赤水沢~赤水峠・九階の滝

- 奥森吉 -

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赤水沢左沢~赤水峠 1

奥森吉は、ここ盛岡から遠く我が家から4時間弱も掛かります。朝3時半起床、真っ暗の中 4時前には自宅を出発!沢支度を整え登山口の森吉山野生鳥獣センターから歩き出したのが7時40分でした。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 2

奥森吉山域はブナの森がとても綺麗なんです♪天気はまずまずで薄曇りの中、時折日が差す感じでした。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 3

まずは桃洞・赤水分岐を目指します。平日にもかかわらず登山者が結構いました。ツアーの団体さんも。紅葉の時期ですものね。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 4

コケがびっしりのブナの木です。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 5

鳥獣センターより歩くこと40分で桃洞・赤水分岐に到着!ここより赤水沢方面へ進みます。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 6

桃洞沢~赤水沢遡行時に過去何度も(5回かな?)歩いているコースです。赤水沢、いつも下ってばかりで遡上するのは今回が初めて。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 7

兵庫県からいらした単独の方とお会いしました。滝の撮影に来られたそうです。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 8

赤水渓谷は何度遡行しても両壁のスラブとナメの素晴らしさ、そして紅葉の美しさには感動します。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 9

休み場の滝です。この先50mの右岸枝沢(カーブの所)が九階の滝の入り口になります。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 10

その九階の滝の入り口から100m行ったところの光景です。ナメが素晴らしい。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 11

両岸のスラブが圧巻です。そして、紅葉が綺麗なこと~♪

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 12

鳥獣センターより歩き始めて1時間40分、玉川・赤水分岐に到着!右沢へ進むと兎滝へ、左沢へ進むと赤水峠へ至ります。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 13

左沢へと入り ここから先は未知の世界!大小24個の甌穴が50mに渡って連続する光景が続き楽しませてくれます。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 14

左沢もナメとナメ滝、小滝が連続し楽しませてくれます。どれも容易に登れます。緊張感はなくハイキング気分で遡行を満喫、楽しいなぁ~♪

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 15

この小滝、鎖の残骸が滝下に落ちていましたが、左(右岸)より登れます。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 16

標高730mの二俣は、真っ直ぐ行きたくなるところですが、左へ入ります。間違いやすいところです。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 17

標高770mの二俣にあった道中唯一の道標。赤水峠へは、2万5千図上は沢沿いに道があることになっていますが(奥森吉と玉川温泉を結ぶ湯治場古道)ほぼ完全な沢登りとなります。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 18

どんどんツメていきます。赤水沢左沢、遡行自体は難所もなく容易ですが、正確な読図力が必要です。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 19

標高820mの最後の二俣は、左へ進みます。要所に目印のピンクテープがありますが、肝心なところになかったり…。一般登山道と思って気安く入渓すると大変な思いをされるかもしれません。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 20

鳥獣センターより歩くこと丁度3時間で赤水峠へ到着!携帯(スマホ)のネットが繋がりました(au)。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 21

赤水峠、ブナの巨木の森が素晴らしかったです♪赤水渓谷~新玉川温泉縦走コースは、その昔より地元集落の住民が、田植えが終わった後の骨休みに通った湯治場古道のようです。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 22

その往来の記録は、ブナの幹に入れたナタ目書き(祈り、家内安全)として年月日や名前が刻まれていました。特に赤水峠付近は、奥森吉と奥阿仁地区の往来の合流点であったため古い刻みが多く見られるようです。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 23

赤水峠はブナの森のため展望に恵まれませんが、木々の間から東側に八幡平の焼岳と畚岳が望めました。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 24

ブナの紅葉がとっても綺麗でした♪薄日が差しキラキラ輝き、まるで宝石のようでした。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 25

私のザックと渓流足袋です。

2019年10月16日撮影

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登りより下りの方が神経を使います。万が一滝場でスリップすると深い甌穴にドボン!ってことになるからです。

2019年10月16日撮影

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帰りは来た道を戻ります。赤水沢本流(赤水渓谷)のナメと両岸のスラブを行きと帰り、2度も楽しめます。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 28

この小さな枝沢が、九階の滝の入り口です。九階の滝は(滝下まで)過去4回行っています。最後に行ったのが2008年10月に八幡平のHさんと。11年振りの再訪になります。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 29

その枝沢を少し進むと傾斜の強いナメ滝が…。これまで毎回直登していましたが、左岸に巻き道があることをネットで知り、今回は巻き道を利用してみました。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 30

巻き終わり、ちょっと進むと二俣です。ここは右へ行きたくなる所ですが、左の沢へと進みます。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 31

尾根上には、かすかな踏み跡があります。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 32

出合から30分弱で展望地へ到着!九階の滝を遠望、9段135mあるそうです。今回は時間がないため滝下までは行きません。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 33

様ノ沢源流に懸かる幻の滝、九階の滝(9段135m)5回目の対面!何度見ても感動します。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 34

九階の滝を堪能した後は赤水沢へ戻り、鳥獣センターを目指します。アップダウンが ほとんどないので疲れません。まるで舗装道路を歩ているようです。

2019年10月16日撮影

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両壁のスラブの紅葉が美しく、まるで紅葉の宝石箱や~♪

2019年10月16日撮影

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もう直ぐ車デポ地の鳥獣センターです。本日は全行程 約20キロ、7時間20分の行動でした。

2019年10月16日撮影

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今宵は奥森吉青少年野外活動基地にてキャンプし、明日の山行(奥森吉・小又峡の縦走)に備えます。

2019年10月16日撮影

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こんな立派なキャンプ場が無料で泊まれるなんて、ありがたいです。

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 39

晩飯は、セブンイレブンの「セブンプレミアムもつ煮込み」です。さらに①豆腐 ②人参 ③大根 ④ニラを加えて調理しボリュームアップ!

2019年10月16日撮影

赤水沢左沢~赤水峠 40

さすが「プレミアム」だけあって、とっても美味しかったです♪

2019年10月16日撮影

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朝晩はかなり寒く厚手のダウンジャケットを持参して正解でした。サニタリー内は電気も付きます。

2019年10月16日撮影

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具沢山のもつ鍋の出来上がり~♪寒い日は、やはり鍋が一番!体が温まります。

2019年10月16日撮影

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お酒は岩手の銘酒・南部美人にイワナの燻製を入れてコツ酒にして飲みました。至福のひと時です♪

2019年10月16日撮影

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マイテントにて寝る準備をする私。明日はSさんと合流し奥森吉・小又峡の縦走です。明日に備えて寝ます。今日は、紅葉が楽しめて楽しい山行でした。お休みなさ~い!

2019年10月16日撮影

GPSの軌跡 ※クリックで拡大されます

<2019年10月16日(水)>
行動時間 7時間 20分(休憩時間含む)
登り:3時間 / 下り:4時間 20分

奥森吉野生鳥獣センター(7時40分)~桃洞・赤水分岐(8時20分)~赤水・玉川分岐(9時20分)~赤水峠(10時40分)~赤川・玉川分岐(12時10分)~九階の滝入口(12時30分)~九階の滝 展望地(13時)~奥森吉野生鳥獣センター(15時)
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