鹿ノ子山 2

- 和賀 真昼山地-

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鹿ノ子山 1

去年の11月3日に敗退した鹿ノ子山へ再びやって参りました~!リベンジ山行です。川口渓谷入口のゲートに車を停めて6時10分に歩き始めました。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 2

ルートは二つあります。① 峰越峠から登るルート ② 川口渓谷から登るルート。今の時期、峰越林道が雪のため不通ゆえ川口渓谷から入るしかありません。朝陽が新緑を照らしキラキラ輝き、とても綺麗です。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 3

ゲートより歩き始めて20分、川口渓谷休憩所(トイレ)に到着!ここは景勝地のようです。青シカ山に突き上げる沢です。今日は快晴無風、清々しい朝です。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 4

林道を登っていくと雪渓で塞がれていましたが、歩行上は特に問題ありません。今回歩く水無口からの登山道、去年刈払い(整備)し歩きやすくなった!との情報をこの山域の登山道を整備されている倉田様より教えて頂きました。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 5

側壁からおびただしい数の落石が散乱していました。だから車は通行止めなんでしょう。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 6

水無沢登山口まで5.15キロの林道歩き、この川口渓谷にはウォーキングコースが整備されていて、オブ山の大杉(森の巨人たち100選)や二又の景、猿倉の滝、ダルマ滝、白糸の滝、桑原の滝、見返りの滝などのビューポイントがあり、渓谷美を堪能しながら歩けます。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 7

現在は車の進入は不可(ゲートあり)、徒歩のみ許可されています(側壁からの落石が主な理由)。歩き始めてちょうど1時間、やっと水無沢口の登山口に到着!

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 8

いよいよ山道へと入ります。今の時期、登山道が雪に覆われ迷いやすいのですが、たくさんのピンクテープのお陰で迷わず進むことが出来ました。整備してくれた倉田様に感謝です。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 9

左遠方に青シカ山を望みます。水無沢口(登山口)から稜線まで、登山道がどのように付けられているのか?疑問でした。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 10

てっきり北側に派生する枝尾根から登り主稜線に出るものとばかり思っていましたが…実際はそうではなく、沢沿いに登り、コルに出るように登山道が整備されていました。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 11

水無沢登山口より登ること1時間で主稜線(コル)に出ました。最後の登りがきつかった…。コル付近のブナ林がとても綺麗でした。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 12

尾根上は部分的に雪が残っていました(予想より少なかった)。てっきり、ず~っと雪稜歩きかな?と思っていたので。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 13

主稜線に出て最初の小ピークから目指す鹿ノ子山方面を望みます。先に見えるのが鹿ノ子山分岐(鹿ノ子山はその奥)。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 14

その最初の小ピークより木々の間から遠方に残雪に覆われた真昼岳を望みます。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 15

去年、刈払いされたばかりなので道は明瞭で歩きやすかったです。倉田様に感謝!

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 16

新芽が初々しいです。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 17

二つ目の小ピーク(P840m)から青シカ山(左)と風鞍(右)をズーム撮影。左奥に和賀山塊の白岩岳が薄っすらと見えます。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 18

鹿ノ子山分岐への登り標高850m付近(ビューポイント)より残雪豊富な和賀岳(右奥)を望みます。その右隣にちょこんと中ノ沢岳が見えます。左手前の大きな山容が南風鞍です。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 19

これも上記とほぼ同じ場所から撮影。真昼岳を遠望します。山名の由来が、征夷のために北上した坂上田村麻呂が、山頂で真昼を迎えたからとか。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 20

その真昼岳をズームアップ♪「来年のトレラン大会に向けて鹿の子分岐へのルートを巻かずに尾根を直進するコースにしました。鹿の子へ行くには、尾根から下ることなく真っ直ぐに尾根を進んでください。」と倉田さんよりアドバイスを頂戴しました。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 21

鹿ノ子山分岐の70m手前(標高920m)より撮影。真昼岳の左には、女神山がちょこんと見えます(ズーム撮影)。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 22

ここが鹿ノ子山分岐です(道標はありません)。登山道はここまで!鹿ノ子山まで300mほどヤブ漕ぎを強いられます。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 23

いざヤブに突入!

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 24

鹿ノ子山分岐から65m進んだ所から見えました。左に和賀岳、右に高下岳を望みます。和賀岳の手前にちょこんと中ノ沢岳が見えます。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 25

これならわかるかも。その和賀岳と高下岳をズームアップ!

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 26

これを登れば鹿ノ子山の山頂です。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 27

鹿ノ子山山頂手前のコル(標高910m)より真昼岳をズーム撮影。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 28

ズームじゃないとこんな感じに見えます。和賀岳を遠望。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 29

濃いヤブと覚悟していたのですが、薄いヤブで楽勝でした。距離の半分は残雪を利用して歩けましたし。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 30

車デポ地から歩くこと3時間30分で山頂に到着しました!三角点は左のヤブの中です。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 31

鹿ノ子山の下り標高830m付近より下山方向を撮影。アップダウンが激しいです。登り返しが辛い…。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 32

下山中(P840からちょっと下った所)、仙北平野を望みます。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 33

主稜線のコル(水無沢分岐)に戻ってきました。あとは、せっせと下るだけです。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 34

残雪と新緑のコントラストが美し~い♪

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 30

帰りも5.15キロの林道をせっせと歩きます。下りなのでちょっとは楽です。新緑がとても綺麗♪

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 35

原(カンバラ)の滝は、渓谷一の豊富な水量を誇る滝で見応え充分!新緑と滝を愛でながら歩けるので、林道歩きも案外楽しいです。

2019年5月11日撮影

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この滝は、白糸の滝です。川口渓谷、全部で5つほど滝があるようです。

2019年5月11日撮影

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立派なトイレと休憩所があります(場所は、下の地図を参照のこと)。ここでランチタイム♪セブンイレブンの焼そばパンを食べたのですが、激ウマでした♪

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 38

今回は立ち寄りませんでしたが、去年見に行きました(結構ハード、川の渡渉あり)。樹齢千年以上で幹回が東北第三位とか。一見の価値あり。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 39

林道歩きは辛いですが、川口渓谷には見所があり、そこそこ楽しませてくれます。車で入れないのが残念ですが…。新緑と紅葉の時期がお勧め。

2019年5月11日撮影

鹿ノ子山 40

帰りは、盛岡市内の幸楽苑で遅い昼食を食べました。川口渓谷の新緑美(渓谷美も)と鹿ノ子山からの展望を満喫できて楽しい山行となりました。

2019年5月11日撮影

GPSの軌跡 (全体図) ※クリックで拡大

GPSの軌跡 (拡大図)

<2019年 5月11日(土)>
行動時間 6時間 30分(休憩時間含む)
登り:3時間 30分 下り: 3時間

川口渓谷ゲート(6時10分)~水無沢口(7時10分)~主稜線・コル(8時10分)~鹿ノ子山分岐(9時20分)~鹿ノ子山(9時40分)~主稜線・コル(11時)~水無沢口(11時30分)~川口渓谷ゲート(12時40分)
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