太平山

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太平山 1

登山口、旭又の駐車場にて。

目指せ!秋田県の山(60)積雪期全山登頂! の一環として次なる目標の山は、太平山地の 太平山(1170.6m)と馬場目岳(1037.4m)を ターゲットにしました。

2017年5月20日撮影

太平山 2

自宅から太平山の登山口・旭又まで 130キロ 約3時間のロングドライブ!

旭川ダムから旭又登山口までの林道 約10キロが意外と悪路。 準備を整え8時に歩き始めますが 登山道に向かう橋が壊れていて(V字に 折れていて)渡れない状態でした。

2017年5月20日撮影

太平山 3

しかし、迂回路がきちんと整備されていて一安心。

2017年5月20日撮影

太平山 4

太平山は、過去3~4度登ったことがあります。 いずれも沢(篭滝沢・三十三滝沢)から 登っています。

この沢、日本百名谷の割には 遡行記録が少なく、あまり遡行されていない 感じですが、滝が連続し飽きさせず、結構楽しい沢で私は好きです (遡行グレードは2級上といったところか)。

2017年5月20日撮影

太平山 5

登山口に到着してビックリ! たくさんの車が既に停まっていたのです。 この山の人気の程が伺え、さすが 「日本三百名山」です。

2017年5月20日撮影

太平山 6

御滝神社にて。 一般登山道から登るのは、今回が初めて。

沢から登った場合、滝やゴルジュのことは 鮮明に覚えているのですが、山頂での景色や 下山路に関しては、まったくと言って よいほど記憶に残っていないです。

2017年5月20日撮影

太平山 7

特筆すべきは、ブナの立派さと 天然秋田杉の巨木群です。 「これ、御神木なのでは?」と思うほどの 「巨木の森」に圧倒され感動しました。

2017年5月20日撮影

太平山 8

それに、新緑が綺麗なこと~♪ 透き通るような緑が一杯! 心洗われる思いに包まれた次第です。

2017年5月20日撮影

太平山 9

御手洗(みたらし)神社にて。 ここの水が冷たくて美味しかったです♪

2017年5月20日撮影

太平山 10

その御手洗神社のお地蔵さん。

2017年5月20日撮影

太平山 11

新緑と残雪のコントラストが美し~い♪

2017年5月20日撮影

太平山 12

いいこと尽くめのように聞こえますが、 一つ問題が…ちょっと立ち止まると、 小ハエが大群で襲ってくるのですよ~! これには辟易しました。

2017年5月20日撮影

太平山 13

お腹が空き、今朝ほど奮発して買った チキンカツパンを食べようとするのですが、 小ハエも一緒に口に入ってきて落ち着いて 食べられないほどでした。 もう直ぐ太平山の山頂です。

2017年5月20日撮影

太平山 14

明日登る予定の馬場目岳を望みます。

「今晩、この小ハエの猛攻撃に耐え ながらキャンプするのか…!」と思うと 何か切ない気持ちになりました。 あぁ~!防虫スプレーと蚊取り線香、持って 来れば良かった…

2017年5月20日撮影

太平山 15

「明日の馬場目岳、どうしようかな?」と 弱気になる私…。悩んだ結果、予定を変更し 明日は秋田駒ケ岳を登ることにしました。

2017年5月20日撮影

太平山 16

過去悪天で山行予定を変更したことは 何度かありますが、小ハエ攻撃によって 予定を変更するハメになったのは、初めてです。 くぅぅ~!私は、小ハエに屈してしまったのです。

2017年5月20日撮影

太平山 17

「蟻の一噛み、象をも倒す!」小さな蟻でも 象を倒すことができる!といった意味ですが、 今回の私は、まさに「それ」でした。

「ハエの一噛み、酔いどれ倒す!」。 山頂の三吉神社にて。

2017年5月20日撮影

太平山 18

急登の尾根をせっせと登ること 約2時間40分、太平山の山頂に到着! 山頂からは森吉山はじめ、薄っすらと ですが秋田駒ケ岳と岩手山も見渡せました。

2017年5月20日撮影

太平山 19

帰りは、難所(鎖場)の弟子還経由で下山 しましたが、この難所、もし雪があれば 懸垂下降しなければ降りられない! と思いました。

2017年5月20日撮影

太平山 20

弟子還方面の尾根を望みます。

2017年5月20日撮影

太平山 21

太平山は、由緒ある修験の霊峰であり 坂上田村麻呂の東征夷征討のおり 山頂に社殿を再建するなど、それを 取り巻く歴史的背景はかなり古いようです。

2017年5月20日撮影

太平山 22

山頂には三吉神社奥宮があり、開山中は 全国各地からの参拝客や郷土の山として 親しむ多くの登山者で賑わいをみせる山です。

2017年5月20日撮影

太平山 23

下山中に太平山の山頂を振り返る。 そのような山ゆえ、登山道(というより参道)は 幅も広く、綺麗に整備され立派で快適でした。

他の山とは一味違う、まさに「霊験あらたかな 雰囲気」に包まれた山でした。

2017年5月20日撮影

太平山 24

難所といわれる弟子還にて。

2017年5月20日撮影

太平山 25

その弟子還を下から望む。 今回は雪が完全に溶けていたので 鎖を利用して下ることが出来ました。

2017年5月20日撮影

太平山 26

こちらのコースは、登りに使った旭又コースとは 違い、立派な登山道ではありませんでしたが、 踏み跡はシッカリしており迷うことは ありませんでした。

下山後、秋田駒ケ岳に向かいました。

2017年5月20日撮影

GPSの軌跡

<2017年5月20日(土)>
行動時間 5時間 10分(休憩時間含む)
登り:2時間 40分 下り: 2時間 30分

登山口(7時50分)~御滝神社(8時20分)~御手洗(9時30分)~山頂(10時30分)~ 宝蔵岳(11時20分)~756m(12時)~登山口(13時)
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