酔いどれ日記 2023年10月

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10月30日(月)
南部点刻様 ホームページ公開!

本日「南部点刻」様のホームページを公開しました!先の日記に書いた「石の職人さん」のホームページなのですが、やっとOK!を頂戴することが出来て安堵しています。今回大苦戦を強いられた(何回も駄目出しされた)ユーチューブ動画の部分、ほぼ完璧というレベルまで仕上げることが出来、クライアント様も大満足のご様子で嬉しい限りです。

ここに行きつくまで、どれだけ苦労したことか…。今回の難題は「三つのYouTube動画を効良く快適に見て貰えるには、どうすれば…?」でした。最初は①横スクロール、次に②横スライド(Slick YouTubeへジャンプ)を考案。どちらもiOS端末(iPhoneやiPad)において動画再生中にのみ上下左右にスクロール出来ないという難題にぶつかりました(iOSの仕様の問題)。

動画部分でなければ問題なくスクロールできる為、余白を大きくしたり注記を入れたりしたのですが、クライアント様のご要望は「極限までシンプルに!」という職人ならではのこだわり様でご納得してもらえず…。ダメか~!発想を変えなければ…と思い、さんざん考えた挙句に最後に思い付いたのが「ライトボックス」なんです。画像のライトボックスは何度か使ったことがあるのですが、まさか動画でも実装できるとは思ってもみませんでした。

方向性が決まれば、あとはせっせとプログラム(JavaScrip)を組むだけです。果たして上手くいくだろうか?トライ&エラーの繰り返しでしたが、努力の甲斐あり どうにか満足の行くレベルまで仕上げることが出来ました。どんなOS、どんなデバイスでも問題なく作動し、操作性も閲覧性も完璧!問題点は全てクリア!自分でも納得のいく自信作に仕上がりました。

私の苦労話は、この辺にして…。今回のホームページはクライアントである南部点刻様のご要望で、かなりこだわって作っています(過去最高レベル)。トップページの動画は、映像専門会社に委託し撮影してもらっています。英訳もプロに頼んでチェックしてもらっています。写真もプロの写真家が撮影したものです。クライアント様のご要望は、以下の通りです。①ターゲットは10~20代で通学・通勤の電車やバスの中で気楽にサクサクと見れるホームページであること。

②ホームページからユーチューブはじめ、インスタグラムやTikTokなどのSNSに誘導し、若者中心に多くの人に見てもらいたい(出来ればバズリたい)。③その為には、とにかくシンプルで操作性が抜群に良いこと!④東京ビックサイトに出店する「デザインフェスタ vol.58 (11月11日~12日)」までに完成させて欲しい!でした。ページ数は少ないですが、ご要望に応えるため時間を掛けて丁寧に作りました。

南部点刻職人の吉田飛鳥様は、とにかく凄い人なんです。これだけの匠の技をお持ちの方は、国内では皆無に等しく「人間国宝級」だと私は思っています。その南部点刻の素晴らしさを「一人でも多くの人に知ってもらいたい!」という吉田様の熱い思いが、今回のホームページリニューアルの最大の目的でもあります。ノミ一本で刻まれたまるで写真のような「石の彫刻」は、100年先まで残るそうです。既にこれまで多くの公共施設にも記念碑を贈呈(納品)しており、実績もあります。また、その技の素晴らしさは、テレビに放映、何度も紹介されました。

2024年夏に開業予定の「道の駅もりおか渋民」にも彼の作品(岩手山と石川啄木をモチーフにした作品)が設置されるそうです。実際の作品を見させていただいたことがあるのですが「石に刻まれた写真のようなの美しさと迫力」に驚かされます。このような人間国宝級の「凄い人」のホームページを作らせていただき光栄に思っています。彼のような「匠の技を持った逸材」がここ日本国内にいることを一人でも多くの方に知って貰えたら私も嬉しい限りです。

●『南部点刻』様 ホームページ公開!


10月26日(金)
紅葉の乳頭温泉 一人旅

先の日記「YouTube地獄」の続きです。「YouTubeショート動画再生中におけるのiPone(iOS)のスワイプができない問題」について、何が原因なのか?対策はあるのか?をどうしても追求したくてWeb専門家に相談(有料)してみました。その結果、「iPhone(iOS)仕様と捉えて説明とともに納品なさることをお勧めしたいです!」との丁寧な回答を頂戴しました。

つまり「仕様であることを曲げて出来るようにすることは難しい!」との結論でしたが「タイトル部分であれば動画再生中でもスワイプが可能である」ということを教えて頂き、目から鱗でした。出来ないものはしょうがないので、新たな発想でプログラム(JavaScrip)を組み直し代案を三つほどご提案、クライアントに「A案、B案、C案」の三つの中から選んでもらうことにしたのです。

私としましては「自信作」でしたので、きっと快諾いただけると思っていたのですが…。またもや「No」くぅ~!100%快適な操作性を求めるお気持ちは痛いほどわかりますが…これほどまでに厳しいご要望は初めての経験です。結局は、何を優先させるか?なんですが…。解決の糸口がつかめず、イライラする日々…。「このままじゃ~精神的に参ってしまうなぁ…」と思い、気分転換に!と紅葉の乳頭温泉へ行って参りました。

乳頭温泉はちょうど紅葉真っ盛りでウットリするほど美しかったです。黄色、オレンジ、赤色の紅葉に染まるハイキングコースを散策し、黒湯温泉にて のんびり入浴♪安らぎのひと時を過ごしました。山々の紅葉を愛でながらの露天風呂は、そりゃもう最高でした♪

その後、お昼にと田沢湖駅前の食堂「みずうみ」にて「きりたんぽ稲庭うどん(1,000円)」を食べ、紅葉の名所で知られる抱返り渓谷へ移動!平日にもかかわらず多くの観光客で賑わっていました(その7~8割以上は外国人で、主に中国や韓国など東南アジア系)。

紅葉が始まったばかりで「見頃」にはちょっと早かったですが、それでも十分に楽しめました。最後は田沢湖へ寄って帰りました!夕方17時30分の授業(仕事)前には余裕をもって自宅に到着!身も心もリフレッシュし、ほんと良い気分転換が出来ました♪明日から新たな気持ちでホームページ制作に励めそうです。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。とても紅葉が綺麗でしたよ。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!上の写真は乳頭温泉の黒湯温泉にて。下の写真は抱返り渓谷にて。

●『画像掲示板』紅葉の乳頭温泉 一人旅


10月20日(金)
YouTube地獄!

「YouTube地獄!」って何?って、思われている方も多いと思います。実は、現在ある職人さんからのご依頼でホームページを作成しています。職人さんだけあって、とてもこだわりをお持ちで、かつてないほどの高い技術レベルのご要望を頂戴しています。確かに大変な作業ではありますが、自分の勉強にもなりますし「レベルアップの機会」だと思い、日々制作に励んでいます。

ご依頼の一つが…YouTubeの動画「ショート」を三つほど入れて、横スワイプで瞬時に切り替えるというもの。結構上手く出来て操作性も素晴らしく「良し良し!」と自分の出来栄えに満足していました。先日、クライアント様と打ち合わせがありました。議題の一つがそのYouTubeだったのです。私のスマホ(Android)では、完璧な出来だったのですが、クライアント様のスマホ(iPhone)だと問題が…。

それは…動画が停止されている状であれば上下左右に気持ち良くスワイプできるのですが、再生中だと何故かスワイプできない(画面が動かない)のです。Androidスマホだと、全く問題ないのですが…。これは由々しき問題です。スマホ人口の半分以上はiPhoneですから決して無視できない問題です。ホームページの納期は今月末!時間がない!どうやって解決したらよいのやら…。

最初は、クライアント様のスマホの問題だと思っていました。「履歴とキッシュをクリアにしてみて下さい。YouTubeアプリを再インストールしてみてください。ブラウザのバージョンは最新ですか?」などなど。その後、山仲間や生徒さんのiPhoneで同じ症状が出るかどうか?調べまくりました。さらには、近所のスマホショップに行って実際 自分の目でも確認しましたが、先と同じ症状でした。

その後、色々と実験してみました。分かったことは…①iPhoneの機種のみの現象であること。②iPhoneでもインスタ動画やTikTok動画の場合は問題ないこと(これによりサイト内のプログラムミスでないことが解明)。iPhoneの仕様なのか?はたまたYouTubeのバグ(欠陥)なのか?その日からその難題を解決すべく研究と勉強の日々が続いています。納期が迫る中、なかなか良い解決策を見い出せず、夢にうなされる始末…。

一旦リセットして(新たに作り直す気持ちで)ゼロベースからデザインとプログラムを見直しました。95%以上完成し納品する日を楽しみにしていたのに、最後の最後で大どんでん返しです!授業以外は寝る間も惜しんで、ひたすら解決策を模索する日々が続いていましたが、本日やっと解決の糸口が見つかりました!これでどうにか納期に間に合いそうです。ホームページ制作で、こんなに苦しんだ(悩んだ)のは、久しぶりです。苦しみが大きかっただけに、解決策を見出した時の喜びはひとしおでした。もう一踏ん張ります!


10月15日(日)
未知なる沢へ!岩手山・正徳沢

岩手山の鬼ヶ城に突き上げる正徳沢は、岩手高原スノーパークの直ぐ側の沢でアプローチが良いにもかかわらず遡行記録が見当たらず(日本登山体系にも記載されていない)まったく未知の沢!

今回が今シーズンの沢納めかな?と思いつつ、久し振りに開拓者魂に火が付きました。2万5千分の一地形図を見る限りV字状の渓相で期待できそうな沢なのですが「遡行記録が一件もないのはなぜ?」と以前より気になっていた沢でした。「どんな沢か?」ワクワクドキドキ!楽しみです。

尾根を隔てた隣に有根沢があり「似たような渓相なのかな?」と思いつつ、興味を抱きました。何よりも我が家から車で50分という「近場の沢」で、下山後に私のお気に入りである網張温泉に入浴できるのも魅力です。7時10分スタート!正徳橋よりこれから遡行する沢をのぞき込むと…「水量が少なくショボイ沢だなぁ~!隣の有根沢の1/3程度の規模しかない!」とちょっとガッカリ。

沢沿いの廃林道を利用し最初の堰堤を越えて入渓!歩けど歩けどゴーロの連続で「こりゃ外れか?」と再びガッカリする私。「せっかく来たのだからせめてキノコでも採って帰ろう!」と自分を鼓舞しながら遡行を続けました。ところが…遡行すること45分、標高860mの見応えのある立派な8m Y字滝を皮切りに滝とナメの連続!このギャップには超ビックリ!「ウヒョ~!す、す、凄いぞ!こりゃ当たりの沢だ!」と驚喜しました。私の読みは間違っていなかった!

しかも、直登できる滝が多く楽しいのなんのってぇ~!1~2回だけ高巻いたでしょうか?側壁も迫力があって凄く「次、何が出てくるのだろう?登れない(高巻きも出来ない)滝が出てきたらヤバイぞ!」とハラハラドキドキの遡行でしたが、これがまた楽し~い♪開拓者の特権かも知れませんね。

この連瀑帯が標高1,040m付近まで続き、その後 再びゴーロ帯に変わり穏やかな渓相になりました。その上部ゴーロ帯、何と硫黄の匂いが…そう、温泉成分を含んだ温泉沢だったのです。入浴意欲が掻き立てられました。早く温泉に入りたいよ~♪

上部は倒木等でちょっと荒れていました。標高1,110mの二俣から先もおそらくゴーロが続くのだろう!と思い、そこから岩手高原スノーパークの山頂駅(ゴンドラの終点)へ薄いヤブを漕いでエスケープしました。その山頂駅の直ぐ側にリフト終点があるのですが、そこからの眺めが絶景でした!高倉山~秋田駒ケ岳~笊森山~乳頭山が望め、目を左に転じれば和賀山塊の山々、さらには志和三山が一望できました。また、お天気に恵まれ紅葉も素晴らしく最高のフィナーレを迎えることが出来ました。

あとはスキー場を下山するだけですが(下山が楽!というのもこの沢の長所)紅葉と絶景を満喫しながらの広大な斜面の下山は、楽しいものでした。車デポ地より山頂駅まで2時間50分、下山に1時間20分、合計4時間10分であっという間の遡行でしたが「来年もまた遡行したいな!」と思いました。

短いながらも滝とナメのオンパレードで楽しく、寝坊した時や沢登り講習会等に利用するには良い沢かもしれませんね。沢納めに「当たりの沢」を発見し「素敵な締めくくり」をすることが出来て嬉しい限りです。

下山後は網張温泉にて汗を流し、帰路はみたけの大戸屋にて「茄子と豚肉のコク旨味噌炒め(980円)」を食べて帰りました。お昼頃には自宅に到着し午後の時間を有意義に使うことが出来ました。ちなみに今シーズンの遡行本数は、18本!右手小指の骨折がなければ、20本は行ってたかな?

PS.今回撮影した写真を「酔いどれ画像掲示板」に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪1枚目の写真は、標高860mの「見応えのある8m Y字滝」です。これ以降 滝とナメが連続し楽しませてくれました♪2枚目の写真はこの沢最大の大滝、2段15mくらいあったでしょうか?直登は無理で右岸より高巻きました。3枚目の写真は岩手高原スノーパークのリフト終点からの光景です。左より高倉山~秋田駒ケ岳~笊森山、紅葉が美しく素晴らしかったです。沢よし、展望よし!「お勧めの沢」だと思います。

●『画像掲示板』沢納め!岩手山・正徳沢


10月11日(水)
吾妻連峰・姥滝沢(福島遠征 2)

福島遠征2日目の8日(日)は、吾妻連峰の姥滝沢を遡行しました。吾妻小富士に突き上げるこの沢も人気の高い沢で(特に地元福島では)Google検索で遡行記録がたくさんヒットします。あだたら高原野営場を朝4時30分に出発し、セブン-イレブン 福島荒井店にて食料の買い出しを行い、迂回路(亀岡商店から入る)を通り登山口の微温湯温泉 二階堂へ!

6時50分スタート!まずは、沢へのアプローチですが、かすかな踏み跡を辿ること25分で姥滝沢へ入渓!巨岩が織りなす日本庭園のような渓相を遡行すること1時間ちょっとで姥滝(大滝)に到着!セオリー通り左岸を大高巻きします(踏み跡有り)。これ以降、標高1,300m付近まで滝が連続し楽しませてくれます。

昨日遡行した杉田川とは違い直登できる滝が少なく高巻きが多いですが、本日は快晴の中 遡行出来て気分が良いです。標高1,300m付近を過ぎると沢は開け、車道までひたすらゴーロ歩きが続きますが(1時間20分)沢上部(源頭部)は景観が素晴らしく草原の中、吾妻小富士を望みながらツメ上げることが出来て楽しいです。微温湯温泉から車道まで4時間10分でした。

当初は吾妻小富士まで足を延ばし登頂する予定でしたが、車道に出る頃にはガスに覆われ真っ白状態!展望が絶望的となり断念しました。後は下山だけです。車道から微温湯温泉に下る登山道の入り口で事件勃発!下山しようとしたところ、渋滞整理の交通誘導員に呼び止められました。「ここは国立公園内ですから立ち入り禁止です!許可証を持っていないと通すことは出来ません!」って。

「一般登山道を下るのに許可証がいるの?この登山道を通らないと下山できないのだけど…。」とちょっと口論になりました。このおじさん、勘違いしているのでは?と思い「許可証って何ですか?登山届なら出していますけど!」と話したところ「では、お通り下さい!お気を付けて!」だって。国立公園内とはいえ、一般登山道を通させない権限が交通誘導員にあるのか!

私が推測するに…車道から微温湯温泉へ至る分岐に道標がなく交通誘導員の人は、ここに登山道があることすら知らなかったのでは?と後から思いました。登山道がない場所を通ろうとした!と思われたのかも知れません。車道から不明瞭な登山道を5分ほど下ると立派な道標が出てきて登山道であることは一目瞭然なのですが…。いや~参った参った~!一時は下山出来ないのでは?と思ったほどです。

遡行に4時間10分、下山に1時間50分、合計6時間で微温湯温泉に無事下山!チェックインの14時まで1時間ちょいも時間があります。荷物の整理をしたり山道具を沢で洗ったりして時間を潰しました。本日はこの微温湯温泉 二階堂に宿泊(素泊まり 4,585円)します。

開湯300年の歴史があり(国の有形登録文化財)前江戸時代末期から明治、そして大正、昭和、平成と代々二階堂家によって建物や宿泊設備、入浴設備などが整備され、現在まで続いているようです。

32度のぬる湯が楽しめる歴史ある秘湯の一軒宿で、日本ぬる湯番付「東の横綱」と称されているようです。特に眼に対する効能においては「日本三大眼の温泉」と称されるほどで、江戸時代や明治には多くの眼湯治客で賑わったとされています。そこにいるだけで、時間が止まりタイムスリップしたような錯覚に陥りました。自炊設備も充実していてビックリ!「携帯は圏外」と聞いていたのですが、私のauスマホはバッチリ通じました。

部屋には鍵がなく障子一枚、暖房は炬燵と反射ストーブ、一方でテレビと冷蔵庫がありビックリしたほどです。この何とも言えないレトロ感が好きです。久し振りにのんびり過ごすことが出来て命の洗濯が出来ました♪遠征3日目の9日(祝)の最終日は朝から雨でした。でも、本日は盛岡へ帰るだけですので気が楽です。ほんと夢のような楽しい三日間でした♪たまには、こんな(ご褒美的な)沢登りもいいかもね!

PS.今回撮影した写真を「酔いどれ画像掲示板」に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪1枚目の写真は姥滝(大滝)15mで左岸から大高巻き。2枚目の写真は姥滝沢の源頭部より吾妻小富士を望む。この後、ガスに覆われ登頂を断念!3枚目の写真は今回宿泊した開湯300年の歴史ある微温湯温泉 二階堂にて。

●『画像掲示板』吾妻連峰・姥滝沢


10月10日(火)
安達太良山・杉田川(福島遠征 1)

10月7日(土)~9日(祝)の三日間(2泊3日)福島県へ沢遠征に行って参りました。1日目は安達太良山 杉田川を遡行し「あだたら高原野営場」にテント泊。2日目は吾妻連峰の姥滝沢を遡行し微温湯温泉 二階堂にて宿泊。そして3日目はのんびり帰盛という贅沢プラン♪

まずは初日、日本百名谷でもあり人気の高い安達太良山の杉田川を遡行します!盛岡より300キロ、自宅を4時出発、遠藤ヶ滝駐車場を8時15分小雨降る中、カッパを着込み歩き始めました。

この杉田川、実は27年前の1996年9月8日にも一度遡行していますが、ほとんど記憶にございません。まだ東京に住んでいた当時で新幹線とタクシーに乗って遡行しに来たのは覚えていますが…。

今回の福島遠征が「沢納め」になるでしょうか?そんな思いで敢えて「癒し系の沢」をセレクトしました。杉田川を遡行した感想は…短いながらも全ての滝が快適に直登でき美しく楽しい沢でした♪小雨降る中の遡行でも そう思えたほどですので、晴れた日であればもっと感動したことでしょう。沢慣れた方であれば、ロープは不要だと思います(念のために三つ道具を持参)。深い釜と小滝の連続でまったく飽きさせない秀渓だと思いました。沢初心者を「沢の虜」にさせるには、最適な沢とも言えます。

この沢の核心部は、遡行終了点から作業道を歩くのですが、ヤブで踏み跡を外してしまい ちょっと迷走?してしまいました。遡行(作業道入口まで)2時間30分、下り1時間40分。合計4時間10分、12時半前には駐車場に無事到着!あっという間に終わってしまいました。

その後、ファミリーマートあだたら高原岳温泉店(この界隈で唯一のコンビニ)にて買い出しを行い、あだたら高原野営場(無料)へ移動、本日の宿泊場所です。確か14時前には到着したと思いますが、駐車場は既に満車に近い状態で人気のほどが伺えます。多くのキャンパーで大賑わいでした。

このキャンプ場、炊事場やトイレ完備で照明もあり、無料とは思えないほど快適でした。歩いて直ぐの所(徒歩5分)に温泉(スカイピアあだたら・空の湯)があるのも魅力です。この温泉施設は夜8時まで入浴可能!広い休憩室があり、食堂もあり(ラストオーダーは16時45分まで)時間を潰すには素敵な場所でした。

多くのキャンパーは、ミニリアカーで荷物を運搬していてビックリ!また、焚火台風防を利用し焚火を楽しんいる人で一杯でした。「暖かそうでいいなぁ~!私も混ぜて~!」って、羨ましく思ったほどです。三連休の中日ということもあり、まさに「キャンプ村」状態で人の多さにビックリ!人気のキャンプ場なのですね。ちなみにこの市営キャンプ場の利用の際は「事前申し込み」が必要です。

キャンプ場の朝晩の冷え込みが厳しく、ダウンジャケットを持参して大正解!夜はあまりの寒さにテント内にて卓上コンロに火を着け暖を取りました。ダウンジャケットのお陰で快眠!明朝は4時30分起床、5時30分頃にはキャンプ場を出発したいです。

遠征2日目の明日8日(日)は、吾妻連峰の姥滝沢を遡行します。この沢も人気の高い沢(特に地元福島では)で楽しみです。下山後は、開湯300年の宿「微温湯温泉 二階堂」に宿泊しますので、下山後も楽しみです♪

PS.今回撮影した写真を「酔いどれ画像掲示板」に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪1枚目の写真は、F2(2番目に出てくる滝)7mです。深い釜をヘツリ滝下へ移動し、右岸(水線左)を直登しました。階段状で見た目より容易です。2枚目の写真は、F4(梯子滝 8m)です。写真左上に梯子が見えますが、グラグラしていたので使わずに右岸(左壁)を直登しました。

3枚目の写真は「市営あだたら高原野営場」にて私のテント(手前の黄色いヤツ)です。写真を見るとお天気が良さそうに見えますが、小雨が降ったり止んだりの不安定なお天気でした。ソロキャンパー、団体さん、バイクのお兄さん達、ファミリー、カップルで大賑わいでした。これが無料だなんて…ビックリです。ハイシーズンは、早目に行かないと駐車が難しくなります。

●『画像掲示板』安達太良山・杉田川


10月6日(金)
冬支度、炬燵 出しました♪

数週間前まで猛暑が続き「いつになったら秋が来るのかなぁ?」と思っていたのですが、急に秋がきて寒くなりました。特に朝の冷え込みが厳しく炬燵が欲しい季節となりました。てなわけで、本日は①自分の部屋とパソコン教室の部屋に炬燵を出しました。

②夏物の衣類を仕舞って冬物を出しました。③エアコンの冬仕舞をしました(といってもカバーを掛けるだけです)。④ついでに部屋の大掃除(自分の部屋とパソコン教室の部屋の両方)もしました。

上記①~④の全ての作業を終えるのに約3時間も掛かりましたが、綺麗になったお部屋は快適です!炬燵はいいですねぇ~♪なんかね、ほっこりします。過去の日記を見たところ、去年 炬燵を出したのが10月5日、その前の年が10月14日と例年体育の日の前後に炬燵を出している感じです。

数週間前までは、暑さのあまり冷たい飲み物ばかり飲んでいたのですが、最近は温かい物が飲みたくなりました。今年は9月に入っても厳しい残暑が続いた影響で紅葉が遅れているようです。標高の高い山々では既に紅葉が始まっていますが、山仲間の話では「今年の紅葉は、あまり美しくない!」とのことです。先週登った三ツ石山でも私自身そう感じました。鮮やかさが足りず赤色が少ない感じでしょうか。今シーズン、あと何本 沢へ行けるかなぁ~?去年は膝が痛くてさっぱり沢へ行けなかったので、今は沢へ入れるだけで嬉しいです。

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