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早出川本流1

川内山塊 早出川本流 中流部ゴルジュ帯 1

本州最難関グレード5級上の沢の一つ ここが入渓地点です。

この原始的な 光景!屈指の険谷、名だたる景勝、そして岩魚の楽園。沢屋なら誰もが 一度は足を踏み入れたいと願う渓、神をも憩う祭りの如く渓、早出川! 虫達(蛭、アブなど)をも憩う渓なので 防虫対策は忘れずに…!

1996年9月20日撮影
早出川本流2

川内山塊 早出川本流 中流部ゴルジュ帯 2

最初の難関「ハヨ止まり」を泳ぐWさん。ここは、70Mの泳ぎであった。

最狭部は 結構流れが強い!イワナのような泳力を 要求される沢。 ほとんど泳ぎっぱなしで 体がふやけそうになります♪

1997年9月13日撮影
早出川本流3

川内山塊 早出川本流 中流部ゴルジュ帯 3

ゴルジュ帯を楽しそうに泳ぐW山岳会の 元代表、Wさん。この日の為に毎週プール 通いをして、泳ぎの特訓をしたとか! 「

W山岳会の野生人」と言われるだけ あって、生命力は旺盛、体力抜群! 沈着冷静、いつもニコニコ、とても人間が 出来ている私が尊敬する御方です。

1997年9月13日撮影
早出川本流4

川内山塊 早出川本流 中流部ゴルジュ帯 4

エメラルドグリーンのゴルジュ帯 このようなゴルジュが続き、とにかく 泳いで、泳いで泳ぎまくるしかな~い!

泳力が要求される体力勝負の沢。 太古の面影すら感じられる原始的な 自然あふれる沢です!

1997年9月13日撮影

川内山塊 早出川本流 中流部ゴルジュ帯 5

イワナちゃんもたっくさ~んいて イワナと共に泳げる楽しい沢です♪

この沢、滝はほとんどないのですが、一息つける河原もほとんどありません。 一日中水の中!って感じです。

1997年9月13日撮影

川内山塊 早出川本流 中流部ゴルジュ帯 6

やっと初日の泊まり場、ドウガン沢の出合に! 真ん中に見えるのが私達のテントです。

翌朝大事件が!なんと雨が降り 危うくテントごと流されそうに…。 急遽テントを撤収し、山の斜面へ緊急避難! その日は降りっぱなしで停滞となりました。

1997年9月13日撮影

川内山塊 早出川本流 中流部ゴルジュ帯 7

翌日も雨…。でも、水量が減っている! 遡行を断念して、同沢を下降することに!

このくらいの水量なら、どうにか下降できそう。 どんぶらこと激流に流されながら降りました。

1997年9月15日撮影

川内山塊 早出川本流 中流部ゴルジュ帯 8

ここも流されながら泳ぎました。 途中岩などに体をぶつけながら アザだらけに…。 思い出に残る沢でした♪ もうちょっとで完全遡行が出来たのになぁ~!

1997年9月15日撮影

川内山塊 早出川 中杉川 1

この山塊の沢は淵と釜、そしてゴルジュの 泳ぎを堪能できるまさにウォータークライミング の名にふさわしい夏向けの沢でした♪

この山域は、山蛭とアブの天国のようです。 入渓時期は梅雨明け前がいいかも?

1996年7月21日撮影

川内山塊 早出川 中杉川 2

写真中央の赤丸はせっせと泳いでいる 私で~す!泳ぎが頻繁にあり 体がふやけそうでしたよ! 暑い日にはたまらないかも?

1996年7月21日撮影
早出川・中杉川3

川内山塊 早出川 中杉川 3

ここが、最初に登場する難所の「子落としの 悪場」です。左壁をリードする若手のI君、 優しく見守るKさん、ビレイしているのは私。 逆層で結構いやらしく結局断念し、高巻き することになる。

ポイントは、小さく巻くこと! ここには通称「悪魔のロープ」が垂れ下がって おり、それに導かれて高巻くと、「地獄の大高 巻き」になるそうです!翌年入渓した私の山 仲間が泣きながら?訴えていました。 残置ロープを信じちゃイケナイ・ヨ~!という 教訓的な沢かもしれません!

川内山塊 早出川 中杉川 4

この沢は、恐ろしいくらいの 狭いゴルジュが続きます。 そしてどんどん狭くなっていくんですよぉ~!

川内山塊 早出川 中杉川 5

ほら、こんな具合に。 これほど幅の狭いゴルジュも珍しいかも? 高巻きはご覧の通り不可能に近いです。
早出川・中杉川1

川内山塊 早出川 中杉川 6

この沢は写真のような手を広げると 届いてしまう位、狭いゴルジュが続く。

両岸絶壁の為、高巻は、ほとんど不可能。 雨が降ったらイチコロかも? 2日間必ず晴れる日をねらって入渓しよう!

川内山塊 早出川 中杉川 7

いやはや見事な景観でしたねぇ♪ ここもせっせと泳いで突破します。
早出川・中杉川2

川内山塊 早出川 中杉川 8

イワナと泳ぎ戯れる男達!! 渓相は手のつけようがないゴルジュの中に 淵と釜が連続する美しく、そして文句なく 面白い沢である。泳ぎと登攀をタップリと 楽しめる。

上級者へのステップ的沢かも 知れない…竿を忘れずに…! 手前からI君、大先輩のYさん、先頭が 岩登りの天才、Kさん
早出川・中杉川4

川内山塊 早出川 中杉川 9

これは上流部。釜を泳いでいる山を オールランドにこなす大先輩のKさん。 滝に取り付いているニコニコのI君。

この沢は、最初から最後まで 楽しませてくれる全く素晴らしい 沢でした!余程人が入って いないのか?原始的な渓相 も大きな魅力です!

川内山塊 早出川 中杉川 10

これは上部の連瀑帯です。 この沢、下流部から中流部にかけては 泳ぎっぱなしで、上流部は、小滝の連続! ホント楽しませてくれる沢でした♪
下田山塊・鎌倉沢1

下田山塊 大谷川 鎌倉沢 1

この日は朝から雨だった。「ちょっと出合まで 行ってみようか…!」のつもりが結局は最後 まで遡行してしまった。これは最初の美しい ゴルジュをヘツッているところ…

この沢の核心部、30M三段滝はイヤラシイ ので慎重に登ろう!上部の150Mの白滝を 越えるまで幕営適地はない。 雨が降っていても「美し~い!」と思った位 美渓で楽しめた沢である。 このお方はS山岳会の代表Mさん
下田山塊・鎌倉沢2

下田山塊 大谷川 鎌倉沢 2

これは下流部の美しいゴルジュです。

ここは左岸からへつりで突破! へつっている所が上の写真です。 写真中央の小滝の上に回り込んだ 右壁が上の写真になります。
下田山塊・光来出沢1

下田山塊 傘堀川 光来出沢 1

この沢は下田・川内山塊の盟主、粟ケ岳を 水源に持ち、大川と水量を二分する傘堀川 の一大支流です。

この山域には珍しく広い 集水面積をもった放射状の沢なのです。 下流部はこの写真のような豊富な水量に よって磨きこまれたプールのような見事な 大釜が続きます。 手前、ニコニコのIさんで奥が暴走好き なIさん!
下田山塊・光来沢

下田山塊 傘堀川 光来出沢 2

これは中流部にある「幅2M長さ100M のゴルジュ」の入口。なぜかこの時も 雨降りで晴れたのは下山の時だけで あった。

花崗岩を穿ち流れる深いゴル ジュ、プールのごとき大釜、花崗岩と 浸食の織りなす造形の美は、下田を 代表する名渓に恥じない!
巻機山・米子沢

巻機山 登川 米子沢

あまりにも有名な沢で人気の高さは 天下一品!

これは上流部の大ナメ! 特に上流部では、限りなく美しいナメが 続き、そして草原へと突き上げるのだから 沢屋にはたまらな~い!紅葉の季節が 最も美しいのだが、順番待ちとなること 請け負いである。

平ケ岳 大白沢シロー沢ワカゴイ沢 1

この沢は、とりたて大きな滝や凄いゴルジュ はないけど、チョットした所が結構悪い!

登攀技術と総合力を要求される 遡行内容の濃い沢でした。 これは下流部の長さ40Mのゴルジュ帯 ここは右岸より高巻きました。

1994年7月24日撮影

平ケ岳 大白沢シロー沢ワカゴイ沢 2

来月からの本番の沢、飯豊連峰の 胎内川東俣沢本源沢のトレーニング 山行として入渓したのですが、とても 良いトレーニングになった沢でした。

ちょっとしたところが意外と悪かったりして パーティーに少なくても一人は確かな技術 を持った人がいないと苦労するかも?

1994年7月24日撮影

平ケ岳 大白沢シロー沢ワカゴイ沢 3

ここの幅の狭いゴルジュは左岸側壁の 残置ハーケンを利用してトラバース。 次から次へと難所が出てきて この沢、楽しませてくれます。

1994年7月24日撮影

平ケ岳 大白沢シロー沢ワカゴイ沢 4

小滝とゴルジュの連続で ハラハラドキドキのし通しでしたよ♪

1994年7月24日撮影
平ケ岳・シロー沢ワカゴイ沢

平ケ岳 大白沢シロー沢ワカゴイ沢 5

苦労した後はこの写真のような 草原帯が待ち受けてくれました♪

「地獄から天国」的沢とも言えるかも知れない! 真中におわす方は63歳でヒマラヤ、 8,000M峰のチョ・オーユーに登頂した Aさんで、手前が太陽のごとく 明るいTさん、そして先頭が私です!

1994年7月25日撮影

平ケ岳 大白沢シロー沢ワカゴイ沢 6

この沢をツメると越後三山只見国定公園の 平ケ岳に出ま~す♪最後のツメはお花畑を 通って平ケ岳の山頂に至ります。

この山、大好きなんですぅ! 高山植物がイッパイ咲き乱れていました。

1994年7月25日撮影
平ケ岳・恋ノ岐川1

平ケ岳 只見川 恋ノ岐川 1

難しいゴルジュや滝などは特にないが ナメや小滝を随所に散りばめた綺麗な沢。

遡行後の平ケ岳の湿原も素晴らしく、 初めて奥只見の沢に入る人には、お勧めの 沢である。夏のシーズンは遡行者も多く 天場を確保するのが一苦労!
恋ノ岐川2

平ケ岳 只見川 恋ノ岐川 2

名峰、平ガ岳をめぐる素晴らしい渓で 遡行者をきっと魅了するに違いない。この 渓の遡行をきっかけに、沢登りにのめり こんだ人も多いと聞く。

秀渓を遡行した後 は、これまた秀峰の平ガ岳が待っている から、これまたたまらな~い! ひとつだけ、難を言うと下山ルートが結構 長~いので、計画的に行動しましょう!
越後・下津川

越後 三国川 下津川

私のイワナ釣り初体験がこの沢である! 野中沢経由で尾根を乗っ越し下津川へ。

春に入渓したので、まだ雪多く、沢と雪山 両方の装備を持って遡行した。この写真は 野中沢上部の雪渓を登っている所。 山岳渓流釣り集団のM会のYさん達に 連れて行ってもらいました。 釣果の程は?もちろん…! 1匹だけ…
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