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9月30日(月) 八幡平・焼山(1,366.1m) 中ノ沢・湯ノ沢

昨日はお天気も良く春川ダイレクトの疲れをいやすべく、八幡平の焼山(名残峠)に突き上げる中ノ沢・湯ノ沢を遡行して参りました。有名な「曽利ノ滝(そりのたき)」を有する沢です。「沢の疲れは沢で癒す!」これ、沢屋の原則であり基本でもあります。

登山体系にも載っていない超マイナーなこの沢、初めて入ります。どんな沢か?行ってみないと分かりませんが、2万5千図を見る限り「難しくはなく、単独でも大丈夫!」と判断しました。遡行距離は短いし、ヤブ漕ぎもなさそうだし癒し系の沢かな?と思った次第です。

問題は下降路をどうするか?(車の回収の問題)。旧道を使えるのだろうか?廃道になっていないだろうか?まぁ、行ってみてダメそうであれば新道を下って国道に出てバスで車の回収をするしかない。まぁ、行ってみてのお楽しみかな♪

八幡平に近づくにつれて道路の電光掲示板に目が釘付け状態になる私…。『松川温泉から先、全面通行止め。R341新玉川温泉方面通行止め、田沢湖方面に抜けられません』とのこと。9月8日の台風18号の影響でしょうか。ガーン!これから私が行こうとしている方面ではないか!くぅ〜!ダメか…。私のカーナビは賢くて?通行止め含め交通情報を教えてくれます。通れない場合「ダメです!」って、教えてくれるのです。なのに何も注意や警告をしゃべらないということは「行けるのかな?」と。まずはここまで来たら「行けるところまで行ってみよう!」

やがて「5K先、通行止め」の看板が出てきました。もはやこれまでか…。カーナビを見ると「目的地まで4.1K」とあります。ふぅ〜ぎりぎりセーフ♪いがったぁ〜!これで遡行出来るぞっ!車を曽利ノ滝の駐車場に停めて7時10分、いざ出発です!曽利滝橋より左岸急斜面を下り入渓するのですが、この日はとても寒くてカッパを着込みました。入渓口で標高が841mもありますものね。

次から次へと小滝とナメが出てきて飽きさせません。また、沢は深いV字渓、側壁の岩が切り立っていて迫力あります。よって、高巻きは大変そうなので滝は出来る限り直登します(と言っても特に困難な滝はない)。この沢、岩質が柱状節理で珍しいです。

入渓地点から旧道が交差する地点まで2時間ちょっとで着いちゃいました。ここから先は旧道(赤いペンキのマークあり)を通り焼山(名残峠)を目指します。上部は温泉の沢に変わり「足湯」を楽しみながら遡行出来るのも魅力です。焼山は去年2012年4月10日の残雪期に登っていますので今回で2回目です。焼山、とても大好きな山の一つです。

心配していた旧道(下山時に利用)は、一般登山道と何ら変わらないほどシッカリしていて歩きやすかったです。車の回収の問題がるため、1100m付近で(道路が一番近づくところ)地熱発電所用の道路に降りました(降りる踏み跡があった)。そこから長い道路歩き…。12時30分、無事駐車場に到着!

全行程約5時間半でした。せっかくですので有名な「曽利ノ滝」を見に行きました(遊歩道あり)。見ごたえ十分!迫力のある滝でした。沢(湯ノ沢)と滝見(曽利ノ滝)とセットで堪能されることをお勧めいたします。

この湯ノ沢、遡行グレードは2級といったところでしょうか。まさに「お手軽山行」で癒されて帰って参りました。沢慣れた方であれば単独でも楽しめますし、初級者を連れて行くにもいい沢だと思いました。これといった難所はなく、ルートの見極めさえきっちり出来れば、多少のスリルを味わいながら気楽に楽しめる沢でした。帰りは後生掛温泉に寄ったのですが、駐車場が満杯で入れず、結局私のお気に入り藤七温泉(600円)にて入浴しました。この日は秋晴れで八幡平は登山者や観光客で大変賑わっていました。紅葉も始まっていましたしね。沢シーズンもラストスパートに入りました。あと何本入れるかな?PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね〜♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 八幡平・焼山 湯ノ沢 今すぐ見たい方はクリック!


9月25日(水) 虎毛山 春川ダイレクトクーロワール その2

翌22日(日)遡行2日目、5時起床6時20分出発!今日は長丁場、時間との勝負です!歩いて数分、万滝沢出合を見送ると渓が両岸切り立ったスラブのV字谷になり深い釜を持った白く美しいナメ滝が現れます。ここから先、ダイレクトクーロワール出合までの間が、白いナメ床と滝と釜が連続し、この沢で一番綺麗な所です。まさにスラブの連瀑帯で素晴らしい景観が続くのです。

上記のナメ滝を登ると難所と言われる「大釜を持った樋状滝10M」が現れますが、V字谷ゆえ高巻きはシンドそう、泳がざるを得ません。朝一の泳ぎは水が冷たくて辛い…と思っていましたが、思ったほど冷たくなかったです。ファイントラックのウェア(フラッドラッシュ)にカッパを着込むと、結構暖かい。この難所はW女史がリードで決めてくれました。

Wさんは元水泳部だけあり、泳ぎ(推進力)が違います。グイグイ力強く泳ぐ彼女の姿を見て、男性陣は「Wさん、余裕じゃん、かっけぇ〜!(かっこいい)」と大絶賛♪その次の堰堤上6M滝は、右岸より登る(ザイル要)。この沢の象徴的な見どころでもある「四ツ釜」は、見惚れるほど圧巻で綺麗♪この沢、ほんと「美白」で綺麗なんです。このような白い岩肌を持った沢って、岩手には見当たらないと思います。

標高650mで左岸より流れる西ノ股沢を見送ると10m滝(右岸より高巻く)、続いて20m滝(左岸より高巻く)。どちらもテロテロで、とても直登出来ません。その後、6m滝が3つ続きますが、全て直登出来ます。780m付近に掛かる5m滝は、手がかり足がかりがまったくなく、登れそうにありません。ここはちょっと戻って左岸の尾根より取り付き、三つの滝(5m、6m、8m)をまとめて高巻きました。

その後、標高870mでダイレクトクーロワールの出合に到着しますが、出合は貧相で水も流れておらず(涸沢)見落としやすいです。ここより一人2リットルの水を背負います。なぜなら、本日泊まる山頂小屋には水場がないからです。2リットルの重みが体に堪えます。いよいよダイレクトクーロワールに突入!直ぐに60m滝が現れます。途中まで直登しますが、トラバースが嫌らしそうでしたので、一旦戻り「右岸のブッシュ(尾根)より高巻いた方が時間短縮できるし安全だ!」と判断しました(見た目では簡単に高巻けそうに見えましたので)。

ところが、この尾根が急登の上に非常に強力なブッシュでして、なかなか通してくれません。足が通ったかと思うと腕が引っかかり、体が通ったかと思うとザックが引っかかり…。手を離すと下まで転げ落ちそうな傾斜だし…。この高巻きで一気に体力を消耗してしまいました。「こんなに苦労するんだったら、素直にスラブを直登しておけばよかったかな?」と反省するも後の祭り…。

沢床へ降りて遡行を続けますが、次から次へと嫌らしいボルダーチックなテロテロ系の滝が連続します。ザイルを出して登ったりザックの荷揚げをしたりで、その対応に忙しく時間ばかりが経過します(5人全員通過するのに多大な時間を要した)。「このペースだと明るいうちに小屋に辿り着けないかもしれない、もしやビバークか…」と不安が頭をよぎります。それ以降は、登るのに時間が掛かりそうな困難な滝が出てきたら、無理に登らず高巻く方針に切り替えました。

チェックストーンのオーバーハングの滝が現れ、登れそうになく(見た目簡単に高巻けそうに見えましたので)、左岸より高巻きました。滝下から見ると小さく楽に高巻けそうに見えたのですが、実際に取りついてみるとなかなか下降点が見つかりません。やっと「よし、ここから降りられそうだ!」と思い沢床に降り立つと、またもや登れない滝が…。

高巻きも結構悪く(岩壁帯に阻まれたり)ザイルを出さないと登れないところもありました。また、かなり傾斜が急で常に手で潅木を握りながら体を支えないといけないので疲れます。高巻きでこんなに腕を使ったことは珍しいです。もう腕パンパンなんですけど…。高巻いたり沢床へ降りたりで時間と体力を消耗しましたので、標高1,200m付近で、「沢床に降りず、このままヤブ漕ぎしながら枝尾根をツメて山頂を目指そう!」と決断しました。尾根伝いであれば、万が一時間切れで暗くなってもヘッドランプを点けながらどうにか登れますので…。

1,290mを過ぎると傾斜も緩みブッシュも低くなり大分楽になりましたが、それでもクタクタヘロヘロ状態であることには変わりません。100キロマラソンの完走者W女史、そしてトレランとボルダリングが趣味の30代の若きホープK君、体力抜群のタラさんやCさん、皆の口から出る言葉は、「疲れた〜!シンド…ハァ〜!」の溜息ばかり。もちろん、私の口からも…。W女史のザックは破け、20年愛用の私のザックは壊れ、K君の新調したウェアもズタズタに破け、Cさんのズボンにはドでかい穴が空きボロボロ…ヤブとの格闘を物語っています。15年前に行ったときは、ヤブも薄くどれもこれも簡単に(小さく)高巻けたのですが…。2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震(震度7)及び2011年3月11日に発生した東日本大震災(震度7)、そして台風や近年の大雨により地形(渓相)や植生が変わったのかもしれません。

歩くのシンド…しかし、歩かないと着かないし…。最後の力を振り絞って前に進むしかありません。夕闇迫る17時30分、山頂付近の湿原に出ました♪ふぅ〜どうにか暗くなる前に辿り着いたぁ〜!「今日は小屋に泊まれるぞ〜♪」と思うと嬉しさがこみ上げます。この日の夜はとても風が強く小屋のありがたさを感じました。W女史がたくさん料理を作ってくれました。まるでコース料理のように次から次へと出てくる絶品料理の数々。とっても美味しかったです♪

この日は皆さん、完全に疲れ切っていましたので8時には寝ました。翌朝、タラさんがフランスパンにガーリックバターを付けて焼いてくれました。それだけでなく、プチトマトやサラダが出てきたり、お餅が出てきたり、これまた朝から豪勢な食事を堪能させて頂きました。とっても美味しかったです。ありがとうございました♪

山中三日目、今日は下山するだけですので気が楽です。強風の中、お世話になった山頂小屋を後にしました。下山後、車を回収し大湯温泉(阿部旅館)にて入浴。風情がありとても気に入っちゃいました。入浴時、裸になり自分の体を見てビックリ!あちこちアザや傷だらけじゃありませんかぁ〜!タラさんに至っては血が出てるし…。温泉が傷口に沁みて痛いですが、それでも3日間の汗を流せるのが嬉し〜い♪(^o^)

晩飯を担当して下さり主婦の味で我々の胃袋を存分に満たしてくれたW女史、そして誰よりも重い荷物を背負ってくれた上に絶品の朝食を作ってくれたタラさんに感謝!若手のホープ、トレランのランナーでありボルダリングの達人K君は、難しい滝を登ってくれました。いつもニコニコあごひげがお似合いで恵比寿大黒様を彷彿させる柔和なお顔のCさんは、ムードメーカー的存在であり、そんな彼が採ってくれたナメコはまさに絶品でした!皆さん、本当にありがとうございました。

今シーズン一番の思い出に残る山行になったと思います。美しさあり、楽しさあり、笑いあり、厳しさあり、辛さあり、痛さあり?の実に変化に富んだ充実した山行となりました。各自の持ち味(得意分野)を活かし皆の力が結集された素晴らしい山行だったと思います。皆さんに心から感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。PS、『酔いどれ画像掲示板』に遡行2日目以降の写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 虎毛山 春川ダイレクトクーロワール その2 今すぐ見たい方はクリック!


9月24日(火) 虎毛山 春川ダイレクトクーロワール その1

21日(土)〜23日(祝)の三連休は2泊3日で虎毛山塊の春川ダイレクトクーロワールという沢を仲間 5名で遡行して参りました。お天気には恵まれ今シーズン一番の遡行日和となりました。

核心部突破の22日(日)の行動時間は11時間半にも及び、皆ヘロヘロになりながらも、どうにか暗くなる直前に山頂小屋に辿り着くことが出来ました。泳ぎあり登攀あり、ショッパイ高巻きあり、過去類を見ないほどの強烈なヤブ漕ぎありで、こんなに疲労困憊したのは久し振りのことです。

夕闇迫る中、無事山頂の湿原に出た時は、ホッとし嬉しかったです。予想以上にハードな山行となりましたが、今は充実感で一杯です。このけだるい疲労感が何とも心地いいです。現在、体中(特に足)あざだらけ&筋肉痛でロボコップみたいなぎこちない動きになっていますが…(^^ゞ。

実は春川ダイレクトクーロワール、15年前の1998年9月中旬の三連休に単独遡行しています。この時は、大湯温泉から入り初日に春川を遡行しダイレクトクーロワールの出合に1泊、2日目はダイレクトクーロワールをツメ上げ虎毛山の山頂に立ち、その後直ぐに虎毛沢を下降、中流部で2泊目、そして3日目は車デポ地の大湯温泉へ下山。計2泊3日で春川ダイレクトクーロワールを遡行し、虎毛沢を下降しました。

その時(15年前)は、「特に苦労することなく(これといった難所もなく)快適に遡行出来た沢」といった印象しかなく、「秋、きのこを採りながら皆で楽しく登るには手頃な沢かな!」と思い、この度リーダーとして山行を企画したのです。日本登山体系には滝の連続と記載されているダイレクトクーロワールですが、行ってみれば出合の60m滝くらいで、それ以外は傾斜の強いゴーロで時々小滝が出てくるといった感じで、難しい滝の高巻きも容易だったのです。「ダイレクトクーロワール」という名前から怖そうな(難しそうな)印象を抱いていた私ですが、拍子抜けした感じでした。15年前に行ったときは…。

ところが今回 15年振りに行ってみて…「これが同じ沢なのか?」と思うほど、悪く(難しく)なっていたように感じます。過去類を見ない近年の大地震【特に2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震(震度7)及び2011年3月11日に発生した東日本大震災(震度7)】や大雨【今年8月9日の岩手・秋田のおいて、これまでに経験したことのない大雨や台風】により渓相が変わったのではないでしょうか?春川は側壁の崩壊が激しく(特に下流部)、上流部から流れ出た土砂でかなり埋まっていましたし、逆に上流部に位置するダイレクトクーロワールは、巨岩さえも雨の力で下流部に押し流されスラブ状に変貌したのではないか?と思うほど、スラブそしてテロテロ系で困難な滝が連続しました。高巻き時のブッシュもかなりいやらしく、スプリングのごとく強力になっていました。「15年も経てば沢も変わるし、私も変わる…」って、ことでしょうか。あれから15年かぁ…光陰矢のごとし、月日の流れの速さに驚きます。

9月14日(土)5時に滝沢村役場に集合し、車2台で出発!まずは虎毛山の下山口に車をデポ。その後、もう一台の車で入渓口である大湯温泉を目指します。大湯温泉から春川沿いに伸びている林道は、現在全面通行止めです(入口に巨岩が置いてあり入れないようにしている)。15年前に行ったときは、結構奥まで車で入れたのですが…。

沢支度をして8時30分に歩き始めました。まずは長い林道歩きです。イワナ釣りでしょうか、きのこ採りでしょうか、たくさんのバイクに追い越されました(車は通れませんが、バイクなら通れるようです)。やがて林道から山道に変わりますが、虎毛沢の出合いまで快適に歩けます。そこから先は、道が無くなったので沢に降りて、いよいよ春川の遡行開始です。

しばらくゴーロ歩きが続きます。暖かい日差しで眠くなってしまいます。大雨の影響でしょうか、沢は土砂で覆われている部分も多く結構荒れていました。側壁も崩れている所がたくさんありましたし…。12時25分、最初の難所?三滝に到着!皆さん、達者な方々ばかりですので、かなり順調なペースです。ここ(三滝)は右の滝から登り中間バンドよりトラバース、樹林に入り本流に戻りました。三滝を過ぎると赤い線が入った亀甲(亀の甲羅)模様の美しいナメが続き癒されます。どうしてこのような模様が出来るのか?不思議です。白い岩(ナメ)とエメラルドグリーンに輝く水の色のコントラストがとても綺麗♪「いや〜綺麗だねえぇ〜♪」と歓声が上がります。

夕方3時前には本日の宿泊場所である万滝沢出合(50mほど手前の左岸台地)に到着!大湯温泉の車デポ地からここまで約6時間半、バッチリ計画(私の読み)通りです。早速テントを張り「ホテル春川」の完成です!ここは真っ平らで小高いところにあり、万が一増水しても安心できる最高の天場♪薪を集めて焚火、宴会の開始!スーパーシェフW女史の晩飯は毎度ながら実に豪華で美味し〜い!ありがとうございました!この日は、「癒しの沢旅」って感じで幕場にも早い時間に到着し、のんびりした時間を過ごすことが出来ました。いよいよ明日は核心部へ突入です!他の遡行記録を見ると、10時間〜12時間かかっているようですので時間との勝負、気合を入れて行かなきゃ!今日はここまで、続きは次回の日記をお楽しみに〜♪PS.今回撮影した写真(21日分のみ)を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね〜♪

『酔いどれ画像掲示板』 虎毛山 春川ダイレクトクーロワール その1 今すぐ見たい方はクリック!


9月17日(火) 白神山地 暗門の滝〜西股沢〜赤石川〜ヤナダキ沢 その2 (増水編)

前回の日記の続きです。雷鳴と共に激しく雨が降り、あっという間に大増水、濁流状態になりました。朝一のシャワークライミングは冷たかった…(^^ゞ。濁流ですっかり真っ茶色に変貌した沢では、水の深さがわかりません。足を入れ恐る恐る深さを確かめながら遡行するしかありません。

下流に向かって遡行していく本日の行程では、どんどん水量が増える一方。さらに激しく降り続く雨…。一刻の猶予もなりません。増水が早いか、我々の足が早いかの真剣勝負!昨日、「万が一増水したらどうなるだろう?その際、どこにルートを取るか?」を考えながら遡行していましたので、増水の中でも至って冷静だったと思います。それに、この程度の増水は過去何度も経験していますので「何とかなる!」、不安はありませんでした。

一番心配していたのはヤナダキ沢や西股沢より(大増水しても何とか対処できると思っていた)、むしろ暗門の滝の第三の滝から上の遊歩道でした(遊歩道が崩壊しており現在一般登山者は通行止め。完全なゴルジュ地形なので高巻き不可能)。特に第三の滝上、滝の落口部分の遊歩道は完全に崩壊しおり、「あそこで大増水されたら徒渉できないかも?万が一流されたら滝下へ真っ逆さまにダイブ、即死だな!」と思っていました。「その地点が徒渉できないほど大増水する前に何とか通過しなくっちゃ!」と出発時の雷雨の時に頭をよぎりました。

W女史、そして沢登り2回目のAさんの緊張をほぐすつもりで「いや〜同じ沢なのに昨日とは全く違うねぇ〜!これこそ一粒で2度美味しい沢だね〜!変化に富んだ刺激的な山行になったね〜♪」とジョークを飛ばすものの、反応が今一つ。沢登りが嫌いにならなければいいけど…。今年の私は、大増水の沢ばかり遡行しているように思います。大増水によりグレード(難易度)2〜3級の沢が、まるで4〜5級(最高グレード)の沢へと変貌しますので気合が入ります!

沢登り2回目のAさんは、そのような悪条件の中でも淡々と着いてきてくれました。さらに「とても良い経験をさせて頂きました!ロープワークの大切さを痛感しました!」と感謝されたほどです。将来、大物に育つかもしれません。今回、私も久し振りにザイル徒渉しました。昨日、水位が膝下だったところが、何と胸まで…!ってところもありました。私にとっては、今週末の三連休の沢に向けて良いトレーニングになりました。

予定(山行計画書)通り15日(日)昼前の11時頃には、無事暗門の駐車場に到着しました。やたらお巡りさんが一杯いて「遭難事故でもあったのかな?」と三人で言い合っていました。その中の一人のお巡りさんが私たちに近づいてきて「あなた、もしかしてAさんですよねっ!トヨタの青いRV車(外車)に乗っていますよね!」と。その時、私とW女史は「Aさんって、なんて顔の広いお方なんだろう!青森県警の方ともお知り合いなんだな!」と。当の本人Aさんは、「自分のブログのファンなのかな?」と思ったようです。

お巡りさん曰く…「本当にAさんですよね!無事でよかった!あなた達が遭難したのではないかと思い、捜索の準備をしていた所です。1時間後には捜索用ヘリを飛ばす予定でした!」と。「えっ?それって何?なんで我々が遭難者扱いに…。一体に何が起こったの?」何が何だかさっぱり理解できませんでした。だって、我々は増水し悪条件だったとはいえ、山行計画書(予定)通りに下山しているのですから…。

事の真相は、駐車場に派手な車が停まっていて(AさんのRVの外車)、翌日になっても駐車場にあったので、暗門の事務所の方が心配して下さって(遭難したのではないか?と思い)青森県警に通報したみたいです。入山にあたり我々はちゃんと津軽森林管理署へ山行許可を取り入林許可証(ワッペン)を持参していましたし、山行計画書も持参していましたので「遭難ではなく山行計画書通りの山行であったことが証明され無罪放免になりましたが、30分以上も事情聴取されちゃいました。

今回、これまでと同様に通常登山口にあるであろう登山ポストに入れるつもりで山行計画書を持参したのですが、その登山ポストが見当たらず提出出来なかったのです。「今後泊りの山行の時は、かならずフロントガラスに山行計画書を貼り付けてください!」と厳重に注意されました。それと、その時に教えて頂いたのですが事務所(アクアグリーンビレッジANMON)で山行計画書を引き受けてくれるそうです。過去、2泊以上の場合は、車の外から見えるところに山行計画書を置いているのですが、まさか1泊の山行で遭難騒ぎになるとは…。

でもまぁ、心配してくれての善意な行為ですし、暗門の事務所及び青森県警の方々にご心配かけてしまったのは事実ですので、丁重に謝罪させて頂きました。素早い対応に「暗門の事務所、そして青森県警って凄いな!」と感動さえ覚えました。色々とありがとうございました。過去、遭難者の捜索協力など県警に協力したことは幾度かありますが、私が逆の立場になるとは…。過去、30年の山人生で初めての経験でした。何はともあれ良い勉強になりました。そのお巡りさんがニコニコしながらAさんに「あの車、一体いくらしたのすか?」と尋問?している光景に思わず吹き出しちゃいましたけど…。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真(増水編)を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪

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9月16日(祝) 白神山地 暗門の滝〜西股沢〜赤石川〜ヤナダキ沢 その1 (癒し編)

14日(土)〜15日(日)は、1泊2日で世界遺産の白神山地は、暗門の滝〜西股沢〜赤石川〜ヤナダキ沢の周遊コースをWさん、Aさん、私の三名で遡行して参りました。今回の遡行ルートは、白神山地指定ルートのルート番号23、24、17、22に該当します。

「指定ルート」と言ってもルートを示すような標識類は一切なく、また道筋も全くハッキリしませんので、読図によるルートファインディングは必須、完全に沢登りの世界になります。

白神山地は青森県・秋田県にまたがる16,971haの世界最大級の原生的なブナ林が残されている地域です。白神山地は降水量が多く、冬には積雪が250cm〜400cmにまで達し、年間平均気温は標高が低いところでも9℃以下です。

この厳しい気象条件が人の手による開発を拒み、白神山地独自の生態系を作り上げてきました。平成5年12月11日、白神山地の森林生態系と豊かな自然が国際的に認められ、鹿児島県の屋久島とともに日本で初めて世界自然遺産に登録されました。よって、入山には津軽森林管理署への届出が必須で入林許可を取らなければなりません。

気になるのはお天気…コロコロ変わる天気予報に一喜一憂する私。出発前日13日(金)の天気予報によると、19日(土)の午前は雨マーク(弱雨)ですが午後から晴れマーク。20日(日)は一日中ず〜っと曇りマーク。青森では台風の影響が出るのは16日(月)頃とのこと。「15日(日)のお昼頃には下山出来そうだし、これなら行けるぞっ!」と予定通り山行を決行することにしました。多少雨が降るけど、遡行上特に問題ないだろう!と判断したのです。

白神山地の沢は、これで3回目になります(大川と追良瀬川と今回の赤石川)。今回は新人(沢登り2回目)のAさん(タラさんの紹介)を連れての山行です。滝沢ICに4時50分集合、シェフのW女史を含め計3名でいざ出発!大鰐弘前ICで降り登山口のアクアグリーンビレッジANMONを目指します。7時50分、駐車場から歩き始めました。川沿いに設置された散策路を歩き暗門の第三の滝、第二の滝、第一の滝へ。その後、踏み跡を辿り第一の滝を右岸から高巻いたのですが、上部が急傾斜で危険を感じ(落ちたら死んじゃう)ロープを出しました(30Mギリギリ一杯)。帰路に分かったのですが、どうやら踏み跡を見失い間違えたみたい。

その後、西股沢の遡行開始です!「いいねぇ〜!癒しの沢だねぇ〜♪森が綺麗、さすが世界遺産だね!」と余裕の遡行。「今回のコース、特に難所もないし癒し系だから軽量化は考えなくてもいいよ!」とメンバーに事前に話しておりました。そんなこともあり、ザックが重いです。それに台風の影響でしょうか?蒸し暑いのなんのってぇ〜!泳いでもいないのに汗で全身びしょ濡れ状態…(^^ゞ。

モックリノアゲ〜630mコルを経てクマゲラの森へ。ここのブナ林がとても綺麗で印象的でした。沢以外の場所では、踏み跡が不明瞭な所があり迷いやすく注意を要します(特に630mコルからヤナダキ沢の小屋跡までの間が悪い)。赤石川に降り立った時は、でかくて優雅な流れに感動!「さすが日本百名谷だなぁ〜♪」その赤石川をヤナダキ沢出合まで遡行。13時50分、本日の泊り場(幕営地)に到着です(行動時間6時間、休憩含む)。

白神山地の沢では焚火やイワナ釣りは禁止されています。沢で焚火が出来ないのはちょっと辛いけど、我慢するしかありません。この日、午前中の雨を覚悟していたのですが、多少の雨程度で済み、概ね晴れたり曇ったりのお天気でした。夕飯はW女史がおでんと手巻き寿司を作ってくれました。いつもながら豪勢で、とっても美味しかったです♪夜は星空も見えて「明日の天気も大丈夫そうだな!」と安心し寝袋に入りました。

朝は5時起床、外は曇り空で時折ポツポツと小粒の雨が…。雲は薄いし午前中一杯はお天気、どうにか持つだろう!朝もご飯を炊き熱々のスンドゥブ・チゲ(韓国)料理♪生豆腐と卵を持ってくるのだからW女史の味へのこだわりは凄いです。6時15分、遡行開始と同時に雨が激しくなり、さらに雷鳴とどろき土砂降り状態に…。30分後には濁流状態ですよ〜!。ひぇ〜!!!じぇじぇじぇ〜!我々の運命はいかに…。かくして我々の脱出劇が始まりました。次回の日記(増水編)に続きます。

PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪今回のメンバーのAさん、個展を開くほどの写真の腕前!彼が赤石川を撮影するとこうなります(クリック)。「超素晴らし〜い!」の一言です。写真右奥に写っているのは私、手前がWさん。登山用品店のICI石井スポーツ盛岡店に彼の写真が11月頃に展示されるようです。

『酔いどれ画像掲示板』 白神山地 赤石川 その1 今すぐ見たい方はクリック!


9月12日(木) 兄のパソコン

8日(日)の日記の続きです。兄のパソコン(レノボ)がたった2年半で壊れるとは…。あたりが悪かったかも?故障の原因はBIOS(バイオス)の故障であることはほぼ確実ですが、修理となれば私の手に負えませんし、メーカーに依頼すると初期化される上に修理(マザーボードの交換)代5〜7万ほど掛かるらしい(ネットによる情報)。

だったら新品を買った方がマシです。早速ネット(価格.com)で現在一番人気のノート型パソコン、Lenovo G500 59384952を37,800円で購入。安い分、ワードやエクセルは入っていませんが、私が持っているOfficeをインストールできます。兄はハードユーザーではありませんのでインターネットやメール、簡単な文書や年賀状作成できれば十分とのこと。年賀状作成ソフトも私が持っているものをインストールすれば良いわけですしね。

数日後にはパソコンが届き、早速セットアップ開始!Windows 8になってから多少面倒になりました。マイクロソフトアカウントを取得しなければ(マイクロソフトの会員登録しなければ)Windows 8の性能を十分活かせない仕様になっているのです。それと2画面(スタート画面とデスクトップ画面)操作になりますので、特に初心者は慣れるまで混乱するかもしれません。

セットアップが終了し、問題は壊れた兄のパソコンからどうやって大事なデータを救出するか?どうやら兄はバックアップを取っていなかったらしい。これまで私はこのような状況下に秘密兵器?「クノーピクス」を使用していました。これを使えば起動しないパソコンからでもデータの救出が可能なのです。過去、データ救出の修理依頼の多くは、これで解決できました。それと間違って完全消去してしまったファイルの復元や破損してしまったファイルの復旧には、IOデータ社製の「ファイル復旧 Data Salvager」というソフトを使っています。

しかし、今回の場合、バイオスが壊れているためクノーピクスを使用したCDからのPC起動が出来ないのです。何度も試みましたがダメでした。兄には「申し訳ないけど、データの救出は厳しいかも…どうしても救出したい場合は、専門業者に頼んだ方がいいかも。かなり高額だよ。」と。これまで数えきれないほどのパソコンを修理して参りましたが、兄に限らず大切なデータ等バックアップを取ってない方が非常に多いのです。皆さん、パソコンが壊れて初めてバックアップの大切さを痛感するようです。

ちなみにパソコンの専門店であるPCデポに修理依頼をした際の価格表がHPに記載されていました。それによると@データ復旧料が36,750円(一般価格)。Aデータ引越し料が21,000円(一般価格)。@+Aの合計が57,750円となるようです。こういう時こそ(自分の得意分野で役に立てる時こそ)兄孝行しないと…何とかできないものかな?と。壊れたパソコンからハードディスクを取り出し、それをUSBで他のパソコンにつなげればデータを救出できるかもしれない。その為には、HDDケースを購入しなければ…。さっそくアマゾンで買っちゃいました!その名も「ガチャポンパッ!」、ユニークな商品名ですね。

まずは壊れたパソコンを分解、ハードディスクを取り外します。それをHDDケースにはめ込み他のパソコンに読み出します。無事読み込み成功!どうやらハードディスク自体に損傷はなく、ファイルも破損しておらず無事救出!ホッとしました。まずは、ドキュメント等各種ファイル、写真、動画をバックアップ。Windows Live メールからデータを取り出したり年賀状作成ソフト「筆ぐるめ」から住所録を取り出したり…。

インターネットのお気に入り等、その他救出できるものは全て救出しました。あとは救出したデータを今回購入した新品のパソコンに引越しさせます。その後、ハードディスクを壊れたパソコンに戻して全作業終了!やれやれホッとしました。あとはインターネット設定(無線)とメールのパスワード設定、プリンタ設定をすれば全作業終了!何はともあれ一件落着!いがった、いがったぁ〜!(^o^) 皆さん、大切なデータのバックアップはきちんと取りましょう!『酔いどれ画像掲示板』に今回購入した兄のパソコンを掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね〜!

『酔いどれ画像掲示板』 兄のパソコン 今すぐ見たい方はクリック!


9月11日(水) 真昼山地・女神山 向沢右俣

週末の雨降り、これで2週連続です。山へ行けない雨の週末は、仕事をすることにしています。ず〜っと働きっぱなしでしたので「自分へのご褒美?」としてお天気の良い昨日10日(火)に代休を取り沢へ行って参りました。

「出来ればまだ行っていない沢がいいなぁ〜!」と思うものの、めぼしい沢は大体入渓しちゃっていますので、面白そうな新規の沢(未遡行の沢)を見つけるのも結構大変です。「真昼岳に突き上げる沢は入渓してるけど、隣の女神山に突き上げる沢って、まだ入渓していないよなぁ〜!」と思ったのが、去年の3月17日のこと。

その時は、美郷町の善知鳥(うとう)からバリエーションの尾根を登り女神山の山頂に立つ予定が、雪多くラッセルしきれず敗退…。この時、女神山の沢に興味を抱いたのです。女神山の沢って、あまり聞かないけどどんな沢なんだろう?今シーズンにでも行ってみよう!

超マイナーなこの向沢、「遡行記録、当然ないだろうなぁ〜!」ダメもとでネット検索したところ何と1件ヒットしてビックリ!「このような沢に目を付けるなんて、只者じゃないな!」その記録を拝見すると何やらナメと小滝が連続し楽しそう♪こりゃ行くしかあるまい♪2週間振りの沢登りでワクワクする私。我が家からちょうど2時間で駐車場(善知鳥の登山口)に到着!まずは一般登山道を松坂まで歩くこと50分。沢沿いのこの登山道、草ぼうぼうで廃道間近って感じ…(^^ゞ。

松坂より一般登山道と別れ、いよいよ向沢へ入渓します。沢の出合いは、水量少なく貧相見え「この沢、大丈夫なのか?」と不安がよぎる。しばらく進むとナメや小滝が連続し綺麗なうえに飽きさせません。何といっても凝灰岩の白い岩にエメラルドグリーンの水が美しくウットリします。小滝はナメ滝が多くテロテロですが凝灰岩なのでフリクションはバッチリです。

ナメ滝の場所は、両岸スラブのところが多く、高巻くとなれば大高巻きになりますので、直登するか小さく巻くか…です。予想以上に楽しい沢で、何か得した気分♪もっと遡行されてよい沢だと思いました。この沢「当たり!」です。大きな滝はありませんが、小滝が連続し、しかもそのほとんどが登れますので楽しいです。松坂より入渓し女神山の山頂直下のコルの登山道まで約2時間でした。これでもうちょっと長かったらなぁ〜!最後のツメはヤブ漕ぎ全くなし。

しかし、稜線上の登山道は結構荒れていました。このコース、歩く人ほとんどいないのでしょうね。沢は快適なのですが、登山道が荒れていてどうも…(^^ゞ。遡行時間より登山道歩きの方が長いです。でも、沢自体の規模は小さいものの結構楽しめますよ♪虎毛の春川のミニ版といったところでしょうか。久し振りにいい気分転換が出来ました。リフレッシュし、今日から仕事、また頑張れそうです。

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9月8日(日) 東京オリンピック決定!

今週末は雨降りの為、仕事をすることにしました。これで2週連続ですよ…。7日(土)秋田県は真昼山塊の沢へ行く予定で早朝3時半に起きたのですが、外は雨…。「こりゃ無理だ!」と断念しました。天気予報によると午前中一杯は天気が持つ予報だったのですが…。中止にして正解でした。

当初は宮城県(山形県との県境)船形連峰の笹木沢へガイドの仕事で行く予定でしたが、中止にしてほんと良かったです。中止の最終決定を下した6日(金)より、さらに悪い天気結果になりましたゆえ。特に本日は夜中から土砂降り状態が続きましたので、「もし遡行を決行していたらどうなっていただろうか…?」と想像していました。

「大増水の笹木沢でお客様をどのようにして脱出させることが出来ただろうか?」とシュミレーションしていました。初日に大滝の鎧滝上まで行けたかどうか?で緊迫度は全く変わってきます。最悪、進退窮まり閉じ込められることも…。てなわけで、沢ガイドの仕事を急きょ中止にしたものですから、7日(土)〜8日(日)の予定がポッカリ空いてしまいました。

緊急の仕事が何件か入りましたが、通常に比べれば暇を持て余す始末…。こんな機会にパソコンのレベルアップを図る(勉強する)チャンスです!そんな折、兄よりメールが届き「パソコンが壊れた!電源を入れても起動しない…」とのこと。「診てみるからパソコン持ってきて〜!」と私。早速診断してみるとかなり重症…(^^ゞ。この兄のパソコンは、3.11の大震災の後、何もかも流され消失した兄に私が新品で購入しプレゼントしたものなんです。

まさか2年半で壊れるなんて…。当初は液晶画面の故障(バックライト切れかインバータの故障)だと思っていましたが、BIOS(バイオス)画面すら起動しません。マザーボード、電源ユニット、CPU…いずれかの問題かも。BIOSが起動できないというのは、そのパソコンが動作できないに等しいのです。メーカー純正Biosを指示通りアップデートしたにも関わらずアップデート中にエラーが出てBiosアップデート失敗に陥ると再起動してもWindowsが起動しないばかりかPCの電源すら入らなくなります。BiosはPCを起動するためのソフトでこのソフトが壊れるとPCは起動しなくなります。特にレノボ製のパソコンの場合、この症例がネットでたくさんヒットしました。「おそらくこれだな!」と原因を特定出来ましたが、私の力では対処不可能です。ディスクトップパソコンならまだしも、ノート型パソコンの場合、かなり難しいようでした。

この手の修理代は高額になりますゆえ、結局兄には新品を購入することを勧めました。問題は住所録をはじめ大事なファイルの救出です。CDからの起動も出来ない状況でして…。兄が帰ったあとデータ救出用に外付けHDDケースをネットで購入しました。これで必要最低限のデータを救出できる可能性が出てきました。ここ最近、新規に購入したパソコンのセットアップの仕事が非常に多いです。何だかんだで作業に1日近くも潰れます。でも、慣れたもので楽しみながら設定させて頂いております。

話変わって…。本日「2020年、東京オリンピック」が決定しました♪今朝は夜中の3時半に目が覚めてしまい、それからオリンピックが決まる5時半までNHKのテレビ番組を見ちゃいました。決まった瞬間、ほんと大感動しました!前回の東京オリンピックは1964年ですから私が2歳の時です。ほとんど(というよりまったく)記憶にありません。

幼心に何となく覚えていることは、日本が高度成長期の真っただ中で、とても活気があった!父含め近所のおじさん、おばさん達が元気一杯で活き活きしていた!とうことでしょうか。オリンピックって、夢を与えてくれるのでしょうね。日本国民が一丸となって前進できる大きなエネルギーになるように思います。このオリンピックが起爆剤になり、豊かで平和な世界に誇れる「日本」になってもらいたいものです。日本人の凄さって、「チームワーク」なんだなぁ〜!と今回改めて痛感しました。これからの日本が楽しみです♪(^o^) 日本人として生まれてきたことに感謝!


9月6日(金) 沢登りシーズンなのですが…

先週末はお天気が悪く雨でしたので休日返上で思いっ切り仕事を入れて働きました。沢(山)へも行かず2週間連続で休みなく働き続けると「沢(山)へ行きたい病」がという不治の病が…。週に一度は沢や山へ行って命の洗濯をしたいものです。

明日7日(土)〜8日(日)で船形連峰の笹木沢へ沢ガイドの仕事が入っていたのですが、どうも今週末もお天気が悪いようで中止とさせていただきました。福島のお客様なのですが毎年沢ガイドを依頼してくれます。これまで何年間もず〜っと晴れていましたが、雨で中止にするのは今回が初めてです。

笹木沢は過去2度入渓していますし、多少の悪天でも遡行出来る自信はありますが、お客様をご案内(ガイド)する立場となれば話は別です。それに「名渓」と言われる沢は、やはり青空の元で遡行させてあげたいと願っています。名渓の良さを堪能するためには、お日様の力が必要なのです。

その昔(東京時代)、山岳会の仲間3名で川内・下田山塊を代表する名渓、光来出沢を遡行したことがあります。山中2泊3日したのですが3日間ず〜っと雨でした(^^ゞ。この時の記憶って、テントの中で宴会したこと。それと遡行中、高桑さん率いる浦和ロマンさんとお会いしたことくらいでしょうか。美渓と名高い沢なのですが、景色はほとんど覚えていないのですよ…。雨が降っていたこともあり写真もほとんど撮りませんでしたし…。

雨でも遡行はできます(程度にもよる)。しかし、のんびり景色を楽しむ余裕が生まれないのです。寒いし…一刻も早くこの雨を避けたい一心でペースは速くなるし、「早くテント張って飲みたいな!」って感じになっちゃうようです。特に単独行の場合は、「修行僧」のような境地です。その辛かった分、テントの中に入った時、下山し車の中に入った時、温泉に入った時、熱々のラーメンを食べた時は「幸せ」を感じます。

さすがに2週間も沢へ入らないと欲求不満が募ります。今週末は、雨が降る前に(晴れ間を見て)近場の短い沢にでも行ってこようと思っています。この先10月中旬までみっちりと沢の予定で週末は埋まっています。沢シーズンも残すところ約1か月、そろそろ晴れてもらいたいものです。ここ岩手はすっかり秋の空で朝晩は寒いです。8月9日の「過去経験のない大雨」で和賀山塊の沢も大分変ったようです。それと、先日の大雨であちこちの林道で通行止めになっているようです。入山前に確認した方がいいです。



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