霞露ヶ岳 2

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霞露ヶ岳 1

山行前日の26日(土)は、常日頃懇意に させて頂いている盛岡山友会さんの新年会に ゲストとしてお招き頂き、お言葉に甘え 参加させて頂きました。 宴会場は割烹一の浜にて。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 2

翌朝5時半に自宅を出発、沿岸の山田町 船越半島の漉磯(すくいそ)海岸が登山口です。 自宅(盛岡)から漉磯海岸まで約130K 凍結した道路を走ること3時間のアプローチ。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 3

漉磯海岸 1.4K手前のYj字路まで除雪 されていました。そこより20分車道を 歩き登山口に到着です。

この霞露ヶ岳(かろがだけ)、2009年10月にも 登っていますが厳冬期に登るのは初めてです。 左の写真は、登山口の漉磯海岸、3.11の津波で 以前あった駐車場はなくなっていました。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 4

霞露ヶ岳は、 登山道のある山としては本州最東端 に位置するようです。

「現在地」と書かれている 場所が登山口の「漉磯海岸」です。 3.11の震災前にはこのような案内板が あったのですが、今は何もありません。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 5

漉磯海岸です。海が美し~い♪ 宮古から船越半島までの区間は海岸線沿いの 道路を走り続けたのですが、3.11の震災の 傷跡が生々しく心が痛みました。

以前見た光景と全く違っていてビックリ! とても同じ場所とは思えない…。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 6

いよいよ登山開始! 登山口には雪がありませんでしたので、 ワカンもスノーシューもいらないだろう! と判断し、ツボ足で登り始める私だったが…。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 7

海抜0mの海から登れる山、 そして、海を望みながら登れる山、 内陸にはない雰囲気の素敵な山です♪

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 8

沿岸ならではの雰囲気です。 登るにつれて雪が出て来ました。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 9

特に409.6m地点から先が深雪で ラッセルに苦労しました。 沿岸の山なので雪が少ないだろう! と思っていたのですが、甘かったです。 今年の雪の多さは異常です。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 10

ズブズブ潜ります。 これはまだ可愛い方です。 長靴にスパッツを付けて登りました。 「せめてワカンを持ってくればよかった…」と反省

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 11

沿岸の山とは思えない白銀の世界。 綺麗ですが雪が深くラッセルが大変でした。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 12

登れど登れどさっぱり山頂が近づかない…。 ふぅ~!あれが山頂だろうか?

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 13

膝までのラッセル…しんど。 霞露ヶ岳の名前の由来は、アイヌ語で乳房状を 意味する「カロー」から来たようです。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 14

ますます雪が深くなって来ました。 低山ながら重労働です。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 15

ふぅ~!やっと山頂で~す♪ 低山ながら充実感タップリ! ちなみに山頂は樹林に覆われ 展望はあまりよくありません。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 16

下山は周遊コースを辿りました。 もちろん、下山もズボズボ状態で疲れましたが、 お天気もよく気分は爽快でした♪

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 17

周遊コースの下山路は、道標は皆無で 分岐がいくつもありますが、以前登っていた ので迷うことなく下山出来ました。

下山後、「道の駅・やまだ」で昼食(味噌おにぎり) を急いで食べ、今度は鯨山を登るべく移動、 途中まで登りましたが、時間切れで敗退…。

2013年1月27日撮影

霞露ヶ岳 18

帰路、宮古市茂市の「湯ったり館(500円)」で 汗を流し、かっぱ寿司に寄って母へのおみやげ を買って帰りました。

一人で往復6時間、凍結した道路の車の運転、 そして一人で深雪のラッセル、大変でしたが とても充実して楽しかったです♪ 同じ岩手とは言え、沿岸は遠いですね…。

2013年1月27日撮影

GPSの軌跡

<2013年1月27日(日)>
行動時間 3時間(休憩時間含む)
登り 2時間 10分 下り 50分

車デポ地(8時40分)~漉磯海岸登山口(9時)~409.5m地点(9時55分)~霞露ヶ岳(10時50分)~ 車道(11時25分)~車デポ地(11時40分)
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