山に行くとストレスが発散され気分がよくなったり健康になったりするのは、単に気分的な問題なのかなぁ~?って思っていました。しかし、最近の研究では、森林浴の癒しの効果が科学的、医学的に証明されつつあるようです。
樹木の葉や幹から発散される芳香性物質であるフィトンチッドがその成分の一つらしいです。アロマテラピーに使われる精油でもあるとか…。森の中は、この揮発性のフィトンチッドで満ちているんですって。
以前の朝日新聞(ネット版)には次のようなことが書かれていました。『森林浴をすると抗がん能力が上がるとの研究成果を農林水産省系の独立行政法人・森林総合研究所がまとめた。森林浴の新たな一面として、注目を浴びそうだ。
』と。以下、その記事の一部を抜粋いたします。
『12人は、9月2日から3日間、長野県飯山市内の森林に滞在。1日目は雑木林で午後から2時間、2日目はブナ林とスギ林に囲まれた遊歩道を2時間ずつ散策した。
2日目と3日目に血液検査をし、ふだんの状態と比べたところ、がん細胞を破壊するナチュラル・キラー(NK)細胞の元気度を示す「NK活性」が、2日目で平均26.5%、3日目で同52.6%上がった。血中のNK細胞の数や、NK細胞が出す抗がんたんぱく質も増えていた。NK細胞の機能が高まれば、抗がん能力は高まると考えられている。』
いやぁ~やっぱり山や自然って体にいいんですね♪山へ行って帰ってくると確かに肉体的な疲労はありますが、その後数日間とっても体調がいいんです。それだけでなく、精神的にも集中力が高まるし、とてもプラス思考で物事を考えられるようになるんです。特に山の中で一泊すると効果覿面なんですよ♪(^^)
私はよくアイディアとか近所の山を登りながら考えることが多いんです。家の中であれほど悩んで考えても名案が浮かばないのに、緑に囲まれた山を登っているとフッとアイディアが閃いたりするんです。山はストレス発散、癒し効果、体力増強、いいことイッパイあります。特に単独で新緑の頃山へ行くと、自分が自然の一部のような、いや自然と一体化しているような錯覚に陥ることがあります。山はホントいいですねぇ~♪(^o^)
本日は久しぶりのお休みでした。当初は「体力トレーニングを兼ねて、岩手山でも登りに行こうかな!」と。今朝は6時起床!ところが外はどんよりした今にも雨が降り出しそうな曇り空…。もうちょっと様子を見よう!と思っていたら、そのまま二度寝をしてしまったようで…(^_^;)。結局目が覚めたのが7時過ぎ!!「おぉ~!ヤバァツ!そそくさとボンカレーを食べて出発したのが8時過ぎ…。
でも、お天気が悪く「これじゃ、岩手山を登っても景色は見えないなぁ~!」と思い、急遽近場の矢巾のマイナーな山、赤林山を登って参りました。この赤林山、矢巾の名峰・南昌山の隣にあるのですが、山頂からの展望は樹林帯の為、いまひとつ…そのような事情もあり、あまり登山者がいない山なんです。
でもね、この山、結構好きなんですよ♪だって急登が続き、アップダウンも激しく顕著な尾根をなしており、まさに体力トレーニングには打ってつけなんです!本日行ったところ、思いの他、登山者が多く、ビックリしました。駐車場は既に満杯状態でしたし…。低山ゆえ、紅葉がまだ楽しめる山だったのです。単独ゆえ走るように登ったところ、1時間ちょいで山頂に着いちゃいました。冬に登ったときは、ラッセル(雪を掻き分けて登ること)が結構大変でしたが…。下山は、走って30分。でも、汗グッショリ…。その後、矢巾温泉でひと汗流し、大広間の休憩所でパソコンの参考書を読みながらマッタリと過ごしました。山と温泉、そしてパソコンの勉強と、充実した一日でした♪(^^)
そうそう、この矢巾温泉の真向かいのお店が一風変わっていまして…。昔懐かしい看板が、飾ってあるんですよぉ~。上の写真がそうです。時代を感じさせますよねぇ~!本日の「酔いどれ画像掲示板」に4枚ほど、掲載いたしました。ご興味のある方は、ご覧下さいませ♪(^^)
● 『酔いどれ画像掲示板』 赤林山と懐かしい看板達♪ ← 今すぐ見たい方はクリック!
この度Windows XPが登場して依頼5年ぶりに新バージョンのOSが発売される予定です。企業向けには来月11月に、一般向けには来年の1月に。仕事がら、生徒さんから「先生、VistaってどんなOSなんですか?何がどう変わるんですか?」とか、「パソコンを買い換えたいと思っているのですが、今買うべきか、Vistaが発売されるまで待った方がいいか?」などなど、たくさんの質問があります。
Vistaに関しては、以前よりネットや雑誌等でいろいろと研究していたのですが、この度参考書を購入して暇を見つけてはさらに知識を深めるべく勉強しています。その参考書が、コレ(左の写真)です!インターネットの本屋さん、アマゾンのこの本の紹介文(出版社/著者からの内容紹介)は以下の通りです。
『Windows XPが発売されたのは2001年、それから5年が過ぎて、ようやくWindows Vistaが登場しました。多くの人が待ちに待った新しいWindowsの誕生です。この5年の間、パソコンを取り巻く環境が大きく変わり、それに応じて多くの問題も発生しました。インターネットを利用する人が多くなり、インターネットを利用した犯罪も多発しています。
Windows XPと比べて、もっと使いやすいWindowsを求めている人も多いと思います。Windows
Vistaは、これらの多くの現実に直面して、改良に改良を重ねて、それらの問題するために多くの新機能を搭載するようになったのです。したがって、多くの読者は、ワクワクしながらWindows
VistaってどんなOS? Windows Vistaを始めるにはどうすればいいの? と思っていることでしょう。
この本では、そんなWindows Vistaを紹介し、Windows Vistaを使っていただく本です。総ページ数220ページとはいえ、かなりのWindows
Vistaの機能を紹介しました。したがって、この本を読むことによって、あなたはWindows
Vistaの特色を知り、その体験ができ、そして早めにWindows Vistaに切り替えるかどうかを判断できるようなるはずです。』
現在もこの本を読んでいる最中で、三分の二は読みました。私が気づいたVistaの大きな変更点(新機能)を以下に紹介いたしますね。①Windows Aero -まったく新しい画面。3Dグラフィックを使用して、ウィンドウを透過したり立体的に傾けるなどの視覚効果が可能。高度なグラフィック描画能力が必要なため、ハイスペックなパソコンでないと無理。 ②Internet Explorer 7-セキュリティ対策の強化(特にスパイウェア対策などの新機能)、タブブラウザ機能や、RSSにも対応。 ③DVDに対応 ④サイドバー-「ガジェット」と呼ばれるミニアプリケーションを利用でき、電卓、時計などの良く利用する機能をデスクトップから直ぐに実行できる。 ⑤WinFS-検索機能の強化(これはスゴイ!) ⑥Office2007(ワードやエクセルなど)では、XML形式を採用(汎用性の拡大)、メニューバーがなくなり、その代わり「リボン」と呼ばれる新機能で操作が楽に。⑦クリック回数の削減-Office2007では、クリック回数が今までの約60%に削減。
などなど、他にもご紹介したい機能はイッパイあるのですが、OSが変わるだけでなくワードやエクセルなどOfficeも大幅に変わるようです。機能的にはそれほど大きな差は感じられませんが、デザインなどの見た目と初心者の方にも使いやすいように設計されていると感じました。このVista、高性能な為、アップグレードする為には、それなりの高いスペックが要求されるようです。Vista
Premiumですと、1GHz以上のプロセッサ、1GB以上のメモリ、そして40GB以上のハードディスクで、空き領域が15GB以上。うぅ~私のパソコンじゃ、アップグレードは無理じゃ~!これを機会にに新品を数台購入する予定で~す!
昨日に引き続き、ワルイ沢について…。昨日の遡行は、寒かったですねぇ~!ほとんど汗をかきませんでしたもの。ゴルジュの突破でヘソ上まで浸かることも何度かありましたし。冷たいのなんのってぇ~!(^_^;)
でも、楽しい沢でしたよ♪(^^) 遡行していた感じたことは、おそらくこれが今年最後の遡行だろうなぁ~!って。
水はとっても冷たく、「なるべく水に浸かりたくな~い!」って感じでしたものね。夏なら泳いで快適に突破できるところも、生徒さんと二人してでっかい倒木を見つけて(泳ぎたくない一心で)、それを梯子がわりに滝下の釜にかけて突破したりして…。それはそれで、結構楽しかったです♪休憩していると、直ぐに体が冷えて、寒いのなんのってぇ~!よって、走るように遡行しましたので、あっという間に稜線に出てしまいました。
このワルイ沢、山と渓谷社出版の中村成勝著、『沢登り』に紹介されている沢なのですが、それによるとコースタイムが駐車場から稜線まで5時間30分になっています。しかし、我々はなんと3時間30分で稜線に着いちゃいました。今の時期、日の出が遅いし、日が暮れるのもとても早いので、ホント時間との勝負なんです。遡行前にアクシデントがあり、入渓時間が遅くなったこともあり、前半は走るように遡行した次第です。今回で二回目の沢だったこともあり、ルートファインディングはバッチリ!無駄のない行動が出来たと思っています。
予定外に早く下山出来ちゃったので、「稲庭うどんを食べに行きましょう!」ってことになったわけです。いやはや、感動的な味でしたよ♪また食べに行きたいものです♪今年一年(沢シーズン)を振り返ってみて、数はそこそこ行きましたが、自分が納得できる(充実感溢れる)沢には、あまり行けませんでした。特に今年は、雪渓(残雪)が多く、かつ雨も続き、止むを得ないこととは思いますが…。来年に期待したいものです。岩手の愛弟子達や仲間達と切磋琢磨し、いつか一緒に朝日や飯豊連峰の5級の沢(最難関)へぜひ行きたいものです。それが私の夢でもありますしね!その夢が実現するまでは、現役で頑張り続けたいものです。
PS 上の写真は、ワルイ沢のミニゴルジュにて。ここは左に大きくジャンプし、ステミング(両足を突っ張りながら登る)で突破いたしました。頑張る(必死な?)生徒のKさんです。そうそう、「酔いどれ画像掲示板」にこのワルイ沢と稲庭うどんの写真を6枚掲載いたしました。ご興味のある方は、ぜひご覧下さいませ♪(^^)
● 『酔いどれ画像掲示板』 沢納めと稲庭うどん♪ ← 今すぐ見たい方はクリック!
本日は沢登りの山岳ガイドで、生徒さんを連れて秋田県は、ワルイ沢を遡行して参りました。この沢、沢名とは裏腹にイイ沢で結構面白い沢ですよ♪去年の夏に初めて入渓して、今回は二度目の遡行でした。本日のお天気は、天気予報とは裏腹に一日中どんよりした曇り空で遡行していて寒かったです。
沢自体は二回目の遡行ということもあってか、楽勝でした。駐車場から尾根まで遡行時間、3時間半でしたもの。この沢は、小粒ながらもミニゴルジュと小滝が連続して結構楽しませてくれます。思いの他、早めに下山できたので、生徒さんが「これから稲庭町に移動して、稲庭うどんを食べに行きませんか?とっても美味しいお店を知っているんですよ!」って。
帰路から結構それてしまいますが、「そんなに美味しいうどんなら、いっちょ行ってみるかぁ~!」今回行ったお店は、稲庭うどんの老舗中の老舗、創業145年、七代目、佐藤養助の本店へ♪私はなめこうどん(950円)を頼んだのですが、これがまた美味しいのなんのってぇ~!マジで美味しかったですよ♪これまで何度か稲庭うどんを食べたことはありますが、これほど美味しいうどんは初めてです。まさに絶品でした!麺の腰といいい、歯ごたえといい、また汁も美味しくってぇ~!
「材料の選定から出荷前の検品にいたるまで、「稲庭干饂飩」は手抜きを一切許さない完全なる手作業でつくられています。子から孫へと伝えられ、140年以上守り続けてきた伝統の技が、適度な歯ざわりとつるりとした感触の極上のうまさを醸し出しているのです。」とのことです。今回始めて、稲庭の町へ行ってみたのですが、町中稲庭うどんのお店だらけぇ~!って感じでしたよ。いやはや、とっても美味しかったです♪(^^) 満足、満足!
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我が家の柿が色付いてきました。我が酔いどれ家では、毎年11月3日の文化の日に柿もぎをします。そして、その任務を全うするのが私なんです。(^_^;) 私が柿をもいで、母がそれを綺麗に磨いて焼酎漬けにして…。
「なぜ文化の日に柿をもがなければならないのか?」、未だに謎なんですけど…。どうやら、母が勝手に決めたようです。私としては、その日は読書などして文化的な一日を送りたいと願っているのですが…。
この時期になると、むげんへいらした生徒さんたちに我が家の柿をご馳走するのですが、結構評判なんですよ♪(*^_^*) 皆さん「とっても美味し~い!」って言ってくれます。美味しさの秘密は、母は米の磨ぎ汁を捨てないで、毎朝この柿の木の根元にかけているのです。来る日も来る日も毎日…。
当時、なぜ母が、米の磨ぎ汁をバケツに取っておくのか?疑問でした。聞いたらそういうことだったのです。友人から聞いたようですよ。お陰で?過去何度か、台所に置いてあったこのバケツに足を引っ掛け、床は米の磨ぎ汁だらけ~!になったことがあります。(^_^;)
11月3日は私にとって、恐怖の日でもあります。なぜなら、柿を採らなければいけないからです。地面が不安定な上に、そこに長~いハシゴをかけて、アクロバティックなムーブで採っています。まさに命かけなんですよ。このムーブは5.11aだな!なんて呟きながら採っているんです。柿の木は折れやすいし、結構真剣勝負なんですよ。クライミングをしていて良かったなぁ~!ってつくづく思います。なんたって、特に高いところにある柿は、微妙なバランスで採りますから。そんなに苦労して採っても、母が曰く「ホレ、あそこにまだ残っているぞ!採れないものか!この根性なし!」って言われてしまうのがオチなんですよ。トホホでごじゃる…(^_^;)
私も負けじと言い返します。「母さん、俺を殺す気?俺には自分を頼ってくれる生徒さんが200人もいるんだよ!自分だけの命じゃないんだよ!これがやっとなんだから!」と。すると母は、「あぁ~もったいないなぁ~!このままカラスに食べられて、お前悔しくないのかぁ~!」の一点張りなんです。ホント困った母です。母曰く、この米の磨ぎ汁を柿の根元に掛けてあげると、とっても甘い柿になるのだそうです。後10日、去年よりたっくさん柿を採れるように、クライミングの練習にも励まなければ…と思うこの頃です。
本日の朝日新聞(ネット版)に、このようなタイトル記事が…。ついついクリックして読んでしまいました。とても感動的な内容でしたので、皆さんにもご紹介させていただきますね。私達は、生きていることにもっと感謝しなければ…と思った次第です。
『若い英国人兵士が、イラクで銃弾に倒れた。戦場に赴く前、彼は婚約者に一通の手紙を残していた。もし僕が死んだら、開封して読んでほしい、と託して。「君はぼくの世界のすべて。ぼくはいつでも君のことを見守っている」。手紙は婚約者によって公開され、深く、静かな感動を呼んでいる。
英ランカシャー州ブラックプール市出身のリー・ソーントンさん。イラク南部に展開する第12砲兵連隊に所属していた。9月5日、志願して付近の町を巡回活動中に銃撃を受け、搬送されたドイツの病院で二日後に亡くなった。22歳だった。ソーントンさんは、学校の先生になることを目ざして大学で勉強していたヘレン・オプレイさん(21)と婚約。イラクから戻れば、08年に結婚式を挙げる予定だった。彼の死後、手紙を読んだオプレイさんは「私の気持ちはとても言葉で表せない。彼は親切で、寛大で、男の人に求めるすべてを持っていた」と悲しんだ。
手紙の内容は英BBCや主要紙でも報じられ、「涙が止まらなかった」といった市民らの声が寄せられ続けている。
03年3月に始まったイラク戦争では、これまでに119人の英国兵士が犠牲になっている。
<ソーントンさんの手紙の要旨>
なぜ、ぼくはこの手紙を書いているのだろう。君には絶対にこの手紙を読んでほしくない。だって、読むということは、ぼくが死んだということなのだから。君は愛がどういうもので、愛されるとどういう気持ちになるか、ぼくに教えてくれた。いかに生き、本当の幸せのためにはどうあるべきかを教えてくれた。神様がぼくらをこの地上で引き合わせてくれたのだと思う。
ぼくのベッドの頭の上には、君の写真をはっていた。毎晩、口づけしたぼくの指で君の顔をなで、君に見守られながら眠りにつく。今度はぼくが、夢の中でも君が安らかでいられるように君を見守ってあげる番だね。さびしい時はいつだって、そっと目を閉じてごらん。ぼくは君のすぐそばにいる。ぼくは全身全霊で君を愛した。君はぼくのすべてだった。 永遠の愛を。リー』
どうしてこの世から戦争はなくならないのでしょうか?インドにおけるガンディーの無抵抗主義、そしてあの人種差別撤廃を目指した黒人解放運動を推進したマルチン・ルーサー・キング牧師、「暴力に暴力で報いるのはただ暴力を倍加させるだけであって、憎しみを消すことは出来ない」、「私たちの敵意をなくすこと以外に解決はない…」とする、この勇気ある二人の行動を世界は忘れてしまっているように思えてなりません。戦争は、愛する彼氏、彼女、親友、子供たち、そして家族をも破壊してしまうのに…。そして、心も…。傷つけた方も傷つけらた方も、一生心に重い十字架を背負って生きることになるのに…。この記事を読んで、そのようなことを思ってしまった次第です。北朝鮮の今後の動向が気になるこの頃です。
ペルー中部で、4800年前の神殿とみられる遺構、「シクラス遺跡」が、日本の専門家(ペルー天野博物館、阪根氏)のグループによって発見されたという記事が朝日新聞のトップ記事(6月20日)に掲載されたことは、皆さんの記憶に新しいことと思います。
昨夜はその発掘の張本人、ペルー研究家の第一人者、阪根氏と地球の息吹をテーマにアンデスや南極など極地をフィールドとする自然派カメラマン、野村氏の講演会が、盛岡駅側のアイーナホールで行われました。
両氏とも盛岡での講演は、去年に引き続き今回で2回目、会場は満席に近い状態でした。いやはや、とても興味深く、かつ楽しいトークでした♪カメラマン野村氏の素晴らしい写真と共に情熱ほとばしるトーク!特に南極のペンギンのスライドは、とてもインパクトがありました。そうそう、オーロラも!私も一度はぜひ見てみたいものです。世界あちこちに旅をされ、我々が見たこともない大自然や生き物の生態の写真は、目を見張るものばかりでした。
第2部は、ペルーの研究家、阪根氏の講演でした。トークのメインは、上記に述べた「シクラス遺跡」について。この発見は歴史を覆すほどの大発見だったようです。わかりやすいように新聞よりその一部を抜粋させていただきます。『中南米には、マヤ、アステカ、インカなどの古代文明の存在が知られているが、シクラス遺跡はそうした文明をはるかに遡る。「エジプトやメソポタミアなど四大文明と並ぶ文明圏が、同時期に南半球にも存在した可能性」を示す。(稲村哲也・愛知県大教授)』。ペルーには、ナスカの地上絵、クスコの山上マチュピチュの空中都市と謎を秘めた遺構が多いのですが、新たにこの「シクラス遺跡」が加わりそうですね。
私達が世界史で習った世界の四大文明は、メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明です。この度、ペルーで4,800年前の神殿遺構、シクラス遺跡が発見され、これは米大陸でもっとも古いようです(マヤ、インカなどの高山文明は13世紀ですから、とても四大文明の古さの比ではありません)。ということは、旧大陸に文明が栄えたほぼ同じ時期に新大陸でも文明が栄えたことになります。こりゃ~世界史が変わってしまうかもしれませんね!ちなみに、この発掘調査は、国やスポンサーがいて発掘してるのではないようです。ほとんど阪根氏の自費で発掘を行っているとか…。少し発掘作業しても、数百万円のお金がかかるようです。
それにしても野村氏といい、阪根氏といい、ほとんど原稿ナシで本来なら難しいであろう話をアドリブであのようにわかりやすく、かつ楽しく長時間にわたって話される話術には驚嘆いたしました。ぜひ来年もここ盛岡へ来ていただきたいものですね♪(^^) このシクラス遺跡、解明されていない部分(未発掘)が多々あるようでして…今後が楽しみです。
先週の土日は、秋田遠征(山)で仕事を休んだ為、今週末は仕事をすることにしました。明日の日曜日も仕事で~す!本日は、授業が2講座しか入っていなかったので、久しぶりにレンタルビデオ(映画)を借りて見ました。本日借りたビデオが「ホテル・ルワンダ」です。とても評判のよい映画で、なかなか借りることが出来なかったのですが、本日やっと観る事が出来ました。
正直、とっても衝撃を受けた次第です。主人公が、我々となんら変わらない一般庶民の方で、皆さんの記憶にも新しいアフリカに起こったルワンダ国内での民族紛争を題材にした実話映画だったのです。ここ日本には、ほんと一部の情報しか流れていないだなぁ~!と思うと同時に、これほどまでに虐殺された紛争だったとは思いもよらなかったです。新聞やテレビに報道されていない裏の実話がよくわかりました。かなり衝撃的な映画(実話)と同時に、主人公の救出激に手に汗を握りました。
この映画が、日本で上映されるまでには、いきさつがあったようです。以下、「日経ビジネス」のHPより一部を抜粋いたします。『映画「ホテル・ルワンダ」は一昨年アカデミー賞のノミネートを受け、米国を初め世界で好評を博した。にもかかわらず日本では、題材(民族紛争と虐殺が背景)と高評価ゆえの上映権の高騰が災いし、公開が見送りになりかけていた。現在(1月20日)全国30カ所での公開が決まったが、この映画が日本で公開されたのは、26歳・当時無職の映画ファンが起点となって、SNS「mixi」とWebで展開した署名活動の結果だった。この活動、中心となった人物は15歳の時にルワンダの虐殺を知り、大学の卒業旅行で実際にルワンダに行ってしまった経験を持つ。』
映画の物語の概要は、以下HP「超映画批評」より抜粋いたします。
<『ホテル・ルワンダ』は、奇妙な経緯をたどった映画作品だ。もともと作品の評価は高かったが、オスカーレースに絡んだため買い付け価格が上昇、日本における人気スターなど皆無の地味な社会派作品だったため、採算が取れないと判断され、日本公開はこれまで実現しなかった。
ところが、インターネットを中心にした公開嘆願の署名運動が行われ、ようやく公開が決まったというわけである。署名規模は数千名と、絶対数自体は少ないものだが、観てもいない映画の公開を求める人がそれだけいるというのは、ある意味すごい事である。そして、この作品が、その人たちの期待を裏切ることは、まずないだろう。良い映画である。
1994年、アフリカのルワンダ。主人公のポール(ドン・チードル)は、この国でもトップクラスのホテルの支配人だ。彼は、妻や子供たちを愛する心やさしい家庭人であり、優秀なホテルマンでもある。奇麗事だけではすまない現実を、しっかりと見据えている彼は、政府軍、反乱軍双方の重要人物に付け届けも欠かさない。
当時のルワンダは、多数派のフツ族と少数派のツチ族の内戦がようやく終結をみせたころ。ラジオのプロパガンダ放送では、フツ族の過激派が連日、対立を煽るような放送を続けていたが、ポールは楽観視していた。妻の兄夫婦が、「やつらによる、ツチ族への虐殺が起こる」と警告にきても、本気で取り合うことはなかった。しかし、フツ族の大統領が暗殺された時から、その歴史に残る大悲劇は始まった。
『ホテル・ルワンダ』は、94年のルワンダ大虐殺事件を描いた社会派の人間ドラマだ。だが、その本質は、平凡な人間のサバイバルドラマであり、いわゆる退屈な歴史お勉強映画ではまったくない。これほどスリリングで息詰る、面白いストーリーをもつ映画はあまりない。
虐殺にいたるまでの民族対立や、ルワンダの社会環境についても、冒頭で非常にわかりやすく説明されるので、本作を楽しむためには、何の予備知識も必要ではない。この映画自体が、「なるべく多くの人に虐殺の歴史を伝える」ことを第一目的に作られたものであると思われ、問題を理解しやすく、噛み砕くことに相当な力を注いでいるのだ。個人的には、このコンセプトは全面的に支持したい。この優れた作品を観たことがきっかけで、ルワンダに興味を持つ人々は少なくあるまい。
ポールの勤めるホテルは、ヨーロッパ(ベルギー)資本であり、ジャーナリストや国連軍もいるため、虐殺初期には一種の安全地帯である。ところが、ポールの妻は虐殺の対象となっているツチ族。ポール自身はフツ族だが、もしこの事が過激派連中にばれたら、一族まとめて殺されてしまう。
このサバイバル劇は、ポール一家が、過激派どもの追求を潜り抜け、安全地帯であるホテルにたどり着けるのかというところから始まるが、そこから先はもう、綱渡りの連続だ。何しろこの状況は、主人公側にとって圧倒的に不利。なにしろ敵は、民族抹殺が目的であるから、何一つ譲歩が期待できない。圧倒的な武力を持つ相手とは、戦うことも不可能だ。
だがポールは、それでも必死に抗うほかない。彼の武器は、長年この地で培った人脈による情報と、このホテルだけだ。いつ、誰に、どんな品物、金額を渡せば切り抜けられるのか、そうした判断能力だけを頼りに、ときには下手に出、ときには脅し、彼は生き残っていく。政府軍、過激派民兵組織、国連軍、この3者の権力バランスを的確に見抜き、その隙間を行き来してたくましく生き伸びていくのである。
結果として彼の肩には、ホテルに集まってきた1000人以上の難民の運命までかかってくる。だが、そんなポールにしても、最初から大勢を救おうと考えていたわけではなく、あくまで成り行きでそうなったにすぎない。しかし彼には、隣人や家族を見捨てない人間としての心があった。そこが共感を呼ぶ。
『ホテル・ルワンダ』は、この手の作品にありがちな、虐殺の残酷さやセンチメンタルな感情を描いたものではなく、たくましく生きる男の姿と、家族への熱い愛情を賛美した、希望に溢れる作品だ。難しいことは考えず、とにかく観てみて欲しい。>
ホント、私自身多くの方に観て欲しい映画だと思いました。残酷な最近の歴史(1994年)ですが、このような真実を知っておく必要があると思います。いつかはわが身、その時、あなたならどうしますか?戦争の多くは、宗教、民族の対立、そしてそこにはアメリカやヨーロッパなど資本主義国の利害が絡んでいる…。一国の問題ではないのです。我々国民は、真実を知る権利があります。そういった意味でも、この映画は、とても衝撃的でした。
昨日放映されたNHKの人気番組、「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、5年前から大手(業界2位)コンビニのローソンで16万人を率いる経営者・新浪剛史氏がゲストでした。私も経営者の端くれ、とても興味深く拝見した次第です。
2000年、三菱商事がローソンの筆頭株主となり(ダイエーがローソン株を三菱商事に売った)、組織風土の改革のため新浪氏がローソンに送り込まれました。40歳の若さでローソン社長にいきなりの大抜擢!社長就任直後から独自の店舗展開を繰り広げました。
番組の中で印象的だったのが、新浪氏が社長に就任した当初、「とにかく早く立て直さなければ!」という強い気持ちのあまり、矢継ぎ早に新プランをトップダウンで実行したそうです。「私が考える、お前達は私の言うことを聞いてきちんと実行しろ!」という具合に。いわゆるよくあるワンマン経営ですね。そのとき、苦楽を共にし信頼していた役員に次のように言われたそうです。「あなたの言う事は、ちっとも分からない。理解できない。だから、言われた事をやっているだけだ」と。新浪氏は、この役員の言葉にかなりとショックを受けたと言います。
そこで彼は、スパッと自分を変えたと言います。そこからが、新浪氏の本当のローソン改革、「社員自ら考え抜かせてて、プランを出せる」人材教育が始まりました。ローソンの改革で一番難しかったことは?「上級管理職の方々になぜ変わらなくてはいけないかを理解してもらうことが一番大変でした。一年間はとにかく社内のコミュニケーションを重視していました。全国に自分が行って直接自分の思い(本音)を伝える。その思いを感じて共鳴した人が動くんです。」と。
社員が自ら考えた新商品、売り出すかどうかも社員に考えさせる。一人一人が考えて納得した上で行動するプロセスこそが、大切だと新浪氏は言います。考えるのは社員の仕事、社員を鼓舞するのが自分の仕事!という信念になったようです。新浪氏のこの発想は、社員の創造性を発揮させるためには、「目的は絶対であり、手段は自由」という考え方なのだと思います。それを聞いたとき、「西堀栄三郎氏も同じことを言っていたなぁ~!」と思い出しました。以下、西堀氏著『石橋を叩けば渡れない』より抜粋いたします。
『仕事をするには、自主的な力がなければならない。あるいは自発的なものでなければならない。「目的」と「手段」を区別して考えること。仕事の目的は責任者である隊長(上司)が与えるが、手段については各自に任せる(自由にさせる)。それが部下の創造性を発揮させ、意欲を掻き立てるのである。そこに責任感が生まれる。決して「人が人を使う」のではなく、その人の創造性のエネルギーを湧かすように刺激する事が大切である。
私は、南極越冬隊長として、南極越冬という道の仕事をやっていくのに、どういうふうにしたかといいますと、まず第一に仕事の目的をはっきり一人一人の隊員に与えました。そのかわり、その目的をどういうふうにやるかということは、その人の責任においてやってもらうことにしたのです。
たとえば、電気を起こすのは発電係で、発電係は電気さえ起こしたら良いのです。それが仕事の目的です。その方法はどんな方法でやっても構わない。だから私は「君の仕事の目的は電気を起こすことだぞ、そのかわりその方法は君の好きなようにやれよ、忍術でやっても構わないぜ」と言っておきました。そうしますと、「隊長がこうせよとおっしゃったでしょう。ああせよとおっしゃったでしょう」といういい訳が出来ません。「油がありませんから電気が起こせません」 「何も油で電気を起こせとは言っておるまい。忍術でもいいのだぞ」という事になります。
「機械が故障して動きません」 「そんなことわしの知ったことか。忍術でもいいのだぞ」 けれども実際は忍術で電気が起こらないことぐらい彼らは馬鹿ではないから知っています。知っているからこそ、何か道具がないかなぁ、あ、発電機がある。この発電機は油がいるな。あ、ここに油の入ったドラム缶がある。つまり、自分で考えているわけです。自分の責任でやらにゃいかん。彼は私に「忍術でもいいのだぞ」と突っ放されていますから。各自に任せる自由さこそが、創造性を発揮させ意欲を掻き立てるのです。そこに責任感が生まれるのです。』
私自身のサラリーマン時代を振り返ってみても、自分を信頼して任せてくれる上司のときほど、一生懸命仕事をしたし、いい仕事が出来たと思います。そして、辛くとも楽しかったですね。人って、信頼されているのがわかれば、頑張るんですよね。それこそ身を粉にして…。
「性悪説を前提にした従来の労働集約型産業のマネジメントでは、人の心は動かない。
“私はこう考える”と、社員の誤解を恐れず問題の本質を明らかにし、わかりやすく説明する。
自ら胸襟を開かないことには道は拓かない」 <新浪 剛史(ローソン社長)>
今日は久しぶりに「山の扉」を更新しました。6月以来のことです。7月以降は沢登りに忙しく、尾根歩きをしていなかったのです。今回の更新は、10月9日三連休の最終日に行った岩手山です。写真を20枚ほど掲載いたしましたので、ご興味のある方は、ご覧下さいね。本日は、ネットワーク『地球村』(会員10万人)代表の高木善之著の『転生と宇宙』より抜粋いたします。私の好きな一節です。
【モノサシ】
不安や不幸の多くはモノサシによって生まれる。「お金持ちが幸せ、貧乏は不幸せ」「いい大学に行った人は幸せ、そうでなければ不幸せ」「豪邸に住めば幸せ、そうでなければ不幸せ」モノサシの多くは少数を幸せにし、多数を不幸にする。
モノサシが競争を生み、競争は少数の勝者と多数の敗者を生む。少数の勝者は多数の敗者を生むというゲームをやっているだけなのだ。なぜ、少数のために多数が犠牲になるようなゲームを続けているのだろう。なぜ、気づかないのだろう、なぜ私も今まで気づかなかったのだろう。
比較する相手によって幸せになったり不幸になったりするものは本当の幸せとは言えない。幸せは形あるモノではなく、比べられるモノでもない。さらに重要なことは、幸せは絶対的な尺度もないし、客観的な基準もない。つまり幸せは主観的なものなのだ。ということはいつでも誰でも直ぐに幸せになれるということだ。一見不幸と思うことも、必ずそのことで何かに気づき、何かが改善される。つまりどんなことも幸せなのだ。どこにも幸せはあるのだ。もっと幸せを感じられるようになれるのだ!
【聞くということ】
共通して口から出てくるのは不安や不満、そして寂しさ。「寂しい、辛い、死んでしまいたい」という言葉は、「そんなことはない」とか「それはひがみ」といっても仕方がない事が分かった。聞くだけでいいのだ。その人はそれで満足するのだ。最後に「うまく行きますよ」と声をかけると「ありがとう、ありがとう」と涙ぐむ。こんな経験の中であらためて、以前の自分は「聞けていなかった」ことに気づいた。
以前は、相談されたら一生懸命、自分の考えや解決方法を述べて説得しようとしていたのだ。相手が満足していないことに気づくと、さらに一生懸命説得をしたものだ。今思うと恥ずかしい。人は話したいのだ。聞いて欲しいのだ。そして分かってほしいのだ。多くの場合、答えがほしいのではなく、親身に聞いてくれる友人がほしいのだ。多くの場合、ただ黙って、聞いてあげるだけでいいのだ。
PS 上の写真は、我家の柿で~す!もうちょいで、もぎ時かもねぇ~♪(^^)
● 『山の扉』 岩手山 ← 今すぐ見たい方はクリック!
今日もとてもよいお天気でしたね♪やっと先週の山疲れも取れて、体調も回復いたしました。今回も昨日に引き続き、中ノ又沢の記録について書かせていただきま~す!今回のコースは、森吉の山の案内人、宮野さんのHPを参考にさせていただきました。森吉って、一般的に知られていない興味深い渓谷やルート、そして大自然が一杯あるんだなぁ~!と感心させられました。
この宮野さんのHPを始めて知ったのが、1年以上前になります。いわゆる一般コースではない、穴場コース(2万5千図に記載されていない)も結構載っていて興味深く拝見させていただきました。普通の人は知る由もなく、紅葉シーズン真っ盛りの中、登山者にもほとんど会わず、静かな山&沢登りを満喫することができました。
その宮野さんのHPより、今回のコースの紹介文を抜粋すると…『安滝上流部へは、中ノ又駐車場から車で更に2km先の登山道口から入る。約45分でトウドウ、甚兵衛沢分岐に出る。ここから下流1kmの地点まで下ると平滑ノ滝(S字状の200mの流れ)の先端に安滝が豪快に落ち込んでいる。ルートは沢歩きのためザイルやスパイク靴の装備に加え経験者、案内人の同行がベスト』とあります。とてもハイキング気分では入れるところではありませんが、沢登りをある程度されている方なら、特に問題はないと思います。去年行った時は、雨が降り増水の中の遡行となり、高巻きを強いられたりしましたが、今回で三回目でしたので、ルートファインディングもバッチリでした。
この安の滝は、日本百名滝にも入っており、その中でも飛び切り人気の高い滝のようです。その滝を下から見るには、立派な遊歩道がありますので、数時間歩く体力があれば、見に行けると思いますが、下から見てしまうと「上からも見てみた~い!」と思うのが、滝屋&沢屋の性分なのでしょうね。以下、その安の滝の「悲哀伝説」を紹介いたしますね。打当温泉に置いてあったパンフレットより抜粋いたします。ちなみにこの安の滝、縁結びの滝としても有名のようです。
『その昔、阿仁町打当の山深い場所に金山があり、そこに「ヤス」という美しく気立てもやさしい娘が働いていました。しかし、いつしか金山で若者頭として腕もよく実直な「久太郎」という若者を恋慕うようになり、山小屋への女の出入りはご法度とされる「金山のおきて」を知りながら、人の目を忍んで逢引をしていました。
やがてそれは人の知れることとなり、周囲からねたまれたため、ヤスは山を降り、久太郎もヤスに迷惑が及ぶことを恐れ故郷へ帰りました。ヤスは久太郎を思い続け、くる日もくる日も再び会える日を待っていましたが、ついにかなうことはありませんでした。悲観したヤスは落差90mの滝に身を投げてしまいます。ところが不思議なことに、その身は滝壺に沈んだきり、いつになっても水面には浮かび上がりませんでした。
中秋の名月の夜にヤスが荘厳な景色を背景に岩に腰かけて髪をすくといい伝えられています。今も語り継がれている悲恋伝説のある「安の滝」は、ヤスの恋心を象徴するように慈愛に満ちていました。「安の滝」の名は、この悲恋伝説に由来しているようです。』そうそう、この度撮影した写真を「酔いどれ画像掲示板」に12枚掲載いたしました。ご興味のある方はご覧下さいね♪上の写真は、その安の滝(90M)の頭にて。ここで落ちれば、滝下90M、真っ逆さまだぁ~!ひえぇ~!(^_^;)
● 『酔いどれ画像掲示板』 安の滝・上部(中ノ又沢) ← 今すぐ見たい方はクリック!
思えば、私が東京にいた当時は、それこそ色んな山岳会の方々と山行を共にしていました。初対面で沢に行くことも度々。そこで意気投合すれば、その後も一緒に…ってパターンが度々ありました。一回遡行を共にすれば、お互いの技量や性格もよ~くわかりますしね。
ここ岩手に戻ってからは、最初の5年くらいはよく東京時代の山仲間と一緒に山に沢にと行ったものですが、いつしか地元岩手や秋田など近県の仲間たちと行く機会が多くなりました。今回久しぶりに関東の方々と山行を共にし、とても新鮮な気持ちになった次第です。やはり関東の方々は、滝屋さんにしても沢屋さんにしてもクライミングにしてもバケモノ級の方々が大勢いらっしゃいます。それだけ山屋人口が多いのですから、当然といえば当然ですが…。
ここ岩手はハードな山や沢、雪山などする人って、極端に少ないんです。パートナーをゲットするのに、皆さん、苦労されているようです。雪山へ行っても、沢へ行っても、岩場に行っても、会う人は、ほとんど顔馴染みの方々ばかりですものね。そういった意味でも、今回の秋田遠征の親睦山行は有意義だったと思っています。特に今回お会いした関東隊の方々は、ホント凄い行動力だなぁ~!って感心させられました。思えば、私も東京にいたときは、沢に関しては「キチガイ」扱いされていましたっけ…(^_^;)。だって、年間50本以上も沢へ入っていましたし…。今は堅気になり?まともな?人生を送っております(っていうか、つもりです)。
昨日に引き続き、先週末の秋田遠征合宿の記録で~す!九階の滝の翌日の日曜日は、今度は安の滝の源流部へ行って参りました。中ノ又沢を遡行して安の滝の落口へ立とうという計画です。ここへのアプローチは、2万5千図に記載されていない秘密の道がありまして、その道を行くと中ノ又沢の源流部の安の滝の落口まで数キロ地点(おそらく2キロくらい)にいたることが出来るんです。そこから安の滝の落口までが、なんとも素晴らしい渓谷美なんですよ。滑床とスラブ、そして紅葉♪まさに癒し系の素晴らしい景観なんです!とは言うものの、初心者が行ける場所では決してなく、地元の案内人やそれなりに沢登りの経験をされている方の同行が必要となります。
この区間の見所は、安滝頭部から落差50m、長さ300mに渡って連続する平滑ノ滝です。おう穴とナメと側壁のスラブはまさに圧巻!そして、渓谷を紅葉が彩り一層魅力的になります。そして、最後は、安の滝の頭へ…。我々はそこからさらに60Mの懸垂下降をして滝下を覗いてみました。安の滝は90Mもあるようで、滝下にいる人が、豆粒のように見えました。手を振ったり、滝上にいる私を不思議そうな表情で見つめているのがわかりました。なんか不思議な感覚でした。この日もお天気に恵まれ、メンバー皆で和気藹々遡行を楽しめました。この中ノ又沢、私にとって三回目の遡行ですし、安心していましたしね。やはりこの沢、秋がいいですねぇ~♪(^^)
今回、参加された皆さん、ホントお疲れ様でした。特にリーダーのえるさんは大変だったと思います。何はともあれ、皆さん、ありがとうございました。とても楽しかったですね♪また機会あらば、皆さんとご一緒したいものです。たまには、他県の皆さんとの交流山行もいいもんですよね♪(^^)
PS 上の写真は、安の滝の頭にて。60Mの懸垂下降をしているKさんです。ここでKさんは、滝下の人(観光客)に向かって飛び跳ねて手を振っていました。しかし、Sさんに至っては、「写真撮影の邪魔だ!」と邪険にされたようで…。こういう時って、女性はいいですね。何はともあれ、この日も楽しい一日でした。みなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。m(__)m
14日(土)は秋田県は森吉山域の様ノ沢の九階の滝へ、そして15日(日)は日本百名滝で有名な安の滝の源流部、中ノ又沢源流へ行って参りました。どちらも私にとって三回目の遡行になりますが、秘境系でとても素晴しいところですよ♪
今回の計画は、えるさんのネット(ブログ)仲間&滝仲間達がえるさんの呼びかけで集まったいわば混成チームでした。岩手はもちろんのこと、東京、神奈川、山形、青森の各県の滝キチガイの方々が一同に秋田に集結し、大人数となりました。当初、私は仕事の都合上「参加できないなぁ~!」って思っていたのですが、急遽その仕事が延期になり、私も参加させていただくことになりました。
微力ながらチーフリーダーのえるさんのお手伝いをさせていただいた次第です。中には沢登り初体験!って方も数名いらっしゃいましたし…。当然初対面の方々も多く、お互いの技量や性格もハッキリわからない状況の中、最年少のえるさんが念入りに計画を練って準備を整え、リーダーシップを発揮し、よく頑張ったなぁ~!と感心しました。きっと、よい経験になったことでしょうね。
今回集まった皆さんバカが付くほど?「滝が大・大・大好きなんだなぁ~!」って感心させられましたよぉ~!全国を股にかけてあちこちに出かけていらっしゃる方がほとんどで、中には海外にも進出!って方も。土曜日の夜は、皆で鍋を囲みながら大宴会♪お酒が入ると皆さんの舌も滑らかになり盛り上がりました。いわゆる「飲みニュケーション」ってヤツですね!森吉の沢の紅葉は、まさに旬♪お天気も秋晴れ!そりゃ、もうウットリ♪まるで絵葉書の世界でしたよ!(^^)
この九階の滝、何度見ても感動しますねぇ~!100Mもあり滝屋さんにとって憧れの滝のようです。ただ、この滝へ行くには沢登りの技術と体力が必要で、遭難者も多いと聞きます(特に滝下まで行く場合は)。当然ザイルを必要とする箇所もあります。苦労した人だけが味わえる感動的な滝だと思いますよ!この滝、10年ほど前までは、ほとんど知られていなくて「幻の滝」とまで言われていたようです。この滝が一躍有名になったのは、佐藤さんが5年前に出版した写真集(滝のガイド集)『秋田の滝300』のようです。今回なんとその佐藤さんと九階の滝でバッタリお会いしたのですよぉ~!これはチャンス!とばかりに、皆で記念撮影をさせていただきました。何はともあれ、楽しい2日間でした♪この九階の滝の写真を『酔いどれ画像掲示板』に8枚掲載いたしました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪ちなみに、中ノ又沢源流編は後日の日記にて紹介させていただきま~す!
● 『酔いどれ画像掲示板』 九階の滝 ← 今すぐ見たい方はクリック!
先日、菜園の人気居酒屋、「網玄」で飲み会がありました。今回で2回目の利用なんです。過去何度か予約を入れたのですが、「申し訳ございません、既に満席状態でして…」と。とても人気の高い居酒屋なんです。ここの料理は、何を頼んでもとても手が込んでおり、美味しんですよねぇ~♪それに、全国の地酒も数多く取り揃えていて、日本酒大好きな人にはタマランのですよ!
海の幸たっぷりのピザ、揚げ出し豆腐、アジの刺身、レバ、枝豆、馬刺し、その他諸々、全てが美味しかったですよ♪ここの名物料理がチゲ鍋で、前回行ったときに食べてみたのですが、とっても美味しかったですよぉ~!お鍋の中味は「白菜・春菊・ねぎ・豆腐・しめじ・豚バラ肉・とり肉・カキ・あさり・きんめだい・ほたて・etc.」…と超豪華♪食べていると自然に体があったまってきて、日本酒もクイクイ進みます。自家製チゲミソで作るスープと豚バラ肉から出るダシが味のポイントだとか。
全国の地酒は常時約30種。人気店なので予約した方が確実ですね。場所は、菜園カワトクの近くです。盛岡市菜園1-2-17 またぜひ行ってみたい居酒屋です。上の写真は、網玄さんで食べたアジのお刺身です。その他、4枚ほど「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしましたので、ヨダレを出したい方はご覧下さいね♪(^^)
そうそう、話は変わりますが、山岳雑誌で有名な山と渓谷社がインプレス傘下に!雑誌『山と渓谷』は、私が山登りを始めた学生の頃からの愛読書でした。それこそ昔の『山と渓谷』は、内容豊富で、読み応えがあったのですが、いつしか読者層のターゲットが中高年になり、また広告の量も増え『山と広告』とさえ言う人も…。新聞によると「インプレスホールディングスは10月11日、登山関連出版の山と渓谷社を100%子会社化し、山岳・自然分野に進出すると発表した。登山はシニア層を中心に根強い人気があり、インプレスはITやデザインなどに次ぐ新分野として期待。山と渓谷社の豊富なコンテンツのデジタル化などを図っていくとしている。」とあります。どのように変わるのか?見ものですね。
● 『酔いどれ画像掲示板』 居酒屋・網玄さん ← 今すぐ見たい方はクリック!
いやはや、迷惑メールは、ホント迷惑ですよねぇ~!私のところへは、アダルトサイトや出会い系サイトなどや、英語、中国語や韓国語らしき怪しいメールも数多く届きます。必要なメールが探しづらくなるばかりか、1通ずつ手動で削除していては、大変な手間がかかってしまいます。
そこで、受け取りたくないメールは自動的に削除できるように、Outlook Expressでは「メッセージルール」を使って迷惑メールをシャットアウトできます。しかし、これもちょっと問題で一旦受信しなければならないのですよ。出来れば、そのような迷惑メールは、受信すらしたくないものです。
それと各プロバイダで提供している「迷惑メールフィルター」のサービスを利用する手もあります。私のプロバイダはOCNなのですが、メールサーバー上でも削除してくれるスグレモノなのですが、時には迷惑ではないメールーまで削除されてしまうことがあるのです。よって、このサービスを利用しているものの、一旦受信して確認してから削除するようにしています。コレ、約8割くらいの精度で迷惑メールの判定をしてくれますよ。
そこで、本日ご紹介するフリー(無料)の迷惑メール駆除ソフト、「Spam Mail Killer」は、とても人気が高く、指定した条件に従って、迷惑メールをサーバー上から自動的に削除してくれるのが魅力♪。タスクトレイに常駐し、一定時間ごとにサーバー上のメールをチェックし、削除対象として指定した条件に合致するメールがあれば自動的に削除してくれるのです。これなら迷惑メールをわざわざ受信しなくて済みます。
しかし、Spam Mail Killerの設定、利用にはそれなりの知識が必要です。スグレモノのソフトで重宝しますが、使い方を間違えると悲惨なことになります。なぜなら、このソフトは、メールサーバーから削除する為、一旦削除されてしまったメールは再び受信することはできませんので注意が必要です。以下に、そのソフトの使い方を紹介したHPをご紹介いたしますので、ダウンロードして「使ってみたいな?」という方は、参考にして下さいね。
そうそう、このソフト、テンプレートがあり各項目を選ぶだけで該当メールを自動削除できるんです。例えば、中国、韓国、香港、台湾、インドネシア経由のメールなど(私のところは、最近この手が多いです)。また、「削除設定」の画面で、「件名&本文の2バイト文字が4個以下」にチェックを入れると、件名と本文が英語で書かれたメールは、サーバ上で自動削除してくれますよ。
● 『Spam Mail Killer』のダウンロード(無料) ← 今すぐ見たい方はクリック!
● 『ソフトの宝島』 使い方(注意事項) ← 今すぐ見たい方はクリック!
● 『INTERNET KOCHI』 使い方(アカウントの登録の仕方) ← 今すぐ見たい方はクリック!
● 使い方(テンプレートの設定例) ← 今すぐ見たい方はクリック!
昨日の岩手山、8合目の不動平の小屋に到着したときは、強風とガスがひどい状態で、山頂にこだわっていない我々は「山頂まで行っても景色が見えないんじゃ、しょうがないよねぇ~!」といことで下山を開始したわけです。その小屋でしばらく天気の回復を待っていたのですが…。下り始めて30分もしないうちに、山頂のガスが取れ、風も弱まってきたのですよぉ~!
くくぅ~!やられたぁ~!かといって、また登り返す気にもなれず…。そのガスが晴れた瞬間に撮影した岩手山の山頂付近の写真がコレ(左)です。下界から山頂付近に白い一条の帯が見えるのは、おそらくコレだと思うんです。
で、下山後網張温泉にて入浴したのですが、生徒さんが「先生、ビジターセンターに入ったことある?」って。私は過去何度も網張温泉で入浴しているのに、直ぐ隣にある「網張ビジターセンター」に入ったことがありませんでした。「とってもいいわよぉ~!お花も覚えられるし、勉強になるわよ!」と。じゃ、いっちょ入ってみるか!入場料は無料ですしね♪(^^)
いはやは、このビジターセンター、去年出来た(平成17年1月21日)ばっかりのようで、とても新しかったです。休憩所もありますし、昔使用された登山装備なども展示されていました。岩手山の豊かな自然や動植物の生育についてのパネル展示をはじめ、岩手山の火山活動の経過や温泉、地熱の活用についての解説展示もしてありましたよ!またここから見る展望も素晴らしかったです。皆さんも、網張温泉に行ったついでに覗いてみてはいかがでしょうか?
● 『網張ビジターセンター』 ← 今すぐ見たい方はクリック!
本当はこの三連休、青森は八甲田山の沢へ行く予定でしたが、この大雨の為、中止にしました。連休最終日の今日、お天気も回復するようですし、久しぶりに岩手山へ生徒のKさんと行って参りました。
天気予報では、今日は朝から快晴のはずだったのですが…(^_^;)。山のお天気は違っていたようです。今回は網張コースより登ったのですが、強風とガスがひどくって…それにとても寒かったです(^_^;)。本来の計画では、鬼ヶ城コースを通って岩手山の山頂へ至る予定だったのですが、突風とガスの為、お花畑コースを登り、八合目の不動平小屋へ…。
そこまで行って、「これじゃ、山頂へ行っても何も見えないね!」ということで、往路を下りました。ビックリしたことは、岩手山の上部に雪がうっすらと積もっていたんですよ!道理で寒いわけだ…。先週は栗駒山へ行って見事な紅葉が見れました。ここ岩手山は、栗駒山より標高が高いし、「紅葉が終わっているかも?」と思っていたのですが、まだ早かったようです。山の上部では部分的に紅葉は進んでいたようですが…。しかし、この連休前半の大雨と突風で、かなり葉っぱが落ちていました。そして、今回の雪…(^_^;)。
歩き始めの頃は、登山者も少なくビックリしました。連休だし、かなり混むだろうなぁ~!と予想していたのですが…。ところが、昼頃になって、登山者が降って湧いたように一気に増えたようです。そして、網張へ下山したときは、大駐車場が満車状態、そして網張温泉も大混雑!でも、とてもよい体力トレーニングになりましたし、下山時はお天気も回復して、それなりに展望を楽しむことが出来ましたよ♪いがった、いがったぁ~!上の写真は、黒倉山にて岩手山の写真撮影に励むKさんです。尚、本日撮影した岩手山写真を7枚ほど、「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪
PS なお、新聞によると岩手山の初冠雪は、昨年より15日、平年より4日早いようです。
山はいよいよ冬支度ですね。あともう一本くらい、沢へ入りたいものですねぇ~!
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連休初日の今日、ここ岩手では土砂降り状態!外は暴風雨ですぅ~!(^_^;)。とても寒くって、本日ついにスクールのストーブをつけました。生徒さんに寒い思いをさせるわけにいきませんものね。母も寒さに堪えきれず、コタツを出したもようで、現在、猫状態になっていま~す!(^_^;)
先日、山岳雑誌「山と渓谷」や「岳人」の沢の記事によく登場し、日本を代表する沢屋の宗像兵一さんよりメールを頂戴いたしました。実は、私と宗像さんの出会いは、私がまだ沢屋賭け出しの若造の頃、宗像さん率いる社会人山岳会、逍遥渓稜会に在籍していたことがありました。
現在、宗像さんは、自立した沢屋を養成するための沢登り専門学校、「渓友塾」の塾長(経営者)として、ご活躍されています。「山と渓谷」や「岳人」を読まれている方、また沢屋さんなら、ご存知の方も多いと思います。
「この三連休に岩手の葛根田川を生徒さんと遡行するので、下山後都合が合うようでしたら会いませんか?」との嬉しいメールを頂戴いたしました。それこそ、宗像さんとお逢いするのは、ホント久しぶりのことで、楽しみにしていたのですが、この大雨で計画を断念されたようです。来年、岩手にお越しの際は、ぜひお逢いいたしましょうね♪(^^)
お酒でも飲みながら、沢談義に花を咲かせましょう!
そうそう、その宗像さんがこの秋、自費出版で「朝日連峰水源の沢」という本を出版されたのですよ!さっそく、送って下さいました。お手紙には「稚拙な出来ではありますが、ご笑覧いただければ幸いです」と書かれていたのですが、いやはや、あまりにも立派な出来(本)でビックリ致しました♪朝日連峰に限った沢の遡行記録で、なんとその数106本!宗像さんが朝日連峰の沢へ通い始めて30年のまさに集大成的な本なんです。また逍遥渓稜会創立25周年の記念誌でもあります。
詳細な遡行記録とたっくさんの写真の数々、367ページ(かなり分厚いですよ)のまさに力作!って感じです。写真を見ているだけでウットリしちゃいました。遡行記録をまとめる作業を始めてから、この本を完成させるまで、なんと6年もかかったようです。この本を手に取った私の第一印象は、「実に丁寧にまとめられている本だなぁ~、宗像さんらしいなぁ~!」でした。これは読みごたえがありますよぉ~!本日届いたばかりで、まだザァ~としか読んでいませんが、第一印象を紹介させていただきました。仕事の合間を見ては、熟読するのが楽しみで~す!完読後、またご紹介させていただきたいと思っていますので、お楽しみにぃ~♪
朝日連峰の沢といえば、難度が高くそれこそ沢屋の憧れであり聖地でもあります。その聖地のベールが今まさにこの本で、暴かれようとしています。この本を手に取り、ニヤニヤが止まらない私です(^^)。朝日連峰の沢の中で、私の憧れの沢、またぜひ行ってみたい沢がたっくさん載っています。この本を出版された宗像さんに感謝と敬意を表します。ありがとうございました。m(__)m
PS ちなみにこの本にご興味のある方は、「自費出版のため印刷部数に限りがありますので、購入(代金引換)を希望される方は、メールでお申し込みください。」とのことです(詳細は以下太字をクリック)。価格は三千円(送料別)。限定400部のようですよ!正直、この本のボリュームと内容を考えれば、かなりお買い得だと感じました。早い者勝ちかも?ハイグレードな沢を目指すまさに沢屋必見の書だと思います。
● 『朝日連峰水源の沢』 宗像兵一・逍遥渓稜会著 ← 今すぐ見たい方はクリック!
今年もあります!しかも、今月22日(日)に(盛岡駅前のアイーナホールにて18時30分開演)!写真家の野村哲也氏とペルー研究家として日本を代表する第一人者、阪根氏の「アンデスを語る」講演会が♪
去年は、ホント大好評でした。私自身もその講演を拝聴させていただき、予想以上に面白く興味深いお話を聞けて、大満足でした♪(^^) まさに笑いあり、感動あり、教訓あり、の素敵な講演会でしたよ♪
主催者は、私の山仲間のsun部の方々なんです。今年も後援者として私の会社むげんもポスター作りなど協力をさせて頂きました。野村氏、阪根氏とも岩手での講演は今回で二回目!今からワクワクしております。
去年の講演会は、超満員御礼状態で大盛況でした。まさに大成功!また講演内容もとっても素晴らしくって、「まさかこんなに面白いお話を聞けるなんてぇ!」って、とても得した気分でした。野村さんの講演も、阪根さんの講演も素晴らし~い!の一言です。私たちが経験できないような素晴らしい体験談から得た教訓をたっくさん教えていただき、感謝の気持ちでイッパイです。
私はいつも思うんです。凄い人ほど謙虚なんですよねぇ。あんなに凄いことをされているのに、とても謙虚、話に説得力があるんですよ!凄い人だなぁ!って思いました。主催者のsun部の方へ「来年もぜひ企画してくださいね!」とお願いしたところ、今年も企画して下さいました。私はすっかり野村さんと阪根さんの大ファンになってしまいましたよ!
去年の講演を聞いて、野村さんも阪根さんも物事を見る視点が、グローバルなことには驚嘆いたしました。地球規模って言うか人類規模って言うか…スケールが大きいのですよ!そして経験上(体験上)から物事の本質を体得されていらっしゃるように感じました。まさに目からウロコでしたよ。
今年のテーマは、野村氏は「米大陸の大自然と動植物-北南米大陸、パタゴニア、南極で出会った動植物や大自然のスライドと共に楽しいトーク」、坂根氏は「最古の遺跡発見!?-古代文明の謎が多く残る神秘の国ペルーや、最近発表された4800年前のシクラス遺跡についてトーク」です。決して堅苦しいお話ではなく、楽しみながら拝聴できる内容なんですよ。全席自由で千円(中学生以下は無料)、先着300名だったかな?早くチケットを手に入れないとね!今年も楽しみです♪詳細を知りたい方は、以下をクリックして下さいね。
PS、上の写真は、ペルー研究家の第一人者、阪根氏、去年の「アンデスを語る」講演会にて。ちょっと怖い顔をしていますが、とってもユーモア溢れるトークに会場は爆笑の渦でした。最初のご挨拶が「おばんでがんす!」でしたからねぇ~♪学者らしからぬ?型破りなトークに会場の皆さん、腹を抱えて大笑い!今年はどんなお話を聞かせていただけるのか?楽しみです。22日が待ち遠しいですね♪(^^) そうそう、チケットは、盛岡のICI石井スポーツ大通店、ホテルエース盛岡でも取り扱っていますよ!
今週末はちまたでは三連休ですね♪山や行楽へ行かれる方も多いでしょう!味覚の秋、温泉の秋、そして紅葉の秋ですもの。私にとっても今回の連休が沢納めになりそうな感じですし、せっかくだから山で2泊しようかな?と計画を練っている最中なんです。
ところが天気予報によると今週末は、どうやら雨マーク、晴れるのはどうやら9日(月)の一日だけのもよう。えぇ~ん!最終日しか晴れないのかよぉ~!そ、そ、そんなぁ~(^_^;)!土日の2日間も雨が降ってしまうと沢登りそのものが厳しい感じです。週間予報ですから、これから予報が変わるかもしれませんし…。紅葉は、おそらく今週来週が見ごろでしょうね。晴れてくれるといいのですが…。
紅葉が楽しみです♪それにしても先週の栗駒山の紅葉、とても綺麗だったなぁ~!あの感動をもう一度味わいたいものです。紅葉といえば、私にとって忘れられない思い出があります。22年前の9月末から10月にかけて単独で10日間北アルプスを縦走したことがあります。全てテント泊で荷物は重かったのですが、あのような紅葉の美しさを見たのは、初めてでした。たまたま紅葉の当たり年でとても色が綺麗だったのです。ホント息するのを忘れてしまうくらいに綺麗でしたよ!
その時は10日間も北アルプスの稜線を歩いてたので、紅葉の変化が毎日わかるんです。そして、雪も降り、山の三段染め(下部が緑、中間部、紅葉、上部は雪化粧)も見れましたし。この時は、ほぼ毎日晴れて、気分も最高でした♪会社を設立してからは、サラリーマン時代のように有給休暇はありませんし、生徒さんにご迷惑を掛けるわけにも行きませんし、長期で休みを取ることが不可能になってしまったせいか、余計当時の頃が懐かしく思えます。山の紅葉も綺麗ですが、沢の紅葉もとても綺麗なんですよねぇ~♪(^^) 今週末、晴れてくれぇ~!
そうそう、先週行った栗駒山の麝香熊沢を「沢の扉」に紹介し、写真を34枚掲載いたしました。紅葉の写真もイッパイ♪ご興味のある方は、ご覧下さいね♪上の写真は、9日(日)に栗駒山にて撮影したものです。
● 『沢の扉』 栗駒山・麝香熊沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
本日は、私が利用しているウィルス対策ソフト、ウィルスバスター2006を2007にバージョンアップいたしました。バスター会員なら、無料でバージョンアップが出来るんです。以前は、バージョンアップの仕方が結構面倒だったのですが、今回からはとても簡単になりました。「かんたん!インストール」というページから作業をすれば楽勝ですが、相変わらず時間は結構かかってしまうようです。
で、今回の新製品ウィルスバスター2007の大きな変更点は、一本(1シリアルNo)で三台のパソコンまでインストールが出来るようになった!ということです(法人はダメ)。これは複数台のパソコンを愛用している方(家庭)にとっては、魅力(お得)ですね。しかしながら、喜んでばかりいられません!なんと年間更新料(ウイルスバスタークラブ年会費)が従来は3,150円でしたが、来年の1月16日より4,725円に値上げとのこと。なんと1,500円以上も値上げをするなんてぇ~(^_^;)!
で、主な新機能の大きなポイントはこれまで別売だった「スパイバスター2006」が統合された点です。これまでもスパイウェア対策機能はありましたが、それを大幅に強化したようです。従来(ウィルスバスター2006)のスパイウェア機能はあまり役に立たなかったように思います。私は別にスパイウァアやアドウェア対策のソフトを入れていました。特に注目したいのが「不審ソフトウェア警戒システム」かなぁ?不正なプログラム(マルウェア)が、何らかの悪意のある活動をする場合に、それを検知できるようになったようです。
それと迷惑メール対策も強化されたようです。アウトルックやアウトルック・エクスプレスの場合、新たに「迷惑メール対策ツールバー」なるものが追加されました。そこで、ワンクリックで迷惑メールに登録したり許可したり出来るようになりました。それと、画面がスッキリ整理され使いやすさは向上したと思います。新機能はまだまだありますけど…。これから使ってみて、どうか?じっくりと評価してみたいと思います。
今尚、昨日の山疲れが…。年のせいかな?二日間ほど体を休めないと完全に回復しないようです(^_^;)。今シーズンの沢登りも、あと1~2本がせいぜいでしょうね。昨日の遡行でさえ、かな~り水が冷たかったですもの。
先週行った和賀の沢(大荒沢川)では「紅葉はまだだなぁ~!」なんて思っていたのですが、この一週間で一気に色付いたのでしょうね。朝晩の冷え込みが厳しくなりましたもの。滝沢の生徒さんは、既にコタツとストーブを出しましたよ!と聞きました。もう10月ですものねぇ。我が酔いどれ家でも10月中旬頃にはストーブ&コタツを出すんです。
本日の日記は、昨日に引き続き、麝香熊(じゃこうくま)沢で~す!この沢、2万5千図でもわかるように結構長いんですよ。コレ日帰り出来るのかな?って思ったほどです。しかし、ネットで調べると日帰りしている記録もありましたので、「単独だし大丈夫だろう!」と思いました。単独の場合、走るように遡行しますしね。
この麝香熊沢、遡行の約半分はゴーロ歩きに終始するので距離を稼げるんです。入渓地点より960Mの二俣まで2時間で行っちゃいました。その二俣から稜線まで3時間かかりましたので、遡行のトータル時間は5時間。5時30分より遡行開始して栗駒山の稜線(一般登山道)に到着したのが10時30分。下山は、ゆっくりと写真撮影をしながら下り3時間。よって、遡行と下山をあわせて合計8時間の行動でした。最後のツメのルートファインディングを慎重にしないと(間違えると)思いっきりヤブ漕ぎを強いられるので注意を要します。背丈を越える密度の濃い笹薮で展望が見えず…。上に上にとヤブを漕いで進んでしまうと登山道と平行して膨大な(長時間)ヤブ漕ぎになってしまうんです。1,350Mあたりからトラバースしながら真北に進まないとね。
それにしても、今の紅葉のシーズン、栗駒山は物凄い人の数でした。皆さん、最短距離の須川温泉より入山されるようです。大型観光バスもたっくさん入っていました。今回の下山ルートは、湯浜コースを歩きましたので、とっても静かな山歩きを楽しめましたよ♪途中会った登山者はわずか4~5人しかいませんでしたし。何はともあれ、麝香熊沢、まさに癒しの渓でした♪(^^) 上の写真は、昨日沢をツメて登山道に出た時に撮影したものです。そうそう、今回撮影した写真を11枚ほど「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪(^^)
● 『酔いどれ画像掲示板』 栗駒山・麝香熊沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
昨夜29日(土)、仕事が終わった後、栗駒山の麝香熊(じゃこうくま)沢へ行って参りました。昨夜は沢の出合、ランプの宿で有名な湯浜温泉(宮城県)の駐車場に幕営して一人宴会を致しました。で、今朝は4時に起きて5時30分出発!秋の今の時期、日が暮れのが早いので時間との勝負になります。早めの出発が精神的に安心できるのですよ。
この麝香熊沢、栗駒山付近に突き上げる沢で、栗駒山域の沢では産女川に次ぐ有名な沢のようです。下流部はゴーロ歩きが長いし、特に難所もないので老後の楽しみに?とっておいたのですが、この度行ってみることにしました。
結果、予想以上に楽しめた(癒された)素敵な沢でしたよ♪何と言っても、渓相が明るくって開放的でまさに癒し系の渓でした♪特に中流部以降はナメと滝が連続して楽しませてくれます。ほぼ全ての滝を快適に直登できる素敵な沢でしたよ♪赤沢出合(740M)と上部二俣(960M)の中間にあるゴルジュ(ここの突破がこの沢の核心部かも?)は、通常は高巻くようですが、「うん、突破できそうだな!」と判断し、突っ込んでみました。無事楽しく突破できました!
今回の遡行は、単独でしたので経費節減の為、往路は高速道路を使わずに下の道をひたすら走りました。アプローチは、築館より一路湯浜温泉を目指しました。途中雨が降ってくるし…。はじめて走る道で夜の雨の走行は神経を使います。いやはや、遠かったぁ~!4時間もかかりました。今回の核心部かも?帰りは、湯浜温泉より栗駒山の須川温泉経由で一関に出て盛岡へ…。驚いたことに、今回の遡行で遡行者に会いました!マイナーな沢ですし、熊に会うより偶然かも?なんと埼玉からいらっしゃったようで…。しかもそのお方も単独でした。昨日まで船形連峰の笹木沢と大倉沢を遡行されたようで、「とても素晴らしい渓でしたぁ~!」と感動されていました。この沢、私も以前入渓したことがありますので、「笹木沢はホントいい沢ですよねぇ~!」と話が盛り上がった次第です。この後、岩手に移動し葛根田川を遡行されるようです。
で、遡行結果ですが、下流部は上に述べたゴルジュ以外は、標高1,090Mの枝沢出合付近までひたすらゴーロ歩きです(これが結構苦痛でした)。しかし、そこから上部がとにかく素晴らし~い!!美しいナメと滝が連続し、しかも全ての滝が直登できた、まさに快適な沢でした。単独で遡行するにはもってこいの沢だと思いましたよ。まさに癒し系の渓でしたねぇ♪(^^) 上部のヤブ漕ぎは約30分を要しましたが…。下山ルートは、車の回収の為、湯浜温泉へ下るルートを取りましたが、このルートもまた湿原があり、ブナ林がありで、歩いていて楽しいルートでしたよ♪このルート、500M間隔に「湯浜温泉まであと○K」との看板がありました。
栗駒山は既に紅葉が始まっており、山の上部はまさに旬でした。ウットリするほど綺麗な紅葉でしたよ♪下山は紅葉の写真撮影をしながらノンビリと下りました。遡行と下山で、全行程8時間でした(通常は約10時間のようです)。何はともあれ、素晴らしい一日でした♪そうそう、帰りは車で栗駒山の須川温泉経由で帰って来たのですが、ものすごい車でした。あの大規模な駐車場は満杯で路上駐車ビシバシ状態…(^_^;)。須川から登る一般登山道は大渋滞状態でしたよ…。今週末の三連休は、もっと凄いでしょうねぇ~!