ドゾウ沢 1久し振りにSさんと遡行です。6時30分、裏掛コース登山口(駐車場)に集合!結構長い沢ですし、猛暑が予想されることから早出することにしました。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 2裏掛コースより、まずは新湯沢へと降ります。下界では記録的な猛暑が続いています。本日も朝から猛暑です。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 3新湯沢です。ここよりドゾウ沢出合まで下降します。一年前の7月30日にはこの新湯沢をここから入渓し中上流部を遡行しツメ上げています。新湯沢は、2008年の岩手宮城内陸地震の影響は見られなかったです2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 4新湯沢を下降中。幽玄で幻想的で美しかったです。アブが顔にアタックしてきて大変でした。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 5相棒のSさん、元気一杯です。栗駒山といえば紅葉!去年の秋の沢納めに単独遡行を計画するも悪天で中止に!先月も計画するも、これまた記録的な長雨で中止に…今回で3度目の正直!この度、Sさんに付き合っていただき二人で行って参りました。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 6それなりにスケール、あります。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 7巨岩がゴロゴロです。左端にSさんが見えます。本日も朝から猛暑です。早い時間なのに朝一番から汗だく状態です。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 8入渓地点より新湯沢を下ること1時間でドゾウ沢出合に到着しました!2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 97時30分、やっとドゾウ沢の遡行開始です!不思議とアブはいなくなりました。出合は広い河原状態です。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 10軽快なフットワークのSさんです。ちなみに本流の沢水は飲まない方が良いかも?です。口がニガニガしましたので…。飲むなら枝沢の方が良く、こちらは問題ありませんでした。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 11標高640mにあるスーパー(巨大)堰堤です。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 12左岸より石堤の段差のあるブロックを登っていきます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 13直射日光が当たると暑くて堪りません。まだ朝なのに…。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 14標高680m付近にて。結構荒れています。15年前の2008年6月14日に発生した岩手宮城内陸地震(マグニチュード7.2 最大震度6強)により、ドゾウ沢源頭部で発生した土石流は駒の湯温泉を直撃し7名の死者をもたらしました。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 15あれから15年が経ちますがドゾウ沢は今尚、その地震の生々しい痕跡が残されていました。Sさんが豆粒のように見えます。分かるかな?2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 16常に落石の危険があり、特に地盤が緩む雨天時や雨天後の入渓は避けた方が賢明です。巨岩がゴロゴロ散乱しており(側壁にも)恐ろしい光景でした。標高700mにて、巨岩帯をボルダーチックに登っていきます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 17本日の核心部、ドゾウ滝が見えてきました~!2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 18なかなか立派な(スケールの大きい)滝です。さて、どこから登ろうかなぁ~?写真撮影に励むSさんが小さく見えます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 19滝の右岸側壁、どこでも登れそうな感じでしたが、思案した結果、赤線のラインで登ってみることにしました。岩が脆く落石に注意しながら登ります。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 20一ピッチ目を登る私です。落石を落とさないように慎重に登ります。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 21「落石、気を付けてね~!」一ピッチ目を登りながらビレーヤーのSさんを撮影しました。岩が脆く落石の危険があるため、特に確保者は要注意です。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 22一ピッチ目にて私。久し振りの顔出しです。沢で見かけたら声を掛けてやってください。沢歴30年の61歳です。この機会に岩手宮城内陸地震による被害状況論文に掲載されていた地震直後のドゾウ沢の空撮写真を見てみたのですが、沢全体が上から下までビッシリと完全に土砂で埋まっていました。それに比べれば「15年の歳月で多少は浄化された(土砂が洗い流された)」といっても良いかも知れません。 2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 232ピッチ目を登る私です。結局30mロープ、2ピッチで登りました。登攀は容易ですが、高さがあることと落石要注意という観点からロープを出した方が良い場所だと判断しました。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 24一ピッチ目の終了点よりドゾウ滝を望みます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 25ドゾウ滝の落ち口にて。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 26ドゾウ滝の上は渓相が一変し、美しい光景とナメが続きパラダイス状態でした♪2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 27ドゾウ滝の下まではひたすらゴーロ歩きと巨岩帯が続き辟易しますが、ドゾウ滝を超えると渓相が一変します。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 28明るくて開放感ある渓相が続き楽しくなります。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 29赤いナメ(というより岩畳)が続き癒されます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 30赤ナメを歩くSさんです。これまでの(ドゾウ滝下までの)苦労が報われます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 31快適で超気持ちい~い♪2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 32腹減ったぁ~!てなわけで、腹ごしらえします。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 33どこまでも続く赤ナメには感動します!赤と緑のコントラスがこれまた美し~い♪2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 34ゴーロ歩きから解放された喜びを噛みしめながら遡行するSさんです。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 35喜びも束の間…標高950m付近でまた荒れた渓相に戻ります。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 36これも標高950m付近にて。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 37これも標高950m付近にて。落石が怖いので素早く通過します。雨天時や雨天の遡行は控えた方が良いです。この付近は、V字谷になっているので逃げ場がありません。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 38荒れた渓相は標高980m付近で終わり、そこから先(登山道まで)がこの沢の真骨頂!小滝とナメが連続、天国的に綺麗な渓相が続き楽しませてくれます。これまでの退屈なゴーロ歩きを全て帳消ししてしまうほどの魅力があると感じました。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 39上の写真の奥にある滝です。直登できる滝が多く楽しませてくれます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 40この滝は岩がボロボロで登れませんでした。右岸より高巻けます(容易)。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 41高巻きながらそのボロボロ滝を撮影!2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 42こんな感じで容易に高巻けます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 43この開放感、堪りません!ナメナメ尽くしです♪2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 44これも~!標高1050m付近にて。北アルプスの赤木沢を思い出します。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 45標高1060mにて。深い釜を持った2段の滝。一段目は右から容易に登れますが…。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 462段目の滝は通称「股裂き地獄滝」と呼ばれているそうです。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 47その股裂き地獄滝に奮闘するSさんですが…足が短い我々には無理そうです。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 48てなわけで、右岸側壁から登りました。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 49標高1070mにて。次から次へと小滝が連続し楽しませてくれます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 50ドゾウ滝から先は、癒し系の渓相に変わり楽しませてくれます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 51標高1100mにて。稜線が見えてきました~!2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 52標高1120mにて。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 53小滝を登るSさんです。ほとんどの滝が登れて飽きさせず楽しませてくれます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 54標高1140mの小滝です。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 55標高1150mにて。癒される渓相が続きます。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 56標高1180mにて万歳して喜ぶさんです。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 57標高1200mの最後の二俣にて。どちらに進んでも登山道に出ますが右沢をツメて見ることにしました。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 58源頭部のツメが、これまたナメと草原とお花畑で気持ちい~い♪2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 59もう直ぐ登山道です。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 60ふぅ~!登山道に出ました!な、な、長かった~!駐車場から6時間も掛りました。ドゾウ沢を一言でいえば「終わり良ければ総て良し!」って感じの沢でした。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 61今回、我々は新湯沢を下降しドゾウ沢へアプローチしたのですが、朝駐車場で出会った地元宮城の沢屋さん(2名)は「車を回して駒の湯から入渓します!」と言ってました。そうすることで、1時間は短縮できると思います。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 622008年の岩手宮城内陸地震(最大震度6強)の傷跡が生々しいです。崩壊地を見つめる私です。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 63崩壊地をズームアップ!沢も山も暑かった~!暑くて汗だく状態!本日は一体何リットルの汗を流したことでしょう!足の痛みも相まって30分に一回は休憩していた感じで時間が掛かってしまいました。2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 64盛岡市内に入って津志田の「松のや」にて早い晩飯を食べました!肉系が食べたくって~!2023年8月6日撮影 |
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ドゾウ沢 65味噌ロースかつ定食(690円)を食べました♪とても美味しかったです!猛暑の山行となり疲労困憊でしたが、久し振りにSさんと一緒に遡行出来楽しかったです。お付き合いいただき、ありがとうございました!2023年8月6日撮影 |
GPSの軌跡 |
<2023年8月6日(日)> 行動時間 7時間40分(休憩時間含む) 登り:6時間5分 / 下り:1時間35分 裏掛コース登山口(6時20分)~新湯沢下降点(6時30分)~ドゾウ沢出合(7時30分)~ドゾウ滝下(9時5分)~標高980m(10時35分)~登山道(12時25分)~裏掛コース登山口(14時) |