氷上山 2

- 陸前高田市 -

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氷上山 1

山仲間のSとの忘年会山行で、陸前高田市と大船渡市にまたがる氷上山(ひかみさん 標高873.7m)を登って参りました。12時30分、登山口の玉乃湯温泉の駐車場に待ち合わせ!

2019年12月21日撮影

氷上山 2

ここがその玉乃湯温泉です。もちろん、日帰り入浴も可能です(10:00~20:00、入浴料600円)。Sさんと合流後、準備を整え13時10分に登り始めました。

2019年12月21日撮影

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思えば、先月の23日から約一ヶ月間一日も休むことなく日々ホームページ作成に没頭するあまり、忘年会のことをすっかり忘れていました…。

2019年12月21日撮影

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氷上山は、海の側に 聳える山で東北100名山に入っています。平安時代から地域住民の信仰の山で、大漁と豊作を祈願する山として地元では 親しまれているようです。「氷玉の木」にて。

2019年12月21日撮影

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一本杉にて水分補給をします。12月末になろうとしているのに、雪がないのには驚きました。さすが沿岸の山です。

2019年12月21日撮影

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まだ5合目ですか…。ザックが重~い!言われなくても、頑張りま~す!

2019年12月21日撮影

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「氷上山」は、野焼きや山火事などの火が、風で大きくなったとしても、氷上山手前でおさまることから、火伏の神が存在するとして「ひのかみ(火の神)」が「氷上」に通じたものとされると言われています。

2019年12月21日撮影

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あと一息だって!ほんとかなぁ?そう言えば、12年前の2007年11月25日にも仲間7名でここで忘年会をしたっけ!

2019年12月21日撮影

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沿岸の山って、背の低い笹藪が特徴的です。山全体が明るくて開放的なんです。五葉山しかり。

2019年12月21日撮影

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祈祷ヶ原にて。広々としていて素敵な場所です。ここに山小屋があります。太平洋を見渡せ心地よい所です。

2019年12月21日撮影

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まずは水場の確認!どうか流れていますように!もし、流れていなければ沢を下って汲むしかないか…。

2019年12月21日撮影

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やった~!結構ドバドバと流れていてホッとしました。水場は、小屋から2分ほどの場所にあります。

2019年12月21日撮影

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山頂から15分の場所に位置する山小屋(登奈孝志"となこし"荘)は、薪ストーブはあるし水場も近いしで、忘年会するには申し分ない場所です。

2019年12月21日撮影

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小屋の中は、こんな感じ♪何といっても登山口の玉乃湯温泉から山小屋まで1時間30分という短時間で到着できるのも魅力です。薪ストーブが置いてあり ありがたいです。

2019年12月21日撮影

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小屋「登奈孝志荘(となこしそう)」の中に、命名の由来が書いてありました。それをじっくり読んでいるSさんです。

2019年12月21日撮影

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小屋に荷物を置いて山頂を目指します。といって、小屋から写真撮影しながらのんびり歩くこと15分ほどでしたが…。

2019年12月21日撮影

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山小屋のある祈祷ヶ原 (基準標高703.5m)からは太平洋(広田湾)と陸前高田の町並みを見渡すことが出来ます。

2019年12月21日撮影

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これも~!山から海が見えるのって感動しますよね~♪秋田県大曲市からお越しのSさんは、さぞ感動したことでしょう。

2019年12月21日撮影

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氷上山の山頂(873.7m)で~す!

2019年12月21日撮影

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東ノ御殿の二等三角点の山頂には、鉄の社殿の亥太手(きぬたて)神社があり、眼下に三陸の入り組んだ海岸線、そして早池峰山が五葉山、愛染山の奥に、片羽山、大峰山、六角牛山、今出山は混合樹林の間に紗をかけたように見える…そうです。

2019年12月21日撮影

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入り組んだ海岸線は見えましたが、この日は午前中は快晴だったのですが、午後からお天気が崩れ雲が垂れ込めていました。

2019年12月21日撮影

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小屋に戻り早速ストーブに火を着けました。薪があるのでホントありがたいです。ライターまで置いてありました。小屋の中は暖かく、山にいることを忘れてしまいそうでした。

2019年12月21日撮影

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食事の準備に励むSさんです。今日のメイン料理は、秋田名物"きりたんぽ鍋"なそうです。楽しみです♪

2019年12月21日撮影

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まずはその前に…お酒のおつまみを作ってくれました。ありがたや~♪年末年始には、年越しや初日の出を拝みに登られる方が多いとか…。

2019年12月21日撮影

氷上山 24

まずはビールで乾杯です♪

2019年12月21日撮影

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食事は…「いつも酔いどれさんに作ってもらっているので、大したものは作れませんが、今回は私が作らせていただきます!」とのありがたいお言葉に感謝!秋田県産の食材にこだわった"きりたんぽ鍋"を作るSさんです。

2019年12月21日撮影

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酔っぱらう前に寝床の準備をします。小屋の中に泊まれるのは、せいぜい10~12人くらいが限界かな?柱がちょっと空間を狭くしている感じ。

2019年12月21日撮影

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秋田県産の高級食材にこだわった秋田県人が作る"きりたんぽ鍋"の出来上がり~♪いただきま~す!具沢山でとっても美味しかったです!

2019年12月21日撮影

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私は、アマゾンで購入した「イワナの骨酒 真空パック」で、Sさんに骨酒をご馳走しました。

2019年12月21日撮影

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イワナ骨酒の出来上がり~!いいダシ、出ています。上手くいって良かった。夜10時まで楽しい宴会が続きました。

2019年12月21日撮影

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小屋には大量の薪(大中小)、やかん、大鍋、杓子、お玉、網、バケツ、テーブル(小)、銀マット(2枚)、たわしなどが備えられていて至れ尽くせりです。但し、トイレはありません。

2019年12月21日撮影

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翌朝22日は、日の出を見るべく6時に起床!ところが…雲に覆われ日の出を拝むことはできませんでした。

2019年12月22日撮影

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扉の取っ手が渋くて素晴らし~い♪握り具合は最高!まさに手のひらにヒットします。

2019年12月22日撮影

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朝食は、昨夜食べ切れなかった"きりたんぽ鍋"と"グリーンカレー"の2本立て。朝から豪勢な食事にビックリです。ふぅ~!お腹一杯!ごっつぁんでした!

2019年12月22日撮影

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その後、後片付けをしてお世話になった山小屋を後にします。「ザ!山小屋」って感じの素敵な避難小屋でした。

2019年12月22日撮影

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朝はのんびり7時40分に出発です。記録を記入中のSさんです。

2019年12月22日撮影

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下山中に氷上山を望みます。今回の山行は、食料の買い出しや調理、そして装備類の準備等、何から何までSさんにやっていただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

2019年12月22日撮影

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下山は、あっという間で50分で駐車場に到着!やっぱ、山小屋はいいなぁ~!そして、山で一泊することで身も心もリフレッシュ!最高の気分転換が出来ました。

2019年12月22日撮影

GPSの軌跡

<2019年 12月21日(土)>
行動時間 2時間 20分(休憩時間含む)

登山口・玉乃湯温泉(13時10分)~登奈孝志荘(14時40分)~小屋内で休憩(15時)~氷上山(15時15分)~登奈孝志荘 996m(15時30分)

<2019年 12月22日(日)>
行動時間 50分(休憩時間含む)

登奈孝志荘(7時40分)~登山口(8時30分)
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