大沢 4

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五葉山 大沢 1

忙殺したこの一週間の疲れを癒すために選んだのが、2年ぶり5度目となる五葉山・大沢(沢登り)での山小屋泊。日帰りでも十分楽しめるコースですが、今回はあえて1泊2日の「ご褒美山行」です。美しい山小屋「石楠花荘」で、誰にも邪魔されずに過ごす贅沢な時間。想像するだけでワクワクしませんか?大沢登山口にて9時50分出発!

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 2

今回の山行の目的は、美しい沢を歩き、山頂からの絶景を眺め、そして夜はたった一人の宴会で心ゆくまでリフレッシュすること。大沢(沢登りルート)は、技術的に難しい場所はなく、苔むした緑の美しさが広がる癒やしの道。まるでジブリの世界に迷い込んだかのような、幻想的な風景が広がります。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 3

歩くこと30分弱で大沢小屋に到着!沢自体の遡行レベルは1級、沢登りというより「沢歩き」の沢なのでハイキング気分です。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 4

もう直ぐ10月だというのに木々の緑の美しいこと~♪

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 5

この道、その昔登山道があったという。現在は廃道状態ですが部分的に目印のピンクテープがあり、踏み跡が標高930mまで続いています。ただ、道を見失うこと必須ですのでお気を付けて~!「道探し」がこの沢の魅力でもありますが…。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 6

標高863mの二俣付近は迷いやすい場所。目印のピンクテープさえ見つけれれば楽勝なのですが…。見つけられない場合は、沢沿いに進めば問題ありません。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 7

ピンクテープを見つけられればこのように快適に進めます。その863m付近にて。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 8

標高910mにて。こうなると「どこに道があるんだ?」って感じです。沢からあまり離れないように歩きやすいところを適当に登っていきます。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 9

重いザックに肩が食い込んでも、夜の焼肉とビールを思えば足取りは軽くなります。今回はハーネスもロープも登攀具も一切持たず、ヘルメットのみ。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 10

標高930mにて最後のピンクテープ。これ以降、道は消失しますので、沢を遡行していきます。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 11

いざ入渓!コケが美しいこと~♪

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 12

苔がフカフカして、まるで絨毯の上を歩ているみたいでした。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 13

標高1,060mにて。この開放感、堪ら~ん♪ゴーロ歩きがこんなにも楽しく感じられる沢は、珍しいかもしれません。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 14

標高1,080m付近より傾斜が増しV字谷となり、やっと沢らしくなります。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 15

今回は渓流シューズ(ラバー)で遡行しました。フリクションはバッチリです!

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 16

1,090mにて。白い岩に緑のマッチングがまるで「日本庭園」のような美しさで感動します。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 17

1,100mにて。短いながらも美しい渓相にウットリ♪難所は皆無で長靴でも遡行できそうなくらい容易です。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 18

標高1,120mにて。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 19

標高1,130m付近の小滝にて。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 20

1,200mの最後の二俣をいつもは右へ進んでいたのですが、今回は敢えて左へと入りました。標高1,220mの最後の急登(ツメ)にて。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 21

ツメは快適です。湿原あり。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 22

低い笹地帯あり。もう直ぐ登山道です。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 23

歩くこと4時間弱で日枝神社に到着!延暦20年(801年)に創建されたと伝えられています。古くから霊山として信仰を集めており、特に航海の守護神として広く崇敬されています。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 24

紅葉が始まっていました。日枝神社より黒岩を望みます。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 25

その日枝神社より太平洋を望みます。海が見れて感動しました!こんなにお天気が良いのに登山者誰もいませんでした。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 26

日枝神社にザックをデポして五葉山の山頂までピストンします。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 27

歩くこと4時間15分で五葉山の山頂に到着しました!2年前の5月は4時間10分でした。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 28

山頂付近より太平洋を望みます。まさに絶景!

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 29

本日の宿泊場所の石楠花荘に到着!本日の行動時間は4時間30分でしたが、何気に疲れました…。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 30

石楠花荘の水場です。水がドバドバ出ていてありがたいです。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 31

お待ちかねの山小屋「石楠花荘」へ。2018年にリニューアルされたばかりの小屋は、まるでペンションのような快適さです。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 32

薪もたくさんあります。ストーブを楽しみにしていましたが、まだ設置されていませんでした。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 33

トイレは小屋の直ぐ近くの別棟になります。感動的な美しさと快適さで山小屋のトイレとは思えません。照明まであってビックリでした。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 34

石楠花荘より太平洋を望みます。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 35

石楠花荘の中は、こんな感じです。とても立派で快適!山小屋のレベルを超えています。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 36

ストーブの設置が待ち遠しいです。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 37

本日は私以外に宿泊者はおらず、貸し切り状態でした。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 38

本日のメインディッシュは、ラム肉300gです♪重かった…。背後には本日のお酒、日本酒、ウィスキー、ビールが並んでいます。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 39

本日のおつまみはコレ!左の「クレイジーソルト塩ナッツ」が私のお気に入りなんです。ビールやウィスキーにピッタリです。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 40

夕暮れと共に、待ちに待った一人宴会がスタート。ウィスキーを片手に音楽を聴き、メインディッシュのラム肉を頬張れば、まさに至福のひととき。満点の星空の下で過ごす夜は、日々の喧騒を忘れさせてくれます。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 41

夕闇迫る太平洋を望みます。山から海が見れるなんて感動しますよね。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 42

夜はスマホで音楽を聴きながらゴロゴロして一人宴会♪至福のひと時です。こんなにゆっくり過ごしたの、久し振りです。家にいるとどうしてもパソコンを触ってしまう職業病の私です。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 43

ラム肉、最高に美味しかったです♪300g全部食べちゃいました!ラム肉には、やはりビールが合います。10時30分頃には寝ただろうか…。

2025年9月27日撮影

五葉山 大沢 44

翌朝、小屋の窓から差し込む光で目を覚ますと、ちょうど日の出の瞬間。慌てて外に飛び出すと、水平線から太陽が昇る神々しい光景が広がっていました。

2025年9月28日撮影

五葉山 大沢 45

オレンジからピンクへと移り変わる空のグラデーションは、まさに自然が織りなすアート。この景色を見るためだけでも、泊まる価値があると心から思える瞬間でした。

2025年9月28日撮影

五葉山 大沢 46

朝6時5分出発!畳石にて一休み。心も体もすっかり満たされた私は、清々しい気持ちで一杯でした。

2025年9月28日撮影

五葉山 大沢 47

下山は、大沢ルート。緑がとても美しく感動モンでした。わずか2時間で登山口に到着し、午後の仕事にも余裕で間に合いました。たまには山小屋泊まり、いいもんです。

2025年9月28日撮影

GPSの軌跡

<2025年9月27日(土)>
行動時間 4時間30分(休憩時間含む)

大沢登山口(9時50分)~大沢小屋(10時15分)~675m二俣(10時40分)~863m二俣(11時30分)~日枝神社(13時50分)~五葉山(14時5分)~ 石楠花荘(14時20分)泊

<2025年9月28日(日)>
行動時間 2時間(休憩時間含む)
石楠花荘(6時5分)~畳石(6時50分)~大沢登山口(8時5分)
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