闇隅沢

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闇隅沢 1

カモシカスポーツの渓流足袋は生産中止で買うことが出来なくなり、これが最後の一足。渓流スパッツは、遡行前日にモンベルで購入したのですが、9,500円の値段にビックリ!でも、前モデルより厚さが増しシッカリした作りに。さらにズリ落ちないようバンドで固定できるタイプに改良されていて、この価格に納得です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 2

「闇隅沢(やみすみさわ)」──その名前を聞いた瞬間、多くの人が「暗くてジメジメしていそう…」なんてネガティブなイメージを抱くかもしれません。でも実際に足を踏み入れてみると、その印象は一瞬で吹き飛びます。力強く、開放的で、まるで別世界。次々と現れる美しい滝に、思わず歓声が漏れるほどの絶景沢!まさに「名前詐欺」級のインパクトでした。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 3

今回の遡行メンバーは、1年ぶりにご一緒するSさんと私。6時55分、整備された駐車場を出発!実は、先日の葛根田川戸繋沢以来、膝と腰に違和感があり、さらに右ふくらはぎも不穏な気配…。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 4

痛み止めと、もしものための「漢方68」をザックに忍ばせつつ、体は万全じゃなくても気持ちはワクワクでいっぱい。新しい沢って、それだけで心が躍るんですよね。林道を歩くこと30分で入渓地点へ。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 5

この巨大堰堤は、右岸(左)より巻きます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 6

最初はゴーロ帯が続きますが、30分も進めば標高850m付近から風景が一変。小滝が現れ、巨岩がゴロゴロと出迎えてくれます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 7

スケールでかっ!一つ一つの岩が巨大です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 8

これも~!ボルダリングできそうなくらい大きいです。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 9

今回は二人ともフェルトの沢靴(沢足袋)で遡行。下界は猛暑続きですが、沢はとっても涼し~い!ちょっと肌寒いほどで、出来ればシャワーは避けたいとこ。標高925mの小滝にて頑張るSさん。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 10

標高940mのこの滝以降がこの沢の真骨頂!明るく開けた空間に、スケールの大きな滝やナメ床が連続し、そのすべてが直登可能。笑いが止まらないほどの「登る楽しさ」と「見る美しさ」が融合したご褒美タイムです。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 11

上の写真の滝を登りながら撮影。傾斜もゆるく快適に登れます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 12

その滝を登るSさんです。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 13

その滝の上には広大なナメが~♪

2025年7月23日撮影

闇隅沢 14

その広大なナメを歩くSさんです。気持ちい~い♪

2025年7月23日撮影

闇隅沢 15

どこまでも続く広大なナメ地帯。フェルトのフリクションはバッチリです!

2025年7月23日撮影

闇隅沢 16

この開放感が堪りませ~ん!

2025年7月23日撮影

闇隅沢 17

どんどん登っていきます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 18

アブ攻撃を覚悟していたのですが、何故かアブは一匹もいませんでした。それだけ気温が低いということか…。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 19

スケールが大きく、なかなかいい感じの沢です。どんどん直登していきます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 20

開放的でとっても明るい沢です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 21

どれもこれも快適に登れます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 22

これも~!

2025年7月23日撮影

闇隅沢 23

登りながら撮影。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 24

Y字滝にて。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 25

景観の素晴らしさに写真撮影に励むSさんです。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 26

標高1000mの二俣で両俣に掛かるナメ滝。本流は右俣になります。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 27

その標高1000mの二俣を右に入ると直ぐに「三ツ折れの滝10m」が出現します。直登出来るようですが「怒涛のズブ濡れは勘弁!」(水が超冷たかった)てなことで、今回は小さく右岸より高巻くことにしました。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 28

その「三ツ折れの滝」の高巻きは、この超ヌメヌメ滝を登ります。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 29

三ツ折れの滝を越えてからも、大きな滝が次々と現れ、最後まで飽きさせない展開が続きます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 30

中々いい感じが続きます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 31

どこで遡行を打ち切るか?考えながら遡行します。登り過ぎるとヤブ漕ぎの距離も長くなてってしまうので…。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 32

二条滝。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 33

崇高な気持ちになったのでしょうか?なぜか?手を合わせるSさん。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 34

まだ滝が続くようなので、さらに上を目指すことにします。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 35

こりゃ凄いなぁ~!

2025年7月23日撮影

闇隅沢 36

美渓に感動し写真撮影に励むSさんです。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 37

沢全体がダイナミックな割には難易度が低く、登れる滝が多く楽しませてくれます。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 38

標高1120mのナメ床を見届けて脱渓。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 39

しかしこれが想定外…。見た目以上に手強いヤブで(倒木がひどく足が地に着かない)たった370mの距離に1時間も要する始末。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 40

汗だくになりながら林道にたどり着きました。ちなみに、ヤブ漕ぎを減らしたい方は、三ツ折れの滝の二俣(標高1000m)を左に進むルートがオススメ。これなら15~20分程度のヤブ漕ぎで林道に出られそうです。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 41

※山仲間からの情報によれば、標高1170mまで遡行し林道目掛けて下った時は、それほどひどいヤブではなかったとのこと。50mの差でこんなにも違うものか!と驚きました。下山は快適な林道歩きで、1時間ほどで駐車場に帰還。距離としては短い沢ですが、バリエーション豊かで、滝好きにはたまらないエッセンスが凝縮されている沢でした。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 42

Sさんから頂戴した私が写っている写真です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 43

Sさんから頂戴した私が写っている写真です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 44

Sさんから頂戴した私が写っている写真です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 45

Sさんから頂戴した私が写っている写真です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 46

Sさんから頂戴した私が写っている写真です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 47

Sさんから頂戴した私が写っている写真です。

2025年7月23日撮影

闇隅沢 48

Sさんから頂戴した私が写っている写真です。

2025年7月23日撮影

GPSの軌跡

<2025年7月23日(水)>
行動時間 4時間45分(休憩時間含む)
登り:2時間40分 / 下り:2時間5分

駐車地(6時55分)~入渓地点(7時25分)~940m(8時30分)~脱渓地点(9時35分)~林道(10時35分)~車デポ地(11時40分)
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