毛無森 1 砂子沢右俣

- 早池峰山域 -

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毛無森 1

毛無森は早池峰山域の鶏頭山の北隣に 位置する山で、登山道はありません。 よって、砂子沢右俣の沢をツメて、下降は 北西に登るヤブ尾根を下ることにしました。

林道は2万5千図通り780mまで車で入れました。 林道終点は、ちょっとした広場になっています。

2010年11月14日撮影

毛無森 2

今回の山行はHご夫妻のお誘いを受け 計三名で行って参りました。 まずは砂子沢に入渓します。 高級長靴で遡行するHご夫妻。

2010年11月14日撮影

毛無森 3

小さな沢で水量も少ない…。 秋特有のヌメリで滑る滑る~!

2010年11月14日撮影

毛無森 4

870mの二俣にて。 二俣といっても三俣になっていました。

2010年11月14日撮影

毛無森 5

この二俣の右岸に大きな岩があります。 今回は毛無森の山頂にダイレクトに 突き上げる右俣を遡行することにしました。

2010年11月14日撮影

毛無森 6

この砂子沢右俣は沢登りというより 沢歩きといっていいほど、易しい沢でした。 (遡行グレード1級)。

2010年11月14日撮影

毛無森 7

遡行対象にならない沢だと感じました。 あくまでも毛無森の山頂へ至る登路と 考えた方がよさそうです。 私は渓流足袋で遡行しました。 長靴 VS 渓流足袋?

2010年11月14日撮影

毛無森 8

上部に行くにつれて小滝が頻繁に 出てきて、それなりに楽し~い♪ 易しい滝が多く容易に直登できます。

2010年11月14日撮影

毛無森 9

このようなナメ滝では 長靴はシンドそうでした。

2010年11月14日撮影

毛無森 10

奮闘するHご夫妻。

2010年11月14日撮影

毛無森 11

こんな超マイナーな沢に 赤布がありビックリしました。 他にも入っている人がいるんですね。 山頂目的か?釣りか?

2010年11月14日撮影

毛無森 12

プチゴルジュ帯にて。 右の倒木を利用して登りました。

2010年11月14日撮影

毛無森 13

滝を登るHご夫妻。

2010年11月14日撮影

毛無森 14

三段の立派な滝です。 さすがにここは長靴での直登は厳しく 左岸を小さく高巻きました。

2010年11月14日撮影

毛無森 15

ツメのヤブ漕ぎを覚悟していたのですが 思いの外、沢形はかなり上部まで伸びて いました。 白く見えるのは雪です。

2010年11月14日撮影

毛無森 16

背丈を没する笹ヤブ地帯。 しかし、山頂までもうちょっと!

2010年11月14日撮影

毛無森 17

登るにつれ、笹ヤブの背丈も低くなり 楽になりました。

2010年11月14日撮影

毛無森 18

左手には鶏頭山が見えました。 これには感動♪

2010年11月14日撮影

毛無森 19

結局、源頭部からヤブ漕ぎは 10~15分位で山頂に到着しました。

2010年11月14日撮影

毛無森 20

山頂は広々していて気持ちい~い♪ でも風が強く寒いのなんのってぇ~! 駐車場から山頂まで3時間半でした。 なかなか良いペースで遡行できたと思います。

2010年11月14日撮影

毛無森 21

いよいよ北西に伸びるヤブ尾根を下ります。 「下りだから楽勝!」と思っていたのですが、 背丈を超えるスプリングのような根曲竹の ヤブ漕ぎにはホント参りました。

特に1,320mの岩峰を左から回り込んで そのまま違う尾根を下ってしまい…。 その際、軌道修正するためにトラーバスした 時のヤブ漕ぎが一番シンドかったです。

2010年11月14日撮影

毛無森 22

それと1103mから遊歩道合流地点までの ヤブ漕ぎも強烈で大変でした。

2010年11月14日撮影

毛無森 23

無事遊歩道に出た時は嬉しかったです♪ まるでハイウェイのようです。 何はともあれ暗くなる前に下山でき、ホッ♪ 今回の山行記録の詳細(クリック)は、 「酔いどれ日記」をご覧くださいまし。

2010年11月14日撮影

毛無森 25

後日、Hご夫妻が遊歩道の終了地点を確認しに 行ってくれました。そのGPSの軌跡がコレです。 私たちのルートで ほぼ正解だったようです。

2010年11月14日撮影

GPSの軌跡

<11月14日(日)>
行動時間 8時間10分(休憩時間含む)

780M林道終点(7時30分)~870M二俣(8時30分)~砂子沢右俣遡行~毛無森山頂(11時)~ 北西尾根(ヤブ)下降~遊歩道(15時15分)~林道終点駐車場(15時40分)
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