ、凄くい~い!」とすっかり気に入りました。一流の登山家が考案しただけあり、使い勝手が素晴らしく細部までこだわり抜かれていることに感動しました。さて、山行報告に戻ります。今回、リフトを利用するか否か?大分悩みましたが、先週の積雪を鑑みラッセルを強いられる可能性が高いことから体力温存の為にリフトを利用することにしました。結果、この判断は、大正解でした!

15年前はリフトを使わずに駐車場から第3リフトの終点まで1時間10分で登っていますが(標高差約600m)今の自分の体力では、2時間以上掛かるかも?ぎんれいクワッドリフトは8時30分、第3リフトは9時始発です(三回券の購入で1,500円)。第3リフトの終点(標高1,170m)よりスノーシューを履いて9時10分出発!トレースがあり喜んだのも束の間、10分ちょっとで消失してしまいました。急傾斜が続く中、一人黙々とラッセルに励みますが、重労働この上ないです。

本日は朝からド快晴で無風状態、眼下に見える田沢湖が素晴らし~い!森吉山もクッキリと望めました。標高1,400mでスノーシューを脱いでアイゼン(12本歯)とピッケルを使って登ることに。ここで後続の方に追いつかれ「ラッセルありがとうございました!ほんと助かりました!」と感謝されました。この先、その方がラッセルを交代してくれて感謝!それ以降 山頂までの間、ガスで視界不良になったり晴れたりの繰り返しで一喜一憂する私…。先ほどまで雲一つない快晴だったのにね。風も出てきて寒いです。

登ること1時間55分で男岳の山頂に到着しました!秋田駒ケ岳の主峰(男女岳)まで足を延ばす予定でしたが、お天気が不安定になってきたことから、本日はここまで!下山することにしました。

下山時はガスで完全なホワイトアウト状態(1m先が見えない)になったりで、踏み跡だけが頼りでした。また、アイゼンに雪団子がビッシリ付いて、雪を落としながら下山するしかなく、歩き難いことこの上なかったです。

登り1時間55分、下り2時間5分、合計4時間でしたが、ラッセル等で予想以上に体力を使ったせいか?今朝起きたら筋肉痛がひどかったです。下山後は、道の駅「雫石あねっこ」で温泉に入り(520円)みたけの大戸屋にて「茄子と豚肉のコク旨味噌炒め定食(980円)」を食べて帰りました。とっても美味しかったです。

2週連続で敗退していたので、今回は登頂出来て嬉しいです。PS.上の写真は標高1,520mより男岳山頂を望む。真ん中の写真は今回デビューとなった新調したザック。下の写真は男岳山頂にて。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~! ストックの謎が残る山行となりましたが、充実した山行でした。

●『画像掲示板』秋田駒ケ岳(男岳)直登ルート


3月20日(祝)
Microsoft Power BI Desktop

「PowerQuery(パワークエリ)」や「PowerPivot(パワーピボット)」の次はマイクロソフトの「Power BI (パワービーアイ)」を習得したくて暇を見つけては学習に励んでいます。「Power BIこそ、次のPower Point」つまり「これからのプレゼンソフトのスタンダートは、Power BIになる!」とまで言われています。このアプリ、マイクソフト・ストアより無料でダウンロードできます。

「次世代のビジネス(データ)分析ツール」と言われ、収集したデータをグラフや表形式で表示し、多角的に可視化・分析することができるアプリです。「じゃ~エクセルと何が違うの?」と。説明より動画を見て頂いた方が(YouTube 16分)サクッと理解できると思います。

Power BIの機能を一言でまとめると…企業内に蓄積されている様々な膨大なデータから必要な情報を取り出し成型、それらのデータを数字の羅列から視覚化、多種多様なグラフで見やすい形に変換しダッシュボード上に表示する!となります。売上分析や市場分析等で威力を発揮しそうです。「こんなことも出来る、あんなことも出来る!」と驚きの連続です。いわゆる「見える化ツール」の最先端って感じです。

上の写真は、現在学習中のPower BIの練習課題なのですが、ある会社のスマートウオッチの市場分析とライバル会社との競合分析をしたものです。一つのページに複数のグラフを表示させて連動することが出来るのです。例えば、棒グラフのUSA部分をクリックすると全てのグラフがUSAの該当グラフに変化、さらに年度をクリックしたり製造メーカーをクリックすることで、複数項目での連動も可能なんです。グラフの切り替えがとても容易ですので、特にプレゼン時には威力を発揮しそうです。

それ以外にも驚きの機能が盛りだくさんなんですよ。「PowerQuery(パワークエリ)」や「PowerPivot(パワーピボット)」に続き、さらに「Power BI (パワービーアイ)」についても当スクールの講座に組み込もうと考えています。データ分析にご興味のある方には、大変役に立つ優れたツールだと思います。これほど便利なアプリが無料で使えるのですから、使わない手はないと思います。


3月16日(土)
高清水山、敗退!

仙人峠を歩いたのは、2014年11月こと。あれから10年。今度は仙人峠の先にある高清水山(たかすずやま)を登ってみることにしました。この山の存在は、当スクールの山好きな生徒さんから伺いました。仙人峠から先は、登山道はなくバリエーションルートになります。

登山口の遠野と釜石の境にある仙人トンネル。遠野盆地から北上高地を越えて釜石に通じる仙人峠は、岩手県内の峠の中でも最も険しく、古来から人々の往来を妨げ、明治初期までは徒歩での峠越えを余儀なくされていました。その街道(古道)は、昭和25年の国鉄釜石線の全通、昭和34年の仙人トンネル貫通により、ついに 仙人峠はその役割を終えることになりました。

その仙人峠の街道が今も尚「遊歩道」として 残され当時を偲ぶことが出来ます。 歴史溢れるロマンに思いを馳せこの街道を歩き、さらに高清水山(たかすずやま)まで歩を進めてみたくなりました。仙人トンネル入口に車を停めて7時出発!現地に到着し、まず驚いたことが…雪の多さに絶句!沿岸の山とは思えな~い!

同時期のヤマップの山行記録を参考にしたのですが、雲泥の差です。こりゃ、ガチの雪山登山になりそうです。アイゼンとピッケル、持ってこなかったなぁ~!オールスノーシューで山頂まで行けるかな?初めて登る山は、ほんとワクワクドキドキして楽しいです。このワクワク感、久し振りです。早い時間なのにズボズボ潜って朝一から重労働でした。それに風が強いのなんのってぇ~!稜線に出たら爆風状態だろうなぁ~!

ザクザク雪でとても重く、まるで足に鉛の重りを付けて歩いている感じでしたが、とりあえずラッセルに励みながらまずは仙人峠を目指します。その昔、街道だったこともあり道幅が広く明るく開放的な登山道です。

1時間半掛けてやっと仙人峠に到着!予想通り峠は爆風状態で立っているのが大変なほどでした。それに寒いのなんのってぇ~!ユニクロの防風フリースさえも風を通してしまうほどの強風です。そのフリースの上にゴアのヤッケを着込み行けるところまで前進することに…。

結局、P924まで登りここで断念することにしました(全行程の2/3弱)。強風とラッセルで心が折れた…って感じです。帰りのことを考えると時間的にも体力的にも厳しい!と判断しました。くぅぅぅ~!悔しいなぁ~!来月のお楽しみ(リベンジ)に取っておきます。帰路は、気温上昇でさらにズボズボ潜ってヘトヘト…。例年であれば3月中旬頃の雪は、もっと締まっているのになぁ~。まさかの予想外の展開でした。

お昼は遠野の人気ラーメン店「じょう吉亭」で人気No.1の「じょう吉味噌らーめん(850円)」を食べました。野菜たっぷりでお腹一杯♪その後、矢巾温泉で入浴!本日はメンズディーで入浴料が何と400円なんです(通常は550円)。敗退はしたものの、初めて登る山でしたので、とっても楽しかったです。PS.上の写真は仙人峠付近にて雪庇。下の写真は、片羽山雄岳の雄姿を望みます。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~!

●『画像掲示板』高清水山、敗退!


3月15日(金)
モダンExcel が面白い!

office2016以降「PowerQuery(パワークエリ)」や「PowerPivot(パワーピボット)」が標準搭載されたことで進化したExcelのことを「モダンExcel」と呼んでいるようです。この「モダンExcel」の登場により、複雑なデータ解析でも簡単に行えるようになりました。その活用メリットを挙げればキリがないほどです。

ChatGPTの学習が一段落した後、今熱中しているのが「モダンExcel(エクセル)」です。「こんなことが出来るんだ!あんなことが出来るんだ!」と今まで時間を掛け苦労していたことが簡単に出来てしまうのですから驚きです。別々なファイルを一つにまとめて集計&分析、顧客名や商品名など別ファイルから読み込み連結、VLOOKUP関数いらずで作業時間が短縮!

しかも、Excel2016以降であれば誰でも無料で使えるのですから堪りません。大量のデータを扱うような場面では威力を発揮し、特に「データ収集・分析」の能力は抜群で、今後エクセルの主流になっていくでしょうし、需要も高まっていくと思われます。ここ盛岡(岩手)のパソコン教室では、教えてくれるスクールがほとんどなく、先駆けて講座に取り入れようと目下勉強に励んでいます。

来月中には当スクールでもこの『モダンExcel講座』を開設できるようにしたいものです。データ収集と加工・分析・可視化(グラフなど)など、モダンエクセルを使えば大幅に作業時間を短縮できます。エクセルの限界「100万行の壁」も関係ありませんし、ファイルサイズもかなり小さく出来るため、大量のデータを扱ってもフリーズすることがありません。モダンExcelについてザクっと知りたい方は、以下のYouTube動画をご覧下さいませ。今日はこの辺で~!ではでは…。

●『モダンExcelとは?』YouTube(13分)


3月10日(日)
南昌山(白根沢左岸尾根)敗退!

本日は、白根沢左岸尾根(積雪期バリエーション)を登って、南昌山の山頂を目指すことにしました。このルート、去年2023年2月26日にも挑み、悪天のためノロキ山まで登って断念しました。今回は、そのリベンジ山行です。南昌第一トンネル手前に車をデポして7時20分出発!

先週の大雪の影響でしょうか、結構積もっていました。急斜面を登り尾根を目指しますが、心臓がバクバク状態でシンドかったです。2週間振りの山行は、体に堪えます。この白根沢左岸尾根、過去2回登っていてヤブがなく巨木を楽しめるスッキリした登りやすい尾根だと思っていたのですが…。

尾根上には、ブッシュが…。ヤブ漕ぎとラッセルの二重苦で心が折れそうになりました。登り難いことこの上なかったです。雪が多いのに何故ブッシュが?いわゆる「根雪」がないのです。雪の多さは、先週末に大量に降り積もった雪だと思われます。ヤブヤブヤブ…勘弁して~!登っていた時のこと…目の前の穴から黒い動物(おそらく熊か猪)が突然飛び出して逃げて行って超ビックリしました。私に向かって来なくて良かった~!

登ること1時間45分でノロキ山に到着!この先、南昌山を目指す予定でしたが、強風とラッセル苦で断念し下山することにしました。特に強風には参りました。下山後、直ぐ近くの矢巾温泉にレッツゴー!10時30分には到着し、のんびり過ごすことにしました。温泉と食事、そして、入浴後の休憩室では先日 山仲間のtbfさんが贈呈してくれた『北上山岳会 創立70周年記念誌 ぶな林』を読み耽っていました。

過去、北上山岳会さんとは山行を共にすることが多く(主に沢登り)会報誌「なため」の山行記録の感想文の中に私の名前も散見され、興味深く読ませていただきました。特に岩手のレジェンドS先生や沢のスペシャリスト・Mさんとは、頻繁にあちこちの沢へ行きましたので…。

北上山岳会さんは、おそらく現在岩手県内で一番活発に登られている社会人山岳会だと思います。岩(アルパイン)、沢登り、雪山、など、オールラウンドで精鋭的に登られていて、特に最近の躍進振りには目を見張るものがあります。

せっかくのですので、私と北上山岳会さんとの「出会い」について書いてみようと思います。私が岩手に戻ってきて27年が経ちますが、当時は、岩手県内の沢屋人口が驚くほどに少なかったです。毎年1~2回(初夏と秋)山岳会の枠を超えた「沢屋交流会」を主宰し沢登りの啓蒙活動を長年続けて参りました。当時の山行記録を読み直すと、沢屋交流会にご参加いただいていた主な山岳会さんは①盛岡山友会 ②盛岡RCC ③アルペンローズ山岳会 ④盛岡山想会 ⑤アウトドア諏訪木などでした。

おそらく、当時は北上山岳会さんで沢登りをされる方は、あまりおられなかったのだと推測しています。奇跡が起きたのは(最大のきっかけ)今から14年前の2010年10月9日のことです。毎年恒例の「沢屋交流会」に北上山岳会のDさん(現会長)が初めて参加してくれたのです。Dさんは、岩手でも有名なアルパインクライマーでしたから存じ上げていましたが、沢をご一緒するのは初めてでした。

この時の沢屋交流会は森吉の桃洞沢で行い、岩手県内の様々な山岳会から17名のご参加をいただきました。その中のメンバーにアウトドア諏訪木のS先生(岩手のレジェンド)と神奈川さがみ山友会のMさん(沢のスペシャリスト)も参加してくれていました。

土砂降りの中、前夜祭の懇親会は大いに盛り上がりました。その宴の席で突然レジェンドS先生がDさんに「俺、北上山岳会に入会する!Mさんも一緒に入るべ!」と言い出したのですから、Dさん(北上山岳会の現会長)はじめ周りは、そりゃもうビックリですよ~!

「S先生、また酔った勢いで~!明日の朝になったら忘れてるんじゃないの?」と周りに冷やかされながらも本人の意志は固かったようです。S先生は、私の大恩人で山の大先輩!山のお付き合いは27年になります。Mさんは神奈川から岩手に来られた転勤族で、当初から沢に関して相談を受けていましたし、北上山岳会さんに入会する前からの沢仲間でした。お二人が北上山岳会さんに入会することで「友だちの友だちは、友だち」で、その他の会員の方とご一緒する機会も増え、必然的に仲間の輪が広がったのでした。そして、現在に至ります。

北上山岳会さんで沢登りをされている多くの方が、私のHP『沢の扉』のファンの方が多く、初対面の方でも直ぐに打ち解けていただき有難く思っています。東京時代、社会人山岳会の栄枯盛衰をたくさん見て参りましたし、私自身も体験して参りました。そんな中で70年間も山岳会を維持・発展されてこられた北上山岳会さんは凄いです。私は社会人山岳会に属していませんが、北上山岳会さんはじめ沢登りを愛する岩手の沢屋さん達を陰ながら(微力ながら)応援していけたら…と思っています。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~!

●『画像掲示板』南昌山(白根沢左岸尾根)敗退!


3月8日(金)
パワークエリとパワーピボット

この2ヶ月ちょいの間、暇さえあればChatGPTや生成AIについての勉強に無我夢中でした。その甲斐あり、新講座の「ChatGPT×AI講座」が生徒さんにも大好評で嬉しい限りです。一方で、あまりに集中し過ぎてAIのことばかり考えていたせいか、2日に1度は「AIの夢」を見るようになりました。「そろそろ頭を切り替えなくては…」と。

で、AIの次は今話題の「モダンExcel」について勉強してみることにしました。モダンExcelとは、office2016以降「PowerQuery(パワークエリ)」や「PowerPivot(パワーピボット)YouTube動画」が標準搭載されたことで進化したExcel(エクセル)のことです。

自分自身興味があり学んでみたかったことと、盛岡市内でこれらを教えてくれるパソコン教室が皆無に近いことが、トライしてみたくなった理由です。このモダンExcelは、VBAやAccess(アクセス)に比べプログラミングが不要で習得しやすく主に「データ分析と可視化」において威力を発揮し、当教室の講座にも組み込んでみたい!と考えています。

また、イメージ的にはデータベースソフトのAccess(アクセス)とかなり似ていますが、Power Queryの方がより簡単で直感的に操作できます。早速オンライン講座(Microsoft Excel - Power Pivot, Power Query, DAX 入門講座)を受講してみましたが「こりゃ凄い!」と感動モンでした。

Excel2016以降であれば、これらのアプリを無料で利用可能、複数のデータを一つにまとめて処理できるなど、超便利です。さらにパワーピボットでデータ分析も楽チンなんです。

「エクセルの大進化!」と言っても過言ではなく「VBAやAccessは難しくて敷居が高い!でも、手軽にデータ加工や分析がしたい!」とお思いの方にはピッタリかも知れません。まだまだ勉強の途上ですが、ChatGPT同様 面白くってハマりそうな予感です。「モダンExcel(パワークエリとパワーピボット)を習ってみたい!」って方が、一体どれだけいるのか?分かりませんが…。何はともあれ、新しいことを学べる喜びは大きいです。今後は毎夜「モダンExcel」の夢にうなされるかも…?です。


3月2日(土)
矢巾温泉でマッタリ休日

先の日記にて紹介した「ChatGPT×AI講座」に早速お申し込みがあり、先日第一回目の授業をさせていただきましたが、大好評で嬉しい限りです。生徒さん、AIの凄さにビックリされていて早速仕事に活用されるそうです。

1回目は「AIに慣れてもらうことと各種AIの使い分け方」を体験。次回の応用編では「具体的なプロンプト(指示)の書き方と活用方法」について説明する予定です。

ここ盛岡では、最近毎日のように雪が降っています。春が来た!と思ったら冬に逆戻りでちょっとガッカリ…。このところの週末は、2月とは思えないほど奇跡的にお天気に恵まれ、ほぼ毎週雪山登山が満喫出来ました。しかし、本日はお天気に恵まれず朝から吹雪いていました。

お天気が良くないことから「せめて体力トレーニングでも」と思い「紫波の東根山か矢巾の赤林山を登ろう!下山後は温泉でマッタリ過ごそう!」と予定していました。今朝、6時に起きて出発しようとしたものの外は吹雪き…。こりゃダメだ!と再び寝て雪が止んだタイミングを見計らって9時頃自宅を出発しました。

矢巾に向かうとお天気は悪化し吹雪き状態となり…さらに積雪量の多さにビックリ!長靴でも大丈夫!と安易に考えていましたが、とてもとても…。スノーシューを持参しなかったことが悔やまれます。里山を甘く見てました。てなことで、本日の登山は中止決定!

矢巾温泉は10時オープンなので30分以上も時間があります。ぬさかけの滝までラッセルしながら時間を潰しました(往復30分も掛かった)。その後、朝から温泉三昧ですよ~!あぁ~極楽極楽♪

温泉に入って休憩室で読書三昧!お昼は温泉の食堂で「豚生姜焼き定食」を食べました。矢巾温泉は「入浴+お食事」セットで1,100円!格安価格なのが嬉しいです。休憩室も完備されており入浴後もゆっくり読書を楽しみながら過ごせます。

休憩室では、小尾和男著の『ガチで考える山岳遭難の防止』を一心不乱に読み耽っていました。なぜ遭難するのか?が丹念に分析されていて、とても参考になりました。本日ゆっくり過ごした分、明日3日(日)は、仕事(授業)で忙しくなります。山に行かない週末は、何か月振りでしょうか?たまには山へ行かずのんびり過ごす休日も、それはそれで楽しいものでした。

この日記を書いている最中、山仲間であるtbfさんの突然の訪問にビックリ!何と『北上山岳会 創立70周年記念誌 ぶな林』をわざわざ我が家に届けに来てくれたのでした。感謝!読むのが楽しみです♪ PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~!

●『画像掲示板』矢巾温泉でマッタリ休日

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