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8月30日(月) チーム岩手2010 御嶽山・兵衛谷 その4

26日の日記の続きで〜す!兵衛谷の遡行二日目…。朝6時10分出発!標高1,640M、山の朝は結構寒い…。沢幅が狭まりジェット水流状態で右岸をひたすらトラバースする私たち。1,710Mの枝沢を過ぎやがて5M滝へ…。直登は困難で、しかも両岸絶壁で高巻きはシンドそう。よく見ると右岸に残置ロープが固定されている。ありがたや〜♪(^o^)

やがて1,850M二俣、尺ナンゾ谷の出合に到着!ここからシン谷に入る。「これが写真で見た有名なパノラマ滝かぁ〜♪」。まさにパノラマ状態の滝で超ド迫力、スケールがでかい上に切り立った側壁も凄い!この巨大な滝を高巻くのか…(^^ゞ。高巻きは得意な方なのですが、ルートファンディングに神経を使う。この渓、高巻きのスケールも半端じゃな〜い!皆さん、結構迷っているのだろう、あちこちに踏み跡が散乱している。

その後、百闡50Mへ。おそらくこの百闡黷ェこの渓最大の規模を誇る立派な滝だと思う。いや〜実に立派な滝じゃ〜♪これほど立派な滝は、そうお目にかかることはない。貫禄があり過ぎて側壁も絶壁状態で凄いこと〜!この高巻きで悪い部分がありロープを出した。この高巻きも重労働でした(^^ゞ。その先の15M直瀑の滝は、高巻きは容易でしたがアザミが群生していて痛いこと〜!今日は高巻き大会で体力を消耗しヘロヘロ…。時間は早いけど2,250M地点を今宵の泊り場にした。

到着するなり雨が…。一時強く降り早速テントを張り避難。夕方雨もやみ、焚火♪やっぱ焚火はええの〜♪たき火を囲んで宴会開始!今晩のメインメニューは手巻き寿司♪これが旨いのなんのってぇ〜!Sさん、ありがとうございました。残り少ないお酒を皆で分け合って飲みました。いよいよ遡行最終日!15分ほど遡行したら絶望的なゴルジュ帯が…。朝一から高巻きですか…(^^ゞ。この頃になると大きな滝の高巻きパターンが分かってきて、迷うことなく一発で高巻けるようになりました。ここの高巻きも急傾斜で疲れる疲れる…ハァ…(^^ゞ。

その次は神津滝30M、ご立派過ぎてこれも登れない…。またもや高巻きですか…。「もう高巻き勘弁して下さ〜い!」って感じ。いよいよ最後の高巻き2,600M付近のゴルジュ帯に到着!ここら辺の光景は、グランドキャニオンを思わせる光景でした。その後、日本最高所(2,750M)の滝へ…。それを過ぎると景色は一変して火星のような光景から一面草原のお花畑へ♪この激変振りには驚きました。ヤブ漕ぎなしで登山道に到着!実に変化に富んだ楽しい渓でした。遡行していてまったく飽きさせません。何はともあれ、皆さん、お疲れ様でした〜♪御嶽山が目の前にそびえています。でかいなぁ〜♪あとは一般登山道を下って濁河温泉へ。ふ〜!長いようであっという間の三日間でした。

車を回収後、伊那へ移動し、打ち上げ用の食材を買い出し、お風呂に入って宴会♪移動中「カレーとお刺身が食べたいよねぇ〜!」ってことになりました。凄い組み合わせです。翌21日早朝5時、一路岩手を目指して帰省しました。Sさん、Aさんという素晴らしいパートナーと共に遡行できて、とっても楽しかったです♪Sさん、Aさん、ありがとうございました。心から感謝とお礼を申し上げます。やはり大きな渓は素晴らし〜い♪「来年はどこへ行こうかな?」って早速思案しています。PS.ちょっと仕事とプラベートの用事が立て込んでいまして、書きたいことは山ほどあれど、雑な報告になってしまってゴメンなさ〜い!『酔いどれ画像掲示板』に写真を22枚掲載しました。論より証拠、写真を見て頂ければスケールの大きさが分かると思います。ご興味のある方はご覧くださいね。

『酔いどれ画像掲示板』 御嶽山・兵衛谷 3 今すぐ見たい方はクリック!


8月29日(日) チーム岩手2010 御嶽山・兵衛谷 その4 のハズが…(^^ゞ

いや〜猛暑が続きますね〜!こんな時は沢登りが一番♪本日は秋田駒ヶ岳の荒沢を単独遡行して参りました。来週末(今週末になるか?)は、久し振りに沢ガイドの仕事が入ったもんで、兵衛谷で痛めた腰の具合の確認と体力トレーニングを兼ねて行って参りました。実はこの荒沢、7月17日にも遡行しているのですが、増水のため途中敗退…。リベンジの意味合いもありました。

入渓するなり「前回と比べ、驚くほど水量が少な〜い!前回苦労した徒渉も楽チンだなぁ〜♪」詳細は後日の日記に譲るとして、本日(最近)の主な出来事をご紹介しますね。この荒沢は水量が多くスケールの大きな渓なのですが、思いのほか早く水が枯れてしまって…。「おいおい稜線まで標高差500Mもあるのに何てこった〜い!」 最初は「伏流かな?そのうち水が出てくるだろう!」って、のん気に構えていたのですが、登れど登れど一向に水が出てこない…。

それ以降は猛暑との戦いでした(^^ゞ。この猛暑の中、ヤブ漕ぎでもしたら気絶しそう…(^^ゞ。てなワケでヤブ漕ぎしたくない一心でかなり真剣に読図をしました。完璧なルートファインディングでヤブ漕ぎ15分で登山道へ!特に上部は2万5千図ではわからない微妙な(判断に悩む)枝沢が結構出てきましたゆえ。結果、狙い通りの横岳の北東のコル(1.530M)へドンピシャリ出ました(^o^)。

そうそう、今回の遡行で、2年前に購入した「折りたたみ自転車、酔いどれ号」が初めて大活躍♪国見温泉に車をデポし、ザックを背負い自転車で入渓地点の荒沢橋へ…。下り坂でしたのでほとんどペダルを漕ぐことなく20分で到着!下山後、自転車を車で回収。いつもは下山後に当スクールの生徒さんでもある国見温泉・石塚旅館さんに立ち寄るのですが、思いの外、遡行に時間がかかり(結構長い沢です)、時間の余裕がなく挨拶もせず帰宅しました。石塚さん、ゴメンなさ〜い!

帰宅後は、明日の授業の準備をしたり、先日購入したカーナビをマイカーに設置したり…。実は兵衛谷で仲間の車にカーナビが付いていて「ナビ子ちゃん、いいなぁ〜♪」ってうらやましく思ったのです。遠方の山や沢で重宝するだけでなく、仕事で新規の出張講習などでも役立てそうです。今回購入したのが現在一番人気のサンヨーのゴリラ(NV‐SD740DT)です。ネットで5万5千円で買いました。テレビ(ワンセグ)も見れるんですよ〜♪これで遠征先でも天気予報のチェックできますね♪本日は設置しただけでまだ使っていません。早くナビ子ちゃんの性能を試したいなぁ〜♪(^o^)

この数か月間、仕事と山関係に多大な設備投資しています。イラストレーター(描画ソフト33,000円)から始まって、ガーミン社の山用GPS(95,000円)、ダイニーマ・フローティングロープ。径6.5mm、長さ50M(11,500円・岩手の山仲間達と共同購入した価格)。

このファイントラック社製の沢用ロープ・ダイニーマって凄いんですよ〜♪直径6.5mmなのに8mmと変わらない強度があり、しかも水に浮くんです。ほとんど吸水しないため濡れても重くなりません。何よりも「軽さ」が魅力です。特に「泳ぎの沢」では重宝します。一般のロープですと濡れると沈むため、泳ぎの最中にロープが足に絡むんです。絡んだロープをほどきながら泳ぐのって結構大変なんですよ〜!特に流れが強かったり長い泳ぎの時は大活躍しそうですね♪

そしてこの度購入したカーナビのゴリラ(55,000円)。これらの購入で、ホームページ作成で稼いだ全額がパー!になってしまいました(^^ゞ。その他、今後購入予定の品が、会計ソフトの「弥生会計」です。現在使っている弥生会計のバージョンはとても古く、11月までにバージョンアップしないとデータのコンバートが出来なくなるらしい…(^^ゞ。ご丁寧にメーカーから通知を頂きましたゆえ。仕事でも授業でも使うソフトゆえ、購入しなければなりません。

それとニッケル水素電池と充電器。山用GPSに必要なようです(これは高くありませんが)。あと山用ヘッドランプかな〜!現在私が愛用しているヘッドランプは18年前に購入したものです。今回の兵衛谷遡行で、仲間たちのヘッドランプを拝見し唖然としました。時代は変わった…技術の進歩に驚愕!1万円ちょっとするらしいですが、これも命を守る大切な装備ゆえ、購入を考えています。

あれ〜?兵衛谷の遡行記録の続きを書く予定が…(^^ゞ。前置きが思いっきり長くなってしまいました(^^ゞ。兵衛谷の続きは、後日の日記に記載しますね〜!ゴメンなさい。何はともあれ、働けど、働けど…って感じですが、一生懸命働いて稼がねばの〜!当スクールの皆さん、よろしくです。仕事も山も頑張りたいものです。どちらも私の大好物ですし、私の得意分野を活かし、微力ながら世間様に貢献出来たら…と思っています。上の写真は、本日撮影した秋田駒ヶ岳の荒沢・下流部ゴルジュ帯にて。下の写真は、折りたたみ自転車「酔いどれ号」で〜す♪(^o^)


8月26日(木) チーム岩手2010 御嶽山・兵衛谷 その3 遡行初日

昨日の日記の続きで〜す!その吹上滝は、右(左岸)より高巻きました。踏み跡があり30分程度で高巻けたと思います。次の大きな滝、2条20M滝の高巻きがシンドかったぁ〜!この滝も水量豊富で右(左岸)ガレルンゼから超大高巻き!急なルンゼ登り、ふくらはぎに効くな〜!その後、笹薮をかき分けながらヤブ漕ぎトラバース…。

あっちこっちに踏み跡が散乱していて皆さん、迷っているのだろう(我々もちょっと迷った)。谷に降りるポイントが中々見つからないので延々とトラバースですよ〜!尾根を二つほど超えたでしょうか…。結局ゴルジュ帯の5つの滝を全て高巻くハメに…。1時間のヤブ漕ぎ大高巻きでした。さっきまで元気一杯でしたが、この高巻きは結構効いたなぁ…(^^ゞ。

その後の柱状節理の滝も凄かったし、龍門の滝も凄かったぁ〜♪滝の上に石橋がかかっているんですから〜!まさに自然の造形美の驚異!水圧で岩盤が削られてこのような地形になったのだろうか?不思議な光景でした。

いよいよ核心部のハカマ滝15Mです。この沢は、大きな滝は全て登れず大高巻きになるのですが、その高巻きが結構悪い…。その中で一番悪かったのが、このハカマ滝なんです。左(右岸)のガレルンゼを登るにつれて傾斜も立ってきて最後は、「この先通行止め」と言わんばかりに垂直のチムニー状の岩が立ちはだかります。

ここはロープを使い空身でリードしたものの、触る岩のほとんどがグラグラ動きボロボロ…。足を乗せるのも怖い。出口は被っているうえにホールドがない…。どうにかハーケン2枚打ち込み突破!今回最大の核心部でした。見た目は簡単に登れそうに見るのですが、取りついてみると結構悪iい…。そのチムニー状の岩を登った後は、急傾斜のトラバース…(^^ゞ。難しくはないが、一歩誤ればあの世行き…って感じ。


そこを過ぎると綺麗なナメとナメ滝の競演♪心癒されるところです。やがて材木滝へ。この滝、13Mしかないのに凄い迫力♪水勢のすざましさがそう見せているのかもしれません。やがて本日の幕営地(テント場)、1,640M右岸枝沢に到着♪本日の行動時間は11時間、よく歩いたなぁ〜!早速ビールで乾杯だ〜♪

下界の猛暑とは打って変わって、この兵衛谷、とても寒かったです。歩いている分には適温なのですが、休憩すると寒い寒い…。真夏でこんなに寒いんですから、秋に行ったら遡行どころじゃないかも?

出発前、「三千M級の沢で寒いようだから各自防寒対策はシッカリとね!」と山行計画書に書いておいたのですが、まさかAさん、ダウンジャケットを持参するなんて…雪山じゃないんだから〜!こりゃ前代未聞だぁ〜!食当のSさんはお好み焼き作りに忙し〜い!沢でお好み焼きを食べらるなんて幸せ〜♪とっても美味しくってビールにもピッタリで大ウケでした。Sさん、ありがとうございました♪

私の頭では、沢にお好み焼きやカップ麺、そして手巻き寿司なんて想像つかないもの〜!どれも軽量化でき、とっても美味しかったです。しかも、食欲がない時にでもスルスルと食べられますしね。他の山岳会の仲間達と沢へ行くとホント良い勉強になります。「Sさんはダジャレだけでなく、料理も上手いんだなぁ〜!」って感動しました。

この日は皆疲れていてたため、早めに寝ました。翌19日(木)4時半起床、6時15分出発!山の朝は寒いなぁ…。歳のせいか?昨日の疲労がちょっと残っている感じ…。しかも、腰が痛い…。さらにザックが重く感じられる。ここまで来たら行くしかないっ!今日も頑張るぞぉ〜!続きは後日の日記にて〜! PS.上の写真は、龍門の滝、下の写真はハカマ滝。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を22枚掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね〜♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 御嶽山・兵衛谷 2 今すぐ見たい方はクリック!


8月25日(水) チーム岩手2010 御嶽山・兵衛谷 その2 遡行初日

8月18日(水)朝4時起床!軽く朝食を済ませ追分の林道ゲートへ移動。そこで沢支度をし、いよいよ歩行開始♪林道と登山道を歩くこと1時間50分、遡行地点の取水口へ到着!さすが三千M級の本流、深いなぁ〜水量が多いなぁ〜!徒渉ポイントをうまく見つけないと流されそうな勢いだ。

この水流の速さじゃ、万が一流されたら、なかなか止まらないだろうなぁ…。浅いところでも流れが強く、足がすくわれそう…。それにしても綺麗だなぁ〜♪「やっと念願かなってここまで来た!」 遡行できる喜びを噛みしめながら歩を進めました。

食料、装備は均等分けしたのに、なぜかAさんのザックがでかいこと〜!それに重そう…。その理由は、幕営地に着いて判明するのですが…。先日気づいたのですが、Aさんの横顔をじ〜っと見ると、なんかダイハードのブルース・ウィリスそっくりじゃありませんかぁ〜!一見強面で怖そうな雰囲気ですが、話すととても面白く心優しいお方なんです。

そういえば、兵衛谷の遡行が終わり、無事濁河温泉へ到着した時のこと…。タクシーを呼ぶことになったのですが、「貸切になるので1万5千円になります。到着予定は1時間半後になります」とのこと。「え〜!そりゃないよ〜!」って感じ。クタクタ状態でこれ以上歩きたくない!と思っていたのですが…。心優しいAさんは、「俺、歩いて車を回収してくるからさ、ここで待ってて〜!」って、車の回収役を買って出てくれたのです。「な〜に、ヒッチハイクしながら行くから大丈夫だぁ〜!」って。かくしてAさんのヒッチハイク作戦が決行されたのでした。

林道を歩き始めて数キロ地点…若い女性の車がAさんの前でスピードダウンし止まりかけ…Aさんは大喜びされたようです。「やった〜!ヒッチハイク成功!」と勝利を確信されたとか…。ところが、その若い女性、Aさんの前で止まりかけた瞬間…Aさんの顔を見るなり「ブ〜ン」って一気に加速し去っていったとか…(^^ゞ。「なにも俺の顔を見て加速することないのになぁ…」って、大変ショックがっておりました。

Sさんは、その小さな体のどこにそんなパワーがあるの?と思わせるほど、体力・技術抜群!山の経験も豊富で頼りになるお方です。いつもニコニコ笑顔で元気一杯!また「ダジャレの天才」の異名を持つお方でもあります。時々彼のダジャレについていけなくなることもありますが、場を和ませてくれる仁徳者です。また「名言の達人」でもあります。今回の遡行で合言葉になった「油断も隙もないっ!」は、2010年の流行語大賞に選ばれるかもしれません。私が言ってもおかしくないのですが、Sさんが言うとなぜか面白おかしく聞こえるから不思議です。

またSさんは研究熱心で好奇心の塊。博識で何でも知っています。特に最新山装備のことは彼に聞くのが一番!さすがS山岳会の重鎮です。仁徳者で憎めない性格ゆえか皆から愛され、様々な山岳会から引っ張りだこ状態なんです。まさにスター!って感じ。よって、いつも忙しく「サラリーマン時代、よくまぁ仕事やってたよなぁ〜!」って本人が言うほど、定年退職後も忙しい毎日を送られているようです。そんな人気者のSさんを予約するには、かなり前からツバを付けておかないと…って感じです。

そんなメンバーで挑んだ兵衛谷、終始笑いが絶えず楽しい山行となりました。バテてヘロヘロになってもSさんの口からはポンポンとダジャレが飛び出すのですから〜!Sさんの「ダジャレに対する執念と熱い思い」は、まさに尊敬に値します。Sさん、Aさん、たくさん笑わせてくれてありがとうございました♪あれ?山行報告のつもりが、いつの間にかメンバー紹介になってしまいました(^^ゞ。

大渓谷だけあってスケールでかいなぁ〜!水も滝も綺麗、まるで天国のよう♪流れの速さには驚かされました。よって、徒渉ポイントを上手く選びながら、時にはスクラム徒渉しながら前に進んでいきました。水温はとても低く、泳ぐ気になれない…。どうしても泳がなければならないところは泳ぐけど、それ以外は勘弁…って感じ。

やがて吹上滝20Mに到着!ドヒャ〜!ものすごい(っていうか信じられないほどの)水量で超ド迫力!鉄砲水のような勢いで流れ落ちています。「ほんと20Mしかないの?」って思うくらい堂々とした滝でした。この滝に打たれたら頭蓋骨陥没、首の骨が折れること必至!これまで全国津々浦々、様々な滝を見て参りましたが、この水勢の迫力にはビックリ!ここから先は、まさに大滝の競演♪20m〜50m超の大滝がバンバン出てきました。しかもどの滝もご立派!普通の沢であれば「メインディッシュ」になりそうな見事なものばかり。ご立派過ぎて登れる滝はほとんどなく、大高巻き大会!滝と側壁のスケールが大き過ぎて、高巻きも半端じゃありませんでした。ほんと重労働でしたよ…滝を一つ高巻く度に、どんどん体力が奪われていくぅぅぅ〜!続きは後日の日記にて〜!上の写真は、その吹上滝にて。


8月24日(火) チーム岩手2010 御嶽山・兵衛谷 その1 旅立ち編

兵衛谷の山行報告、遅くなって申し訳ありません。21日(土)に帰宅した後、仕事が殺到したり、また「記憶が鮮明なうちに…」と思い、写真の整理をしたり、その写真をもとにDVDの動画を作ったりしておりました。明日、今回遡行した仲間達に合うので、それまでに「完成させ渡したい!」と思い、せっせと作業に励んでおりました。

今回撮影した写真は全部で324枚、その中からダブりやボケの写真を削除し、1枚1枚丁寧に画像処理(補正)を行い、動画に使う写真をセレクトし、ストーリーを考え、そのストーリーに合うように写真を並べ…。さらに写真に合うバックミュージックをネットで探しまくり…。動画編集ソフト(ビデオスタジオ12)でテロップを入れたり…。

昨夜やっと完成♪写真を135枚使いパンズーム機能を使って動きのある動画を作りました。DVDのタイトルは「兵衛谷・天国地獄物語」です。約10分の作品に仕上がりました。大きな沢へ行ったときは、作るようにしています。そして、お世話になったメンバーにプレゼントしています。結構膨大な作業で完成まで丸三日かかりました。でも、とっても楽しい作業なんですよ♪シロートながら「まずまずの作品かな?」って思っています。前置きはこの辺にして…本題に入りますね。

【兵衛谷、選定のいきさつ】
山の専門誌2007年7月号の「岳人」。特集が「日本の渓スタンダード10」でした。何を持ってスタンダードとしているのか?本誌によれば「多くの人が遡行したり、遡行してみたいと憧れる定番の渓」と定義していました。その10本の沢とは…@奥利根川本谷 A北アルプス・上ノ廊下 B奥秩父・東沢釜ノ沢 C大雪・クワンナイ川 D北アルプス・北又谷 E朝日連峰・八久和川 F御嶽山・兵衛谷 G谷川連峰・湯檜曽本谷 H八幡平・葛根田川 I南アルプス・赤石沢でした(数字は順位ではありません)。

昨今、「百名〇○」ブームのようですが、そのようなカタログ化にはまったく興味がない私…。だって、他人が勝手に決めた百選ですし人それぞれ趣向が異なりますしね。3年前、この「スタンダード10」を見た時、「ふ〜ん、そうなのか…」って読み流したほどです。「自分が遡行していないのはFの兵衛谷だけだなぁ…」って思っただけ。その時は、その沢の存在を初めて知った程度で、特に興味を示さなかったのです。掲載されている写真を見て、渓のスケールの大きさが伝わってこなかったのが一番の理由でした。

しかし、ちょうど1年前のこと、この兵衛谷をネットを駆使し調べてみると…スケールがとても大きく、「泳ぎ、登攀、高巻き、癒し」と沢登りの全ての要素が含まれ、しかも変化に富んだ面白い渓であることがわかったのです。この沢は、山岳雑誌や沢のガイド本にほとんど紹介されず、知る人ぞ知る名渓って感じでした。ネットの遡行記録文を読んだり写真を見ているうちに「なんとしても絶対、この沢へ行くぞぉ〜!」って気持ちが高まったほどです。

標高差2300M、長さ15K、ダイナミックな遡行を楽しめそうでワクワクしました。場所は岐阜県の御嶽山、遡行に要する日程は3泊4日。ここ岩手から800Kもあり遠い…。アプローチと予備日を含めれば6日間の日程が欲しいところ。「行きたい、行きたい、何としても行きた〜い!来年の目標はコレだな!」と、ちょうど1年前に決めました。遡行グレードは4級〜4級上(上級者向け)らしく相手にとって不足なし!

【山行計画】
今回遡行した兵衛谷、最初の難関は計画段階にありました。メンバー全員の日程が合うのは、4日〜5日が限界でした。サラリーマンの辛いところです。日程的な問題と私含めメンバーの年齢(体力)を考えると無理はできないし…(高巻きが多く、体力的に厳しい沢であることは分かっていたので)。で、出した結論は、下流部はパスして中流部の取水口から遡行!2泊3日で山行計画を練りました。これなら無理のない日程で予備日も取れる!

我ながら名案♪って思ったものの、ここで問題が…。その取水口へ至る道が分からないのです。もちろん、地形図に記載されていませんし、ネットでいくら調べても出てきませんでした。また、現地の山岳会に問い合わせたものの「残念ながら、わかりません」とのことでした。取水口を管理・点検するための道が必ずあるはず!「俺だったら、ここからこんな感じでルートを作るだろうな〜」って見当を付け、あとは現地で判断するしかありません。最悪(道が見つけられない場合)、ヤブを漕いで沢へ降りることもできますし。結果は、私の「読み」がバッチリ当たりました。

出発の数日前、もう一つのアクシデントが…。頼りにしていた岩手の大御所・S先生が家庭の事情で参加できなくなったのです。これは大きなショックでしたが、事情が事情ゆえ止むを得ません。S先生の穴を埋めるべく、強力そうな仲間たちに声を掛けてみたものの、皆さん仕事の都合で無理とのこと。「くぅぅ〜!こうなったら三人で行くかっ!」と腹をくくりました。週間天気予報によれば、天気もいいみたい。いざ出発!

【旅立ち】
10年前だったら徹夜で移動し睡眠もとらずに長時間遡行も可能でしたが、今はそんな無理はできない歳になりました(^^ゞ。遡行初日は長時間行動(11時間)が予想されたため、前日に現地入りし「タップリ睡眠をとって元気一杯遡行しよう!」って考えました。8月17日(火)盛岡南ICに朝4時30分集合!4時40分になってもSさんが来ない…。電話してみると…なんと集合場所を間違えたらしく、盛岡ICで待っていたらしい。Sさ〜ん、やってくれるなぁ〜!去年のシルバーウィークにも御嶽山の沢に入っている私…。道はバッチリだ(分かっている)!

三人で楽しく会話しながら長距離ドライブ♪伊那ICで降り、その後、木曽福島のSATYで酒や食料の買い出し♪このSATYは去年の9月、鈴ヶ沢東股を単独遡行した際も利用し、大きなスーパーで何でも揃っています。買い出し後、一路 濁河温泉を目指しました。さすが標高が高いだけあって空気が冷たい…。すっかり秋の気配です。道路の温度計は夕方前で23度でした。盛岡から今宵の泊り場、濁河温泉の追分(標高1,370M)まで約800K、出発から11時間後の16時に到着しました。下界と10度も差があり、Tシャツと短パンだと寒いくらいです。明朝は4時起きです。深酒は避けなければなりません。軽く前夜祭を行い寝ました。次回の日記は、いよいよ「遡行初日編」で〜す!お楽しみに〜♪ PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を10枚掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね〜♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 御嶽山・兵衛谷 1 今すぐ見たい方はクリック!


8月21日(土) チーム岩手2010 御嶽山・兵衛谷 無事下山!

2010年メインの沢!岐阜県は御嶽山(3,067m)の濁河川・兵衛谷より無事帰宅しましたぁ〜♪まずはそこそこお天気に恵まれ、アクシデントもなく無事計画通り遡行できホッとしています。今は満足感と充実感で一杯です。いやぁ〜!それにしても渓のスケールの大きさと美しさに驚嘆した3日間でした。

これまでアルプスや朝日・飯豊連峰など大きな沢を遡行してきた私ですが、今回遡行した兵衛谷は、これまでの沢とは異質で、とっても楽しかったです♪私の計画に賛同して下さったS友会の重鎮SさんとH社のAさんに心から感謝とお礼を申し上げます。今回もまた2008年に「チーム岩手」で遡行した南アルプスの赤石沢同様、メンバー皆で助け合いながら各自の持ち味を活かし楽しい遡行が出来ました♪メンバーの皆さん、お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。

ここ盛岡から遡行現地(岐阜県の濁河温泉)まで約800Kもあります。車の移動だけで11時間も要します。遡行自体は山中2泊3日なのですが、アプローチの行きと帰りで2日間を要し、合計4泊5日の長旅となりました。

今回この兵衛谷を選定した理由は、2007年7月号の山岳雑誌『岳人』に「日本の渓・スタンダード10」の特集記事を見て、「いつか行ってみたいなぁ〜♪」って以前より憧れていた渓なんです。「皆がいいと認める沢は、きっと素晴らしいだろうし、メンバーの皆さんもきっと満足してくれるだろう♪」との思いがありました。

それと私事で恐縮なのですが、この兵衛谷を遡行すれば「日本の渓・スタンダード10」の全ての沢を遡行したことになりますし、「沢屋としてのノルマかな?」なんて思っていました。この兵衛谷、予想以上にほんと凄い渓でした。沢の美しさもさることながら、もうヘロヘロ状態ですよ〜!いや〜想像以上にハードな沢でした。水流の速さと水圧、そして滝の迫力には驚嘆しました!滝の高巻きも半端じゃありませんでした。滝を直登しようもんなら、「首の骨が折れるんじゃないか!」と思うほどの驚異的で恐ろしいほどの水圧!これまで類を見ない滝の迫力の数々♪夢のような三日間でした。

5日振りに帰省し、今はひたすら体を休めたい一心です。今宵は久しぶりに布団に寝れると思うと嬉しくなっちゃいます♪「山もいいけど、下界もいいよなぁ〜♪」って、しみじみ思います。今回遡行した兵衛谷、技術もさることながら「体力勝負の渓である」とネットなどの遡行記録の事前調査で把握してましたので、それになりに体力トレーニングに励んできた私でしたが、それでも正直、今回は疲れました(^^ゞ。もうヨレヨレですよ〜!

遡行初日、窒息しそうな瀑流の滝をリードで登って(上の写真)、仲間達のザックを荷揚げしている最中にちょっと腰をひねった瞬間「ギクッ!」って…(^^ゞ。去年の秋、笹木沢の時、焚火の腰掛用の大岩を運んでいる最中にやってしまった「ぎっくり腰」の後遺症が…。全く同じ場所が痛み出したので、「きっとそうだろう!」と確信しました。完治したと思っていたのに…(^^ゞ。それからというもの、腰を動かす度に痛み、ダイナミックな動きができないばかりか、腰をかばうあまり手を頻繁に使って登るようになり、余計に体力を消耗してしまいました(^^ゞ。それが疲労を促進した一因でもあるかな?なんて思っています。何はともあれ、自分の体力不足は否めませんし、反省しなければなりません。

遡行できないほどの痛みではありませんでしたので、「あと2日半の辛抱!」って気合で頑張りました。また心優しい仲間達が気遣ってくれて感謝、感激でした。それに…あまりの渓の素晴らしさに痛みを忘れてしまう時も〜♪いや〜ホント素晴らしい仲間達と素晴らしい渓を遡行できて今は満足感と幸福感で一杯です♪遡行の詳細は、後日の日記に記載させていただきますね。まずは下山報告ということで…。今日は久し振りに布団に寝れると思うと、嬉しいなぁ〜♪(^o^) PS.上の写真は、そのぎっくり腰の再発を誘引した滝です。高巻きはシンドそうでしたので、左(右岸、写真下の流れの強い所)から直登しましたが、水量の多さと水圧の凄さに窒息寸前!悶絶状態…(^^ゞ。


8月16日(月) いよいよ〜!

今日の岩手(盛岡)は朝から雨降りです(^^ゞ。お盆期間中に晴れたのは13日(金)だけ…。ほんと暑くなったり寒くなったりで、日によって気温差が10度もあるんですから、驚きです。お盆期間中、トレーニングを兼ねて近場の山へ登ろう!なんて思っていたのですが、この雨じゃ…。お盆も終わり、いよいよ夏のメインの沢の出発までもうちょっと!

仲間達とここ岩手から800K先の沢へ行って参りま〜す♪当初4名で行く予定がメンバーの一人が家庭の事情で行けなくなり、三人で行くことになりました。「どんな沢なんだろう?」って期待が膨らむと同時に、出発日が近づき徐々に緊張感がみなぎって参りました。まぁ、いつものパターンで慣れっこになっています。

このワクワクの期待とドキドキの緊張感がたまらな〜い!実際、沢へ入渓してしまうと緊張感はなくなるんです。っていうか、沢登りに集中し過ぎるあまり緊張していることすら忘れてしまう…って感じでしょうか。沢登りを始めて○十年、毎回そうなんですよ。週間天気予報によれば、遡行予定地域のお天気はいいみたい♪楽しく安全に行って参りま〜す♪

【パソコンスクールむげん 夏期休暇のお知らせ】
8月17日(火)〜22日(日)までの6日間。

メンバーの都合により、このような変則的なお休みを頂くことになりました。生徒の皆さん、ごめんなさ〜い!


8月15日(日) GPS

先の日記に書いたように、ここ最近は暇を見つけてはGPSをいじって遊んでいます。「習うより慣れろ」で、頭で考えなくても操作できるようにしておきたいからです。今回購入したGPSは結構多機能でして、やっと説明書を見なくても一通り操作できるようになりました。

山登りを始めて28年、これまでは地図とコンパスだけで(10年前に腕時計式の高度計を導入)現在地を特定し対処してきました。やはり読図の基本は、地図とコンパスである!ということは、今でも変わりません。万が一の際の補助ツールとしてGPSを活用したいと思っています。特に沢のような障害物の多い地形では衛星を捕捉できる保証はありませんから…。

沢登りでの上部のツメ…枝沢がたくさん入り組んでいて2万5千地形図だけでは読み取れないこともあり、「右の沢か、左の沢か?」悩む時があります。そんな時は、これまでの経験と「野生の勘」で進むべき方向を決めていました。予定していた場所(登山道)にドンピシャリ出られたときは、嬉しくなります。視界さえ効けば、地図とコンパスだけで現在地点の特定は楽なのですが、沢登りの上部のツメではヤブの中が多く、現在地点の把握には高度な読図力が要求されます。

GPSの活用で一番期待してるのが、雪山です。今年の2月、単独で八幡平の山へ行ったのですが、もうちょっとで山頂!ってところで吹雪かれました。完全なホワイトアウトで360度真っ白け〜!さらに強風のため、今自分が歩いてきたトレース(踏み跡)も直ぐに跡形もなく消えていく…。吹雪&だだっ広い雪原の中…地図とコンパスだけで登頂を目指すのは厳しい…。たとえ登頂できたとしても、来た道を戻るのはさらに困難…。そう判断し、撤退しました。判断の遅れが遭難の引き金になりますから…。厳しい山ほどそう感じます。

またこんなこともありました。去年の5月、滝ノ上温泉から乳頭山を目指した時のこと…。意外と残雪期のルートファインディング(登山道探し)は難しいものを感じます。雪がたっぷりある厳冬期であれば、登山道を無視して方角を決めて目的地の方向へどんどん登っていけばよいのですが、残雪期は雪が中途半端な状態…。登山道通り進まなければ行く手を深いヤブに遮られることが多々あります。それでも視界が効けば道探しも容易なのですが、ガスられると道探しに苦労します。去年はガスられて山頂まで300M残して敗退…。このコース、三年連続で挑戦し、やっと今年の5月、お天気に恵まれ無事登頂することができました♪

登山道のある山では、まず迷うことはありませんが、沢や雪山のような道なき道を進むような場合(特に悪条件の場合)の補助ツールとしてGPSを活用していきたいものです。上の写真は、本日岩山へ散歩しに行った時のGPSのトレースです。途中で雨が降ってきて山頂を踏まず下山しました(^^ゞ。GPSでどんな楽しみ方があるのか?毎日模索しています。ちなみに今回購入した参考書は@GPSフィールド活用ガイド(山と渓谷社) Aカシミール3D・GPS応用編(実業之日本社)です。PS.今回私が購入した山用GPSは以下URL通りです(このお店から買ったわけではありませんが…)。これをご覧いただくと「GPSで何ができるのか?」の概要をご理解いただけると思います。

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8月12日(木) 八幡平・葛根田川 その3

いやはや、お盆に突入したと思ったら台風ですよ〜!(^^ゞ。現在ここ盛岡ではビシバシと雨が降っています。山や海へお出かけの際は、十分気を付けて下さいね。そうそう、当スクールはお盆期間中も平常通り開校しますので、よろしくお願いいたします。夏休みは17日(火)〜22日(日)の6日間となります。

さて、前回の日記の続きで〜す!下山日も朝から暑〜い!縦走は勘弁…(^^ゞ。「秋取沢を下ろう!」ってことになりました。一番下りやすいと思われる1,283M湿原から下ることにしました。「湿原帯だし10分もヤブを漕げば直ぐに枝沢に出れるだろう!」と思い、深いヤブに突っ込みました。結構強烈なヤブでしたが、ここはファイト一発!です。

20分以上ヤブを漕いだと思います。それでもなかなか沢形が出てきません…。「おかしなぁ〜!」と思い、地形図で方角を確認したり木の上に登って周りを見渡したり…。廻り一体ヤブだらけでして…(^^ゞ。「方角が違うのかなぁ〜?そんなバカな…」。「いったん登山道に戻って再確認しよう!」ってことになりました。戻るのも結構重労働でして、もう汗だくなんですけど…(^^ゞ。

この1,283Mの湿原のヤブ地帯は平坦(傾斜がなく)で、しかも背丈を完全に没するヤブでして視界ゼロ…。メンバーがGPSを持参していたのですが衛星を捕捉できず…。なんやかんやで時間をロスすること約2時間…。これ以上時間を無駄にできないので、長〜い一般登山道を下山することにしました。いや〜それにしても暑いなぁ〜!沢を下る予定でしたので、皆さんの水筒の中には水はちょっとしか入っていません。沢登りよりきつい猛暑の縦走…(^^ゞ。

コースタイムぶっちぎりで走るように下山し、滝ノ上温泉で一風呂浴びました。入浴後、ロビーで休憩していたら、なんと山仲間達と偶然お会いしました。9名で南白沢を遡行されたようでした。何はともあれ、とっても楽しい2日間でした。S山岳会の皆さん、ありがとうございました♪ PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を8枚掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいねぇ〜♪

それとですね、ここ最近は先日届いたGPS(ガーミン社製のeTrexVistaHCx)に首ったけです。GPSの参考書で勉強したり(既に三冊も熟読しました)、暇さえあれば本機をいじって遊んでいます。操作も大分慣れ、あとは日本地形図Topo10mが届くのを待つばかりです。最近は、毎日カシミールでルート作成しGPSを持って近所の山へ出かけ、帰宅後軌跡をダウンロードしては精度を楽しんでいます♪高価な買い物でしたが、とても満足しています。早くGPSを持って沢や雪山へ出かけたいです。威力のほどを実験したいです。果たしで沢でどれほど衛星をキャッチできるかな〜?それにしても、凄いですよ!道路の右側を歩いていたのか?左側を歩いていたのか?も分かっちゃうんですから〜!家の中でも衛星をキャッチします。また一つ楽しみが増えました♪

『酔いどれ画像掲示板』 八幡平・葛根田川 2 今すぐ見たい方はクリック!


8月9日(月) 八幡平・葛根田川 その2

葛根田川は、スケールも大きく、とても綺麗な沢です。しかも、厳しい難所もありませんので宴会山行には「もってこい!」の沢なんですよ♪但し、増水時はかなり困難になりますので、入渓しない方がいいと思います。

15年前、初めて葛根田川を単独遡行した際(10月中旬))、前日に雪は降るわ、増水するわで、大石沢出合まで一度も徒渉できず四苦八苦しながら左岸をず〜とヘツって遡行した記憶があります。今回の水量であれば、全く問題なく楽勝!って思いました。過去8回も遡行していれば、徒渉ポイントも分かっていて予想以上に早く山小屋に到着することが出来ました。

葛根田川の核心部は、ルートファンディングではないでしょうか?特に最後のツメ…。上部では枝沢がたくさん出てきて読図力が試されます。今回、高度計はさっぱり当てになりませんでした。気圧の変動により私の高度計は20〜40Mは平気で狂っていましたので…。しかし、過去何度も入渓している賜物で、「あぁ〜ここ通ったなぁ〜!」とか「この滝、見覚えあるなぁ〜!」とか記憶が蘇ってきました。

上部のツメでも「あっ!そうだそうだ、ここは間違えちゃいけない二俣だったよなぁ〜!」って、思い出した次第です。遡行途中で徒渉や読図の講習会を開いたり実りのある山行だったと思います。ほんと綺麗な沢で、何度入渓しても素晴らしい沢だと思いました。また、メンバーのS山岳会の皆さんも「これ、いい〜!今度は新人を連れて来たいよねぇ〜!」なんておっしゃっていました。暑くなったら、釜に飛び込みクールダウン!やっぱ、夏は沢登りですねぇ〜♪

最後のツメはヤブ漕ぎゼロで登山道に出ました♪2時前には宿泊予定の八瀬森山荘に到着し宴会開始で〜す♪しかも、この日は私たち以外に宿泊者がいなくって貸切状態!今回で9回目ですが、毎回貸切状態なんですよ〜♪この八瀬森山荘は私の大のお気に入りの山小屋で、布団や毛布まで完備している避難小屋って、珍しいと思います。まさに快適そのもの〜!まるでペンションみた〜い♪今回も懇親会的な山行でして、出るわ出るわビールやおつまみの数々♪お腹イッパ〜イ!S山岳会さんの皆さんと山行を共にすると、栄養の取り過ぎで?太ってしまうほどなんです。通常は2〜3キロ痩せて帰ってくるのですが…。

翌日の下山日は、「暑いし縦走は勘弁!秋取沢を下ろう!」ってことになりました。そこで前代未聞のハプニングが…(^^ゞ。続きは後日に日記に続きま〜す!PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を17枚掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいねぇ〜♪

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8月8日(日) 八幡平・葛根田川 その1

数日前、念願の山岳用GPSを買っちゃいましたぁ〜♪ガーミン社製のeTrex Vista HCx【日本版】です。日本登山地図(TOPO10M Plus 最新版・8月末発売予定)、液晶保護シート、キャリングケース、車載用電源アダプター、4GBμSDHCカードのセット価格で93,500円でした。山仲間であり当スクールの生徒さんでもあるHさんより激安ショップをご紹介していただき感謝感謝です♪

山から帰宅後(つい先ほど)、メールチェックしたところ、「本日発送しました」とのメールが入っていました。日本登山地図に関しては最新版が8月末に発売予定で「入荷後すぐに発送します」とのことですので、実際に山でGPSを使えるのは来月の9月になると思います。約10万円の買い物…結構勇気がいりました。「パソコンが一台買えるじゃないかぁ〜!」って思いましたもの。

購入決断の理由は、先週の沢での「林道迷い事件」です。沢ではあまり迷うこともなく正直GPSがなくても「どうにかなる!」と思っていましたし、山登りを始めて28年、地図とコンパスだけで現在地点を把握していました。しかし…過去何度か雪山で吹雪に遭い地図とコンパスだけでの読図が厳しいものを感じました。特に八幡平のようなノッペリとした地形では…。また沢でも地図とコンパス、高度計、そしてGPSを利用すれば万が一の際でも不安は払拭されます。

高い買い物でしたが、「命を守る装備」として以前から購入したいと思っていた次第です。さて、本題です。昨日7日(土)から本日8日(日)まで一泊二日で懇意にしているS山岳会の皆さんと岩手の名渓、八幡平の葛根田川を遡行して参りました。実は、去年雨に祟られ2回も山行中止に…。三度目の正直で今回の山行が企画されました。私にとって葛根田川の遡行は9回目になります。同じ沢を9回も遡行するのは、過去に類を見ません。9回のうち、単独遡行は4回(最短記録は、滝ノ上温泉から八瀬森山荘まで5時間)、その他、新人を連れて行ったり、宴会山行で懇意にしている他山岳会と合同山行したり、東京時代の山仲間達を案内したり、山岳ガイドとして生徒さんを案内したり…。何度入渓しても飽きない素晴らしい沢だと思います。

今回はS山岳会の方々と私含め計5名のメンバーでした。7日(土)朝6時に滝ノ上温泉に集合!何度も遡行している沢でもあり、緊張感のない私…。それにS山岳会の皆さんは精鋭メンバーでしたので何の不安もありません。「早く八瀬森山荘の山小屋でビールが飲みたいなぁ〜♪」なんて思いながら遡行しておりました。私以外のメンバーは、葛根田川の遡行は初めてらしく、「綺麗だねぇ〜!素晴らしいねぇ〜♪」って連発していました。葛根田川って、明るくって開放的な沢なんです。水量は平水よりちょっと多めでしたが、このメンバーなら何の問題もありません。ワイワイ・ガヤガヤ会話しながら楽しい遡行が続きました。

う〜ん、結構ネムネム状態なってきました…(^^ゞ。続きは後日の日記にて〜!いやはや、今回の山行でたくさんの山仲間達と偶然お会いしました。三ツ石山荘ではHご夫妻と会い(山岳ガイドで来られていたようです)、下山後の滝ノ上温泉では、Nさんはじめ、Kさん、Yさん、Cさん、Wさんなど沢山の方々にお会いしました。聞くところによると、メンバー9名で八幡平の南白沢を遡行されてきたようです。久し振りにお会いする仲間たち…。短い間でしたが会話に花が咲きました♪「ほんと岩手の山の世界って狭いよなぁ〜!」って思いました。今日だけで11人もの山仲間達とお会いするんですもの。ではでは、続きは、後日の日記にて〜!


8月5日(木) 猛暑…(^^ゞ!

ここ北国岩手、盛岡の日中の最高気温が、なんと35.5度ですよ〜!まさに前代未聞です。明日の日中の最高気温は今日をさらに上回り36度とか…(^^ゞ。まさに気絶しそうな気温…。温暖化の影響とはいえ、「地球よ、どうなっちゃんたんだろう?」って思うのは私だけではないと思います。ちょっと動いただけで汗が出てくる始末なんです。

そんな時、先日行った沢の遡行記録を『沢の扉』に紹介すべく写真の整理をしていると、多少は涼しい気持ちになるから不思議なものですね♪この数週間、「沢登りを教えてください!」とか「沢仲間に加えて下さい!」とのメールをたくさん頂戴しています。これも連日の猛暑と温暖化の影響なのかもしれませんね。私同様、東京時代、バリバリに沢登りをやってきて、転勤で岩手に引っ越された方からの岩手県内の沢登りの山岳会のお問い合わせやパートナーとしてのお誘いも増えています。

私にとって、沢仲間が増えることは喜ばしいことです。ここ岩手に沢登りファンを一人でも増やしたいですもの。この猛暑の中、山の縦走なんて、とても考えられませんもの〜!そんなことしたら、暑さのあまり気絶しそうです(^^ゞ。沢登りは涼しいし、暑い時には釜に飛び込みクールダウンできるし、水は飲み放題だし、猛暑の時は至れり尽くせりの登山形態だと思っています。縦走と沢登り、それぞれ一長一短ありますが、私にとっては、沢登りの方が相性にあったのだと思います。

てなわけで、先日行った山形県は船形連峰の道元峡と層雲峡の遡行記録を『沢の扉』に掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね〜♪今週は仲間達と八幡平の沢へ懇親会兼ねての合同山行!そして翌週は、いよいよ夏のメインの沢(岐阜県)に「チーム岩手2010」として山岳会の枠を超え岩手県内の精鋭メンバー達と遡行して参ります。この日の為に、この一ヶ月間トレーニングに励んで参りました。何としても成功させたいものです。仲間達も岩手山へボッカトレーニングへ毎週通ったり、クライミングの練習をしたり頑張ってくれています。あとはお天気次第かな?と思っています。

やはり目標を持って取り組んでいる時って、充実しますよねぇ〜!「夏のメインの沢、どんな沢なのかなぁ〜?」今からワクワクドキドキしています。『日本の渓、スタンダード10』に選定された沢なので、間違いなく楽しませてくれると思っています。ちなみに、この沢を遡行すれば、「日本の渓、スタンダード10」の全ての沢を遡行したことになりますし…。やはり沢屋として「日本を代表する沢は全て遡行したい!」っていうのが夢ですから…。「どんな困難と感動が待ち受けているのか?」ほんと楽しみです。

話変わって…。先日いらした生徒さん…。「今度新しいパソコンを購入しようと思っているんですが、この古いパソコンを処分したいです。どうしたらいいでしょうか?」ってご相談がありました。「処分するくらいだったら、私が引き取りましょうか?」と…。パソコンを処分するにもお金がかかりますものね。私が診断したところ、「まだ数年は使えるかな?」って判断しました。現在リカバリをかけて不具合箇所を修理している最中です。現在、膨大なアップデート作業にまい進しています。

そうそう、当スクールの夏期休暇ですが、お盆期間中は平常通り開校します。当スクールの夏期休暇は、8月17日(火)〜22日(日)になります。例年お盆明けは仕事が殺到するのですが、今回は例外的に(私的事情により)お盆明けにお休みを頂くことにしました。生徒の皆さん、ごめんなさい。そして、よろしくお願いいたします。

『沢の扉』 船形連峰・丹生川 道元峡〜層雲峡 今すぐ見たい方はクリック!


8月4日(水) 二転三転の沢登り〜! その3 (船形連峰・丹生川 層雲峡)

さて、前回の日記の続きで〜す!「いやはやこれは当たりの沢だなぁ〜!」 ソーダ水を思わせるコバルトブルーの水の色、そしてまるで材木のような柱状節理の白い岩肌の側壁、スケールの大きさ、まるでアルプスの沢を遡行しているような気分になりました♪この道元峡コースは、一般には紹介されていないようですが(地図に記載されていない)、「泳ぎやゴルジュ突破の良いトレーニング場所になる!」と思いました。

遡行後(落合から)の下山は林道を下れば直ぐですし(約1時間)、関東でいえば奥秩父の「丹波本流」的な泳ぎのトレーニングの場として活用できそう!って思いました。水線通しで遡行すれば3級くらいのグレードはあるかな?って。今回は単独でしたので、無理せずゴルジュを突破したりルートを利用して高巻いたりしましたが…。

楽しい遡行も終盤を迎え、やがて道元峡コースの終点、落合に到着しました。ここで沢は二分され「層雲峡コース」と名を変えるようです。この層雲峡コースは道元峡コースとは違って、地図に記載されている正規のルートのようです。「せっかく来たのだから層雲峡コースも遡行してみるかぁ〜♪」って思い突入することにしました。最初は平坦なゴーロで「何が層雲峡なんだ!降りようかな?」って思っていたのですが、やがて楽しそうなゴルジュ帯に…。

層雲峡コースの入り口(落合)で沢が二分されたこともあり(水量が半分に)、道元峡とは異なり迫力は感じませんが、それなりに楽し〜い♪でもやっぱり、スケールといい、渓相の美しさといい、ゴルジュの規模といい、道元峡の方に軍配が上がります。この層雲峡コースも道元峡コース同様、沢の中にルートが作られていました。「出来るだけ水線突破しよう!」と思い、ルートを無視して遡行しました。

ゴルジュ帯に突入したのはいいものの、時間も夕方になり、そろそろ天場(幕営地)を探さなければ…。しかし、なかなか良い天場がな〜い!ゴルジュ帯を抜け沢が開け良い天場を発見!ちょっとした台地になっていて流木も豊富♪この先もうちょっと遡行すれば大沢小屋(避難小屋)に到着するのは分かっていましたが、「焚火もしたいし、ここにテントを張ろう!」って決断しました。小屋の付近って、焚火に必要な流木が少ないんですよね。

今シーズン初の焚火♪やっぱ焚火はええのぉ〜♪焚火の炎を見つめながら晩酌をしていると時間はあっという間に過ぎていきます。夜9時前に寝て翌朝も焚火をし、朝食を済ませ5時50分に出発!15分も遡行しない内に大沢避難小屋に到着!こんな沢の上部にまるでペンションのような大きな山小屋があることに驚きました。中を覗いてみると老朽化しているものの、囲炉裏があって広くていい感じ♪その後も遡行を続け、やがてゴルジュの中の大滝に行く手を阻まれました。ド迫力のある滝で50Mはありそう。ルートはここから枝沢に入り斜面を巻いて尾根沿いの道になります。

余程登山者が少ないのか?荒れ放題!って感じで、ヤブ漕ぎの部分もあり重労働でした。「これって本当に登山道ですか?」って感じです。せっせと急斜面を登り詰め主稜線へ!主稜線の登山道ははシッカリ整備されていてまるでハイウェイのような快適な道♪それにブナ林が綺麗なこと〜♪グラビコースを下山し車デポ地へ戻りました。帰りに立ち寄った古川の味噌ラーメンがとっても美味しかったなぁ〜♪古川ICより高速に乗り一路岩手を目指しました。今シーズン初の沢でのお泊り山行、とっても楽しかったなぁ〜!今週末は山仲間達(5名)と八幡平の沢へ行ってきま〜す♪

PS.今回撮影した写真の一部(落合から先の層雲峡コース)を『酔いどれ画像掲示板』に14枚掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね♪

『酔いどれ画像掲示板』 船形連峰・丹生川(層雲峡) 今すぐ見たい方はクリック!


8月3日(火) 二転三転の沢登り〜! その2 (船形連峰・丹生川 道元峡)

そうそう先週行った二口山塊の小松原沢を『沢の扉』に掲載し写真を38枚アップしましたぁ〜!ご興味のある方はご覧くださいね。渓は美しく全行程の約3分の2はナメで、これといった難所もなく(程度の問題はありますが)、単独で行くには手ごろな沢でした。ただまぁ、下山が結構長〜い!それを除けば申し分ない沢だと思います。

さて、前回の日記の続きで〜す!船形連峰の荒神山に突き上げる北面の沢、内唐府沢右俣を林道迷いとアブの猛攻撃を食らい敗退した私…。気を取り直し「近くの沢で面白そうな沢はないかなぁ〜!しかも、無理はできないので安全に楽しめる沢…」。2万5千図を穴が開くほどジ〜っとにらめっこする私。目線を地図の下(南面)へもっていくと…凄いゴルジュ記号のオンパレードを発見!目が釘付けになりました。一体これは…

その沢は、船形連峰の楠峰(1,210M)に源を発し、山形県は尾花沢市の新鶴子ダムに流れ注ぐスケールの大きな沢でした。沢というより川でして、その名は丹生川。下流部から源頭部までず〜っとゴルジュ記号が続いてるじゃありませんか〜!地形図を見ているだけでワクワクドキドキする私、「下流部にある御所山荘から入渓出来そうだな、よし、この沢へ転身するぞ〜!」。

単独での遡行は困難を極めそうですが、ありがたいことに沢の上には林道が走っているので万が一行き詰った場合や危険を感じた際は、林道にエスケープできそうだ!林道終点の中流部以降は、クラビコース登山口(落合)になっていて、さらに沢沿いにも登山ルートがあるようだ。地図を見ると「層雲峡コース」という名が付いてる。ゴルジュ記号だらけの沢沿いに登山ルートがあるなんて信じられない…。一体どんなルートなんだろう?地形図から判断して面白そうな沢であることは確かだ!よし、行ってみよう♪

そうと決まれば行動は早いっ!漆沢ダムからR347に戻り鍋越峠を経て山形県・尾花沢市に入り、新鶴子ダムを目指しました。その後、林道を走り御所山荘(避難小屋)に到着!とても大きく立派な避難小屋で泊まりたくなっちゃいましたが、先に進まねば…。その御所山荘より2分ほど走ったら広い駐車場に出て「この先通行止め」の看板が…。どっちみちここから入渓しようと考えていたので不都合はないっ!その駐車場に登山ルートの案内板がありました。

その案内板を見てビックリ仰天!私がこれから遡行しようとしている御所山荘のちょい先から落合までの丹生川の下流部は、地図によると林道が登山コースになっているのですが、案内板によると「沢登りコース」もあるらしい。「道元峡コース」と名前までついてるし…(^^ゞ。何か拍子抜けする私…。こんな険しい地形に登山ルートなんて作れるのか?「腰までの徒渉があり、危険ですから入らないでください!」との注意書きが…。「とりあえず行ってみよう♪」と歩き始めたのが13時を過ぎていました。

沢に降り立つと河原のあちこちに目印の赤ペンキがあり、確かにルートといえばルートなんですが、沢の中がルートになっていて完全に沢登りの世界って感じ…。「登山靴で来たら、こりゃ手に負えないだろうなぁ〜!」って思いました。「それにしても凄い側壁(絶壁)だなぁ〜!こりゃとても林道まで上がれそうにないや…」って感じでした(途中4か所ほど林道へエスケープする道がありました)。私は登山ルートを無視して出来るだけ水線通しに遡行することにしました(危ないので沢屋以外の方は真似しないで下さい)。

やがてさらに両岸狭まり深いゴルジュ帯に突入!泳いだりヘツったり滝を登ったり、とっても楽し〜い♪「良いトレーニングになるわい!」。水線突破不可能なゴルジュ帯は、巻きルート(登山ルート)を利用しましたが、これがまた凄いのなんのってぇ〜!垂直に近い側壁にルートがあるんです。一応鎖が付けられていますが足場が結構悪い…。沢登りをやっている方なら問題なく通過できますが、一般の方には厳しいかも〜?って思う場所が何ヶ所もありました。「ルートを辿るより泳いで突破した方が安全で楽しいよなぁ〜♪」って思った場所も少なくありません。それにしてもスケールも大きく綺麗な沢だなぁ〜♪連続した美しいゴルジュと滝の数々…登山ルートがある沢を遡行していることすら忘れさせてくれました。続きは後日に日記にて…。PS.今回撮影した写真の一部(御所山荘から落合までの間の道元峡)を『酔いどれ画像掲示板』に17枚掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね♪

『沢の扉』 二口山塊・二口沢 小松原沢 今すぐ見たい方はクリック!
『酔いどれ画像掲示板』 船形連峰・丹生川(道元峡) 今すぐ見たい方はクリック!


8月1日(日) 二転三転の沢登り〜! その1

ただいまぁ〜!つい先ほど山形から帰宅したばかりです。体、ボロボロですぅ…(^^ゞ。アブの集中砲火を浴び、さらにヤブ漕ぎで傷だらけに…。それだけでなく、ガタガタの極悪林道を走破したため、車もガタガタです。何たって、車もヤブ漕ぎしましたので〜!何度底を突いたことか…。「Uターン出来るところがなければ、引き返すことはできないよなぁ〜!」って、緊張感がみなぎっていました。

今週末も先週末に引き続き、北東北三県の沢は絶望的…。ここ岩手では30日(金)、ゲリラ豪雨で沢は大増水したほどです。てなわけで、先週同様宮城県まで南下することにしました。今回選定した沢は、宮城県は船形連峰、鳴瀬川・内唐府沢右俣です。今から13年前の1997年、山岳雑誌「岳人」の8月号に紹介され、その遡行記録記事を取っておいたのです。「なんか、面白そうな沢だなぁ〜!機会があったらぜひ遡行したいな♪」って思っていたのです。

あれから13年…月日はあっという間に過ぎていきます。「よし!ついに行く時が来たっ!」と決心したのはいいものの、ネットで遡行記録を調べてもT山岳会の記録が1件しか出てこなくって…(^^ゞ。沢の難易度は、遡行記録で把握でき「単独でも問題なし!」って思っていました。問題は、沢へ至るアプローチ…。「地図に記載されていない林道を進む」とか「前森林道」とか記載されていたのです。その「前森林道」をいくらネットで検索しても一件もヒットしませんでした。

2万5千図とにらめっこして、「おそらくコレかなぁ〜!」って推測を付けたものの、いまいち不安…。「まぁ、行けばわかるだろう!案内図や道標くらいあるだろう!それに釣り師の入渓も多いようだし、万が一わからない場合、現地で聞こう!」って安易に考えていました。漆沢ダムより「おそらくこの林道かな?」と思うところに突入しました。ちなみに、現地に行っても前森林道に関する記載や案内板は皆無でした。また、何人かの人に聞いたのですが、「わからない」とのことで…。

林道は、途中何度も分岐点があり「おそらくこっちかな?」って方角に進みました。どんどん進むにつれて、極悪林道になり、ついにヤブ漕ぎ状態に…。「普通乗用車の私の車では、これ以上の前進は不可能!戻れなくなってしまう…」と断念。林道を戻って、「ビニール袋が吊り下げてあった分岐を右に行くのかな?」と思い、その林道に突っ込んだものの、数分走って直ぐにヤブ漕ぎ状態に…。林道は極端に狭く(ヤブ漕ぎ)Uターンできる場所がなかなかない…。「うぅぅ〜ヤバい!これ以上進んだら戻れなくなる!」とこれまた断念…(^^ゞ。

「林道上の適当な所からヤブを漕ぎ、枝沢を下れば内唐府沢左俣のどこかの地点に降り立つことになるだろう!」って思いましたが、自分がどこの地点に降り立ったのか?現在地点がわからないままの遡行は不安…。で、「安全策として、林道を戻り唐府沢の末端(下流部)にある渓流センターで聞いてみよう!そこでもわからないようであれば、下流部から遡行しよう!時間的な余裕はまだある!」そう決断しました。ガタガタ林道を下り渓流センターで聞くも、「わかりません」と…。ガタガタ林道を行ったり来たり何度も往復したため時間をロスし、「よし、こうなったら下流部から遡行するぞっ!」と決断し、遡行開始したのが10時を過ぎていました。「今は日も長く夜6時頃まで遡行できるので、大丈夫だろう!」と、いざ突入♪

ところが…下流部から遡行するもアブの猛攻撃を食らいました。朝日・飯豊連峰のアブの大群と変わらない状況でして…(^^ゞ。先週遡行した同じ宮城の小松原沢ではアブは全くいなかったせいもあり、アブ対策を怠っていたのです。入渓早々、私の周りには100匹以上のアブの大群が…。「上流目指して遡行すれば、そのうちアブも少なくなるだろう!」と思い、どんどん遡行しました。しかし、遡行すれどアブの数は全く減らずボコボコにされました。もう、遡行どころじゃありませ〜ん!撤退!渓流センターの車デポ地へ戻ったものの、「はて?これからどうしょう?」と思案する私…。高速代とガソリン代をかけ遠路来たのに、このままオメオメと帰るわけにいきません。

2万5千図の地形図を見ながら、今後の行動を考えました。山行計画書は、内唐府沢で提出していますので、「絶対事故を起こさない沢で楽しめる沢はないものか?」と思案する私…。2万5千図とにらめっこすること30分…。「よし!ここなら安全に楽しめるし大丈夫そうだ!山形へ移動するぞ〜!」。地形図を見てもゴルジュマークの毛虫記号がビシバシもんで何か楽しそ〜♪しかも安心!(^o^) とってもワクワクしました♪もう既にネムネム状態です。続きは後日の日記に続く…。林道騒動とアブ攻撃で思わぬ方向転換を余儀されましたが、結果、とても綺麗で素敵な沢に巡り合いました♪(^o^) PS.上の写真は、山形へ移動し遡行した沢です。その沢は…次回の日記にてご紹介しますね!まったく行き当たりバッタリで予備知識も皆無状態でしたが、当たりの沢でしたよ♪今シーズン初の焚火も楽しかったなぁ〜♪(^o^)



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