酔いどれ日記 2022年3月

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3月30日(水)
三度目の正直!高倉山 777m

雫石町には、二つの高倉山があります。①雫石スキー場に聳え立つ高倉山(1,408m)②矢櫃(やびつ)ダムに聳える高倉山(777m)。今回は②のラッキーセブンの標高である高倉山を登って参りました。この山は、登山道がなくバリエーションルートになりますが、標高600m付近まで続く作業道を利用することでヤブ漕ぎも少なく山頂に立つことが出来ます(無雪期の山行記録も多々あり)。

この山の核心部はP701m直下の急傾斜の登りと下りです。特に積雪期は、雪の状態によってシビアな登攀を強いられるようです。山行記録を見ても「ピッケル&アイゼン必須」で「下るのが怖くて他の尾根から下った…」との記録があったほどです。私は、昨日3度目の挑戦でやっと高倉山の山頂に立つことが出来ました!

標高千メートルにも満たない里山で3回も挑戦したのは初めてです。私は、この山を甘く見ていたのかも知れません。最初の挑戦は厳冬期の2月4日、50代最後の山行に標高777mのラッキーセブンの山に登頂し景気付けをしたいと思っていました。この時に登った尾根が北西尾根であまり記録のない超マイナーな尾根ですが、最短距離で登れるのが魅力です。

敗退した理由は…標高500m~600m(核心部)の壁のように立ちはだかる絶壁を登り切れませんでした。フカフカ雪で腰上のラッセルを強いられた上に、足を上げる度に足元から雪が崩れ落ちまともに登れない有様(アイゼンが効かない)。

安全地帯まで標高差にして20m残し敗退を決意しました。例えどうにか登り切ったとしても「ロープなしでは下れない!」と判断しました。この北西尾根は、全体的にヤブが多い上に歩き難くお勧めできません。

二回目の挑戦は、三回目挑戦の4日前 25日(金)です。正午から仕事が入っていましたので午前中勝負の山行でした。今回は北西尾根ではなく西尾根から登ってみることにしました。こちらの尾根の方が一般的で登っている方も多く、また作業道(作業用林道と作業道)を利用することが出来ます。

核心部は、P701m直下の急傾斜です。敗退した理由は一言でいうと「時間切れ」です。数日前の大雪(盛岡で32cmの積雪)でズボズボ潜って大変でした。ラッセルで思いの外時間が掛かってしまったのです。この日は、仕事の都合上、お昼前までには帰宅しなければならず…。核心部手前の標高550mまで登ったものの「このペースだと仕事に間に合わない!」と判断し撤退の判断をしました。時間さえあれば、確実に登頂出来たと思います。

で、昨日29日(水)三回目の挑戦!二回目と同じ西尾根から登りました。週末の26日(土)~27日(日)にかけて降った大雨でズボズボだった雪がかなり解けていて、かつ朝の冷え込みで雪も締まっており歩きやすかったです。たった4日間でこんなにも変わるなんて(雪が溶けるなんて)…ビックリです。

日当たりの良い場所では、土が見えていたくらいですから…。問題の核心部も、傾斜は強いものの(北西尾根より緩い)枝などつかむものがあり危険を感じるほどの斜度ではありませんでした。それに、標高600m付近まで作業道が続いていてヤブ漕ぎもほとんどなく登りやすかったです。

登り始めること2時間で高倉山の山頂に立つことが出来ました!なかなか展望の良い山だったのが意外でした。てっきり「展望のない山」だと思っていましたので…。秋田駒ケ岳~岩手山の稜線が素晴らし~い!さらに樹林の間から和賀岳~羽後朝日岳~五番森~貝吹岳など和賀山塊の山々が一望できます。箱ヶ森~毒ヶ森~赤林山~南昌山の山々が目前に大きく聳えカッコイイ!

特にP701mから山頂までの稜線のブナが美しく、かつ展望も素晴らしく「三回も挑戦して良かった!諦めなくて良かった!」と思いました。今回はサクッと登り10時には下山でき、午後からの仕事に余裕で間に合いました。快晴無風!お天気にも恵まれ楽しい登山を満喫♪標高777m、ラッキー3セブンの高倉山に登頂、何か素敵なことが起きそうな予感です。そうそう、紅葉の時期の高倉山(無雪期はこのルートが一般的)もお勧めのようです。PS.一番下の写真は、山頂から岩手山を望む。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』三度目の正直!高倉山 777m


3月28日(木)
最近 感銘を受けた本

最近 仕事の合間を見ては、三冊の本を読みました。①バナーデザインのきほん(カトウヒカル著)②セールスコピー大全(大橋一慶著)③たった一人の30年戦争(小野田 寛郎著)。①と②はアマゾンから購入し、③は都南図書館から借りました。①のバナーデザインのきほんは、本宮のツタヤに行った際、衝動買いをしてしまった参考書ですが、これが「目から鱗!」の為になる良書でした。

私は、仕事柄ホームページを作る機会が多く、Webバナー(ウェブサイト上にある広告用リンク付き画像)を制作する機会もまた必然的に増えます。「限られたスペースで特徴を知ってもらい思わずクリックしたくなる!」バナーのデザインテクニックが満載♪先月発売されたばかりの新書になります。Befor Afterが分かりやすく紹介されていて、眺めているだけで勉強になりました。

思わず衝動買いしたものの、帰宅後ネットで調べてみるとアマゾンで売上ランキングが2位になっていてビックリ!アマゾンでは、次のように紹介されています。『この本では「パッと見て伝わるバナーデザイン」を作ることを目的とし、8つの基本と6つのカテゴリーに分けた工夫やテクニックをご紹介します。基本も応用もしっかり解説しているので、デザイン初心者の方でもこの本を読めば、伝わるバナーが作れること間違いなしです!』と。

次に②の『セールスコピー大全』現在アマゾンで広告・宣伝部門第一位の本で、大ベストセラーになっています。『思わず注目し夢中で読み進め、気が付けば申込んでいる!「非対面・非接触でバカ売れさせる」コトバの全技術。』とアマゾンで紹介されていますが、まさにその通りの良書で読み応え(384ページ)タップリ!ホームページやチラシを作るうえでキャッチコピーは欠かせません。そのプロのノウハウが分かりやすく解説されていて感動しました。

最後は③の『たった一人の30年戦争』30年の孤独に耐え、フィリピンのルバング島から生還した最後の日本兵・小野田元少尉(YouTube動画)の自伝です。数日前のこと、BS放送で小野田さんの第一発見者である鈴木紀夫氏のテレビ番組『小野田さんと、雪男を探した男~鈴木紀夫の冒険と死~』を観ました。山屋であれば「雪男探し」に命を懸けた彼の存在を知らない人はいないでしょう。感動的な番組で食い入るように見入ってしまいました。

戦後29年もの間、フィリピンのジャングルに身を潜めた小野田元少尉。彼を日本に連れ戻したのは、たった一人の若者でした。その若者の名は鈴木紀夫。冒険家を目指した紀夫はその後、ヒマラヤで雪男発見に没頭し雪崩に遭い、37歳で生涯を閉じる。70~80年代、経済成長する日本社会に背を向け、なぜこのような生き方を選んだのか?小野田さんや雪男捜索の初公開資料を交え、男たちの生きざまをドラマとドキュメントで描く。

小野田さんが30年振りに祖国日本の地を踏んで大々的に報道されたのが1974年ですから、私は12歳(小学6年生)でしたが、当時の記憶が鮮明に残っています。その2年前には戦後28年経って横井庄一さん(YouTube動画)がグアム島から発見され「恥ずかしながら帰って参りました!」の言葉が、未だに思い出されます。現在、小野田さんの『たった一人の30年戦争』貪るように読んでいる最中ですが、どうやって30年間も生き抜いたのか?何を食べていたのか?悪天時は?彼をそこまで支えていたのは何だったのか?なぜ、30年の時を経て救出されたのか?の謎が解けました。

まさに手に汗握る「感動の書」です。「生きるとは?」を教えてくれるお勧めの一冊です。その小野田さんが去年映画化されたようでビックリです!約30年間の潜伏を描いた人間ドラマ映画『ONODA 一万夜を越えて』(予告編・YouTube動画)で、絶対に観たいと思っています。現在、ロシアとウクライナが戦争をしています。そんな今だからこそ、余計に心に響いたのかも知れません。


3月24日(木)
スマートウォッチ Amazfit Bip S

先の日記にスマートウォッチのことを記載したところ、嬉しいことに 昨日 早速「スマートウォッチを習いたい!」との第一号の生徒さんがいらっしゃいました!たまたま「スマートウォッチを購入しようかな?」って思っていたらしく良いタイミングだったようです。スマートウォッチの場合、スマホ同様 説明書は皆無に等しく特に初めての方は、セットアップや初期設定、活用方法など難しく感じる方も多く、そんな生徒さんのお役に立てれば…と思っています。

スマートウォッチにご興味のある方は当「パソコンスクールむげん」まで!さて、数日前のこと…Amazfit(アマズフィット 中国製)のスマートウォッチ(Amazfit Bip S)を購入しました!約2年前に発売された本モデルは、発売当初12,000円だったものが、現在型落ちモデルとなり1/3の激安価格 3,990円(アマゾンで1,000円引きクーポンを利用)で買うことが出来ました~♪これで三台目になります。

本機種も「スマートウォッチ講座」の勉強を兼ねて購入してみたのですが、あるYouTube動画(Amazfit Bip Sを絶対に買うべき8つの理由)を見て欲しくなり買っちゃいました!その特徴は…①バッテリー持ち驚異の40日間(GPS使用時:22時間)②文字盤の常時点灯(普通の腕時計と変わらない使い心地) ③GPS内蔵(GPS + GLONASS対応) ④操作性の良さ(超簡単) ⑤超軽量(たったの31g) ⑥驚きの安さ!

その他、山屋に嬉しい機能として ⑦コンパス(方位盤搭載によりザックからコンパスを取り出さなくても良い)⑧日の出日の入り時刻が分かるのも嬉し~い!⑨耐久ガラス使用で傷が付き難くまさに沢屋使用!⑩Amazfit Bip Sのスマホ用健康管理アプリ Zepp(ゼップ)が使い易く、ワークアウトの詳細データをダウンロード出来るのも嬉しいです。今後、山行時の写真と一緒に活動データを保存管理したいと思っています。

GPS内蔵で常時点灯、さらに通常使用で40日間持続(フル使用時は15日間)これで4千円を切るスマートウォッチは、他に類を見ないと思います。さらに、ソニー製のGPSチップ搭載ですので精度はかなり高いようです。これで高度(標高)表示も出来れば完璧だったのになぁ…。元々12,000円もするスマートウォッチだったのですから…。届くのが楽しみでした♪で、2日前の22日(火)に商品が届き早速開封!

先ほどは、良いことばかり書きましたが、開けてビックリ玉手箱!外観のチープさ(安っぽさ)にはガッカリ!全体的にドットが荒くプラスチック感があって画面の表示が美しいとは言い難く、おもちゃっぽい感じが否めません(よく言えば、ちょっとレトロな感じ)。高級感を求める方には受け付けない質感で、間違ってもスーツなどのフォーマルウェアには合わないです。それと、フォントが明朝体で読みずらいです。血中酸素濃度(SpO2)が計測が出来ないのも残念でした。

しかし、2日間ほど使用しているうちにこのレトロ感も(昔のゲーム機のよう)悪くないなぁ~!って、思うようになりました。沢で「雑に扱っても(傷付いても)いいや!」とさえ思えしまうのですから不思議です。てなわけで、このスマートウォッチ、沢登りで使用することに決定!何よりも視覚性と操作性の素晴らしさ、バッテリーの持ちに関しては群を抜いて優れていますゆえ。一方、仕事(出張時など)では外観の見た目がチープゆえ、ちょっと使えないかなぁ~!って感じです。キズや汚れを気にせずに使える値段と機能のバランスを重要視する方には良いかも!です。

神山オンラインさんのホームページに「Amazfit Bip S を登山で使う」が分かりやすく紹介されていますので、ご興味のある方は参考までにご覧いただくと良いかもしれません。山で便利な設定方法などが記載されています。昨日は、現在所有している三つのスマートウォッチを腕に着けて近所の岩山へ散策しに行って参りました。それぞれの計測結果や使い心地など、後日の日記にてレポートしたいと思います。そうそ、昨夜、睡眠時のデータ(睡眠の質)も取ってみました。「こんなことまで分かるんだぁ~!」と感動した次第です。

PS.下の写真、左が今回購入した「Amazfit Bip S(3,990円)」、右が先日購入した現在一番人気の商品「Mi スマートバンド6(5,990円)」です。それぞれ一長一短あり、どちらも興味深いスマートウォッチ(バンド)だと思います。


3月22日(火)
スマートウォッチ in 姫神山

昨日21日(祝)春分の日は、あまりお天気が良くありませんでしたので、二つのスマートウォッチを腕にはめて性能テストを実施すべく姫神山を登って参りました。左手には去年10月に兄の嫁さんから頂戴したサムスン(韓国)のスマートウォッチ、Galaxy Watch 337,700円)。右手には先の日記に記載した現在一番人気で購入したばかりのシャオミ(中国)のMi スマートバンド65,990円)です。

価格差が6倍以上もありますので比較対象にはならないとは思いますが、それぞれの使い心地をログを取りながら姫神山で試してみました。エクササイズ(ワークアウト)の設定は、Galaxy Watch 3の場合「登山」、Mi スマートバンド6の場合、登山がないので「ウォーキング」に設定。大きな違いは、Galaxy Watch 3にはGPSが内蔵。一方、Mi スマートバンド6にはGPS機能がないのでスマホのGPS機能を使用することになります。

ログ(行動の軌跡)に関して…Galaxy Watch 3の場合、なんと一つも取れておらずショック!帰宅後調べてみるとエクササイズが「登山」の場合、内臓GPSが作動せず心拍数しか計測出来ない仕組みのようです。ちなみにハイキングやウォーキングの場合は、きちんとGPSが作動しログ(軌跡)取得できるようです。なぜなんだろう?きっと、climbing(クライミング)を翻訳する時に「登山」にしてしまったのだろう?と勝手に推測しました。

一方、心拍数に関しては最大心拍数や平均心拍数はじめ、無酸素や有酸素時の記録など、こと細かく計測できた恩恵は大きかったです。自分が山を登っている時、どれだけ心臓に負担が掛かっているのか?初めて知ることが出来ました。石井スポーツさんのホームページによると「(220-年齢)×0.75」の心拍数で歩くのが理想(歩き方の目安)のようです。(220-年齢)が、だいたい最大心拍数になるのですが、最大心拍数の約7割くらいで歩きましょう!ということのようでして…。イメージとしては「会話ができるペース」のようです。

上記計算式に当てはめると私の場合、理想の平均心拍数が「120」ということになります。昨日の姫神山は数日前の大雪の影響で積雪が多くコンデションが悪かったです(歩き難かった!特に下山時のこわ坂コース)。合計3時間12分歩いた(周回した)平均心拍数が133でしたので、ちょっとオーバーだったかな?って感じです。

※ Galaxy Watch 3の場合、心拍数が他と比べ10ほど多めに出る感じでしたので適正な平均心拍数だったかも知れませんが。標高と心拍数の関係を知りたかったのですが、登山モードではGPSが作動せず、結果 標高が表示されなかったのは残念でした。

帰宅後、近所の山を散策した際、エクササイズを「登山」から「ハイキング」に変更!計測してみた結果、Googleマップ上に歩いた軌跡が表示(地形図表示も可能)!速度ごとに線の色分けもしてくれているじゃありませんか~!かつ、速度と標高と心拍数の三つの関係が、グラフに綺麗に表示されているのを見て感動しました。まさに「これ」が知りたかったのです。これを見ると、やはり最初の登り初めに心臓に負担が掛かっていて、MAXを超えると、あとは登りでも心拍数が下がる(落ち着く)のが分かりました。

Galaxy Watch 3の良い所はGPSが内蔵されていますので、スマホを持参していなくても軌跡が取れる!ということでしょうか。エクササイズ中、獲得高度(標高)が時計の文字盤に表示されるのもありがたく精度も高いです。心拍数の5つの色分けゾーン(最大、無酸素、有酸素など)の中で「現在どの心拍部分に該当するのか?」を分かりやすく表示してくれます。登山中にいちいちザックを下ろしスマホを取り出さなくても、腕にはめた状態でLINEの着信を確認出来るのも嬉しいです。さらにギャラクシーの健康管理アプリ「S Health」が分かりやすくとても秀逸なんです。

一方、Galaxy Watch 3の残念だった点は、やはり「バッテリーの持ち」でしょうか。朝7時から夕方5時までの使用でバッテリーが50%も減っていました。泊りの山行には使えそうにありません。さらに、サイズが大きく(その分 見やすいが)重くて嵩張りますので腕に付けて登山すると、ちょっと負担に感じます。それに…高価な腕時計ですので、ハードな沢登りにはもったいなくて使えそうにありません(傷付いたりするので)。

話変わって…今度は、Mi スマートバンド6を使用したい際の感想を述べたいと思います。先に述べたようにGPSが内蔵されていませんので、スマホのGPS機能を使ってログ(軌跡)を取るわけですが「極端に消費電力が高いアプリがあります。強制停止してください!」との警告が表示されました。

Mi スマートバンド6に限らず、スマートウォッチを使っていると、スマホのバッテリー消耗が激しくなる傾向にあるようです。エクササイズ(ワークアウト)モードで使用している時は、ホーム(時計表示)には出来ないのも残念でした(Galaxy Watch 3は可能)。一方、良かった点は、機能が少ない分、直感的に操作でき楽です。そして、何よりも小さくて軽いですので長時間着けていても負担にならず、普段使いにも良さそうです。さらに、画面がとても美しく感動します。

今回、なぜ私がスマートウォッチに興味を抱いたか?と申しますと、自分の心拍数を把握しておきたかったのです(特に登山時の心拍数)。過去2度ほど登山中に心臓が苦しくなったことがあります(歩けないほどの苦しさ)。どちらも体が冷え切った状態でハイペースで勢い良く急登を登った直後でした。2回共しばらく安静にしたらどうにか歩けるようになりましたが…。帰宅後、心配になり岩手医大で精密検査をしてもらったのですが「異常なし」と診断されました。それ以降、急激に心臓に負担が掛かるであろう登り方はしないように心掛けています。スマートウォッチ、心拍数だけでなく血中酸素濃度(SpO2)も測定でき、withコロナ時代 自分の健康状態を把握するツールとしても便利だと思います。


3月17日(木)
Xiaomi Mi スマートバンド 6

昨夜、大きな地震がありビックリ!宮城・福島の最大震度が6強、ここ盛岡では震度5弱だったようです。11年前の東日本大震災3.11を思い出すほどの大きな揺れでした。コロナ禍での地震、勘弁してもらいたいものです。さて、本日は最近(3月14日に)購入した現在一番人気(売れ筋)のスマートバンド、Xiaomi(中国製シャオミ)「Mi スマートバンド6」についてレビューしたいと思います。

昨年10月1日の日記に兄の嫁さんから頂戴した「スマートウォッチ Galaxy Watch 3」についてレビューしました。初めてのスマートウォッチに感動!まさに時計のスマホ版って感じです。これからの時計は、時間を知るだけでなく「健康管理ツール」として益々普及するだろうなぁ~!って実感しました。今回、なぜ二つ目を買ってしまったのか?その理由は、次の通りです。

①一番の理由はバッテリーの持ち時間。Galaxy Watchは見た目も機能も申し分なく大変素晴らしいスマートウォッチなのですが、最大の欠点はバッテリーが1日しかもたないことです。下界で使う分には問題ありませんが、登山で使用するとなれば不安を感じます。ちなみにMi スマートバンド6の場合、バッテリーの持ちはフルで使って4~5日間。普通に使用した場合 7~10日のようです。これなら泊りの山にも持って行けそうです。

②重さと嵩張り。Galaxy Watchは、文字盤が大きく見やすいのですが、その分 重さと大きさが邪魔になります。Galaxy Watchの重さは53.8g。一方、Miスマートバンド6の場合は、驚きの12.8g(4倍の軽さ。ベルトを含めると24g)。長時間装着していても苦にならない軽さ(着けていることを忘れる軽さ)に驚きます。

③価格の安さ。Galaxy Watchは約37,700円なのに対し、今回購入したMi スマートバンド6の価格は、なんと5,380円!(6.5倍の価格差)。防水機能(水深50m)も備わっていますので、沢登りにも使えそうです。

私は、ヨドバシドットコムから購入したのですが、ポイントを利用して買ったので実質4千円ちょっとでした。「現在一番人気のスマートウォッチ(バンド)Mi スマートバンド 6って、どんな感じ(使い心地)なんだろう?」って興味がありましたし、また、スマートウォッチを当パソコンスクールの授業に取り入れてみるのも面白いかな?って考えていました。私の知る限り、スマートウォッチを教えてくれるパソコン教室は、盛岡には存在しないはずですから…。

見た目の良さや使い勝手は、GPS機能が搭載されているGalaxy Watchに軍配が上がりますが、気楽さと山での使用を考えるとMi スマートバンド 6も捨てたもんじゃないな!って思った次第です。どちらも心拍数だけでなく、血中酸素濃度やストレス度、睡眠度も計測出来ます。スマホアプリを利用すれば(Galaxy Watchの場合は「S Health」、Mi スマートバンド 6の場合は「Mi Fitness」)、日々の運動量を自動的に記録してくれるのもありがたいです。スマートウォッチ、まさに「時計の革命」ですね♪

PS.上の写真は、今回購入したシャオミの「Mi スマートバンド 6」です。バンドの幅と時計の幅がほぼ一緒!細くて軽くて腕への負担をほとんど感じません。下の写真は、ラインの受信もできます。なお、この商品の詳細は、こちらのページをご覧下さいませ~♪


3月13日(日)
絶景♪七時雨山(八幡平)

昨日12日(土)は八幡平市、新日本百名山の一つである七時雨山(1,063m)を登って参りました。冬期に登るのは、2007年1月21日以来ですから、実に15年振りです。山名の由来は「一日に七度も時雨が降るほど天候が変化する」ことから付いたとか。15年前に登った時は、山頂からの360度の絶景に感動し「また登ってみたいな!」と思ったものです。あれから15年…やっと再訪することが出来ました。

今回登った西根寺田コース、ゲートが締まる冬期以外であれば1時間半で登頂可能な山なのですが、ゲートが締まる冬期(11月19日~4月25日)は、4キロ(往復で8キロ)の長~い林道歩きを強いられます。しかしながら山頂からの眺望は、長い林道歩きをも払拭してくれるほどの大絶景が堪能出来るのです。あの感動をもう一度味わいたくって~!

2年前により使い始めたスマホの山座同定アプリ、私は①PeakFinder(無料) ②山座同定ナビ(500円/年)の二つを使っています。これらのアプリを使うことで、山頂から(山頂以外でも)見える山々の山名が瞬時に分かってしまうのですから、とても重宝します。今回も山座同定(展望地点より山の名前を確認する作業)するのに大活躍!山頂からの絶景を堪能したい!そんな思いから、数日前に登った森吉山同様「晴れる日に登ろう!」と心に決めていました。

朝、高松にあるすき家にて朝定食(牛・たまかけ朝食)を食べ、登山口(ゲート)を目指しました。ゲート前に車を停めて7時15分出発!まずは登山口まで約4キロの長~い林道歩きから始まります。朝は雪面がカチコチに凍っていて、歩きやすかったです。ビューポイントもあり、それほど苦にならず楽しめました。ゲートより林道を歩くこと1時間30分、やっと本来の登山口(西寺田登山口)に到着しました。

トレースがあり(おそらく、ヤマレコの記録で3月9日に登られた さちさん)ラッキー!楽させていただきました。そのトレースも標高930mから上は強風で掻き消されラッセルを強いられました。お天気は良いものの、この日は風が強くて寒いのなんのってぇ~!

ユニクロの防風フリースを着て登ったのですが、これほどの強風だと風を通してしまうようで寒さが身に沁みました。登ること3時間20分、七時雨山・南峰の山頂に到着!360度の大絶景は、感動モンです♪山頂からどんな山々が見えるのか?PeakFinderのパソコン版(左右にドラッグすると360度の展望)でご覧いただけます。

これほど展望に優れた山も珍しいかもしれません。過去、自分が登った山が見えると感慨深いものがあります。特に岩手山の雄姿が素晴らし~い!しばし展望を楽しんだのち、今度は北峰を目指しました。

南峰と北峰のコルへの下りが、急傾斜で怖いくらいです。ここをまた登り返さないといけないと思うとゾッとします。ラッセルしながら下って登ること15分で北峰の山頂に到着!もっと時間が掛かると思いましたが…。北峰から望む南峰と岩手山のツーショットがこれまた素晴らし~い♪

帰りも4キロの林道歩きがシンドイ…。気温の上昇と共に雪が緩んでズボズボ潜って大変でした。それに、雪が重いのなんのってぇ~!登り3時間40分、下り2時間40分。全行程6時間20分の山行となり、久し振りに「長時間、歩いたなぁ~!」って感じです。帰路、道の駅にしねで醤油ラーメン(650円)を食べた後、ユートランド姫神にて温泉に入って汗を流し帰路に就きました。展望を満喫出来て楽しい一日となり大満足です。

PS.上の写真は、林道P547.4より目指す七時雨山(1,063m)を望む。真ん中の写真は、七時雨山の山頂・南峰にて。下の写真は、山頂より岩手山を望む。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』絶景!七時雨山


3月10日(木)
森吉山・日本三大樹氷を満喫♪

昨日9日(水)は、6日(日)に働いた分の代休を取り森吉山(1,454.2m)を登って参りました。今回の山行目的は、ずばり「樹氷」です。森吉山の樹氷は、蔵王、八甲田と並び「日本三大樹氷」の一つです。

この1ヶ月間、晴天のチャンスを狙っていました。移動性高気圧に覆われるこの日を待っていたのです!北秋田に位置する森吉山は、鳥海山同様、めったに晴れることがないです。

昨日は、ドピーカンを期待していたのですが、予想に反し薄曇り状態!残念ながら岩手山や秋田駒ケ岳、鳥海山は望めませんでしたが、その一方で青森県に位置する岩木山、藤里駒ケ岳や白神山地の山々は望めました。何と言っても最大の目的である樹氷を楽しめ何よりでした。今年は積雪が多く例年に比べ3月のこの時期にしては、立派な樹氷を堪能出来て嬉しい限りです。

登山口となる森吉山阿仁スキー場は、ここ盛岡より120キロ!約3時間も掛かり(往復6時間)長距離運転(しかも単独)は久し振りのことです。アプローチが大変!ということもあり「絶対に晴れる日」に登りたかったのです。森吉山、沢登りでは何度も登っていますが、冬のこの時期に登るのは16年振り(2002年2月25日)のこと、その時は山スキーで登りましたが、今回は、ワカンで登ることにしました。

しかも、ゴンドラを使っての楽ちん山行♪ゴンドラ料金は、往復1,800円もしますが、それだけの価値は十分あります。山麓のゴンドラ乗り場が標高540m、山頂(終点)が1,170m。標高差630mを約20分の乗車で樹氷ワールドへ運んでくれるのですから。平日にもかかわらず、私同様 晴天を確信して来られた登山者が多数!

森吉山阿仁スキー場に8時45分に到着したのですが、朝からたくさんの登山者とスキーヤーで賑わっていました。9時よりゴンドラの運行開始!ゴンドラの中から雪景色(銀世界)を満喫出来ます!今度は、彼女のFちゃんと一緒に来てみたいな、きっと、感動するだろうなあ~♪

16年前にも同時期に登っていますが、ほとんど記憶がなく新鮮な気持ちで登れて良かったです。快晴とまではいきませんが(薄曇り状態)無風状態で直ぐに汗ばんできました。近くに大平山地の最高峰である白子森(1,179.2m)が望めた時は、感動しました。この山、3度目の正直でやっと登頂できた私にとって「思い出深い山」なのです。それにしても、何と登山者が多いことか!今日が平日とは思えないほどの大賑わい。

雪が締まっている上にトレースもバッチリ!この上ない好条件の中、樹氷を楽しみながら、かつ写真撮影に励みながらどんどん登っていきます。登ること1時間30分、森吉山の山頂(1,454.2m)に到着しました!たった1時間半で樹氷を堪能しながら1,500m峰の山頂が踏めるのですから、超人気の山になるのも納得です。

時折 陽が射し白銀に輝く樹氷群は、まさに「夢の世界」にいるようでした。下山中に、どんんどん青空が広がってきて楽しさMAX!グレー一色の世界から白銀の世界に様変わり。下山は50分、合計2時間20分のであっという間での山行でした。

樹氷をタップリと堪能でき、遠路来た甲斐がありました!そうそう、アプローチで森吉へ向かう途中の民家の屋根に積もった雪の厚みが凄かった!屋根の雪下ろしをしないと家が倒壊するのも頷けます。そして、見事なまでの雪の回廊!ここ岩手とは別世界!って感じです。やはり、今年の雪の量は半端ないです。

帰りも3時間車を運転し無事帰宅しました。長時間の単独運転、山より疲れたなぁ~!って感じですが、素敵な一日となりました。いつか、日本三大樹氷の残り二つ、蔵王と八甲田の樹氷も観てみたいものです。PS.上の写真は、森吉山の山頂にて。真ん中の写真は、1,260mより樹氷群と森吉避難小屋(森吉神社)を望む。下の写真は、1,311mの阿仁避難小屋より森吉山の山頂を望む。黒い粒は、登山者です。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』森吉山・日本三大樹氷


3月7日(月)
事業復活支援金、審査通過!

今朝、秋田(由利本荘市)在中の彼女(Fちゃん)から緊急LINEが入り…「鳥海山の丁岳(ひのとだけ)で岩手の人が遭難したみたいだよ!もしかして、オガちゃん(私)の山仲間かな?って思ってね…」と知らせてくれたのでした。その後、山仲間からのメールで、遭難したのは「もしかして…」と思っていたのですが、私の山仲間であることが判明したのです。

本日午前9時10分頃、県の防災ヘリコプターによって山頂付近から救出されたとのことで、まずは一安心♪「男性は6日午前の滑落により足に怪我(大腿骨の骨折)を負っているが命に別条はなく、残る2人も無事が確認された!」とのこと。遭難された方は、私と同世代で四季問わずオールランドに精鋭的に登られている山のエキスパート!ほんとご無事で何よりです。

話変わって…先の日記に書いた国のコロナ支援対策「事業復活支援金」についてですが、本日無事 審査が通過したようで、今週中には指定口座に支援給付金が振り込まれるようです。私が提出した申請書類に不備はなく一発通過!本日「マイページ」を確認したところ「申請内容確認中」から「お振込み手続き中」に変わっていました。これにより「審査通過」が確定!申請してから4日ですから(土日を除くと実質2日)かなり早い対応にビックリしています。

正直、一発通過にビックリしています。申請を済ませた後に「あそこは、こうすれば良かった…」と反省する点が、後からいくつか気付きました。てっきり不備を指摘されると思っていたのです。例えば…住所の入力欄で「〇〇町1-2-3」と入力してしまったのです。

申請後、YouTube動画を見ていたところ「免許証と同じく記載すること!」と指摘していました。私の免許証を見ると「一丁目2-3」になっていたのです。つまり、「丁目」を省いてしまっていたのです。

その他、いくつか「あ~!」って思ってしまった所がありましたが、無事審査を通過したことに安堵しています。個人事業主の場合、最大50万円の支給!私の場合は丸々貰えないですが、それでも大分助かります。

本日は、午後の仕事の空き時間を利用して近所の里山、滝沢市の石ヶ森(445.6m)を登って参りました。週末に山へ行けなかったので…。やはり、週に一度は山を登りたくってね。例え近所の里山でも、ひと汗かけば気分転換できます。生憎 岩手山は雲の中でしたが、いい汗かいて気分爽快でした♪忙しい時や悪天の時は、近所の里山を登って少しでも体力トレーニングに励みたいと思っています。


3月3日(木)
事業復活支援金を申請!

2月25日の日記に記載した国のコロナ対策「事業復活支援金」の第三者機関による「事前確認」と申請手続きが終了しました!事前確認に関しては、盛岡市永井にある「行政書士 赤坂事務所」様にお願いしました(無料)。ヒヤリングされる内容を事前にネットで調べ、さらに確認作業がスムーズに運ぶよう資料を完璧に揃え万全の態勢で挑みました。

「さすがパソコンスクールの先生ですね!きちんと準備して下さったお陰で、滞りなく短時間で確認作業がで出来ました!ご協力、ありがとうございました!」とお褒めの言葉を頂戴したほどです。

面接と確認作業等全て含め30分も掛からなかったと思います。無事 事前確認作業をクリア!ホッと一安心、第一関門を突破しました!しかし、喜ぶのはまだ早く、これでやっと正式に国(経済産業省)へ申請手続きが出来るようになった!というだけなんです。

帰宅後、直ぐに事業復活支援金の申請手続きを行いました。あらかじめ「申請に必要な証拠書類」を電子化しておいたのですが(結構膨大な量)それでも30分以上も掛かりました(間違いないかどうか?チェックしながら作業したので)。1時間を超えるとタイムアウトで、再び申請し直さなければならないようです。いきなり申請すると、かなり厳しい感じですので要注意です。パソコンが苦手な方は、要望に沿った内容の書類を揃え、さらにそれらを電子化するのに苦労されると思います。

この数日間、事業復活支援金の準備作業に没頭していました。実際の仕事でも給付金でも「お金を貰う」ということは、嬉しい反面 大変な作業です。YouTubeやネット情報によると、実際に支給されるのは申請者の約半分のようですし…。書類に一つでも不備があると、支給がかなり遅れるようです。

何はともあれ、申請まで漕ぎ着けることが出来て安堵しています。申請してしまえば「何だ、そういうことか!」と分かるのですが、最初は 全体像や申請手順を把握するのに苦労しました。

不正受給を防止するための徹底した仕組み(提出書類と面接)には感心しました。今回、ほんと良い勉強になりました。当スクールの生徒さんでも、個人事業主の方や経営者の方がそれなりにいらっしゃって、事業復活支援金の話はよく出ます。

今回 実際に申請してみて本制度の内容と手順など、私なりに理解出来たつもりです。この経験を活かし、事前確認や申請に関してお困りの生徒さんからご相談を受けた際は、多少なりともお役に立てれば嬉しく思います。提出書類に不備がなく無事 審査が通れば、数週間ほどで指定口座に振り込まれる(入金される)ようです。これまでの苦労が報われるかどうか?ちょっとドキドキします。

PS.事業復活支援金に関するお勧めの動画(YouTube)を以下にご紹介します。とても上手にまとめられていて参考になった動画です。①事前確認って何聞かれるの?(7分) ②事業復活支援金、申請やってみた!(13分)③よくある不備(9分)。皆様の参考になれば、嬉しく思います。

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