黒谷川・大幽東ノ沢 1当初は、大幽西ノ沢を遡行し丸山岳へ。その後、大幽東ノ沢を下降という計画で 行く予定でした。しかし台風15号と16号の接近により、大幽西ノ沢の遡行を断念 せざるを得ませんでした。天気予報によれば、三日間雨マーク…。 黒谷川林道にて(大幽沢出合まで6.21K地点) この先は林道が崩壊していて入れません。今宵(16日の夜)の泊り場所です。 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 2約一ヶ月半前、新潟県と福島県会津地方を 中心に2011年7月27日から30日にかけて 降り続いた記録的な豪雨 (平成23年7月新潟・福島豪雨)は、 あちこちに甚大な被害を及ぼしていました。国道252も通行止めで、山越えしました。 (R352の松坂峠越えでR153へ、そしてR289) 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 3黒谷川林道もこんな状態でして、車入れず、歩くしかありません。本来なら大幽沢出合まで車で 入れるハズでしたが、こんな有様です。 上の写真1の林道地点より大幽沢出合 まで6.2Kなのですが…。 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 4これではRV車でも無理です。 7月末の豪雨で林道は壊滅的な状態でした。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 5なんと林道が崩落しています。 う~ん、どうしよう? 水が思いっ切り灰色に濁っていました。 徒渉時、深さが分からず怖い…。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 6懸垂下降して沢床へ降りることにしました。 30mロープぎりぎり一杯でした。 その後、遠方の林道のガレ場を 登らなくてはなりません。 でも、人が通っているのか、 踏み跡がありました。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 7このようなプチ崩落は、 至る所に見受けられました。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 8崩落した林道を降りて川を徒渉し、 さらに林道をよじ登り…の繰り返しで 結構時間がかかります。 万が一増水したら帰れないかも…。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 9うわぁ~こりゃひどい…。 100m以上、林道が崩落しています。 増水による急流で削り取られて しまったのでしょう。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 10川に降り立ち、大崩落した林道を望む。 完全に影も形もございません。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 11本来ならここまで車で入れたのに…。 ズタズタの林道を歩くこと2時間20分、 やっと大幽沢出合です。 この青い橋を渡り、大幽沢の左岸沿い に付けられている仕事道に入ります。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 12仕事道はアップダウンがあり疲れます。 草ぼうぼうの部分もあり、 最近人が入っていない様子でした。 この林道の状況では、それも頷けます。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 13仕事道を歩くこと50分で取水堰堤に到着! ふぅ~!ここまで長く感じられました。 やっと遡行できるぞぉ~♪この堰堤を超えてからは、 水の濁りが大分緩和されました。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 14今日、雨降る予定が、まずまずの天気♪ なんかちょっぴり得した気分です。 林道や本流の黒谷川が豪雨の影響で かなり荒れていましたので、大幽沢も 荒れ果てているのだろうなぁ…。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 15わぁぁ~なんじゃこりゃ~! 側壁が豪雨で崩れ、 巨岩と倒木が沢を塞いています。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 16大幽西ノ沢の出合(734m)です。 本来は西ノ沢を遡行する予定でしたが…。 今回は左の東ノ沢を遡行します。それにしても、アプが攻撃してきて参りました。 9月半ばだというのに信じられませ~ん! 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 17平成23年7月新潟・福島豪雨の爪痕…。 山肌から削り取られた巨岩や土砂、 そして倒木が沢に散乱し、変わり果てた 姿になっていました。正確に申せば、今回初めて遡行する沢なので 過去の状態(荒れる前の状態)が分かりません。 しかし、帰宅後、他の遡行記録や写真と比較 すると、明らかに違いが分かりました。 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 18出発前、「原生林と調和した穏やかな流れで、 開放的で明るい渓」というイメージを 抱いていた私ですが…。 現実は、荒々しい(荒れた)印象を受けました。今年2011年7月末の「新潟・福島豪雨」が、 新潟及び福島(会津)の川や沢に壊滅的な 影響を与えたことが伺えます。 この荒れた状態、一体どこまで続くのだろう…。 2011年9月17日撮影影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 19巷は三連休なのに、我々以外誰もいません。 例年ですと、この9月の三連休、釣り師や沢屋が 大勢遡行する大人気の沢なのですが…。 我々だけの静寂な世界…。 静か過ぎて寂しいくらい。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 20アブ、勘弁してよ~! 雨具を着れば良いのですが、 あまりの暑さに着る気にもなれず…。 いやはや参りました。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 21悠久のたおやかな流れ… 大幽東ノ沢、本来はこんな感じなのでしょうね。そうそう、ファントラック社の山用ズボン ストームゴージュ・アルパインパンツ (16,275円)の沢デビューの日でした♪ 結構分厚い生地でアブも射せません。 よって、上半身を集中攻撃されました。 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 22豪雨により土砂が上流から運ばれ、それが 下流の流れの弱い部分に堆積し このような(右のような)丘を形成していました。歩きやすいな♪と思い、この丘を進むと、 降りる時が大変だったり…。 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 23荒々しい渓相ですが、綺麗です。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 24小滝を登る私です。 それにしても今日は暑いです。 9月中旬で予報も雨でしたので 防寒対策はバッチリでしたが…。猛暑対策&アブ対策は眼中には ありませんでした。まさか…って感じです。 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 25写真中央に小さく私が写っています。 沢の荒れた状況が分かります。 荒れる前の大幽沢を遡行してみたかったです。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 26渓はV字状をなし、ゴルジュ帯に突入です。 こりゃ、高巻きが大変な渓相です。 西ノ沢の方は、このような険しい渓相に 困難な小滝が連続するのでしょうね。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 27その点、東ノ沢の方は、どれもこれも 楽しく突破できるものばかりでした。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 28小滝をヘツるK君32歳です。 若手のホープと呼ばれているようです。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 29これは酔いどれこと、 酒好きな単なるおやじ、49歳です。 あと何年、現役で登れるだろうか…。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 30窪の沢に近づくにつれ、ゴルジュっぽくなり 沢はさらに険しくなってきます。 増水したら通過は困難かもしれません。 今回は平水ですので、特に問題ありません。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 31右へ行ったり左に行ったり、 さらに、小滝を登ったりヘツったり、 結構楽しませてくれるところです。 東ノ沢で一番楽しいところかもしれません。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 32ゴルジュの出口は深く、小滝がかかっています。 濡れたくないK君は、側壁を登ります。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 33深そうに見えますが、実際に入水 したところ、腰上程度の深さでした。 水線突破、あるのみ!2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 34そのゴルジュの出口にて奮闘する私。 結構流れが強く、水を被ります。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 35ここが本当のゴルジュの出口です。 この直ぐ先が、窪の沢出合(900m)です。ここ窪の沢出合手前のゴルジュ帯、 思ったより長く楽しめましたし、綺麗でした。 他の遡行記録によると、左岸に巻き道が あるようです。 2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 36窪の沢出合を過ぎても、まだ沢は荒れています。 余程凄い豪雨だったことが伺えます。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 37昔はどんなに穏やかな渓相だったろうに…。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 38もう難所はないハズ!と思っていましたが、 プチゴルジュ帯です。難なく通過できました。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 39そのゴルジュ帯を通過するK君です。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 40結構側壁のV字が顕著です。 遠方を見つめる私です。 本日の泊り場、1045mの二俣まで もうちょっとです。2011年9月17日撮影影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 41は~い、1045mの二俣に到着で~す! なかなか良い天場がありません。 以前あった快適な天場は土砂で 埋まってしまったものと思われます。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 42その二俣より90m下流の左岸の台地を せっせと切り開き、テントを張りました。 それにしても蚊が多いです。 アブの次は蚊ですか…。勘弁してよ~! 早く焚火をして蚊を追い払おう! 薪は、流木があちこちに散乱しており豊富、 直ぐ大量に集まりました。 2011年9月17日撮影影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 43結局、今日雨降る予定が、 晴れてしまいました♪ 青空まで見えます。2011年9月17日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 44今日の晩飯は、盛岡山友会さん直伝、 手巻き寿司です。酢飯って食をそそる のでしょうね、K君に大好評でしたよ♪焚火はいいな♪心まで温まります。 天気予報によれば明日も雨の予報 だったのですが、満天の星空です。「 2011年9月17日撮影影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 45一夜明け…蚊にボコボコにされたK君。 あれ?お天気いいぞ~♪ しかも、朝から暑い…。 今日も雨の予報だったのでは…?2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 461046m二俣の右俣に掛かる小滝(5m)。 ここは右隅から登りました。 この二俣より丸山岳山頂まで 標高差774mもあります。ここから一気に高度を稼ぎます。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 47ナメ滝を登る私です。 2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 48小滝を登る私です。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 49小滝を登るK君です。 忍者のようにスタスタと登っていきます。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 50この暑さは一体なんだ…。 きっと台風の影響でしょうが、9月中旬の気温とは思えません。真夏、しかも猛暑の暑さです。 (この日、福島の下界は34度でした) 10時頃より汗だく状態になり 体力の消耗、はなはだしい…。 2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 51この5mほどの小滝は、濡れるのを嫌って 水線左のカンテより登りました。 ボルダーチックで、お助け紐で 助けてもらいました。帰りの下りでは、懸垂下降をしました。 今回の遡行で、林道での懸垂下降 に続き2回目のザイル使用となりました。 2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 52写真左、日光と同化しているK君です。 一段目左、二段目右から登る。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 53気持ちの良いプチスラブ登りの私♪ この部分だけ見ると、まるで 谷川の沢みた~い!2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 541550mの二俣にて。 本流は右なのですが、ある遡行記録 によると、左に入っていましたので、 我々も左沢を詰めることにしたのですが…。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 55稜線まで標高差あと50mということろで、ヤブ状態に…。右へ右へと進み右沢の 本流(右沢)へ合流しました。すると、目印の青色のビニールテープが あちこちにありました。ということは、 やはり、1550mの二俣は、右へ進むのが どうやら正解ルートのようです。 2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 56最後はヤブを漕ぐことなくポン♪ と草原に飛び出しました。 草原に出た時の解放感、たまら~ん♪ くつろぐK君です。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 57これは私。 草原歩きが気持ちい~い♪2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 58まるで天国のよう♪ 気分はアルプスの少女!?2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 59今日も快晴です♪ 雨を覚悟していて、山頂からの展望は 望めないだうなぁ~!と諦めていたのですが…。 天気予報、まったく大外れでした。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 60草原に出たとは、顕著な踏み跡がありました。 ところが、突然その踏み跡がなくなる場所も…。 しばらくヤブを漕ぐとまた出てきてホッとしました。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 61四方を深い渓に囲まれ、山頂へ至る登山道もなく、 会津の秘峰!原始の姿を今に止めた山、 山上の楽園♪丸山岳2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 62この丸山岳が特に脚光を浴びたのが、 山の専門雑誌、『岳人』2002年4月号に紹介 されてからでしょうか。「岳人特選・マイナー12名山」の コーナーで紹介されたのです。 本誌によれば、マイナー名山の定義「道がなく登頂するのが困難な原始の姿を残す山々から山容などの風格に満ちた名山を選出した。 登ろうとするだけで創造の香りが 溢れる登山が出来るだろう。」 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 63【マイナー名山の選定基準(本誌より抜粋)】 ①道がなく、登頂するのが困難なこと (体力があっても、登山技術や経験、地図などが なくては登頂して下山するのは極めて難しい)。②山容風格とも名山と呼ばれておかしくない ものであること。 ③山群の主峰、もしくはそれに準ずる ものであること(が望ましい)。 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 64【選考メンバー】 大内尚樹、高桑信一、宮内幸男、岳人編集部。 そうそうたるメンバーですね。 丸山岳を目指し歩くK君です。2011年9月18日撮影 |
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【丸山岳の本誌紹介文(岳人より)】 その雑誌『岳人』では、次のように丸山岳を紹介。 標高1,820m、福島県南会津郡只見町と 桧枝岐村との境。たおやかなる日本的霊峰、
山上の楽園。『南会津の、たおやか な緑の山波の果てに身を横たえる丸山岳。 山上の楽園と讃えられた、この山の頂に広がる 静謐と華やぎは、おそらく他に類を見ない。 苗場山や平ヶ岳が木道の敷設によって野生の 牙を抜かれてしまったいま、丸山岳ひとり、原生の 輝きを放っているといっても過言ではないだろう。 (一部省略)』高桑信一。 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 66はい、ここがその丸山岳の山頂です♪ 1074mの二俣・天場より登ること、約3時間30分。 確かに原始の趣を感じました。 周りは深い山だらけです。 寝転ぶには最高の所です。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 67山頂からの展望です。 360度の大パノラマを満喫できます♪ いつもは9月の三連休に賑わう山 なのに…。貸切状態でした。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 68山頂を満喫し、下り始めます。 それにしても、この暑さは一体何? 1800mにいるのに、暑いんです。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 69参考までに、先に述べた マイナー12名山の全て。 地元、和賀山塊の羽後朝日岳が 選ばれていて、ちょっと嬉しいです。【選考されたマイナー12名山】 ①黒部・黒部別山 ②朝日連峰・化穴山 ③増毛山塊・群別山 ④越後・ネコブ山 ⑤和賀山塊・朝日岳 ⑥屋久島・障子岳 ⑦会津・丸山岳 ⑧川内山塊・矢筈岳 ⑨毛猛連山・毛猛山 ⑩日高山脈・ピリカヌプリ ⑪飯豊連峰・烏帽子山 ⑫奥利根・赤倉山。 2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 70山頂から下ること2時間45分で、 1046m二俣の天場に戻ってきました。 ヤブや草を刈り払い、土木工事で整地。 快適な幕場になりました。2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 71平成23年7月新潟・福島豪雨の爪痕です。 元の姿に戻るには、一体何年かかるのだろう?信じられない猛暑で私は熱中症気味 になり、ペースダウンしてしまいました。 頭痛と倦怠感と疲労のトリプルパンチで 結構辛かったです。 2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 72台風15号の進路が気になります。 大雨でも降ったら帰れなくなる可能性も…。 「降りれるところまで降りようよ!」と私。熱中症気味で体調悪く、バテ気味でしたが、 頑張って下り、取水堰堤350m手前の 広い河原の台地に幕営しました。 まるでオートキャンプ場のように広くて 開放的で快適な幕場でした。薪も豊富♪ 2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 73ここまで下れば、安心してお酒も飲めます♪ 今日も盛大に焚火をします。 本日の行動時間、9時間40分。疲れていたのか?お酒が空になったからか? 8時前には寝てしまいました。 8時前に寝るなんて、前代未聞かも? 朝かな?と目を覚ましたら、まだ10時でした。 長い長い夜でした。 2011年9月18日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 74広い河原を10分下ると取水堰堤に到着! 今日もなんとかお天気、持ってくれそうです。ということは、三日間雨だった予報が、 三日間、晴れてくれたことになります。 運が良かった!と思っています。 雨の中の遡行を覚悟していましたのゆえ…。 2011年9月19日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 75取水堰堤より仕事道をロープを伝って歩く私。 この道、最近歩かれていないなぁ~! って感じでした。2011年9月19日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 76大幽沢出合に掛かる 黒谷川を渡る橋です。 ちなみにこの手すりを掴んだら 手が青色に染まってしまいました。2011年9月19日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 77黒谷川林道、帰りも徒渉です。 行く時より減水しており、濁りも 少なくなっていました。2011年9月19日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 78崩落した林道に這い上がる為、 崖を登らなければなりません。 崖をよじ登るK君。 ここは残置虎ロープがありました。2011年9月19日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 79ふぅ~!車デポ地に到着で~す♪ ヤレヤレでした。 K君、お疲れ様でしたぁ~♪2011年9月19日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 80黒谷集落は、7月末の豪雨で 田畑が削り取られていました。 「えぇ~!ここまで水が来たの?」と ビックリです。その田んぼの下に 仮設道路が作られていました。 今回行った只見地方の豪雨の 被害状況は、こちらをクリック。 2011年9月19日撮影 |
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黒谷川・大幽東ノ沢 81会津坂下IC手前にある会津柳津温泉、 清流の宿、ホテル・かわちにて入浴♪ 琴の音色を聴きながら入浴したの、初めてです。入浴料 600円でした。何はともあれ、波乱万丈の3日間でした。 帰宅してから知ったのですが、今回の沢で お会いした郡山の三人組が遭難し、 その内のお一人が亡くなられました。 ご冥福をお祈り致します。 2011年9月19日撮影 |