和賀山塊・大荒沢岳 1この大荒沢岳、ご存じない方も多いのでは? なぜなら、2万5千図に山名が記載されていなのです。私が知ったのが、今年の夏に大荒沢川を単独遡行し、ツメ上げた山頂が この大荒沢岳だったのです。山頂からの 展望はまさに絶景で、「ぜひ、雪景色の 展望も見てみたい!」と思ったものです。 で、この度行ってみることにしたのでした。 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 2今回も単独です。路面はツルツルに 凍結していました。前日に大雪が降り、 朝から忙しく除雪車が走り回っていました。今回は、貝沢コースより登ったのですが、 アプローチは、県道1号(盛岡横手線)を 通り「山伏トンネル」をくぐり数キロ走ると 右手に「キタムラ商店」が見えます。 ここを右折して貝沢集落へと入って いきます。道路の向かいには、 公衆トイレとバス停があります。 |
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和賀山塊・大荒沢岳 3道を貝沢集落へと入っていくと、道路の端には このような棒が…豪雪地帯ゆえ、このような ポールを立てておかないと、道路の際が わからな~い!車1台しか通れないような 狭い道路でした。対向車が来ないことを 祈りつつ運転していました。 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 4予想通り除雪されていたのは、最奥の 民家まででした。車が入れるのは ここまで!ここより林道を登山口目指して せっせと歩かなければ…。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 5周りの風景で~す♪ 朝焼けがとても綺麗でした。心が和む風景でしたよ! この日、風がとても強くって、 準備している間も、ブルブル状態でした。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 6いよいよ、ここよりスキーを履いて 林道歩きをします。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 7登山者は当然誰もいなく、またトレースも まったくありませんでした。これもまた 予想通りでした。スキーを履いても 結構もぐるなぁ~!2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 8山間部は、昨日の大雪で30センチは 積もったようです。木々には 重そうに新雪がのっていました。 でも、とっても綺麗な光景でしたよ♪ 疲れを忘れさせてくれます。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 9貝沢登山口に至るまでの林道上で 2箇所ほど徒渉箇所があります。 スキーを脱がないと渡れそうにありません。 水量の少ないところを見つけ、 スキーを担いで渡りました。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 10おぉぉ~!登るほどどんどん 積雪が多くなっていきます。 当然ですけど…。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 11ふぅ~!やっと登山口に到着です! 無雪期ならここまで車が入れるのですが…。 車のデポ地よりここまで約1時間!そうそう、国土地理院地形図に山名の表示も ない大荒沢岳の位置は以下の通りです。 羽後朝日岳の南東約1kmに、または 高下岳の北方約3.5kmの場所に聳える山です。 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 12大荒沢岳への登山コースは、貝沢登山口から 沢尻岳(標高約1260m)を経由するコースと、 高下登山口から高下岳(標高約320m)、 根菅岳(標高約1,323m)を経由する2つの コースがあります。今回は貝沢登山口より。 この山は、秋田県との県境の山ですが 秋田県側から直接登るコースはありません。 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 13上と左の写真は、登山口から続く 牧草地です。約400mほど歩くと やっと林の中の尾根の取り付きに 到着しました。雲の間から日が差して、輝くような 美しさに感動♪もう満足しちゃって 「下山しようかな?」って思ったほどです。 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 14これが本当の登山口になるのかな? やっと尾根の取り付きに到着です。 ここより、いよいよ山登りとなります。 やっと山歩きが出来るわけでして…。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 15いやはや、予想以上に雪が深くって 一歩一歩踏みしめながら登ったって感じです。途中までスキーで登ったのですが、 傾斜も強くなり、スキーをデポしてワカンに 履き替えました。もぐるのなんのってぇ~! 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 16ブナ林の美しさは日本有数のようです。夏にこの山へ登った時、東京から来た 青年と会いましたが、その方が その美しさに驚嘆しておりました。 和賀山塊は、日本でも有数のブナ林 だと思います。見事ですよ♪ 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 17今回のコース距離は、貝沢登山口から 大荒沢岳まで約4.9km、標高差約820m。夏なら数時間もあれば楽勝で登れる山でも 今は冬、雪を掻き分けて登るのは重労働! やっと、新郡界分岐です。 この山域は、熊もイッパイいるみたいで 道標も無残な姿に…熊の餌食に? 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 18ラッセルはシンドイけど、なんか とっても楽し~い♪ブナ達に応援されているような 感じがしましたよ♪2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 19コレ、私の踏み跡で~す! ワカンだと結構もぐっちゃうんですよねぇ! あぁぁ~スノーシューが欲しいよぉ~!2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 20和賀山塊といえば、沢登りでばっかり 入っておりましたが、冬の和賀もいいですね♪ しかも、貸しきり状態ですから…。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 21この日は強風でしたが、たまには 単独行も楽しいもんですね♪ でも、ラッセルを交代してくれる人が いないのは、結構大変です。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 22だんだんヘロヘロになっていく私…。疲れたなぁ…果てしなく続くラッセル。2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 23登るにつれて、益々雪も深くなってきて いやはや、もぐるのなんのってぇ~!時間的にも体力的にもココが限界かな?ここより途中敗退を致しました。 目指す大荒沢岳までは、まだまだぁ~! 結局、全行程の半分も登れませんでした。 前山分岐手前で敗退…再チャレンジせねば! 2006年12月24日撮影 |
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和賀山塊・大荒沢岳 24こちら方面の山へ登った後は、いつもは 銀河高原ホテルの温泉に入るのですが、 ちょっと飽きもあり、久しぶりに鶯宿温泉で 入浴しました。長栄館にて800円なり。 今日はイヴですもの、たまには高級温泉も いいかも?めでたし、めでたし♪ 2006年12月24日撮影 |