秋田駒ヶ岳(男岳) 10

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秋田駒ケ岳(男岳) 1

田沢湖スキー場から秋田駒ケ岳・男岳を直登ルートから登って参りました。このルート、2009年1月8日同年4月8日に登っていますので、今回で15年振り3度目となります。出発早々事件勃発!ストックがな~い!先週登った高清水山に忘れてきたかも?

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 2

リフトを利用するか否か?大分悩みましたが先週の積雪を鑑みラッセルを強いられる可能性が高いことから体力温存の為にリフトを利用することに。15年前はリフトを使わずに登り第3リフトの終点まで1時間10分(標高差約600m)。ぎんれいクワッドリフトは8時30分、第3リフトは9時始発、三回券の購入で1,500円でした。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 3

ぎんれいクワッドリフトを降りて標高差50mほど下り第3リフトに至ります。9時の運行時間まで5分ほど待ちました。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 4

リフトは楽ちんだなぁ~♪さらに事件は続きます。カメラキャプチャーも忘れてきたことに現地到着時に初めて気付きました。今回、アイゼン(12本歯)やピッケル等、装備が増えたため従来使用のザック入り切れなかったため、急遽去年9月に新調したザックに替えたことで、カメラキャプチャーの装着をすっかり忘れてしまったようです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 5

第3リフトの終点です。ここで標高1,170mあります。ここでスノーシューを履いて9時10分スタートです。果たしてトレース(踏み跡)があるだろうか?それともラッセルを強いられるか?

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 6

おそらく昨日のトレースでしょうか?薄っすらとですが残っていてラッキーです。ところがこのトレース、10分ちょい登ったところで消失してしまいました。昨日は、悪天でしたので途中で下山したのでしょう。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 7

田沢湖が美しいこと~♪この直登ルートの最大の魅力は、田沢湖を眼下に望みながら登れることです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 8

田沢湖スキー場と荷葉岳(1253.8m)を望みます。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 9

再び田沢湖です。何度見ても美し~い!

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 10

五百羅漢の尾根を望みます。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 11

なんと神々しいことか…。これだから雪山は止められない!

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 12

男岳の山頂を望みます。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 13

急登が続く上に結構潜りズボズボ状態!ラッセルがシンドイです。他に登山者がおらず、どうやら私が一番乗りのようです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 14

急登が続きます。写真で見るより実際はもっと傾斜あります。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 15

八幡平方面の山々を望みます。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 16

森吉山(1,454.2m)をズームアップ!

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 17

何度見ても感動する田沢湖。その右奥に田沢湖の最高峰、院内岳(750.6m)を望みます。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 18

去年9月に新調したザック、本日がデビュー日!マジックマウンテンの「K2ソロアルファ PCT006A(26L)山野井泰史氏のK2単独登頂に使われたアタックザックで、通称「山野井モデル」ヨドバシドットコムより9,900円で購入。このザック、凄く良いです!以前使用していたザックは沢用なのでピッケルを装着出来ないのですよ…。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 19

傾斜が一旦緩む標高1,400mでスノーシューを脱いでアイゼン(12本歯)とピッケルを使って登ることにしました。このアイゼン、30年以上使っています。鉄製でめちゃくちゃ重いです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 20

その標高1,400mで休憩している時、後続の方に追いつかれ「ラッセルありがとうございます!助かりました!」と感謝されました。この先、その方がラッセルを交代してくれました。感謝!

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 21

先ほどまであれほどお天気が良かったのに急にガスってきました。踏み跡だけが頼りです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 22

ガスで見えなくなったりガスが晴れたりの繰り返しでした。アイゼンでツボ足ラッセル!先行者のトレースが有難い。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 23

わ~ガスで何も見えないよ…。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 24

と思ったら…急にガスが取れました。この繰り返しでした。標高1500mにて、山頂まで標高差100mちょっとです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 25

地形図で標高1,520mのガレ記号のある所が核心部でしょうか?傾斜が強く痩せ尾根なのでスリップが許されない場所です。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 26

慎重に登っていきます。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 27

標高1,550mにて。危険地帯を過ぎ尾根が広くなり一安心。山頂までもう少しです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 28

下界はガスだらけ…。雲海が綺麗です。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 29

幻想的な光景にウットリです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 30

登ること1時間55分で男岳の山頂に到着しました~!

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 31

主峰の男女岳を望みます。その右には岩手山が見えます。お天気が不安定だったとこもあり、本日はここまで!それに風が強くなってきて寒いですし…。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 32

岩手山をズームアップ!

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 33

下界はどんどんガスが湧いてきています。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 34

山頂より女岳(1,513m)を望みます。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 35

山頂よりムーミン谷と小岳を望みます。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 36

下山時はガスガスで視界不良…。慎重に下ります。

2024年3月24日撮影

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ついには、全く見えなくなってしまいました。踏み跡だけが頼りです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 38

アイゼンに雪だんごがビッシリ!赤線の範囲がだんご部分です。重いし滑るしで歩き難いのなんのって~!歩く度にアイゼンの雪だんごを落としながら下るのに苦労しました。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 39

第3リフトに無事到着!下山にはリフトは使えないのでゲレンデをせっせと下ります。これが何気に辛かった…。今朝起きたら筋肉痛がひどいです。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 40

日曜日でお天気も良いことから、スキー場は大変賑わっていました。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 41

ふ~!やっと田沢湖スキー場の駐車場に下山しました。

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 42

駐車場から見た秋田駒ケ岳です。山頂部は雲に覆われています。下界はこんなにお天気が良いのになぁ~!

2024年3月24日撮影

秋田駒ケ岳(男岳) 43

下山後は、道の駅「雫石あねっこ」で温泉に入り(520円)みたけの大戸屋にて「茄子と豚肉のコク旨味噌炒め定食(980円)」を食べて帰りました。とっても美味しかったです。2週連続で敗退していたので、今回は登頂出来て嬉しく思いました。

2024年3月24日撮影

GPSの軌跡

<2024年3月24日(日)>
行動時間 4時間(休憩時間含む)
登り1時間55分  下り 2時間5分

第3リフト終点(9時10分)~1400m(10時)~男岳(11時5分)~第3リフト終点(12時15分)~田沢湖スキー場(13時10分)
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