湯川 2

- 安達太良山 -

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湯川 1

福島遠征2日目は、同じく安達太良山の湯川を遡行しました。言わずと知れた杉田川と共に安達太良山を代表する名渓です。17年前の2007年11月に遡行済み、今回で2回目です。湯川のスタート地点、塩沢スキー場に車をデポし6時55分出発です。

2024年10月14日撮影

湯川 2

昨日の東鴉川の遡行で痛めたのか?右膝と腰が痛い、それに体が重い…。このところ調子よいなぁ~!って、思っていたのですが、最終日の沢納めに痛み出すとはね。でも、歩けないほどの痛みではないので頑張って行くことにしました。

2024年10月14日撮影

湯川 3

この湯川は、沢に並行して登山道がありますのでエスケープが容易です。いざとなったら(痛みがひどくなったら)エスケープして下山しよう!

2024年10月14日撮影

湯川 4

登山道が沢を横切る地点より入渓します。昨日の沢疲れかな?体が重い…。62歳の身に堪えます。短い沢なので何とかなるかな?

2024年10月14日撮影

湯川 5

久し振りに渓流足袋(フェルト)で遡行しました。ネットの遡行記録によると「ヌメリがひどく滑る!」との記載が多く見受けられましたゆえ。渓流足袋は厚さ3㎜のネオプレーンですので水の冷たさを感じず快適!昨日の東鴉川とは大違いです。

2024年10月14日撮影

湯川 6

長年渓流足袋で遡行してきた私にとって、ラバーの沢靴に比べ安心感が絶大です。フェルトとラバー、それぞれ一長一短ありますので、上手く使い分けたいものです。

2024年10月14日撮影

湯川 7

車をデポにより歩くこと45分でやっと滝(5m)が出てきました。右岸(左壁)より直登しました。

2024年10月14日撮影

湯川 8

上記の5m滝以降、小滝が出てきて、さらに渓相も美しく楽しませてくれます。

2024年10月14日撮影

湯川 9

癒されますねぇ~♪膝痛と腰痛も吹き飛んでしまいそうです。

2024年10月14日撮影

湯川 10

三角形滝?は右岸より登りました。17年前に遡行していますが、ほとんど記憶に残っていませんでした。まるで初めて遡行する沢みたいで新鮮です。

2024年10月14日撮影

湯川 11

湯川は、遡行上特に難しいところはなく容易に遡行できる「癒し系」の沢です。

2024年10月14日撮影

湯川 12

渓相が綺麗で遡行していて楽しくなります。まさに「デート沢」ですね。

2024年10月14日撮影

湯川 13

やはり渓流足袋は良いです。多少ヌメっていてもへっちゃらです。

2024年10月14日撮影

湯川 14

歩くこと1時間30分で三階滝の入口に到着しました。最初の滝は右岸(左壁)より直登しました。階段状で容易です。

2024年10月14日撮影

湯川 15

その一段目の滝を登りながら撮影しました。水量、結構多いです。登りながら水しぶきが凄かったです。平水以上かな?と感じました。

2024年10月14日撮影

湯川 16

三階滝の2段目の滝です。右壁よりトラバース気味に登れるようですが、膝と腰が痛いので今回はパス!右岸より高巻きました。

2024年10月14日撮影

湯川 17

高巻きルート(登山道)には、立派な梯子まであります。

2024年10月14日撮影

湯川 18

三階の滝の3段目です。右壁から直登する人もいるようですが、多くは右岸より高巻いているようです。私も右岸より高巻きました。

2024年10月14日撮影

湯川 19

三階滝からゴールの霧降の滝(きりふりのたき)までが、この沢の真骨頂!滝とナメが連続し美しい景観が続きまったく飽きさせません。湯川は「楽しく美しいデート沢」です。

2024年10月14日撮影

湯川 20

三階滝を過ぎると俄然面白くなり、とても美しい渓相が続き感動します。どれも容易に登れます。

2024年10月14日撮影

湯川 21

まさに「デート沢」って感じです。

2024年10月14日撮影

湯川 22

屏風岩を見上げます。側壁も美しいです。

2024年10月14日撮影

湯川 23

相恋の滝(2×8m)にて。右壁を登りました(容易)

2024年10月14日撮影

湯川 24

その相恋の滝の2段目(8m)です。右壁より登りました(容易)。

2024年10月14日撮影

湯川 25

車デポ地より歩くこと2時間15分で八幡滝に到着!右壁(左岸)より直登。鎖が有りますが、なくても快適に登れます。下降時は、鎖を使うと安心できます。

2024年10月14日撮影

湯川 26

八幡滝を登ると美しく長大なナメが延々と続きます。

2024年10月14日撮影

湯川 27

歩けど歩けどナメ、ナメ、ナメ~!ナメナメ天国です♪沢登り初心者をこのような沢に連れて行くと、ハマってくれるかもしれませんね。

2024年10月14日撮影

湯川 28

中の滝(20mナメ斜瀑)もナメ滝で美しいです。傾斜が緩いので好きな所を登っていきます。大体右沿い(左岸)に登りました。

2024年10月14日撮影

湯川 29

その中の滝を登っている最中に撮りました。

2024年10月14日撮影

湯川 30

中の滝を過ぎてもナメ、ナメ、ナメの連続で癒されます。

2024年10月14日撮影

湯川 31

車をデポ地より歩くこと2時間40分、霧降の滝(きりふりのたき)25mに到着!この沢で一番大きく迫力ある滝です。

2024年10月14日撮影

湯川 32

その霧降の滝を右から撮影。

2024年10月14日撮影

湯川 33

今度は、左から撮影。滝の観賞を満喫した後、当初は僧悟台(そうごだい)経由で周回し下山する予定でしたが、ちょっと登ってみると直ぐに踏み跡が不明瞭(ヤブ)になり時間が掛かりそうでしたので、八幡滝まで沢を下降、登山道を利用して下山しました(一般的な下山ルート)。

2024年10月14日撮影

湯川 34

中の滝の下降は、所々ヌメっていて危険を感じたので左岸沿いの踏み跡を利用して下りました。

2024年10月14日撮影

湯川 35

この沢の人気のもう一つの理由は、下山が短く楽!とうこと。八幡滝から1時間もあれば下山出来るのですから。

2024年10月14日撮影

湯川 36

下山路は渓谷沿いの登山道ですので、アップダウンが少なく楽です。フェルトの渓流足袋でも滑ることはありませんでした。

2024年10月14日撮影

湯川 37

登山道沿いにある展望地の「屏風岩」から「相恋の滝」を望みます(ズーム撮影)。

2024年10月14日撮影

湯川 38

ここで一休み♪巨大どら焼きを食べて腹ごしらえをしました。その後、直ぐに車デポ地の塩沢スキー場に到着しました。楽しかったなぁ~!湯川、沢納めにはピッタリの沢でした。合計4時間10分でした(ちなみに17年前に遡行した時は3時間30分)。

2024年10月14日撮影

湯川 39

帰路、高速道路のどこかのサービスエリアで昼食を食べよう!と思い、国見パーキングに立ち寄ったところ食堂は凄い人でごった返していました。連休だもんね。混むわけです。結局、岩手に入って前沢パーキングで昼食を食べました。豚汁定食(700円)がとても美味しかったです。

2024年10月14日撮影

GPSの軌跡 ※クリックで拡大

<2024年10月14日(祝)>
行動時間 4時間10分(休憩時間含む)
登り:2時間40分 / 下り:1時間30分

車デポ地(6時55分)~5m滝(7時40分)~三階滝入口(8時25分)~八幡滝(9時10分)~霧降の滝(9時45分)~八幡滝(10時10分)~車デポ地(11時15分)
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