大深岳

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八幡平・大深岳 1

今朝は素晴らしいお天気です♪ とってもワクワクし心躍ります。 西根の道の駅より岩手山を望む。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 2

松川温泉に向かう途中であまりの 美しさに路肩に車を停めて思わず撮影! 田園風景と岩手山が美し~い♪

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 3

県民の森から見た岩手山。 「”岩手県の山60”を積雪期に 全山登頂するぞ~!」と心に決めた以上、 大深岳にも登らなければなりません。

てなわけで、今回は源太ヶ岳経由で 大深岳まで足を延ばすことにしました。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 4

直ぐ隣の源太ヶ岳は3月~5月の 残雪期に何度か登っています。 しかしながら、大深岳は過去一度も 積雪期に登ったことはありませんでした。

沢登りで無雪期には何度も登っているのですが。 源太ヶ岳から大深岳まで40分ほどで 行ける距離なのですが、なぜか?いつも 源太ヶ岳止まりでした。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 5

積雪期におけるこのルートの核心部は 何と言ってもルートファンディングです。

雪に覆われた登山道に沿って登ろうとすると ノッペリとした地形ゆえ、ルート探しに苦労します (目印の赤布、ほとんどありません)。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 6

丸森川の徒渉点は2万5千図の 位置より200m上流でした。 この地点にドンピシャリ辿り つかないと徒渉を強いられます。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 7

さすが八幡平、まだまだ雪が多いです。 ここの登山道、ちょっと変則的なんです。

登山口から上倉沼の尾根取り付き 1,146mまで、ひたすらず~っとトラバース (斜面を横断すること)なんですよ。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 8

でもこのコース、積雪期は迷いやすく 熊もいますが(去年の4月、熊と遭遇)、 ブナがとっても綺麗なんですよ~♪

ほんと癒されウットリします。 「この登山道、なぜこのような場所に 作ったのかな?」と考えながら登ると、 結構楽しいですよ♪

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 9

上倉沼の1,146m地点の尾根に到着です! ここに辿りつけば、一安心♪ ここから先、道に迷うことはないと思います。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 10

その尾根上より上倉沼を望みます。 GWということもあり、あちこちに 踏み跡が散乱しておりました。 皆さん、おそらく迷いながら 歩かれていたかもしれませんね。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 11

ここで標高1,300m位だったと思います。 左に源太ヶ岳が望めるようになります。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 12

雪の白と木々の緑が美し~い♪ 正直GPSを使わなくても、地図とコンパスで おおよその位置は把握できます。

が、時々「う~ん、おそらくここら辺だと思うけど…」 と不安を感じる時、GPSがあると安心できます。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 1

3 源太ヶ岳が見えて参りました。 この山は、過去何度か雪崩遭難死者を 出している山でもあります。

地元では雪崩多発地帯の山で有名です。 主に山頂直下東側斜面が雪崩れるのです。 遠回りになりますが、ここは安全を期して 北尾根に回り込み登ります。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 14

その北尾根に回り込んでいるところ。 私のスノーシューのトレースが見えます。 背後に岩手山が見えますが雲の中…。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 15

回り込み終了!北尾根を登ります。 なだらかな斜面です。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 16

その北尾根より上倉山を望みます。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 17

源太ヶ岳(1,545m)に到着で~す♪ 大深岳(1,541.4m)より高いですし 眺望もこちらの方が良いです。

2011年5月5日撮影

夏八幡平・大深岳 18

源太ヶ岳の山頂より三ツ石山(左 1466m) と小畚山(右 1467m)を望む。 その奥には秋田駒ヶ岳の山々が望めます。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 19

山頂より目指す大深岳を望みます。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 20

源太ヶ岳~大深岳の尾根上は強風地帯で 雪は飛ばされているところが多かったです。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 21

大深岳に向かう途中、小畚山(手前)と 秋田駒ヶ岳の山々(奥)を望む。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 22

大深岳に向かう雪の斜面。 この小ピークを越えれば大深岳が見える。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 23

大深岳山頂直下の道標。 そのまま真っ直ぐ進めば大深岳、 右に曲がれば大深山荘に至ります。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 24

稜線上は風が強く寒い…。木々が凍てついていました。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 25

は~い、大深岳の山頂で~す♪ 源太ヶ岳に比べ、眺望はあまりよくありません。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 26

大深岳の山頂より源太ヶ岳を望みます。 右奥に上部が雲に覆われた岩手山が見えます。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 27

山頂には5分ほど滞在し下山開始! まずは源太ヶ岳まで戻ります。 再び源太ヶ岳の山頂より小畚山を望む。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 28

これも源太ヶ岳の山頂より三ツ石山を望む。 眺望の素晴らしさは源太ヶ岳の 方に軍配が上がります。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 29

源太ヶ岳からは雪崩れ回避のため、 再び北尾根を下り裾野を回り込みます。

2011年5月5日撮影

八幡平・大深岳 30

帰りは八幡平ハイツに寄って 露天風呂を堪能しました♪ 岩手山の勇士を望みながら入れるんですよ♪

2011年5月5日撮影

山頂からの展望 ※クリックで拡大

GPSの軌跡

<2011年5月5日(木)>
行動時間 合計5時間30分 (休憩時間含む)
登り:3時間40分 / 下り:1時間50分

松川温泉登山口(6時10分)~丸森川徒渉点(7時)~1,146M地点(7時25分)~ 源太ヶ岳山頂(9時10分)~大深岳山頂(9時50分) 1,146m地点(10時54分)~丸森川徒渉点(11時10分)~松川温泉登山口(11時40分)
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