これだけ毎日雨が降り続くと…「今週末の沢は諦めるかぁ~!せめて体力トレーニングで岩手山か近所の東根山でも登ろうかな?」と思っていました。よって、朝はゆっくり起きて朝食を食べ「さてと、そろそろ山支度でもしようか!」と思っていたら電話が…。
どうやら性質(タチ)の悪いウイルスに感染したようで「パソコンを修理してもらえないだろうか?」とのご相談&ご依頼でした。北上にお住まいの方で、本日は所用があってこれから盛岡へ向かうとのこと。パソコン修理となれば「待ったなし!」の緊急事態です。山へ行っている場合じゃありません。一刻も早く直してあげないと…。そんなわけで、本日は日曜日で定休日なのですが、仕事をすることにしました。
ネットで調べたところ、直ぐにウイルスの特定が出来、ウイルスのプログラム本体を削除したり改変されたレジストリ値を修正したり無事修理が出来ました♪一件落着!引き渡し時に「どうして当スクールを知ったのですか?ホームページですか?」と伺ったところ「はい、それもありますが、5~6年前にみたけの運動公園のクライミング練習場で何度かお会いし、パソコンで困ったことが起きたら酔いどれさんに頼もう!と思っていました。」とのこと。
ありがたいことです。クライミングの縁に感謝♪修理の作業内容や注意点を説明しながらクライミングの話題でも盛り上がりました。しかも、私のホームページも時々見て下さっているようです。これまた、ありがたいことです。世間はほんと狭いものですね。
一件落着後、「スクール(教室)用にWindows 8パソコンを買わないとなぁ~!」と、懸案事項を思い出しました。これは以前より考えていたことで「いつ買うか?」なんです。「今でしょ!」か「半年待つか…」悩ましい所です。「Windows
8で習いたい!ワードやエクセル2013(最新バージョン)で教えて貰いたい!(最近はアクセス2013の要望あり)」とのご希望も稀ではありますが、出てきたことを考えると「今でしょ!」かな?
去年の10月、従来機(教室に置いている4台のパソコン内一台のノート型パソコン)をwindows 8にアップグレードしOffice2013もインストールしていますので、そのパソコンでも教えることが可能なのですが、ノート型パソコンですと画面が小さく「ご年配の方には見づらいかな?」との思いもありました。生徒さんには「大画面でしっかりと学んでいただきたい!(老眼の方には120%~150%に画面を拡大表示)」そんな思いもあります。てなわけで、思い切って購入することにした次第です。
今月は修理関係の仕事や突発的な仕事が多数舞い込み、いつもの月より大幅に売り上げを増やすことが出来ました。どんなに忙しい状況でも「来るもの拒まず!」でガンガン仕事を入れたことも理由に挙げられます。「来月の沢の遠征資金を何としても稼がねば…」との思いもありました。で、その今月稼いだ分を「沢の遠征資金に充てるか、Win8のパソコン購入に充てるか?」悩みました。結果、自営業の身としては「趣味よりも、お金のある内に(山代とお酒代に消えない内に)設備投資を…」って、ことになっちゃいます。てなわけで、パソコンを購入した分、沢登りの遠征費を極力抑え来月の夏休みの沢は近場(北東北エリア内)で山行計画を練る予定です。
本日購入したパソコンの内容は、以下の通りです。①パソコン本体(ワードやエクセル等のオフィスなし、無線マウス付き)Lenovo H520s 47466BJ、スペックは:CPU Core i5、メモリ8GB、HDD容量500GB 価格 \42,800 ②液晶ディスプレイ:IIYAMA IPSパネル 23型ワイド液晶ディスプレイ PLX2377HDS-B1 価格\16,880 ③キーボード:BUFFALO フルキーボード USB接続 価格\1,150 ①~③の総合計 \60,830(送料及び代引き手数料含まず)
ちなみに、①のパソコン本体と②の液晶パネルのどちらも、本日現在 価格.comで人気No.1商品です。もちろん、価格.comで購入しました。③のキーボードはアマゾンで買いました。Lenovo(レノボ)と言ってもピンとこない方もいると思います。本年度、そのレノボ(中国)が世界PC市場のシェアトップを獲得したようです。2年半前に購入し現在教室で使用しているWindows
7もレノボ製です。余計なソフトが一切入っていませんので(購入時は、ワードやエクセルも入っていない)、とってもサクサク動作し快適に使用しています。オフィス含め、多数のソフトを持っている方には良い(安い)買い物だと思います。
生徒さんたちに、少しでも快適なパソコン環境で学んでいただきたい!と願っています。予算の関係上、これで来月の北アルプス遠征の沢計画は断念せざるを得ませんが、その分生徒さんたちにパソコンを通じて感動を与えられたら…と思っています。IPSの液晶パネル(高画質と広視野角を特徴とする液晶パネル方式)も楽しみです。今週は、本日購入したパソコンのセットアップ等で忙しくなりそうです。日曜日に山へ行かないのはホント久し振りでしたが、とても充実した一日を過ごすことが出来ました♪(^o^)
ここ岩手は雨の毎日です(^^ゞ。週間天気予報によれば、来週もず~っと雨マークが…。例年なら今頃梅雨明けし沢シーズン本番に突入するのですが、今年は勝手が違うようです。これも温暖化による異常気象でしょうか?
先週は、久し振りに沢用ロープを新調し気合を入れているのになぁ~!増水の沢登り、3週連続行きました。近所の北上川は、完全にコーヒー牛乳化しています。4週目の今週は、さすがに無理かなぁ~?
さて本題です。米Googleは米国時間24日、7インチタブレット「Nexus 7」の新型、HDMI機器「Chromecast」、そしてAndroidの最新バージョンとなる4.3(開発コードは「Jelly Bean」のまま)を発表しました。日本では、来月にでもこの新型ネクサス7が発売されるようです(アメリカでは今月末に発売)。
その発表によると、新型Nexus 7は様々な点でスペックの向上が図られ、ボディも小型軽量化されているようです。従来機(つまり私5月に購入したネクサス7)との比較…。①頭脳とも言えるプロセッサ性能は1.8倍、GPU性能は4倍に向上。②メモリは1Gから2Gへと2倍に増加。③ディスプレイは、前モデルより30%広色域。④画面解像度は、1280
x 800(216PPI)から1920 x 1200(323PPI)に向上。
⑤従来機には背面カメラが搭載されずひんしゅくを買っていましたが、新型機には500万画素の背面カメラが搭載されました。⑥バッテリー容量は3950mAhで、連続で最大9時間程度駆動(従来機より約1時間多い)。さらにワイヤレス充電に対応。⑦サウンド面ではステレオスピーカーを搭載(従来機はモノラル)⑧重量は従来機より50g軽くなり、厚さは1.8mm薄くなった。寸法はちょっと縦長に。
価格は32GBモデルが269.99ドルなので日本円で約2万7000円、16GBモデルが229.99ドル、こちらは約2万3000円らしいです。発売日は米国で7月30日、その他の国(日本も含む)では今後数週間程度で順次リリースされる予定。16GBモデルで従来機より3千円ほど高くなりますが、それでも十分素晴らしいスペック(仕様)です。このスペックを見ていると欲しくなっちゃいますよ~!従来機に比べ、かなり向上しています。
価格設定も心憎いです。「2万ちょっとなら買ってもいいかな?」と思わせるこの価格帯…。きっと爆発的に売れるでしょう。Appleは新型となる第5世代iPadを9月にリリースし、新型iPad
miniに関しては12月を予定しているようです。どちらも欲し~い♪しかし、ゴールデンウィークにネクサス7を購入したばかりで、まだ3ヶ月半しか経っておりません。新型が欲しいのは山々ですが、今しばらく様子を見ようと思っています。
本日は、和賀山塊の白岩岳に突き上げる入角沢を単独遡行して参りました。和賀山塊の沢はほぼ一通り遡行していますが(「日本登山体系」に記載されている沢は全て遡行済み)、今年の5月10日に残雪期の白岩岳を登った際に、この入角沢に興味を持ちました。
ダイレクトに白岩岳に突き上げ、しかも、和賀の沢にあって日帰り遡行が可能で下山が楽なのです。そんな沢なのに、ネットで遡行記録を調べても出てきません(右俣遡行の記録は1件のみヒットしましたが、本流遡行は皆無)。さらに「日本登山体系」にも紹介されていない沢なのです。
2万5千図を見る限り、特に中流部以降は等高線が密に入りこんでいてゴルジュや滝があることが想像できます。「どうして、遡行されないのだろう?その理由を自分の目で確かめたい!もしかして、当たりの沢かもしれないし…」というのが、今回遡行しようと思った理由です。
遡行記録がない!ということは、不安もあります。「遡行対象にならないほど、チンケで面白くない沢かもしれない…」という可能性も十分に秘めているからです。よって、今回は仲間を誘わず単独で行くことに決めました。でもね、「行ってみなければわからない的な沢」って、事前情報が全くない状態で自分の実力が試されますし(現場の対応力)、個人的には冒険チックで興味をそそられワクワクするのです。怖いもの見たさで「未知なる世界を垣間見たい!」そんな気持ちになるようです。
先週の東北地方は、ず~っと雨の毎日でした。18日(金)~19日(土)は雨が降っていないので、「この2日間で平水状態に戻るはず!」と確信していました。ところが、実際に行ってみると…通い慣れたる和賀山塊、「わぁ~増水している~!」と一目でわかりました。これまでの雨量が多過ぎて、水の引きが追いつかない!って、感じでしょうか。橋の上からその増水具合を見た時、「こりゃ、無理かな?」と一瞬思いましたが、「せめて中流部の二俣までは行ってみよう!そこまで行って、突っ込むか否か判断しよう!」と思いました。
下流部はゴーロ歩きが続きますが(といっても激流のジェット水流でした)、標高580mの右岸枝沢を過ぎると長大なナメが続き癒されます。しかし、水勢が強いのなんのってぇ~!足が弾き飛ばされそうでした。その先は、連瀑帯で水圧が凄過ぎて直登出来ません(平水なら直登出来ると思います)。高巻きも厳しく弱点を見つけながら連瀑帯を超えて行きました。「このような連瀑帯がこの先も続くようであれば、今回は無理かな?下降することも(敗退すること)考えなければ…」と思いました。
その連瀑帯を超え720mの二俣に到着!本流には2段30Mの大滝が~!迫力満点!高巻きは厳しそう!登るしかないかな…。その滝をじっくり観察し「これは登れるぞっ!」と判断しました。特に下部はホールドが細かく得意のスメアリングでシャワーを浴びながら登っていきます。上部はホールドが出てきてホッと一安心♪無事滝上に辿り着きました。いや~高度感たっぷりです!
その先にも核心部の滝が…。高巻きは厳しそうで直登するしかありません。8mほどの小滝ですが、下部は全くホールドがなくテロテロ状態…。ボルダームーブ(マントリング)で一気に超えました。その先には、難所はありませんでした。ほとんどヤブを漕ぐこともなく白岩岳の山頂に詰め上げることが出来ました。遡行しての感想ですが…それなりに楽しめる沢だと思いましたし、もっと遡行されて良い沢だと思います。「日本登山体系」に紹介されている袖川沢大杉沢よりも余程楽しい沢だと思うのですが…。てなわけで、本日は夏本番の沢(北アルプス)に向けて良いトレーニングになりました♪
来週末は、土日で泊まりの沢へ行って参りま~す♪今シーズン初、たき火を囲んで一杯やりたいものです!楽しみ、楽しみ~♪PS上の写真は、大増水の大滝(2段30M)を直登(フリーソロ)しながら撮影したもの(見た目より容易)。.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいねぇ~♪(^o^)
● 『酔いどれ画像掲示板』 和賀山塊・入角沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
前回の日記の続きです。「どうしよう…何かいい手はないものか?」2万5千図とにらめっこする私…。「う~ん、あっ!閃いた!鉛温泉スキー場から登山道を登ってリフトの最終地点447m付近より枝沢を下降すると、下シ沢川のちょうど中間地点に降りられるぞっ!
中流部からの遡行であれば水量も減って、どうにか遡行出来るだろう!スキー場の登りが蒸し暑くて汗ビッショリ!早く水に入りたいよ~!難所もなく(懸垂下降することなく)短時間で下シ沢川・北ノ又沢の二俣(360m)に降り立つことが出来ました。
中流部とはいえ想像以上に増水していました。しかし、遡行出来ないレベルではありませんでしたので、そのまま突っ込むことにしました。入渓して○十分後、赤いナメが出てきたと思ったら、そのまま延々と続き、まさに天国的な気分♪森の美しさとも相まって、とっても素晴らしい景観に感動しました。この長々と続く赤ナメを体験するだけでも遡行価値がある沢だと思いました。
滝は全部で4~5個ほど出てきたでしょうか。全て直登しましたが、物凄い水量にビックリですよ~!かなり上部でも一向に水圧が衰えず、増水のほどを伺い知ることが出来ました。最後のツメは、多少のヤブ漕ぎを強いられました。ヤブに突入するや否や、雷鳴とどろき土砂降りですよ~!直ぐにカッパを着込んだものの、そりゃもう豪雨の中のヤブ漕ぎはまさに修行モードです。無事登山道に出た時は、ちょっとホッとしました♪その後、雨の中、鉛温泉スキー場へ下山。
グレート的には易しい沢です。しかし、大増水の中の遡行では、臨機応変の対応を強いられ冒険チックで楽しかったです♪この「ワクワク感」が溜まらないのですよ~!これが「沢登りの醍醐味」かもしれませんね。下山後は、超大人気の大沢温泉にて汗を流しました(600円)。半露天風呂の「豊沢の湯」にて大増水した豊沢川を見ながら浸かっていました。沢屋のサガなのでしょうか…。露天風呂に浸かりながら、大増水した濁流状態の豊沢川を見て「徒渉ポイント」を一生懸命探していました。「あそこなら、突破できそうだ!」って。
今週末は、どこの沢へ行こうかな?これから遡行計画を考えなくちゃねぇ~!来月の北アルプスの沢を目指して少しでもトレーニングしたいものです。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回の沢の写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいませ~!(^o^)
● 『酔いどれ画像掲示板』 毒ヶ森山塊・下シ沢川北ノ又沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
この沢も今月号の「岳人」に高桑さんが紹介していた沢です。「このところの大雨で大増水しているだろうなぁ~!規模の小さそうな沢なので増水して丁度良いかも。良いトレーニングになるかも!」と、気楽な気持ちで行って参りましたが、甘くはありませんでした…(^^ゞ。
今朝は6時前に出発しようと目覚ましを掛けていたのですが、起きてみると結構激しく雨が降っているじゃありませんかぁ~!早速天気予報をチェックしてみると、「大雨注意報」が発令されていました。自宅の出発時に雨が降っていると(しかも土砂降り)意気消沈してしまいます(^^ゞ。「今日はダメだな!諦めよう!」と再び布団に入り寝てしまいました。
次に目を覚ましたのが8時…。「あれ?陽射しが眩し~い!これは夢か?」窓を開けると、なんと雲の切れ間から青空が出ているじゃありませんかぁ~!「しまったぁ~!これなら行けるぞっ!」NHKの朝ドラ「あまちゃん」を見ながら朝食を済ませ、自宅を出たのが8時半を過ぎていました。花巻から毒ヶ森山塊の山へ向かう途中、土砂降りに遭遇しました。「やっぱり山の天気は違うなぁ~!」。でも、ここまで来たら、遡行の可否を出合まで行って自分の目で確認したい!
入渓地点に到着したのが9時半…。その頃は雨も止んで雲の切れ間から青空が見えていました。橋の上からこれから遡行する下シ沢川本流を覗くと、思いっ切り増水してるじゃありませんかぁ~!でも、ナメが綺麗でいい感じ♪その美しさに魅かれ「行けるところまで遡行してみようかな?」との気持ちになりました。ただ心配なことは、大雨注意報が出ていますので、いつ土砂降りになってもおかしくありません。下流部はエスケープできないので大増水したら閉じ込められてしまいます。
橋から降りて本流を遡行するも、水量が多過ぎて徒渉ポイントを見極めながら進まなければならず、時間ばかりが経過します。「こりゃ、無理だ!」と見切りをつけて下流部からの遡行は断念しました。「どうしよう?何かいい手はないものか?」2万5千図とにらめっこする私…。果たしてその後、私はどのような行動(ルート)を取ったのでしょうか?次回の日記に続きます。PS.上の写真は、下シ沢川本流の下流部にて。
当初はこの三連休、仲間3名で虎毛山塊の春川ダイレクトクーロワールを遡行する予定でした。「泊りの沢の足馴らしに手頃でちょうど良いかなぁ~!」と山行計画を練りました。15年前に単独遡行していますので、技術的に問題になるところはなかったように思います。この川は梅雨が明けるとアブが大量発生しますので、その前に遡行したかった…との思いもありました。
しかし、連日の雨、雨、そして雨…この雨、一体どこまで降るのかな?梅雨時期なのでしょうがないのですけど…(^^ゞ。関東地方は連日35度を超す猛暑なのにね。近所の北上川は濁流状態で凄いことになっています。夏の沢へ向けて(トレーニングで)「重い荷物を背負って、せめて沢で一泊したい!」と思い、今度は大深沢に転身しようと考えました(上流部の周遊コース)。しかし、いつまでも降り続く雨に、この計画も断念せざるを得ませんでした。くぅ~!お天気には逆らわないのが鉄則です。じっとチャンスを待つしかありません。
山へ行けない雨の日は、例え定休日でも仕事をするに限ります。よって、13日(土)~14日(日)は、せっせと仕事にまい進しておりました。明日15日が三連休最後です。せめて、明日は沢へ行って参ります。欲求不満が爆発しそうですので…(^^ゞ。それよりも、夏の沢に向けて今自分が出来うるトレーニングに励みたいのです。明日も先週同様、荷物を重量化して単独で遡行して参ります。幸い今日はあまり雨が降っていませんので、先週みたいな超大増水&激流になっていないことを期待して…。きっと皆さんが知らないであろう超マニアックな沢へ行って参ります。未知の世界、どんな沢か?今からワクワクです♪
暇を見つけては、今シーズンの「沢計画」を練っています。行きたい所(遡行したい沢)、一杯あり過ぎましてぇ~♪仲間と一緒に行く沢も好きですし、単独で行く沢も大好きです。また、岩手の山仲間達に「沢の魅力と楽しさ」を、もっと伝えたい!との思いも強いです。自分が出来ることは微力かもしれません。しかし、誰かが(例えば私が)音頭(リーダー)を取りさえすれば、意外と皆さん乗ってくれるように思います。
先の「岩手沢屋交流会」では予想外に多数の参加者があり、ビックリしました。その音頭取りが、私の得意分野であり役目かもしれません。東京でやって来たことを、ここ岩手でも実践しているだけなのですが…。沢登りって、ほんと楽しんですよねぇ~♪その魅惑の世界を一人でも多くの人に知って頂けたら…。
私事で恐縮なのですが、沢登りを初めて○十年、リーダーを務めさせていただいた沢は400本を超えます。「過去一度も事故を起こしていない!」というのが自分の自信にも繋がっていますし、仲間にも安心感を与えているように思います。東京時代も、ここ岩手時代も「酔いどれさんがリーダーなら、きっと大丈夫だろう!と思ってもらっているように思います。その期待に応える為には、今自分が出来ることに専念し、一生懸命トレーニングするしかありません。(私は臆病者ゆえ、かなり慎重で決して無理はしません)
今週末は、土曜日(20日)に多数仕事が入ってしまい泊りの沢へ行けなくなりましたが(日帰りの沢へは行きます)、その翌週からは「夏本番の沢」に向けて泊りの沢に出来る限り行こうと思っています。やはり、重い荷物を背負って滝を登ったり泳いだりするのが、一番のトレーニングになりますので。それと、たき火を囲んでイワナをつまみに一杯やりたいですものね♪(^o^)
話変わって…つい先ほど生徒さんからメールがありました!「先生の日記を見て感化されネクサス7を買っちゃいましたぁ~!買ったものの、使い方わからず…。教えて貰えないでしょうか?」との授業のご予約でした。「タブレット講座」、第一号の生徒さんですよ~♪(^o^)
ここ岩手は毎日のように雨が降り続いています。近所の北上川は、コーヒー牛乳色化し大増水!天気予報によると、今週末14日(日)まで毎日雨マークが…(^^ゞ。むむぅ~!せっかくの貴重な3連休が…。この調子じゃ2泊3日で予定していた沢は無理そう!よって、13日(土)は仕事をすることにしました。
沢へ行けないなら、仕事してちょっとでも夏の遠征資金を稼ぎたいのです。14日(日)~15日(祝)に望みをかけています。沢に泊まって焚火を囲んで一杯やりたいものです♪前置きはこの辺にして、前回の日記の続きです。廃道化した林道をヤブ漕ぎしなら進み、標高400m付近より沢へ入渓したものの、流れが強くって~!遡行ポイントを見極めながら遡上します。
何気ない数メートルの小滝ですら、怖いくらいのジェット水流で水線ギリギリの際をシャワー浴びながら登る始末…。あまりの水勢に足が弾き飛ばされそうでした。「こりゃ、高巻きが絶望的な滝が出てきたら、敗退するしかないな…」と覚悟を決めていました。おそらくこの沢の遡行グレードは、平水時なら1~2級程度なのでしょうが、今日は増水の影響で難しくショッパイです。
でも、この位の増水は過去何度も経験していますので、心は至って平常心♪しかし、登れど登れどなかなか水量が減ってくれず、これにはホトホト参りました。標高580mの三俣を過ぎ、やっとガクンと水量が減って一安心♪しかし、そこから先が思いの外、たくさん小滝が出てきて楽しませてもらいました。この沢、平水時に初心者を連れて行くには良い沢かもしれません。
最後のツメは、ヤブ漕ぎなしで登山道に出ました!車デポ地の標高244m地点より歩き始めること約3時間。そうそう、当初は、穴ノ沢を下降する予定でしたが、この増水具合では無理と判断し、安全を期し登山道を下山することにしたのです。「下山ルートをどうするか?」歩きながら考えていました。標高790mの登山道分岐より右方向へ下り穴ノ沢沿いの林道へと下るのが一番の近道なのですが、その分岐がわかりませんでした。GPSで確認しながら歩いていたのですが、見つけられず…。おそらく完全に廃道状態になったのかも知れません。
よって、かなり遠回りになりますが鉛温泉スキー場に下山しました。このルート、駒頭山から何と7Kもあるロングルートで、近年歩行者も少ないせいか、半やブ状態のところが多々ありました。何よりも熊の糞が至る所に散乱していて笛をピーピー吹きながら歩きました。
鉛温泉スキー場に下山したものの、車の回収で延々と車道&林道を歩かなければなりません。バス時刻を見たら、次のバスまで1時間半以上の時間があります。「歩いた方が早いかも!と思い、歩くことにしました。この車道歩きが結構辛かった…(^^ゞ。神ノ山温泉を経て、さらに大沢温泉も経て…。いつも車で通っていた所ですが、歩くと結構長いんですね~!
渡り温泉に到着後、今度は林道歩きです。本日の行動時間は合計7時間20分、歩行距離は約23K!良いトレーニングになりました。今回は体力トレーニングと称し、荷物を重量化しての山行でした。下山後は、渡り温泉にて汗を流しました(600円)。初めて渡り温泉に入ったのですが、静かでゆっくり入れてよかったです♪近くに超人気の大沢温泉がありますので、混んでいる日は穴場かもしれませんね。何はともあれ、充実した一日を過ごせて満足・満足~♪(^o^)
PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪(^o^)
● 『酔いどれ画像掲示板』 毒ヶ森山塊・大沢川本流 ← 今すぐ見たい方はクリック!
先週のこと、都南図書館で山岳雑誌『岳人』の今月号を見ていました。花巻は毒ヶ森山塊の駒頭山に突き上げる大沢川と穴ノ沢が紹介されていて、ちょっとビックリしました。執筆者は、なんとあの高桑信一さん(沢登りの神様)ですよ~!
駒頭山の沢は何本か遡行していますが大沢川はまさに盲点でした。高桑さんによると童人トマの風の手嶋さんに教えてもらった沢だとか…。地元の我々ですら未遡行の沢だけにビックリです。それにしても、そのような超マイナーな沢を遡行しに遠路関東から来られるのですから驚きです。
その岳人の高桑さんの遡行記録をジックリと読み…どうやら私の技量と照らし合わせると増水時でもどうにか遡行出来そうな沢かな?との印象を受けました(長年の勘)。沢そのものの規模が小さいので増水しても何とかなりそう。ルートは、渡り温泉~大沢川本流遡行~穴ノ沢下降で山行計画練りました(時間的に厳しい場合は、穴ノ沢の下降を断念し登山道を下山)。
先の日記にも書きましたが、今回はメンバー数名と行く予定でしたが、あえて中止にして単独で行くことにしました。理由は、この数日間、かなり激しく降りましたので遡行出来るかどうか?現地へ行ってみないと判断がつかなかったからです。「やっぱり無理でした!」じゃ、仲間達にあまりにも申し訳なくって…。貴重な休日を皆さんに大切に使ってもらいたい!との思いもありました。本日は単独遡行でしたので、全て自分の責任!出来る範囲で楽しめばよいのですから気が楽です。
大沢川は、花巻温泉峡の渡り温泉が起点になります。そこから大沢川沿いの林道に入り約2.5Kで入渓予定地点の大沢川本流と下降予定の穴ノ沢の二俣に着きます(標高244m地点に車をデポ)。当初はここから沢へ入る予定でしたが、あまりの大増水に無理!沢は濁流&ジェット水流で、とても入れたものではありません。「入れるところまで林道を利用するしかあるまい…」と判断し川沿いに歩を進めますが、なかなか水量が減りません。320m二俣は左の林道が立派なのですが、私が進むべき方向は右の林道。その右の林道は完全に廃道化しており半やブ状態でした。
標高400m付近で林道が途切れ、意を決し沢に入りました。ここからが水との戦いです!水量が多くて思いの他、時間が掛かりますが、慎重に遡行しました。これを書きながら睡魔が…。かなり眠いです(^^ゞ。続きは後日の日記ということでご勘弁を~!帰宅後、GPSを見たら本日の行動距離はなんと23Kでした。疲れるわけです。今週末、3連休の沢の良いトレニーングになりました♪上の写真は、本日撮影したもの。結構上部で撮影したナメ滝なのですが、水勢おさまらず…(^^ゞ。
「梅雨入りしたのに雨が降らないなぁ~!」と思っていたら、この数日間、物凄い土砂降りの岩手です。こりゃ、沢屋にとって試練ですよ…。今週末(明日ですが)、どこの沢へ行こうかな?「増水しても遡行出来る沢へ行こう!」と思い計画を練りメンバーを集めたのはいいけど、この大増水では厳しいかも、です。
明日、お天気が回復するようですが、これだけ降れば沢の水が引くのに時間が掛かると思い、参加表明して下さった方には大変申し訳ないのですが、明日の山行(遡行)は中止とさせていただきました。現地まで行って、「やっぱり無理でした…」ではあまりにも申し訳ないので…。でも、単独で行ってくる予定です。誰にも迷惑掛かりませんから。遡行出来るかどうか現地に行ってみないと分かりませんが、出来る範囲で楽しんで来ようと思っています。
来週の3連休は、山中2泊3日で秋田の沢へ行く予定ですので、本番前に体力トレーニングしたくって~!このところ重い荷物を背負って歩いていませんので(いつも日帰り装備)、明日は荷物を重くして遡行しようと思っています。仲間3名と3連休に行く沢は、グレード3級(中級レベル)ですので技術的には全く心配していませんが(15年前に単独遡行していますし)、正直体力面に不安を感じています。
遡行2日目の行動時間は10時間ですし…。歩けるのか、自分…(^^ゞ。歩くしかないんですけど…ね。それ以前に、天気予報によると来週の秋田は雨マークのオンパレード!果たして大丈夫なのか?計画を決行するか否か決めるのも、リーダーの大事な務めです。慎重に判断しないと…。
悪天時のサブプランの遡行計画を練ったり、夏のメインの沢のメンバー同士の打ち合わせ(調整)や資料作成、今シーズンの沢計画など、このところ毎日が忙しいです。けど、毎日が充実していて楽しいです。東京時代からそうでしたが、雨が降っても沢を楽しめるのですよ~♪雨が降っても(増水しても)遡行出来る沢へ行くか、雨が降っていない場所(他県)まで行って遡行するか…。「悪条件でも遡行出来る力を養うトレーニングの場」と考えると、増水時の遡行も楽しめるように思います。(危険ですので、自信のない方にはお勧めできませんが…)
昨日、ブナの沢旅さんより嬉しいメールを頂戴しました♪私のホームページを参考にして(沢の記録)、「素晴らしい沢登りが出来ました♪」との感謝のメールを頂戴したのです。その沢は、私が去年遡行した宮城県は鳴瀬川・内唐府沢なのですが、沢屋の中では超マイナーな沢、「よくぞ見つけてくれました!」って感じです。『入渓点までの林道がとてもわかりずらく、酔いどれさんの記録に大いに助けられました。なかったらたどり着けなかったと思います。』とか、『苦労した分思い出に残る沢になり、それも酔いどれさんの記録のおかげだと感謝しています。ありがとうございました。』とか感謝の嬉しい言葉の数々♪こちらこそ、参考にして下さってありがとうございます!って感じです。
本当に嬉しい限りです。「多少なりとも皆様の(主に沢屋さんの)お役になっているのかな?」と思うと、せっせとHPを更新し続けて良かったなぁ~!と思いました。明日の沢、どんだけ(どれだけ)増水しているのだろうか?と思うとワクワクします♪良いトレーングが出来そうです。でも、決して無理はしません。ダメそうなら一般登山に切り替えて温泉に入って帰ってきますので、ご安心を~!
PS.上の写真は、先週の『岩手沢屋交流会』にて。左は沢登り2回目の初心者20代の女性、右はベテランの60代後半の男性、その年齢差なんと40歳!沢登りに年齢は関係ありませ~ん!はち切れそうな笑顔、とても素晴らしい2ショットの写真ですよね~♪(^o^)
6月29日(土)~30日(日)は、岩手の沢好きな人が山岳会の垣根を越えて一同に集まる岩手沢屋交流会!とっても楽しい二日間を過ごさせて頂きました。時折小雨が降る中、盛岡を出発!29日(土)の鎌倉山でのクライミングは、雨により岩が濡れていてコンディションは悪かったです。てっきりアルパインルートばかりだと思っていましたが、フリー化されているルートもあり「いい場所を教えてもらったなぁ~♪」って、今後の楽しみが増えました。
雨が降っていたこともあり、早目に切り上げ二口(秋保温泉の最奥地)へ移動、バンガローにて15時半より懇親会の開始です。総勢20名の大宴会となりました♪出るわ出るわ、大吟醸などの高級酒をはじめ美味しい料理の数々♪山話で大いに盛り上がりました。皆さん、所属山岳会は異なれど、山という共通話題がありますので初対面でも話が弾みます。
参加者の年齢も20代から70代までと幅広く、世代を超えた会話もまた楽しかったです。そりゃもう、ず~っと笑いっぱなしで楽しいお酒を堪能させて頂き、皆様に感謝です。本当にありがとうございました。私は22時頃寝たのですが、それでも15時半から飲み始めたので6時間半も飲んでいたことになります。夜中1時過ぎにトイレに起きた時、まだ盛り上がっている笑い声が聞こえていました。恐るべし…(^^ゞ。以前は朝まで飲んでいた私ですが、歳のせいか?めっきり弱くなりました。
翌30日(日)5時起床、朝食を済ませ6時50分、大行沢(おおなめさわ)の遡行開始です!当日参加の方が2名、総勢22名の大パーティーとなりました。人数が多いこととお天気が今一つ(小雨と曇り状態が続く)でしたので、安全と時間短縮を考慮し下流部のゴルジュ帯を巻きF2の上から遡行することにしました。20名を超える大人数で遡行するのは初めてです。ワイワイ・ガヤガヤ楽しく遡行しました。上部の「天国的に美しいナメ」地帯では大勢の方が感動されていました。数多く遡行している私でも、このナメの美しさは何度見ても癒され感動します。
これを機会に岩手の沢屋さんの交流と結束が強まってくれれば…と願っています。他山岳会との交流は、いろいろと勉強させて頂くことも多く良い刺激になります。参加して下さった皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。山で、そして沢でまたお会いできること、楽しみにしています♪この「岩手沢屋交流会」毎年恒例になりました。来年も行いたいと思っていますので、宜しくお願い致します。
ここ北国岩手にも沢シーズンがやって参りました!とはいうものの、今年は例年になく残雪が多そうです。来月8月の「夏のメインの沢」の計画も立てなくてはなりません。仕事と沢、これから忙しくなりそうです。まずは今週末、どこの沢へ行こうかな?と思案中です。13~15日の三連休の沢計画も立てないとね。PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね♪(^o^)