高下川 3

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和賀山塊・高下川 1

高下川への入渓は、和賀岳登山口駐車場 のどんずまりの枝沢から下降します。 写真の車の直ぐ後ろに枝沢があります。

今回も単独行で遡行します! 三連休の沢登りに備えてのトレーニングです。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 2

沢ではなく「川」となっていますが、 水量は少なく、沢のようです。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 3

入渓後、1時間ほど単調なゴーロ歩きが 続きますが、時折このようなアクセントも あります。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 4

680mにある最初の難所?8m滝。 10年前は右岸高巻き、9年前は直登。 そして今回は、試しに左岸より高巻いてみました。

岩と泥交じりの急登で悪かったです。 素直に直登した方が楽だと思いますが、 シャワーを被ることになりますす。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 5

ナメ滝三連発です!癒されます♪ この高下川は、10年前の2006年の7月(後輩と)、 9年前の2007年(山岳ガイドで)に過去2回 ほど遡行しています。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 6

760mに掛かる5mほどの小滝。 740mの右岸枝沢を過ぎたあたりから 小滝が連続し楽しませてくれます。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 7

10m直瀑。左岸より登れます(容易)。 宗像兵一氏(沢登り専門学校・渓友塾の塾長)の HPに高下川が次のように紹介されていています。

『小滝の連続するなかなか楽しい沢。 東京近郊にあれば多くの遡行者を迎える であろうと思える沢だ。』そして、グレードは 中級レベルで「個人的満足度」は三ツ星と 評価されていました。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 8

深い釜を持った小滝です。 また、岩手県山岳協会の「沢登り講習会」 にも使われた沢でもあります。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 9

樋状の滝です。 もう、ゲップが出るほど?次から次へ と小滝が連続し楽しませてくれます。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 10

幅広の滝。これは8mほどあったでしょうか。 こもれ容易に登れます。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 11

3mほどの小滝で右岸より登れます。

先週の大荒沢川は、まだ「夏の沢」って感じ でしたが、昨日行った高下川は水は冷たく、 葉っぱも色づき始め、既に「秋の沢」の気配 を濃厚に感じました。 それに朝が寒くって、今シーズン 初のフリースを着たほどです。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 12

正直、あまり渓相が綺麗ではありませんが、 写真のように美しい渓相の場所もありました。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 13

標高940mに掛かる深い釜を持った小滝。 右岸より取り付きトラバースし滝上に(容易)。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 14

上の写真の小滝を越えると直ぐに現れる滝。 これは、確か右岸より小さく高巻いたような…。 滝の数が多過ぎて記憶が曖昧です。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 15

標高980mに掛かる大滝10m。 直登も出来るようですが、滑っていたので 左岸より高巻く。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 16

確か…この滝はヌメリがひどく 高巻いたような気がします。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 17

標高1030mに掛かる8mの滝。 かなり滑っていてスベル状態でした。 高巻きもシンドそうだったので、 右岸の際を慎重に直登しました。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 18

5mほどの滝で左岸より登りました。 宗像氏がおっしゃるように『小滝の連続する なかなか楽しい沢』で、そのほとんどが 直登可能なんです。

なのにネットで検索しても、 遡行記録は極めて少なく(知り合いの記録が多い) 先週遡行した和賀山塊の大荒沢川同様 もっと遡行されて良い沢だと思います。 但し、下流部のゴーロ歩きが長いです(約1時間)。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 19

ほんとまさに小滝のオンパレードです♪

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 20

時折ナメ滝も出てきますよ。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 21

だいぶひょろって来ました。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 22

編集中

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 23

標高 1110mにある滝。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 24

標高1160mの地形図のガレ場記号の場所。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 25

1270m付近で沢形が消え、 本格的なヤブ漕ぎに突入! 登山道まで標高差40mしかないのですが、 濃密なヤブで30分も掛かってしまった。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 26

登り始めること4時間半、ふぅ~! やっと登山道に出ました! 真正面に和賀岳が見えます。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 27

和賀山塊の山々も見えます。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 28

整備された登山道を下ります。 ここは、和賀岳分岐です。 ここまで来れば、駐車場まで もうちょっとです。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 29

ブナの森の登山道は、癒されます。 但し、熊が出るような雰囲気でした。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 30

2時間(実質1時間半)で駐車場へ下山。

この高下川、これといった難所もなく、 単独で行くには「お手頃(お手軽)な沢」だと 思った次第です(中級者以上の場合)。 我が家から近くて足慣らしには良い沢です。

2016年9月11日撮影

和賀山塊・高下川 31

下山後は、ホテル森の風 沢内銀河高原の 温泉にてひと風呂浴びて帰りました(600円)。

2016年9月11日撮影

GPSの軌跡

<2016年9月11日(日)>
行動時間 6 時間 30分(休憩時間含む) 
登り:4時間 30分 / 下り:2時間

和賀岳駐車場(7時)~680mの8m滝(8時)~740m右岸枝沢(8時30分)~850m二俣(9時10分)~ 980m大滝(9時40分)~1160m最後の二俣(10時45分)~高下岳・南峰(11時30分)~登山口(13時30分)
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