善知鳥川 水沢

- 真昼山地・女神山 -

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善知鳥川 水沢 1

6時30分、地元大曲のSさんと 善知鳥(うとう)の登山口で待ち合わせ!

この水沢、ネット検索しても遡行記録が ほとんどなく情報が乏しいのです。 どんな沢か?ワクワク・ドキドキです。

2017年8月4日撮影

善知鳥川 水沢 2

車デポ地(林道終点)から水沢目指し トラバースするも背丈を没するヤブに 阻まれ難儀しました。

ここで無駄な時間と 体力をロスしてしまいました。 ちょっと下流に戻ってヤブのない ところ(本流)から入渓した方が良さそうです。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 3

7時、やっと水沢へ入渓を果たします。 今回は、渓流足袋とスパッツを新調しました♪

ネット検索してもほとんど遡行記録が見つからない 沢でしたので、正直あまり期待しないで入渓した のです。しかし、予想に反して小滝が連続し、かつ ほぼ全て直登出来、期待以上に面白い沢でした。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 4

沢の規模は小さく、約30分ほど 単調なゴーロ歩きが続きます。 写っているのは、同行者のSさんです。 初めて入渓する沢は冒険チックで とてもワクワクします♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 5

入渓して30分、やっと滝が出てきました! 標高310mにあるちょっと「厄介な滝」です。

水線突破も考えましたが、水が冷たそうでしたので 左岸のバンドを斜上し落口に降りました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 6

その上の小滝を登るSさんです。 落ちるとズブ濡れになるので 落ちたくない所です。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 7

それ以降は、小滝が連続して 楽しませてくれます。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 8

標高400mにある15m滝です。 ここは踏み跡を利用し左岸より高巻きました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 9

美しい小滝にウットリです♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 10

標高440mの二俣にて。 ここは左俣(滝のない方)へ入ります。 ここで沢の半分ちょい進んだことになります。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 11

その440m二俣の直ぐ先にある 滑り台状のナメ滝です。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 12

美しい小滝が続きます。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 13

どれもこれも快適に登れます。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 14

標高460mにある大滝 15mです。 左壁より登れそうにも見えましたが、 シャワーを嫌い右岸より高巻きました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 15

その大滝の高巻きにてSさんです。 ヤブがないので高巻きも楽でした。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 16

この先以降は、ナメと小滝のオンパレードです。 遡行していて楽しい沢です。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 17

ガンガン登るSさんです。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 18

快適に登れる滝が多く楽しいです♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 19

標高510mにある滑り台状の滝です。 もちろん、これも直登しました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 20

滝を登るSさんです。 あまり期待してない沢でしたが、 予想外に面白く「当たりの沢」だと思いました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 21

2万5千図ではわかりませんが、 ここは(標高520m)二俣になっていました。 左(写真の方)が本流です。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 22

その二俣を左に入ると直ぐに ちょっと厄介そうな滝が出てきました。 実際に取り付いて見ると右岸より 簡単に登れました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 23

フリクションはバッチリです!

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 24

黒い岩と緑のコントラストが美し~い♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 25

上流部は、ナメとナメ滝が続きます。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 26

標高550mのウットリする ような美しいナメ滝です。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 27

さらに上に進むと… また美しいナメ滝が♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 28

ほんと飽きさせない楽しい沢です♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 29

先月7月22~23日に襲った秋田大豪雨 (記録的な大雨)の影響でしょうか?

山仲間の話によれば、和賀山塊や 真昼山地など、甚大な被害を受けた 可能性があると言います。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 30

ナメを進むSさんです。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 31

美しい廊下状のナメ床が続きます。 いやはや、快適快適♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 32

標高650mにある滝です。 もちろんここも直登しました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 33

またナメ床です♪ 初めて入渓する沢、何が起きるか?わかりません ので、今回は三つ道具持参で挑みましたが、 結局ロープは一度も使いませんでした。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 34

標高710mの滝です。 もう直ぐ登山道だというのに最後の 最後まで楽しませてくれます。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 35

標高790m付近です。 ここは二俣になっていて湿原を 目指すべく右俣へ入りました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 36

最後のツメは、湿原に出てフィナーレを 迎えられる素敵な沢です♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 37

その湿原をちょっと進めば登山道です。 ヤブ漕ぎなしで女神山のコルの 登山道にポンと出ました♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 38

女神山の山頂で~す♪ 昨日、北東北では梅雨明けしたばかり なのに、空気は冷たく既に秋の気配でした。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 39

肉眼では、美郷町の町が見えました。 写真では、見えませんが…。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 40

4年前に隣の向沢を遡行した際、女神山から 兎平までの間がヤブ茫々で難儀しました。

まさか登山道でヤブ漕ぎを強いられるとは…。 今回は、綺麗に刈払いされていてラッキー♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 41

兎平に到着です! あとは登りはなく、下るだけです。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 42

松坂への登山道は、ブナの森が とても綺麗でしたよ♪(^_-)-☆

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 43

尾根を下りきった所が松坂です。 ここより沢沿いの登山道を善知鳥の 登山口目指して進みます。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 44

松坂~善知鳥登山口間は、4年前と変わらず 登山道の整備がなされておらず 草茫々状態でした。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 45

側壁が凄くて撮影しちゃいました。 同行のSさんの話では、この水沢、世間的には ほとんど知られてないけど、地元秋田では そこそこ入渓されている沢だと言います。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 46

ふぅ~!善知鳥の登山口に到着です♪ Sさん、お疲れ様でした!

小粒ながらも小滝や美しいナメが連続し、 飽きさせず、最後のツメもヤブ漕ぎがなく、 かなり「当たりの沢」だと思います。 もっと遡行されて良い沢だと思いました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 47

下山後は、地元Sさんのお勧めの温泉、 千畑温泉・サンアールで汗を流しました。 サウナと露天風呂があり400円とは安い♪

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 48

帰路、上堂の幸楽苑にて新メニューの 「味噌野菜らーめん(637円)」を食べました。 これで2週連続です! すっかりこのラーメンの虜になってしまいました。

2017年8月4日

善知鳥川 水沢 49

今回私の愛車アクアの燃費、 往復でリッター30キロ越えていました。 アクア、恐るべし…。

2017年8月4日

GPSの軌跡

<2017年8月4日(日)>
行動時間 7時間 (休憩時間含む) 
登り(遡行):3時間 50分 / 下り:3時間 10分

善知鳥登山口P(6時50分)~水沢入渓(7時)~標高310m厄介な小滝(7時30分)~ 標高400mの15m滝(8時10分)~440m二俣(8時25分)~標高700m(9時50分)~登山道(10時30分)~ 女神山(11時)~兎平(11時55分)~松坂(12時45分)~善知鳥登山口(13時40分)
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