酔いどれ日記 2012年12月

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12月29日(土)海賊とよばれた男
 - 日本人の底力 -

今日が当校パソコンむげんの仕事納めでした。生徒の皆さん、この一年間、本当にありがとうございました。心より感謝とお礼を申し上げます。来年もよろしくお願い致します。尚、年明けは4日(金)より開校します。正月休みでもパソコンのトラブル(修理等)等、緊急を要すものに関しては、出来る限り対応したいと思っています。

せっかくの正月休み、東京の弟夫婦やたっくんが帰省しないことだし、「久し振りの(10年振り以上)正月山行楽しむぞぉ~♪」とワクワクしていたのですが、どうやらお天気が悪いようです。天気予報が外れることを祈って、望みは捨てていないのですが…。

今日は快晴無風、岩手山がクッキリ鮮やかに望めました。今の時期、一日中こんなに晴れるのは奇跡的といってもいいです。昨日から今日にかけて岩手山の8合目の小屋で忘年会を楽しんでいる山仲間たちのことを思いながら、岩山から岩手山を眺めていました。最高のお天気でさぞや堪能されたことと思います。本日撮影した岩山から見た岩手山を『酔いどれ画像掲示板』に掲載ました。

以前の「酔いどれ日記」にもちょっと紹介しました百田尚樹著の『海賊とよばれた男』の上下2巻、やっと全て読み終わりました。いや~ほんと大感動しました!出光興産の創始者である出光佐三をモデルにした実話に基づいた小説なのですが、ほんと素晴らしい本です。昭和を代表する偉大な経営者で、彼がいなかったら戦後の復興が遅れていたかもしれませんし歴史も変わっていたかもしれません。それほど革命的なことを次から次へと実行してきたお方です。まさに「サムライの心(武士道)」を持った本当の「日本人」だと感銘を受けた次第です。彼の判断基準は、「儲かるかどうか」よりも「正しいかどうか」だったことがわかります。

その出光佐三氏に有名な言葉があります。『社員は家族だ。家計が苦しいからと家族を追い出すようなことができるか。会社を支えるのは人だ。これが唯一の資本であり今後の事業を作る。人を大切にせずして何をしようというのか。』彼は四無主義を提唱し、それを貫きました。四無主義というのは、(1)クビを切らない、(2)定年を設けない、(3)出勤簿を作らない、(4)労働組合をつくらない、というものです。

「社員は、雇用しているのではなくて、家族なのだ」これが彼の信念です。彼は、これを「人間尊重主義」、「大家族主義」の経営哲学と呼んでいます。欧米の合理主義、マネジメント手法である成果主義、リストラ等とは全く反対の思想です。彼の凄い所は、どんな時(逆境)でも、ブレず自分の正しいと思った信念を貫き通したことです。戦後はGHQ、さらに海外の大手石油会社、そして政府を相手に戦ってきました。何度も倒産しそうになりました。しかし、いつも土壇場で彼を助けてくれる人が出てくるのです。こんな時代だからこそ、彼の本からたくさんの勇気をいただきました。また経営者として学ぶべき点も多く感銘を受けました。久し振りに素晴らしい本に出合え、皆さんに是非お薦めしたい一冊です。

PS.皆さん、年末の大掃除はこれから!という方も多いと思います。お部屋の掃除だけでなく、パソコンのお掃除も行うことをお勧め致します。パソコン内の不要なファイルやレジストリの削除、そして最適化など。これらをしないとパソコンの動作は年々遅くなる一方です。私は月に1度必ず実地しています。やり方等、授業でご説明できますし、「時間がない!」って方は、「作業代行」として対処(修理)させて頂いています。メインテナンスをキッチリ行えばパソコンの寿命も伸びますよ。


12月25日(火)宇霊羅山~音床山

今日の盛岡は「クリスマス寒波」で一日中雪が降り続き道路は凍結、寒いクリスマスになりました。我が酔いどれ家では、いつの日かクリスマスにはケーキを食べずお寿司を食べることになりました。出張帰り、母へのおみやげにちょっと贅沢なお寿司を買って帰りました。

今年も残すところ一週間となりましたね。あっという間の一年だったように思います。2日前の23日(日)、「岩手の山60」の積雪期全山登頂を目指し岩手県は沿岸北部に位置する岩泉町の宇霊羅(うれいら)山を登って参りました。車で2時間も掛け遠路岩泉まで行くのに宇霊羅山だけだともったいないと思い、音床山まで縦走してきました。

岩泉町は私にとって思い出深い地でもあります。一時期山仲間たちと毎週のように岩泉町まで通っていた時期がありました。岩泉には全国的にも有名な「ひょうたんケイブ」という岩場があります。「日本三大鍾乳洞」の一つに数えられる龍泉洞の近くです。

岩登りが上手くなりたくて(また面白くって)せっせと通い練習に励みました。当時は早坂トンネルが開通する前で、特に今の時期の凍結した早坂峠越えが岩登りより緊張したのを覚えています。平均斜度が120度もある傾斜の強い石灰岩の岩場です。かれこれ10年ほど前でしょうか、その当時が一番岩登りに熱中していた時期かもしれませんね。5.12a位までの主なルートはあらかた登ったでしょうか。「自分の実力ではもう限界!これ以上登れそうなところがないな…」と思ってからは、ピタリと行かなくなりました。

今回登った宇霊羅山は、その岩泉の岩場に通っていた当時、近くに聳える山でありアプローチの途上で毎回見ていた山でした。その当時は「なんか切り立った山があるなぁ~!」ってことくらいしか印象になく、登ろうとさえ全く思っていませんでした。大体その山の名前すら知りませんでしたもの。今回登るにあたって調べてみると、何やら地元では有名な山らしい。今シーズン中に「岩手の山60」の積雪期全山登頂を果たしたい!という思いもあり、この度登って見ることにしました。

と言っても、ハイキング的な山です。盛岡から遠路2時間も掛けて行ったのに宇霊羅山は50分で登頂!あっという間でした。「これじゃ~あまりにも物足りないよなぁ~!」と思い、音床山まで縦走して参りました。宇霊羅山までは整備された登山道がありますが、宇霊羅山から先は、踏み跡不明瞭になりノッペリした地形で迷いやすい為、しっかりと読図できる人かGPSの持参が望ましいです。それでも車デポ地から1時間半で登頂出来ました。沿岸の山の雰囲気タップリの山で、内陸の山とは違った楽しい山でしたよ♪

ヤセ尾根で高鈍感があり眺望も素晴らしく、眼下には岩泉の町並みを望むことが出来、低山ながら楽しい山でした。下山後は、また2時間掛けて盛岡へ戻り、その後お昼には矢巾温泉マースに到着!毎週恒例の昼食&温泉&読書でマッタリ時間を過ごしました。めでたし、めでたし♪(^^) PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。さらに先週行った「箱ヶ森」を山の扉に掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~♪

『酔いどれ画像掲示板』 宇霊羅山~音床山 今すぐ見たい方はクリック!
『山の扉』 箱ヶ森 2 今すぐ見たい方はクリック!


12月21日(金)売れ続ける理由
 秋保おはぎ

私がメルマガを購読しているひとつに「一日一冊」があります。そのメルマガの紹介文は…『1ヶ月30冊の本を読んでみませんか?「本のソムリエ」が、一日一冊のビジネス書、新書、文庫、小説のポイントを紹介します。』とあります。この方の凄い所は毎日一冊本を読み、読後の感想と評価をメルマガで発行していることです。しかも、毎日ですよ~!さらにブログも発行

私が朝起きたらまず最初にやること…①メールチェック ②朝日新聞(ネット版)の閲覧 ③メルマガの購読、の三つです。このメルマガ、本を借りるか(または購入するか)の判断材料に活用しています。「なんかこの本、面白そう!読んでみたいなぁ~♪」と思ったら、①図書館から借りる ②古本購入(主にアマゾン) ③新書購入(近所の本屋)しています。

ちなみに最近では、百田尚樹著の『永遠のゼロ』は古本購入し、『海賊とよばれた男』は、古本で扱っているお店がなく近所の本屋さんで買いました。そして、昨日は佐藤啓二著の『売れ続ける理由』を高松の池にある市立図書館から借りて現在読んでいます。

この『売れ続ける理由』、アマゾンのHP「内容紹介」より抜粋します。「2009年12月に、徳光和夫司会「TheサンデーNEXT」(日本テレビ系)、2010年8月に、村上龍司会「カンブリア宮殿」(テレビ東京)などで紹介!セブン&アイ・ホールディングス名誉会長であり、イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊氏、「餃子の王将」大東隆行社長なども視察にやってきた!

仙台の山奥にある小さなお店に、なぜ全国600社超からの視察研修依頼が殺到しているのか?ベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』の坂本光司氏推薦!「久方ぶりに、本物に出会った!」本書で紹介する、小さなスーパー「さいち」の社員は15名。仙台駅と山形駅からそれぞれ30~40分の秋保温泉内にある。

いま、人口4,700人の過疎地にあるこの店で、1日平均5000個、お彼岸の中日には2万個売れるものがある。それが「秋保おはぎ」。これを求めに、全国からひっきりなしにお客様がやってくる。秋保温泉にある「さいち」の店舗のほかでは仙台駅や老舗デパートでも一部限定販売中だが、即完売状態が続いており、牛タンに次ぐ新たな名物になっている。2002年に「河北新報」に出稿した「秋保おはぎ原寸大」広告が「仙台広告賞」の新聞部門の大賞を受賞。

また、「さいち」では、300種類を超えるお惣菜も販売。年商6億円のうち、おはぎとお惣菜の「惣菜部門」が売上の50%を占めるという業界でも非常にめずらしい存在。本書では、仙台の山奥にありながら、全国からお客様がひっきりなしにやってくる秘密と、「さいち式・非常識経営の13か条」を初公開!13か条とは…」

「秋保のおはぎ」食べたことはありませんが、聞いたことはあります。毎年のように沢登りで秋保方面(二口山塊)へ出かけていますゆえ。「一度食べてみたいなぁ~♪」と思いつつ、まだ食べたことがありません。秋保のおはぎがこんなにも有名だっただなんて、知らなかった…(^^ゞ。来年はぜひ沢登りの帰りにでも寄って買って行きたいと思います。

以下、「一日一冊」メルマガより一部抜粋致します。『開店9年目にチラシを全面廃止…安いという理由だけで買い物にくるお客様は、「お得意様」にはなってくれず、よそのスーパーが安ければまたそちらに行ってしまいます(p209)。私の人生訓 1商売は信用が第一 2汗水流さないで得た収入は一切受け取ってはダメ 3一生懸命真面目にやっていれば、何かひとつ当たるものがある(p242) 「笑顔を大事に」「自分の言葉で」「暗い言葉は吐かない」が原則(p128)』

私も経営者の端くれ!良いと思うことは直ぐにでも実行していきたと思っています。巷は明日から三連休ですね。年賀状シーズンもあってか、このところ多忙を極めています。暇を見つけては先日アップグレードしたイラストレーターCS6をいじりまわしています。線にグラデーションが簡単に設定できるようになったのは大きな進歩です。年末は29日(土)まで仕事(授業)を行う予定です。年始は4日から開講致します。お正月、東京の弟夫婦及びたっくん(甥っ子)が帰省しないようですので、久し振りに山に出かける予定です。楽しみ~♪(^^)


12月16日(日)箱ヶ森 
積雪期限定ルート

数日前までは本日のお天気は晴れの予報だったのですが、昨日の予報で急遽悪い方向(雨のち曇り)へ変わってしまいました。昨日は今の時期に珍しく一日中雨降りでしたしね。この雨で先週末に降ったドカ雪も大分溶けたようです。

先週末は大雪のため、さすがに山へ行けませんでしたので(雪掻きのため)、欲求不満が溜まっていました。今日は2週間振りの山登りで「多少の悪天でも行こう!」と心に決めていました。悪天でも登れる山となれば「近場の低山」ってことになります。

で、「どこへ行こう?」と思案する私…。ここ最近志和三山のバリエーションルートを登っていましたので、その延長線で考え箱ヶ森へ登ることにしました。厳冬期の箱ヶ森は一般ルートから既に登っていますので、どのようなバリエーションルートが考えられるのか?2万5千図とにらめっこ!「うん!このルート、林道歩きは全くないし面白そう♪」。

南昌第一トンネルを潜り滝の沢と並行して北側にある尾根が箱ヶ森まで続いています。国土地理院の2万5千図では、箱ヶ森を大きく巻いて(登らずに)登山道があることになっていますが、おそらくその昔、牛とか馬が物資を運ぶための山越えのルートなのかな?と推測しました。このルート、地元の私でも全く知りませんでしたし、ネットで調べても登った記録すらありませんでしたので。現在は全くの廃道になっている可能性が高い!と推測。

冬であればブッシュ(ヤブ)も雪に埋もれヤブ深い尾根も登れるのが「雪山の魅力」でもあります。朝5時に起きるべく目覚ましをセットしていたのですが、起きてみると外は雨降り…。「雨が止むまで待とう!」と思ったのが間違いでした。二度寝してしまい次に目を覚ましたのが何と7時!完全な寝坊です(^^ゞ。カップラーメンを急いで食べ自宅を出発しました。出発時は雨も止んでいたのですが、山間部へと進むと雨が…。「止めようかな?」とも思いましたが、体力トレーニングと割りきって登ることにしました。

なかなか車を止められる場所がなく1ヶ所だけ発見!ここから尾根に取り付こう!しかし、昨日の雨で雪が溶けヤブが出放題状態!「こんな状態で果たして登れるのか?」と心配しましたが、思ったほど濃いヤブではなかったので突進してみることにしました(沢でのヤブ漕ぎに比べれば可愛いものです)。尾根に出るまでは多少のヤブを漕ぎ、尾根に出てからは2万5千図に記載されている登山道に合流しました。なんとなく「道」だったことが随所に認められました。夏場はヤブがひどく登れないだろうなぁ…。

登るにつれ雪も深くなって参りましたが、体力トレーニングと称しツボ足(長靴)で登り通しました。登ること約2時間で箱ヶ森の山頂に登頂♪山頂付近は風雪強くガスで視界はゼロ、何も見えませんでした。旧かんぽの宿の猪去からの一般ルートより大分早く、しかも、林道歩きが全くありません。しかしながら、道中道標すらありませんでしたし、熊や獣の足跡だらけでした。

下山後は、恒例の矢巾温泉・マースにて昼食(ラーメンとネギトロ丼セット)、入浴、そして読書三昧!そりゃもう至福の一時ですよ~♪今読んでいる本が、百田尚樹著の『海賊とよばれた男』です。これがまた面白くって~♪百田尚樹の新作で出光興産の創始者・出光佐三の自伝的小説です。出光佐三というと『日章丸事件』のみがクローズアップされますが、タイムカードなし、出勤簿なし、馘首なし、定年なしという絶対的『人間尊重』の個人商店(佐三の死後も近年まで、出光は株式上場をしていない)を貫き通した偉人です。松下幸之助氏と共に私が大尊敬する昭和を代表する経営者です。彼の信念の一つに「社員は家族である!」があります。合理化ばかりが優先される昨今、こんな時代だからこそ、彼の経営哲学を一人でも多くの人に知って欲しいと願っています。本日撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~♪

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12月12日(水)おかえしの法則

生徒さんから以前借りた本で小林正観氏と中村恵子氏共著の『天才たちの共通項~子育てしない子育て論』があります。これはエジソン、チャップリン、手塚治虫、福沢諭吉、野口英世、美空ひばり、ライト兄弟、アンデルセン、吉田松陰、モーツァルトの10人を例にあげ、彼ら(彼女ら)はなぜ天才になったのか?その子供の頃の家庭環境や親(特に母親)の影響にスポットを当て、その共通項をまとめ上げた本なんです。独身で子供がいない私が読んでも、「なるほど、こりゃ面白い!」と感銘を受けた良書です。

本書の「はじめに」から一部抜粋いたします。『生まれたばかりの像の首にヒモをつけ、それを杭につないでおくと、いくら引っ張っても抜けません。何十日か経ち、杭が抜けないことを悟った像の子は、もう永久にヒモを引っ張ったりしなくなるのだそうです。巨像になって力が強くなっても、杭は自分には抜けないという幼いときの結論を、生涯持ち続けていきます。ヒモでつないでおかなくても、像は逃げないのだとか。

もうひとつ、ノミの話。ノミをつかまえてコップに入れ、上を手でふさいだとします。ノミは数十度も飛び跳ね、手に当たっては下に落ちることを繰り返しますが、あるときピタリと飛び跳ねるのをやめてしまう。そのあとで、コップをふさいでいる手をどけても、ノミは永久に(一度も)飛び跳ねることなくコップの底でじっとして、死んでしまうのです。

像にしてもノミにしても、初期はあらゆる「自由」を持っていて、試してみます。それが、ダメだ、無意味だ、と悟ると、のちに条件が変わって違う結果になることが目に見えているのに、何もしないでじっとしていることになってしまうわけです。

子供も多分同じ。初期(幼い頃)、「ダメだ」「いけない」「ちゃんとしなさい」「もっともっと」「まだまだ」と言い続けられたら…。「力が足りない」「能力が低い」「今のままじゃいけない」と叱り続けたら…。二度と跳ばないノミになってしまうでしょう。幼い時の、親や先生のひとことは、その子の一生を左右するような重要なものなのです。「あなたはあなたでいい」、「今のままでいい」と言い続ける親の存在。それが「天才たち」の共通項でした。

「賞賛」と「肯定」によって子供は伸びるらしい。特に母親の影響はとても大きいようです。10の実例を、じっくり読んでみてください。「天才」を育てるつもりのない人でも、子育ての本質のようなものがわかるのではないかと思います。この本で、多くの親と子供が楽に生きられることを祈りつつ…』

いや~とっても面白い本で、一気に読んじゃいました。幼い時(子供の時)、子供のことをそのまま受け入れて(否定などせず、肯定する)、好きなことに熱中させていると、その子の才能はどんどん伸びていくのがよ~く理解できました。これは子供だけでなく大人でも当てはまる事実だと思います。誰だって叱られたり自分を否定されると、やる気が失せますもの…。

そうそう「おかえしの法則」っていうのも載っていました。「感謝」の「か」、「笑顔」の「え」、「賞賛」の「し」。これが人を元気にさせるベストスリーなそうです。例えば、子供が洗濯物を(雨が降ってきたので)取り込んでくれたとしましょう。「ありがとう」を言いながらの笑顔、そして「本当によく気が付いてくれた。取り込んでくれて嬉しい」の賞賛。「おかえしの法則」日々実践していきたいものですね♪本日は夜10時まで授業(仕事)が入っています。今週末はどこの山へ行こうかな?楽しみ、楽しみ~♪(^o^) ちなみに先週は、大雪のため山へ行けませんでした。


12月8日(土)Google 日本語入力

昨日7日午後5時18分に発生した地震…結構揺れてビックリしました。それもそのはず、震度5弱だったようです。これだけ大きな地震は、震災以来でしょうか。東京の弟からも安否を気遣う電話を頂戴しましたが、回線が混雑し1時間以上も繋がらなかったと言います。

そして本日8日は大雪ですよ~!今日一日で3回も雪掻きを強いられるほどタップリと積もりました。12月の土曜日は授業(仕事)が過密スケジュールとなり毎年忙しいのですが、本日の大雪で次々とキャンセル(または日程変更)の電話が…。被災地の釜石(山田町)からエクセルを習いに毎週土曜日にお越しいただいている生徒のSさんからもキャンセルの電話が…。この大雪じゃ~やむを得ませんものね。

午後、商用があり車で出かけたのですが道路はどこもかしこも大渋滞です。完全に凍結しスケートリンク状態ゆえ20~40Kのノロノロ運転、さっぱり前に進めず…。商用の帰りに頼んでおいたダウンジャケットのクリーニングを引き取りに「いんべクリーニング」さんへ寄りました。その仕上がりの美しさにビックリですよ~♪今までは大手クリーニング屋さんに頼んでいたのですが、段違いに美しく仕上がっていました。感謝♪(^^)

明日9日は日曜日で「山の日」です。本日の大雪で行き先を思案しています。近場の山でバリエーションルート(登山道のないルート)を登る予定です。これだけ積もればヤブも雪に埋もれ、思いのままに登ることができます。明日は思いっきりラッセルを楽しめそうですね♪最近パソコンのし過ぎか、肩こりがひどいです。山で思いっ切り汗を流して肩こり解消したいものです。下山後にまた矢巾温泉・マースにてラーメンとネギトロ丼を食べ、温泉に浸かって読書三昧♪楽しみです(^^)。

百田尚樹の『永遠のゼロ』が明日には読み終わります。彼の作品にすっかりハマってしまいました。ほんと面白いですよ~!で、次に読む本ですが、同じく彼の最新作『海賊とよばれた男』を本日買っちゃいました。出光興産の創始者である出光佐三の自伝的小説で、これもまた読むのが楽しみです♪出光佐三氏のことは色々な書物で知っていますが、私の知らない彼の姿を学べると思うと楽しみです。彼こそ「偉大な経営者」だと以前より大尊敬しておりましたゆえ。

さて、前置きが長くなりましたが本日は「Google 日本語入力」について述べさせて頂きます。 Google検索により培われた変換知識を用いたサジェスト機能(予測変換)が魅力のGoogle版IME。サジェスト機能によって携帯電話のような予測変換が可能になり、数文字タイピングするだけで変換候補が表示されます。芸能人や有名スポットなどが変換候補として表示されるため、日本語の入力が非常にラクになります。標準のMS-IMEからこれに変えたら、圧倒的に作業効率向上しました。予測変換機能がとにかく便利です。無料ですし、今では結構気に入って愛用しています。あれまぁ~!本題より前置きが長くなっちゃいましたね…(^^)


12月6日(木)アルコール 52%

本日は「アルコール52%」について語ってみたいと思います。「なんで52%なの?」とお思いの方も多いと思います。実はこの名前、海外製のフリーソフト(日本語に対応)「Alcohol 52% Free Edition」のことなのです。私も愛用し重宝しています。なんたってタダですから~♪インストールも簡単ですよ~!

「この怪しげな名前のソフト、一体何に使うの?」ソフトニックさんのHPより抜粋致します。『Alcohol 52%はCD/DVDなどの光学ドライブを仮想的に作成するソフトウェアです。ゲームや辞書・地図などのソフトウェアでは、PCにインストールしているにも関わらず起動する度にCD/DVDの挿入が必要な場合があります。

毎回CD/DVDを出し入れするのは面倒ですし、読み取りに時間もかかります。ドライブが無い場合もあるでしょう。Alcohol 52%を使えば、CD/DVDを使わなくとも、ソフトウェアでドライブの代わりをさせる「仮想ドライブ」を実現できます。

Alcohol 52%は、光学ディスク上のデータを丸ごと圧縮する「イメージファイル作成」と、このイメージを仮想ドライブで読み込む「マウント」を行います。イメージファイルをマウントすることで、Windowsに光学ドライブが作成されたものと認識させることができます。マウントに成功したイメージファイルは、マイコンピューターなど新しいドライブのアイコンとして表示されます。』

「いきなりISOファイルとかイメージファイルとか仮想ドライブなんて言われても何の事だかわからないよ~!」って方もいらっしゃると思います。イメージファイルとは、CDやDVDの中身をそのままの状態でファイルにした物です。DVDを作成する時などには一旦ISOファイルなどのイメージファイルを作成してからライティングソフト(例えば「Roxio Creator LJ」等)でDVDに書き込むことが出来ます。その際は「イメージとして書き込む」という項目をセレクトすればいいです。

仮想ドライブとは、そのイメージファイルをDVDなどに書き込まなくてもソフトで仮想のCD/DVDドライブ作り、ドライブにCDやDVDを入れた時と同じようにイメージファイルの中身を見られるようにすることです。「Alcohol 52% Free Edition」の優れた点は、イメージファイルの作成と仮想ドライの作成(マウント)の両方できる点でしょうか。

つい最近私が活用した例をご紹介致します。東京に住む弟より「以前、兄ちゃんにプレゼントしたCD、送ってくれないだろうか?失くしちゃってさ…」とのこと。通常は、そのCDをコピーして封筒に入れ郵送するのが一般的なのでしょう。私は、Alcohol 52%を使ってそのCDのイメージファイルを作成し、大容量(1GBまでOK)でも送付可能な無料サービス「File Truck」を利用しメールにて送りました。これによりCD代や郵送代を負担しなくても済みます。その日の内にファイルを受け取った弟は、自分のパソコンで「イメージとして書き込む」作業をすればいいだけです。そんな使い方もあるんです。何かと役に立つソフトだと思いますよ~♪(^^)


12月5日(水)臼澤みさき/故郷
~Blue Sky Homeland~

岩手県大槌町在住の中学生14歳。地元民謡教室に通い培った歌唱力でこの「故郷」を歌います。純真無垢なその歌声を通して見えてくる風景は、年齢を問わず多くの人々の郷愁を湧き立たせ、感動を与えてくれます。大槌町は釜石の町の被災地です。

避難所を歌で励まして回っていた所が関東地方のテレビ紹介された所、レコード会社の目にとまりメジャーデビューとなったそうです。以下をクリックすると聞くことができます。彼女のデビュー曲であり、また日本有線大賞新人賞受賞曲でもある歌をぜひお聞き下さい。この曲を聞くと震災当時のことが思い出され涙が出そうになります。同じ岩手県人として応援したいものです。いい歌をありがとうございます♪

臼澤みさき 故郷 ~Blue Sky Homeland~を聞く
臼澤みさきさんの軌跡(TBS日本有線大賞のテレビ放映)


12月3日(月)クラウド
(オンラインストレージ)について

特に東日本大震災以降、クラウドとかオンラインストレージという言葉をよく耳にする機会が増えたように思います。ご存じの方も多いと思いますが、本日のテーマにしたいと思います。クラウドを簡単に説明すると、英語では「cloud」と表記され、日本語では「雲」という意味になります。

つまり、「雲の上にデータを保存する…」そういったイメージでしょうか。データを自分のパソコンではなく、インターネット上に保存する使い方やサービスのことで、自宅、会社、ネットカフェ、学校、図書館、外出先など、さまざまな環境のパソコンや携帯電話(主にスマートフォン)からでもデータを閲覧、編集、アップロードすることができます。

人とデータを共有するグループウェアのような使い方も可能です。そのクラウドが、なぜ最近脚光を浴びているのでしょうか?私の兄を例に説明いたします。兄は陸前高田で東日本大震災に遭い家もパソコンも全て流されてしまいました。命が流されなかっただけでも運が良かったのかもしれません。震災以前より兄には「大切なデータは必ずバックアップしておいた方がいいよ!パソコンって、突然壊れることあるから…」と話していました。兄は私の言うこと聞いて、きちんとバックアップを取っていたようです。

そのバックアップをDVDに取っていたようですが、津波でパソコンもバックアップDVDもろとも一緒に流されてしまって…。結婚式の時の写真や思い出の写真の数々も全て流されてしまったのです。もし、兄がクラウド(オンラインストレージ)サービスを利用して大切なデータや写真をサーバー上に保存していれば、大切なデータは守れたのに…。IDとパスワードさえ覚えておけば、全国どこの場所(どのパソコン)でもサーバー上に保存したデータを閲覧、編集、ダウンロードできるのです。

私も震災以降、無料のクラウドサービスを利用し大切なデータや写真は全てサーバー上にもバックアップを取るようにしました。顧客名簿やパスワードなどが記載された大切なファイルに関しては、万が一の情報漏洩を危惧しアタッシュケースというソフトを使って暗号化、私以外開けないようにしています。クラウド(オンラインストレージ)サービスで有名所がマイクロソフトの提供する「SkyDrive」、グーグルが提供する「Google Drive」、その他、「Drop box」などがあります。

今後もどんどんクラウド化が加速する勢いを感じます。「データはUSBなどに保存して持ち歩くものではなく、サーバーに保存し、いつでもどこでも取り出せる!」。現在私はSkyDrive(7GBまで無料)とGoogle Drive(5GBまで無料)を利用しています。使い勝手は上々なのですが、一つ難点を申せば「データのアップロードに時間が掛かる…」といったところでしょうか。数百MBや1GB 以上のデータをアップロードすると、めちゃくちゃ時間が掛かります(ネット環境に左右される)。大容量を一気にアップロードするとエラーになる時もあり、小分けしてアップロードしています。無料ですし、万が一に備え皆さんも利用されてみてはいかがでしょうか?利用の仕方は至って簡単ですよ♪


12月2日(日)奥中山 西岳(1018.1m)

本日は奥中山高原の西岳を登って参りました。山と渓谷社出版の『分県別登山ガイド・岩手県の山』には60もの山が紹介されています。この60の山を「積雪期に全部登っちゃおう!」と思い立ったのは、いつのことやら…。

最初は全く意識していませんでしたが4~5年ほど前からでしょうか、「積雪期の週末、どこの山を登ったら良いものか…」と思案するのが面倒になり、「とりあえず、この本に掲載されている山、片っ端から全部登ってみよう!」と閃いたのです。そんな人、他にも誰かいたら、ぜひお友達になりたいです。

そう言えば、沢登りを始めた当初(30歳頃)も同じ感じでした。白山書房の『東京付近の沢』に掲載されている沢を全部遡行しよう!と思い、キチガイのごとく毎週沢にのめり込みました(ほぼ全部遡行済み)。「5年以内に最難関である5級の沢をリーダーとして行くぞっ!」と心に誓い、4年後に実現できました(北アルプスの黒薙川・北又谷本谷)。だから「日本百名山」の完登を目指す人の気持ちって、理解できるんです。

本日の西岳登頂により岩手県内の60座全山積雪期登頂まで残すは7座となりました(数えたら、まだ結構残ってるじゃん!)。①岩泉の宇霊羅山、釜石の②鯨山、あとは県南の③物見山、④原台山、⑤室根山、⑥束稲山、⑦大森山です。どれも標高千メートルにも満たない低山ですので、時間さえあれば問題なく登頂できます。今シーズン中に全部登る予定です。どれも低山で遠方の山ばかりが残ってしまいました(^^ゞ。

さて、本日の山行報告をさせて頂きます。西岳は一戸町の南西部に位置し、七時雨山の近くにあります。もっとわかりやすく言えば、奥中山高原スキー場の山頂が西岳なのです。よって、スキー場のリフトを利用すれば直ぐに登頂可能な山でもあります。だからこそ、スキー場がオープンする前に自分の足で登ってみたい!と思っていました。ネットで調べると来週辺りからオープンの可能性があり、「登るなら今週が最後のチャンスかな!」と思い、お天気がどうあれ登るぞっ!と心に決めていました。

奥中山に行くのは久し振りです。奥中山・西岳の麓には「岩手県立児童館・いわて子どもの森」があり、以前中学時代の同級生のお子さん達とキャンプしたことがあります。とっても喜んでくれました。本日久し振りにその施設を訪れ(冬季閉鎖)、「来春、たっくんが帰省したら連れて行こうかな♪」と思い立ちました。日帰りで楽しむのもよし、キャンプ体験させてあげるのもよし。アウトドア大好きなたっくんの喜ぶ姿が目に浮かぶようです。

天気予報とは裏腹に本日は快晴でした♪しかも風がない!まさに雪山日和です。予想以上に雪が積もっていて、完全な雪山装備(プラブーツにワカン)で登りました。いや~雪山って、楽しいなぁ~♪純白と白銀の世界、思わず笑みがこぼれます。上部では結構雪も深くズボズボ潜りました。山頂には国土交通省の雨雪量計観測所のレーダーがあり、まるでSFの世界のような錯覚を覚えます。

駐車場から登ること(ラッセルすること)約1時間30分で山頂を踏むことが出来ました。下りは30分で10時前には下山してしまい、何か物足りない感じでした。その後、矢巾温泉のマースに移動し、温泉+食事+読書でタップリ堪能しました♪今シーズン初の雪山でウォーミングアップには良かったのかもしれませんね。

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