酔いどれ日記 2023年07月

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7月30日(日)
鳥海山・檜ノ沢(下流部ゴルジュ帯)

今回は山形県は遊佐町&酒田観光、そして、鳥海山の檜ノ沢(ひのそ)下流部ゴルジュ帯を遡行して参りました。檜ノ沢の中流部~上流部は5年前の2018年8月18日に遡行済みですが、下流部も面白そうなので以前より行ってみたい!と思っていました。この檜ノ沢、5年前は遡行記録が少なくマイナーな沢だったように思います。しかし、ここ最近では遡行者が一気に増え「人気の沢」に仲間入りした感じです。

久し振りに山形への遠征山行(我が家から200K、4時間)ですので、ついでに山形観光も楽しもう!と企画しました。単独ですので下道を利用!アプローチルートは、盛岡~繋~R1(西和賀町)~湯田~横手~R107~本荘IC~象潟IC~R7~道の駅鳥海ふらっと。ここを起点に酒田と遊佐町の観光を満喫しました。

巡った観光地は次の通りです。①山居倉庫 ②さかた海鮮市場(とびしま)にてお刺身ランチ ③日枝(ひえ)神社 ④土門拳記念館(田淵行男と白簱史朗写真展も開催していたので)⑤丸池様と牛渡川 ⑥遊佐町の十六羅漢岩。その後、あぽん西浜にて入浴(何と400円)し、マックスバリュ 遊佐エルパ店にて食料の買出し、その後、一ノ滝・二ノ滝登山口へと向かいました。

登山口には夕方6時頃に到着し一人宴会の始まり始まり~♪最近日本酒を飲んでいませんでしたので、直ぐに酔っぱらっちゃいました。寝たのは10時頃だったでしょうか?翌朝は5時30分起床、中華丼を食べ6時30分出発!

入渓地点の渡戸まで50分の登山道歩き、朝から暑いです。早く沢に入りたいよ~!渡戸で沢準備を整え7時25分に遡行開始!最初はゴーロ歩きから始まりましたが、直ぐにゴルジュ帯になり深い釜と小滝の連続で楽しいのなんのってぇ~!

鳥海山の自然が生み出した天然アトラクション!透明度バツグンの水を浴びながら、頭と全身を使って遡行します。釜や瀬の水の色が神秘的で綺麗なこと~!これが鳥海ブルーか…渓相と水の美しさにウットリ見惚れます。直ぐ脇に登山道があるので単独でも安心!また登れない滝の巻きも容易でした。

40mロープを持参しましたが、結局一度も使用することはありませんでした。巨岩登りが多いので単独だとショルダーが使えないのがちょっと不便を感じました。釜はどれも深く泳いでよし、巻いてもよし、自由にルートが取れるのでパーティーの力量に応じて楽しめる沢です。大きな滝はなく、せいぜい8~9m位でしょうか?高巻きは小さく巻けてヤブ漕ぎもなく、どれも容易に感じました。ヤブ蚊がたくさんいて防虫スプレーしましたが、かなり刺されてしまいました。入渓時期が早いと雪解け水で水量多く困難、8月中旬以降は枯れることがあり遡行時期を見極めるのが肝要かと。

次から次へと深い釜と小滝の連続の渓相が続き、ボルダーチックに登れて変化に富みまったく飽きさせません。まさに「水遊び感覚」で超楽し~い♪暑い日にはピッタリの沢です。入渓地点の渡戸からツメ上げた登山道(906m地点)まで2時間50分の遡行であっという間!登山道歩きと下山を含めれば全行程5時間30分でした。

遡行中に右足を痛め(おそらくクラックに足をねじ込んで登った時に痛めたかも?)途中からペースダウンしましたが…。今週末は仲間と沢へ行く予定ですので、それまでに治ればいいなぁ~!腰もまだ痛むしなぁ…。還暦(60歳)を過ぎてから痛む箇所が出てきて大変です。

下山後はひたすら盛岡を目指して車の運転です。帰路、西和賀町の真昼温泉で入浴!入浴料が440円で安くて湯質も最高です。その後、みたけの大戸屋でちょっと早い夕飯を食べました。新メニューの炭火焼き肉厚鉄板トンテキ定食(1,390円)。ちょっと高価でしたが、自分へのご褒美かな?二日間お天気に恵まれ(っていうか、暑過ぎでした)良い気分転換が出来て楽しかったです。暑さと山登りと長距離運転の疲れのせいか?家に着いたらグッタリ状態でした。PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!

●『画像掲示板』鳥海山・檜ノ沢(下流部ゴルジュ帯)1と2


7月24日(月)
岩手山(犬倉山)有根沢左俣

先週は豪雨と長雨で山屋泣かせのお天気が続きましたが、ここ岩手でも22日(土)に梅雨明け!本日の盛岡は35度の猛暑日です。昨日23日(日)は2週間振りに沢登りへ行って参りました。ここ最近ず~っと腰が痛くって…。沢へ行く→腰痛悪化→休息し痛みが緩和→再び沢へ行く。この悪循環のパターンが続いているような感じです。

手首を痛めたり膝を痛めたり、今度は腰痛でして…この2年間、60歳を過ぎ加齢の影響でしょうか?体の故障が多くなってしまった私…。体調が万全の時の方が少ない感じです。やっと左膝の痛みが良くなってきたと思ったら…。よって、リハビリ兼ねて「体に優しい沢」へ行くことにしました。

2週間前に遡行したばかりの有根沢本流を、今度は未知なる左俣から登ってみよう!と思い付きました。有根沢の見どころ(真骨頂)は前半部に集中しています。中流部に位置する標高1010mの二俣から先は、長いゴーロ歩きとヌメリと最後は強烈なヤブ漕ぎでした。これを「少しでも緩和できないものか?効率よく遡行できないものか?」と考えたのです。

もちろん左俣の遡行記録は皆無でしたが、地形図を見る限り本流同様「ゴーロと巨岩帯の連続だろう!」と推測していましたが、こればかりは実際に行ってみないとわかりません。万が一に備え三つ道具(40mロープ、ハーケン、ハンマー)を持参しました。腰痛のことを考えると少しでも荷物を軽くしたかったのですが、安全には代えられません。

先週は連日大雨が降り続き増水を懸念していましたが、予想通り前回の遡行時により増水していました。が、易しい沢ですので「遡行上特に問題なし」と判断!増水のお陰で?迫力あってその分楽しめたかな?って、感じです。

腰は痛いけど、沢登りができるだけでも幸せを感じます。特に遡行記録のない未知なる沢の場合、どんな沢であれ冒険心でときめき「ワクワク・ドキドキ」が半端ないです。ツメの部分で目印のピンクテープを発見し、ちょっとビックリしました。遡行者がいるんですね。

遡行結果、未知なる左俣は予想通り巨岩交じりの単調なゴーロの沢でしたが、本流に比べかなり快適でした。ヌメリがなく、しかもヤブ漕ぎもなし!右俣(本流)遡行時に比べ1時間20分も時間短縮でき楽できました(全行程5時間40分)。

下流部は美しく楽しいので沢登りの入門コースとして良いかもしれません。下山後は、網張温泉(600円)で汗を流し腰痛を癒しました。その後、いつもの大戸屋でランチタイム!今回は新メニューの「ピリ辛 本格マーボードーフ定食(940円)」を頼みました。ひき肉がタップリ入っていて美味しかったです。何はともあれ、2週間振りの沢登り!良い気分転換が出来て楽しかったです。

PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!上の写真はF1滝上のプチゴルジュ帯にて。下の写真はF4手前の綺麗な渓相。有根沢左俣、沢登り入門コースとして手頃な沢かもしれません。易しい沢ですが増水時は注意が必要です。ツメも慎重に!1280m最後の二俣は水量の少ない左沢へ進むこと。

●『画像掲示板』岩手山(犬倉山)有根沢左俣



7月19日(水)
雨の三連休と南昌山とRRR

三連休は沢登りへ行く予定でいましたが、生憎の雨でどこへも行けず…。山登りにも行けないほどの大雨振りで諦めがつきました。腰も痛いし「たまには休息を取りなさい!」という神の思し召しでしょうか?前回の日記に記載したAdobe illustrator(イラストレーター)のオンライン講座をず~っと受講していました。

「千葉名人って、ほんと凄いなぁ~!」って感動しながら拝聴しておりました。参考書を読みながら学ぶより、動画の方がかなり理解が深まるような気がします。私が運営するパソコン教室の特徴は…ホームページ(ワードプレス)やフォトショップ、イラストレーターでしょうか。他スクールではあまり扱っていませんし、安価で学べるのも特徴なんです。本日ご来校の生徒さんは、なんと陸前高田より習いに来られました。

連休最終日の17日(祝)のみ近所(矢巾)の南昌山を前倉尾根より登って参りました。物凄い急登の連続で良い体力トレーニングになります(全行程2時間30分~3時間)。まるで滝のように汗が流れ出るほど体に堪えます。あの宮沢賢治も登ったルートのようですよ。過去何度も前倉尾根から登っていますが、一度も人と会ったことがなく、静かに登れるも魅力です。下山後は、矢巾温泉でひと汗流すのがお決まりのコースなんです。

その日の夜は久し振りにインド映画『RRR』を観ました。日本では2022年10月21日に公開され、興行収入は10億円を超えて日本で公開されたインド映画の中で最も高い興行収入を記録!第46回日本アカデミー賞では優秀外国作品賞を受賞している名作です。約3時間の長編映画ですが、最初から最後まで見どころ満載で一瞬も目が離せないほど面白かったです。久し振りにワクワクドキドキ!興奮した映画でした。

連休明け後の昨日と今日は、打って変わって超大忙し!突発的な出張依頼やパソコン修理、セットアップの仕事など緊急の仕事が舞い込んできて「てんやわんや」でした。今朝も朝6時に起きて作業に没頭!どうにか無事こなすことが出来て安堵しています。今も雨が降っています。この雨、一体いつまで続くのかなぁ~?青空の下、山に沢にと行きたいものです。PS.上の写真は、南昌山の前倉尾根上にある見応えのある立派なブナです。


7月15日(土)
Illustrator講座!千葉名人

巷では今日から3連休!ところが…外は土砂降りで山(沢登り)にも行けず…。それに腰が痛いしなぁ~!そんな日は、パソコンの勉強をするに限ります。最近ハマっているのが、Udemy(オンライン学習講座)の千葉名人の「イラストレーター講座」です。千葉名人といえば、イラストレーターの世界では神様的なお方!スキルアップを図るべく暇を見つけては勉強に励んでいます。

これまで申し込んだ(学習中の)千葉名人の講座は、以下の5つです。①初めてのAdobe illustrator(イラストレーター)使い方講座(24時間)②バナーデザインマスター講座(14時間)③チラシデザインマスター講座(6.5時間)④アピアランスデザインマスター講座(9.5時間)⑤YouTubeサムネイルデザインマスター講座(3時間)。

受講価格は、どの講座も高価で3万円近くしますが、時々セールをやっていて今回は一講座 1,500円の大特価で申し込むことが出来ました。①~③までは受講済みで④~⑤はこれから見ます。千葉名人のプロフィールページには…『ネット検索しても本を購入しても、専門学校で勉強しても知ることのできない「実際の仕事」で使う本当に重要な「スキル」と「ノウハウ」をオンライン講座でわかりやすくご提供しております!』と、あるように現場で培ったプロのノウハウが凝縮されていて勉強になります。

イラストレーターは教えるのがとても難しいアプリですが、千葉名人の「教え方」がとても参考になります。ほんと丁寧で分かりやすい解説には感動しました。単にイラストレーターの使い方のみならず、デザインの勉強にもなっています。

イラストレーターを習いたい!」という生徒さんは少ないですが、ホームページ制作でロゴマークを描いたり、バナーを作ったり、時々チラシを作ったりもしますので、自身の勉強に!と学んでいます。

最近購入したデザイン系の参考書の中でお勧めは…「思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん(1,980円)」です。眺めているだけで勉強になります!「デザインのルールさえきちんと学べば誰でも見栄えのするバナーが作成できるよ!」ということが分かります。デザインの参考になるサイトでは「デザインAC(無料)」でしょうか?私も愛用していますが、イラストレーターのアプリがなくてもデザインの知識がなくても、短時間で簡単にオシャレなバナーやチラシを作成することが出来ますよ~!皆さんの参考になれば嬉しく思います。


7月9日(日)
岩手山(黒倉山)10年振りの有根沢

今シーズン7本目の沢!昨日8日(土)は小雨降る中、岩手山(黒倉山)の有根沢を遡行して参りました。ちょうど10年振り3度目の遡行となります。有根沢は葛根田川の支流ではありますが、そこそこ規模があり長く「リハビリには良いかな?」と思いチョイス!また、お天気が不安定だったこともあり、近場で容易な沢をセレクトしました。

先週遡行した乳頭山の一本松沢で腰痛が悪化してしまい一週間静養し大分痛みが緩和れされことを良いことにリハビリと体力トレーニング兼ねてやって参りました。思えばこの2年間、還暦(60歳)を迎えた頃より体にガタがきているのは否めません。手首痛にはじまり膝痛や腰痛など故障が増え、まともな沢へ行けていない感じです。

ちょうど一年前の同時期は、ほんと左膝が痛くてまともに遡行出来ない状態が続きました。それを思えば、今は「沢登りが出来る喜び」を噛み締めながら騙し騙し(体をいたわりながら)無理のない範囲で沢登りを続けている感じです。長時間行動すると膝や腰に負担が掛かり痛み出すことが多いことから短い山や沢ばかり登っていて、今回久し振りにちょっと長めの沢に挑戦してみることにしました。

有根沢、前回遡行した時は台風の影響で土砂や倒木など荒れに荒れていました。あれから10年…洗い流され大分すっきりして随所に見所があり遡行対象になる沢にまで復元した感じです(技術的には容易な沢ですが)。10年も経てば沢も一新されるのですね!自然の力(復元力)は凄い!と感じました。

1010mの1対1の二俣までは滝や美しいナメが連続しそこそこ楽しいですが、それ以降はゴーロや巨岩帯が続きダラダラと長い感じは否めません(特に上流部のヌメリがひどく滑るのなんのってぇ~)。

最後のツメは、登山道まで標高差20mのところで強烈なヤブ漕ぎを強いられました。その20mを進むのに25分も掛かり(超重労働)再び腰痛が悪化してしまい、下山が大変でした。ヤブ漕ぎって、かなり腰に負担が掛かってしまうのですね。「リフトで下山しよう!」と思ったものの運行しておらず…。10年前は全行程6時間でしたが、そんなこんなで今回は7時間も掛ってしまいました。でも、この心地良い疲労感がクセになり堪らんのですよ~♪これって、リハビリにになってるのかなぁ~?痛めた膝と腰を網張温泉(600円)で汗を流し湯治しました。

帰路、みたけの大戸屋で遅いランチタイム♪15時頃に入店すると空いていて順番待ちがありません。メニュー表が一新されていてビックリ!新メニューが三品追加!「炭火焼き鉄板トンテキ」「豚肩ロースの生姜焼き」「デミグラスチキンかつ」。

こだわりソースのデミグラスチキンかつ(920円)を頼みましたが、サクッと揚げたチキンかつ、和風のデミグラスソースとの相性は抜群で美味しかったです♪新メニューも全て制覇したいものです。

帰宅後、もっと優れた(体に優しい)周回ルートはないものか?と2万5千分の一地形図を見つめる私…。有根沢の見所が前半に集中していることから(中流部以降はゴーロが長い)1010m(1対1の二俣)を左俣に入り黒倉山と犬倉山の中間部(1350m付近)にツメ上げた方が良いのでは?と思いました(おそらくヤブ漕ぎ無しで登山道へ出られる)。コンパクトに周回出来、おそらく1時間半は時間短縮できるかな?と思い付きました。

PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!上の写真は有根沢で一番美しい幅広の滝F3(6m)です。真ん中の写真は有根沢で一番美しいナメ滝です。下の写真は黒倉山の山頂より岩手山の雄姿を望みます。

●『画像掲示板』岩手山(黒倉山)有根沢


7月4日(火)
ひとてま介護塾 様 HP公開

この度、当パソコンスクール(パソコンスクールむげん)のワードプレス実践講座にて生徒のIさんさんと一緒に作成したホームページを公開しました~!7月に新規開業(起業)されるとのことで「6月末には公開したい!」とのご希望でしたが、ギリギリどうにか期限に間に合うことが出来てホッとしています。

医療的ケア登録研修機関である「ひとてま介護塾」代表のIさんは、介護職員の育成を目的として設立された塾の代表で、業界ではとても有名なお方のようです(医療的ケア研修修了者671名の養成実績)。高齢化が加速する昨今、ますます需要が見込まれる分野ですね。本人曰く『教科書に載らない在宅療養の「ひとてま」のエッセンスもお伝えできる研修機関を作りたいと考え、この度の設立に至りました!』と。

生徒のIさん、とてもまじめで優秀!私が出す課題をシッカリとこなし、予習復習も完璧でした。私が一番嬉しかったこと…「先生、ホームページ作りって、こんなに面白いと思っていませんでした。実に楽しいです!」と言ってくれたことです。通っていただくこと、たった1ヶ月半で公開出来たことは(通常3ヶ月)ご本人の強い意志と努力の賜物です。

それと…今回はワードプレスの有料テーマ(17,600円)SWELLで作ったことも作業の効率化に大きく寄与したと思っています。従来は無料テーマの「Lightning」で教えることが多かったのですが、HTMLやCSSのソースコードの記述量(1/3以下)やデザイン性、作りやすさ、操作のしやすさを考量するとSWELLに軍配が上がるかもしれない!と感じた作品となりました。

何よりも「教えやすい」ことも大きなメリットです。さらに「動作が軽い」ことも挙げられます。Lightningは、無料のテーマの中では最強だと思いますが…。

下の画像は、Googleが提供する「PageSpeed Insights」で携帯電話でウェブページの読み込み時間を計測した結果です。かなり優秀です(自分で言うのも何だけどほぼ完璧に近い)。ちなみにデスクトップの場合は…パフォーマンス98点、SEOが何と100点でした。「盛岡 介護塾」のGoogleのキーワード検索でトップで表示されました。

授業では、まずはワードプレスの基本操作を説明し、生徒さんご自身の感性でデザインし作っていただき(宿題)それを授業の中で私と一緒に手直しさせていただく形式を取りました。「この部分は、〇〇すれば、もっと綺麗で見やすくなるのでは?」といった具合に。デザインの基本と各種ブロックの活用の仕方など。結果、ホームページ初めて!の方が作った作品には思えないほど「プロ並みのデザイン」に仕上がったのではないか?と思っています。皆さんにも見て頂ければ嬉しく思います。

●『ひとてま介護塾』様 ホームページ公開!


7月3日(月)
乳頭山・地獄の一本松沢

昨日2日(日)は、乳頭山の一本松沢を遡行して参りました。まったく遡行記録のない沢ですが、下流部に野湯があり中流部に滝マークのある沢で、どんな沢なのか?試しに行ってみることにしました。乳頭の黒湯温泉7時スタートです。標高950mにある一本松の野湯までは登山道を利用し、そこから入渓しました。

一本松の野湯はホースで沢水が引かれ温度調整されており、適温でなかなか立派な温泉でした。朝、登山道を歩いている時、数名の野湯帰りの方とお会いしましたので「野湯マニア」には人気があるのでしょう。一本松沢に入渓してみると…なんとショボイ沢か!地形図で何となくショボイことはわかっていましたが、まさかここまでとは…!

入渓早々ボサっていて源頭(ツメ)の雰囲気でテンションが下がります。あまりのつまらさに「下山しようかな!」とも思いましたが、とりあえず標高1,100mの滝マークのある所まで遡行してみることにしました。両手でヤブをかき分けながら進みますが、苦痛以外ないものでもありません。そうそう、水の冷たさには驚きました。さらに今日は肌寒いです。後でわかったことですが、上部に雪渓が残っていたことが原因だと思われます。

滝マークのある滝(大滝)に到着!15m以上はあるかな?なかなか立派な滝ですが、滝マークを記載するほどの滝ではないかな?直登できそうでしたが、水の冷たさとシャワーを嫌って左岸より高巻くことにしました。高巻きがしんどいようであればカッパを着て直登していたと思いますが、容易に高巻けそうでしたので…。「大滝を超えたら早めに登山道へ出よう!」と思うも根曲竹の強烈なヤブに阻まれ登山道が最接近するあたりまで遡行を続けることにしました。

標高1,200m付近でヤブを漕いでいる際に事件勃発!首にぶら下げていたGPSを見ると…蓋だけぶら下がっていて本体がないじゃないか~!ヤブを漕いでいる最中に本体部が外れ落としてしまったようです。くぅ~!10万円で買った高価なGPS!何としても見つけ出さなければ…。探しましたよ~ヤブの中を必死になって…。どうにか発見できて安堵しました。いや~いがったぁ~!以前もヤブ漕ぎの最中にカメラを落としたり時計を落としたりで…(いずれも発見)ヤブ漕ぎ要注意ですね!

この強烈なヤブの中、どのタイミングでツメ上げる(登山道に出る)のか?ルートファンディング力が試されます。最初は背丈を没する根曲り竹の濃密なヤブ、その次が石楠花、その後は灌木帯とトリプルパンチ!実に変化に富んだヤブ漕ぎでした。車デポ地より3時間30分!ふぅ~!やっと登山道に出ました!遡行時間全体の7割近くがヤブ漕ぎしていた感じです。当初の予定では乳頭山の山頂を経て田代平山荘経由で周回する予定でしたが、お天気が悪くさらに寒さもあり断念し、そのまま下山することにしました。

下山中、たくさんのハクサンチドリ(高山植物)がヤブ漕ぎで疲れた体を癒してくれました。この沢、二度と入らないと思います。最後まで遡行した自分を褒めてあげたいくらいです。

帰路、雫石の道の駅(あねっこ)寄って温泉に入りましたが、体にはヤブと格闘したアザや傷が無数にありました。下山後、膝は痛いし腰も痛いしで…満身創痍状態です。みたけの大戸屋にてちょっと遅いランチタイム♪豚のしょうが焼定食(900円)を食べて帰りましたが、とても美味しかったです。

登り3時間30分、下り1時間40分、全行程5時間10分!ヤブ漕ぎ7割以上の沢で時間以上に疲れました。道理で遡行記録がないわけです。思いっ切り「ハズレ」の沢でしたが、気分転換と体力トレーニングにはなったかな?乳頭山の東面の沢は何本か遡行しましたが、どれもハズレ(ゴーロ主体の沢)でした。当たりの沢を見つけるは難しいですね。

PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!上の写真は一本松沢のなかなか立派な野湯、真ん中のの写真は標高1,100m大滝にて。下の写真は、GPS本体が無くなっていることに気付いた標高1,200m付近にて。どうにか見つけ出すことが出来ました。雪渓が残っていました。

●『画像掲示板』乳頭山・一本松沢

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