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鯨山（くじらやま） 1復興道路（宮古盛岡横断道路）のお陰で沿岸の山が近くなりました。我が家から110キロ約2時間、岩手県沿岸（山田町）の鯨山を登って参りました。登山口の岩手県立陸中海岸青少年の家から8時出発！2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 2鯨山を登るのは、3年振り3度目（2013年2月、2020年11月）になります。登山口付近には雪が積もっていましたので、ワカンとチェーンスパイクを持参しました。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 3昭和のレトロ感満載の案内板です。去年、熊が出たのか…。しかも、山頂直下の鎖場付近で！正直「ハイキング気分」で行ったのですが、予想外の展開になりました。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 4最初は積雪量も少なくツボ足（長靴）で問題ありませんでしたが…。もちろんトレース（踏み跡）はありません。今日は、朝から良いお天気です♪2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 5標高330m付近にて目指す鯨山が見えました～！あそこまで行くのか…。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 6あと2.1キロ、楽勝！と思っていたのですが…。この後、予想外の展開となりました。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 7リアスの丘（標高380m、三角点 402.6m手前の小ピーク）より十二神山（左）日光山（右）を望みます。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 8リアスの丘から先は、雪が深くて長靴にワカンを装着しました。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 9ワカンを履いても所々ひざ下まで潜りました。特に吹き溜まっているところでは、膝まで潜る始末で重労働この上なく、時間が気になり「下山しようかな？」と思ったほどです。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 10しかも、水分をたっぷり含んだ雪で重いのなんのって～！足を雪面から引き抜く際にはパワーが必要で、山行の翌日も筋肉痛状態が続いています。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 11三角点 402.6mの次の小ピーク付近より手前から船越湾、吉里吉里半島、大槌湾、箱崎半島です。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 12海を望みながらの稜線歩きは、気分は最高です！2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 13歩くこと1時間30分、大沢分岐までやって来ました。ここまでは順調だったのですが…。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 14大沢分岐から先が大変でした。「山頂まで900m」の道標を見て「もう少し！」と自分を鼓舞しながら登ったのですが、山頂まで核心部で急登なうえに深い雪に阻まれ大変でした。鯨山、侮れません。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 15尾根上は雪が吹き溜まっていて「ラッセル地獄」深雪を回避すべく尾根より逸れると「ヤブ地獄」。ラッセルしたりヤブ漕ぎしたりの重労働の連続！いや～シンド！さっぱり前に進めず…。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 16山頂直下標高570m付近では岩場も出てきます。ここは岩場を直登せずとも左側より巻けます（鎖有り）。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 17それが「これ」です。斜面は切れ落ちていますが鎖があるので安心できます。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 18山頂直下では雪に覆われた鎖場が連続し緊張を強いられました。急傾斜の尾根でリッジ状になっているため、失敗は許されず一歩一歩慎重に登りました（設置されているロープのお陰もあり）。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 19久し振りのラッセルがシンドイ…。何よりも急傾斜の尾根で深雪のため（部分的に腰までの雪）足を上げるのに一苦労なんです。思えばこの充実感、久し振りだなぁ～！2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 20ラッセルしたりヤブを漕いだり…体力がどんどん奪われていきます。まさか、鯨山でこんなに苦労するとは…。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 21登山口から登ること2時間50分、やっと山頂に到着しました！大沢分岐より山頂まで何と1時間20分も掛かりました。沿岸の山、厳冬期の2月は侮れません。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 22山頂には山座同定（山頂からどんな山が見えるか？）の案内板があり眺望を楽しめます。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 23手前から船越湾、吉里吉里半島、大槌湾、箱崎半島です。右奥に見えるのがカモメ森山（325m）です。中央右に浪板海岸も見えます。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 24浪板海岸をズームアップ！2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 25山頂にある避難小屋です。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 26避難小屋の中は、こんな感じです。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 27山頂から左隅に霞露ヶ岳（503m）を望みます。右側に見えるのが多々羅山（363.5m）になります。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 28海と反対側の光景です。右奥に薄っすらと見えるのが早池峰山かな？2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 29鯨山神社の鳥居です。鯨山には、凶作時にクジラが大漁に獲れ、人々が肉を求めてこの山を目印に集まったことや、この地で「はやり病」があったときにクジラの肉を食べると治り、肉を求めてこの山の麓に人々が集まったなど、クジラに関する伝説がいくつかあります。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 30登山口の岩手県立陸中海岸青少年の家が眼下に見えます。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 31鯨山神社の奥の院です。参拝後、下山開始です。寛延４年（1751年）８月建立だとか…。歴史ある信仰の山なのですね。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 32下山は、大沢コースを下りましたが、こちらもトレース（踏み跡）はなくズボズボでした。そうそう、下山中に計3名の登山者に会いましたが「ラッセル、ありがとうございました！」と感謝されました。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 33雪は深いですが、下りなので楽です。厳冬期の鯨山、沿岸の里山でも季節によっては「こんなにも充実した山行を楽しめるんだなぁ～！」と思った次第です。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 34伐採地に出ました。海が見えます。下りは1時間40分でした。登り2時間50分、下り1時間40分、合計4時間30分の山行でしたが、久し振りに思いっ切りラッセルをしたせいか？疲労困憊でした。2023年2月12日 |
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鯨山（くじらやま） 35帰宅後、開運の湯（なんと750円に値上げ）で汗を流し、ほっともっとで「ロースカツカレー」買って帰りました。ちょうど超得祭をやっていて通常価格630円のところ100円引きの530円でラッキー！2023年2月12日 |
GPSの軌跡 |
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| ＜2023年 2月12日（日）＞ 行動時間 4時間30分（休憩時間含む） 登り：2時間50分 下り：1時間40分 青少年の家・登山口（8時）～リアスの丘（8時50分）～大沢分岐（9時30分）～鯨山（10時50分）～大沢分岐（11時35分）～青少年の家・登山口（12時30分） |