「今週の沢登りは無理かも…」。葛根田川戸繋沢を遡行して以降、右腰、右膝、右ふくらはぎの痛みが引かず、正座すらままならない日々が続いています。でも、そんな中でも「山を感じたい」気持ちは消えず、今回は「沢登り」ならぬ「沢歩き」というかたちで自然との再会を果たすことに。
諦めかけた気持ちを吹き飛ばしてくれたのが、真昼山地にある川口渓谷!紹介してくれたのは、沢好き仲間のSさん。「あそこは、ビュースポットもあって「沢歩きの楽しさ」を思い出させてくれる素敵なルートだよ!」との言葉に背中を押され、いざ出発!
和賀山塊にある有名な真木渓谷のすぐ近くなのに、川口渓谷の名を知る人は意外と少ないかも知れません。でも、この場所、実は“未開拓の宝庫”なんです。林道と並走している沢なので、エスケープも簡単で安心。右腰、右膝、右ふくらはぎと“三重苦”の自分でも、リハビリを兼ねて無理なく楽しめる。何より、澄んだ渓相が心をじんわり癒してくれるんです。
午前7時5分にゲート手前の駐車場を出発し、30分の林道歩きで入渓地点の権現橋へ。いざ足を踏み入れると、すぐに「来てよかった」と実感。危険箇所もなく、初心者でもゆっくり楽しめる優しい沢。もちろん、慎重さは大切。痛みで右足が踏ん張れず何度かバランスを崩し転倒する場面もありましたが、一歩一歩を大切に進みました。いやはや、いつになったら治るのかなぁ…?
沢中では、ダルマ滝や桑原(カンバラ)の滝、見返り滝と、見どころ満載。まるで秘密の楽園を探検しているような気分。実はこの川沿いの林道、江戸時代には鉱山開発のために利用されていたそうで、昭和には「奥地産業開発道路」として岩手県側(沢内村
/ 現・西和賀町)までつなぐ壮大な計画もあったとか。平成9年に中止され、未完成のまま残った道が、今では「渓谷遊歩道」として静かに自然と調和しています。
楽しい一方で唯一困ったのがアブ!まるでストーカーのように付きまとわれましたが、沢水で汗を流すことでだいぶ落ち着きました。さらに全身を水に浸けて体温を下げるのも効果覿面!長年の沢経験から得た知識、自然の中で得る知恵って、やっぱり面白いですね。
歩き始めてから2時間10分、元平沢橋で遡行を終了!帰り道も滝を眺めながらのんびりと1時間 林道を歩き下山。今回の締めくくりは、最近リニューアルされたばかりの「中里温泉」。ピカピカの内風呂、露天、サウナ、そして東北最深級の立ち湯水風呂(深さ150cm)まで完備で600円。控えめに言っても、最高でした♪
さらに温泉内の食堂で食べたハンバーグ定食(900円)がまた美味しい!小鉢が三つも付いて、見た目も味も大満足。湯上がりには広々とした休憩室で読書タイム。自然と温泉とグルメを詰め込んだ、まさに「心のリハビリ」とも言えるような一日になりました。
無理せず「(沢登りではなく)沢歩き」を楽しみたい!そんな方にこそおすすめしたい川口渓谷。リハビリ山行としても、癒しの旅としてもきっと満足できる場所です。 自然と触れ合い、体を労わりながら、心もリセットする。時には「そんな時間も必要なんだ!」と思わせてくれた楽しい一日でした。
「闇隅沢(やみすみさわ)」──その名前を聞いた瞬間、多くの人が「暗くてジメジメしていそう…」なんてネガティブなイメージを抱くかもしれません。でも実際に足を踏み入れてみると、その印象は一瞬で吹き飛びます。力強く、開放的で、まるで別世界。次々と現れる美しい滝に、思わず歓声が漏れるほどの絶景沢!まさに「名前詐欺」級のインパクトでした。
今回の遡行メンバーは、1年ぶりにご一緒するSさんと私。6時55分、整備された駐車場を出発し、林道を歩くこと30分で入渓地点へ。実は、先日の葛根田川戸繋沢以来、膝と腰に違和感があり、さらに右ふくらはぎも不穏な気配…。痛み止めと、もしものための「漢方68」をザックに忍ばせつつ、体は万全じゃなくても気持ちはワクワクでいっぱい。新しい沢って、それだけで心が躍るんですよね。
最初はゴーロ帯が続きますが、30分も進めば標高850m付近から風景が一変。小滝が現れ、巨岩がゴロゴロと出迎えてくれます。そして標高940mあたりからがこの沢の真骨頂!明るく開けた空間に、スケールの大きな滝やナメ床が連続し、そのすべてが直登可能。笑いが止まらないほどの「登る楽しさ」と「見る美しさ」が融合したご褒美タイムです。
特に印象的だったのが、標高1000m地点の「三ツ折れの滝(10m)」。本来なら直登できる滝のようですが、気温と水の冷たさを考慮し、この日はシャワークライミングを断念、右岸から小さく巻くことにしました。でも、この選択もまたよし。三ツ折れの滝を越えてからも、大きな滝が次々と現れ、最後まで飽きさせない展開が続きます。
悩んだのは脱渓ポイント。あまり登りすぎるとヤブ漕ぎがハードになるため、標高1120mのナメ床を見届けて脱渓。しかしこれが想定外…。見た目以上に手強いヤブで(倒木がひどく足が地に着かない)たった370mの距離に1時間も要する始末。
汗だくになりながら林道にたどり着きました。ちなみに、ヤブ漕ぎを減らしたい方は、三ツ折れの滝の二俣(標高1000m)を左に進むルートがオススメ。これなら15~20分程度のヤブ漕ぎで林道に出られそうです。下山は快適な林道歩きで、1時間ほどで駐車場に帰還。
登り(脱渓地点まで)2時間40分、下り2時間5分、合計4時間45分。距離としては短めな沢ですが、バリエーション豊かで、滝好きにはたまらないエッセンスが凝縮されていました。体はちょっとガタが来ていたけれど、心はすっかりリフレッシュ。こういう体験があるから、やっぱり沢登りはやめられません。一緒に行動してくださったSさんに、心から感謝します。ありがとうございました!
PS..『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね!上の写真は標高940mのこの滝を皮切りに開放的でスケール感のある「滝とナメのオンパレード」が始まります。下の写真は滝を登る相棒のSさんです。快適に登れる滝が多くロープを持参したものの一度も使う機会はありませんでした。
ここ最近、ずっと不安だった膝の調子が、なぜか良い。暑さのせい?サプリのおかげ?それとも、毎日欠かさず続けてきた岩山散歩の成果?ロキソニン(痛み止め)に頼らず沢へ行けるようになった今、その嬉しさを身体の芯から実感しています。
今年に入ってから、すでに5本の沢を遡行しました。どれも3〜4時間程度の短時間行程に抑えていましたが、「そろそろ長い距離でも遡行できるかな?」と自分の体力を確かめたくなりました。そこで選んだのが、17回目の遡行になる葛根田川と12年前に沢下降で使った戸繋沢、これらなら難所もなく単独でも安心。あとは、自分の膝と腰の調子次第、そしてザックの重さにどこまで耐えられるか?の体力勝負!
今シーズン初の沢泊に向けて、必要最低限の装備にロープ(ダイニーマ7mm×40m)もプラス。先週は断続的に雨が降った影響を危惧し増水のリスクも視野に入れた慎重な準備。出発は土曜の朝7時、滝の上温泉からスタート。天気にも恵まれ、何度来ても飽きない葛根田川の美しさに、足取りも軽くなります。連休中ということもあってか、遡行中に4組のパーティーとすれ違い、人気の高さを改めて実感しました。驚いたのは、入渓までの車道歩きでアブに一匹も遭遇しなかったこと。これは幸先がいい…と思っていたら、後でしっかり裏切られたけど。
大石沢出合を過ぎると赤く輝く長大なナメが広がり、標高980mの「ミニナイヤガラの滝(ザル滝)」では心が洗われるような癒しの時間。そして標高910m地点、広くて快適な幕営地に到着したのが正午12時。田代平山荘まで行ける余裕はあったけれど、今回は「焚き火を楽しむ」ことが最優先。が、そこに現れたのは巨大なアブの大群。葛根田川では見かけなかっただけに、不意打ちにうんざりです。
猛暑の中、汗だくになりながら薪を集め、倒木をノコギリで切り、アブから逃れるように早めの焚き火スタート。ウィスキー片手にスマホで音楽を聴きながら、炎を見つめる贅沢な時間。思い出に残る、夏の始まりの一夜でした。ちなみに、最近増えている熊対策として、熊除け鈴、熊おぼる(忌避剤)、熊スプレーも抜かりなく持参しました。
翌朝4時前に自然と目覚め、カップラーメンで体を温め5時20分に出発。涼しいうちに距離を稼ぐ作戦はうまくいき、ヤブ漕ぎすることなく1時間10分ほどで登山道へ合流…したのも束の間、今度は登山道がまさかのヤブ漕ぎゾーン。朝露で全身びしょ濡れになり、乳頭山への登りで体力を使い切り、あとはもう根性で下山…。
途中、膝と腰に違和感が出てロキソニン(痛み止め)を服用。正直、6時間40分の行動とは思えないほど疲労感が残りました。暑さ、荷物の重さ、そして体力の衰え…。だけど、この"検証山行"を通じて「今の自分の限界」と「これからも山(沢)を続けるために必要なこと(これから沢とどう向き合っていくのか?)」がはっきり見えた気がします。
下山後、大戸屋で食べた「蒸し鶏の生姜ねぎ醤油定食(1,020円)」は、身体に染み渡る旨さにほっと一息。今朝は筋肉痛で階段がつらいけれど(膝と腰も痛いが)それすらも心地よいと感じる疲労感に包まれています。やっぱり沢はいい。年を重ねても、自分のペースで自然に挑む時間を、これからも大切にしていきたいものです。
PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね!上の写真は葛根田川一番の景勝地「お函」にて。真ん中の写真は大石沢(戸繋沢)の長大な赤い広大なナメ地帯。下の写真は標高910mの「極上の幕営地」にて焚き火を楽しむ。
AI検索エンジン「Felo」、知ってますか?私は半年前からGoogle検索の代わりに使っていて、その賢さと多機能っぷりに惚れ込んで、有料版(プロ検索)に切り替えました。リサーチ分析やプレゼン資料作成、多言語対応、マインドマップ生成までこなす万能っぷりで、仕事にも情報収集にも本当に重宝していました。
特に嬉しかったのが、1日300回という使用上限のゆるさ。ほぼ無制限。アイデアが浮かんだら即Felo、何か気になったら即Felo。まさに“手のひらのリサーチ部隊”でした。なのに…事件は突然やってきたのです。
2025年7月9日、Feloが大幅リニューアル。新機能として「AIスライド」や「AI Webページ」などが追加されましたが、同時に従来の回数制からクレジット制へとシステムが変更されてしまったのです。プロ(有料)ユーザーには毎月15,000クレジットが付与されますが、ここに落とし穴が…。
私が最も使っていた「リサーチ分析(Deep Research)」は、1回の使用で150クレジットも消費します。つまり、月にたった100回。1日3回ペースです。これまで1日300回使えていたのに、10分の1以下に激減…!しかも、「AI Webページ」に至っては1回375クレジット。日割りだと1日1回が限界。いやいや、これ有料ユーザーに厳しすぎませんか?
もちろん、便利な新機能が増えたのは喜ばしい。でも、今までの“自由に使える安心感”が一気に奪われ、正直モヤモヤが止まりません。使いたい時に「あと何クレジットだっけ?」と確認するストレス…。クレジットの残量を気にして、使いたい気持ちにブレーキがかかるって本末転倒じゃないですか?
ただ、少しだけ光明も。ユーザーからの反発が多かったのか?「リサーチ分析」のクレジット消費量が期間限定ではありますが、150 → 45クレジットに緩和されていました(私が確認した昨日の時点では)。これがずっと続けばいいなぁ…という淡い期待はありますが、またいつ元に戻るかは不明です。
それでも私は、Feloの“中の人たち”に伝えたい!せっかくの革新的なツールなのだから、もっと気持ちよく使わせてほしい。お金を払っているユーザーには、それなりの自由と余裕をください…!これ、きっと私だけじゃないと思うんです。どうか、Felo運営にも届きますように。あなたのAIライフが、もっと快適になりますように。
「ゴミ沢」——名前だけ聞くと敬遠したくなるかもしれません。でも、そんな先入観を吹き飛ばすほど、この沢は魅力に満ちていました。先週に続き、午後からの仕事を前に「午前中勝負」の沢登り。
向かったのは、花巻・豊沢川支流の「ゴミ沢」。名前に似合わず、小粒ながらもナメと小滝が連続し、しかも全て直登可能というお楽しみコース。入渓地点までは車デポ地からたったの10分、下山も林道を歩いてわずか1時間10分と、アクセスの良さは抜群。それでいて自然のダイナミズムをしっかり味わえるので、思わず「これは当たりかも」と心の中でガッツポーズ。
グレード(難易度)は1級程度とやさしく、ベテランには物足りないかもしれませんが、初心者や単独行にぴったり。6月初旬より入渓可能なので、シーズン初めのウォーミングアップには最適な沢かもしれません。
実はこのゴミ沢、以前から気になっていた沢でした。「どうせ記録なんてないだろう」と思いながらヤマレコで検索してみると、なんとYKA0805さんの遡行記録がヒット!しかも、つい先月。記録のおかげで沢の概要や下山ルートの林道状況まで把握でき、事前準備に大きな安心感がありました。この場を借りて、YKA0805さんに感謝を申し上げます。
肝心の遡行はというと、今シーズン初のラバーソールの沢靴で挑戦!猛暑の影響か?今シーズンは、どこの沢でもヌメリがひどく渓流足袋ばかりでしたが、久々のラバーソールに感覚を戻すにはちょうどよい沢でした。全行程は約3時間30分とコンパクトながらも、初めての沢に挑むワクワク感が終始つきまとう、実に楽しい山行でした。
帰路に立ち寄った幸楽苑の塩ラーメンで空腹を満たし、昼には自宅に帰還。午後の仕事にも余裕で間に合い、夕方には近所の温泉で疲れを癒す——そんな完璧な一日を過ごせたのも、このゴミ沢のお陰かも。山と向き合う時間は、時に仕事以上の充実感をもたらしてくれます。だからこそ、ちょっとした空き時間でも足を運びたくなるのです。
PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね!上の写真は「美しいナメ滝」ナメと小滝が連続し楽しく、どれも簡単に登れる。下の写真はゴミ沢大滝10mで右壁より直登(これも容易)。ツメは、パヤパヤのヤブ漕ぎで林道に合流。
今年は本当に熊のニュースが多すぎますよね。人里近くに現れたり、登山道での接近遭遇など、「熊が人を恐れない」時代が来たのか!と感じるほど。私自身、単独で山や沢に入ることが多いので、熊除けスプレーは手放せない相棒のような存在です。
ところが先日、ふとそのスプレーを見て青ざめました。使用可能期間が、まさかの“10ヶ月も”過ぎていたんです…!「これじゃ、いざというときに意味がない…」そう気づいた瞬間、即行動しました。ちょうどAmazonでタイムセールが開催されていたのもあり、迷わず購入したのが「TNN社の熊除けスプレー(B-609-CS)ケース付き」。
値段は8,352円(以前使っていたものと同じ商品)。ちょっと高い…?と思いきや、有効期間は安心の4年。そして何より感動したのが、その軽さとコンパクトさ!ザックのサイドポケットにもスッと入るサイズ感で、持ち歩くストレスがまったくありません。実際に手に取ると、「あ、これは“買ってよかった”やつだ」と実感しました。
このスプレー、ただの市販品じゃないんです。もともとはアメリカ軍や警察向けのプロ仕様で、刺激成分カプサイシンの濃度は驚異の181,000SHU。実際に日本の国公立機関や自治体にも採用されており、本州や四国に生息するツキノワグマに対しては、多くの撃退実績があるとのこと。北海道のエゾヒグマクラスとなると話は別ですが、私たちが普段出会う可能性のある熊への対策としては、現状これ以上ない安心アイテムだと感じています。
もちろん、使い方はTMM社のホームページにある動画でしっかり学べます。「備えあれば憂いなし」とはまさにこのこと。ちょっと荷物は増えるけれど、“命より大事な軽量化”はありません。あなたのアウトドアライフにも、本気の熊対策を。自然を楽しむすべての人にとって、これは“安心”という装備の一部だと、私は思います。安全で楽しい山の時間を過ごしてくださいね!
「今週も沢へ!」と決めていたものの、前日の大雨で心が折れかけていました。「この天気じゃ無理かな…」と半ば諦めムード。でも、ふと頭に浮かんだのが、花巻の小空滝沢。近場で増水にも比較的強く、単独でもいけそうな“ちょうどいい沢”。7年ぶり、4度目の遡行に胸が高鳴ります。
あの時からもう21年。ネットに記録すらなかった小空滝沢に、後輩を連れて突撃した記憶が蘇ります。今回は朝6時45分、小倉山トンネル手前から出発。蒸し暑さにちょっと驚きつつも、沢中にあった巨大倒木が懐かしい。
小粒ながら連続するナメと滝は、やっぱり楽しい。特に核心部の小空滝(大滝)は3段構成で、1段目5m、2段目20m、3段目10m。今回は安全第一で左壁から。登りきると、さらなるナメが広がり、心まで洗われるよう。しかも最後は藪漕ぎなしで中山街道にスッと出られるというスマートさ。
そんな余裕に浸っていた直後、林道に出た瞬間の土砂降り!ギリギリセーフなタイミングに思わず「ラッキー!」と声が出ました。火照った身体に雨の冷たさが気持ちいい。しかも、濡れた新緑のブナ林がまるで絵画のように美しいんです。
この地は、あの宮沢賢治が『なめとこ山の熊』で描いた風景の舞台でもあります。そして下山に利用した林道の中山街道は、かつて花巻と沢内村(現在の西和賀町)を結び、新渡戸稲造とその一族が携わった歴史深い道。沢登りしながら、文学と歴史に出会えるって贅沢すぎませんか?
合計3時間25分の短めルートですが、心と体がしっかり満たされました。下山後はみたけの大戸屋でランチ。鶏肉と豆腐のねばねば野菜トロトロ煮に、しそひじきご飯。削りたての鰹節や生姜が効いたセット(990円)は、体に優しくて大正解。食後はゆっくり温泉でリラックス…のつもりが、体重計に乗ってビックリ。3キロ増!? これは本気でダイエットせねば…。
半日だけど、自然に癒され、文学に触れ、歴史も感じ、美味しいごはんと温泉まで満喫できた今回の小空滝沢。天気に迷ったときこそ、こんな“ちょうどよく心を整えてくれる沢”に出かけてみてはいかがでしょうか?最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回もまた、山の魅力とちょっとした幸せをお届けできたら嬉しいです。
PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね!上の写真は「美しいナメ滝」ナメと小滝が連続して楽しいが、7年前に比べ倒木が多くちょっと荒れている感じ。下の写真は小空滝(大滝)の2段目20m。左壁より取り付き中間で巻き気味に登り落口へ。21年前は右壁より登った。
毎日うだるような暑さに、「もう勘弁してくれ!」と叫びたくなる今日この頃。そんな気温のせいか、我が家の庭は見るも無残なジャングル状態。先月草刈りしたばかりだというのに、草の生命力、恐るべしです。
仕方なく汗だくになりながら、再び草刈りに奮闘していたその時——バキッ!嫌な音が手元から。なんと、愛用していた草刈り機のポールが、真っ二つに折れてしまったのです。
詳しく見ると、接合部のプラスチックパーツが割れていて、どうやら経年劣化が原因の様子。応急処置でガムテープぐるぐる巻き作戦を決行するも、グラグラするし、正直めちゃくちゃ怖い…。
この草刈り機、Amazonで当時人気No.1だった国産メーカー品で、5年間も働いてくれました。年に4~5回しか使わないとはいえ、5年ももてば優秀…と思いたい。でも、さすがにそろそろ限界。手で草を抜く気力もない私は、迷うことなく新しい草刈り機をポチりました。
選んだのは、信頼のマキタ製「MUR194DZ」。充電器&バッテリーセット(8,780円)と、評判のいい日本製チップソー2枚(4,310円)も一緒に揃えて、総額24,124円。草刈り機にしてはちょっと贅沢かも…でも、開封してびっくり。この作りの良さ、剛性、安定感…ああ、もうこれは「道具好き」にはたまらない。
やっぱりマキタ、間違いない。DIY好きはもちろん、機械に詳しくない人でも「使いやすそう」と感じられるシンプルさが光ります。何より、バッテリーを差し込むだけですぐに使える手軽さ!エンジン式のように燃料を混ぜたり、排気ガスでむせたり…そんな手間とは無縁です。
さらに決め手となったのが、マキタの18Vバッテリーの“横展開力”。マキタ製の他商品の電動ドライバーや掃除機にも使えるので、バッテリーの無駄がなく、実はかなりコスパがいいんです。今すぐ試したい気持ちでうずうずしてますが、草を刈ったばかりなので、次の出番はお盆前になりそう。でも、「今度はどんな切れ味なんだろう?」と楽しみにしている自分がいます。あの“バキッ”の悲劇が、"マキタ沼"への第一歩になるなんて…人生、わからないものですね!