大深沢 湯ノ沢右俣 2

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八幡平 大深沢・湯ノ沢 1

再びやってきましあぁ~♪1年振りです。 今回はくじ氏と2人。この沢のアプローチ 方法は、湯ノ沢1をご覧下さいませ~!

去年は迷いながらこの取水口まで来ましたが 今回は2度目ということもあり車デポ地より 1時間で到着♪いよいよ本格的な遡行の 始まりで~す!この大きな釜をもった 2段8M滝は右岸の草付バンド沿いに トラバースし落ち口へ。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 2

上の写真の滝をトラバっているくじ氏です。 この沢、登山体系に記載されているものの 遡行記録が皆無に等しい。

理由は、おそらく尾根(倉沢山)に出ても 登山道はなく、沢を下るしかない…。 まさに冒険チックな気分で入渓♪

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 3

630Mの取水口までは踏み跡あり。 その先以降は、次々と滝が現れ まったく飽きさせませ~ん♪

八幡平の沢にあって珍しく、ナメと ナメ滝の連続で渓相も綺麗♪ まるで森吉の沢のようです。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 4

プチゴルジュに突入! ここは右岸バンドをトラバースし 乗越しました。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 5

これは2段12Mくらいだろうか…。 1段目は左岸を登り、2段目は 左岸より小さく高巻きました。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 6

上の写真の滝(1段目)を登るくじ氏です。 ここの沢の岩って、フリクション抜群 なんですよ~♪

ちょっと傾斜が強くても スメアリングでぐいぐい登れちゃいます。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 7

上の写真5の2段目の滝。 スダレ状で美瀑でしたよ~♪ 手掛かりがなくテロテロ岩の為、 左岸より小さく高巻く。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 8

いや~いっスねぇ~♪楽しっスねぇ~♪ 明るい沢っスねぇ~♪を連発するくじ氏。

出てくる滝のほとんどが直登でき、 しかも簡単過ぎず難し過ぎず 手頃なスリルを楽しませてくれます。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 9

うっとりぃ~♪ 10M美瀑。ここは左岸沿いに直登しました。 まるで滑り台みた~い♪

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 10

次から次へと現れるナメ滝の嵐? 快適に登っていきます。 ここは左壁を登ったような…。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 11

側壁のスラブが素晴らし~い♪ 100M以上あるのでは?

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 12

広大な側壁のスラブ… その中に、これまた広大なナメ滝が~♪ 20M近くあろうか…? ここは水線右(左岸沿い)を直登。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 13

上の写真のナメ滝を登るくじ氏です。 くじ氏、登るのが早いのなんのってぇ~!

上から彼のカッコイイクライミングシーンを 撮影しようとカメラを出す暇なく もう登っちゃっているし…。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 14

一見登れなさそうに見える滝でも フリクション抜群の為、登れちゃいます。 いやはや、とっても楽し~い♪

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 15

そのくじ氏のクライミングシーン! ボルダームーブでグイグイと登ります。 さすが週3回、ボルダリングに励んでいる だけありますね。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 16

写真14の滝を上から見るとこんな感じ。 ほとんどの滝は深い釜を持っていて 万が一落ちてもドボンで済みます。 でも、落ちたくな~い!

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 17

上の写真の滝を登るくじ氏。 まるでカエルのようなバランス! ナイスバランスですね~♪

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 18

この滝は、くじ氏は左岸より直登。 私は左岸より小さく高巻きました。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 19

おぉぉ~! 滑り台のような広大なナメ滝じゃ~! 広々としてて気持ちい~い♪

車デポ地よりここまで2時間。 かなりのハイペース! 確か760M付近だったような…?

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 20

上の写真の滝を間近で見ると… さてと、どこから登ろうか? ここは右岸側壁沿いに登りました。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 21

この滝はとても深い釜を持っていて さすがに泳ぐのは勘弁…てなことで 左岸のバンドを利用し落ち口へ。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 22

その左岸バンドをトラバースするくじ氏。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 23

これは790M付近だったような…。 巨大な雪渓のブロックが…。 まるですり鉢の底にいるような錯覚に 陥るほど側壁の凄いこと~!

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 24

800M付近の枝沢にかかる40M滝。 本流は左です。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 25

登山体系の遡行図と照らし合わせると これが30M大滝なのだろうか? でも、どう見ても30Mには見えないなぁ~!

私の目には2段15~20Mにしか見えない…。 ここは両岸側壁が立っていて高巻きも シンドそう。てなわけで、1段目2段目共に 左岸を直登しました。見た目より容易。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 26

上の写真の滝の1段目を登り始めるくじ氏。 よく見ると細かいホールドが豊富で楽勝♪

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 27

2段目のナメ滝はスメアリングで直登♪ まるで滑り台のようでした。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 28

上部 840Mの二俣にて。

当初の計画では、 この二俣を左(支流)、970Mも左、 1050Mも左に入り、ヤブを漕いで1274M峰の 真北に派生する尾根を乗越し、湯ノ沢左俣 を下降する予定でした。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 29

ところが…840Mの二俣を左に入って 直ぐのところにこのような巨大な滝が…。 途中まで高巻いたものの、結構悪い…。

このような滝がバンバン出てきちゃうと 今日中に下れないかも?まったく未知の 領域ですし…。無理は禁物!と思い、 本流に戻り、980M付近まで遡行し 同沢下降することにしました。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 30

本流に戻り840M二俣のちょい先に かかる10M滝。ここは水線左を直登! 出だしの一歩が悪い。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 31

上の写真の滝を登るくじ氏。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 32

その先には2段25M滝が… ここは2段とも左壁を直登。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 33

樋状の滝。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 34

その上も、ナメとナメ滝の オンパレードでした♪ とっても素敵な沢なのになぁ~!

もっと登られてもいいのになぁ~!って 思いました。ちなみに魚影はなし。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 35

ナメを楽しむくじ氏。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 36

930M二俣にかかる長大なナメ滝。 40M近くありますが、快適に登れました。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 37

970M付近に出てきた10M滝を 登るくじ氏。今回の遡行はここまで! あと250Mも登れば稜線でしたが、 下りの時間も考えなくっちゃ~!

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 38

下降開始!930M二俣にかかる ナメ滝は30Mロープを2本連結し 30Mの懸垂下降。 気持ちい~い!

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 39

その下の2段25M滝も30Mの懸垂下降。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 40

巨大な雪渓のブロックが…

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 41

側壁のスラブの素晴らしいこ~と! こんなところに直登不能な滝が出てきたら… 高巻きは絶望的ですね…。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 42

同沢下降に抵抗があったのですが、 いざ下ってみると、これがたまた結構楽し~い♪ この日は暑くって~水の冷たさが心地い~い♪

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 43

プチゴルジュを下るくじ氏。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 44

忍者ムーブで?スタスタと下るくじ氏。

2008年7月13日撮影

八幡平 大深沢・湯ノ沢 45

本日の遡行は終了♪野湯に戻ってきましたぁ!

本日の全行程、約8時間半(休憩含む) くじさん、お疲れ様でしあぁ~♪

2008年7月13日撮影

GPSの軌跡

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