檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯

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遊佐町・酒田観光 1

鳥海山の登山口(二ノ滝駐車場)へのアプローチの途上で酒田方面の観光をすることに!ここ盛岡から下道でアプローチ!盛岡~R1(西和賀町)~湯田~横手~R107~本荘IC~象潟IC~R7~道の駅鳥海。約200キロ、渋滞にはまることなくすんなり走れました。帰りもこのルートで!

2023年7月29日撮影

遊佐町・酒田観光 2

まず最初に訪れたのが、酒田は米どころ庄内のシンボル 山居倉庫です。1893(明治26)年に建てられた米保管倉庫です。米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝え、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなりました。

2023年7月29日撮影

遊佐町・酒田観光 3

その山居倉庫です。絵になる光景です。

2023年7月29日撮影

遊佐町・酒田観光 4

山居倉庫にある神社でお参りをしました。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 5

さかた海鮮市場(とびしま)にてランチタイム♪平日にもかかわらず、物凄く混んでいました。旬の美味しい地魚をリーズナブルな価格で味わえる人気店!

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 6

数量限定の舟盛膳(1,100円)を食べました♪お刺身が一杯でこのお値段には驚きです。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 7

直ぐ側が海です。今日も猛暑で外へ一歩出ると汗がにじみます。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 8

ランチの後は、日枝(ひえ)神社へ行きました。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 9

猿がいます。彫が素晴らし~い!

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 10

土門拳記念館にも行ってみました。ちょうど「田淵行男と白簱史朗-山岳写真の追求者たち-」がやっていて山岳写真も堪能できました。入館料は800円。白簱史朗の父が旧・八幡町(現・酒田市)出身だったことから鳥海山を「父の山」と呼び、撮影を重ねたようです

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 11

その後は遊佐町にある「丸池様・牛渡川」へ行きました。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 12

丸池様は、直径20メートル、水深3.5メートル、湧き水だけで満たされた神秘的な池です。水の色は幻想的なエメラルドグリーンです。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 13

牛渡川が側に流れており、川の水のほぼ100%が湧水で澄み渡っています。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 14

水の透明度がハンパないです!

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 15

最後の観光地は、遊佐町吹浦の十六羅漢岩です。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 16

その十六羅漢岩にて羽州浜街道と日本海を望みます。ドライブコースに最適です。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 17

十六羅漢岩から見た日本海です。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 18

地元の吹浦海禅寺の21代寛海和尚が、仏教の隆盛と衆生の救済、事故死した漁師の供養と海上安全を願って、1864年から5年の年月をかけ、1868年に完成させました。水産庁による「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選出されています。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 19

あぽん西浜にて温泉に入りました。入浴料が400円とは驚きです。ナトリウム塩化物泉(食塩泉)で、保温効果がよく「温まる湯」「熱の湯」として知られています。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 20

マックスバリュ 遊佐エルパ店にて食料の買出しへ!登山口の二ノ滝駐車場へは13キロ22分で一番最寄りのスーパーです。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 21

夕方6時、二ノ滝駐車場(一ノ瀬駐車場)に到着です!

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 22

あまりの猛暑で直射日光を避けるため、小屋内にテントを張らせていただきました。。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 23

まずは、のどを潤します。

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 24

単独の友、ウォークマンです。めちゃ音がいいです♪

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 25

ビールが旨い!一人宴会の始まり始まり~♪まさに極楽浄土です♪

2018年8月18日撮影

遊佐町・酒田観光 26

明日はいよいよ檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯の遡行です。檜ノ沢の中流部以降は5年前の2018年8月17日に遡行しています。どんな沢か?楽しみです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 27

本日はいよいよ檜ノ沢下流部ゴルジュ帯の遡行日!中上流部は、5年前の2018年8月17日に遡行済みですので、今回下流部を遡行して繋げたい!と以前より思っていました。登山口にあるありがたい小屋です。立派なトイレもあり水場もあり最高でした。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 28

登山口にあった案内板が5年前とは異なりリニューアルされていました。翌朝は5時30分起床、中華丼を食べ6時30分出発!

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 29

朝から暑いです。このところの猛暑は半端ないです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 30

見事な奇形ブナです。この檜ノ沢、5年前は遡行記録が少なくマイナーな沢だったように思います。しかし、ここ最近では遡行者が一気に増え「人気の沢」に仲間入りした感じです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 31

駐車場から山道を歩くこと50分で入渓地点の渡戸に到着!ここより遡行開始します。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 32

最初は単調なゴーロなのですが…。入渓時期が早いと雪解け水で水量多く困難、8月中旬以降は枯れることがあり遡行時期を見極めるのが肝要かと。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 33

結構深いですが、右に左にと自由にルートを選べます。さすがに朝一番での入水は勘弁って感じです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 34

やがて巨岩が織りなすゴルジュ帯に突入です。鳥海山の自然が生み出した天然アトラクション!

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 35

おぉ~深い深い!ここ最近の猛暑続きの影響かな?水は思ったほどほど冷たくなかったです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 36

上(出口)から見るとこんな感じです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 37

誰が名付けたのか?これが「鳥海ブルー」ですか…。とても綺麗で神秘的♪フェルトのフリクション、効きました。グイグイ登っていきます。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 38

渓相と水の美しさに見惚れます♪直ぐ脇にに登山道があるので単独でも安心!また登れない滝の巻きも容易でした。40mロープを持参しましたが、結局一度も使用することはありませんでした。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 39

ゴルジュとゴルジュの間にゴーロが点在していますので、骨休み出来ます。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 40

釜はどれも深いです。泳いでもよし、巻いてもよし、自由にルートが取れるのでパーティーの力量に応じて楽しめる沢です。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 41

次から次へと深い釜と小滝の連続の渓相が続き、まったく飽きさせません。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 42

難所(ゴルジュ)とゴーロの繰り返しでメリハリがあって楽しいです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 43

奥に滝が見えます。大きな滝はないけど深い釜を持った小滝の突破がテロテロ岩で意外と大変です。ボルダーチックに登ります。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 44

上の写真の滝へ接近!まさに「水遊び感覚」で超楽し~い♪

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 45

さらに接近しボルダーチックに登っていきます。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 46

その奥にある二条の滝です。とても美しい滝でした。透明度バツグンの水を浴びながら、頭と全身を使って遡行します。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 47

ここも深かったなぁ~!でも、水の冷たさが心地良かったです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 48

この滝は8mくらいあったでしょうか?どの滝も巻きは容易でヤブ漕ぎもありません。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 49

これも立派な滝でしたよ!これも8mくらいあったでしょうか?全体的に大きな滝はなく、せいぜい8~9m位でしょうか?

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 50

上の写真の滝頭から撮影しました。滝上から見るとこんな感じです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 51

釜や瀬の水の色が神秘的で綺麗なこと~!これが鳥海ブルーか…渓相と水の美しさにウットリ見惚れます。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 52

上から見るとこんな感じです。巨岩登りが多いので単独だとショルダーが使えないのがちょっと不便を感じました。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 53

これも素晴らし~い♪水の青緑色と苔むした岩の緑色のコントラストが美しいです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 54

まるで滑り台のようです。ヤブ蚊がたくさんいて防虫スプレーしましたが、かなり刺されてしまいました。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 55

深い釜と小滝の連続!鳥海ブルーが美し~い♪

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 56

この滝、ヤマップやヤマレコの遡行記録によく登場する写真です(標高750m)。泳いで取りつき登っている方もいるようですが、今回は単独なので右岸(左側)より小さく巻きました(容易)。懸垂下降なしで降りられました。左岸から巻くと恐らく懸垂下降を強いられると思います。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 57

腰上まで浸かって前方の滝を突破しようと試みるも…。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 58

越えられそうで越えられない…。無理せず戻って高巻きました。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 59

まるでプールのようです。

2018年8月18日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 60

このような幅の狭いゴルジュ帯も結構出てきます。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 61

まるで溝のようなプチゴルジュです。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 62

水に浸かっての遡行、暑い日は最高です!標高760mにて。この先標高780mから先はゴルジュや深い釜も終わり、ゴーロ歩きになります。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 63

今回は泳ぐ気まんまんで防水対策はバッチリです!アマゾンで買った25Lの防水袋です。スマホ用の防水ケースも付属して2000円でした。厚くて丈夫なのですがちょっと重いのが難点です。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 64

標高810mの滑り台状の小滝。フリクションが効いて登りやすいです。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 65

穏やかな渓相に変化します。どこで痛めたのか?右足の左側が痛い…。クラックに右足をねじり込んで登った時にでも痛めたのでしょうか?この痛みで一気にペースダウンしました。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 66

標高860mにある巨岩滝です。遡行終了点のP906までもう少しです。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 67

下流部のゴルジュ帯とは雰囲気がガラリと変わり明るく開けた渓相になります。ここが沢と登山道が一番接近する標高900m付近です。檜ノ沢下流部ゴルジュ帯、短いながらも変化に富み美しさもあって実に面白い沢でした。お勧めします。単独で登るには手頃で楽しかったです。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 68

この斜面を登って登山道を目指します。ヤブだらけに見えますが、ちょっと傾斜が強いもののスッキリして登りやすかったです。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 69

もう直ぐ登山道!と思いきや…突如巨大な岩壁にぶつかりました。右へ行くか?左へ行くか?岩の基部の左を進んでみることに。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 70

無事登山道に到着しました~!駐車場より3時間40分でした。渡戸までの登山道歩きを除けば実際に遡行したのは、2時間50分!短いながらもエッセンスが凝縮された美しくも楽しい沢でした。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 71

登山道より笙ガ岳を望みます。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 72

ブナの登山道をどんどん下ります。痛めた右足をかばいながらゆっくり下山。還暦(60歳)を過ぎてから痛む箇所が出てきて大変です。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 73

ヤマユリが咲いていました♪

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 74

この水場でランチタイムです。水がキンキンに冷えていて実に美味し~い!

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 75

下山後、来たと時と同じルート(由利本荘~西和賀町経由)で下道をひたすら走って帰りました。途中西和賀の真昼温泉で入浴しました。ここも440円と格安です。

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 76

みたけの大戸屋で今週も新メニューを食べました。炭火焼き肉厚鉄板トンテキ定食(1,390円)自分へのご褒美に♪

2023年7月29日日撮影

檜ノ沢・下流部ゴルジュ帯 77

現物がコレです。肉厚で食べ応えがあって美味しかったです。山形観光とゴルジュ帯の遡行とグルメと充実した2日間でした!

2023年7月29日日撮影

GPSの軌跡

<2023年7月28日(金)>移動と観光
移動と観光:盛岡(6時10分)==繋 ==R1 西和賀町==湯田==横手==R107==本荘IC==象潟IC==R7==道の駅鳥海ふらっと(10時)==山居倉庫==さかた海鮮市場(ランチ)==日枝神社==土門拳記念館==丸池様・牛渡川==十六羅漢==あぽん西浜(入浴)==マックスバリュ 遊佐エルパ店(食料買い出し)==鳥海山 一ノ滝駐車場(二ノ滝口)着 18時着

<2018年8月18日(土)>遡行日
行動時間 5時間 30分(休憩時間含む)
登り:3時間40分  / 下り:1時間 50分

遡行日:一ノ滝駐車場(二ノ滝口)(6時30分)~渡戸・入渓地点(7時20分)~780mゴーロ帯(9時10分)~登山道 910m(10時10分)~渡戸(11時)~ 一ノ滝駐車場(二ノ滝口)(12時)==真昼温泉(入浴)==みたけ大戸屋(夕飯)==盛岡帰宅(17時頃)
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