有根沢左俣左俣

- 岩手山(犬倉山) -

  1. HOME
  2. 沢の扉
  3. 北東北の沢

有根沢左俣 1

有根沢、2週間振りに再びやって参りました~!2週間前は本流、今回は左俣を遡行します。左俣の方が効率よく(短時間で)ヤブ漕ぎなしでツメ上げることができる!と思ったからです。この有根沢橋を渡り切った左手より入渓します。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 2

その左手を進むと小屋があり、そこから有根沢へ入渓します(2週間前とは異なるアプローチでこちらの方が楽ちん)。それにしても、腰が痛いなぁ~!

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 3

いざ入渓!2週間前より明らかに水量が多いなぁ~!先週の連日の豪雨の影響でしょう。歳のせいか?膝が痛くなったり腰が痛くなったりで…体調が万全のことが少なくなりました。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 4

2日前までの豪雨による影響で沢は増水しておりましたが、易しい沢なので遡行上特に問題なし!ダバダバ状態でしたが…。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 5

標高790mにあるF1(5m)です。左岸(右壁)より登りました。今回は未知なる左俣へ初めて入渓するため三つ道具を持参!地形図を見る限り左俣もゴーロの沢だとわかりつつ、念のために。40mザイル、ハーケン、ハンマーなど。荷物が重いです。この重さが腰痛に拍車をかけます。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 6

F1の上は美しいナメです。有根沢、沢登りの入門的な沢として良いかも?

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 7

ちょっとしたプチゴルジュもあり楽しませてくれます。F1の直ぐ上にて。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 8

その出口から撮影!この下にF1があります。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 9

さらに標高810mでF2(7m)が続きます。見応えのある立派な滝です。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 10

そのF2三条の滝を右岸より登ります。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 11

再びF2にて。迫力あります。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 12

標高820m、左岸側の岩畳の側壁が石垣みたいで綺麗でした♪

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 13

標高830mにあるF3(6m)です。これも美しい滝で見惚れました。右岸(左壁)より容易に登れます)

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 14

F3を登らりながら撮影!この三連発の滝が有根沢の真骨頂!いずれも容易に登れます。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 15

ゴーロ帯も水量豊富で美し~い!

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 16

これも~!奥に美爆(F4)が見えてきました~!なかなか綺麗な渓相です。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 17

ちょっとしたお釜、深いです。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 18

F4のナメ滝が近づいてきました~!美しい渓相にウットリです。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 19

F4のナメ滝です。この沢で一番美しい場所です。有根沢、このF4までがこの沢の神髄で、この先以降はゴーロが続きます。でも、この区間だけでも遡行価値がある沢だと思いました。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 20

本流はさらにゴーロ帯が長くヌメリもあり、最後はヤブ漕ぎを強いられることから、それを回避するために今回左俣を遡行してみることにした次第です。F4の長大なナメ滝を上部より望みます。まるで滑り台のようです。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 21

台風の影響でしょうか?崩壊地です。標高900m付近にて。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 22

ゴーロ帯の間に巨岩滝が随所に現れます。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 23

標高970m、有根ブルー!水が美し~い♪これが見れたら1010mの二俣も近い。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 24

入渓すること約1時間30分で1010mの二俣に到着!ここより未知なる左俣へと進みます。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 25

左俣へ入ると…有根沢の最狭部!といっても難なく通過できます。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 26

左俣も本流同様に巨岩が点在するゴーロ帯でした。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 27

本流と異なる点は、ヌメリがなくフリクションが効いて快適!歩きやすかったです。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 28

本流よりこちらの左俣の方が俄然快適♪滝がほとんどないのはちょっと残念でしたが…。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 29

源頭に突入です。このままた登山道に出ることを願って…。ヤブ漕ぎをすると腰に負担がかかり腰痛がひどくなりますゆえ。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 30

驚いたことにピンクテープを発見!ネットで調べても左俣の遡行記録は皆無でしたので…入渓者がいたとは?ビックリです。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 31

入渓すること3時間20分で予想通りヤブ漕ぎなしで登山道に出ました!沢中は涼しくて快適だったのですが、登山道に出たら暑いのなんのって~!

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 32

せっかくなので犬倉山の山頂まで登りました。が…ガス(雲)で岩手山は見えませんでした。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 33

日曜日なのに登山者は誰もおらず…。ここ最近の豪雨で敬遠したのかな?

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 34

雲とガスで展望はほとんど見えませんでした。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 35

網張温泉スキー場のリフト乗り場です。来月8月5日より登山リフトとして運行するようです。リフトを使って下山すれば、もっと楽できそうです。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 36

どんどんスキー場を下っていきます。腰が痛いよ~!てなことで、ここで一休みです。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 37

網張温泉スキー場の駐車場が見えてきました。ゴールまでもう少しです。有根沢左俣、我が家から近く足慣らしやリハビリには良い沢だと思いました。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 38

無事下山!全行程5時間40分でした。2週間前の本流(右俣)遡行より1時間20分の短縮です。ヌメリのスリップやヤブ漕ぎがない分、かなり楽に感じました。腰痛を除けば…。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 39

下山後は、網張温泉にて汗を流し痛めた腰を癒します。体中硫黄の匂いが凄く「ザッ温泉!」って感じです。

2023年7月23日撮影

有根沢左俣 40

下山後、いつもの大戸屋にてランチタイム♪今回は新メニューの「ピリ辛 本格マーボードーフ定食(940円)」を食べました。有根沢左俣、沢登り入門コースとして手頃な沢かも!易しい沢ですが増水時は注意が必要。ツメも慎重に!1280m最後の二俣は水量の少ない左沢へ進むこと。

2023年7月23日撮影

GPSの軌跡

<2023年7月23日(日)>
行動時間 5時間40分(休憩時間含む)
登り:4時間10分 / 下り:1時間30分

網張温泉スキー場(6時45分)~入渓地点(7時)~1280m二俣(8時30分)~1250m二俣(9時45分)~登山道(10時20分)~犬倉山(10時55分)~第3リフト(11時20分)~網張温泉スキー場(12時25分)
  1. HOME
  2. 沢の扉
  3. 北東北の沢