霞露ヶ岳 1

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霞露ヶ岳(かろがだけ) 1

昨夜は夜遅くまで仕事をこなし、 いつも通り今朝は8時に起きました。

カーテンを開けると「あれ?お天気いいぞ~♪」 それからが、さぁ~大変!同じ岩手とはいえ 三陸の山田町(宮古)は結構遠いのですよ~! 事前調査もせずに出発したため、案の定、 大浦港で道に迷ってしまいました。 釣りをしている地元の方に聞きましたが…。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 2

合計3人の方に道を尋ねました。 どうやら私は、大浦港の変形十字路を 間違えて直進してしまったようです。

私が目指す場所は、右写真の「現在地」と 書かれている漉磯(すくいそ)海岸なのです。 そこが霞露ヶ岳の登山口なのです。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 3

これが大浦港の変形十字路です。 赤矢印の狭い道・方向に進むのが正解です。

今回の山行の最大の核心部でした。 私は間違って左へ直進してしまったのス! 道標や案内板はありませんでした。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 4

上の写真の赤矢印の曲がった直ぐの所に 大浦小学校のこのような案内板があります。 不安な場合は、ご確認くださいませ。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 5

大浦小学校を過ぎ、ちょいと進むと Y字路になります。そこにはこのような 案内板があり、このY字路は左の道(山道) 方向に進みます。

この案内板の直ぐ左手は 墓地になっていますので、目印になります。 その山道の一本道をどんどん進んでいきます。 完全な山道でヘアピンカーブが急です。 この案内板の地点より漉磯海岸まで約7.5K。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 6

するとやがてT字路にぶつかります。 そこには「漉磯椎茸生産組合」の建物が有り。 このT字路は道標に従って右へ進みます。 「漉磯海岸」の道標がありました。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 7

ふぅ~!やっと霞露ヶ岳登山口の 漉磯海岸駐車場に到着しました♪ 自宅盛岡より約3時間もかかっちゃいました…。

道に迷わなければ2時間半の距離です。 岩手は広いです。岩手最東端の船越半島の山、 霞露ヶ岳、海を見ながらの登山にワクワク♪

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 8

今回の山行の核心部はアプローチでした。 この霞露ヶ岳、標高は500Mしかありませんが、 海抜0Mからの登山ゆえ、侮れません。 そうそう、霞露ヶ岳は「かろがだけ」と読みます。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 9

登山口は、まさに海岸で海を見ながら 登れるなんて幸せ~♪ 今回も先週に引き続きリハビリ山行ですが、 本日は腰痛バンド(コルセット)を装着せずに 登ってみることにしました。

私の腰、 どこまで耐えられるかな?縦走するの、 久しぶりだなぁ~!ワクワクします♪

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 10

沿岸の山だけあって、まるで夏のような暑さ! 九十九折の急登が続きます。 もう、汗グッショリですよ~!

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 11

でもね、眼下には海が見えるんですよ♪ 海を見ながら登れるなんて幸せ♪ 疲れも忘れさせてくれます。 さすが沿岸の山ですね♪

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 12

これも~♪絶景かな! そうそう、船越し半島へ至るアプローチですが、 三陸自動車道(無料の高速道路)を利用し、 山田南ICで降りて北上しました。

2Kほど北上する(戻る)と道の駅「ふれあい パーク山田」があり、さらに150Mほど進むと 信号有り。そこを右折すると船越半島の道路へ。 直ぐ右手には「鯨と海の科学館」があります。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 13

三陸海岸が眼下に見えます。 なんて素敵な山なんでしょう♪ このような山って、珍しいかも?

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 14

松の木の間から海を望みます。 内陸の山とはまた一味違って楽しかったです♪ しかし、激急登の連続でして…。 良いリハビリ山行になりました!

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 15

ふぅ~!やっと急登も終わりました。 2万5千図の409M地点だと思われます。 ここで山頂まで半分の距離です。 しかし、ここまで登れば、急登も終わり、 後はなだらかな尾根を登るだけです。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 16

なだらかな尾根を縦走します。 小ピークがいくつもあって、「あれが山頂だ!」と 思いきや、何度も裏切られました…。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 17

山頂まで0.1Kの道標です。 来た道を戻るのはどうも…。 帰りは道標・左方向の「漉磯」方面へ 下る予定なんです。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 18

ここが山頂で~す♪ 漉磯海岸の駐車場よりちょうど 1時間で山頂に到着しました♪ 山頂は展望がなく、しかも濃霧激しく…。 ここで昼食を済ませ下山開始しました。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 19

濃霧のおかげで?樹木はまるで幽玄の世界♪ これはこれで「いとおかし」の世界♪ 結局、登山者とは誰にも会いませんでした。 静かな山登りを満喫できると思います。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 20

下降ルートは、漉磯海岸ではなく、漉磯方面 (上の写真17の道標)へ下ってみることに!

漉磯方面登山道、標高230Mの鳥居です。 この鳥居をくぐると直ぐにT字路になり、 ここは林道歩きを少なくするために左へ。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 21

10Mも進むとまたもやT字路が…。 方角的には左だろうな~!と思い、 左の林道へ進むことにしました。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 22

さらに100Mほど進むとY字路が…。 ここは直感で右へと進みました。 2万5千図には記載されていない道です。 しかも、案内板や道標は皆無でした。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 23

その林道を50~60Mほど進むと田んぼが~! 田んぼがあるということは、管理で 人の出入りがあるため、必ず下界に つながる道路に至るはず!

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 24

そしたらまたもやY字路だ~! 勘弁してよ…。 ここは右へ進むか左へ進むか?正直 迷いましたが、左の方が車のタイヤの跡が 顕著でしたので、左の林道へ進むことに!

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 25

ふぅ~!無事車道に出ました♪ この車道をどんどん下っていくと…。

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 26

行きのアプローチで見かけた漉磯 椎茸生産組合の建物に至りました。 ここまで来ればもう安心♪

本日は車の運転を往復5時間半しましたが、 登山は全行程2時間(休憩含む)でお終い! これまでにない異質の山に登れて気分爽快♪

2009年10月18日撮影

霞露ヶ岳 27

漉磯海岸の駐車場に到着で~す♪ この霞露ヶ岳、登山道はまるでハイウェイの ように整備されていますので、彼氏、彼女、 またファミリーで登るにはいいかもしれません。

ただし、その際は、漉磯海岸からの登山ルート を往復した方がいいと思います。

2009年10月18日撮影

GPSの軌跡

<2009年10月18日(日)> 
行動時間(休憩時間含む )2時間

漉磯海岸(11時30分)~霞露ヶ岳まで1.5Kの道標地点(12時)~霞露ヶ岳山頂(12時30分)~ 標高230Mの鳥居(13時)~舗装された車道(13時15分)~漉磯海岸駐車場(13時30分)
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