五葉山 大沢 1沿岸の山の沢って、あまり聞いたことがありませんが、この日、岩手県内で唯一晴れマークの 沿岸地域大船渡・釜石方面の五葉山の沢へ 行ってみることにしました。まずは大沢小屋までは登山道歩きです。 2017年7月2日撮影 |
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五葉山 大沢 2大沢小屋に到着!一般登山道の大沢コースは、大沢に沿って 尾根上の斜面をトラバースしながら畳石まで 続いていますが、大沢の沢そのもの を遡行し五葉山の山頂に立ってみよう! と思いつきました。 2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 3ここが大沢コースの入口です。当初は、ここから沢へ降りて遡行する 予定でしたが、左岸側に地図に記載 されていない立派な道がありました。 行けるところまで、この道を利用して 進んでみることにしました。 2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 4その道が、結構幅広で岩畳状であったり 側壁の土台に石垣が組まれていたり朽ちた 橋の残骸があったりで、私には旧登山道 というより「旧街道」って感じに見えました。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 5明治や昭和初期あたりに利用されていた 生活道なのかな?それとも、五葉山は 宗教の山なので昔の参拝道なのかな? なんかロマンを感じさせてくれます♪2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 6朽ちた橋の残骸です。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 7標高675mの二俣にあった朽ちた道標。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 8その後も、立派な道が続きます。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 9奥(上流部)に進むほど道幅は狭くなって いきましたが、踏み跡はハッキリとわかりました。 それに、無数の目印のピンクテープを追って 行けば迷うことはありませんでした。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 10道は沢の左岸側(右側)に沿って 付けられていました。ただし、 863mで一旦右岸側(左側)に移ります。 863m2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 11863mの二俣まできても、まだ道は続いています。 ここは、ちょっと迷いやすい場所かもしれません。ここで沢を徒渉して右岸から左岸に渡ります (右俣と左俣の両方にピンクテープがあったが、 左俣が正解)。 ※左の写真は、863m地点のものではありません。 2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 12この道、一体どこまで続いているのだろう? もしや、五葉山の山頂まで続いているかな?と、この道を調査してみたい好奇心に駆られました。こうなれば遡行どころじゃありません! 酔いどれ調査隊です。 2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 13結局この道は、標高920mまで続いていました。 誰が何の目的でここまで道を伸ばしたのだろう? ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい!目印のピンクテープも920mを最後に消失。 この付近一帯を隈なく探しましたが、 道もピンクテープも見つけられませんでした。 2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 14稜線が1,284mですから、あと364mも登れば (遡行すれば)登山道と合流します。 ここで調査を断念し、沢を遡行することにしました。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 15これといった大きな滝はないのですが、 沿岸独特の明るく開放感溢れる雰囲気の 沢で楽しく遡行で来ました。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 16まさに「癒しの渓」って感じでした。 厳しさを求める方に向かない沢かも。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 17初心者や初級者を連れて行くには もってこい!の沢だと思いました。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 18沢の上部も明るくて開放的です。 あえて核心部をあげるとすれば、 ルートファンディングではないでしょうか。 上部はたくさんの枝沢が分岐しており 正確な読図力が要求されます。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 19まるで日本庭園のようです♪ 草原の草が美しかったぁ~!2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 20最後のツメもヤブ漕ぎすることなく 登山道に飛び出すのも魅力です。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 21ハ~イ♪登山道に到着! 駐車場から3時間40分でした。 登山道(稜線)に出たら風が 強いのなんのってぇ~!2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 22さすが人気の山ですね。山頂付近は、 登山者で溢れかえっていました。 五葉山山頂の標柱が無残にも根元から バッキリと折れ倒れていました。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 23生憎の曇り空で太平洋を望むことは できませんでしたが、調査と遡行を 楽しめ満足感で一杯です。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 24石楠花山荘にてランチタイム♪2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 25お昼は、セブンイレブンで買った メンチカツパンを食べました♪2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 26下山は、大沢コースを下りましたが、 とても静かな上にトラバースルートなので 歩きやすく(疲れにくい)、かつ、森がとても 綺麗で感動しました。2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 27この大沢コース、まさに「癒しの空間」です。 特に草原状の景観は、沿岸独特です。 新緑の季節であれば、どんなに美しいことか♪2017年7月2日 |
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五葉山 大沢 28下山後は、「しゃくなげの湯っこ 五葉温泉」で。 今年2月に待望の露天風呂が完成したようです。 何はともあれ、楽しい一日を 過ごすことができました♪2017年7月2日 |
GPSの軌跡 |
<2017年7月2日(日)> 行動時間 5時間 30分(休憩時間含む) 登り:3時間 40分 / 下り:1時間 50分 大沢登山口(7時)~大沢小屋(7時20分)~675m(7時50分)~863m(8時30分)~920m(8時50分)~ 1100m(9時40分)~日枝神社(10時30分)~五葉山(10時40分)~畳石(11時30分)~登山口(12時30分) |