桑木沢~栃川~仙北街道

- 栃ヶ森山塊 -

  1. HOME
  2. 沢の扉
  3. 北東北の沢

成瀬川 桑木沢~栃川 1

豊ヶ沢林道入口に相棒のSさんと8時待ち合わせの予定でしたが、7時15分頃到着してしまいました。案内図が新しくなっていました。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 2

下山用にSさんの車を豊ヶ沢林道終点にデポしに行きますが、私の車アクアはFFですので、ここまでが限界(T字路を過ぎた標高600m付近)。荷物を入れ替えているとこ。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 3

Sさんの車をデポした後、私の車で成瀬ダム展望台へ向かい、そこで沢支度をします。9時25分出発!なんとここで宗像さん(塾長)率いる渓友塾さん(沢登り専門学校)5名とお会いしました!こんな超マイナーな沢でお会いするなんてビックリ!

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 4

現在工事中の成瀬ダムです。4年後の2024年にダムが完成してしまうと周辺の沢がダムに沈み入渓できなくなってしまいます。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 5

夢仙人大橋をバックにいざ入渓!我々の計画は、北ノ俣沢~桑木沢~栃ヶ森山の南方コル~栃川左俣下降~仙北街道。沢中2泊3日のコースとなります。沢で2泊するの、ほんと久し振りです。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 6

栃ヶ森山塊(桑原山塊)は栗駒の北に位置し、焼石連峰と栗駒に挟まれた標高1,200mに満たない低山群ですが、流域周辺の開発がない原生流域で、手つかずの自然が残るまさに「秘境の山域」なのです。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 7

桑木沢周辺には登山道がないゆえエスケープルートが取れないことから、確実に2日間晴れないと実現が難しい沢でもあります。本計画を実現するために、偵察兼ねて過去3度(今回で4回目)この山域の沢へ入渓しています。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 8

なんと渓相が美しいことか~♪ウットリします。ダムに沈む前にこの山域でまだ遡行していない唐松沢、合ノ俣沢、木賊沢も ぜひ遡行したいものです。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 9

ちょっと荒々しいところも。この周回コース、実は三年前より何度も計画し、その度に雨で中止に…。やっと今回 念願かなって嬉しい限りです。私の山行計画にお付き合いいただいたSさんに心より感謝です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 10

そのSさんです。桑木沢の遡行は、今回で3回目(過去2回は途中まで遡行)です。前回 夏に来た時(2017年8月)より、かなり水量が少なくてビックリしました。秋ということもあり渇水したのでしょう。この水量なら楽勝!

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 11

この桑木沢、釣り師の入渓も多く巻き道がシッカリしており、おまけに難所と思われる場所には固定ロープまで設置されています。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 12

標高490mにある巨岩です。桑木沢、沢屋の世界では超マイナーですが、釣り師の世界では それなりに有名なのかも知れませんね。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 13

エメラルドグリーンの水が、とても綺麗です♪

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 14

今回、新しい渓流足袋です。私は、いつもカモシカスポーツの渓流足袋(7,700円)を使っています。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 15

写真撮影に励むSさんです。ザックが重そう。きっと美味しいモノがたくさん詰まっているのかなぁ~?

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 16

標高505m付近にある美しいナメ滝にて写真撮影に励むSさんです。ほんとウットリするほどでした。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 17

その上記写真の場所をちょっと進むと、右岸の側壁が柱状節理のようで素晴らし~い!

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 18

美しく見どころ満載の桑木沢!写真撮影に忙しく、中々前に進みません。私自身、出発前、腰痛に苦しみ「こんな体で3日間も遡行できるのか?」と、一抹の不安もありましたが…。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 19

荒倉沢出合いを過ぎると、いよいよ第1ゴルジュ帯に突入です。ここがその入口で左岸に巻き道があります。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 20

その第1ゴルジュ帯を左岸より高巻きます(踏み跡と残置ロープあり)。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 21

高巻きながらゴルジュ帯を望みます。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 22

ゴルジュ帯の滝頭目掛けて岩を下ります(残置ロープあり)。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 23

最後、その滝頭を徒渉し対岸に渡ります。今回は水量が少なかったので楽に徒渉できましたが、水量が多いと大変かもしれません。万が一落ちると、泡立つゴルジュの中にダイブすることに…。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 24

ゴルジュ帯が終わっても美しい渓相が続きます。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 25

分かるかな?写真左上に小さくSさんが写っています(赤色のザックが目印です)。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 26

ロープを使ったりハーケンを打ったりするところ(難所)はない!とは思いつつも、安全を期して三つ道具(ロープ、ハンマー、ハーケン)を持参しましたが、結局 三日間一度も使うことはありませんでした。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 27

唐松沢出合手前にて深い瀬。ここは腰まで潜り通過しました。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 28

標高530の唐松沢出合です。今回、わらじの仲間さん達(4名)は、この唐松沢を遡行し桑木沢を下降。本日桑木沢上部で合流し懇親会を催す予定なんです。無事合流できるといいなぁ~♪

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 29

唐松沢出合を過ぎると直ぐに第2ゴルジュ帯に突入します。その入口にて私です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 30

胸まで浸かりながら突破します。冷たいだけで技術的に難しいところはありません。でも、水量が多いと大変かも?

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 31

頑張るSさんです。わらじの仲間さんの遡行計画は、唐松沢遡行~桑原岳西鞍部~大沢下降~1062南西鞍部乗越~桑木沢下降の周回コース(2泊3日)とのこと。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 32

頑張る?私です。楽しく突破できます。一方、渓友塾さんの遡行計画は、桑木沢遡行~栃川下降~小出川本流遡行~上東山とのこと(2泊3日)。2日間、我々と同じコース。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 33

今通過した第2ゴルジュ帯を振り返ります。。栃ヶ森(桑原)山塊という超マニアックな山域の桑木沢に3パーティーも同時期に入渓するなんて奇跡に近いです。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 34

第2ゴルジュ帯が終わると美しいナメ滝が連発します。なんと見せ場の多い沢なのだろう!遡行していて飽きさせません。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 35

ナメ滝です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 36

これもです。その美しさにウットリします。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 37

彦摩呂風に言えば…
「美しさの宝石箱や~♪」って感じです。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 38

標高540mにある堰堤状の5m滝。右岸の残置ロープを使って高巻きます。容易ですが傾斜が強いです。滝上は綺麗なナメ床です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 39

標高550m付近にある桑木沢の「象徴的な巨岩」です。写真左下に小さく写っているのは、私です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 40

その直ぐ先は、ちょっとした巨岩帯になります。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 41

その後、美しい赤茶色のナメ床が続きます。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 42

標高565m付近から第3ゴルジュ帯が始まる標高600m右岸枝沢出合まで、ず~っとゴーロが続きます。この区間で一番良い天場は、標高575mにあります(その他にも点在)。ただ、翌日の行動を考えると先に進まなければ…。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 43

標高600m右岸枝沢出合を過ぎると第3ゴルジュ帯になります。その入口に掛かる小滝です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 44

その小滝を登るSさんです。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 45

泳ぐ気にならないので出来るだけ高巻きます。この第3ゴルジュ帯の高巻きは、終始右岸側に踏み跡があります。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 46

標高610mにある「カマクラの滝」にて。右岸高巻き(踏み跡有り容易)。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 47

ゴーゴーと勢いよく流れる第3ゴルジュ帯のジェット水流!

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 48

第3ゴルジュ帯の出口付近にてSさん。踏み跡を辿ると、ここに出ました。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 49

630m左岸枝沢出合手前にて。第3ゴルジュ帯が終わると渓相も穏やかになります。ここから先、天場を探しながら遡行します。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 50

630m左岸枝沢出合に掛かる滝です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 51

標高640m付近は、ナメとナメ滝が連続し(美しいナメ群)とても綺麗な景観が続きます。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 52

標高660mにあるヨドメの滝「穴滝」です。右岸より高巻き。踏み跡はありますが急登です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 53

そのヨドメの滝を上から見るとこんな感じ。ひょうたん型で、ちょっと奇妙な滝でした。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 54

そのヨドメの滝のちょい先(標高660m)を今宵の泊り場にすることに。この先、ここより優れた天場はない!と判断。ここなら、わらじの仲間さん達も幕営出来そうです。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 55

私たちが到着して20~30分後、わらじの仲間さん達(4名)がやって来ました~♪感動の再会です!

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 56

桑木沢に幕営するなら、ここが最後の天場になります。この先、良い天場はありませんでした。手前は我々のテント、奥がわらじの仲間さん達のテント(ターフ)です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 57

わらじの仲間さんも設営完了です!

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 58

いよいよ待ちに待った関東と北東北の懇親会の始まりで~す♪無事、合流出来て良かった、良かった~!

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 59

焚火はいいなぁぁ~♪心まで温まります。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 60

イワナのお刺身、ご馳走になりました♪とっても美味しかったなぁ~!今シーズン初のイワナのお刺身でした。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 61

夜の部の宴会シーンです。焚火を囲んでの関東と北東北の沢屋交流会、盛り上がりました♪たくさんご馳走になり、ありがとうございました!わらじの仲間さんに感謝です。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 62

嬉しさと楽しさのあまりお酒が進み、焼酎を注がれるままグイグイご馳走になっていたら結構酔っ払ったようで、後半の記憶が飛んでいます。いつ寝たのか?覚えていないです。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 63

朝は5時半起床!昨夜は、標高が低い山ですので夏用の薄手のシュラフでも寒くありませんでした。皆で朝めしを食べます。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 64

遡行2日目、朝食を済ませた後、わらじの仲間さんに別れを告げ7時出発!今日は、本山行中一番行程が長い日で、いわゆる「メイン日」となります。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 65

標高680mの「両門の滝」にて。本流は左。左俣と右俣が一つの釜に流れ落ちる変わった光景に感動しました。一番気合を入れなけばならない日なのですが、昨夜飲み過ぎたせいか?二日酔いで吐きそうになりながらのスタートになりました。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 66

その「両門の滝」を登るSさんです(容易)。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 67

標高710mのナメ滝を快適に登るSです(容易)。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 68

標高730m付近は、舗装道路のようなナメ床が続きます。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 69

標高830m付近にて。結構上部まで沢形が続いて歩きやすいです。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 70

栃ヶ森山の南方コルが見えてきました!もう少しです。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 71

コル到着後、今度は栃川左俣を下降します。多少のヤブ漕ぎで沢形が出てきました。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 72

2段20m滝(標高820m)です。見ごたえのある美しい滝です。この滝の下降ルートは…滝頭の右岸側よりちょっとトラバースすると枝沢にぶつかり、それを下降すると滝の中断テラスに容易に降りられます。1段目の滝は左岸より容易に下れます。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 73

標高750m付近の深い釜を持った小滝です。この付近、美しいナメと滝が続き楽しませてくれます。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 74

両岸が岩盤に覆われた渓相になります。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 75

栃川の圧巻は、標高750mから700mに続く「龍のごとく曲がりくねりながらジェット水流で降下する滝」その距離 約200m!相棒のSさんが「白龍の滝」と命名しました。まさにピッタリの名前です。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 76

その「白龍の滝」を下るSさんです。白龍の滝の下降ルートは、水流沿い(右岸側)に下れるだけ下って、滝の段差が激しくなる所で右岸のかすかな踏み跡を利用しトラバースしながら巻き下ります。

2020年9月20日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 77

白龍の滝の最低部、ここで白龍の滝も終わります。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 78

白いナメがとても綺麗でした。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 79

標高660m付近の小滝を下るSさんです。もう少しで640mの二俣です。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 80

640m二俣を右俣にちょっと入り(1~2分)30mハング滝(真ん中の写真)を見に行きました。迫力満点の滝で側壁が圧巻です!

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 81

この栃川の真骨頂(一番美しい場所、一番下の写真)は、何と言っても標高640mから続くナメと釜の連続光景でしょうか。まるで絵葉書のような美しい光景が続きウットリします。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 82

まるで「天国」です♪

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 83

舗装道路のようなナメも美し~い♪

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 84

標高615mにある三条の滝です。とても綺麗でした。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 85

標高610mにある「亀の子岩」です。桑木沢と違って栃川は、残置ロープやボルトなどは人工物は一切ありませんでした。高巻きルートの踏み跡も皆無に等しかったです。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 86

もう直ぐ小出川本流に到着します。ここまで来れば一安心です。栃川は下降だけでなく、遡行しても面白い沢だと思いました。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 87

小出の越所(おいでのこえど)に到着しました!

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 88

ふぅ~今宵の泊り場、小出川本流に到着しました!最高の天場(毎回幕営するお気に入りの場所)」へ行ってみたところ、その天場がないのです。あれ、おかしいなぁ~!確かここにあったはずだけど…。きっと大雨や台風で流出してしまったのかもしれません。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 89

ないものはしょうがない!違う場所に幕営しましたが、ここもとても快適な天場でした。本日は7時出発で12時50分到着!5時間50分の行動時間(休憩時間含む)でした。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 90

今日は、さすがに飲む気になれないなぁ~!ウィスキーの匂いを嗅いだだけで胸がムカムカするんです。ここでSさんよりご提案が…。「ピーチティーがあるので、それで割って飲めば味が変わって飲めるかもしれませんよ!」と。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 91

今晩の食当は、私です。ポークカレーと豚汁です。どちらもフリーズドライ(アマノフーズの「畑のカレー」)ですが、とっても美味しいです。

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 92

遡行最終日ということもあり、夜は盛大な焚火をしました。今日は、早く寝よう!

2020年9月21日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 93

3日目(下山日)の22日の朝を迎えました!今回の周回コース、水量が少なく足の揃った体力のあるパーティーであれば、1泊2日でも可能だと思いました。その際、初日は栃川の上部まで辿り着きたいものです。

2020年9月22日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 94

朝食は、Sさんが作ってくれました。具たくさんの「あんかけ皿うどん」とっても美味しかったです♪

2020年9月22日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 95

本日は、仙北街道(登山道)を歩くだけです。しかし、下山日なのに登らなければならないのです。この仙北街道、何度歩いたことか…。

2020年9月22日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 96

江戸時代・文化年間(今から130年ほど前)の年号が刻まれた道中唯一の旧跡です。

2020年9月22日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 97

仙北街道は、仙台藩と秋田藩を結ぶ最短ルートとして奥羽の歴史に登場したのが宝亀7年(776年)。何と1,200年余りの歴史を持ちます。

2020年9月22日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 98

丈の倉(959m)からの展望。左から蟻巣山、三界山、焼石連峰の山々を望みます。

2020年9月22日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 99

無事、豊ヶ沢林道の駐車場に到着しました!本日の行動時間は3時間40分。その後、デポしていたSさんの車で成瀬ダム展望台へ移動し、解散しました。

2020年9月22日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 100

帰路、焼石岳温泉 焼石クアパーク ひめかゆにて汗を流しました。今年4月1日より100円値上げされ700円になったそうです。

2020年9月22日撮影

成瀬川 桑木沢~栃川 101

この三日間、お天気に恵まれラッキーでした。桑木沢遡行~栃川下降の遡行ルートは、変化に富み美しく素敵な沢で充実した三日間でした。めでたし、めでたし♪

2020年9月22日撮影

GPSの軌跡 ※クリックで拡大

<2020年9月20日(日)>
行動時間 5時間(休憩時間含む)
成瀬ダム展望台(9時25分)~荒倉沢出合(11時10分)~唐松沢出合(11時45分)~575mビバーク適地(12時45分)~630m二俣(13時50分)~660m幕営地▲(14時25分)泊

<2020年9月21日(祝)>
行動時間 5時間 50分(休憩時間含む)
幕営地▲(7時)~750m二俣(7時50分)~栃ヶ森山の南方コル(9時)~2段20m滝[標高820m](10時15分)~640m二俣(11時35分)~小出川本流 幕営地▲(12時50分)

<2020年9月22日(祝)>
行動時間 3時間 40分(休憩時間含む)
幕営地▲(6時30分)~粟畑(7時40分)~山の神(8時20分)~柏峠1018.2m(9時)~丈の倉959m(9時50分)~豊ヶ沢林道終点・車デポ地(10時10分)
  1. HOME
  2. 沢の扉
  3. 北東北の沢