焼石連峰 合居沢 1仲間三名と遡行記録をほとんどみない 焼石連峰の合居沢を遡行して参りました。「簡単な沢で楽勝だろう!」と気楽な気分で 入渓したものの、思いの他 なかなか手強い 滝が連続し、かつ、変化に富み楽しく充実した 沢登りとなりました。 入渓場所の大正の池・駐車場にて。 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 2駐車場から歩くこと30分で合居沢の出合です。 出合は、ちょっと荒れている感じです。 合居大谷(本流)の標高500mから右に 枝分かれしている沢が合居沢です。「初めて遡行する沢って、ほんと楽しいなぁ~♪ 」このワクワク感は、何物にも変えがたいです。 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 3この沢は、顕著なV字谷なので高巻きは 厳しく出来るだけ直登した方が良さそうです。 幸い雪渓が残っていませんでしたので 良かったのですが、もし不安定なスノーブリッジが 掛かっていれば、相当時間が掛かったかも しれません。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 4標高550mにある深い釜を持った3mほどの 小滝が、この沢最大の核心部でしょうか。 たかが3m、されど3m…これがなかなか手強い!側壁が被っていて、かつホールドも乏しい。 でも、ボルダーチックで面白いですよ♪ 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 5その滝は、 被っている左岸側壁を登り落口へ トラバースしました(錆びた残置ハーケンあり)。 ショルダーやアブミを使えば、もっと 楽に突破できたかもしれません。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 6その核心部の滝の直ぐ上には、このような 深い淵が…ここは左岸側壁をヘツリました。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 7その淵をヘツル北上山岳会のMさんです。 ちょっと嫌らしいです。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 8沢登りをされている方であれば、焼石連峰の 三界山に突き上げる合居大谷右俣の沢は、 ご存知の方も多いと思います。 この沢、中村成勝著の沢ガイドの本、 『沢登り』に紹介され一躍有名になりました。その合居大谷右俣の執筆者であり、 その存在と面白さを世に知らしめた 山岳同人・翡翠(かわせみ)の代表Sさんは、 山仲間でもあります。また、Fちゃんを紹介 してくれた恩人でもあります。 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 9標高58mにある滝(7Mほど)です。 ここで沢は、左に大きく曲がります。 右岸を登りました。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 10その滝を登っているところです。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 11上記の滝を越えると直ぐに2万5千図に記載 されている滝マークのある滝(標高590m)です。傾斜は緩いものホールド乏しくヌメヌメ状態…。 滝の高さは、10~15Mほどあったでしょうか。 もちろん、ロープを出しました。 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 12その滝を登るMさんです。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 13もちろん、ロープを出しました。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 14その滝を登るSさんです。 この日は猛暑でしたのでシャワーが気持ちいい♪2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 15SさんをビレーするMさんです。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 16その後も滝が出てきて楽しませてくれます♪ この沢、ネットで調べても遡行記録は皆無に 等しかったのですが、「大当たり!」の沢です。 もっと遡行されて良い沢だと思いました。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 17快適に滝を越えていきます。 ちなみに魚影はありませんでした。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 18640m付近は、渓相が一変し 「癒しの森」に変化します。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 19標高650mの岩畳は、広々としていて 思わず休憩したくなる場所です。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 20標高780Mに掛かる滝です。 ここで沢は90度右へ曲がります。 右岸より小さく高巻きました。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 21それ以降は、美しいナメや小滝が 随所に出てきて思わず歓声が上がります。 この日は猛暑で、「熱中症になるのでは?」 と思うほど暑かったです。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 22標高860mにある20m滝は「登ろうか 高巻こうか?」悩んだところです。 登れそうにも見えましたが、結構滑っていた ので安全を期して右岸より高巻きました。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 23その高巻きの最中に大森山を望む。この高巻きが、垂直と思えるほどの かなりの急傾斜で上にどんどん追い 上げられ「こりゃマズイ!」と思いましたが、 滝の落口へドンピシャリ出ることが出来ました。 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 24「稜線までもう少し!さすがに滝は 出てこないだろう!」と安心しきっていたら、 登山道に出る直前の標高980mに15mの滝が…。これは一目で登れそうになく左岸より 高巻きましたが、ここも急傾斜でした。 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 25最後のツメは、パヤパヤのヤブを2~3分ほど 漕ぎ登山道に出ました(ヤブ漕ぎなしといっても 過言ではないほど)。そうそう、最後のツメで枝沢がたくさん出て きますので、ルートファインディングは慎重に! ふぅ~!登山道に出ました♪ 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 26この沢のもう一つの魅力は、下山が たったの20分で済む!ということです。素晴らしいブナに囲まれた森の中、 一般登山道を20分ほど下れば車をデポして おいた大森山三合目の登山口に到着します。 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 27大森山三合目登山口に到着しました♪ 全行程登り遡行して約6時間半、 短い沢ながらも様々なエッセンスが凝縮 されている面白い沢だと思いました。2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 28下山後は、入渓口の天正の池へ車の回収へ! ここは、釣りキチ三平のロケ地になった滝が ありますよ。 2016年7月31日撮影 |
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焼石連峰 合居沢 29帰宅後、新発売のビールで喉を潤しました♪ 何はともあれ、お付き合い下さったMさんと Sさんには感謝です!ありがとうございました♪2016年7月31日撮影 |
GPSの軌跡 |
<2016年7月31日(日)> 行動時間 6 時間 40分(休憩時間含む) 登り:6時間 10分 / 下り:30分 天正の池駐車場(7時20分)~合居沢出合(7時50分)~590m滝マーク(9時10分)~ 680m枝沢(10時20分)~850m(11時10分)~登山道(13時30分)~大森山三合目駐車場(14時) |