高清水山 2

- 遠野市・住田町 -

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高清水山 1

3月16日に積雪(ラッセル)と強風のため敗退した仙人峠~高清水山へリベンジ山行へ行って参りました。約1ヶ月が経ち、あれほどあった雪が消失していることにビックリしました。旧仙人トンネル入口に駐車場があります。

2024年4月14日撮影

高清水山 2

登山口にはトイレと道標がありますが、トイレは使用禁止、道標は古ぼけて読めない状態でした。

2024年4月14日撮影

高清水山 3

仙人峠まではハイキングコースで整備されています。遠野と釜石を結ぶ旧釜石街道にある仙人峠。この峠道、鎌倉時代から大正の初めまで利用されていたようです。 当時、人や馬が行き来し物資を運搬していたようです。

2024年4月14日撮影

高清水山 4

その仙人峠の街道が今も尚「遊歩道」として 残され当時を偲ぶことが出来ます。

2024年4月14日撮影

高清水山 5

仙人峠までは、道標がきちんと整備されていてハイキングコースって感じです。

2024年4月14日撮影

高清水山 6

標高810mの沓掛観音。沓掛という地名は、仙人峠の登り口で通行人が履物を木に掛けたことに由来されているとか。

2024年4月14日撮影

高清水山 7

登ること50分で仙人峠に到着!前回(3月)は重い雪のラッセルに苦労し1時間30分も掛かりました。前回はプラ靴にスノーシュー、今回は雪がないことから長靴で登りました。

2024年4月14日撮影

高清水山 8

ここが仙人峠です。広々していて休憩するにはもってこいです。

2024年4月14日撮影

高清水山 9

仙人峠にて。昔、ここに仙人堂があったのですね。

2024年4月14日撮影

高清水山 10

仙人峠にて道標。今から10年前の2014年11月16日には陸中大橋駅へ降りていますが、今回は高清水山を目指します。

2024年4月14日撮影

高清水山 11

2万5千分の一地形図では、仙人峠から高清水山方面は登山道がないことになっていますが、踏み跡がありました。電波塔の管理道だと思われます。電波塔から先も踏み跡が続いていますが、場所によってはヤブに覆われ不明瞭の所もありましたので注意を要します。

2024年4月14日撮影

高清水山 12

前回(先月3月)は、強風に悩まされましたが、今回は心地良い微風でお天気もバッチリ!見晴らしが良いです。

2024年4月14日撮影

高清水山 13

仙人峠から歩くこと約10分で電波塔に到着!展望地でもあります。

2024年4月14日撮影

高清水山 14

電波塔から見る片羽山雄岳(1,313m)がバッチリ見えました!先月は雪で真っ白でしたが…。

2024年4月14日撮影

高清水山 15

電波塔を過ぎてもヤブは薄く歩行上全く問題ありません。また、かすかな踏み跡がありました。

2024年4月14日撮影

高清水山 16

目印のピンクテープもありました。先月来た時は、なかったような…。ピンクテープ、何気に有難いです。

2024年4月14日撮影

高清水山 17

P924の先の岩峰、本ルートで唯一難所と言われている場所らしいけど、特に問題を感じなかったです。この岩峰からの展望が本ルートで一番良かったです。岩峰を登らずトラバースし回避することも出来るようです。

2024年4月14日撮影

高清水山 18

その岩峰からの展望です。片羽山雄岳(1,313m)ドーン!

2024年4月14日撮影

高清水山 19

P1011ドーン!このず~っと先(奥)に目指す高清水山があります。

2024年4月14日撮影

高清水山 20

何の山かわかりませんが、ドーン!それにしても、今日は暑いのなんのってぇ~!あまりの暑さに途中からアンダーウェア一枚で登っていました。

2024年4月14日撮影

高清水山 21

これも岩峰からの展望です。沿岸の山らしく開放的なところが(内陸の山にはない魅力)新鮮です。

2024年4月14日撮影

高清水山 22

岩峰から先は、岩稜の痩せ尾根が続きます。それぞれの小ピークにはこのような測量跡が…。

2024年4月14日撮影

高清水山 23

その岩稜帯にて。ちょっとアルパインチックで楽しませてくれます。

2024年4月14日撮影

高清水山 24

P1011の手前にて。この付近一帯が一番ヤブっぽかったでしょうか?でも、かすかに踏み跡があるし目印のピンクテープもあるしで、問題なかったです。部分的にヤブが濃い部分はありましたが…。

2024年4月14日撮影

高清水山 25

P1011を下り切ったコルにて。小さな池があり「憩いの場所(ヌタ場)」って雰囲気でした。鹿がたくさん生息しているのでしょうね。

2024年4月14日撮影

高清水山 26

登ること2時間20分で山頂に到着!この山頂プレート、実はかなり高い所にありました。よってズーム撮影したものです。山頂は残念ながら樹林に覆われ展望はありません。

2024年4月14日撮影

高清水山 27

山頂付近には雪が残っていました。

2024年4月14日撮影

高清水山 28

帰路、P1011にて片羽山雄岳(1,313m)を望みます。

2024年4月14日撮影

高清水山 29

高清水山、登山道がないことから一応バリエーションなのかもしれませんが、覚悟していたヤブ漕ぎが大したことなくて拍子抜けしました。ある山行記録によると「背丈を没するヤブで大変だった!」との記述がありましたので…。

2024年4月14日撮影

高清水山 30

鉄塔まで戻ってきました。ここまで来れば仙人峠までもう少しです。

2024年4月14日撮影

高清水山 31

仙人峠からはハイウェイです。本日は誰にも会うことがなく貸し切り状態で静かな登山を満喫出来ました。ちなみに下りは1時間55分でした。

2024年4月14日撮影

高清水山 32

下山後、矢巾温泉に寄ってランチと温泉を満喫しました。今月のメニューです。Aの牛バラ焼肉丼を頼みました。セットで1,100円とはお得です♪

2024年4月14日撮影

高清水山 33

これが現物で~す♪何はともあれリベンジできて良かったです。また、初めて登る山でしたので新鮮でワクワク!とっても楽しかったです。先月この山で失くしたストックの捜索も山行目的の一つでしたが、残念ながら見つけ出すことは出来ませんでした。一体、どこに消えたのだろう?

2024年4月14日撮影

GPSの軌跡

<2024年4月14日(日)>
行動時間 4時間15分(休憩時間含む)
登り2時間20分  下り 1時間55分

仙人トンネル(6時40分)~仙人峠(7時30分)~P1011(8時30分)~高清水山(9時)~P1011(9時25分)~仙人峠(10時20分)~仙人トンネル(10時55分)
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