葛根田川 松沢 3

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葛根田川 松沢 1

松沢は、2007年から2011年までの5年間に計7回入渓、1年空けた2013年にも入渓し、合計8回も入渓しています。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 2

2013年以来、6年振り9回目の遡行となります。この6年間で、どのように変貌したのか?見ものです。ゲート前は、タケノコ採りの車で長蛇の列。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 3

入渓方法は、以前の遡行記録、こちらをご覧下さい。黒いパイプに沿って道があり、そのまま進むと写真の最後の砂防堰堤の上に出られます。いざ、遡行開始!

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 4

この沢、初心者を連れて行ったり仕事でガイドしたり、沢初めの足慣らしに遡行したり…。我が家からも近いこともあり、半日コースで遡行できるのも魅力です。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 5

相変わらず下流部は大荒れです。側壁の崩落で倒木と土石で沢が埋まっている所、多々あります。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 6

これはかつてのF1(最初の滝)です。2007年に遡行した時は、15mほどあり下部が垂直でザイルが必要な滝でしたが…。2011年に遡行した時は、ほぼ全て埋まっていました。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 7

F1の直ぐ上のF2です。どちらも容易に登れます。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 8

F1とF2を滝の上から眺めるとこんな感じです。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 9

本日は、午後から仕事が入っているため、午前中勝負の山行です。モタモタしていられません。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 10

全体的に荒れてはいますが、部分的に綺麗な渓相を覗かせてくれます。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 11

滝の側壁から流れる水が温泉で暖かいです。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 12

沢が土石で覆い尽くされています。以前より荒れているかも?地熱で地盤が緩みやすいのかな?雨天時の入渓は避けた方が良さそうです。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 13

温泉の噴煙がモクモクと立ち込めていて、入浴意欲を掻き立てられます。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 14

標高800mにある大滝です。滝下は深い釜に変わっていて、取り付きにくくなりました。また、以前は巨木が滝に引っかかっていて美観を損ねていましたが、今はスッキリ!
1段目は左から、2段目はカッパを着て右から登りました。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 15

その大滝の上の滝(連瀑帯)は、逆に滝下の釜が浅くなって取り付きやすくなりました。1段目は左から、2段目は右から登りました。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 16

その連瀑帯の2段目を登りながら落口を撮影しました。以前より快適に登れました。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 17

その場所から滝下を撮影しました。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 18

その連瀑帯の滝上から撮影。この連瀑帯を過ぎると、その先、滝は出こず難所?はお終いです。あとは栗木ヶ原湿原を目指し遡行するだけです。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 19

地熱で噴煙がモクモク立ち上がっています。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 20

ちょっと掘れば入浴可能です。温度は、ちょっと熱めでしたが、充分入浴可能な温度でした。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 21

温泉の沢って、全国的にもなかなか珍しいのでは?これ以上、荒れないで欲しいものです。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 22

エメラルドグリーンが美し~い♪

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 23

標高900m付近まで荒れた渓相が続きました。ここも側壁の崩落で沢が倒木と土石で埋め尽くされていました。6年前、この場所は荒れていませんでした。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 24

標高900mを過ぎると倒木も土石もなくなり、スッキリ遡行できるようになりました。さらに、沢水の温泉成分もなくなり本来の沢水へと変化します。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 25

新緑が美し~い♪

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 26

難所は特になく、足慣らしには手頃な沢です。しかも、半日コースですし。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 27

1050m~1100mの等高線が入り混んでいる巨岩帯の急傾斜の場所です。まるで滝のように見えます。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 28

その急傾斜の巨岩帯を過ぎると(標高1,100m)一気に傾斜が緩み 小川のような流れに変わります。ここまで来れば栗木ヶ原湿原まで もうちょっとです。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 29

標高1130mの湿原の入口にて。ここから本流より離れ左のヤブへと突入します(踏み跡あり)。目印のピンクテープがある時とない時がありますのでご注意を!今回は、バッチリありました。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 30

踏み跡をどんどん進んでいくと…。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 31

ドド~ン!出たぁ~!これが栗木ヶ原湿原です。何度来ても感動する光景です。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 32

まだ2~3種類の花しか咲いていませんでしたが、来月になれば多くの花っ子達が咲き乱れ楽しませてくれることでしょう。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 33

右上に三ツ石山が望めます。湿原と池塘と三ツ石山のスリーショット、絵になります。7月中旬には、ニッコウキスゲが咲き乱れます。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 34

その三ツ石山をズームアップ!

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 35

栗木ヶ原湿原からの下山路では、ブナの原生林(巨木)も見所です。葛根田地熱発電所に至る道があります(下のGPS軌跡) しかし、迷いやすい所もありますので 注意が必要です。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 36

下の「GPSの軌跡」の地図記載の「ヤブの林道」の場所です。以前は、入口に看板があったのですが、無くなっていました。最初はヤブですが、進むに連れ林道らしくなってきます。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 37

その林道に出たところに咲いていたピンクの花です。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 38

朝6時40分にゲート前から歩き出し、下山したのが11時でしたので午後からの仕事(授業)に楽勝で間に合いました。全行程4時間20分(登り3時間、下り1時間20分)、本番前の良い足慣らしができました。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 39

下山後、滝ノ上温泉の鳥越の滝にて、滝の落口部分を撮影。落差30メートルあるそうです。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 40

帰路、盛岡市内の幸楽苑にて期間限定メニューの「台湾野菜まぜめん(ピリ辛)640円」を食べてみました。

2019年6月14日撮影

葛根田川 松沢 41

麺が1.5倍も入っていてお腹一杯になり、身も心も、そしてお腹も満たされました♪お天気にも恵まれ楽しい半日となりました。

2019年6月14日撮影

GPSの軌跡

<2019年6月14日(金)>
行動時間 4時間 20分(休憩時間含む)
登り:3時間  / 下り:1時間 20分

ゲート(6時40分)~入渓地点(7時)~大滝(7時35分)~標高900m崩落最終地点(8時15分)~1130m湿原入口(9時30分)~ 栗木ヶ原湿原(9時40分)~ヤブの林道(10時35分)~ゲート(11時)
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