経塚山 2

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金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 1

残雪期の経塚山を登るのは2011年5月3日以来ですから、実に12年振りになります。自宅を4時に出発!北上の吉野家にて「朝牛セット(499円)」を食べ、6時前には「うがい清水登山口」のゲート前に到着!既に5台の車が停まっていました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 2

今の時期、登山口まで車は入れず…約3キロ(往復6キロ弱)の林道歩きを強いられます。膝を痛めて以来、半年振りで初のロングコースへの挑戦となります。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 3

雪に埋まった林道です。ゲートまでしか車が入れないことで往復1時間ほど時間が余計に掛かってしまいます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 4

標高500mよりショートカットルート(近道)のヤブっぽい旧林道を歩くことに。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 5

ゲートより歩くこと約30分で本来の登山口に到着!気温が上がり雪解けが進み歩き難くなる前に「どこまで距離を稼げるか?(登れるか)」が重要になります。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 6

ここが本来の登山口(駐車場)です。林道は雪がビッシリですね。本日は金ヶ崎駒ケ岳経由で経塚山を目指します。積雪期現例ルートで10キロ(往復20キロ)のロングコースで体力と時間との勝負です。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 7

朝早い時間帯は、雪面が凍結していてカチコチで沈むことなく歩きやすいです。気温が上がり雪解けが進みズボズボ状態になる前にどこまで進めるか?が重要になります。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 8

12年前はプラブーツにスノーシューで登りましたが、今回は軽量化を考え長靴と軽アイゼンで登ることにしました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 9

標高870mにて。雪面がカチコチでまるで舗装道路を歩いているようで気持ちい~い♪本日は快晴無風、まさに春山登山日和です。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 10

山頂直下1,050mより本日目的地、経塚山(1,372.2m)をズームアップ!

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 11

同じく山頂直下1,050mより栗駒山(1,626m)を望みます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 12

金ヶ崎駒ケ岳の登りです。ここを登り切れば山頂です。60歳を過ぎてから足の故障の繰り返しで思うような山行が出来ず…じれったい思いが続いています。左膝を痛めてから(外側々副靭帯損傷)半年が経過しました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 13

その間、膝に負担が掛かる山行は控え短時間(5時間以内)で登れる山ばかりを登って参りました。まだ多少違和感があるものの痛みも大分緩和され「長時間山行が出来るかどうか?」試したくなり今回の山行を計画しました。山頂はもう直ぐです!

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 14

往復20キロに及ぶロングルート、果たして痛み出すことなく歩き通せるかな?ゲートより登ること2時間15分で金ヶ崎駒ケ岳の山頂に到着しました!ここまでは順調なペースです。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 15

本日はあそこに見える頂、経塚山(1,372.2m)まで行きます!遠いなぁ…。経塚山の山頂に12時まで到着しない場合は、その時点で下山を開始しよう!とタイムリミットを決めました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 16

山頂より左に栗駒山(1,626m)、右に虎毛山(1,433 m)を望みます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 17

山頂よりちょっと下った所より左から牛形山(1,339.4m)~白っ子森(1,229m)~鷲ヶ森山(1,207.1m)を望みます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 18

牛形山(1,339.4m)をズームアップ!山名の由来は山頂から稜線にかけて牛の背のように遠望できる山容と、残雪が牛形に見えることの両説があるようです。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 19

経塚山を目指して歩を進めます。駒ケ岳~経塚山のルートがなぜ人気なのか?①雪ある今の時期しか登れない期間限定ルートであること。②眺望が素晴らしく絶景を満喫出来る素敵なパノラマコースであること。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 20

12年前に登った時も感動し「また登ってみたいな!」って思ったほどです。月日が流れるのは、ほんと早いものです。雪面が締まっていて歩きやすいです。標高1,050m付近にて。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 21

標高1,090mの尾根が南方向に90度曲がる急登でモンベルの軽アイゼンを装着しました。長靴にも装着できて便利です。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 22

上記写真と同じ場所より先ほど登った金ヶ崎駒ケ岳を振り返ります。私の後ろに山頂で一緒になった青年が登ってきています。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 23

アイゼンを装着している間に、その青年に追い越されてしまいました。気持ち良い稜線歩きが続きます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 24

標高1,090mの尾根が南方向に90度曲がる急登部分より後ろを振り返りピラミダルな前塚見山と先月3月11日に登ったばかりのオガラ森山(914m)を望みます。その後方には岩手山(2,038 m)が薄っすらと見えます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 25

P1132より経塚山を望みます。大分近づいて参りました。といっても金ヶ崎駒ケ岳と経塚山の中間地点です。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 26

P1188手前の小ピークより左に焼石岳(1,547.3m)右に南本内岳(1,492m)を望みます。この小ピークからの展望は絶景でした。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 27

これもその小ピークより経塚山を望みます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 28

小ピークを下り切った所より小ピークを振り返ります。まるでスキー場のようです。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 29

P1188より手前に夏油スキー場の横岳、奥の左には和賀岳(1,439m)右には秋田駒ケ岳(1,637 m)を望みます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 30

P1188の急登は直登せずに左斜面をトラバースします。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 31

経塚山の登り標高1,260mより金ヶ崎駒ケ岳を望みます。帰りはあそこまで戻らねば…。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 32

経塚山の山頂直下1,330mよりヤブが出てきましたので登山道を利用すべく探しながら歩きました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 33

夏道(登山道)を探し当て合流!ヤブ漕ぎから解放されました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 34

ゲートより登ること4時間50分、やっと経塚山の山頂に到着しました!10時40分到着!これで下山に余裕が持てます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 35

経塚山の山頂より焼石岳(1,547.3m)を望みます。右側のコブがそうです。手前のピラミダルな山容が天竺山(1,318m)です。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 36

焼石岳(1,547.3m)をズームアップ!

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 37

牛形山(1,339.4m)を望みます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 38

その牛形山(1,339.4m)をズームアップ!

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 39

手前には鷲ヶ森山(1,207.1m)~横岳(1,099m)~兎森山(1,053.9m)。後方には和賀山塊の山々、右には秋田駒ケ岳(1,637 m)が見えます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 40

和賀岳(1,439m)をズームアップ!

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 41

遠方に薄っすらと岩手山(2,038 m)が見えます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 42

右奥に三森山(1,101 m)を望みます。2020年5月30日に登っています。焼石山系の北側に位置する1000m峰のひとつで、アプローチは横手市三内地域(R107)の黒沢地区になります。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 43

湖も見えました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 44

手前に夏油スキー場の横岳、奥の左には和賀岳(1,439m)右には秋田駒ケ岳(1,637 m)が見えました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 45

山頂の祠です。経塚山、金ヶ崎駒ヶ岳、牛形山とともに「夏油(げとう)三山」と呼ばれています。経塚山の由来は写経を納める山の意であろう。展望を楽しんだ後、下山開始!

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 46

右端に金ヶ崎駒ケ岳を望みます。あそこまで戻らなければなりません。帰りも長い道のりです。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 47

オガラ森山(914m)と前塚見山(914.5m)を望みます。前塚見山も2018年4月12日に登っています。登山道はなく積雪期限定の山でもあります。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 48

P1188を下った所より展望地でもある小ピークを望みます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 49

展望が良く気持ちの良い小ピークです。行きとは違って、帰りは気温が上がり雪面が緩み歩き難くなり体力が奪われていきます。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 50

P1132の先の左に「90度曲がる尾根」の部分より金ヶ崎駒ケ岳を望みます。大分近づいて参りました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 51

回進堂のどら焼きを食べて元気を出します。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 52

先ほど登った経塚山を振り返ります。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 53

金ヶ崎駒ケ岳の最後の登りです。ここさえ登り切れば…。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 54

山頂は目と鼻の先です。あとは下るだけです。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 55

金ヶ崎駒ケ岳の下りでは、雪解けのデコボコ道に足を取られ歩き難いです。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 56

本日は朝から晴天が続きラッキーでした!何よりも風がないのが良かった!暑いくらいでした。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 57

ふぅ~登山口に到着!合計8時間50分!膝を痛めて以来、半年振りに長時間山行となりましたが(休憩時間含む)最後まで歩き通せたことで自信につながりました。疲れたものの「膝や腰が痛み出さなくて良かった!」と安堵した次第です。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 58

ふぅ~ゲートに到着しました!往復で約20キロも歩きました。つ、つ、疲れました。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 59

下山後は、金ヶ崎温泉・駒子の湯(500円)にて汗を流しました。ワンコインで入浴出来て嬉しいです。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 60

帰路、北上(村崎野)の「いきなりステーキ」にてちょっと早い夕飯を食べました。無性に肉系が食べたくなったので…。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 61

ワイルドステーキ150gとライスとサラダのセットで合計1,420円なり。これで疲労回復できるかな?

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳~経塚山 62

余談ですが…先日10年振りに購入したばかりの腕時計2本ご紹介!右がG-SHOCK(GW-M5610UBC-1JF)で17,680円で購入。左がカシオのウェーブセプター(WVA-M640D-1A2JF)で9,570円で購入。

2023年4月2日

金ヶ崎駒ケ岳からのパノラマ 1 ※クリックで拡大

経塚山からのパノラマ 2 ※クリックで拡大

GPSの軌跡(クリックで拡大)

<2023年 4月2日(日)>
行動時間 8時間 50分(休憩時間含む)
登り:4時間50分 下り: 4時間

ゲート(6時)~登山口(6時35分)~金ヶ崎駒ケ岳(8時15分)~P1132(9時15分)~経塚山(10時50分)~P1132(11時50分)~金ヶ崎駒ケ岳(13時)~ゲート(14時50分)
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