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赤湯又沢 右俣右沢 1北上江釣子ICに6時に集合し、秋田道で須川IC 下車、その後、下山場所の泥湯へ車をデポ。入山場所の奥小安峡・阿部旅館から350m先 (R○の標識あり)を左に入った空き地に車を デポし出発の準備をするメンバー達です。 今回のメンバーは、5名(男性3人、女性2人)! 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 2その空き地から道路を渡ると皆瀬川に沿った 立派な林道があり、そこから歩き始めます。きのこ採りのバイクが走っているほど 立派な林道でしたが、車は入れません。 2016年10月15日撮影 |
赤湯又沢 右俣右沢 3薄っすらと紅葉が始まっていました。 今年は、例年よりちょっと遅いかも。その紅葉に見とれる面々です。 この道は、470mの虎毛沢出合まで続いています。 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 4歩き始めて50分、2万5千図の423m地点 にある「恐怖の橋」です。高度感あります。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 5その「恐怖の橋」の下りはこんな感じです。 高所恐怖症の方は、要注意です。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 6車デポ地から歩くこと1時間50分で標高470mの 虎毛沢出合(春川出合)に到着しました。 登山道は、ここまで!いよいよ入渓開始です。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 7今日は朝から素晴らしい秋晴れ♪ 水面がキラキラ輝いてとっても綺麗です♪2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 8濡れたくない一心で懸命にヘツリます。 天気が良いとはいえ、秋ですので水が冷たい。 出来るだけ入水は控えたいものです。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 9虎毛沢、白い岩とエメラルドグリーンの 水の色とのコントラストが素晴らし~い♪ ほんとウットリします♪2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 10虎毛沢の象徴とも言うべき 亀甲模様のナメ床が美し~い! 写真撮影に懸命なTさんです。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 11虎毛沢、まさに癒しの沢です。 今回は、沢収めで入渓しましたが、 まさにピッタリの沢です。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 12去年は、秋ノ宮温泉から入って赤湯又沢左俣を 下降し温泉場で一泊、翌日は虎毛沢をツメ上げた。今回の計画は、奥小安峡の大湯温泉・阿部旅館 (下流部・春川)から入って虎毛沢を遡行、 途中から赤湯又沢へ入って温泉場で一泊、 翌日は右俣右沢をツメ上げて泥湯温泉へ下山する という、これまたマニアックなルートを遡行しました。 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 13今回の遡行ルート、実はまったく同じコースを2002 年9月に仲間12名で遡行しています(諏訪木先生 の「いわての沢」に記載されている記録)。 あれから14年…月日の流れは早いものです。赤湯又沢は、一般的に左俣が遡下行されますが、 右俣のさらに右沢の遡行記録(高松岳と石神山の 中間部にツメ上げる)は皆無に等しいと思います。 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 14左俣同様、右俣右沢もこれといった難所はなく 「癒しの沢」であることは何ら変わりありません。ただ、枝沢が多くルートファインディングには 要注意です(シッカリした読図が必要)。 ナメが美しく癒されます。 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 15まさに「癒しの渓相」です。 今回のメンバーは、Mさん(男性)、Aさん(男性)、 Wさん(女性)、Yさん(女性)、そして私の計5名! 「沢納め」にやってきました。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 16岩が波打っている世にも珍しい景観です。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 17戸沢出合手前の標高500mにある淵です。 ここは深くって左岸をヘツリ益した。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 18標高505mの戸沢出合付近にて。 水の透明度が素晴らし~い!2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 19標高510mの瀞です。 盛夏なら泳いで突破できそうなところです。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 20虎毛沢を下から遡行するのは、何と18年振りの ことです(正確に申しますと、1998年に 春川ダイレクトクーロワールを遡行し、 虎毛沢を下降に利用。単独2泊3日)。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 21その時は、虎毛沢を下降に利用したこともあり、 当時の記憶がほとんどありません。「ゴーロ歩きの長い沢だなぁ~! でも、美しいなぁ~♪」ってことくらいは、 覚えていましたが…。 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 22猿子倉沢出合手前(520m付近)の淵です。 ここはかなり深く左岸をヘツリました。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 23特に難所もなく、のんびり癒されながらの遡行♪ただ、淵になっていて深いところもあり、 濡れたくない一心で(体を冷やしたくないので) 入水や泳ぎは極力避け、ヘツったり岩を登ったり したところはありました。 結果、一度も濡れることなく 全てクリア出来ましたよ。 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 24猿子倉沢出合付近にて。 濡れたくないよ~!2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 25お天気が良いこともあり水がキラキラ輝き、 さらに紅葉も綺麗でした♪まさにウットリするような光景で、何より 水の透明度が高く ほんと癒されました。 まさに沢納めにピッタリな沢で、メンバー の皆も大喜びしておりました。 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 26標高530m赤湯又沢の出合にて。 出合には5Mほどの小滝が掛かっています。 ここより虎毛沢と別れ、赤湯又沢へと入ります。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 27赤湯又沢出合の滝上から下を望む。 その出合は深い淵になっていて いかにもイワナがいそうな雰囲気でした。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 28赤湯又沢へ入ると水量は半減します。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 29赤湯又沢 標高570m付近にて プチゴルジュ帯。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 30そこを突破するAさんです(容易)2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 31標高650mにて温泉の噴煙が♪ もう直ぐ温泉幕営地です。 下の写真…大湯温泉より歩くこと6時間40分(のんびり遡行) 標高680mの温泉場の幕営地に到着しました♪ 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 32標高680mの温泉幕営地のちょい手前に ある源泉掛け流し100%の野湯です。 乳白色で湯質が網張温泉みたいでした。入浴するには まさにちょうど良い温度でした。 ちっと窮屈ですが、男三人で入りました。 沢のせせらぎを聞きながら紅葉を愛で ながらの入浴は、まさに娯楽浄土でしたよ♪ 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 33標高680mの温泉幕営地です。 地熱で床暖房状態なので10月末とは 思えないほどポカポカなのです。 ペラペラのサマーシュラフ(夏用寝袋) でも十分暖かいのですよ。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 34ターフを張った直ぐ後ろには、 まるで地獄谷のようにボコボコ状態!2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 35そのボコボコで温泉卵を作ってくれました。 10分ほどで出来たそうです。2016年10月15日撮影撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 36入浴後、皆で乾杯です♪ 温泉と宴会と、そりゃもう最高です♪ 沢登りと温泉が堪能できる夢のような沢、 それが赤湯又沢なのです。この幕営地で泊まるのは今回で4回目に なる私ですが、何度来ても感動します。 2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 37具沢山のラーメン、とっても美味しかったです♪ 女性陣、酒飲み好みのおつまみも たっくさん作ってくれました。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 38Aさんは、何と日本酒一升をビンごと 持参してくれました。 しかも、秋田の地酒です♪2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 39宴会は深夜12時30分まで続いたようで…。 私は11時頃に寝てしまいました。2016年10月15日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 40翌朝です。どうやら… 皆さん、二日酔いのようです。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 41二日酔いには最適な朝食、うどんでした♪ ツルツルで喉ゴし最高で食べやすかったです。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 427時30分、出発です! 遡行記録が皆無に等しい赤湯又沢の 右俣右沢をツメ上げます(私は、14年前に 同ルートを遡行しています)。早く下山したいのであれば左俣、 温泉情緒溢れる沢登りを楽しみたい のであれば右俣って感じでしょうか。 2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 43ルートは750mの二俣を右へ、800mを右、 850mを左、880mを右、最後は高松岳と 石上山の中間付近の1230mコルにツメ上げ 泥湯へ下山するというもの。2016年10月16日撮影 |
赤湯又沢 右俣右沢 44二俣手前の710mにある滝です。 左岸より登りました。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 45標高750mの二俣にて。ここは右俣へ入ります。 赤湯又沢左俣と右俣右沢の大きな違いは、 温泉場の源泉が右俣の方にあり温泉が沢に 流れ込んでいて沢水が温かいのです。それに、噴気が立ち込め温泉情緒を感じさせる 雰囲気が他の沢にない魅力だと思います。 2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 46今日も朝からお天気が良いです♪ 難所がないことを知っていますので、 「お散歩気分」って感じです。 朝の木漏れ日が神々しく癒されながらの 遡行は、まさに至福のひと時です。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 47800mの二俣を右に入りちょっと行くと(830m)、 14年前と何ら変わらず倒壊した小屋跡があり 温泉の噴気がモウモウと立ち上がっています。一升瓶やら鍋釜等の残骸が散乱しており 生活のあとが感じられます。 2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 48その小屋跡から眺める紅葉が見事でした!2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 49その小屋跡の直ぐ側にある温泉場? 熱くて入れそうにありません。 この付近は、沢がボコボコと沸騰している 所があり火傷に注意しながら遡行します。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 50850mの二俣は間違いやすい所です。 その二俣をちょっと右へ進むとボコボコ沸騰 していて、まるで玉川温泉状態!出合が貧弱で間違いやすいです。 途中で間違いに気づき戻り 850mの二俣を左へ進みます。 2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 51大分源頭ぽくなってきました。 枝沢がたくさん入り込んでいて全体的に ルートファインディグは難しい感じです。GPSを持参していたにもかかわらず 何度か間違えてしまいました。 14年前は地図とコンパスだけで バッチリ目的地にツメ上げたのにね。 2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 52最後は1,230mコルに出る予定でしたが、 最後の一本を間違えて石上山の入口 50m右側へ出てしまいました (ヤブ漕ぎ30分ほどしただろうか)。途中で間違いに気付きましたが、 「どのみち登山道に出るだろう!」との 思いからそのままツメ上げた次第です。 2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 53ヤブ漕ぎ最中に遠方に高松岳を臨む。 とても堂々とした立派な山です。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 54ふぅ~!登山道(石神山入口)に出ました! その石神山と泥湯の分岐で大休止! あとは泥湯温泉へ下山するだけです。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 55遠方に栗駒山が見えます。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 56真正面に高松岳が大きく聳え、 その背後には鳥海山が見えました。 目を右に転じると栗駒山や 焼石連峰が一望できましたよ。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 57それにしても紅葉が圧巻でした。 見渡す限りの山々が赤とオレンジ、 黄色の絨毯で覆い尽くされ 「今がまさに旬♪」って感じでした。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 58山肌の紅葉も見事でしたよ♪ 紅葉を楽しみながらの登山道歩きは、 とっても楽しいものでした。2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 59泥湯温泉へ無事下山しました! 皆さん、お疲れ様でしたぁ~♪2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 60今年の7月13日に火事になって全焼した 泥湯の奥山旅館ですが、日帰り入浴は 再開したようで皆で入浴しました♪シャンプーや石鹸はありませんでしたが、 何と350円で入浴できましたよ。 ここの温泉は乳白色で湯質は最高! 身も心も温まります♪ 2016年10月16日撮影 |
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赤湯又沢 右俣右沢 61沢と温泉と紅葉を楽しめ、さらにお天気にも 恵まれ、ほんと贅沢な山行となりました♪ 食事も女性陣が大いに腕を振ってくれて、 酒飲み衆の心をくすぶるような逸品を数多く 作ってくれたことに感謝です。思い出に残る素敵な沢納めになりました。 皆さん、ありがとうございました。 赤湯又沢、ほんと病み付きになりそうです。 2016年10月16日撮影 |