乳頭山 5

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乳頭山(孫六温泉コース) 1

最後に大釜温泉ルートから登ったのは16年前の2009年11月。2月にこのルートから登るのは今回が初めてで、天気予報は晴れ!これは絶景が期待できる!そう意気込んで、朝7時50分に大釜温泉向かいの駐車場を出発しました。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 2

駐車場には既に多くの車が並び、「これはトレース(踏み跡)がシッカリついているだろう!」と安心していました。車デポ地向いの大釜温泉です。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 3

大釜温泉より孫六温泉へ至る細い道を進んでいきます。従業員の方が、雪かきをしていました。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 4

その細い道をどんどん進んでいきます。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 5

さらに進みます。ちょっとした「雪の回廊」で不思議な気分になります。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 6

孫六温泉に到着しました!この直ぐ手前が乳頭山の登山口になります。登山口に着いた瞬間、目を疑いました。なんと、まったく踏み跡がな~い!まさかの本日の一番乗りです。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 7

しかも、膝まで沈むほどの深雪…。これは予想以上にハードな登山になりそうだ、と覚悟を決めました。眼下に黒湯温泉が見ます(ズーム撮影)

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 8

この雪の多さは一体何だ!あまりの雪の多さにへこむ私…。あぁ~ラッセルしんど…。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 9

ロングスノーシューを履いても膝下まで沈み込むほどの深雪に悪戦苦闘していると、駐車場で会った二人組の登山者(若い男性とベテラン風の女性)に追いつかれました。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 10

それ以降、彼らと交代でラッセルを進め、労力は3分の1になったものの、重労働には変わりありません。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 11

今週末に63歳を迎える私には、久しぶりのガチなラッセルはキツかった…。でも、先週の大雪の影響か?雪景色は本当に綺麗!360度、真っ白な銀世界が広がっていました。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 12

こんな雪深いラッセルは、ほんと久し振りです。でも、う、う、美し~い♪

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 13

当然ですが、登るにつれて雪がどんどん深くなっていきます。標高1,080mにて。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 14

綺麗だなぁ~♪この日は快晴とまではいきませんが、2月にしては珍しく無風状態でした。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 15

お二人が、このような芸術的な彫刻作品を樹氷に描いてれました。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 16

樹氷(モンスター)の登場です。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 17

ビューポイント(1163m)にて秋田駒ケ岳を望むも雲の中…。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 18

同じくそのビューポイントから田沢湖を望みます。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 19

笊森山(1,540.8m)だろうか?

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 20

ビューポイント(1163m)から先は、樹氷の間を縫いながら進んできますが、迷路のようでした。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 21

ラッセルを共にした30代の?若いお兄さん、今のGPSの時代に目印の赤布(ピンクテープ)腰にたくさんぶら下げて登っている姿に感動!昔は、皆(私も)そうやって登っていたのです。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 22

田代平はモンスターだらけで、まるで迷路のようでした。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 23

樹氷群(モンスター)に出会えてラッキー!まるで幻想の世界を歩いているかのような神秘的な景色に、疲れも吹き飛ぶほどの感動を覚えました。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 24

その樹氷群の美しさに時間を忘れました。まさか乳頭山でこれほどの樹氷が見られるなんて感動モンです。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 25

田代平からこれから目指す乳頭山を望みます。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 26

これも~!ラッセル疲れでヘロヘロ、疲労困憊です。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 27

ラッセル開始から2時間40分、ようやく田代平山荘に到着!あれ?まだ2時間40分しか経ってないの?感覚的には4時間以上登ったような…。ラッセルを交代してくれたお二人には感謝しかありません。ここまで登れたのは、間違いなくお二人のご協力があったからこそ。ありがとうございました!

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 28

疲労困憊の中、ついに決断の時。目指していた山頂がガスに包まれ始めたのを機に下山を決意。下山のことを考えると、体力的にも疲れ切っていたので、ここで(田代平山荘で)撤退することにしました。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 29

しかし、ここまでの道のりで十分すぎる達成感を味わえましたので悔いはなく満足した私です。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 30

樹氷群と乳頭山。さらば乳頭山!

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乳頭山(孫六温泉コース) 31

帰りもズボズボです。でも、登りの時よりかなり楽チン♪

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 32

私のロングスノーシューでも、これほどまでに潜るのは珍しいです。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 33

下山中、森吉山(1,454 m)が見えました~!

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 34

再びビューポイント(1163m)に戻って参りました。眼下に田沢湖を望みながらランチタイム!

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 35

下山中に3~4人のお方とすれ違いました。皆さん、遅い出発なのですね。えっ!これから登るんですか?って方も。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 36

無事下山!下山後は一旦帰宅「開運の湯」で疲れを癒し、その後、幸楽苑の節分祭「ブラック素らーめん・餃子セット」を堪能。これで500円とは、なんともありがたい!敗退したものの、久しぶりに味わう疲労感と達成感に満たされ、また必ずリベンジすると心に誓いました。

2025年2月2日

乳頭山(孫六温泉コース) 37

翌朝 ヤマップを見たところ、そのお会いしたお二人の山行記録(秋田のYTKさん)がアップされていました。その山行記録の中の写真で田代平山荘手前、ラッセル姿が私です。ありがとうございました!

2025年2月2日

GPSの軌跡

<2025年2月2日(日)>
行動時間 4時間15分(休憩時間含む)
登り2時間40分 下り 1時間35分

大釜温泉バス停 駐車場(7時50分)~孫六温泉登山口(8時5分)~1163mビューポイント(10時)~田代平山荘(10時30分)~1163mビューポイント(11時)~孫六温泉登山口(11時55分)~大釜温泉バス停 駐車場(12時5分)
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