尿前沢 風呂沢 1本流に比べればスケールは劣る ものの、小滝がたくさんあり一つを 除いて全て直登できる楽しい沢。7月上旬は、源流部の水芭蕉の群生が… すごかった!最初から最後まで遡行者を 楽しませてくれます! 年々岩が脆くなっているので 落石には要注意です。 1998年7月上旬撮影 |
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尿前沢 風呂沢 2このような、快適な滝が続く。 ゴーロ歩きがほとんど無く、 滝がたくさんあって楽しめる! 岩手大学山岳部の学生さん 達と共に…! 知る人ぞ知る名渓。1998年7月上旬撮影 |
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尿前沢 風呂沢 3あれから7年後、今回は愛弟子のえるさんと 共に行って参りました。 前夜のうちに中沼の登山口へ。 この日の晩飯はチゲ鍋を作ってみました。メンバーに女性がいれば、リーダー特権で? いつも女性の方にお任せしておりましたが 今回は私が担当させて頂きました。 これからの季節、鍋はいいですよねぇ~♪ 2005年10月8日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 4翌日5時起床、6時半出発! まずは中沼登山口より尿前沢本流へ。 本流に降り立ちいざ遡行開始!ハタシロ沢を左に見送り、次に出てくる 標高750Mの枝沢が風呂沢なんです。滝が連続しその多くが直登出来、遡行者を 飽きさせない秀渓だと思います。 2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 5これは風呂沢出合にかかるF1の5M滝です。 一見テロテロの岩で直登出来ないようにも 思えますが、ホールドは細かいものの 右壁より登れますよ!2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 6上の写真、F1を登るえるさんです。 ガンバレ~! 今の時期、水はとても冷たいです。 ドボンしたくないものですね。2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 7そして、次なる滝はF2の7M滝です。 ここは右壁より直登致しました。 ホールドが細かく、多少被っています。そして、秋特有のヌメリもありました。 この沢はピン(ハーケン)が打てない滝が 多く、メンバーにシッカリ登れる人が 最低一人は欲しいところです。 2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 8F3の二俣で滝は90度に曲がります。 実は、私たちは間違えて左俣へ 入ってしまいました。注意して いないと間違えてしまう所です。これは左俣の7M滝です。 この滝を越えた後、「何か変だぞ?」と 間違いに気付き下降しました。 せっかく登ったのになぁ… 2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 9これは上の写真の左俣の滝を直登している 私です。この間違いで1時間のロスをしました。 7年前に入渓しているのですが、 二俣を見過ごしてしまったようです。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 10ココが正しい760Mの二俣で~す! 左の滝(F3)がかかる沢が本流なんです。てっきり枝沢の滝だと思い見過ごして しまったようですね。ここは右俣の この滝を越えて遡行します。 2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 11これが上の写真のF3の7M滝を 左側から見たものです。 ほぼ垂直です。 ここは左壁を登り小さく高巻きます。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 12この写真の左中央にいるのが私です。 F3の滝はこの位置より側壁を登り ブッシュへ逃げて滝上に出ました。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 132万5千図の最初に出てくる滝が 左の写真のF4の40M滝と思われます。 ここは右壁より快適に直登出来ます。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 14上の写真、F4の40M滝を登るえるさんです。 見た目より傾斜も緩く楽しく登れますよ♪ 次から次へと滝が出てきて 楽しませてくれます♪2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 15F4を越え、しばらく歩くとなにやら 遠方に巨大な滝が見えます! そう、F5の40M滝なんです。 「おぉ~!」って、歓声が上がるところです。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 16そのF5の滝を間近で見たものです。 見事な滝ですねぇ~♪ 垂直な滝でこれは登れそうにありません。左岸より高巻きます。踏み跡はついて いるものの、結構滑るので要注意ですね。 2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 17これもF5の滝(40M)です。 見事に側壁が切り立っていますねぇ。 ウットリするような滝でした♪ この沢で唯一直登が絶望的な滝です。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 18これもF5の滝、40Mを撮影したものです。 高巻きの最中に撮影してみました。 ここまで来ると、紅葉がとても綺麗♪2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 19そして次なる滝は、F6の15M滝です。 一見直登は不可能そうに見えますが、 右壁より登ることができます。2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 20上の写真、F6を登っている私です。 ご覧の通りテロテロの岩ですので ホールドに乏しいです。 よって、バランスで登ります。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 21F6を越えるとこのようなナメの小滝が…。 とても美しく、心が癒されるところです。 この沢は、滝とナメの連続で 遡行者を魅了し、飽きさせません♪2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 22その後もこのような広大な滑床が 続き、楽しいところです♪ えるさんは、いつも両手をパタパタ して歩くのがクセのようです。 バランスを取っているらしいです。2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 23その後に出てくる滝がF7で40Mあります。 まるで羽衣のような美しい滝です♪ 2万5千図の930Mにある滝記号がそうです。 以前来た時は、水線の左壁を直登しました。リングボルトあり(所々抜けている)。 しかし、今回はヌメリがひどくヤバそうでした ので右岸のブッシュを利用して小さく 巻きました。 2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 24上の写真のF7を間近で撮影したものです。 直登する際はホールドが細かく逆層ですので 神経を使うところです。 右岸より簡単に高巻き可能です。2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 25その後、直ぐにこのような狭いゴルジュになり 行き止まり状態に…。「あれ?沢はどこ?」 と思いきや右壁に糸のように流れる滝、 これがF8の25M滝なんですよ。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 26そのF8の滝を間近で見るとこんな感じです。 ホールドが細かく逆層なんですよね。前回来た時は、ここ(右壁)を直登しました。 この沢の核心部です。しかもハーケンが打て ませんのでノーピンで登るしかありません。 神経を使うところです。 2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 27しかし、今回はさらにヌメっている状態 でしたので、直登は諦めました。 秋の沢って、岩がヌメってくるんですよね! このF8、さ~てどちらから高巻こうか? と考えている私です。どちらにしても 大変であることには変わりないようです。 結局左岸より高巻きました。途中ルンゼが 走っていてトラバース出来そうになく、 結構なアルバイトを強いられました。 2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 28F8を越えると直ぐにF9の 三段の滝が見えてきます。 一段目は右壁を登りました。2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 29そしてこれがF9の二段目の滝です。 ここはシャワーで中央突破しました。 頑張るえるさんです。2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 30F9を越えた後もこのような小滝が 連続し、楽しませてくれます♪ この沢は、滝とナメが多くゴーロ歩きが とても少ないのが魅力ですね♪2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 31ここは2万5千図の1,040Mにある 滝記号の滝と思われます。 (滝記号が5つある中で最上部の滝記号) 5M位の滝で、簡単に登れますよ♪ ここは沢が明るく開けてくるところです。2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 32その後も小滝がいくつか出てきました。 そのほとんどが楽しく直登出来ます。2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 33F8以外のこの沢のもう一つの核心部、 それは最後のツメのルートファインディング ではないでしょうか?2万5千図を見ても わかるように上部はかなり細かい枝沢が…。前回の時は水芭蕉の群生に誘われて、 (とても素晴らしかった!)1,100Mの右の枝沢 を右へツメたのですが、とんでもないヤブコギ! 2005年10月9日撮影 |
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尿前沢 風呂沢 34今回は前回の教訓を活かし1,100Mを左、 そして1,110Mの二俣も左へと入り、 2万5千図上の1,202Mの尾根の コルを目指してツメました。その後、尾根を乗越しハタシロ沢に下り、 登山道目掛けて50M(標高差)ほど斜面を 登りました。銀名水の小屋近くに出ました。 2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 35今回のツメのルートはヤブコギが 少なかったです♪しかも、 上の写真のような紅葉も楽しめましたしね♪ これはハタシロ沢から登山道目掛けて 斜面を登っている私です。2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 36もう直ぐ登山道です!て、言うか この直ぐ上が登山道なんですよ! 登山者がたっくさんいて注目を 浴びてしまいました。若い女性の沢屋が珍しかったのか? 「スゴイわねぇ!カッコイイわねぇ!」って えるさん、登山者の皆さんから絶賛を 浴びていたようです♪ 2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |
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尿前沢 風呂沢 37これは下山中に撮影した中沼です。 山肌が湖水に映ってとても綺麗でしたよ♪ お天気にも恵まれ、紅葉も楽しめました。やはり焼石連峰の沢は楽しいなぁ♪ 登山道に出たら、物凄い人、人、人でビックリ! 今が紅葉のシーズン真っ盛りですからねぇ! 2005年10月9日撮影(写真提供えるさん) |