白岩岳

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白岩岳 1

ゴールデンウィークに行こうと思って悪天の 為に果たせなかった和賀山塊の白岩岳を 登って参りました。 入角林道は雪の為登山口までの中間地点 280m付近でしか入れませんでした。

2013年5月10日撮影

白岩岳 2

車デポ地より歩くこと約30分で 登山口に到着です。

この山のピークを踏むのは、2007年8月に 若手のホープ、くじ氏と遡行した袖川 キトノ沢右俣以来のことです。 この沢をツメると白岩岳の山頂に 突き上げます。

2013年5月10日撮影

白岩岳 3

下るのと登るのとでは、印象が全く異なります。さらに季節も異なります。 残雪期はどんな感じなのだろう?と 興味津々でした。

のっけから登山道は雪に覆われ どこが登山道なんだか分かりません。 方角を定めどんどん登っていきます。

2013年5月10日撮影

白岩岳 4

所々残雪の下から垣間見る登山道らしき ものを辿りながら登って行ったのですが、 GPSで位置を確認すると2万5千図に記載 されている登山道の位置よりどんどん 離れていくじゃありませんか~!

2013年5月10日撮影

白岩岳 5

あちこちに伐採した跡があり、「もしかして、 これは登山道ではなく森林管理の為の作業道 なのかもしれない…」と思ったのですが…。

どのみち上部で主稜線に合流するので気にせず どんどん登っていくことにしました。

2013年5月10日撮影

白岩岳 6

案の定、標高800m付近で2万5千図に記載 されている尾根上の登山道と合流しましたが、 その2万5千図の登山道は「旧道・杉沢コース」 となっており、現在全くの廃道状態でした。

よって、私が辿ったルートが正解だったようです。

2013年5月10日撮影

白岩岳 7

今の時期の登山の難しさは、登山道が残雪で 覆われ「どこがルートなのか?」わからない… ということでしょうか。

地形図とコンパス、時にはGPSを利用して ルート探しを慎重に行わなければ(ちょっとでも ルートを外れると)ヤブ漕ぎを強いられることに なります。

2013年5月10日撮影

白岩岳 8

稜線上は残雪がタップリです。 今年は雪が多いです。 遠方に羽後朝日岳を望みます。

2013年5月10日撮影

白岩岳 9

白岩岳の山頂です。 夏は林の中で展望の効かない山ですが、 今は深い雪に覆われ360度の大パノラマを 楽しむことが出来ます。

2013年5月10日撮影

白岩岳 10

ちなみにこれは夏に撮影した白岩岳の山頂です。 同じ山とは思えませんね~!

2013年5月10日撮影

白岩岳 11

今度は白岩薬師を目指して縦走します。 今日は素晴らしいお天気で、気分は最高♪

2013年5月10日撮影

白岩岳 12

この白岩岳~白岩薬師間の主稜線の 縦走が最高に楽しかったです♪ 展望最高!

和賀山塊の山々がグルリと 見渡せ秋田駒ケ岳や鳥海山まで見えました。 遠方に和賀岳(左)、小杉山分岐(右)を望む。

2013年5月10日撮影

白岩岳 13

あそこに見えるのが白岩薬師の山頂です。 まるで「うに」みた~い! NHKの朝ドラ「あまちゃん」の見過ぎかも (^^ゞ。

2013年5月10日撮影

白岩岳 14

は~い、白岩薬師の山頂に到着で~す! 右奥に薄らと鳥海山が見えます。 肉眼だとハッキリ見えました。

2013年5月10日撮影

白岩岳 15

先ほど登った白岩岳を振り返る。

2013年5月10日撮影

白岩岳 16

鳥海山をズームアップ! 鳥海山、真っ白! まだまだ雪が一杯ですね。

2013年5月10日撮影

白岩岳 17

秋田駒ケ岳をズームアップ! それにしてもデカイ山です。

2013年5月10日撮影

白岩岳 18

今日は暑いなぁ~! まるで初夏を思わせる陽気で、 カタクリなど高山植物も咲き始めていました。

2013年5月10日撮影

白岩岳 19

今日は気温が高く、雪解けが進み 私の踏み跡もほとんど消えかけていました。

2013年5月10日撮影

白岩岳山頂の展望 右に白岩薬師を望む

白岩薬師の展望 左に白岩岳を望む

GPSの軌跡

<2013年5月10日(金)>
行動時間 5時間 30分(休憩時間含む)
登り 3時間 10分 下り 2時間 20分

入角林道280m付近(7時30分)~登山口(8時)~675m(8時40分)~800m尾根上(8時55分)~ 白岩岳(10時25分)~白岩薬師(10時40分)~800m尾根上(11時55分)~~車デポ地(13時)
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