小和瀬川 大沢 2

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八幡平 小和瀬川 大沢 1

実はこの沢、4年前の2005年6月19日に遡行 してます。次から次へと滝が連続し、しかも 直登出来る滝ばかりで楽しかったです。

しかし、その時は、特に上部の雪渓が最悪の 状態で(ズタズタ状態で)、完全遡行できず。 左の写真は、男神橋から見た男神山です。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 2

その雪渓処理では、大高巻きを強いられ結局 枝沢へ逃げ登山道に出ました。

今回はリベンジ! の意味合いもありますが前回遡行出来なかった 上部をぜひ遡行した~い!って思ったのです。 右の写真は、男神橋から見た玉川ダムです。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 3

今の時期、完全遡行の成否は一重に雪渓状態 いかんによる!と言っても過言ではありません。

今回は4年前に遡行した時より5日早い入渓。 果たして完全遡行が出来るのか? どんどん林道を進みま~す!

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 4

今の時期、竹ノ子採りの車がイッパ~イ! 今回遡行した大沢は、八幡平の大沢森に 突き上げる沢。

沢とは別に林道のドン詰まり から大沢森の稜線に至るヒミツの?登山道が あるのですよ(遡行後、下山時に利用)。 竹ノ子採り皆さんは、そのルートを 利用しているようでした。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 5

その林道のドン詰まりまで行ったものの、 路肩駐車の嵐ですよ…しかも満車状態! Uターンできる所を探すものの、まったくなし…。

これにはホント困りました。 止むを得ず、超狭い林道を延々とバック… いや~これが最大の核心部でした。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 6

林道の車止めから山道を歩くこと 約30分で標高650Mの二俣に到着!

登山道は、写真真ん中の尾根ですが、 私の目指す大沢は左です。登山道と別れ いよいよここから遡行開始で~す!

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 7

出だしは穏やかな流れ…。
しかも水量も少ないし。 今回は単独行なんです。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 8

その後、直ぐに両岸が狭まってきます。 4年前に遡行した際は、既にここから 今にも崩れそうなスノーブリッジが 多数かかっていました。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 9

その後は、次から次へと 滝のオンパレードですよ~♪ ここは左岸より直登、容易。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 10

ここも左岸より直登(容易) 綺麗な滝でした♪

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 11

扇状でスダレの滝、 これもとても綺麗な滝です。 高さ15Mほどあろうか? ホールドは細かいですが、 ここは左壁より直登しました。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 12

プチ連瀑帯です。 一段目は右より 二段目は左より登りました。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 13

これは上の写真の二段目の滝です。 左下の斜め岩から小さく高巻けます。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 14

770Mの二俣です。 左の方が水量が少ないですが、 本流は左です。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 15

やがて2万5千図の4つ目の滝マーク、 標高790Mにある7Mほどの滝です。 滝上にスノーブリッジが見えます。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 16

これは上の写真の滝上にかかっていた スノーブリッジです。今にも壊れそう… ここは左岸より小さく高巻き沢床へ…。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 17

これは15Mほどあったろうか? 一見難しそうに見えますが、 右岸より登ってみると階段状の滝でした。 但し、結構水を被ります。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 18

その後も滝が連続して楽し~い♪ どれもこれも快適に直登出来る滝ばかり~!

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 19

ここで沢が開けます。 ここで一本(休憩)!

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 20

4年前に遡行した時は、上の写真の滝から 先、延々と雪渓が続いて滝は雪の下…。

いよいよここから先は未知の世界! ワクワクしながら遡行しました♪

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 21

次から次へと滝が連続し まったく飽きさせませ~ん! いいぞ、いいぞ~と喜んでいたら…

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 22

あれまぁ~!雪渓だぁ~! 標高930M付近にて。 ここは上を通過しました。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 23

上の写真の雪渓を歩いているとこ。 果たして沢床へ降りられるのか? ハイ、楽に降りることができました♪

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 24

安心したのも束の間… またや雪渓で~す! ここは中をくぐりました。 崩れないという確信はありましたが、 やはり怖いものです。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 25

950Mの二俣に到着で~す! ここは左俣(本流)と右俣(枝沢)の 両方に立派な滝がかかっています。 20M以上あるのではないでしょうか?

2009年6月14日撮影

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本流の左俣にかかる滝です。 ここは水線の左を直登! ここでもずぶ濡れ状態に…。 雨具を着て登ることをお勧めします。

2009年6月14日撮影

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ちなみにこれは950Mの 右俣にかかる滝で~す! 4年前は雪渓状態がひどく、この手前から 枝沢をツメて登山道に出ました。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 28

その後も小滝が連続しま~す♪ 初級者をこのような沢へ連れて行くと 沢登りの楽しさを分かってもらえるかも?

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 29

1000Mの3:2の二俣に到着で~す! 本流は左なのですが、登山道のない尾根 (内大沢森)に出てしまう為、ここは右俣へ 進みま~す!

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 30

1000Mの二俣を右に入ると 水はヒョロヒョロ状態…。 もう滝は出てこないだろう?と 思いきや、ここでも小滝の連続♪

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 31

どれもこれも快適に直登出来ました。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 32

ここが最後の二俣、1060Mの二俣です。 右俣の滝を登りツメると大沢森に出ます。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 33

これは上の写真の1060Mの二俣の 左俣にかかる滝です。 上の写真の黒い滝(右俣にかかる滝) の上より撮影したものです。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 34

どんどんツメていきます。 この調子ならヤブ漕ぎないかも~♪ と喜んだものの…。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 35

この分ならヤブ漕ぎなしで登山道に出るかな? と思いきや、1,145Mで沢形は完全に消えて しまいました。ガ~ン!

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 36

大沢森の山頂は1,178Mですから 標高差はたったの33Mなのです。 が、この33Mがシンドかったぁ~!

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 37

密度の濃い根曲がり竹のヤブでして…。 ジャングルのごとく猛烈なヤブの為、 視界はゼロに近いし…

地図とコンパスで方角を定め(120度の方角)、 大沢森目指して突進開始!ところがですね、 前進しようとしてもスプリングのごとく跳ね 返されしまうのですよ…。

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 38

ヤブと格闘すること15分、突如目の 前に大沢森の道標が見えました。

やったぁ~!ルートファインディング、ばっちり♪ 狙い通りの場所にドンピシャリ出ましたよ~!

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 39

あとは登山道を下るだけ~! ブナの新緑がとても綺麗でした♪

2009年6月14日撮影

八幡平 小和瀬川 大沢 40

登山道の999Mより大沢林道に下りました。 まっすぐ進むと大白森、右へ曲ると大沢林道 です。

この朽ち果てた道標が目印。 大沢林道へ下る尾根、物凄い急登です。 帰りは雫石のあねっこの温泉でマッタリ♪

2009年6月14日撮影
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