酔いどれ日記 2012年05月

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5月30日(水)一日たった2分で
確実に痩せるダイエット方法♪

ここ数年、お腹の脂肪が気になっていた私…。数年前までいくら食べても太らない体質だったのですが、ここ数年は食事に気を付けなと直ぐに太ってしまいます。特に禁煙してからというもの、食事がとても美味しく感じられるせいか、つい食べ過ぎてしまうことがあります。

高校時代から数年前まで約30年間の私の体重はといいますと…ず~っと58Kをキープしていました。ところが、禁煙してからブクブク太り、一時期最大63Kまでになってしまったことが…(^^ゞ。自分のベスト体重は58Kですから、それより5Kもオーバーしたことになり、そりゃもう一大事ですよ!山を登っていると「体が重くなったなぁ~!」と如実に感じるほどですから。

特にクライミングや沢登り時は、痛感します。「こりゃヤバイ!」と真剣に思い、必死に体重を落として現在は60Kに落ち着いています。それでも、ベスト体重より2Kも重いです。あと2K、頑張って落とさなくっちゃね!そんな折、たまたま見た先月5月18日の金スマで紹介された「ロングブレスダイエット」。思わず釘付けになっちゃいました。

この「ロングブレスダイエット」とは、ゆっくりと長い呼吸を繰り返すことによって、内臓を囲んでいるインナーマッスルの腹覆筋や腰痛の原因になる脊柱起立筋を鍛えつつ、代謝のよい体をつくりウエストのシェイプアップやダイエットに繋げるというもの。トレーニングをして筋肉量が増えると基礎代謝値があがるので、ダイエットをしてもリバウンドの心配もなく、冷えや便秘、肩こりにも効果があるらしい。

何よりも最大の魅力はお金が掛からない!ということでしょうか。しかも、ジムなどに通う必要もなく、自宅や外出先で毎日ほんの数分の作業で済みます。私は番組で放映された5月18日以来、毎日朝昼晩の三回、各5分やっています。これ、結構腹筋にグイっときますし、数分でも汗ビッショリになります。今度体重計に乗るのが楽しみです♪

上の写真は、そのロングブレスダイエットの考案者、美木良介(みきりょうすけ)/俳優。53歳にしてお見事!な筋肉質の体はロングブレスとウォーキングと自宅での軽いスクワットだけで手に入れたものというから驚き。8歳になる美木さんのお嬢さんにもロングブレスを教えたら、腹筋が割れてきたのだとか。その効果、恐るべし。

何でもそうですが、続けることって大切ですよね!お腹の脂肪が気になる方にお勧めですよ♪私も美木さんのように仮面ライダーのような腹筋を取り戻したいです。少しでも長く第一線で趣味の山登りを楽しみたいから…。そして、健康でいい仕事をしたいから。PS.そのロングブレスダイエット方法をご覧になりたい方(動画でやり方を学べます)、以下URLをご覧くださいね♪(^o^)

『美木良介式、必ずやせる 「ロングブレス」ダイエット』 今すぐ見たい方はクリック!


5月28日(月)夏油山域
・牛形山~鷲ヶ森山縦走 その2

『酔いどれ画像掲示板』に昨日登った夏油山域・牛形山~鷲ヶ森山の写真を掲載しました。お天気に恵まれ、素晴らしい写真がたくさん撮れたと思います。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪山頂からのパノラマ写真も掲載していますよ~!(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 牛形山~鷲ヶ森山縦走 今すぐ見たい方はクリック!


5月27日(日)夏油山域
・牛形山~鷲ヶ森山縦走 その1

本日は、夏油山域の牛形山~白っ子森~鷲ヶ森山を縦走して参りました。「岩手県の山60」の積雪期全山登頂の一環です。実は、この牛形山、過去何度も登っているのですが、今だかつて登頂していなかったことに気づきました。

牛形山に突き上げる沢で「ウシロ沢」という沢があります。過去何度も遡行していますが、遡行終了点から下山していまして登頂に至っていませんでした。また、2009年4月29日に現地で偶然出会った山仲間、北上山岳会の代表Hさんと一緒に登ったのですが、山頂直下で雪崩に遭い、無念の敗退…(^^ゞ。

何度も通っているはずの牛形山の山頂に、これまで一度も登頂していませんでした。そんなワケで、今回は何としても牛形山の山頂を踏みたい!と思い山行計画を練りました。久し振りの単独行ですが、「今日のルートは一般登山道だし楽勝♪」と甘く見ていました。

日本有数の豪雪地帯である夏油山域、5月末だというのに残雪がタップリあり、見事に登山道を覆い隠していました。先週登った焼石連峰の場合、要所要所に目印のピンクテープがありましたが、今回の牛形山~鷲ヶ森山の縦走コースに至っては、マイナールートゆえか、登山道を示す目印が少なかったです。

広大な雪原が出てくると、「登山道は一体どこにあるの?」って感じで、あちこち探し廻る私…。GPSを駆使するものの、どうやら2万5千図と実際の登山道が違うらしい。「え~い!登山道を探すのも面倒だ!ヤブに突入!」と意を決し、突っ込むこと三回!沢登りのトレーニングと思えば、全く苦になりませんでした。それどころか、スリルを味わえて楽しかったです♪

時には急斜面の雪渓をハラハラドキドキしながらキックステップ(長靴)で直登したり、岩を登ったりで楽しかったです。雪に埋もれた登山道探しもハラハラドキドキ状態で、スリルがあって堪能できました♪まるで沢登りと同じくらい、「この先は一体どうなるのか?」という興味がわき、苦労しながらも一つ一つクリアしていく楽しみを味わうことが出来ました♪

牛形山山頂からの展望は、まさに絶景でした♪左から経塚山、天竺山、焼石岳、南本内岳、三界山などなど、焼石連峰が一望できました。また鳥海山も望めました。先週と先々週と2週連続で焼石連峰の山を登っていましたので、余計に感動したのかもしれませんね。牛形山から鷲ヶ森山までの縦走路は刈り払いがされておらず半やブ状態でした。よって、雪渓で登山道が覆い隠されていると、道を探すのに一苦労でした。

下山後は、水神温泉の「山照園」にてひと風呂浴びました。なんと300円ですよ~!決して立派な温泉ではありませんが、シャンプーや石鹸、ドライヤーもあってこの価格には驚きです。しかも空いていましたので、ゆっくりのんびり湯に浸かることが出来ました♪穴場の温泉かもしれませんね。

先週に引き続き、今週も好天に恵まれました♪(^o^) 最高に楽しい一日を過ごすことが出来ました!ブナの新緑が綺麗でしたよ。やっぱ、山っていいですねぇ~!PS.先週登った南本内岳を『山の扉』に掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね♪(^o^) 上の写真は、牛形山より先週登った焼石岳(左)と南本内岳(右)を望む。

『山の扉』 焼石連峰・南本内岳 今すぐ見たい方はクリック!


5月26日(土)東北六魂祭

東北六魂祭は、2011年3月11日に発生した東日本大震災により犠牲となった多くの魂を弔い、東北の元気を発信し、復興への狼煙を上げるために開催されるお祭りです。

東北6大祭り(青森ねぶた祭り、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつり)が一堂に会するという東北最大規模のお祭りで、去年仙台で行われた第一回には、2日間でおよし36万人の来場者を記録しました。

今年の会場は、盛岡、しかも我が家から自転車で10分の場所にある岩手公園(盛岡城跡公園)並びに中央通り!本日26日(土)~27日(日)の2日間で開催されるようです。

本日仕事の合間を見て、会場の岩手公園(我が家から自転車で10分)へ行って「どんな感じなのかなぁ?」と興味をいただき、様子を見に行って参りました。いや~まさにお祭り騒ぎ♪って感じで、物凄い人、人、人、で賑わっていました。盛岡がこんなに活気づくなんて、震災以来初めてかもしれません。

大型観光バスも続々やってきて、県外の方がいかにおおいか!一度に東北六大祭りが楽しめる♪それが最大の魅力なのでしょうね。また露店もたくさん出ていて、東北それぞれの地方の名物料理が味わえるのも魅力かもしれません。人気の名物料理には長蛇の列が…。何はともあれ、この身動きが取れないほどの人の多さに、私はめまいがしそうでした(^^ゞ。『酔いどれ画像掲示板』に、本日撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 東北六魂祭 今すぐ見たい方はクリック!


5月25日(金)焼石連峰・南本内岳 3

今日の盛岡は雨降りです。南本内岳で撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。お天気も良く、いい写真がたくさん撮れたと思います。ご興味のある方は、ご覧くださいね~♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 焼石連峰・南本内岳 今すぐ見たい方はクリック!


5月23日(水)焼石連峰・南本内岳 2

5月20日(日)朝3時半起床、4時には自宅を出発しました。登山口のツブ沼まで95Kもあり、ここ盛岡から2時間以上かかります。岩手って広いなぁ~!ツブ沼到着6時10分、既にSさんが来ていました。

ツブ沼の広大な駐車場には、既にたくさんの車が停まっていました。今日は朝からド快晴♪先週とは大違いです。山の支度をして6時20分に登り始めました。「岩手県の山60」の積雪期全山登頂まで、もうちょっと!最後の難関がこの南本内岳でした。

それにしてもブナの新緑が綺麗!残雪の白と新緑の緑のコントラストが見事です。登っていて楽しく時間を忘れさせてくれるほどでした。登山道は部分的に残雪に覆われわかりにくくなっていましたが、マーカー(目印のピンクテープ)や顕著な踏み跡があり、迷うことなく登れました。特に銀名水から上部はタップリ雪が残っていましたが、問題になるところはありませんでした。

登ること4時間15分(10時35分)、ふぅ~焼石岳の山頂に到着です♪360度の絶景に感動!Sさんと山談義をしながら登ったせいか、時間がかかったものの、感覚的には「あれ?もう着いちゃったの!」って感じでした。ここまでは楽勝!私にとってもSさんにとってもまさに「ハイキング気分」でした。焼石岳の山頂からは、目と鼻の先に南本内岳が望めます。「こりゃ、楽勝だな!」と確信しました。

焼石岳までは登山道も整備されていて、また残雪で登山道が分かりにくくなっている所にはマーカー(ピンクテープ)があり、迷うことはありませんでした。ところが、焼石岳から南本内岳へ歩を進めると、一気に道が悪くなり半やブ状態です。もちろん、目印のマーカー(ピンクテープ)は皆無でした。「南本内岳まで足を延ばす人は少ないのだろう」と思いました。

私もSさんも「沢屋」ですから、道が悪くなっても、かすかな踏み跡があれば迷うことはありません。しかも、お天気が良く視界も効いていましたので問題ありませんでした。焼石岳と南本内岳のコル(1440mの焼石神社)までは…。

ここで道が二つに分かれます。南本内岳山頂直下にある池の左側から回り込むルート。2万5千図にはこのルートしか記載されていませんが、現在廃道になったのかロープが張られ進入禁止状態を意味しているようでした。最新の地図(GPS内に入っている登山地図)では、その池の右側から回り込むようにルートが引かれていましたし、道標も右へ行くように差していました。我々は迷わず進路を右に取りました。ここから先は一面雪に覆われ登山道がわかりません。しかも、やっかいなことに残雪とブッシュが入り混じっている状態でした。

そこで役に立つのがGPSです。GPSの地図を拡大してルート通りに雪原をトラバースしていきます。やがてブッシュ(ヤブ)に阻まれました。「あれ?おかしいなぁ~!GPSによると、ここに登山道があるはずなのになぁ…」。そこは深いブッシュに覆われていました。Sさんとヤブに突入しながらあちこち登山道を探したのですが、どうしても見つかりません。GPSめ、役に立たんなぁ~!

山頂方面を見ると雪面の中にブッシュが続いており、このままヤブ漕ぎをして山頂まで行く気にはなれませんでした。先に述べた分岐まで戻り2万5千図に記載されている旧道の尾根沿いのコースを登ることにしました。旧道といっても踏み跡程度の痕跡はあるだろうし、尾根ならヤブも少ないだろうと判断したのです。最初は踏み跡もハッキリしていてヤブも少なく快適でした。ところが、どんどん登っていくと踏みもなくなりヤブも濃くなってきました。

「戻るのもなんだしなぁ…」と思い、突っ込むことにしました。「沢登りのトレーニングと思えば、大したことないだろう!」と。やがて背丈を没しする灌木交じりの強烈なヤブになってきて、いやはや重労働を強いられました。今シーズン初の強烈なヤブ漕ぎでした。お互い見失わないように声を掛けあいながらヤブを必死に漕ぎました。10M進むのに多大な時間と体力を要しました。「あっ!地図に記載されている池が見えたぞ~!」その池は、ヤブを必死に漕いでいる我々にとって「オアシス」に見えたほどです。そのオアシスを見ながら今後のルートを検討していました。

どうにかその池(オアシス)に到着しました♪そこには「南本内川源流」と書かれた標識がありました。「ここが源流なのか…」と沢屋の我々にとって感動の瞬間です!「ヤブ漕ぎと源流、なんか沢登りみたいだね!」と二人で大笑い!その池の畔になんと登山道らしき踏み跡を発見!「あれ?おかしいなぁ~地図ではここには登山道がないハズなんだけど…本来の登山道って、どこなんだろう?でも、いいや、とりあえずここを登ってみましょう!」と突っ込みました。その道を登ったところ、拍子抜けするほど簡単に南本内岳の山頂に着きました。

焼石岳の山頂から南本内岳の山頂まで、なんと1時間半も掛かりました。山頂からの下山時、「登山道の謎」が解明しました。新しい地図に記載されている新道の位置が、明らかに間違えています。旧道と新道の中間に本来の登山道がありました。これでは、GPSが役に立たないわけです。南本内岳までの登りで5時間40分、下りは4時間、合計9時間40分の行動でした。「一日たっぷり遊んだなぁ~!」って感じで、充実感一杯でした。Sさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました♪(^o^) PS.上の写真はヤブの中の「オアシス」、南本内川の源流池。下の写真は、下山中の石沼にて天竺山と経塚山を望むSさんです。


5月21日(月)焼石連峰・南本内岳 1

今回初めて山行を共にしたSさんとは、山を登りながら様々な話をしました。その中で特に興味を引いた内容が、「沢登りについて」です。Sさんも私も沢バカ人間です。岩手同様Sさんがお住まいの秋田県でも沢屋人口は極めて少ない、と言います。そのような環境の中で果たして沢登り専門の山岳会を作れるのだろうか?しかも、地方で…。

Sさんの凄い所は、「秋田における沢登り専門の山岳会を作ろう!」と決心し、実際に作ってしまったことです。これには驚嘆しました。というのも私自身、14年前に岩手に戻って以来、Sさんと同じように「岩手における沢登り専門の山岳会を作りたい!」という思いがあったからです。

Sさんは作り、私は作らなかった…。というより作れなかった。その違いは何か?私は東京時代に様々な山岳会とお付き合いさせていただき、「山岳会の在り方」や「後輩の育て方」など研究し、またチーフリーダーという役職で山岳会のけん引役も仰せつかっていました。以前より「人を育てること」が好きでした。だから、山岳会を作るつもりであれば作れたかもしれませんが、あえて作りませんでした。

その理由はいくつかありますが、一つはメンバーが集まりそうもなかったことでしょうか。私の岩手における沢仲間の多くは、ぞれぞれの山岳会に所属し役職(会の中心メンバーであり重役)にある方が多いです。そんな状況の中、引っこ抜きはできません(というよりOKしてもらえません)。それよりは所属山岳会は違えど、山岳会の枠を超えて「横の連携を強化」し、「岩手沢屋同盟みたいなことはできないだろうか?」と考えました。

私にとって大切なことは、山岳会を作ることより「岩手に沢屋を増やすこと!」だと考えていました。岩手の様々な山岳会の方々と沢へ一緒に行けば、微力ながら沢登りの技術や楽しさを伝授できますし、山岳会の横の連携も強化出来ます。そのご一緒した方々が、それぞれの会の後輩たちにそれらを伝授してもらえれば、さらに輪が広がっていくと考えました。何よりも山岳会の枠を超えて「沢の魅力を知ってもらう機会を自分がどれだけ作れるか!」だと考えていました。

岩手の山仲間に話を聞くと、「泊まりの沢へ行ったことがない」とか「アルプスや、朝日・飯豊連峰の大渓谷に行ったことがない!」って方が多いように思いました。「なに~!沢で焚火したことないの?イワナの骨酒を飲んだことないの?アルプスの沢、遡行したことないの?」私にとってビックリでした。周りにそのような経験者やリーダーがいなかった、とのことでした。だったら、「微力ながら(僭越ながら)私がリーダーをさせて頂きますので、それぞれ山岳会は異なりますが一緒に行きませんか?」って感じでお誘いし、始めたのがきっかけだったと思います。

微力ながら地道な活動が功を奏し、今では岩手県内の山岳会の枠を超えた沢仲間が大勢出来ましたし、夏のメインの沢は「オール岩手」の精鋭メンバーで大渓谷も遡行出来るようになりました。でもね、理想を言えばそのSさんのように「岩手における沢登り中心の山岳会」をいつか作れたら…と願っています。

わらじの仲間、大阪わらじ、浦和ロマン、童人トマの風、名古屋ACC、さがみ山友会、グループ沢胡桃といった日本を代表する沢登りスペシャリスト集団みたいな活動が出来る山岳会に憧れます。そんな沢キチガイが集う山岳会が、ここ岩手にもあったらどんなに素晴らしいことでしょうか!形態や活動内容は違えど、それを秋田で実践されたSさんは、ほんと凄いお方です。Sさんが作られた山岳会の活動が記載された年報を頂戴しましたが、精鋭的な活動と独創的な遡行記録には驚嘆いたしました。強力な沢仲間をゲットし、嬉しい限りです!今年の夏が楽しみですね♪(^o^)

PS.あれれ~!前置きのつもりが…(^^ゞ。南本内岳の山行報告、次回の日記に書きますね。ゴメンなさ~い!上の写真は、雪渓を登るそのSさん。南本内岳山頂直下にある「南本内川源流の池」と焼石岳を望む。


5月20日(日)焼石連峰
・南本内岳 山行速報!

本日の行動時間は9時間40分!念願の南本内岳の山頂に立つことが出来ました♪いやはや、遠かったぁ~!当パソコンスクールの生徒さんであり、秋田の沢登りスペシャリスト集団、山岳同人翡翠(カワセミ)代表、Sさんにお付き合いただきました。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!

とっても充実した山行を満喫させていただき、感謝です。正直この南本内岳、ハイキング気分でナメていました。体力さえあれば問題なし!と。甘かった…。単独でしたら、あの強烈なヤブ漕ぎとルートファンディングにめげていたかもしれません。本日は快晴無風♪奇跡的なお天気に恵まれ、そりゃもう最高!ブナの新緑を見ていると身も心もとろけそうでした♪(^o^) 沢登りでもないのに強烈なヤブ漕ぎに進路を阻まれたのも、楽しい思い出になりました。またご一緒させてくださいね!詳細は、後日の日記に続きま~す♪


5月18日(金)アレルギー症状と掃除機

あれは1ヶ月以上前のことでしょうか、数年振りに風邪を引いてしまいました。スクール業という仕事上、フェイス・トゥ・フェイス (Face to Face)で接するサービス業をゆえ、生徒さんに風邪を移してしまったら一大事です。そんな理由から、風邪を引かないよう細心の注意をしていたのですが、不覚でした。

その風邪は数日で治ったのですが、その後また咳が出始めたのです。咳が出ると授業に差し支えますし、生徒さんにも迷惑をかけてしまいます。しかし、熱はないし症状といえば咳と喉のイガイガくらいでした。そんなことが何度か繰り返されたのです。「なんかこれって、風邪ではないような気がするなぁ…」と思い始めていました。

そんな矢先のゴールデンウィークに弟夫婦&たっくん5歳が東京より帰省しました。そしたら、たっくんの咳がひどくてビックリしました。ママに聞いたところ「この咳、アレルギーなのよ!医者が驚くほどたくさんのアレルギーを持っていて…」とのことでした。たっくんの場合、外に出るとウソのように咳が止まるので室内のホコリとかダニが原因かもしれません。

そのたっくんの症状を見て閃きました!「私のこの咳も、もしかしてアレルギーかもしれない!」と。弟夫婦が東京に戻ってから私の咳は悪化しました。特に朝起きがけは発作のように咳が止まらず苦しかったです。「こりゃ仕事どころじゃない!医者に診てもらわないと…」と覚悟を決めました。でもね、幼少の頃よりアレルギーで苦しんだことは一度もなかったのですよ。大人になって、しかも50にもなって突然アレルギー症状が出来ることって、あるのかな?

花粉症などのアレルギー症状の病院はどこがいいのだろうか?早速ネットで調べました。すると盛岡友愛病院さんが有名らしく、「アレルギー内科」という専門科目があるようでした。血液からどんなアレルギーを持っているのか?わかるそうで、さっそく検査していただきました。一週間後、検査結果が出ました!先生もビックリ!アレルギー反応が一杯出たのです。

主なものでスギ、かもがや(稲)、ハウスダスト、ダニ、はんの木、ネコ、犬、よもぎ、ヒノキ、ぶたくさ、ガなどなど。非特異的lg-Eの値が通常の花粉症の方の場合、その値は700~800のようですが、私の場合何と2,214という桁違いの高い数値が出ていました。これには先生もビックリされていました。「ペットを本当に飼っていないのですか?」と何度も聞かれましたが、本当に飼っていないのです。なのになぜ、猫や犬の反応が出たのでしょうか?先生も不思議がっていました。

また「ご両親はアレルギーですか?」とも。遺伝も関係しているようです。帰宅して母に聞いたところ「母さんも父さんもアレルギーだったのよ!」と。初めて知りました。症状が軽いことから「2週間分薬を出しますので、これで様子を見て下さい!」とのことでした。その後、不思議と咳が止まりよくわかりませんが治ったようです。薬が効いているのかな?でも、時々薬を飲むのを忘れてしまいますが、それでも咳が出ないようです。たっ君と一緒で、山へ行くと効果絶大のようです。山へ行ってからですもの、咳が止まったの。これって自然治癒力でしょうか?何とも不思議な一ヶ月でした。

我が家の掃除機が壊れ、昨日ヤマダ電機に行って買って参りました。ハウスダストや埃アレルギーのたっくんのことを考慮して、最新式の掃除機を買いました。何と掃除機からプラズマクラスターが放出されダニのふん・死骸の浮遊アレル物質のたんぱく質を切断して、作用を91%低減します!と書いてあります。床と一緒に空気まで綺麗にしてくれるようです。10年振りに掃除機を買い替え、その進化にはビックリです♪進化した掃除機の詳細は、後日の日記にて~!

PS.上の写真は、盛岡友愛病院さんでのアレルギーの検査結果です(^^ゞ。『山の扉』に先週行った三界山を掲載しました。やまめさんから頂戴した写真(とてもお上手です)も使わせていただいております。ご興味のある方はご覧くださいね♪

『山の扉』 焼石連峰・三界山 今すぐ見たい方はクリック!


5月15日(火)焼石連峰
・三界山(1,380.9m) その2

さて、昨日の日記の続きです。一面ガスの中を登っていたのですが、大森山のトラバースを終えてちょっと行ったところで、いきなり青空が広がってきました♪おぉぉ~いいぞ、いいぞぉ~!お日様の力って凄いですね。白黒のモノトーンの世界が、いきなりカラーの世界に変えてくれるのですから。

振り返ると大森山の姿がはっきり見え感動!目指す三界山は生憎上半分に雲が掛かって見えません。「もうちょっと雲が上がってくれないかなぁ~!」って、さらに晴れることを願期待しながら歩を進めます。その青空もほんの束の間、またもや厚い雲とカスに覆われてしまいました(^^ゞ。くぅぅぅ~!ガスの中、1,054m地点の手前より夏道を離れ1,117m地点を目指します。

1,140m付近の8合目まで夏道沿いに登って、そこで沢を徒渉し山頂を目指すのが一番効率の良いルートだと思っていました。ところが実際は、この沢は雪解けでゴーゴーと勢いよく流れていて、とても徒渉するどころじゃありません。よって、徒渉しなくて済むよう胆沢川の右岸側(進行方向左側)に沿って登ることにしました。お天気が良ければ(視界が効けば)目の前にド~ンと三界山が聳えているはずなのですが、濃いガスで先がちっとも見えません。まさにモノトーンの世界…(^^ゞ。

昨日12日(土)はかなり冷え込んだのでしょうね、新雪が積もっていてビックリでした。私は長靴で登っていましたので、結構冷たかったです。お天気に恵まれませんでしたが、悪いことばかりではなく、見事な氷のシャンデリアには感動♪まさか今の時期に見られるとは思いもよりませんでした。問題は「このガスの中、どの斜面を登るのが一番ヤブ漕ぎをしなくて済むか!」。視界が効けば雪が山頂まで続いている所にルートを取ればよいのですが、ガスで先がさっぱり見えません。

大体の見当をつけ登るしかありません。さすが皆さん、ベテラン揃いです。急斜面を登り詰めヤブ漕ぎをほとんどすることなく山頂にどんぴしゃり出ました!山頂からの展望はガスで何も見えませんでしたが、新雪の中に可憐なカタクリの花が一面咲き乱れ綺麗でした。また山頂の氷のシャンデリアも見事でした。下山中にマンサク(満作)の花を見つけ、皆で撮影大会♪この花、豊年満作から付けられたネーミングとも言われます。

今の時期の登山の難しい所は、雪がタップリある部分は快適に雪面を歩き続けることが出来るのですが、その雪が途切れると、ヤブ漕ぎを強いられてしまうことです。よって、出来るだけ登山道に沿って歩を進めないと難渋します。また、途切れた雪面から登山道を探し当てるのも一苦労です。今回はメンバー5人の内、GPS持参者がなんと4名も!まさに「ハイテクパーティー?」でしたので、あまり苦労することもありませんでした。今回のような悪条件ですと、GPSがあると心強いです。

帰りもひたすらモノトーンの世界を下って参りました。単調な下りで睡魔と闘いながら歩いていました。登り4時間(距離約7.5K)、下り3時間半の合計7時間半(往復約15K)も掛かりました。結構なロングルートでしたが、楽しかったです♪これがもし単独行でしたら、この悪天できっと途中下山していたと思います。皆でワイワイガヤガヤ楽しい山行になり親睦を深められてよかったと思います。皆さん、お疲れ様でした♪そして、ありがとうございました!

『酔いどれ画像掲示板』 焼石連峰・三界山 その2 今すぐ見たい方はクリック!


5月14日(月)焼石連峰
・三界山(1,380.9m) その1

先月のこと、『酔いどれ日記』に「来月は三界山経由で南本内岳を登る予定です。岩手県の山60積雪期全山登頂までもうちょっとです!」と書いたところ、山仲間のタラさんから「我々も来月三界山へ登る予定ですので、ご一緒しませんか?」とのお誘いメールを頂戴しました。もちろん二つ返事でOKです♪(^o^)

三界山には登山道がありません。登頂するには、①沢登りで(成瀬川、合居大谷右俣など)登るか、②残雪期に雪を利用して登るか…になります。①の沢登りに関しては、2002年7月13~14日に1泊2日で合居大谷右俣をツメ上げ三界山の山頂に立ちました。源頭部では強烈なヤブ漕ぎ(約30分)を強いられた記憶があります。

あれから10年…今度は残雪期の雪を利用して山頂を目指します。この三界山、積雪期に登れる期間が極めて短いです。なぜなら、アプローチの国道397号線が開通するのが(冬季通行止解除)5月中旬(今年は5月11日)、それから1週間以内がチャンス!それを過ぎるとヤブに阻まれ登頂は厳しくなります。その年の雪の状態や積雪量にもよりますが…。

今回は大森山トンネルの登山口から三界山を目指します。メンバーは、計画の立案者であるリーダーのタラさん。以前よりそのご活躍振りは存じ上げていましたが、数年前より沢登りなど山行を共にさせていただくようになりました。岩手の山を知り尽くした頼もしいお方です。今回はタラリーダーのもと、何から何までお世話になり、すっかり楽をさせていただきました。こりゃ、沢で恩返ししないといけませんな…。

Cさんとは去年の秋、宮城の戸立沢でキノコ山行をご一緒させていただいたのが初めての出会いでした。いかにも「山を知り尽くしたベテラン!」って感じのお方です。いつもニコニコ、心和ませてくれるお方です。W女史とは、大御所S先生がらみで以前より面識がありましたが、山行を共にしたことは数回でしょうか。最近では3月に一緒に八幡平を登っています(岩手県側より)。大御所S先生の愛弟子であり「山料理の天才」「岩手山ボッカ大賞2年連続優勝者(女子の部)」として県内では有名なお方です。山に対する集中力には皆が驚かされます。

そして最後にやまめさん(ブログ名)。去年初めて沢をご一緒させていただきましたが、体力&度胸抜群、しかも集中力も抜群で今後のご活躍が楽しみです。先天的な能力をお持ちの方で、後は技術と経験に磨きを掛ければ(特に岩や沢登りで)「素晴らしい山屋」になること間違いなし!写真もお上手ですし、なんでもこなす万能型です。そして、最近老化現象が気になる酔いどれこと、私です。合計5名、それぞれ異なる山岳会所属で、懇親会的な山行になり楽しかったです♪ここ数年、仲間の輪がさらにどんどん広がり、今年の沢登りが楽しみです♪

5月13日(日)滝沢村役場に5時半集合!特急タラ号に一同乗り込み焼石連峰目指し出発で~す♪級沢内村(西和賀町)経由で行ったのですが、どうやら昨夜雨が降ったみたい…。路面にたくさんの水溜まりが出来ていました。約2時間弱で登山口の大森山トンネル手前に到着し、7時30分には登り始めました(今時期は3合目までの林道はまだまだ雪で覆われ入る事が出来ません)。

それにしても、めちゃくちゃ寒い…(^^ゞ。天気予報によれば晴れマークで「春山エンジョイ♪」を期待していたのですが、雲厚くガスがかかり展望は期待できそうもありません。ガスの中の景色はまさに「幽玄」、山談義をしながら歩を進めました。話しながら登っていると時間を忘れますよね。「あれ、もう2時間も歩いてるぅ~!」って感じでした。トンネルの上の登山道入り口から三合目合流点までは、半やブ状態でした。余程登る人が少ないのでしょうね。ヤブと残雪で倒れた木々が進路を阻みますが、沢のヤブ漕ぎに比べればかわいいもんです。

「あぁ~晴れてくれないかなぁ~!」私たちの願いは、果たして天に届くのでしょうか?後日の日記に続きます。乞うご期待!PS上の写真はホワイトアウトの中、雪壁を登るW女史です。それを上から見守るタラさんとCさん。.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね~♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 焼石連峰・三界山 その1 今すぐ見たい方はクリック!


5月12日(土)日経PC 21

私の愛読書に日経で出版されているパソコン雑誌『日経PC21』があります。とっても重宝しています。私にとって「パソコン雑学」のネタ元でもあります。役立つフリーソフトの紹介や新OSの新機能の紹介、パソコンのメンテ方法、最近ではスマホの活用の仕方などなど、通常の参考書に記載されていない新ネタ・得ネタが満載なんです。

生徒さんからもそのような雑学的なご質問を承ることが多く、大いに助かっています。それだけでなく、ワードやエクセルの実践的な活用方法や様々なテクニックも満載されています。特に毎月号に連載される『実例で学ぶエクセル関数』は、素晴らしく良いです。

簡単過ぎず難し過ぎずで、生徒さんの授業用に適しています。解説も非常に親切丁寧で分かりやすいです。もちろん、授業ではその他の問題集も豊富に用意しておりますが、日経PC21には他の問題集にはない関数の使い方を紹介している部分があり興味魅かれます。

それらの問題や解答はネットからダウンロードできるのですが、解答の解説に関しては本を読むしかなく、生徒さん用に自分なりにエクセルシートにわかりやすく打ち込んでいます。この作業工程が大変で膨大な作業時間を要しています。しかし、これも「生徒さんの為!」と思うと頑張れます。

また日経PC21では、毎月の雑誌以外に別冊も販売しています。最近購入したのは、以下の通りです。①実例でわかるエクセル関数バイブル、②エクセルこれだけ関数辞典100、③エクセル関数ワザ100、④別冊ではありませんが過去3年間分36冊の日経PC21 の雑誌が入ったDVD。

最近エクセルの生徒さんが増えてきて、エクセルの問題集をもっと充実させようと思い、日経PC21を元に編集作業に励んでいます。仕事の合間を見つけての作業ですので毎日少しずつですが、それでも毎日作業を続けることが大切なのだと思っています。『へぇ~この関数、こんな活用の仕方があったんだぁ~!』って、「目からうろこ」に思う部分もあり楽しい作業です。

自分では仕事柄「エクセルは得意だ!」と思っていましたが、日経PC21の中から新しい発見もあり楽しいです。私にとって山もパソコンも一緒!新しいことを体験できる、また学べることほどワクワクすることはありません。学生の頃、あんなに勉強が嫌いだったのに、今は楽しくてしょうがありません。私の知識や学んだことが、「生徒さんの役に立つ!」と思うから、楽しく思えるのかもしれませんね。日経PC21のパソコン雑誌、お勧めですよ♪(^o^)

PS.上の画像は、現在編集中の『日経PC21 エクセル関数バイブル』です。『山の扉』に先週行った女神山を掲載しました。ご興味のある方はご覧くださいね♪(^o^)

『山の扉』 真昼山地・女神山 今すぐ見たい方はクリック!


5月8日(火)真昼山地・女神山 2

前回の日記の続きです。最終民家を過ぎ、下前川沿いの林道をどんどん登っていきます。やがて笹峠と女神山登山口に至る林道分岐に到着(標高340m付近)!笹峠方面の道路は除雪されていましたが、女神山方面の林道は除雪されていませんでした。

「行けそうなところまで車で入ってみよう!」と思い、突っ込んだのが間違いでした(^^ゞ。数十メートル進むと「この雪じゃ走れない、無理だ!戻ろう!」とUターンして坂道を登ろうしたのですがスリップしてどうしても進むことが出来ません。

「こりゃマズイぞ!」と真剣になりました。3度の目のトライでギリギリどうにかスリップ地帯を脱出!先の林道分岐の安全地帯まで戻ることが出来てホッとしました♪登山の前からこれですから、先が思いやられます。その林道分岐から登山口まで約6Kあります。往復12Kか…。アプローチの林道歩きだけで往復3時間ほど要します。これなら問題なく登れるぞ♪いざレッツゴー!!!

山屋にとって林道歩きほど退屈なことはありませんが、今回ばかりは「これほど林道歩きが楽しく思えたことがない!」と思うほど、美しい光景でした。林道は雪に覆われ銀世界、山の木々は新緑が芽吹きその緑が目に眩しいくらい、そして朝陽に輝く川のせせらぎ、その中間にモヤ(霧)が立ち込め「幽玄の世界」を醸し出していました。まるで「夢の世界をさまよい歩いているのではないか?」と思うほど感動的で美しい光景でした。正直、例え山が登れなくてもこの光景が見られただけで十分満足でした。

その6Kの林道を歩くこと1時間半でやっと登山口に到着です!いよいよここから登山開始!5月の残雪期の登山はとても難しいです。何が難しいかと申しますと、ルートファインディング(ルート探し)です。いわゆる「残雪の量が中途半端」なのです。2~3月であれば雪がタップリありますので登山道を無視してどこでも登れます。しかし、5月ともなれば中途半端に残った雪で部分的に登山道がわからなくなり、無視して進むとヤブに進路を阻まれてしまいます。つまり雪に覆われていたとしても、本来あるべき登山道通りに歩かなければヤブ漕ぎを強いられてしまうのです。

特にGPSを買う前は、登山道探しに結構神経を使いました。今はGPSがあるので、かなり安心できますが、それでも地図通りに登山道があるとは限りません。今回も地図上と実際の登山道の位置がずれている箇所がありました。でも、長年の勘で「おそらくこっちだよな!」と方角を定め、歩を進めるとビンゴでした。女神山、残雪の白とブナの新緑の緑が目に眩しいほど綺麗でした♪登っていてα波が出ているのがわかるほど、「癒しのオーラ」が出ていたと思います。

そうそう、朝はとてもお天気が良くって気分爽快でしたが、お昼近くになると雲が出てきて…。さらに12時頃には黒い雲が発生し雷ゴロゴロピカピカ状態!ポツリポツリ雨が降ってきました。「こりゃ、大雨になるぞ!」と思い、小走り状態で急ぐ私。車デポ地に到着し着替えている最中、本降りになりました。なんとかぎりぎりセーフ!いや~それにしても雷が凄かったぁ~!「自分に落ちるのではないか!」と恐怖を覚えるほど間近で鳴り響いていました。車のワイパー全開状態にしないと前が見えないほどの豪雨でした。

帰りに真昼温泉に立ち寄り入浴をしました。久し振りに行きましたよ♪浴槽は小さいですがシャンプーと石鹸、ドライヤーまで置いてあって、なんと300円ですよ~!ヌルヌルする湯質で、いかにも「これぞ温泉!」って感じでいい湯でした♪(^o^) 全行程約6時間半、まさにブナの新緑に癒された一日となりました。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 女神山 今すぐ見たい方はクリック!


5月6日(日)真昼山地・女神山 1

ゴールデンウィーク最終日の本日、真昼山地の女神山を登ってきました!『分県別・岩手県の山60』の積雪期全山登頂までもうちょっと!実はこの山、今シーズン三度目の挑戦でして…(^^ゞ。この女神山が非常にネックでした。3月17日と4月初旬の2度に渡り秋田県側からのバリエーションルート(積雪期限定)である向沢の左岸尾根にトライしたのですが、雪の状態が芳しくなく敗退…。

3月も4月もダメ、となれば5月、私にとって三度目の挑戦です!標高千メートルにも満たない山にこんなに苦労するとは…。積雪期の女神山、侮れません。そんなことから今回は確実に登頂できるであろう岩手県側(下前渓谷側)の一般ルートから登ることにしました。過去2回の挑戦で岩手県側のルート(下前)を敬遠した理由、それは林道歩きが超長~い!からです。今回の課題、「どこまで車が入ることが出来るか?」、それが登頂出来るか否かの分かれ目になるだろう!と思っていました。

林道歩きが往復20Kの範囲内であれば「突っ込もう!」と山行計画を練りました。仮に20K歩かされた場合、①林道歩きで往復約4~5時間掛かります。②林道終点の登山口から残雪の女神山の周遊コースで約3時間は要します(雪があるので)。①と②を合計すると約7~8時間の行動時間になるだろう!と計算しました。積雪期及び残雪期の女神山の山行記録をネットで探したものの、一件もヒットしませんでした。それもそのはずです。秋田県側だと一般ルートは雪崩の巣でバリエーションルートから登るしかありません。岩手県側だと林道歩きが途方もなく長い…。

不安要素は、お天気…。午前中は天気がいいらしいけど、どうやら昼から雨が降るみたい。しかも強い雨が…。となれば勝負は午前中だ!よって、今朝は4時に起きて味付けごはんと赤いきつね(カップラ)を食べ4時30分には自宅を出発しました。雪の締まった早朝に距離を稼ぐぞ!遅くとも6時30分には歩き始めたかったのです。4時半で既に外は明るくなり始めていました。和賀山塊目指して車を走らせますが、ガスが凄かったぁ~!お天気は良いものの放射冷却現象でガスが発生したものと思われます。運転していて10M先が蜃気楼状態でした(^^ゞ。

和賀(旧沢内村)に入ると、さすが日本有数の豪雪地帯ですね。路肩に雪がタップリ残っていました。「う~ん、こりゃ車、あまり入れないかもしれない…」と覚悟しました。当初の予定では、砂防ダムのところまでは入れるのではないか?と予想していたのですが…。最終民家のチョイ先に通行止めのゲートがありましたが、手で簡単に除けることが出来ましたので先に進みました。果たして車は一体どこまで入れたのでしょうか?また無事山頂を踏むことが出来たのでしょうか?次回の日記に続きます。乞うご期待♪(^o^)


5月5日(土)たっくん
(5歳)と遊んだ三日間♪

3日の昼に東京に住む弟夫婦とたっくん5歳が帰省し、我が家は久し振りに賑やかになりました。去年は東日本大震災があり1年半振りの帰省です。3日と4日は生憎のお天気(雨降り)で外でのお遊びは出来ませんでした。3日は、イオンモール盛岡南店で開催されたゴーカイレッドとの握手会と記念撮影会に行って参りました。

雨天ということもあり、イオンは物凄い人、人、人でごった返しており、その混雑振りにビックリ仰天!「こんなの、岩手じゃな~い!」って感じ。たっくん、ゴーカイレッドと握手が出来てご満悦♪夜は兄夫婦も加わり皆でお寿司を食べました。母と私は、いつも”かっぱ寿司”なのですが、今日は家族が揃ったこともありウニが入った上寿司です♪(^o^)

翌4日も朝から土砂降り状態…。今日もたっくんが喜びそうな屋内施設を探して行くしかありません。思案した結果、盛岡市こども科学館へ連れて行くことにしました。いかにもたっくんが好きそうな場所です。皆さん考えることは一緒なのでしょう、ここも大混雑していました。岩手に戻り早12年、すっかり岩手のペースに順応した私、人混みにいると疲れてしまいます(東京時代は全く平気だったのですが)。

たっくんは、そりゃもう元気一杯♪はしゃぎまわっていました。スーパーボール作りも体験出来て、たっくん大喜び!初めてのプラネタリウムも「綺麗だねぇ~!」って、感動していたようです。またお姉さん(職員)のゆっくり丁寧な子供向けの解説、大人が聞いても楽しめました。その後、イオンのレストラン街に行って昼食を食べよう!ということになったのですが、ここも大混雑!車を停めるのに30分以上もかかりました。苦労して車を停めたのにどの食堂も長蛇の列…。こりゃダメだぁ…。近くの幸楽苑へ行って皆でラーメンを食べました。幸楽苑のお子様ランチ、たっくん、すっかり気に入ったようで「美味しい、美味し~い♪」って、ペロリと綺麗に食べてくれました。

いよいよ最終日の5日(本日土曜日)、やっと雨も上がり盛岡市動物公園へ行きました。「たっくん、どこへ行きたい?」聞いたところ「旭山動物園」とのリクエストが…。「たっくん、旭山動物園か…ちょっと遠いなぁ~!」と私。「じゃ、前に行った動物園でもいいよ!」とたっくん。3歳の時に行ったことを覚えているようでした。盛岡に来てからたっくん、アレルギー症状が出たらしく咳き込んで苦しそうでした。ところが、動物公園に行ったところ、あれほどひどかった咳がピタリと止まり一同ビックリ!自然の力って凄いですね!

家の中ではたっくん、iPad(アイパッド)で遊んでいました。ひらがなやカタカナの習得、簡単な計算、英語の勉強、お絵描き等、アイパッドで遊びながらゲーム感覚で習得しているようでした。「こんな使い方もあるんだなぁ~!」と感心しました。それにしても5歳でアイパッドを使いこなしているのですから、凄いです。たっくんから使い方を教わったほどなんですよ。入力やマウス操作が苦手なご年配の方にも、アイパッドならタッチパネル方式なので使いやすいと思いました。

動物公園へ行ったときは、たっくんに仕切られちゃいましたよ…(^^ゞ。「おトイレに行く人は、ここですよ~!」とか「皆さん、ここで休みましょう!」とか、すっかりたっくんのペースです。いや~これにはビックリでした。聞くところによると幼稚園でも皆を仕切ってリーダー的な存在のようです。たっくんは肌の色が白く、髪の毛が赤茶なのでママ曰く…「時々聞かれるのよね、パパはどちらのお国の方ですか?」って。これには一同大笑い♪うん、確かにたっくん「ロシア系かな?」って思いますものね~!

ほんとたっくんは元気だなぁ~!おしゃべりが大好きのようで、とにかくしゃべっています。運動が大好きのようで、とにかく体を動かしていります。じっとしていることが一時もありません。あらためて子供の好奇心の凄さに驚愕しました。今後、どのように成長していくのかな?将来が楽しみです♪PS.上の写真は、イオンにてゴーカイレッドとの握手会&記念撮影会にてポーズを決めるたっくんです。『酔いどれ画像掲示板』にて今回撮影したたっくんの写真を掲載しました。たっくんの笑顔には癒されましたよ~♪(^o^) たっくんも帰ったことだし、明日のGW最終日は山へ行くぞぉ~!

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5月2日(水)鶏頭山バットレス登攀 2

避難小屋で登攀の身支度をして、まずはニセ鶏頭目指し登って行きます。S先生曰く…「いつもこの辺から雪斜面をトラバースして尾根の取付きにアプローチするんだけど、雪がまったくない状態で、これじゃヤブ漕ぎになるね。もうちょっと登ったところから行くね!」と。

この鶏頭山のバットレス(北壁ルート)は、登攀経験者は今回のメンバーの中でリーダーのS先生しかいません。よって、判断は全てS先生にお任せすることにしました。その北壁を見渡す限り、どこにも雪がありませんでした。S先生曰く、「三日前までは確かにあったのだけど、この晴天続きで一気に溶けたようだ!」と。

まったく雪がない壁(岩)なのに、我々の格好と装備はというと…。プラブーツにアイゼン、ピッケル、アイスバイルのフル装備。まるで厳冬期の雪壁登りのトレーニングみた~い!まったくもって間抜けな格好に一同大笑い♪完全に乾いたフリクションバッチリの岩でしたので、クライミングシューズさえあれば、どんなに快適に登れたことか!

とはいうものの、ないものはしょうがありません。ある装備で登るしかなく、プラブーツで乾いた岩を登りました。ピッケルが岩にぶつかり邪魔で登りにくかったです。いや~クライミングシューズや渓流足袋と違って、プラブーツ(冬期用プラスチックブーツ型登山靴)では岩を捉える足の足裏感覚が伝わってこなくて、登りにくいのなんのって~!ほんと久し振りです、登山靴で岩を登るの。核心部では、プラブーツでレイバック(体を振って半身になり、一方の足をアウトで留め、手ではホールドを引っぱり足は押しつける、一種のオポジション)ですよ~!

グレード(難易度)が3級程度の岩なので難しくはありませんが、なにせピン(ハーケンやボルト)がほとんどありませんので、落ちることは許されません。また浮石や落石もあり、アルパイン本番さながらでした。そんな中、S先生はノーピンでバンバン登っちゃうのですから、「さすがだなぁ~!」と感心しました。

この傾斜の強い壁を1~2月の厳冬期に登るとなると「結構厳しいルートだろうなぁ~!」と感じました。プロテクションは、手頃なクラックがありフレンズが有効のようです。3ピッチで登り終え、皆さん「のどが渇いたぁ~!雪渓で冷やしているビールを早く飲みたいよ~♪」モードでした。3時頃には避難小屋に帰着し乾杯です!いや~クライミングの後のビールは旨い♪(^o^) S先生とKさんは、明後日2日から北アルプスへ行かれるとのことで、その準備で忙しく帰られました。酒豪のS先生が宴会山行なのに宴会もせずに日帰りされることは、前代未聞かもしれません。

その後、S友会の重鎮Sさん、ヒマラヤにストのHさん、そして私の三名で宴会です♪ビールに焼酎、ワインに日本酒のフルコース♪晩飯は焼きそばにお好み焼き!まるで「お花見の屋台」って感じですね。これがとっても美味しかったです。ヒマラヤや砂漠マラソンで世界を駆け巡っているHさんのお話がとても面白かったです。「世界には凄い人がたくっさんいるんだなぁ~!」って、思いました。Hさん曰く「世界レベルでいえば50歳はまだまだ若造扱いで、60~70歳の化け物をたくさん見てきたよ!」とのこと。

60~70歳でヒマラヤに挑戦したり250Kの砂漠マラソンに参加したり、想像を絶しますよね。世界には、そのような凄い人がたくさんいるのだとか…。大切なことは年を取っても「夢や目標を持つことなんだろうなぁ~!」って、思いました。また重鎮のSさんの放射能汚染の話にも驚かされました。Sさんは放射能測定器で県内の山々の線量を計っているようで、ここ岩手で予想以上に汚染されている事実を聞かされ驚愕しました。岩とお酒と会話、とっても楽しい二日間でした。皆さん、ありがとうございました。

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